21/07/06 22:36:25.27 uMMptfxE.net
たいしたストーリーしか思いつかないのに、
詩的表現や私的な心理描写だけに力を入れているのが古来の
そして今日のほとんどの小説の姿。いわゆる日記や私小説の発展形。
つまり自分やその類型の人間しか描くことができない、
あるいはそれすら上手く描けていない。
しかし、それが人間の能力の限界のわけだ。
ただ天才的な人間が考える着想とストーリーに、
卓越した表現力をもって圧倒的なリアリティが加わった作品は、
凡庸な作家には絶対に真似できないものだ。