21/02/09 09:16:28.22 I1sIIzUe.net
マイナー作家が好きな人間からすると小さな扱いで切り捨てたひどい評たったとしても、当時のその作家がもってたネームバリューや空気感が推し量れる文芸時評は貴重と思ってしまうんだよな
一部の優れた作品に焦点を当てる時評なんかもあるけどそれよりは短くても網羅的に寸評する姿勢は絶対に大切だと思う
そういう意味では荒木の抗いは貴重だと思うし言及していたことすら消そうとする文學界の態度は信じられない(文芸時評ですらないとはいえ)
作家個人の褒められて嬉しい、批判されてげんなりみたいな短視眼的なお気持ちなんて後世にはなんの役にも立たないのに