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平野啓一郎の小説「ある男」映画化、妻夫木聡が他人として生きた男追う弁護士に
2021年8月31日 8:00
URLリンク(natalie.mu)
平野啓一郎 コメント
「ある男」は、私の小説家生活20年目のタイミングで刊行された長篇です。
前作「マチネの終わりに」で描いた「未来は過去を変える」という主題を、分人主義的に更に発展させ、「愛にとって過去は必要なのか」という切実な問いを追求しました。
重層的に入り組んだ複雑な構成美が持ち味の小説なので、映像化はなかなか難しいだろうと思っていましたが、素晴らしい監督と俳優陣に恵まれ、強く胸を打つ映画となったことに感動し、また感謝の気持ちを抱いています。
原作と映画、両方の世界を是非お楽しみください。