☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド①☆☆☆at BOOK☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド①☆☆☆ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト54:吾輩は名無しである 20/12/12 23:47:21.19 vrc311AB.net 修正 ×敵を許せ ○敵を愛せ 55:51 20/12/13 00:25:23.42 GmOo2yk8.net >>53 5ちゃんねるでは滅多にお目にかかれないレスをありがとう ドストエフスキーは宗教や政治思想とも密接に関係する作家なので、 そちらの方面から分析され、高く評価される傾向にある しかし、文学の芸術性のみから評価するアプローチも重要だと考える 『未成年』と『虐げられた人びと』は『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』 に匹敵する芸術性豊かなロシアの傑作だと思う 56:吾輩は名無しである 20/12/13 15:42:12.69 6BrmWEuH.net ドストエフスキーに限らず、文学や本から話題になるのは際立った性格を持つもの、つまりは特別に裕福なもの、あるいは特別に貧しいものや、特別に善良なものもしくは特別に悪いものだったりまします 話題になるとはそういうことで当たり前のことだけど、白痴には普通の人間、それも多くの中の一人として数えられるような人物がよくでてくる 平凡な普通の人間を芸術的に再現することそれが書く方としては難しいのだと思うが、現実的に存在するのは「こういう普通の人」が人間の大半を占めています ガヴリーラ・アルダリオノヴィチ・イヴォルギンはその最たる例と言える(イヴォルギン将軍の長男。エパンチン家の秘書。腹黒く欲張りで、癇癪持ちの羨望家。7万5000ルーブルを手にするためナスターシャと政略結婚をしようとしている。) 彼の自己紹介はこんなところだけど、この人はある程度賢くある程度裕福である 裕福と言ってもロスチャイルドほどではないが、今日の日銭に頭を惑わすほど貧窮してはいない ある程度ズル賢いけどある程度には善良でもあり、妄想に自惚れてしまいほど理性がないわけでもないし、人の裏をかいて何かを計るほどの才能は持っている こういう人間はやがて絶望する オリジナリティを持たない自分がいるという認識は自立心の問題となり人格的に苦悩するに違いない 彼は不幸ではあるが、彼の持つ苦悩とはとても高い やがて彼は葛藤に苦しむことになるが、何かを見つけるかもしれない 例えばイッポリートのように、事実、彼らの苦悩と発見されるべき対象人の思いはコロンブスやガリレオのそれに劣らない 「これからもばかなことをしてゆかなくてはならない自分には才能がないという深刻な、絶ゆることのない自覚と、同時にまた、自分はきわめて独立的な人間なのだと信じようとする押さえがたい要求は、ほとんどまだ少年のころからひどく彼の心を痛めつけていた。」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch