紀州【中上健次】熊野 2at BOOK
紀州【中上健次】熊野 2 - 暇つぶし2ch150:吾輩は名無しである
22/07/07 13:30:52.67 +8wLWZ7s.net
中上文学には、「路地」=内国植民地という見方があるだろう。
「ポスト・コロニアル資本主義と移民の自律性」
北川眞也
「植民地主義とは暴力であり,その質については様々であるが,特に以下の2点が強調されてきた。ひとつは法外の暴
力(ファノン1969,ンベンベ2005),もうひとつは本源的蓄積の暴力(マルクス1973,ルクセンブルク2001,Mezzadra 2008)
である。双方を厳密に分離させるのは困難ではあるが,本報告は主として後者から問題にアプローチする。
『資本論』第1巻でマルクスによって論じられた本源的蓄積は,生産者と生産手段を切り離す過程として,自らの労働
力を売ることでしか生存を維持できない賃労働者をつくりだす「資本の前史」として位置づけられている(「血と火の文
字で人類の年代史に書き込まれている」(1973:933))。この暴力的過程を経て,労働力商品の存在と売買が自明視される資
本主義社会が成立するとされた。
しかしながら,本源的蓄積の暴力で生産手段から切り離された人びとのすべてが,「自由な」賃労働者になるわけでは
ない。この人びとが,プロレタリア階級(賃労働者=市民=男性)という集団的形象へとたどり着いたのは,およそ西ヨー
ロッパのみだ(この地理については Federici 2004)。とりわけ,ヨーロッパの外,いわば植民地においては,資本主義へ
の「移行」の問いは,断じてこのような直線的過程ではない。
植民地は,資本主義の「外部」とされてきた。資本の拡大再生産にとって,非資本主義的「外部」(空間的なものにせ
よそうでないにせよ)が必要とされること,さらにはすすんでつくりだされることが,現代のグローバル資本主義下にお
いてもまた強調されてきた(ハーヴェイ2005,Mezzadra 2014)。」

151:吾輩は名無しである
22/07/07 14:44:20.41 a303S2Q8.net
マルクス主義理論を中上文学にはめこもうと必死だな
時代遅れで、カワイソス

152:吾輩は名無しである
22/07/07 14:52:02.81 +8wLWZ7s.net
019.12.24特集
講演 交換様式と「マルクスその可能性の中心」
文:柄谷行人
文學界12月号
そういうことは柄谷行人先生に言ってください。

153:吾輩は名無しである
22/07/07 21:55:17.02 5jLmKT2o.net
柄谷はあと数年しか生きられない年寄りだから放置でいい
マルクス主義と生きた人生をもう否定できはしない
問題はいま40歳前後のマルクス主義者で、転向するなら最後のチャンスだ

154:吾輩は名無しである
22/07/07 22:29:24 aL/WaULN.net
マルクスという意味という病

155:吾輩は名無しである
22/07/08 07:41:12.78 yZmr/3fI.net
>>150
>>中上文学には、「路地」=内国植民地という見方があるだろう。
その一方で18世紀西ヨーロッパのロマン主義のgeopoeticsの高山への憧れの反対が路地と
いう気も捨てられないw少なくとも、中上は路地にロマンを抱いていた。
路地は植民地というよりも、縄文という先住民族の居住地の残存ではないか?

156:吾輩は名無しである
22/07/08 08:30:25.01 yZmr/3fI.net
>>155
自己レスだが、路地を近代人の眼で見て、「路地は強者に追い立てられたマイノリティ弱者がいやいや住まわされた場所である」
という考えには疑問がある。
古代のトロイとギリシャが戦ったトロイ戦争だが、ヨーロッパで迷路のことをtorojaborgトロヤンブルグともいうが、迷路は嫌われる
場所ではない。

157:吾輩は名無しである
22/07/08 08:39:00.10 yZmr/3fI.net
>>156
付け加えると、迷路は路地の典型としてある。

158:吾輩は名無しである
22/07/08 08:52:47.01 aEHo38jq.net
というか中上の実父と母は生粋の新宮の同和地区出身じゃなくてどこかから流れて住み着いた人たちなんでしょ?

159:吾輩は名無しである
22/07/08 23:33:28.06 21CgDAS/.net
絶対的非暴力は結局のところ、すでにでき上がった世界、それもうまくでき上がった世界という観念に立脚している。」
「われわれは純粋さと暴力のあいだで選択するのではなく、多様な種類の暴力のあいだで選択するのである。われわれが受肉している限りで、暴力とはわれわれの宿命なのだ。」
(メルロ₌ポンティ「ヒョーマニズムとテロル」)

160:吾輩は名無しである
22/07/08 23:34:04.67 21CgDAS/.net
×ヒョーマニズム
〇ヒューマニズム

161:吾輩は名無しである
22/07/09 13:11:00.90 l12ogm4P.net
いちいち訂正しなくてもわかるわバカ!

162:吾輩は名無しである
22/07/10 14:21:25.51 jmOGTJYL.net
>>158
?部落民じゃないってこと?

163:吾輩は名無しである
22/07/11 12:33:18.33 MqLo3DUA.net
高山 文彦 著 『エレクトラ―中上健次の生涯』
URLリンク(kmoto.exblog.jp)
 健次は母ちさとにとっては、六番目の子であった。父親は戸籍上木下勝郎となっているが、実父は鈴木留造といい、背中に荊の刺青をしているところから「イバラのトメ」と異名を持つ荒くれ者で、背丈は百七十センチあまりあり、筋骨隆々とした体つき、指の関節はごつごつして木の節のように太かった。「三度の飯より喧嘩好き」と自分からも言っている。
 鈴木留造は三重県の南有馬の被差別部落出身の私生児で、戦後直後の混乱期に流れ者のようにして新宮にやってきた博徒であった。またちさとも八人兄弟の末っ子として生まれ、戸籍上の父親は丸太を曳く馬の下敷きになって死んだ後、母親が別の男と出会って生まれた私生児だった。
 ちさとは木下勝郎と所帯を持ったが、夫を失って終戦前後四人の子供を食わせるために行商人となり闇市に出入りしていたときに留造と出会った。ちさとはまだ二十八歳の女盛りで、留造と夫婦同然のように生活をしていた。
しかし留造は自分の男ぶりにものを言わせてよそに女を二人もつくり、一人の女に子を孕ませた。ちさとがそれを知ったのは健次を身籠もって半年を迎えた頃だった。ちさとは自分から留造に三行半を突きつけた。
 つまり健次は母親も父親もよそ者の私生児の血を引く「部落の落ちこぼれの子」だったのだ。

164:吾輩は名無しである
22/07/12 08:07:57.16 6+7wja9g.net
>>162
貴種流離譚もありますよ、ぐらいで良いんじゃ?

165:吾輩は名無しである
22/07/12 10:45:22.27 3lZ7mZdQ.net
>>164


166:吾輩は名無しである
22/07/12 17:37:40.11 6+7wja9g.net
>>165
中上は自分が雑賀氏の末裔かもしれないとか匂わせてるだろ。
色んな出自の可能性に言及してる。
大体が浜村孫一なんてのは、西日本の太平洋岸の神社の伝承では
ありふれた名前のような気がする。

167:吾輩は名無しである
22/07/12 18:48:47.07 zUcL7Zll.net
>>166
そういうのはただのフカシw
自分は日本と朝鮮人の混血とフカシてた立原正秋は、正真正銘朝鮮人だったと死後判明している

168:吾輩は名無しである
22/07/12 20:10:43.26 N2Z2BywI.net
日本文学の場合、
名家の出とそうでないのは見事に二分されてるような気がする
「そうでない方」の一部が後付けで名家への願望から出自を韜晦するのもお約束
織田作之助は魚屋の家で明治以降に織田を名乗ったのに、
「織田信長の子孫」と真顔で吹聴し、
家族が呆れたとさ

169:吾輩は名無しである
22/07/12 20:11:48.29 N2Z2BywI.net
×日本文学
○近代日本文学の作家

170:吾輩は名無しである
22/07/12 21:07:49.66 xuWiZptx.net
松根東洋城 - 俳人。侯爵・伊達宗城(武家華族)の孫。
吉井勇 - 歌人。伯爵・吉井幸蔵(勲功華族)の長男。1926年5月15日 襲爵。
白洲正子 - 芸術評論家、随筆家。白洲次郎の妻。伯爵・樺山愛輔(勲功華族)の次女。
鶴見俊輔 - 哲学者、評論家。伯爵・後藤新平(勲功華族)の外孫。
川本三郎 - 評論家。子爵・西四辻公堯(公家華族)の外孫。
武者小路実篤 - 作家。子爵・武者小路実世(公家華族)の次男。
九鬼周造 - 哲学者、京都帝国大学教授。男爵・九鬼隆一(勲功華族)の三男。

171:吾輩は名無しである
22/07/23 18:55:23.96 xZruTqLo.net
中上健次は「路地」を美化し過ぎたような気もする。
路地の労働者の勇壮な面を取り上げすぎのような。
路地には軟弱な退廃の面も強いのでは?

172:吾輩は名無しである
22/07/23 20:00:11.70 2M8gGsQ0.net
路地なんて中上の小説を論じる上でどうでもいい
それより秋声、谷崎、大江、古井、フォークナー、セリーヌからの影響が重要だ

173:吾輩は名無しである
22/07/23 20:08:35.87 HVOwnt5Y.net
そのせんでなにか論じちょうだい。

174:吾輩は名無しである
22/07/23 20:09:25.95 HVOwnt5Y.net
引用でもいいです。

175:吾輩は名無しである
22/07/24 21:34:14.03 B2wzv9HD.net
>>172
>路地なんて中上の小説を論じる上でどうでもいい
フォークナー経由で「路地」を発見したんじゃないの?
柄谷との対談で後進性が武器になる、という旨のことを言っていたと記憶している
それでも文学的印象操作で再構築するには困難とでも感じたのか
宮本常一を訪ねて民俗学知識を仕入れたようだけど
佐野 眞一の「旅する巨人」によると
生前の宮本は中上の部落理解は暗くて浅いとこぼしていたそうだけど
まあ、そうだろうね
でも小説としてはそれでも構わないんだろうね

176:吾輩は名無しである
22/07/25 00:28:41.05 W03jYb6I.net
>>175
不勉強でわからないんだけど
「部落」の中で育った中上を浅いと評するのはどういう理由だったの?
中で育った故に客観性がないってこと?
宮本常一自体『忘れられた日本人』でしか知らないしそれも読んだことなくて
ちなみに自分は中上の小説を論じる上で路地を抜きにするなんて考えられないと思っている

177:P
22/07/25 00:35:00.81 V/PRPvyM.net
「部落についての理解が浅い」って中上が野間宏と安岡章太郎に言ったんじゃなかったか

178:吾輩は名無しである
22/07/25 03:04:06 20QBA6zn.net
出典書いてくれてんじゃん、検索すればすぐに出てくるよ
宮本と中上の捉え方の違いについては当時の時代の変化も大きいんじゃないかね
深い・浅いにしても対象が動的であれば浅くもなるだろうという気がする

179:吾輩は名無しである
22/07/25 08:08:43.82 IcEwou6Q.net
>>177
逆に「中上は部落の構造が全く分かってない」と、宮本常一に言われて、
中上は宮本に返しをできなかったはずだが。
その宮本の発言は、旅行関係の広報誌での、若手学者達との座談会の場での
出来事だったとうろ覚えで俺は記憶してるが。
二つの「お前(ら)は分かってない」を併せてみると、中上の発言が先だった
感じだな。
>>176
中上の部落理解は「後進性が武器になる」で表されるように、近代人の立場に
立ち過ぎてて、それでは部落民の生活の楽しさや嬉しさの理解の邪魔になると
いうことは宮本は考えてたと思う。

180:吾輩は名無しである
22/07/25 08:38:26 TVu+l8hL.net
近代人の立場に、立ち過ぎるもクソもない。部落民なるもののイデアに囚われて教条化していたということだろう。まるで文化遺産として保護されるべきものでもあるかのようなてつきだ。

181:吾輩は名無しである
22/07/25 09:45:12 IcEwou6Q.net
>>180
>>まるで文化遺産として保護されるべきものでもあるかのようなてつきだ。

幾つかの例として、日本の皮革や竹細工などは部落産業そのものではないかもしれないが、
保存の対象になるだろ。
中上の小説に出てくるヨシ兄などの筏師の技術は歴史的に?部落産業とはとても言い難いか
もしれないが、戦前の鴨緑江の事例を見ると、実際の業務は中国人が担当してたという論文
もあるので、筏師が路地から出ていたのかもしれないが、その筏流しが和歌山新宮で保護さ
れている。

182:吾輩は名無しである
22/07/25 10:24:30.09 TYd3rnzH.net
>>175
本物の部落民に言われたら学者も言い返せない図式が根底にあるような

183:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/07/25 10:25:19.46 LQSIm9oo.net
snarf ssmap

184:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/07/25 10:25:33.22 LQSIm9oo.net
er

185:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/07/25 10:26:43.04 LQSIm9oo.net
須磨にも部落あるけど逆に言論など自由奔放すぎるところが男性にはマイナス。
しかし部落ぐらいだろう妖艶になれるのは。

186:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/07/25 10:27:33.82 LQSIm9oo.net
頭が小さいとかまじまじと見れないとか。リアルブラック部落は知っておいた方がよい。

187:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/07/25 10:28:03.13 LQSIm9oo.net
中上より鴻上。

188:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/07/25 10:28:26.15 LQSIm9oo.net
中学を最短で乗り切り。

189:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/07/25 10:29:05.47 LQSIm9oo.net
中学は最低ぐらいの教育効果と効率で賞金も安い。閉鎖してもいいぐらい。

190:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/07/25 10:30:09.92 LQSIm9oo.net
早く塾やゼミナールなどに入って高校から中学の成績結果問わないから参加して。
覗きたかり人間関係またぎとり男子は排除。クラブチームにでも入ってな。

191:吾輩は名無しである
22/07/25 14:47:21.66 rP8w80n8.net


192:吾輩は名無しである
22/07/25 20:45:30.41 G6r5Y0Mo.net
>>176
>「部落」の中で育った中上を浅いと評するのはどういう理由だったの?
>中で育った故に客観性がないってこと?
中上は戦後生まれで地域はすでに開発が進んでいたので
その歴史的経緯がわからず、それゆえ民俗学者の宮本の教示を受けたが
その結果として書かれた小説は宮本によると「暗くて浅い」ものだった、ということ
でも、中上の私見として書かれた小説だから事実とちがっていても意見としてはそれでも良いわけ
柄谷や四方田は事実としての「路地」と中上にそれほどの関係はなく中上が文学的に考想したものだとしているわけね
だからと言って「路地」を文学的に否定することにはならないの
文学なんて主観以外の何物でもないからね

193:吾輩は名無しである
22/07/25 21:00:55.66 ir3+zJ+o.net
>>179
>>192
詳しくどうもありがとう!

194:吾輩は名無しである
22/07/25 21:14:37 ZAdSAt+q.net
どういうふうに「暗くて浅い」のか書かなければ、しょうがないだろう。
部落の歴史の実態は~だが、
中上文学における描き方は~であって、
それは~というわけで暗くて浅い歴史理解にもとづくといえる、というふうにして、
~のところを具体的に書かなければ
しょうがない。

195:吾輩は名無しである
22/07/25 21:34:29 ZAdSAt+q.net
網野善彦『宮本常一『忘れられた日本人』を読む』

むしろ網野善彦などに継承されているであろう宮本の民俗史学に描かれている「部落史」のほうが、
ファンタジックで、中上健次が描いた「暗くて浅い」ほうの「部落史」が、
リアルだということはないか。
ことに「暗い」のほうは、特にそうなのではないかというような気がする。
公界が苦界でもあるのは、もとより中世からで、近世になってきゅうに苦しくなったのではないのではないだろうか。
ただし、あくまでも、わたしはそんな気がする、ということだ。

196:吾輩は名無しである
22/07/25 21:38:39.86 R7hx9JDr.net
ちょっと喩えが異なるけど、有象無象のニューアカ軍団より
脱構築と言いながら核心を掴みたくてしょうがなかった柄谷一派の方が暗くて浅い
みたいな印象としてならわかる

197:吾輩は名無しである
22/07/25 22:16:04 ZAdSAt+q.net
沖浦和光は、下の対談本しか読んだことがないのだが(ただし、読んだのは十代の時)、
徳田分派の同志だっただけあって?やはり網野善彦とにたかんじで、
ファンタジックだったと思う。

日本の聖と賤 著者 野間宏, 沖浦和光 著

198:吾輩は名無しである
22/07/25 22:30:45.98 ZAdSAt+q.net
中上健次の秋幸三部作は、
はじめは湿潤なかんじがあるけれど、おわりは殺伐としたかんじばかりになる。
吉本隆明などはそれが気に食わなくて、中上は変に勉強したせいでダメになった、
みたいなことをいったと思うのだ。
しかし、わたしとしては、殺伐としているほうが実態だと思うわけです。

199:吾輩は名無しである
22/07/26 08:27:06.68 0bXCuckG.net
宮本常一の「土佐源氏」は完全なフィクションではないか?との評判が学者達の間で評判になって、
宮本は激怒しながら否定したというが、あの主人公を被差別部落民とすれば?被差別部落の中の性
の明るさが見えて来るのと共に、柳田国男的烏滸の笑いの要素が多分あったことも思わせる。(「烏
滸」の読み方と意味は :おこ愚かなこと。)「おこ」は現代の西日本の民俗芸能に残る「俄にわか」
を代表と思ってもらえば良い。
宮本は部落民の世界には暗い面もあるが、その面ばかりと捉えては理解が浅すぎで、明るい面も大き
いのだと。
柳田の説明では烏滸は笑いの中では、巧妙な技術で他人を笑わせるのではなくて、いわゆる、「笑わ
れる」下等の芸とされてるもの。前者がサタイア諷刺とすれば、後者はファルスという喩えは近いが、
少しズレてる気もする。

200:吾輩は名無しである
22/07/26 08:44:25.78 UoceCOsN.net
>>198
吉本隆明の批評眼はあまり信用していない
『岬』『枯木灘』から『地の果て 至上の時』への飛躍こそ
中上文学最高の醍醐味だと思っている
後者の情感やリズムをあえて消した文体が「父殺し」という
物語を回避していくさまを読んでいくのがスリリングで素晴らしい

201:吾輩は名無しである
22/07/28 08:11:02.52 LEtxjpqZ.net
中上と宮本常一の関りと共に、中上が土方巽についてかなりの熱心さで発言してる一方で、
俺の知り合いの被差別部落の人間で、やはり土方の暗黒舞踏に深入りしていた人間がいるの
だが、その男は即興演奏にも強い興味をもって、長らく活動してるんだが、なぜ、日本の即
興芸能の代表である「俄」に関心を向けないのか、不思議でしょうがない。
昔の日本で即興芸能に関心を持った代表と言えば、まずは井原西鶴を挙げるべきだろう。好
色一代男の中の「末社楽遊び」や彼の俳諧の即吟など。
中上のエリック・ドルフィーへの傾倒も、中上の即興性への強い興味を示すものだろう。

202:P
22/07/28 20:43:56.12 XleTjoni.net
>>179
この話すごく面白いな!

203:P
22/07/28 20:45:27.56 XleTjoni.net
「もっと深くて厚いんだ」と中上健次は言ってたよ確か

204:吾輩は名無しである
22/07/30 08:09:03.77 GHWnz0jA.net
路地は肉体への束縛や抑圧そのものなんだよ。そして、束縛や抑圧への抵抗が加速能力を成長
させる。
サラブレッドの調教でも、普段から厳しく調教されて、レースでも厳しい騎手に走るコースを
指示され続ける馬ほど、きつい坂道をものともせず、急カーブをきっちり素早く回って来れる。
中上がエリック・ドルフィーに惹かれたのも、ドルフィーの演奏の聴き手に出し抜けを食らわ
す加速力の素晴らしさだろう。音楽評論家はドルフィーにemancipation of dissonance不協
和音の解放を見るが。

205:吾輩は名無しである
22/07/30 09:19:55.91 JY3wau1P.net
>>203
どの辺が?

206:吾輩は名無しである
22/07/30 14:27:37.56 1NXN9a8a.net
具体的に説明できないのはダメだな

207:吾輩は名無しである
22/07/30 15:14:55.13 yYhbjR/u.net
「私たちのエディプス的両親とは、既に内面化され、すでに理想化された両親についての幻想的解釈である。ポスト・エディプス期の超自我は、子供の情念化され情熱的に変化する関係のエディプスという物語〈イストワール〉の単純線的な展望[遠近=歴史]に固定する、幻想的なドラマのクライマックスである。エディプス・コンプレックスはエディプス的諸関係の理解不能を抑圧する」
(レオ・ベルサーニ「フロイト的身体―精神分析と美学)

208:吾輩は名無しである
22/07/30 15:20:33.86 yYhbjR/u.net
≫路地は肉体への束縛や抑圧そのものなんだよ
「抑圧そのもの」であった路地(龍造と秋幸の関係)₌「エディプス・コンプレックス」の解体が
路地なき後の「路地」としての「エディプス的諸関係の理解不能」を現出させる。

209:吾輩は名無しである
22/07/30 16:37:40.57 GHWnz0jA.net
>>208
俺は「路地」で全国の被差別部落の路地のカーブの連続や未だに残る歩道の狭さなど、具体的な肉体的束縛や肉体的抑圧のことを指したつもり。
高知県などは浦戸大橋の歩・自転車道の狭さで、日本中の自転車で来高した人達の
怒りを買っているが、そういう人間に対する抑圧や虐めの代表が路地なんだ。高知なんて、全県が被差別部落のような地形であって、カッコいい住宅地などほゞ無い。

210:吾輩は名無しである
22/07/30 17:35:09.45 RTJHk32E.net
高知の人間も変な奴多いよね
悪い意味で

211:吾輩は名無しである
22/07/30 19:15:04.64 yYhbjR/u.net
どうして↑のような異常な人の異常な書き込みがなくならないのか。

212:吾輩は名無しである
22/07/31 10:32:22.32 81bdbHf2.net
和歌山も高知も粗野な人間が多いな
また其れをよしとする風土でもある

213:吾輩は名無しである
22/08/01 20:36:06.00 vQq0WQQy.net
さて、本題の永井荷風についてであるが、荷風の随筆『傳通院』の記述を巡って、次の箇所に注目する(『荷風随筆』第1巻岩波書店1981年)。
「嘗ては六尺町の横町から流派の紋所を付けた柿色の包みを抱へて出て来た稽古通ひの娘の姿を今は何処に求めやうか。久堅町の穢多町から編笠を冠つて出て来る鳥追の三味線を何處に聞かうか。時代は變つたのだ」。
一般に流布している本では、この「の穢多町」の部分が、何の注釈もなく削除されて「久堅町から編笠を冠つて出て来る鳥追……」となっているとのこと。
このようにされてしまうと、たとえば「鳥追」という被差別民が担ってきた芸能のことが分からなくなってしまいかねないのである。
さらには、大正元年、この「久堅町の陋屋で困窮のうちに病没」した石川啄木のこと、あるいは徳永直の『太陽のない街』は、大正15年の共同印刷ストライキを描いたものだが、この久堅町界隈が作品の舞台となっており、
「テキストの改竄がこの土地の記憶をないがしろにするものである」、と著者は指摘する。

214:吾輩は名無しである
22/08/02 08:40:35.62 19t5QljN.net
>>212
近畿から西は小さな山と谷が多くて、地形的にそういう場所で育つ
と背骨が歪むと思う。それが性格に影響してるかも。

215:吾輩は名無しである
22/08/02 10:04:01 sqEvaQeV.net
今や地域差で気質を判別するよりはたとえば5chで毎日レス待ちしているような人種は乏しい不労所得者か陰気な貧乏人ばかりで私生活でも孤立していて気持ち悪い、みたいにネットのどのエリアに居着いているかのほうが妥当性があるように思うけどね

216:吾輩は名無しである
22/08/02 11:26:13.12 wsS0ktGq.net
改行しろよカミツキガメw

217:吾輩は名無しである
22/08/02 14:00:45.04 AdKD9wGy.net
カミツキガメさんは、自分のことを告白しているわけだよ。
ほうぼうのスレッドに書きこむたびに、
つぎは数か月後にくる、とかといいながら、
毎日毎日書きこんでいるのだから。

218:吾輩は名無しである
22/08/02 14:03:47.87 AdKD9wGy.net
けっきょく、カミツキガメさんの行為は、
プロ固定が5ちゃんねる文学板という生業の場を奪われたかのように思い込んで
やけになっているということではないだろうか。

219:吾輩は名無しである
22/08/02 14:15:59.78 u0WxVkkj.net
↑いつ来ても見かけるこの無職で話し相手のいない老人が何年もに渡り毎日書き込んでいることだけは知っている

220:吾輩は名無しである
22/08/02 14:23:33.04 JC+ljopn.net
暇なんだなチョンの爺さんwwwww

221:吾輩は名無しである
22/08/02 14:34:36.87 JC+ljopn.net
>何年もに渡り
「渡り」wwwww
日本語不自由朝鮮人wwwww
「亘り」だぞチョンのジジイwwwww

222:吾輩は名無しである
22/08/02 14:34:53.90 AdKD9wGy.net
アイソレーションは、いま流行だ。

223:吾輩は名無しである
22/08/02 14:41:14 AdKD9wGy.net
【『文學界』9月号の特集は、第一特集が「声と文学」と題し、 作家・アーティスト・批評家たちにより声と身体と文学の関係が探られる。第二特集は、「『ジョン・フォード論』を読む」と題し、ついに完成した蓮實重彦のライフワークに対し蓮實重彦本人も交えてその映画論に迫っていく内容となっている。他にも島田雅彦と中島岳志による緊急対談「テロルと孤独」を始めとする重厚な記事・連載が揃っている。激しく変動し続ける社会に対し作家たちは何を思うのか。

斧田小夜は今回、エッセー「屈せない娘より、父へ」を寄稿した。破滅派より6月に『ギークに銃はいらない』を出版するなど、SF小説家として新たな活躍の場を広げ続ける斧田は、『文學界』で何を語るのだろうか?「屈せない」が意味するものとは?ぜひ読んでおきたい一冊である。

また、6月に発売された斧田小夜の作品集『ギークに銃はいらない』も併せてお読み頂きたい。】

(Juan B)

島田雅彦と中島岳志による緊急対談も「テロルと孤独」と題している。

224:吾輩は名無しである
22/08/02 14:47:14 AdKD9wGy.net
「連帯を求めて孤立を恐れず」(谷川雁)

中上健次を賞賛していた谷川雁にしても↑のように言っていた。
だったら、孤立というのも、そう悪いものでもないだろう。

225:吾輩は名無しである
22/08/02 15:10:21 2hM7PR4z.net
谷川雁の著作・経歴を見ればお前のような甘ったれた孤立(体調ガーとわめきながら働きもせずに話し相手欲しさに毎日5chとにらめっこw)を奨励してなどいないことは分かりそうなもんだがねw
毎度おなじみの自分に言い聞かせるためだけの方便だなw

でも今はこんなやつばかりだね、どの板も
他人様にかまってもらうための話題が異なるだけで

226:吾輩は名無しである
22/08/02 15:22:06.23 AdKD9wGy.net
wiki
ルンペンプロレタリアート(独: Lumpenproletariat)とは、カール・マルクスが使用した用語で、プロレタリアート(労働者階級)のうち階級意識を持たず、そのため社会的に有用な生産をせず、階級闘争の役に立たず、更には無階級社会実現の障害となる層を指す呼称[1]。略して「ルンプロ」ともいう。
ルンペンプロレタリアート(Lumpenproletariat)の用語は、「襤褸(ぼろ)、浮浪者、悪漢」などを意味する「ルンペン」(独: lumpen)と、労働者階級を意味する「プロレタリアート」(独: proletariat)より作られた。
谷川雁はルンプロこそが変革の担い手だと言っていたのだから、
5ちゃんねらーのようなものに期待していたのだろう。

227:吾輩は名無しである
22/08/02 15:24:29.58 AdKD9wGy.net
wiki
ルンペンプロレタリアートを革命の基盤として評価したのが、ミハイル・バクーニンである。バクーニンは、ルンペンプロレタリアートは貧困に苦しむ「下層の人々」であるが故に「ブルジョワ文明による汚染をほとんど受けておらず」、だからこそ「社会革命の火蓋を切り、勝利へと導く」存在であると捉えた
谷川雁の考え方はこちらに近いわけだ。

228:吾輩は名無しである
22/08/02 15:30:51.89 2hM7PR4z.net
2ch黎明期に言われていたようなことだろうなw
ファンタジーヲタみたいなもんだ
しかも仲間がいないからタチが悪いw
お前はただの自分の世界を邪魔されたくないだけの無職の爺さんですよ

229:吾輩は名無しである
22/08/02 15:31:08.12 AdKD9wGy.net
「路地」の跡地のバラックなどに住んでいる(不法占拠している)
ヨシ兄らのような「クズ」がルンペンなわけだよ。

230:吾輩は名無しである
22/08/02 15:33:30.93 YJjLLRIs.net
いまだ革命の可能性を論じるヤツはアホ
国政選挙をやるたびに自民党が第一党であることを見ようとしない
国民が革命を望んでいない

231:吾輩は名無しである
22/08/02 15:42:27.89 2hM7PR4z.net
しかし実際には谷川も中上も制度の下で(も)よく働いたわけだ
かたや彼らが生み出した幻影は変革の力になるどころか現代のガチクズのためのシェルターにしかなっていない
文学的であったり、理念的であったりする極端な例が生み出す物語に幻惑されて、自分の人生を食い潰しただけじゃん
あちこちにいるよ、そんなクズなら

232:吾輩は名無しである
22/08/02 15:44:15.76 AdKD9wGy.net
≫でも今はこんなやつばかりだね、どの板も
以前は違っていたといわんばかりなのだが、
ずっとそうではないの。
それとも、プロ固定が失業していなくなり、
カミツキガメさんだけになったのが違うのか。
だいたい、平日の午後に続けて書きこんでいる者が、
自分は高齢者でもなく、また、それなりの立場を有している
かのようなところからあれこれ言うのが異常だと思うのだけれど。

233:吾輩は名無しである
22/08/02 15:48:25.29 AdKD9wGy.net
≫しかし実際には谷川も中上も制度の下で(も)よく働いたわけだ
ルンペンを称揚しながらそうしたとすれば、それは言行不一致、自己矛盾ということだ。
共産党の不破元議長が豪邸に住んでいるようなこととおなじく、むしろ恥ずべきことだな。

234:吾輩は名無しである
22/08/02 16:05:16.37 2hM7PR4z.net
>>232
ずっとか?どこもみんな若かったし、ここまで悲惨じゃなかっただろう
プロ固定とか失業とかってのは意味不明だな、この板で金が動いたことなんかないんじゃない?
この板以外を含めても平日の午後に書き込むのなんてたぶん数ヶ月ぶりよ
お前みたいに毎日こんな変わり映えのしない板にいると数日ぶり数週間ぶり数ヶ月ぶりのことでも昨日今日のことのように感じるんだろうけど、こちとらそんなに覗いてすらいないよ
>>233
彼らの生涯をもって称揚していたと見るかどうかは解釈の範疇だろう
いずれにしても言行不一致と思うなら参照しなければいいだけ
参照したのはお前じゃん

235:吾輩は名無しである
22/08/02 16:11:02.82 AdKD9wGy.net
以前のほうがよほどひどかっただろう。
ムー大陸、N、論先生、その他、精神異常者の固定ハンドルがたくさんいた。
ビートたけしの真似をする精神異常者もいなくなったし、
いまのほうがましですよ。

236:吾輩は名無しである
22/08/02 16:16:12.76 AdKD9wGy.net
ID:2hM7PR4z
これは続けて書きこんでいるだろう。

237:吾輩は名無しである
22/08/02 16:18:38.24 AdKD9wGy.net
≫数ヶ月ぶりよ
数か月後にくる、とか、数か月ぶり、とか、
そういうどうでもいい嘘をつくくらいならば、
書きこまなければいいと思うのだが。

238:吾輩は名無しである
22/08/02 16:29:08 2hM7PR4z.net
>>235
いやあいつらは鬱陶しくても面白かったじゃん
お前はとにかくつまらないよ
上記の引用の数々からしても断片的なウンチクだけの人
今後役に立ちそうなものは一つもない
ボケ防止のリハビリを見てるみたいで萎える

嘘もついてないつもりだけどな
だって意味ないじゃん
例外はあるかもしれんよ?
どのレスか指摘してくれたらそうだとか違うとか言えるけど
自分ではっきり記憶しているのは最近だと7月下旬の書き込みからかな
その前は数ヶ月空いてるはず

それにしてもつまらんね
お前はうんちく披露以外でいざ普通に会話するととにかく陰気なんだよね
そりゃ孤立するわな

239:吾輩は名無しである
22/08/02 16:31:58 AdKD9wGy.net
≫嘘もついてないつもりだけどな
≫だって意味ないじゃん

意味のないことを執拗にしているから精神異常だというのだ。

240:吾輩は名無しである
22/08/02 16:34:54 AdKD9wGy.net
≫いやあいつらは鬱陶しくても面白かったじゃん

あなたが、その精神異常のプロ固定の生き残りだから、
そういうだろう。

241:吾輩は名無しである
22/08/02 16:36:34 AdKD9wGy.net
ビートたけしの真似をする精神異常者が、いまは名無しで書きこんでいるとか。

242:吾輩は名無しである
22/08/02 16:38:33 2hM7PR4z.net
>>239
だから指摘していいよって言ってんじゃんw
他人に向かって執拗に嘘つきとだけ言い続けるほうが精神異常の症例っぽいだろ?
こんだけ相手にしてもらっておいてよくそんな嘘つき呼ばわりできるよねw
お前みたいなやつにこんなふうに親切に向き合ってあげてるの俺くらいだろう?

243:吾輩は名無しである
22/08/02 16:49:47.12 2hM7PR4z.net
>>240
妄想始まってんじゃんw
それって自己紹介だったりするのかな?俺は本当は〇〇なんだー!って?
俺はコテハンにする理由がわからないから一度もつけたことがない
コテハンにするくらいならノイズの少ないブログとかで発言したほうがいいし、承認欲求とかもないし、仲良くなりたいと思う人もいないし、昔からコテハンにするほど頻繁には見に来ていない
昔のコテハンを褒めてお前をけなすから俺が昔のコテハン、って論理がおかしいよ
そこに違和感を認められなくなるというのは、匿名掲示板に書き込み過ぎた弊害だよね
匿名Aが〇〇を庇ったら「〇〇ご本人登場」みたいなね、実際にはほとんどの場合、そんなもんじゃないよ

244:吾輩は名無しである
22/08/02 17:12:50.30 2hM7PR4z.net
レスを待つほどのやりとりでもないのでこっちはもう終わります
ご随意に中上スレに戻して下さい

245:吾輩は名無しである
22/08/02 17:14:42.55 wdxbN1Zg.net
長文の連投w
ネット中毒のジジイwwwww

246:吾輩は名無しである
22/08/02 17:27:56 AdKD9wGy.net
ネット中毒というか、カミツキガメさんにとっては、
5ちゃんねるにおいて自分がどのように思われるかということが、
きわめて重大なことなのでしょう。
そういうことで、釈明の書き込みを長々とするのでしょう。

247:吾輩は名無しである
22/08/02 17:32:16 AdKD9wGy.net
≫レスを待つほどのやりとりでもないのでこっちはもう終わります
≫ご随意に中上スレに戻して下さい

いちいちこういうどうでもいいことを書きたがる。
とにかく、5ちゃんねる文学板が、この人にとっては、
気になって気になって仕方がない、たいへんに重要な場なのだろう。

248:吾輩は名無しである
22/08/02 19:30:14.87 19t5QljN.net
芥川賞を受賞するまでの、浄徳寺ツアー、鳩どもの家、19才の地図あたりまでは、中上は
「匿名性」に対して好意的だった気がするが、芥川賞受賞作の「岬」に始まる、熊野サーガで
匿名性に対してニュートラル中立になり、1980年から群像で連載が始まる「熊野集」で、中
上の春日地区土地改良開発の主体である中上の親戚の実質的な実名に近い暴露が始まったあた
りまでの中上健次の変化は匿名性から実名性への変化として、注目されるべきな気がするが。
話は変わるが、柳美里が文壇バーで文芸批評家の絓秀実をぶん殴ったという話は割と有名な話
だが、韓国の文学を紹介することに積極的だった中上に親しみを多分抱いていた柳からすれば、
中上と親しかった絓秀実から、失礼な対応を受けたことは大変なショックだったに違いないと
共に、いかにもな絓秀実の性格を思わせるエピソードではあるw
受けた柳美里

249:吾輩は名無しである
22/08/02 20:09:19.40 19t5QljN.net
>>248
追加として言えば、中上の実名性への転換や、中上自身の素性の暴露は柳美里の共感を誘った。
その結果が柳美里の「石に泳ぐ魚」ではないか?
だが、柳美里の芥川賞受賞の1994年の2年前に中上は亡くなっていた。
だから、絓秀実は心置きなく柳を嬲ろうとした。
仮に、柳のアイデンティティがもっと匿名性で守られていれば、柳によるプライバシー侵害や名
誉権の侵害の裁判事件は起きなかったろう。書き手のアイデンティティが不明なのだから。

250:吾輩は名無しである
22/08/02 23:07:55.72 u6vUHzhw.net
作者の実存と小説が不可分に受容されている作家に対して
その仮定が何のためになされているのかさっぱり分からない

251:吾輩は名無しである
22/08/03 00:26:36.04 PL2WetTD.net
ようするに>>213における荷風随筆『傳通院』の記述を巡る話は
中上文学における匿名性→実名性という転換を補強するための例証だったわけですか?
まあ、別の人のか書き込みなのかもしれませんが
確かに中上は批評家による「根拠づけ」を回避するために
「路地」というぼかした表現を使用したと柄谷との対談で語っていたわけですが
その一方で新宿やその他国外の地域にも通じる概念的なものなのだとも述べていた筈で

252:吾輩は名無しである
22/08/03 00:49:52.75 f5hfVKBO.net
中上が日本の被差別部落の構造に還元しきれない特殊性というか固有性に迫れているかと言えば・・・
千年の愉楽以降の路地の仮構は大失敗だったのではないか・・・

253:吾輩は名無しである
22/08/03 07:39:59.49 nXsYIRBy.net
中上は別に路地をテーマに小説を書いてないから、さほど路地について突っ込んでいない
読み手が路地にとらわれた論考を書くと、途端につまらなくなる
それよりも血族の愛憎にこそ中上文学の真髄があるだろう

254:吾輩は名無しである
22/08/03 11:13:35.59 eTGKxua6.net
>>248
いかにもなとか言われても全然知らんわ
名前は見かける奴だけど

255:吾輩は名無しである
22/08/03 13:38:24.43 xqCOVQZt.net
>>251
俺は248と249を書いたけど、213を書いてないし、213の人物も知らん。
>>213
岩波書店の場合は石川淳の1967「至福千年」でも、同様の表現の改ざんがあったと推定されている(山口俊雄の石川淳﹁至福千年﹂論 ︱︿憑依﹀の論理学・︿憑依﹀の政治の)。
「至福千年」と中上の「千年の愉楽」は言葉の前後を入れ替えた感じだが、作風も下層民のアナーキーなエネルギーを描いてる点でも似ている。
山口俊雄によれば、石川淳は敗戦前後の頃、厚生省の外郭団体の仕事で全国の被差別部落を視察しており、穢多と非人の部落を混同すると思えないというのだが。
岩波は松原岩五郎や横山源之助らの明治2-30年代東京の貧民窟のレポートを出版しており、俺も昔、読んだが、差別語はカットされていたのか、どうか覚えてない。
>>254
知らなきゃそれで良い。
敢えて調べる必要があるスガじゃない。

256:吾輩は名無しである
22/08/03 15:40:46 Xx9OsXhI.net
中上文学を「路地文学」として論じるのはつまらないという人は、
そういうものでない文芸評論や研究論文でおもしろいものを例示すればよい。
それでもってすむことです。

257:吾輩は名無しである
22/08/04 18:11:30.12 M/OYciVo.net
熊野大学より、5chの中上スレの方がレベル上だろ。

258:吾輩は名無しである
22/08/04 19:47:50.53 P2iwjcy0.net
路地って本当にあんなチンピラや荒くれ者みたいな人ばっかなの?

259:ホプキンス
22/08/04 23:01:28.66 e4Nj5y4v.net
言われてみてみるとガチャピンたしかにかわいいね!
手足が短いのと困った目してるとことか

260:P
22/08/05 00:05:57.11 bFLICF6j.net
ホプキンス書くとこ間違えてそう😂

261:吾輩は名無しである
22/08/06 09:31:25.62 ufJZg5Km.net
>>256
そんなもの、ないだろう
あったら教えてくれ

262:P
22/08/06 18:57:17.23 IJmWl7KE.net
でも被差別部落の要素を度外視しても面白いでしょ

263:吾輩は名無しである
22/08/07 10:06:31.29 jBuVCLcT.net
>>251
>>「路地」というぼかした表現を使用したと柄谷との対談で語っていたわけですが
その一方で新宿やその他国外の地域にも通じる概念的なものなのだとも述べていた筈で
日本の中上論でも、ウォルター・ベンヤミンの19世紀末の欧米の生活スピードの変化の
影響に触れる人がいたが、日本の中上の「路地」の場合は、平均的な速度の変化よりも、
その時点における加速が重要だ。
新宿の人込みにおいて生存するには、人込みを手際良く捌くために必要な優れた角加速度
や、絶対的な人込みに完全に服従する極度の従順さだろう。
エアコン取付助手の仕事で改良住宅の中に何度も長時間いた経験からすると、改良住宅の
家の中は非常に静かなんだ。
溶け込む

264:吾輩は名無しである
22/08/07 10:33:06.11 arrcZ04P.net
路地というのは中上的トポスを指す言葉であって、それ以上の意味はない
ましてや国家や資本に対抗するためのマルクス主義に依拠した概念であるわけがない
そんなことを書く輩は己の妄想を中上の路地を借りて垂れ流しているにすぎない

265:吾輩は名無しである
22/08/07 10:37:03.93 jBuVCLcT.net
>>264
路地がマルクス主義に依拠した概念であるとした輩なんて、このスレにいたか?

266:吾輩は名無しである
22/08/07 10:42:15.69 jBuVCLcT.net
>>264
幾らなんでも、路地がマルクス主義に依拠した概念であるとした輩なんて、このスレにいなかったと思うが。

267:吾輩は名無しである
22/08/07 10:47:50.64 arrcZ04P.net
>>126

268:吾輩は名無しである
22/08/07 10:56:11.13 jBuVCLcT.net
>>267
126から引用すると、「したがって、中上の路地とは、国家に抗い資本に抗う、脱国家的かつ脱資本的な志向性をもつ社会として構想されていたと言えるだろう。」
ちゃんと「中上の路地とは」と断って書いてある。

269:吾輩は名無しである
22/08/07 11:00:48.68 arrcZ04P.net
そのマルクス主義者はマルクス主義を擁護するために中上の路地を借用して論じている

270:吾輩は名無しである
22/08/07 11:03:57.83 arrcZ04P.net
中上が路地を脱国家的、脱資本的な社会として構想していたとは笑わせる
中上のどのテクストにそんなことが書いてあるのか
マルクス主義者の妄想に他ならない

271:吾輩は名無しである
22/08/07 11:04:33.94 jBuVCLcT.net
>>269
それは著者の勝手だ。

272:吾輩は名無しである
22/08/07 11:08:20.69 arrcZ04P.net
>>271
それを批判するのも自由だ

273:吾輩は名無しである
22/08/07 11:12:51.12 9po1ilW5.net
マルクス主義者って夢見る人の別称だよな

274:吾輩は名無しである
22/08/07 16:20:16.83 jBuVCLcT.net
>>272
264の「ましてや国家や資本に対抗するためのマルクス主義に依拠した概念であるわけがない」から、
随分とトーンダウンしたようだが。
>>273
逆に言えば、右翼や保守には夢がない。

275:吾輩は名無しである
22/08/07 16:36:45 9po1ilW5.net
文学と相性良さそうだよね
その意味では

276:吾輩は名無しである
22/08/08 00:00:40.46 lbExize0.net
柄谷は「地の果て~」の文庫版解説で「路地」を舞台とする前資本期の差異化の運動が
その舞台崩壊とともに本格的に資本の運動へと移行することになった作品である
と述べていたと記憶している
この見解に則るのなら「路地」という伝統的共同体の解体によって
ここを出自とする「個人」たちが「資本の運動」の中で生きていく様が後期作品のテーマになると思いますね
少なくともそう考えた方が図式的にはマルクス主義における「交通」の理論に合致するでしょう
簡単に言うと(革命)運動の主体であるプロレタリアートという奴ですね
場所的制約がら解放された運動主体だから革命も可能になると思いますが

277:吾輩は名無しである
22/08/08 00:23:08.68 1TjFmpew.net
126の「中上健次論」の著者の渡邊英理阪大准教授は、
いわゆる公式的マルクス主義のような考え方をしていない。
ポストコロニアル理論、オートノミズム・マルクス主義、
こちらの近い考え方だ。
本源的蓄積の暴力によって、生産手段と分離させられた人たちが、
もれなくすべて自由な産業賃労働者としてのプロレタリアートになるものではない。
とくに植民地的な「場」においては、その種の「移行」は、そうスムーズにはいかない。
「路地」というのは、いわば内国植民地だと渡邊氏はいう(私もそれに同意する)
そして、「路地」のその内国植民地性には、
封建遺制的な要素もあるし、
どうじに、それを利用して近代においても新たにつくりだされてきたものされてきた要素もあるだろう。

278:吾輩は名無しである
22/08/08 00:25:09.12 1TjFmpew.net
×つくりだされてきたものされてきた要素もあるだろう。
〇つくりだされてきた要素もあるだろう。

279:吾輩は名無しである
22/08/08 00:37:17.83 1TjFmpew.net
イコール産業労働者階級ではない、たとえば谷川雁などのいうような「プロレタリアート」というのは、
資本によって自らの労働(賃労働化していない労働をおおく含む)を搾取されるあらゆる人々、
つまりいまふうにいえば、協働するマルチチュード(ネグリ=ハート「帝国」)のことだろう。

280:吾輩は名無しである
22/08/08 00:52:52.89 1TjFmpew.net
≫柄谷は「地の果て~」の文庫版解説で「路地」を舞台とする前資本期の差異化の運動が
≫その舞台崩壊とともに本格的に資本の運動へと移行することになった作品
それに柄谷行人は、「前資本主義の差異化の運動」といっており、
本源的蓄積における権力および暴力の作用とはいっていないでしょう。
「地の果て…」のおける「路地の解体」は、
いかにもポストモダン的な「差異化」という言葉で表すべきものではないと
私は思う。
柄谷先生は、中上健次にたいする友情は失っていないのでしょうが、
批評においては中上文学を裏切っていますよ。

281:吾輩は名無しである
22/08/08 01:08:28.20 1TjFmpew.net
中上健次は「路地はどこにでもある」といっていた。
新宮市の同和地区である路地の消滅後にも、「路地」はどこにでもあるというわけですよ。
中上思想において、新宮市の路地は、なにも「路地」のなかで特別なものだとはされていない
(ただし、個人としての思い入れはあるだろう)。
「路地」は、同一平面上のリゾーム的な繋がりを持つ脱中心的な社会だから、
≫マルクス主義における「交通」の理論に合致する
これはその通りだと思います。

282:吾輩は名無しである
22/08/08 01:10:38.95 1TjFmpew.net
×リゾーム的な繋がりを持つ
〇リゾーム的な繋がりを持つ「松坂牛的」(デリダとの対談)な

283:吾輩は名無しである
22/08/08 04:23:22.89 1TjFmpew.net
277の訂正
×生産手段と分離させられた人たち
〇生産手段とその労働を分離させられた人たち

284:吾輩は名無しである
22/08/08 08:32:55.43 p2MK62tH.net
>>274
そう思うと「二十歳までに共産主義にかぶれない者は情熱が足りないが、二十歳を過ぎて共産主義にかぶれている者は知能が足りない」って言う
チャーチルが言ったとか言わないとかされてる例のこの言葉って真理だよね

285:吾輩は名無しである
22/08/09 18:30:42.66 Ucs0bvaF.net
「物語こそ、わたしの議論のかなめであり、わたしの基本的な観点とは、探検家や小説家が世界の未知な領域について語ることの核心には、物語がひそむこと、また物語は、植民地化された人びとが、
みずからのアイデンティティとみずからの歴史の存在を主張するときに使う手段ともなるということである。帝国主義における主要な戦いは、土地をめぐるものであることはいうまでもない。
しかし、誰がその土地を所有し、誰がそこに定住し耕作するのか、誰が土地を存続させるのか、誰が土地を奪い返すのか、誰がいま土地の未来を計画するのかが問題になるとき、
こうした問題に考察をくわえ、異議をとなえ、また一時的であれ結論をもたらすのは物語なのである。ある批評家が示唆したように、国民そのものも物語である。物語る力、
あるいは他者の物語の形成や出現をはばむ力こそ、文化にとっても帝国主義にとってもきわめて重要であり、文化と帝国主義とをむすびつける要因のひとつともなっている。
きわめつけに重要なこと。それは植民地世界では、解放と啓蒙という大きな物語が、ひとびとを動員して、帝国主義的隷属に対してたちあがらせ、帝国主義を打破せしめたことであり、
その過程において、多くの欧米人もまた、そうした物語や、物語の主人公たちに心うごかされ、平等と人間の共同体をめぐるあらたな物語のために戦ったことである。」
(サイード著大橋洋一訳「文化と帝国主義」)

286:吾輩は名無しである
22/08/12 16:59:28.96 dMQi4iAd.net
『地の果て 至上の時』新潮文庫の解説はマルクス主義者柄谷行人
やはりマルクス主義の観点にこだわって路地を論じていて非文学的だ
そこへいくと、講談社文芸文庫の解説を書いた辻原登は
もっと文学的にアプローチしているのだが、割とありきたりで面白みがない
インスクリプトのいとうせいこうの解説が中上のメタフィクションの
試みを解析していて、いちばん読み応えがある
『地の果て 至上の時』はまだまだ謎の多いテクストだ

287:吾輩は名無しである
22/08/12 17:42:14.93 dMQi4iAd.net
今日は中上の没後30年の命日だ

288:吾輩は名無しである
22/08/12 21:19:10.50 h1zzH+Jy.net
『地の果て』は昔の彼女をレイプするところがなあ
そういう不快で不必要な部分を書いてしまう中上の “弱さ”

289:吾輩は名無しである
22/08/13 19:56:53.04 U30izuXu.net
先日の熊野大学では、紀和鏡、奥泉光、いとうせいこうが
こぞって『地の果て至上の時』を強調したという

290:田中淳
22/08/13 20:11:07.54 4ZgmIKBA.net
もう半世紀ぐらい中上・柄谷・蓮實・浅田に忠節を尽くす「中上軍団」やな
律儀なこって

291:吾輩は名無しである
22/08/14 00:39:10.41 Rfuv/Mci.net
執筆当初は匿名性の記号的表現だった「路地」がいつのまにか構造的な概念に変容して
現実の「路地」の解体に遭遇してもなお物語としての「路地」が継続する
この物語では母権的な土壌であった「路地」の子供たちが
現代社会で活動する後日譚のような形で進行し、貴種転生譚のような色彩を帯びてくる
柄谷は四方田の悪影響だ、とこの部分を切り捨てたわけだけど
神話的な物語が歴史的な時間軸を持った物語に移行するにあたって
一種の再帰性として路地の物語が随伴(そして復活)するという作者の目論見もあっただろうから
そんなに簡単に歴史主義への移行がなされるとは思えない
安易な一般化を拒むというのが語り部である中上の基本姿勢だったので
階級意識という形で平準化されることを容認するとは思えない

292:田中淳
22/08/14 13:34:29.23 rutaDpK0.net
中上の「秋幸」三部作は『アブサロム、アブサロム!』を下敷きにしている

293:吾輩は名無しである
22/08/15 19:44:48.26 SjGUFJg+.net
「中上から見れば、ラシュディは路地の作家」
(柄谷行人「枯木灘」文庫解説)

294:吾輩は名無しである
22/08/15 22:01:38.68 l7PM/u1E.net
ともあれ、熊野隠国の封印は、新宮の路地を樹の一本もないかのような新開地風景に変えることで、
するすると解かれてしまった。マッチ箱ほどの一角におしこめられていた神呪は、
ブルドーザーの風とともに舞い上がった。卍字のかたちに結びあっていた憑依は、
純粋プロレタリアートの道をたどる者たちの間で、水の胎蔵界と火の金剛界の両面に沿って分裂した。
われわれは現代アジアの圧痛点に一人の物語作家を得た。
ゆくてはほとんど動かしがたいように思われる。
水と火の憑依の新たな大集合へ、南へ― (谷川雁 「憑依の分裂を知る者」)

295:吾輩は名無しである
22/08/15 22:23:37.38 l7PM/u1E.net
谷川による読解ではどういうことが述べられていたかというと
ほんらい農耕上の不毛の地たる熊野新宮は交通の要衝でもあり
それゆえに朝廷から忌避・警戒される隠国として封印される存在であった
この特殊性は決して路地一般として把握されるものではない
また、この生産から隔離された抑圧条件はプロレタリアートとしての純粋性の土壌足り得るのだが
同時に豊かな海からも隔離された屈折した心情(ようするに疎外)から水の行という倫理志向につながる。
この憑依ともいうべき心情を養分として歴史改変と至福1000年的権力基盤の確立を目指す
いわば「王」として浜村龍造は位置づけられる
しかし、この水の憑依者と対をなす火の憑依者は補陀落渡海伝説につながる自由の求道者であり、
もはや権力の養分と化した「路地」を焼き払うことによってプロレタリアートの解放を目指したのだ
と、かなりロマンチックなことを言っていたわけです
龍造がメシア主義者として地上の権力を希求するものであるとするのなら
秋幸はこの権力を否定して魂の解放を目指す救済者ともいうべきか
まあ、谷川の読みをさらに展開した解釈ですけどね

296:吾輩は名無しである
22/08/23 08:35:48.37 mvUJJm/6.net
宇多田ヒカルが好きな中上健次作品
岬、枯木灘、地の果て 至上の時、十九歳の地図、千年の愉楽、
熊野集、奇蹟、鳳仙花、十九歳のジェイコブ

297:P
22/08/23 22:59:00.44 6o63YgEM.net
だいたい全部じゃん

298:吾輩は名無しである
22/08/24 07:51:29.43 P6fQiQWw.net
ぼんくらエッタだからなw

299:吾輩は名無しである
22/08/24 17:08:56.94 9awPjSKb.net
アメリカの作家で中上が関心を持ってたのはやはり?ジェームズ・ボールドウィンだろ。

300:吾輩は名無しである
22/08/24 19:23:20.57 cJLD6J/b.net
作家と言っていいか微妙だが
エリック・ホッファーもそうだろ

301:吾輩は名無しである
22/08/26 09:32:41.73 JQObb3pf.net
よし、宇多田ヒカルと宇佐美りんで中上健次に関する対談をしてもらおう。むかしテレビ番組の『タイプライターズ』に宇佐美りんがゲストで出ていた回、彼女が中上が大好きだと話をふったが、司会の又吉、加藤は見事なまでにスルーした。台本になかったので、反応出来なかったのだろう。まあシゲアキあたりは中上なんて読まないだろうし。

302:P
22/08/27 00:09:20.30 PKqAdqOA.net
いや、マジでやるべき。そういう事をやらないからダメなんだよ。宇多田は。

303:P
22/08/27 00:09:45.73 PKqAdqOA.net
というのは冗談です。やって下さい宇多田さんm(_ _)m

304:吾輩は名無しである
22/08/27 00:42:15.66 2B+BiEkR.net
よし、『文藝』編集長頼むわ。実現したら久しぶりに『文藝』買うから。

305:吾輩は名無しである
22/08/27 19:18:48.29 T0iQ3u1T.net
エタ文学

306:P
22/09/02 21:42:08.78 gx458dkF.net
>>305
こいつゴミ

307:吾輩は名無しである
22/09/03 10:45:05.83 O7tEfrJR.net
紛争が終わらないわけだ

308:吾輩は名無しである
[ここ壊れてます] .net
『十九歳の地図』いいな
若者、社会、人生を凝縮して描いた秀作

309:P
22/10/02 21:15:26.42 HanaZpOY.net
名作だよね
呪いの文学
また読むか

310:吾輩は名無しである
22/10/07 22:22:36.31 pHHsHSWu.net
『灰色のコカコーラ』を読んで、村上龍は『限りなく透明に近いブルー』を書いた
後者の方が断然出来がいい

311:吾輩は名無しである
22/10/08 17:17:26.41 KClMbVwt.net
灰色のコカコーラってぶっちゃけ大江のわれらの時代の焼き直しだよなぁ

312:吾輩は名無しである
22/12/04 00:33:53.43 oejrvyN0.net
「日本語について」は大江健三郎「戦いの今日」の模倣作

313:吾輩は名無しである
23/02/06 20:47:05.96 RoYq3yNg.net
『十九歳の地図』は『岬』よりも優れている
これは少数意見だが、自信がある

314:吾輩は名無しである
23/02/07 21:47:05.46 6xD83kA9.net
予定調和的な終わり方

315:吾輩は名無しである
23/02/11 12:34:59.92 cEsYqVDc.net
明治以降の日本では、東京を中心とした鉄道網が敷かれてきた。全国のどこの駅にいようと、東京から離れるほうが「下り」、逆に近づくほうが「上り」だった。
しかし和歌山県の新宮は、戦後もなお上りが東京とつながらなかった。新宮を通る紀勢西線の下りは阪和線を介して大阪府の天王寺まで行けたのに対し、上りはせい
三重県の新鹿(あたしか)までしか行けなかったからだ。さらに先に行くには、矢ノ川峠(やのことうげ)という難所を越えねばならなかった
この難所を避けるルートで紀勢東線と西線がつながって紀勢本線が全通し、新宮から名古屋まで直通の列車が走り始めたのは
1959(昭和34)年7月。これでようやく上り列車で新宮から東京に行けるようになった。 
作家の中上健次は、46年に新宮で生まれ、市内の小学校に通った。つまり中上の小学生時代には、紀勢本線は全通していなかった 
全通する直前の新宮駅の時刻表を見ると、下りは準急「はやたま」や準急「くまの」など、天王寺ゆきの準急や普通が6本ある。一方、上りは紀伊木本(現・熊野市)ゆきか新鹿ゆきの普通しかない。
中上が77年に紀伊半島の各地を巡った体験を記したルポルタージュ『紀州』で最後に訪れたのは天王寺だった

316:吾輩は名無しである
23/02/11 12:35:21.53 cEsYqVDc.net
中上は天王寺を、「半島の西のつけ根に当たる土地」としてとらえている。 「天王寺、その地名の響きは紀伊半島の者に一種独特なものがある。此処(ここ)
をくぐって半島から外へ出、此処をくぐって半島に入る。正直、私は何度、この土地に来ただろう。子供の頃から天王寺とは私を催眠状態にさせた。
紀州熊野新宮に生まれた私に此処は彼方(かなた)であった」 この感覚は、自動車がまだ普及せず、鉄道が陸上輸送の主役だった50年代に育まれたものだろう
う。『紀州』は中上自身が車を走らせながら書いた作品だが、天王寺に対する思いの深さは当時の交通事情を念頭に
置かなければ理解できないのではないか。 中上は天王寺を、「都会であり、近代」に見えたと回想する
それは東北人にとっての上野と同様、頭端式のホームがある終着駅でもあった。しかし中上は、天王寺の周辺に位置する日雇い労働者の街釜ケ崎や、遊郭があった飛田にも足を延ばす。
東京と変わらない都会に見えたはずの天王寺が、実は生まれ育った新宮のように「差別、被差別の回路」と無縁でなかったとしているのだ
ちなみに現在は、新宮から天王寺ゆきの列車はない。上り特急「南紀」は名古屋まで、下り特急「くろしお」は京都や新大阪まで通じ、新幹線に接続する。新宮は東京中心の鉄道網にすっかり組み込まれている

317:吾輩は名無しである
23/02/12 09:39:28.26 wEMQpDbJ.net
「挿話の連鎖に有効にかかわらない細部がときならぬ肥大化を見せるような場合に、
かろうじて事態は波瀾万丈と呼びうる様相を呈するにいたる。物語を見捨てた言葉の
独走といったことが起るとき、構造の支配が遠ざかって小説が装置として作動し始める。
大江健三郎や中上健次の長篇をめぐってしばしば口にされる読みにくさとは、そのような
言葉の独走によるものにほかならず、石川淳が駆使する上質の日本語には、そうした
波瀾万丈が本質的に欠けている。」蓮實重彦『小説から遠く離れて』

318:吾輩は名無しである
23/02/12 09:43:44.35 YedHPlwW.net
しかしそのような獰猛さが現代においてどれほどの価値を持つだろうか
獰猛さだけならスシローではしゃぐバカッターどもだって負けてはいないだろう

319:吾輩は名無しである
23/02/12 09:54:43.47 wEMQpDbJ.net
>>318
では、現代では何が価値を持つのか、答えろ

320:吾輩は名無しである
23/02/12 10:09:30.12 S+PhFaNf.net
>>319
自分で考えろ

321:吾輩は名無しである
23/02/12 10:11:55.21 wEMQpDbJ.net
>>320
何も考えてないくせに偉そうなことを言うな、低能

322:吾輩は名無しである
23/02/12 11:22:46.36 +7oeL9y8.net
何も考えず引用してるだけの無能が何言ってんだか

323:吾輩は名無しである
23/02/12 11:28:46.85 wEMQpDbJ.net
>>322
お前はスシローではしゃぐのがお似合い
中上健次をろくに読んでないだろ

324:吾輩は名無しである
23/02/12 11:34:48.80 9BhxicSu.net
>>323
無能お得意の決めつけっすね
考えずに済むからラクだよな

325:吾輩は名無しである
23/02/12 12:34:08.13 wEMQpDbJ.net
レスが停滞しているから、蓮實の中上評を投下して、活性化したかった
ところが、頭の悪そうなガキしか食い付かない
ガッカリ

326:吾輩は名無しである
23/02/12 13:00:49.01 sDhA4DJu.net
いまだに蓮實中上と昔話に付き合ってくれる暇人をネットで探し続ける孤独老人
スシローのバカッターと同レベル

327:吾輩は名無しである
23/02/13 19:15:51.92 eVpZZ5eT.net
ただでさえ見ず知らずの匿名掲示板で自分の考えを言うのだから
根本的に謙虚さがないと単なる荒らしみたいになって
結果子供の喧嘩みたいになる

328:吾輩は名無しである
23/02/13 20:44:02.79 Y6vA0sGH.net
根本的に謙る?生命力なさそうな生き物だな

329:吾輩は名無しである
23/02/14 06:28:40.14 eqBDwCWs.net
かまってちゃんを
エネルギーに溢れてるとは誰も思わんな

330:吾輩は名無しである
23/02/14 07:41:56.47 pSILtL1e.net
蓮實が40年近く前に書いた批評を引用して反応求めるのは確かにみっともないほどのかまってちゃんだ

331:吾輩は名無しである
23/02/14 07:50:32.81 h67iDZo4.net
エネルギーに乏しい年寄りは謙虚になりがち、かまってほしそうにしがち

332:吾輩は名無しである
23/02/14 08:16:14.34 siyUhBCc.net
中上健次と村上龍の対談面白いな

333:吾輩は名無しである
23/02/14 18:54:05.10 fmKo08Tz.net
お前ら、中上の小説どうよ
面白いか

334:吾輩は名無しである
23/02/14 19:02:05.52 +rN/7+6h.net
枯木灘までと熊野集は読み返したくなるかな

335:吾輩は名無しである
23/02/14 20:15:17.99 s9CuEDfs.net
十九歳のジェイコブは愛着ある

336:吾輩は名無しである
23/02/16 05:06:24.26 5IgRa58J.net
今の日本に物質的な意味における「絶対的貧困」は無い
しかし、精神的貧困は至る所にある
この辺が中上健次さんの時代とは全く違ってる
物質的貧困が、差別を生んでいた時代と
精神的な貧困が、差別やイジメを生み出してる時代の差
「衣食足りて礼節を知る」
「衣食足りすぎて礼節を忘れる」
足り無くても、過剰に足り過ぎるのも不幸の元になるんだね

337:吾輩は名無しである
23/02/16 05:13:22.06 5IgRa58J.net
今の時代の欠点は、良い意味での心の「溜め」が無い、ノッペラ棒な世界に溢れてます
メリハリが全く効いてないけど、規則や法令には無意味に従わせられるストレスフルな日々
うまくガス抜き出来ればいいけど、ここで躓くと癇癪玉が突然爆発して周囲も当人も破滅させられます
もしかすると、こういう破滅を誰かもっと上層部で胡坐かいてるクソ野郎がニヤニヤしながら観戦してるのかもしれないな
とくに、小泉内閣以降の日本でこの種の悪しきニヒリズムや虚無主義が蔓延ったと思う
誠意が無いというか、正気じゃ無いというか、自分だけが良ければ他はどうでも良いっていう感覚

338:吾輩は名無しである
23/02/16 13:20:24.90 1QCPPf4o.net
>>337
其の要素を如実に体現して居るのが氏が「紀伊」等の著作等で言わんとする
大阪独特の事情に裏打ちされる韓国社会と酷似した特異性だね
大阪に於ける犯罪性や反社会的勢力、左翼や吉本興業の暗躍振りを目の当たりにすればまるでソウルの社会的問題と同属
特に巷を騒がす「たぬかな」為るインフルエンサー(不快な語句だが!)の横暴炎上振りは吉本興業のフォロワーだけに
不逞反日勢力の好む贅六精神が表れた醜悪さだ

339:吾輩は名無しである
23/02/16 15:36:46.28 jpKfvIEw.net
>>338
気持ちは理解できるけど、
福岡、広島、大阪東成で親爺の転勤で苦労させられた身からすると
ここで実体験させられたのが、アラユル事には「おもて」と「ウラ」が同時盤踞

340:吾輩は名無しである
23/02/16 15:43:09.42 jpKfvIEw.net
>>338
<<大阪独特の事情に裏打ちされる韓国社会と酷似した特異性>>
これ違うよ、1988~90年まで鶴橋界隈の住人
それ以前は韓国遊学生として在日韓朝を冷静に観ましたけどズレてるいうか正鵠を外してる

341:吾輩は名無しである
23/02/16 15:46:37.22 jpKfvIEw.net
通算1年以上、ソウルとプサン在住しましたが君、無いよね大韓民国に遊学在住経験は皆無や
あんたの云ってる事って変なバイアス、つまり偏見に塗れた狭量な視点でしかないわな、多いんだ貴方みたいな御方

342:吾輩は名無しである
23/02/16 16:16:24.59 jpKfvIEw.net
人間関係の三都物語
東京で~友人に成りたければ、喫茶店で一度お茶すれば良い
大阪で~友人に成りたければ、居酒屋で一献お酒を交わせば良い
名古屋で~友人に成りたければ、彼の本宅御座敷の床の間を背にした席に座れば良い
でさー、コイツが使えないクズになり、乞食してまーす
さてさて、この参都人のそれぞれの対応が面白い
東京人が~乞食友人を視たとき、知らん顔して通り過ぎます
大阪人が~乞食友人を視たら~、「おい、おまえ何してんだ?、ここまで落ちぶれたか、アホー」
「しゃねーこっっち来い」と言いながら近くの一杯飲み屋で越し方行く末を語り合う
さーて名古屋人はどーしますか?
そもそもだ、絶対に乞食まで友人を堕とし込みさせません
ここでの教訓は、「簡単に友人に成れる」=「簡単に無関係な他人に成れる」
ゼニカネでしか繋がらない無意味な関係を幾ら構築しても時間の無駄
これを昔から示唆した有名な御伽噺でしたw

343:吾輩は名無しである
23/02/16 16:19:05.46 jpKfvIEw.net
ばかばかしいヒデー詐欺事件が発生しました、ここ最近
もうここまで馬鹿なウマシカしか日本の公教育が作成出来なかった事に大いに完敗と献杯を致します

344:吾輩は名無しである
23/03/16 17:24:18.93 eRIvXK15.net
物語の系譜はかなりエキサイティングではあるけど
読むのほんと骨折れる

345:吾輩は名無しである
23/04/08 10:30:03.10 74x3a+dV.net
URLリンク(i.imgur.com)

346:吾輩は名無しである
23/04/09 15:40:23.94 eT0li7IH.net
ケンザブロウノアニも3月3日に亡くなったんだよな
中上健次、大江健三郎文学と「格闘」 独自解釈記したメモ4枚発見
URLリンク(mainichi.jp)

347:吾輩は名無しである
23/04/09 17:08:29.10 JWKD7mcz.net
>>345
ありがとう、買うわ

348:吾輩は名無しである
23/04/25 22:33:20.80 cF+TQDHa.net
6月にとうとう岩波文庫から中上健次短篇集が出るぞ〜
これで中上も古典に入ったな

349:吾輩は名無しである
23/04/26 06:24:56.33 itgM/YVM.net
今の岩波文庫は新人の新しいのも出してるから

350:青木康善
23/04/28 14:48:01.28 JH7OGXUT.net
19歳の地図だな。中上さんは。素晴らしい文学だ。

351:吾輩は名無しである
23/05/27 14:41:56.78 SuLgYFvO.net
岩波文庫『中上健次短篇集』
隆男と美津子/十九歳の地図/眠りの日々/修験/穢土
蛇淫/楽土/ラプラタ綺譚/かげろう/重力の都
10篇中6篇が現在文庫版で品切れになっている

352:吾輩は名無しである
23/05/30 07:40:29.23 ythOPaaP.net
>>351
「十九歳の地図」と「蛇淫」が入っていて納得できる
この2作は映画化されているように魅力があるから

353:吾輩は名無しである
23/06/03 09:49:52.92 mh2XF7q+.net
>>351
『熊野集』と『鳩どもの家』からは1篇も選ばれていない

354:吾輩は名無しである
23/06/10 08:57:51.05 w0b9pMPV.net
『中上健次短篇集』岩波文庫、刊行前なのに早くも重版決定

355:吾輩は名無しである
23/06/10 19:36:53.17 9g4O/VmY.net
よっぽど初版少なくしていたのか
時々影響公言する作家が出るおかげか
生きていた時から売れる作家ではなかったけど
しぶとく今でも選集やら作家論やら出るな

356:吾輩は名無しである
23/06/11 09:26:10.27 Rf0Habw3.net
純文学は売れない作家がほとんどで、死後50年以上経っても売れているのは太宰と三島くらい
文学の価値は大衆が本を買うかどうかではなく、研究者の論文が出続けること
中上健次に関しては昨年『中上健次論』が出て、話題になった

357:吾輩は名無しである
23/06/11 12:10:19.73 64SLGNBG.net
芥川とか漱石とか
ていうか死後50年だったら
エンタの方がみんな消えてる

358:青木康善
23/06/11 13:22:07.36 WLW5BeRT.net
好きな作家さんのスレは良いなあ。三島由紀夫は過剰評価されすぎだしな。三島由紀夫賞だったら断るわ。外人受け良すぎるだろ三島由紀夫って。中上けんじさんは海外でも有名なの?

359:吾輩は名無しである
23/06/11 18:18:58.87 Rf0Habw3.net
中上はあまり英訳されていないから海外では無名だ
外国人にはあまり魅力がないのかな

360:青木康善
23/06/11 18:39:22.41 TyHMJaX9.net
眠りの日々、が読みたいな。

361:吾輩は名無しである
23/06/13 08:15:02.66 8OW5y167.net
>>357
エンタメ小説は同時代に売れても結局後世に残らない
国語便覧の文学史を見てもエンタメは入っていない
娯楽として一時の退屈しのぎになるだけで、
それ以上の価値はないのがエンタメ
岩波文庫の緑にエンタメは入らない

362:吾輩は名無しである
23/06/13 18:44:45.67 htvoZtgu.net
URLリンク(i.imgur.com)

363:青木康善
23/06/14 11:54:09.86 eMBcyXJu.net
iBooksで買います全集。教えてくださり、感謝します。

364:青木康善
23/06/14 11:55:24.37 eMBcyXJu.net
46歳か。。。悲しい。今生きていたら、中上さんはどのように書くだろうかな?

365:吾輩は名無しである
23/06/14 13:31:03.62 Stgpq6aE.net
紀州のドンファン事件をモチーフにして何か書いてほしい

366:吾輩は名無しである
23/06/16 00:43:58.08 /8e8Q55j.net
生前は
大逆事件を書きたいと言っていた
書きたいがまだ力が足りないと
大石誠之助への言及も度々あったし
関心は続いていたんだろうけど
書けないまま死んだ

367:吾輩は名無しである
23/06/16 08:37:27.44 OjhRDgAk.net
>>349
確かに佐藤正午が岩波文庫的というのに入っているが、
緑に中上が入ったというのが重要だ
古典になったということだから

368:吾輩は名無しである
23/06/16 09:14:06.69 OjhRDgAk.net
>>366
秋幸という名前は大逆事件で処刑された幸徳秋水から取っている

369:青木康善
23/06/16 20:23:46.81 4l2um/hK.net
来月iBooksで全集を一つ買います。

370:吾輩は名無しである
23/06/17 07:56:14.50 bdU1FjlF.net
岩波文庫の帯の文、何だかなーという印象
宮沢賢治みたいじゃないか
同じケンジだけどw

371:吾輩は名無しである
23/06/17 08:41:23.29 psLXevnY.net
肯定するにしても否定するにしても
中上の危うい部分は消去されていくことで
こうやって岩波に入ったりしていく

372:吾輩は名無しである
23/06/18 08:01:18.77 0mFrJ1DO.net
岩波文庫収録の10作はすでに持っているが、記念すべき岩波文庫第1作であり、
カバー写真とか編者の解説の点から、この文庫を入手した
道籏は『千年の愉楽』を中上の最高傑作と捉えているのが分かった

373:吾輩は名無しである
23/06/18 14:48:41.77 Fn3rt5sp.net
そうやって消毒されていく

374:吾輩は名無しである
23/06/19 00:41:29.51 YHyngIaF.net
消費

375:吾輩は名無しである
23/06/22 07:51:55.73 tqrMntyK.net
岩波文庫の短篇集、売れ行き好調のようで、東京堂書店では文庫1位らしい
長編『鳳仙花』がいま文庫が出ていないので、同文庫から出せばいい
中上の母をモデルにした女の一生ものだから、岩波にふさわしい
『讃歌』は全編性描写だから、無理だろうが

376:吾輩は名無しである
23/06/24 09:30:16.47 tbsqZ/FQ.net
四方田犬彦が今夏熊野大学で中上健次とパゾリーニを講演する
パゾリーニは父殺しのギリシャ悲劇『オイディプス王』を映画化した
邦題「アポロンの地獄」、1969年キネ旬ベストワン(しかもダントツ)
中上の『地の果て 至上の時』はこのギリシャ悲劇を現代に換骨奪胎したものだ

377:吾輩は名無しである
23/06/24 15:37:23.22 f86N9uxr.net
中上健次なんて秋元松代の作品の盗作ヤローだろw
いい加減で熊野大学なんて廃止しろw

378:吾輩は名無しである
23/06/24 18:43:42.49 thptq4qq.net
三島の次は中上が岩波かぁ。

379:吾輩は名無しである
23/06/24 19:13:45.11 z2/Bjql/.net
父親がまるで我が子の息子であるように振る舞い出す

380:吾輩は名無しである
23/06/24 20:42:52.63 f86N9uxr.net
被差別部落出身のライターは必ず中上健次に言及しなければならないみたいな、踏み絵的習慣は捨て去るべきだろ。
中上自身が差別観を固定化してしまってる現状がある。
むしろ、個人的な差異として、そのまま個性を認め合う方向に行くべき。
最近の人類学で流行のontological turnがそうだと聞いてるが。

381:吾輩は名無しである
23/06/25 06:53:45.28 Ll4RKE2P.net
>>378
大江と安岡の短篇集も岩波文庫の緑に入っている
三島の短篇集も出せばいいのにな

382:吾輩は名無しである
23/06/25 07:24:08.05 qPjBu0jB.net
岩波文庫のステルス・マーケティングを止めてくれ。
朝日新聞の恥ずかしさ満載の柄谷押しも岩波のステマもみっともなさでは甲乙つけがたい。

383:吾輩は名無しである
23/06/25 08:53:31.12 qPjBu0jB.net
中上の売り物であるはずの物質性など嘘も甚だしい。
彼の作品の多くの元ネタが秋元松代や石川淳であることは明白であり、それが盗作と言わないまでも、中上のどうしようもない表象的文化への埋没であると指摘しておこう。

384:吾輩は名無しである
23/06/25 08:57:56.70 Ll4RKE2P.net
はいはい、妄想も大概にな
お大事に

385:吾輩は名無しである
23/06/25 11:25:16.95 qPjBu0jB.net
>>384
妄想じゃなくて、柄谷への挑発だが。
韻踏み夫の絓秀実論を読んだが、絓秀実の作品を俺は読んでないので、韻踏み夫の引用がどうとも判断できないが、
ブランショの「明かしえぬ共同体」の最も?大切な要素であるimpersonalな関係を見落としてる点で駄目だろ。
これは絓秀実や柄谷のナムに致命的に欠けていたこと。無論、チンケな絓秀実のコネを当てにする森脇その他がmpersonalityに
欠けることは言うまでもない。

386:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
23/06/25 11:39:42.09 LCY2/ZO3.net
明石N協同体Mじゃねえ。

387:吾輩は名無しである
23/06/28 08:02:20.32 VS4imBc9.net
四方田犬彦が今夏熊野大学で「中上健次とパゾリーニ」を講演する
彼は二人の評論本をそれぞれ書いている
パゾリーニは父殺しのギリシャ悲劇『オイディプス王』を映画化した
邦題名「アポロンの地獄」で、1969年キネ旬ベストワン
中上の『地の果て 至上の時』はソポクレスを換骨奪胎した現代版だ

388:吾輩は名無しである
23/06/28 19:45:30.97 ROcWFaga.net
中上は他人の作品を換骨堕胎ばかりしてるな。

389:吾輩は名無しである
23/06/29 08:27:47.12 nIBrxBBS.net
20世紀文学とはそういうものだ
ジョイス『ユリシーズ』はホメロス『オデュッセイア』
ナボコフ『ロリータ』はポー『アナベル・リイ』
大江健三郎『人生の親戚』はバルザック『村の司祭』

390:吾輩は名無しである
23/06/30 19:21:01.11 YLSzhqwO.net
>>389
>>20世紀文学とはそういうものだ
俺は中上は換骨堕胎「ばかり」してるなと言ったんだが、正直、そこまで徹底して主張した訳じゃないが。
「20世紀文学とはそういうものだ」とか、あまり背伸びしない方がww

391:青木康善
23/07/09 20:40:19.93 TeDPQ/0F.net
19歳の地図だよなやっぱり。

392:吾輩は名無しである
23/07/10 00:41:18.20 Omgp3s/d.net
出来レースみたいでだめ

393:青木康善
23/07/10 14:25:00.51 mZ/eDnxP.net
19歳の地図、英単語暗記カードを捨てて、肉体労働ばかりしている中上さん。アカの兄。

394:吾輩は名無しである
23/08/13 09:34:29.25 /+EON4uu.net
熊野大学での四方田犬彦の講演がどうだったか
情報がまったく出ていないのは何故なのか


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