☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド①☆☆☆at BOOK
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド①☆☆☆ - 暇つぶし2ch335:吾輩は名無しである
21/01/14 01:38:20.41 amNO+BNe.net
>>334
視点をどこに置くかで物事や事柄さえも変わりますね
あらゆる解釈の客体は主体に含まれている、と考えるのは正しいのかもしれない
認識論や独我論は人間存在について語ることが基本だけど、読書そのものの性質が主体にせざるを得ない気がする
書く人間の目的は読んでもらうことであるし、読まれる意図を持たないならば日記と変わらない
もうそこで作者も作品も誰かの客体を演じることを目的としているような気がする
だから主体は読者である、と言い切ってしまってもいいとさえも思います
> 「ある作品が「永遠」なのは、さまざまな人に唯一の意味を強いるからではなく、ひとりの人間にさまざまな意味を示すからである。」

336:吾輩は名無しである
21/01/14 10:04:13.03 HLEsk6p3.net
>>335
名前だけは知ってたロラン・バルト
それこそ文学的と言うか詩的な表現で通念を180度転換する物事の本質を突いた視点をサラッと書いて見せる洗練された知性に舌を巻きました
俗っぽいオレのイメージするフランスの知識人そのままを地でいく知の巨人という感じ(オレの表現がダサい)
『作者の死』から読書は始まるってことですかね
今まで敬遠してたけど著作に手を出してみようかな

337:吾輩は名無しである
21/01/16 00:17:27.43 IUlIKG9v.net
このスレ(?)で話題に挙がってたので図書館から中央公論社のお手軽世界の名著「オウエン サン・シモン フーリエ」「ショーペンハウアー」を借りてざっと読んでみた
このスレで誰かが言ってた通りフーリエは天才 というか狂人? いややっぱり天才? かわからんけど
空想的社会主義者とマルクスに煽られた3人だがその信者がアメリカでその思想を実践すべく武者小路実篤の新しき村的な実験を行ってたことを知った
「悪霊」でシャートフとキリーロフがアメリカに行ってどっかでゴロゴロしてたってエピソードがあるけどそれってこれのことかなと思った
フーリエの「新しき村」に参加してゴロゴロしてロシアに帰ってきたってこと?
フーリエはオウエンのことをボロクソに書きショーペンハウアーはヘーゲルのことを蛇蝎のごとく忌み嫌ってて
二人とも思想廃人的な晩年を送ったところも似てて(ショーペンハウエルは最晩年大逆転の大人気文筆家になるが)面白かった
フーリエはドストエフスキー(ただし青年時代限定)一方ショーペンハウアーはニーチェという弟子(?)を持ったという事でもって瞑すべし という感じかな

338:吾輩は名無しである
21/01/16 01:55:54.73 T4heprOZ.net
>>337
読んだんですか、ちなみにオレは愛の新世界と四運動の理論を読んだけどほとんど理解できませんでした
デカルトの情念論を延長させて天体の運動と関連付けれたら立派なフーリエが出来上がる、みたいな感じでした
アソシアシオンで人間は生きていくべきとしました
ようは協同体ですね
ちなみに意外ですが、幼稚園なんかはアソシアシオンの「ファランジュ」です
アソシアシオンとは非営利の福祉団体のことで、今で言うボランティアの延長ですね
フーリエが目指すユートピアでは、その団体にキリスト教社会主義を足した世界観なんだと思われます
ドストエフスキーはフーリエ主義を研究するサークルであの有名な逮捕に繋がります
協同体はある意味で独自のルールを設けるので、政府から見れば異分子なんすよね
ショーペンハウエルは「生きる意志を否定せよ」です
ニーチェは「生きる意志を肯定せよ」です
ニーチェはショーペンハウエルの「意志」については影響を受けていますが、演繹された答え、最後に行き着く結論は背反対になったようです
ちなみにオレのオススメは「自殺について」です

339:吾輩は名無しである
21/01/16 02:17:21.59 IUlIKG9v.net
>>338
読んだは盛り過ぎました
正直に言うとページをめくりながら印字を眺めたってところです
デカブリストの乱を経験してるロシア官憲からしたらフーリエ主義は超危険分子でしょうね

340:吾輩は名無しである
21/01/16 02:30:21.66 T4heprOZ.net
きっとそうですね
奇人狂人の本なんでしっかり読もうとするならかなりの覚悟が必要だと思われますw

341:吾輩は名無しである
21/01/16 03:25:53.35 IUlIKG9v.net
ロシアのロマノフ王朝は最終的にフーリエ主義等の後継のマルクス主義信者によって命脈を絶たれるわけですから
ドストエフスキーが生きたロシアの19世紀が激動の時代であることは間違いないですね

342:吾輩は名無しである
21/01/16 15:13:20.27 IUlIKG9v.net
ついでにゴーゴリの外套を再読してみようと光文社古典新訳文庫版ゴーゴリ「鼻/外套/査察官」浦雅春訳も図書館から借りてきた
冒頭部分を無断引用すると
「えー、あるお役所での話でございます……。まあ、ここんところはそれがどこのお役所であるかは申し上げない方がよろしいでしょうな。なにしろ、省庁にしろ、連隊にしろ、官庁にしろ、ひとことで申しまして、お役人ってえ人ほどこの世で気のみじかい人はございませんから。」
この調子で延々と終わりまで続くんだが正直最初のページで読む気が失せた
ゴーゴリのおもしろさを広く現在の読者に伝えようと編集部と翻訳者が決めたんでしょうな
落語の文体で訳せばみんなおもしろがるに違いないと
初代三遊亭圓朝の落語口演筆記を参考にして二葉亭四迷が『浮雲』を書いたと言われ明治の言文一致運動にも大きな影響を及ぼしたということは聞いたことがあるし
オレ自身も5代目古今亭志ん生が好きでCDを何枚か持ってるけど
この翻訳は少なくともオレには合わなかった
今の時代の若者はあまり本は読まないけどお笑い好き→お笑い?なら落語で って発想はどうなんでしょ
昔志ん生の落語をそのまま本にしたのを読んだことがあるけどイマイチだった覚えがある
落語は噺家が話すのを聞くのが面白いのであって素人が落語を読んでも噺家の話術レベルで読むことは難しいってことなのかもしれない
しかも江戸落語文体
上方こそがお笑いの本場とおそらく思ってるであろう上方の読者に受け入れられるんだろうか
「落語言うたら上方落語や辛気臭い江戸落語ことばで書いた本なんか読んでられるか」と一蹴されるのではないか
青空文庫からコピペ(岩波文庫版「外套・鼻 」平井肇訳と同一)
「ある省のある局に……しかし何局とはっきり言わないほうがいいだろう。おしなべて官房とか連隊とか事務局とか、一口にいえば、あらゆる役人階級ほど怒りっぽいものはないからである。」
岩波文庫を借りてくればよかった

343:吾輩は名無しである
21/01/16 15:41:53.62 P6ySqfkh.net
ゴーゴリスレに書いて欲しい…なぜドストに書くのか

344:吾輩は名無しである
21/01/16 17:13:08.71 IUlIKG9v.net
>>343
赦してつかーさいよ
ウィキによると
「ドストエフスキーは、「我々は皆ゴーゴリの『外套』から生まれ出でたのだ」と語ったと言われる。」
がそれは誤りで
「ドストエフスキーの全著作および書簡に、この言葉は存在しない(『作家の日記』に書いたとする松岡正剛の記述は誤り)。
この言葉(Nous sommes tous sortis du Manteau de Gogol)の初出は、フランスの外交官で文人のウージェーヌ=メルシオール・ド・ヴォギュエ(Eugène Melchior de Vogüé, 1848-1910)がその著作『ロシア小説』(Le Roman russe, 1886年刊)のドストエフスキーを論じた章で、
「四十年来文学の歴史に深く関わってきた一人物」の口に託した言葉であり、それがあたかもドストエフスキーその人の発言であるかのように誤って広まったとされている(青山太郎著『ニコライ・ゴーゴリ』(河出書房新社、1986年9月)、411ページ)。」
とのことです
ちなみに(前にも書きましたが)オレがいまだに読み終わらない「貧しき人びと」で言えば
ゴーゴリの「外套」が作品の重要なモチーフとして使われていますよね

345:吾輩は名無しである
21/01/16 17:14:28.19 IUlIKG9v.net
(続き)
ところでこの作品のエピグラフ
「いやはや、世間の小説家たちときたら、困ったものだ!
……ただもう地下の秘密を洗いざらいほじくり出すばかりではないか……
いや、なんとしても、あの連中がものを書くのを禁じるべきだ……
                    V・F・オドエフスキー公爵」
オレは昔からなんでドストエフスキーは処女作であるこの書簡体小説のエピグラフにこれを置いたのかわかりませんでした
今回
下っ端官吏のジェーヴシキンがゴーゴリの「外套」を読んでのぞき見趣味だ的に憤慨する場面を読んで
ああこれかと
つまり
バルザックが大成させた写実主義小説は貧富にかかわらず市井の人々の生活・心情の実際を掘り下げて活写する面白さが身上だと思います
下っ端官吏の悲劇(?)をペーソスとユーモアを持って書いた「外套」を読んだジェーヴシキンは
オレの惨めな人生を世間にバラしやがって##
と憤慨するわけです
この作品を書く前にドストエフスキーはバルザックの「ウジェニー・グランデ」を翻訳しています
文体修業ですかね
ドストエフスキーは自らも写実主義で小説を書くにあたって
人々の人生をリアルに切り取って物語にする写実主義小説というものが
一面から見れば暴露趣味露悪趣味のケシカランものだ
しかしそこが面白い
という思いをこのエピグラフで表現したのかなと思いました
それにしても処女作の冒頭に小説家がモノを書くのを禁止しろって文章を置くあたり
やはりタダ者ではない?

346:吾輩は名無しである
21/01/16 20:59:13.20 T4heprOZ.net
>>342
なるほど
岩波の方が良さそうですね
これから読もうと思っているオレにはタイムリーなレスに感謝します

347:吾輩は名無しである
21/01/16 21:11:26.69 IUlIKG9v.net
>>346
是非感想を教えてください
ゴーゴリスレにも 是非

348:吾輩は名無しである
21/01/17 03:59:15.28 UcybN1Ol.net
ナボコフはドストエフスキーは芸術未満下手くそで仰々しいだけの三流作家と
こき下ろしてますが、もちろん悪霊扱いされた西洋化したロシア人そのもの、ユダヤ人の妻を
持つナボコフからしたらあらゆる意味で否定しなければいけない存在だと思いますが
今、日本人がドストエフスキーを読む価値ってどういうところにあると思いますか?

349:吾輩は名無しである
21/01/17 08:20:05.13 Vaf0HwN7.net
光文社の外套はあれはあれで好きだけどね
外套も鼻も真面目に読むというよりあれくらいバカバカしい態度で読んだほうが楽しいのでないかい

350:吾輩は名無しである
21/01/17 11:27:16.04 fLG0w89q.net
>>348
完全に芸術音痴のオレがお返しするのも烏滸がましいのですが私見として
個人的には時間に余裕のあった学生時代にはいろいろな作家の作品に手を出す余裕がありましたが
だんだんと暇も興味もなくなり今となっては娯楽趣味として単におもしろいから読んでるだけなので
今、日本人がドストエフスキーを読む価値とは何かという問いは難しいですね
ここからは脱線しますが最近思ったことを書きます
ユングによると個々の人間は思考・感情・感覚・直観タイプに分かれ
それぞれ生まれつき得手不得手の分野がありしかもそれぞれ外向的内向的に分かれるらしいんですが
例えばたまの休みにチェスの修行に海外へ行く棋士の羽生さんは(たぶん)思考タイプ
死の床の枕辺に夏目漱石の草枕の翻訳本が置いてあったというピアニストのグレン・グールドは感覚タイプじゃないかと
芸術(美)を好み素で楽しみ批評できるのが感覚タイプの人なのかなと思います
オレはむかし俗流心理テストでどのタイプかやってみたところ感情タイプと直観タイプに同点で当てはまるということでした
つまりものを考えることと感覚的に世界を感受し美しいものを美しいと感じる能力に乏しいと判定されたということで非常に憤慨した覚えがあります
でも当たってるなと
いまだにそのまんま生きているオレにとってドストエフスキーの芸術的価値を語るのは荷が重いですスイマセン

351:吾輩は名無しである
21/01/17 11:30:11.04 fLG0w89q.net
>>349
同意です
でも関西人の方にはどうなんでしょうと今でも思います

352:吾輩は名無しである
21/01/17 12:19:06.19 Vaf0HwN7.net
>>351
ゴーゴリ作品の語り口が上方言葉であろうが江戸弁であろうが、ほとんどの読者はそんなこと気にもしないと思うけど、どうですか

353:吾輩は名無しである
21/01/17 13:03:02.59 fLG0w89q.net
>>352
確かに
同意します

354:吾輩は名無しである
21/01/17 13:32:19.06 HQu7Fc6M.net
>>348
価値自体が個人的な側面を持つので、すべての人に値する実りを求めることは難しいように思われます
まずは社会的な基準という意味で価値を求めれば教養です
世界的な文豪の内容を知ることは知識の獲得であり、特に知識を重んじる文明国において教養がある人間とは、社会的な人間の評価につながります
もう一つは私的な意味での価値
私が持つ形式の中でどれだけ根拠を求められるかどうかによっているような価値基準です
質問は、日本人が、ということなので、教養としての価値くらいしかないんじゃないでしょうか

355:吾輩は名無しである
21/01/17 14:08:40.44 UcybN1Ol.net
>>350
いえいえとんでもないです。
ただキリスト教圏の読者と日本人では明らかに享受のされ方が違うと思うのですが
ドストエフスキーをきっかけに作者の思索する魂の問題に同化するために東洋の島国の人間が
聖書を読みだしたりする例も多々あるじゃないですか、そういう魔術的というか一種の洗脳下というかそういうところでまともな批評は成立しないし、それはもちろん聖書も教養としてはいいと思いますけれど、文学者は教祖でも聖人でもないのでそうではなく文学(虚構の作り話)としての面白さを今みなさんどう受け取られているのか興味があります。

356:吾輩は名無しである
21/01/17 14:41:52.71 Aubj8Gpo.net
とても簡略化してしまうと、ドストは知性より心を大事にせよと
言いたいがために物語を構築している
心を重視する日本人に人気があるのは当然だ

357:吾輩は名無しである
21/01/17 15:24:35.00 hMjSogNM.net
>>355
たまたまスマホのオススメ記事に
「佐藤優氏が解説、生誕200年ドストエフスキーの今読むべき2作品と読み方」というのがあったので知ったかぶりして貼ろうとしたら2ページめから有料でした(泣)
怪人佐藤優は「未成年」の愛読者としても有名ですが未成年とカラマーゾフをあげてるようです
ただタダで読める最初のページに
彼が外交官として赴任していた末期ソ連で
カラマーゾフの大審問官が予言書のようによく読まれてたというエピソードがあり
記憶にないのですが聖書の黙示録から苦よもぎ(国家崩壊の前兆?)の話が大審問官に引用してあって重ね合わせて読まれてたようです
ロシア語で苦よもぎのことをチェルノブイリと言うんだそうです
このスレでもどなたかが苦よもぎの話を書かれてますが
ドストエフスキーをより深く理解しようとした時どうしても聖書の知識は避けて通れないようですね
かく言うオレもロレンスの黙示録論は読みましたが黙示録だけでなく福音書も使徒行伝も手紙もましてや旧約もパラパラめくったことがある程度ですけど

358:吾輩は名無しである
21/01/17 17:26:32.55 hMjSogNM.net
でも考えてみると作品を享受する価値が問われる作家というのも珍しいかも知れませんね
例えばキューブリックが監督しナボコフ自身が原作を脚色した映画「ロリータ」は名画らしいですが(読んでもないし観てもないオレが語るなって話になりますけど
でも時計仕掛けのオレンジと博士の異常な愛情は好きです)
今、日本人がキューブリックを観る価値はあるのかとかナボコフを読む価値はあるのかとかは考えたり話したりする機会は余りないかなと

359:吾輩は名無しである
21/01/17 21:34:47.65 UcybN1Ol.net
>>356
小説には作者の主張が書かれているという考えは根本的に間違っていると思います。
比較検証できない以上日本人が地球上の他地域の住人よりも心を重視しているとは言えない。
そもそもドストエフスキーが扱っているのは心というよりもっと具体的な自意識では?
>>357
予言書のように小説を読むって危険ですね。。それって権威の信奉ですよ、いかにもロシアな話ですね。

360:吾輩は名無しである
21/01/17 23:00:41.89 Aubj8Gpo.net
>>359
お前の考えが間違いだ

361:吾輩は名無しである
21/01/17 23:53:43.73 fLG0w89q.net
>>359
ハインラインのSF小説「異星の客」は1960年代アメリカのヒッピーたちに経典とあがめられ
チャールズ・マンソンが自らの聖典として愛読していたという噂(ウィキによるとデマらしい)があるくらいですから
予言書のように小説を読むって危険というのはあるかもしれないですね
でも権威の信奉すなわち悪いことという評価はどうなんでしょう
確かに無批判に権威を信奉し他者を巻き込んで不幸にするとしたらそれは完全に悪でしょうけど
そうでないなら権威を信奉するもしないも個人の自由ではないでしょうか
いかにもロシアというのもちょっと決めつけすぎてるかなーと

362:吾輩は名無しである
21/01/18 00:03:53.30 vS3fYyXo.net
聖書の言葉は象徴の解釈の歴史でもあるのかもしれません
言葉通りに理解するか、象徴として解釈するかはその時々によるため分かりません
黙示録だと、「第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。」になります
この通り受け取るならば、物質的に何かかが落ちてくると解釈できますが、象徴として解釈するならば、ニガヨモギとはある種の苦難や不正、不道徳、偶像的廃教を指します
ニガヨモギという単語は旧約からあるようです
旧約において、ニガヨモギとは神からの解離を意味していると理解できます
申命記 29 17-18
またあなたがたは木や石や銀や金で造った憎むべき物と偶像とが、彼らのうちにあるのを見た。
それゆえ、あなたがたのうちに、きょう、その心にわれわれの神、主を離れてそれらの国民の神々に行って仕える男や女、氏族や部族があってはならない。またあなたがたのうちに、毒草や、「にがよもぎ」を生ずる根があってはならない。
ドストエフスキーもそうだけど、終末論における予兆(その時、もしくはその前の期間)はとても苦い苦難の訪れがあると多くの聖句に書かれています
産みの苦しみと呼ばれる苦難はキリストの再臨の条件になるため、再臨を望む人たちにははずせない患難なのかもしれません
正教会、とくにドストエフスキーでよく取り上げれた分離派の人々は「苦しみ」を重く見ていたように思います
個人的に虐げられた人々が好きだけど、心に引っかかって無意識的に染みつくような言葉があります
老人は言う、苦しみは違う苦しみで贖うしか方法はない、と

363:吾輩は名無しである
21/01/18 00:45:24.53 uwB3qwRm.net
>>362
老人は言う、苦しみは違う苦しみで贖うしか方法はないってなんなんですかこの絶望的なフレーズ
虐げられた人々は未読ですが(犬が出てきて老人が死ぬ出だしまでは読んだことがある)
このフレーズが出てくるんでしょうか(自分で読めで終わる話ですいません)

364:吾輩は名無しである
21/01/18 01:13:05.34 vS3fYyXo.net
>>363
反証可能性がないことなんてあり得ないから、個人的に断言することはしない主義なんだけど、そんなオレでも「虐げられた人々」はあらゆるドストエフスキーの中でもオススメです
時間が許すならばぜひ読んでみてください
この本のテーマは「あわれみ」だと思っています
アゾルカという犬が死んでスミス老人が死んで物語は始まりますね
ちなみに今、再読中です
どこの何ページだったかをメモっとかなかったので分かりませんが、このセリフに行き着いたらレスしておきます
まだ先になるだろうけどね

365:吾輩は名無しである
21/01/18 06:19:25.82 uwB3qwRm.net
>>355
レスの流れを読んできて思うのが
人間がナニを面白いと思うかというと
コレは真実を突いてるな!ってことをオモシロイと思うんじゃないかと
昨今のテレビ離れツイッターユーチューブ等SNS全盛の時代の趨勢を見ても
手の込んだ作り事より単純でも人間の生の姿に人はより興味を持つのかと
ドストエフスキーの小説がいまだに日本で読まれ続けているのは
作品は手の込んだ作り事なのでしょうが人間の生の姿を表現することに(少なくともある程度は)成功しているからなのかなと思いました

366:吾輩は名無しである
21/01/18 08:36:43.11 hc9YIewu.net
>>361
いや読んでるロシア人のことではなく、佐藤優の物言いがロシアくさいなーと
『ソビエト崩壊末期、人々はドストエフスキーを予言書のようにこぞって読んだ』
(引用元がないので実際の発言は知りませんが)
こんな抹香臭くて大仰な物言いをする日本人はちょっとないなと、あ、この人正教の信者でしたっけ?

367:吾輩は名無しである
21/01/18 10:47:30.24 uwB3qwRm.net
>>366
昨日はスマホで書いたんで貼れなかったですけど
引用元を貼っときますんでご自身でお読みになってご判断ください
URLリンク(diamond.jp)

368:吾輩は名無しである
21/01/18 15:22:44.71 oPma2BKS.net
日本ドストエフスキー協会のホームページに良い記事があったので少し長いですが引用させて頂きます。
ロシアの研究者の方のようです。
目的としてのドストエフスキー-------- リュドミラ・サラスキナ

 「ドストエフスキーはもうすみずみまで研究されつくしているのではありませんか」―私は何とも答えに窮する質問をこれまで幾度となくされたものである。そんな場合、私はいつもこう答えることにしていた。ドストエフスキーの本当の理解はたった今始まったばかりです、なぜなら、ロシア古典作家の偉大な作品の真の読解をかつて妨げていた様々な足枷がようやく解けたのですから。
 だが、どの時代にもその時代なりの足枷が存在する。思想的には無内容、倫理的には無節操、美学的には雑食性といった現今の風潮を目の当たりにするにつけ、そんな答えでは精神的には不誠実だし、言葉の上では不正確なことになりかねないと言われれば、確かにその通りだと納得せざるをえない。新しい状況になっても、さしあたりはある記号が別の記号に入れ替わっただけで、ドストエフスキーの測り知れない精神的自由と底知れない深淵性を、状況は相変わらず扱いかねている。ドストエフスキーをめぐる論争が、ものごとの些事ではなく、本質それ自体に関わることはいつの時代でも変わらない。

369:吾輩は名無しである
21/01/18 15:23:44.46 oPma2BKS.net
人々はいつもドストエフスキーの中に真実=正義の可能性を探し求めてきた。「ネクラーソフを超え、プーシキンを超え、民衆を超え、ロシアを超え、森羅万象を超える」あの真実=正義である。だが、それと同時に人々は効用の可能性も探し求めてきた―それはまるで、具体的な課題の数々、政治的、国家的あるいは宗教的な課題の遂行にドストエフスキーをあたらせ、その任務に差し向けることができるといわんばかりであった。ソヴィエトの政治宣伝が推奨したのは、資本主義体制に対する有能な論敵、公式的宗教とロシア貴族に戦いを挑む闘士、自由主義および小市民(プチブルジョワ)的なユートピア社会主義への批判者としてドストエフスキーを遇することであった。ドストエフスキーを知ることは有益でもあり、不可欠なことでもあると考えられたが、それは民衆にとってではなく、イデオロギー戦線で階級の敵との闘争に従事するインテリゲンツィア層にとってであった。ドストエフスキーが自ら引き受けることになろうとはよもや思いもよらなかったようなくさぐさが、彼のはたすべき任務と見なされたのである。
 今や彼に期待されているのは、教導者、指揮者、精神的指導者としての役割である。ドストエフスキーならば、読者の手を引いて、どこかの終着点に先導して行ってくれるだろう、というわけだ。それというのも、その終着点はどうやらドストエフスキーの読者が目指すべき真の目的地のように考えられているからである。作家は予定のルートを律義に踏破した後で、終着点に向かって出発せんとする新たな一団を先導するために、ふたたび出発点に戻ってもかまわない。なぜならば、一度、終着点にたどり着いた人々は、もう決して彼を必要としないからである。

370:吾輩は名無しである
21/01/18 15:24:19.36 oPma2BKS.net
ドストエフスキーの中に手段―作家の思想や言葉のはるか彼方に存在する結果を達成するための効果的にして強力、確実な手段―しか見いだそうとしない人もいる。
 だが、ドストエフスキーは手段ではない。ドストエフスキーは目的である。
 ただこのことによってしか、文学史家における、そして何より文学それ自体におけるドストエフスキーへの一心不乱の熱中を(「偏執」でさえも)正当化することはできない。目的と見なすことで初めて、ドストエフスキーは、彼を読み、彼について考え、書く人に対して、本質的なことを明らかにする。彼本来の価値、最高価値において理解することで初めて、彼は人間を実際に甦らせることができる真の創造力、変容力を備えたものとして立ち現われるのであって、だんじて当座必要な―「最新の」と言いたければ、それでもかまわないが―使用説明書としてではない。

371:吾輩は名無しである
21/01/18 15:28:00.57 oPma2BKS.net
卒然と世を去り、わが身もろとも偉大な秘密を持ち去ったプーシキンに、ドストエフスキーはまさに目的として相対した。「かくして私たちは今や彼亡き後にこの秘密を解こうとしている」(1)。天才の秘密を解明するというこの人間の使命は、ドストエフスキーの目には小さなものとは映じなかった。どんな人間、もっとも惨めな人間でさえも、彼もまた秘密である以上、その謎を解明するという課題はドストエフスキーの目には屈辱的なことと映らなかった。まだ若かった少年時代に、彼は人間の秘密について予言的な言葉を口にしている。「人間は謎です。その謎は解かなければなりません。そして、その謎を解くために、たとえ一生を費やすことになろうとも、時を空費したなどと言ってはなりません。僕はその謎に取り組んでいます、なぜなら僕は人間でありたいと願うからです」

372:吾輩は名無しである
21/01/18 15:28:56.36 oPma2BKS.net
(2)。これに関して、私は次のことを指摘しておきたい。ドストエフスキーがこの時、念頭に置いていたのは、ロシア人の秘密、感覚的な自然人の秘密、あるいは神の恩寵にあずかる宗教人の秘密ではなかった。彼が信頼を寄せているのは、「人間」という言葉の普遍的な意義、そのもっとも一般的な意味―知性、自由意志、言語能力を授けられた被造物中の至高の存在、一人ひとりの人間―だったのである。
訳註
[1] 引用は、一八八〇年六月八日にロシア文学愛好者協会の大会でドストエフスキーが行った、いわゆる「プーシキン講演」の結語による。この講演原稿は、『作家の日記』一八八〇年八月第二章に発表された。
[2] 一八三九年八月十六日付の兄ミハイル宛の書簡。ドストエフスキーは当時一七歳、工兵学校在学中であった。
(訳:杉里直人:すぎさと なおと・ロシア文学)
Title: Достоевский как цель
Author: Людмила Сараскина

373:吾輩は名無しである
21/01/18 17:02:21.43 JVRI8dxJ.net
>>369
ソ連の共産党がドストエフスキーを政治宣伝に使ってたとは驚きです
「お前らシャートフみたいになりたくないだろ?」と国民を脅してたとか
冗談です
でも確かにロシアの自由化によって新たな発見とかあるかもですね
ヒョードロフ伝の訳者は亀山さんと安岡さん(光文社文庫で貧しき人びとの新訳を出した)ですがこれもドストエフスキーを含むロシア文学研究の成果でしょうか
日本でも研究が進んで作家の日記とかもう少し身近に読めるようになるとおもしろい

374:1
21/01/19 04:09:14.44 Nl9E+WRJ.net
この人を見よEcce homo。
URLリンク(ameblo.jp)
10分で読めるカラマーゾフの兄弟、第2の小説。
URLリンク(hiro-take.main.jp)

375:吾輩は名無しである
21/01/19 04:17:38.29 Ah/n7cyk.net
なんでやんねん
いつやんねん
やんねん三段活用
(≧∇≦)♪

376:吾輩は名無しである
21/01/19 05:03:43.45 6KmsR1GO.net
>>374
さすがはわれらがスレ主
ええネタいっぱい持ってますやん
なんでもっと書き込んでくれんの

377:吾輩は名無しである
21/01/19 15:26:26.52 BLIVp1cs.net
今や物語の享受媒体としては主流でなくなった小説なのだから
自分が面白いと思うものをそれぞれ好き勝手に読んだらいいと思うのだが
ことドストとなると凄いとか面白いとかいう声を聞く機会が割りと多いせいか知らんが
なんのために読むの?権威主義?と聞いてくるお方がたまにいらっしゃいますよね
何を読もうが勝手でしょとしか言いようがないし
逆にあなたの方がドス・コンなのでは?とも思ったりもしたりして話は変わるけど
中上健次はドストエフスキーが性に合わなかったらしく好きではなかったようだけど
当時は今より教養主義が強かったせいか
作家たるものドストエフスキーぐらい読んどかなくてどうすると全集を買い込んで
折りにふれてページを開いてはちょっと読み
こんなものならオレの方が上手く書けると気を引き立たせて小説を書いてたらしい
かなり前に彼のエッセイを読んだので
細部は違ってるかもしれません悪しからずご容赦ください

378:吾輩は名無しである
21/01/20 20:37:56.49 ZbWps1Bv.net
その中上健次を敬愛する21歳の美人女子大生が今夜芥川賞を受賞した

379:吾輩は名無しである
21/01/20 23:56:04.07 7GkaOpYh.net
>>374
>>378
大天才!
諸学問「物理学、精神医学、哲学、心理学」等。現代的意味での源流はドストエフスキーに間違いないからね。
(蛇足ながら卑近な例では、文学(芥川)漫画(手塚)刑事ドラマ(コロンボ)もかな……)

380:吾輩は名無しである
21/01/21 00:02:30.08 Tr+vQyPa.net
21歳8か月での受賞は綿矢りさ金原ひとみに次いで芥川賞としては史上3番目に若い受賞だって
若けりゃいいってもんでもないだろうけど
慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部出身で現在慶應義塾大学文学部在学中って金持ちのお嬢様だな
で中上健次が好きだと
2020年「かか」で三島由紀夫賞を最年少で受賞し今年芥川賞受賞
華々しいな

381:吾輩は名無しである
21/01/21 02:50:53.92 vbb7vtBu.net
読んでみようか?となる?
ならないなぁ、芥川賞も直木賞も糞の中の糞だ

382:吾輩は名無しである
21/01/21 09:40:28.38 Tr+vQyPa.net
M1が今や若手(吉本)芸人を一気に全国区に引き上げるための吉本興業の仕掛けであるのと同様に
どっちの賞も菊池寛の思惑通りか知らんが
今や(メディアの華の座を映像文化に譲り売れなくなった)本を売るためのお祭りだからね
でも宇佐美りんが村上龍と中上健次を愛読してるってのはおもしろいなと思った
時間があれば読んで…
その時間を作るのが億劫なのが問題だが

383:吾輩は名無しである
21/01/21 13:54:25.42 j65AHPGt.net
あれこれ色々調べてみても話を聞いてみても、ちゃんとドストエフスキーを読めてる人なんてほとんどいないんだな。やはりどんな意味だろうと娯楽で読むような代物じゃないし、そもそも自意識の矛盾に苦しむとなどという精神的人間そのものがすでに絶滅寸前の希少種。しかしツイッターによく流れてる
ドストエフスキー作中人物の引用文、なんか本人たちはアフォリズムのつもりで自分が賢く見えると思ってるのかなんか知らんが本当に莫迦でどうしようもない。

384:吾輩は名無しである
21/01/21 14:54:58.82 frRMOHGh.net
>>383
ちゃんとドストエフスキーを読めてるとは
どういうことを意味するんでしょうか
原語で読むのは当然の前提になるんでしょうね
翻訳でしか読めないオレには遠い世界です

385:吾輩は名無しである
21/01/21 15:16:09.83 vbb7vtBu.net
娯楽小説としても面白い事に変わりないと思ってます

386:吾輩は名無しである
21/01/21 17:46:03.80 B2WGoqx4.net
娯楽で読むような代物じゃないというのもどうなんですかね
研究の対象にしかならないということなのかのか
それとも読むこと自体が何かの修行なのか
それとも楽しんで読む力がないだけの話なのか

387:吾輩は名無しである
21/01/21 23:53:35.17 Tr+vQyPa.net
>>383
若々しくていいレスだと思いますよ
寺山修司には書を捨てよ、町へ出よう と煽られるでしょうけど

388:吾輩は名無しである
21/01/22 00:36:42.24 6qYD+OyV.net
関係ないけど
萩原朔太郎の「無用の書物」という詩を思い出した
ググってみたらあったんでコピペさせてもらいます
   無用の書物
 
蒼白の人
路上に書物を売れるを見たり。
肋骨みな痩せ
軍鶏の如くに叫べるを聴く。
われはもと無用の人
これはもと無用の書物
一銭にて人に売るべし。
冬近き日に袷をきて
非有の窮乏は酢えはてたり。
いかなれば涙を流して
かくも黄色く古びたる紙頁の上に
わが情熱するものを情熱しつつ
寂しき人生を語り続けん。
われの認識は空無にして
われの所有は無価値に尽きたり。
買ふものはこれを買ふべし。
路上に行人は散らばり去り
烈風は砂を巻けども
わが古き感情は叫びて止まず。
見よ! これは無用の書物
一銭にて人に売るべし。

389:吾輩は名無しである
21/01/22 00:37:35.27 6qYD+OyV.net
ドストエフスキーと同じく金持ちの医者の息子に生まれ
詩集「月に吠える」「青猫」という大正モダン溢れる口語自由詩によって近代詩の確立者とも称される朔太郎だけど
私生活は思いのままに生きられたとは言えず
晩年に文語自由詩で諦念感の滲む「氷島」と言う詩集を出版してるんだがその中の一篇
自分の人生も読んできた書物も蔵書もすべては無用のものであったという破滅者の身もふたもない叫び声が吹きすさぶ空っ風にかき消される寂しさ
寒風で砂埃にまみれたこれらの書物の中には朔太郎が愛読したドストエフスキーも含まれているのかも知れません

390:吾輩は名無しである
21/01/22 03:05:17.17 Z1oXzWJk.net
亀山(俺の出身校先輩)・訳を初めに読んでしまった奴はドストエフスキーを一生涯ミスリードする運命。
郁夫くんはキリスト教理解が浅すぎる、「的外れ」な読解が多過ぎ。テレビドラマ化されたが内容冗談の域を出ない。
「罪」のアントは「信仰」である。

391:吾輩は名無しである
21/01/22 06:17:20.64 xppq8Hzz.net
カラマーゾフの兄弟 詳註版はどんな感じですか?
買った人おられるか?

392:吾輩は名無しである
21/01/22 07:20:52.96 7JYhCkTh.net
>>391
図書館にないですか?
場合によっては他の地域からも借りられますよ
たとえば世田谷区とか杉並区などは身分証だけで借りられるはずですよ

393:吾輩は名無しである
21/01/22 07:57:45.35 xppq8Hzz.net
図書館しばらく行ってないけど置いてあるもんですかねえ
出来たら購入したいので新訳の評価ちらっとでもこのスレで聞ければと思いましてねえ

394:吾輩は名無しである
21/01/22 09:02:41.11 lkJsj/Oc.net
『カラマーゾフ』には100箇所は誤訳があるらしいからな
夏頃までには水声社のを買いたいと思っている

395:吾輩は名無しである
21/01/22 09:39:58.88 r8TBMKA/.net
再読のために買う予定です
こんな高いの買ったんだからともう一度読まないわけにはいかない
URLリンク(www.suiseisha.net)

396:吾輩は名無しである
21/01/22 09:58:52.63 xppq8Hzz.net
しかしね?キミ、2万とかするなら羊皮で設えて貰いたかったとは思いましたよお

397:吾輩は名無しである
21/01/22 10:04:37.55 v15h/AXx.net
話かわるけど春馬君の罪と罰舞台BDで出して欲しいな
演技いいな
春馬君独立すれば良かったのに

398:吾輩は名無しである
21/01/22 12:18:08.24 LvQXphV0.net
水声社の高価本の造本はなかなかいいよ
チェーホフのを2冊もってる
書店で買うのではなく、直接水声社から送ってもらうほうがいい
少々安く買える

399:吾輩は名無しである
21/01/22 13:11:01.35 T65zOU2+.net
水声社のはもうほとんど在庫がないんじゃないですか?
買うなら今でしょ!
でもおすぎとピーコと杉里ってほんとですか?

400:吾輩は名無しである
21/01/22 17:07:15.17 JXRLcjlM.net
400

401:吾輩は名無しである
21/01/23 03:36:34.18 3j9vFIuJ.net
ロシアのテレビ局が2007年頃に製作したテレビドラマ「罪と罰」を見た
大作映画ほどの背景の作り込みはないかもしれないがロシア人製作スタッフがそれなりの製作費と思い入れを込めて作ったなりの19世紀のペテルブルク及びシベリアとそこに生きる人々の姿が見られて面白かった
印象的だったのがラスコーリニコフがオレが犯人なんじゃないの?と裁判所書記官だったかに凄んで見せるシーンで裁判所書記官がイケてる金持ちの伊達男っぽいいで立ちをしてたとこ
小説を読んだときはもうちょっと小物で貧相なイメージだったが考えてみれば裁判所書記官は19世紀ヨーロッパでも社会的エリートなわけで服装もピシッとしてるのが当たり前だわなと
ラスコーリニコフ役のウラジーミル・コシェヴォイがオレのイメージよりちょいバイタリティあり過ぎかつちょいワイルドだけどイケメンでまあイメージには合ってるし上出来のテレビドラマかなと

402:吾輩は名無しである
21/01/23 06:39:09.14 oVxLMwrM.net
>>401
ロシア現地で見たの?
ロージャは頭でっかちのひょろひょろイケメンのイメージ

403:吾輩は名無しである
21/01/23 06:50:27.92 t/bXAg7v.net
イケメンのイメージはないけど、春馬もロシアドラマ版もイケメンだね

404:吾輩は名無しである
21/01/23 07:14:22.02 oVxLMwrM.net
>>403
イケメンだと書かれてるよ。三浦春馬はぴったりのイメージだった

405:吾輩は名無しである
21/01/23 07:45:21.89 t/bXAg7v.net
書いてあったか
因みにどこらへんで表記ありました?

406:吾輩は名無しである
21/01/23 08:08:41.59 oVxLMwrM.net
>>405
一番最初に宿から抜け出して金貸しババアの家にいくところに書いてあるよ
「ついでにいっておくが、彼は美しい目にくり色の毛をしたすばらしい美男子で、背は中背より高く、ほっそりとしてかっこうがよかった。」
米川訳

407:吾輩は名無しである
21/01/23 08:42:15.04 t/bXAg7v.net
おお、サンクス
読み返してみますかねえ

408:吾輩は名無しである
21/01/23 09:54:18.27 eiBVcAaE.net
「彼は美しい暗色の目と栗色の髪の毛を持ったすばらしい美男子で、丈は中背よりも高く、
ほっそりとしてスタイルがよかった。」 小沼文彦訳

409:吾輩は名無しである
21/01/23 10:21:56.80 t/bXAg7v.net
ついでながら、彼は黒い目がきれいにすみ、栗色の髪をした、おどろくほどの美青年で、背丈はややたかく、やせ気味で、均斉がとれていた。
工藤精一郎(訳)

410:吾輩は名無しである
21/01/23 10:23:25.52 FSuAMkGT.net
ドスちゃんの主人公ってだいたい美男子でしょ
ムイシュキンもスタヴローギンも
でも我々が考えるより髭もじゃで青白い風貌だよね

411:吾輩は名無しである
21/01/23 12:58:31.88 3j9vFIuJ.net
>>402
字幕付きDVDです
URLリンク(www.nhk-ep.com)

412:吾輩は名無しである
21/01/23 14:01:15.26 oVxLMwrM.net
>>411
ありがとう。Amazonで高評価だね。見たくなったよ

413:吾輩は名無しである
21/01/23 14:28:04.66 3j9vFIuJ.net
高い買い物になりますがよろしければ
オレのあほ話をしますと同様のシリーズで「カラマーゾフ」と「白痴」も新品で購入したのはいいんですが
アリョーシャとリーザと公爵のイメージがしっくりこずに全部見ずに二束三文で売ってしまいました
で今同シリーズの「悪霊」に興味津々だけど同じ轍を踏まないとは言い切れず
アマのレビューで何なんだあの後日談は##とありでもいつかは見てみたい

414:吾輩は名無しである
21/01/23 15:13:27.09 t/bXAg7v.net
カラマーゾフに関しては映像化作品避けたいとこだな、例え出来がよくとも
永遠の書物として人生に残しておきたい

415:吾輩は名無しである
21/01/23 16:17:25.05 geGOZvgA.net
読む前に観るのはまだしも、
読了後に観るのは避けたほうがいい
映像の方が記憶に残りやすいから
苦労して読んで得たイメージに上書きされる

416:吾輩は名無しである
21/01/23 16:18:49.18 9gakYXKQ.net
映像で見るなら普通のドラマのほうが面白いんじゃね?物語的に
時間の無駄ってことはないだろうけど

417:吾輩は名無しである
21/01/23 17:29:51.77 3j9vFIuJ.net
>>415
確かにそれは一理あるかもしれないが
ドラマの作り物とはいえロシア人が一応時代考証もしたであろう当時のペテルブルクの街並みや就中ラスコーリニコフとマルメラードフが出会う酒場の様子を見てみたかったのよ

418:吾輩は名無しである
21/01/23 17:42:35.97 t/bXAg7v.net
序盤酒場のあたりで挫折する人多いって聞くな

419:吾輩は名無しである
21/01/23 20:34:37.82 3j9vFIuJ.net
このスレで話題に出てた「フョードロフ伝」をドストエフスキーが出てくるとこ(ほんの数ページ)を中心に拾い読みしてみた
ニコライ・フョードロヴィチ・フョードロフ(1829-1903)はルミャンツェフ博物館の伝説的な司書かつ独創的な思想家として知られてるそうで
司書で思想家というとパリ国立図書館で司書をしてたバタイユを思い出す
フョードロフがまだ無名時代に彼の思想をペテルソンという友人兼弟子的な人がまとめた原稿をドストエフスキーに宛てて送り
読んで意見を「作家の日記」に書いてほしいと依頼したのが縁の始まりで
ドストエフスキーは1876年の「作家の日記」3月号で好意的に論評している(新潮社版ドストエフスキー全集17にも載ってる)
1876年と言えば未成年を連載中でカラマーゾフの構想を練っていた頃だろう
ドストエフスキーの反応に勇気づけられたペテルソンは師フョードロフの教えの基本的な命題を十分に記述した手紙をドストエフスキーに送り
ドストエフスキーはその返事(1878年3月24日付け書簡)で熱を帯びた調子でフョードロフの思想に感銘を受けたことを伝えている
その後フョードロフたちは彼の思想をまとめた著作の作成に取り掛かったが完成したのはドストエフスキーの死後まもなくだった
しかしフョードロフの思想の核はドストエフスキー宛の手紙で伝えられておりそれがカラマーゾフにも反映していると筆者は述べている

420:吾輩は名無しである
21/01/23 20:44:53.80 BuNClf3D.net
>>419
俺もそのレス気になってた
報告サンクス!
未成年は1875年刊行だな
長編で影響を与えたとしたらカラマーゾフのみということになるのか

421:吾輩は名無しである
21/01/23 20:48:00.62 oVxLMwrM.net
>>418
あ、あんな序盤で?あそこでダメなら怒濤の超長文のセリフを読み続けるのはムリですね

422:吾輩は名無しである
21/01/23 20:50:09.93 BuNClf3D.net
罪と罰はめちゃくちゃ読みやすいしな
ムリっていうよりつまんねえって思ってやめるんじゃね

423:吾輩は名無しである
21/01/23 21:07:15.42 3j9vFIuJ.net
しかしながらフョードロフの思想は日本人にはちょっと馴染みにくい
訳者の安岡治子の解説をそのまま写すと
「フョードロフの思想は、いかにもファンタスティックに見えるが、それでいて、理性や科学に基づいた合理的側面もあり、
しかもロシア正教や専制を重視するスラヴ派的保守の伝統も受け継ぐという、一見矛盾したさまざまな要素を総合した実にユニークなものである。
……ソルジェニーツィンによれば……フョードロフの著作を持っているだけでラーゲリ送りになったという。……
フョードロフの思想の根幹を成すものは、何といっても、あらゆるものを分離分化する近代の知のあり方への不信である。……
フョードロフにしてみれば、復活に関しても……文字通り肉体の復活をも念頭においている……
フョードロフの言説は、奇想天外、荒唐無稽とも思われるほど荒削りなもので……われわれ日本人は……馴染みにくいものだろう。しかし、
……フョードロフの提案は、やはり何かを切実に訴えかけてくる……ミクロコスモスとしての人間をマクロコスモスとしての宇宙に関連づけ、
人類がこの先どう進むべきか、、その方向を、永遠の時間、無限の空間にまで拡大して、これほど具体的に示した例は、めったにないからである。……」
オレは精読してないので何とも言える立場にないが
博物館の司書をやってたくらいだから当時の自然科学の最先端にも造詣は深かった上での思想ではあろうが
死者を肉体的にも復活させることが可能ってところはちょっと理解が難しかった
スラヴ派進歩派革命派入り乱れて思想的混迷のさ中にあった当時のロシアに出現した一人の特異な思想家といったところか

424:吾輩は名無しである
21/01/23 21:08:52.12 3j9vFIuJ.net
>>420
みたいですね

425:吾輩は名無しである
21/01/23 23:30:15.87 3j9vFIuJ.net
ついでに目についたエピソードを一つ
「トルストイとフョードロフの困難かつ不釣合いな関係は、トルストイ自身にとっても奇妙なことに、八〇年代をとおして続けられていった。
フョードロフに対するトルストイの行き届いた、いささかおもねるような態度や、二人の口論、衝突については、それを実際に目撃した人々の多くの話がある。
息子のイリヤ・トルストイはこう回想する。「会話では、いつもかっとなって抑えがきかなくなる父が、ニコライ・フョードロフが話しだすとなると、ことに注意深く耳を傾け、彼に対していきりたつようなことは一度もなかった」
トルストイとは実際に行き来があったようですね
安岡女史の解説を再度引用すると
「……一九三〇年代以降、ソヴィエトではフョードロフの名はタブーとなった。しかし、フョードロフの復活や不死の思想は、革命後の多くの芸術家や科学者にも豊かなインスピレーションを与えていた。」とのことで
このスレでもどなたかがドストエフスキー(をはじめとするロシアにおけるロシア文学)研究は今現在新たな出発を始めているという論文を引用されてましたがまさにその通りのようですね

426:吾輩は名無しである
21/01/25 01:33:42.62 gjdek8ab.net
>>425
フョードロフについてのレスがあったのでググってみたら少し出てきました
どうやら少しの範囲ではなくて多くの範囲に渡ってドストエフスキーに影響を与えている人のようです
しかもドストエフスキーとは正反対に、実践的生活面においてかなりできた人格者だったようです
一つの逸話(ロシア語から自己翻訳で読んだので正確ではありませんが)があります
教師だった時代、教え子の父親が病気にかかってしまい、その治療費のために全額与えてしまい、「葬儀代もすべて払った」ようです
ここで思い出さずにいられないのはラスコリニコフのこと
葬儀代を全財産を放棄して全部払ってやる、まさに罪と罰に書かれた逸話です
フョードロフ ロシア宇宙論
「自然の盲目の力を統御し、操ることは、人類が共同でおこなわなければならない偉大な事業だ。」「ついには敵意と無知と盲目、すなわち非親和性の究極の表現である死そのものを、殺さなければならない。」「すべての人が認識者となり、すべてが知の対象とならなければならない。」「同時にそれを人間を通じておこなうのだ。自然のなかに合目的性がないのは、人間自身がそれをもちこまなければならないからである。そして、そこにこそ最高の合目的性があるのだ。」(『ロシアの宇宙精神』110頁前後)

427:吾輩は名無しである
21/01/25 02:48:39.91 s2+04sMW.net
>>426
>ドストエフスキーとは正反対に、実践的生活面においてかなりできた人格者
非人格者ドストエフスキーww
そうなんだろうなあ
>「自然の盲目の力を統御し、操ることは、人類が共同でおこなわなければならない偉大な事業だ。」
なるほどだから死者の肉体的復活なんだ 納得 かつ面白い
フョードロフに聞けたら聞きたい
不完全な人間が科学の発展によって万能の神と同様の力を手に入れられたとして
死者を復活させることができたとして不完全な人間を復活させて何の意味があるんですかと
これは東洋の日本人就中非人格者中の非人格者のオレだからこそだから抱く疑問かもしれませんが

428:吾輩は名無しである
21/01/25 03:20:21.40 s2+04sMW.net
フョードロフが「敵意と無知と盲目、すなわち非親和性の究極の表現である死」と死を否定的にとらえているのに対し
同じ司書仲間(?)のバタイユが「生(個々人の意識/存在)=非連続」に対し「死=連続」と死を肯定的にとらえているのも真逆やんと面白いと思いました

429:吾輩は名無しである
21/01/25 03:38:13.39 s2+04sMW.net
「自然の盲目の力」に対する神の似姿としての人間という自然観も日本人と違ってて面白いですね
ロシア(ヨーロッパ?)的自然観は自然と人間を切り離して考え
一般的日本人は人間を自然の一部としてとらえる
だからフョードロフの思想が多少縁遠いのもやむを得ないのかもしれない

430:吾輩は名無しである
21/01/25 10:45:31.97 QfMUGlHf.net
皇帝がそういう人だったもんね。
名前忘れたけど。
科学の力で自然を征服、みたいな。
ロシアは寒いから、あと権力者だから、そういう思想になるのかな、と思ったりしないでもない。

431:吾輩は名無しである
21/01/25 15:31:32.21 hJh5zTTt.net
あーそういえば聞いたことがあるような
ロシア近代化の立役者にしてペテルブルクを作ったピーョトル大帝だったか誰だったか

432:吾輩は名無しである
21/01/27 03:11:23.50 W+F7saIS.net
君らブコウスキーは好き?

433:吾輩は名無しである
21/01/27 03:29:55.31 vFn7XgrV.net
スマンがオレは知らん
誰なの?

434:吾輩は名無しである
21/01/27 05:25:27.14 W+F7saIS.net
比較対象になるようなもんでもないけど、息吹は感じる

435:吾輩は名無しである
21/01/27 10:53:44.74 vFn7XgrV.net
ググってみた
1920年、ドイツ人の母、カタリーナ・フェットとポーランド系アメリカ人の軍人の父、ヘンリー・チャールズ・ブコウスキー・シニアのあいだに、ドイツのアンダーナッハで生まれる。第一次世界大戦後のドイツの経済崩壊により1923年に一家はアメリカ合衆国のメリーランド州ボルチモアに移住、その後カリフォルニア州ロサンゼルスへ転居。幼年時代、ブコウスキーはしばしば失業状態にあった父親から虐待を受けていた。
1966年、ロサンゼルスの地下新聞『オープン・シティ』紙のコラム Notes of Dirty Old Man を担当。
1994年3月9日、カリフォルニア州サンペドロで白血病により死去。遺作となる「パルプ」を完成したすぐ後のことであった。彼の墓には「DON'T TRY(「やめておけ」)(「突っ張るな!」)」と刻まれている。
大文学者さん?
しかし詩人となると原文で読まんと味がわからなそう
クラシックを生んだヨーロッパではなくジャズを生んだアメリカに現れた才能って感じか

436:吾輩は名無しである
21/01/27 11:03:59.44 vFn7XgrV.net
Notes of Dirty Old Manて
地下室の手記的な
ポーランド系だとロシアは嫌いかも知らんが

437:吾輩は名無しである
21/01/27 11:17:29.68 vFn7XgrV.net
ビートルズの実質的ラストアルバム「アビーロード」のメドレー中の一曲「Mean Mr. Mustard」に Dirty Old Manて歌詞があるけどもしかしてここからいただいてたりして
ジョン・レノンはアイ・アム・ザ・ウォラスでエドガー・アラン・ポーの名前を使ったりしてるから読んでる可能性はあるかも
ノーベル文学賞を取った(オレはいいと思うけど一応草を生やしておこう)ボブ・ディランとも親交があったようだし

438:吾輩は名無しである
21/01/27 15:37:42.79 MPH2/J6C.net
>>432
短編だけ読んだことあるけど、
そこまで好きじゃない。嫌いでもないけど。
全然違くね?
ていうかドストエフスキーの真似なんて誰もできないだろうけど。

439:吾輩は名無しである
21/01/27 21:44:00.74 0bXnMkAM.net
>>1
「朝鮮人の立ち入りは厳禁とします。」
なんだこれ。気持ち悪い。一回スレッドを落としたほうがいいよ
こんなスレッドで、よく何事もなかったかのように議論できるものだ

440:吾輩は名無しである
21/01/27 22:00:00.23 0pl5Fk4i.net
>>439
いろいろあったからね
気に入らなければ前から続いてるドストエフスキースレか
スレ主が新たに立てた文学的ドストエフスキースレを使えばいい

441:吾輩は名無しである
21/01/27 22:34:23.47 aSPs/0iy.net
ドストエフスキーといえばむかし安部公房がTVを見てたらイラクかどっかの中東の戦争報道で
コーランの詠唱が響く中、画面に一瞬ドストエフスキーの本が落ちているのが写っていて
とてつもない衝撃を受けたと同時にかすかな希望も感じたという発言があってずいぶん印象的だったが、
ようやく最近になって意味がわかってきた。
作家の作り話にせよこれはドストエフスキーの作品について真価を語っていると思う。

442:吾輩は名無しである
21/01/27 22:43:48.56 feYPHXY+.net
>>439
こっち使わんことにするわ。

443:吾輩は名無しである
21/01/27 22:44:21.23 4HlHrl6p.net
>>439
あなたの言っていることが正しいと思う
俺も一応>>74で疑問を呈したつもりだったけど、今見直したら呈していなかった気もします
とにかくあなたに他のスレに行くよう促している人はどうかしていると思う
それと彼と別人であればこのスレを立てた人もね
まードストエフスキーもイワンにトルコ人の虐待の話をさせているから、そういった偏見があったようにも思うのだけど

444:吾輩は名無しである
21/01/27 23:01:57.96 4HlHrl6p.net
カラ兄の話中ではアリョーシャに対し誰もが、父親でさえもが本音トークを繰り広げていることに感嘆するのだですが、
スメルジャコフだけは接点がなかったのはなぜだか考えたことがありますか?
接点があったらあんな事件に発展しなかっただろうからとか、思うところはあるのですが
あとスメルジャコフの育ての親夫婦も接点がなかったといえばなかったですね
ちなみに完全に俺の読んだ記憶だけをもとにしているので、違っていたらあやまります

445:吾輩は名無しである
21/01/27 23:10:53.21 0pl5Fk4i.net
>>443
>>あなたに他のスレに行くよう促している人はどうかしている
ってオレのことだろうけど
彼はこのスレを落とせと言ってるんであって
元からこのスレにいるつもりはないし
気にしないでここにいたっていい
それは彼の自由だろ
他人をどうかしてるとディスるなら
せめてそれぐらいは確認してからにしたほうがいいよ

446:吾輩は名無しである
21/01/28 00:14:39.71 BweTIUBr.net
>>441
いい話だ
ちなみにドスト関係なくて恐縮だが
中東の紛争地帯で今読まれているのは漫画「進撃の巨人」なんだってね

447:吾輩は名無しである
21/01/28 01:05:51.80 vNHqLG8A.net
創価学会関係者並びに朝鮮人の立ち入りは厳禁とします。ってのは確かによろしくはないのだろうが
本スレを創価学会員と思しき人物(朝鮮人かどうかは知らない)に荒らされてスレ主がこのスレを立ち上げ
渡りに船とばかり何人かこっちに移ってきたんだろうし
まあ言ってもたかが5chのスレッドだし次スレで直しゃあいいじゃんとオレは思ってる
まともな学会員と朝鮮の方には申し訳ない

448:吾輩は名無しである
21/01/28 01:32:27.21 sR2TmtSw.net
>>444
カラマーゾフ家の育ての親は同じだけど、兄弟の中でスメルジャイコフだけは身分が違うので仕方ないのかもしれません
使用人の子供はどこまで行っても使用人として扱われるし、愛情表現もまた変わってくるように思います

449:吾輩は名無しである
21/01/28 01:38:40.73 sR2TmtSw.net
人種排除は因果関係がないですからね
差別せずに特定の何かを具体的に除きたいならば、それなりの根拠が必要になるように思います
そうしないと差別になってしまう
そうかについては因果関係があるので排除を宣言しても差別にはならないでしょう
散々煮湯を飲まされてきて、現に今だってスレチを辞める気配がありません
本スレはもはやドストエフスキーの面影がなくなってしまったし、その因果は根拠としては十分だと思います
一度落とす、という意見は最善の策だろうけど、スレッド成立(物理的な意味で)の現実的な観点から考えれば、落とすのも苦労するし、時間もかかるし、その間に誰かがレスすればその苦労も水の泡になるし、悪意の第三者には抵抗できないので、次スレから直せばいいというのにオレは賛成です
まあ、そろそろスレッドの半分になるのでその方が早いというのが思うところだけど、スレッドは総意さえあればなんとでも出来るのでお引っ越しもいいかもしれません

450:吾輩は名無しである
21/01/28 02:09:17.28 FNQNLj2T.net
書き込みできるかな?

451:吾輩は名無しである
21/01/28 02:26:12.01 FNQNLj2T.net
朝鮮人に対する差別の根っこは、自分が絶対に当てはまらない対象を悪者と決めつけることで、自分を安全な場所に置くのことにあると思うんで、決定的な暴力だと思うんだよね
朝鮮人は汝の隣人だと思う
しかしキリストとかは2000年以上前なのになんであんなに知的なの?

452:吾輩は名無しである
21/01/28 02:33:07.63 vNHqLG8A.net
>>451
ならこのスレはどうすべきだと思う?

453:吾輩は名無しである
21/01/28 02:49:13.17 CNGHqdE6.net
>>451
論理的な論と演繹に同意します
差別は一方的な他者への暴力の源になりえる大きな要因だとオレも思っています
キリスト教については聖書ではないでしょうか
アブラハムの時代から、彼らのすべての規範は聖書にあるので、その聖書の中ででさんざん言うのは知恵を身につけよ、です

454:吾輩は名無しである
21/01/28 08:30:57.34 erv9Pv+3.net
相変わらず、このスレもドストから遠く離れた書き込みばかりだ
ドストの文学のみを意見交換したいなら、文学的に語るスレッドがお勧めだ

455:吾輩は名無しである
21/01/28 10:47:03.53 vNHqLG8A.net
お久しぶりのスレ主さんコンチワ

456:吾輩は名無しである
21/01/28 11:39:08.25 N83Bj0Q3.net
深夜に書き込みしてるヤツ
仕事はなに?
ニートか?

457:吾輩は名無しである
21/01/28 12:22:34.16 75qjfXE4.net
オレは個人事業主、なので労働開始時間はある程度自由
生活習慣がもう夜型なんで書き込みも夜になる
ランチ休憩は変わらないですけどね
だけどニートだっとして、何か問題があるんでしょうか

458:吾輩は名無しである
21/01/28 13:15:12.67 TKhzmWhU.net
>>456
「へえ、あなたはよくもまあ臆面もなく、えらそうな口をききますね!」

459:吾輩は名無しである
21/01/28 13:32:25.97 jsZ8Rb5b.net
「働いてお金を稼がなけりゃいけないということは私にもわかってるんです」
○メラードフ

460:吾輩は名無しである
21/01/28 18:03:42.46 LhzfNwih.net
ここと向こうはドストエフスキースレじゃないぞ。なんたら学会員とかいう知恵遅れを罵る為のスレだ。
ここだとアイツは言い返して来ないから好きなだけ詰っていいぞ。

461:吾輩は名無しである
21/01/28 23:52:26.55 vNHqLG8A.net
>>449
このスレにこのままカキコむのもなんだかなって感じですし
ドストエフスキーを文学的に語れという枷も窮屈なので
ここはこのスレが曲がりなりにも今まで機能してきた最大の功労者である貴方に新しいスレッドを立てていただきたいということでいかがでしょうか
スレッド名は ☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド②☆☆☆ とでもなんでもお好きに
問題になってる
「朝鮮人の立ち入りは厳禁とします。」はオミットして
カキコみルールも適当に決めていただいて(本スレがあまりに過疎って不快にさせる相手がいなくてつまらないのか最近カキコみが極端に減った創価のじいさんは出禁にしてもらいたいとこですが)
で立ったら誘導をこのスレにしてもらえればオレはそっちに引っ越します
何から何まで図々しい自分でやれって話ですがここは一つ
ご面倒でなければ
ご面倒ならオレはこのままここでくだらないレスをし続けます

462:吾輩は名無しである
21/01/29 00:18:01.42 Z/0rYpFN.net
まず第一にこのスレを立てた人は今もって朝鮮人立ち入り厳禁を取り下げる気がさらさらなく、
更に彼はこのスレの内容に納得できないため、文学的に語るスレを立てた経緯があります
俺は>>439の苦言を重く見るべきだと思います
ですから
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド②☆☆☆
をどなたかが立ててくれたら、そちらに引っ越すのが最善だと思います
と書きながらpcもスマホも規制でスレを立てられない俺です
ぜひどなたかにお願いしたいです

463:吾輩は名無しである
21/01/29 00:44:39.54 CuOuRPFv.net
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド②☆☆☆
スレリンク(book板)
立てました
ただ個人的に思うのは、このスレもせっかくたててくれた人がおるので消化してもらいたいと思っています
次スレがある、という理由で理解してもらえればと思っています
あと半分くらいしかないしね

464:吾輩は名無しである
21/01/29 00:51:13.53 /NOYPhNF.net
>>463
ご苦労様です
浮足立って重複スレ立てちゃいまして申し訳ない

465:吾輩は名無しである
21/01/29 00:54:17.95 CuOuRPFv.net
>>464
こちらこそ間の悪さにすいません
次の次まであるということでやがて使わせてもらいます

466:吾輩は名無しである
21/01/29 17:52:36.21 DeSsYApH.net
一人で何をやってんの?

467:吾輩は名無しである
21/01/29 17:55:57.98 mtsTppIE.net
チョーセン人の自演だな

468:吾輩は名無しである
21/01/29 19:34:46.75 lwcAtavQ.net
『カラマーゾフの兄弟』って一応この人の最高傑作なんですよね?
最初のアレクセイが13年前に死んだって書いてあるから何かの伏線だと思って
最後まで読んでみたけど何の意味もなかった。
あとゾシマ長老は死んでも腐臭は発生しないとか言ってたくせに腐臭が発生し
たし、資料をアリョーシャ(アレクセイのことだよね?)が作成したのに何故
か別の人が作成したことになっていたし
銅の杵で殴ったくせに章の題名が誤審となったりとはったりと設定ミスにあふれ
た最低の作品としか思えなかった。

469:吾輩は名無しである
21/01/29 20:17:02.11 q9Wmz1xd.net
ある数学者がドストエフスキーの小説を読んで「この小説では一晩で二回月がのぼる」というようなことを言ったらしいな
でも「腐臭は発生しないとか言ってたくせに腐臭が発生した」というのは
はったりや設計ミスとは言わないんじゃないの?

470:吾輩は名無しである
21/01/29 23:53:16.12 qK8v4SdH.net
>最初のアレクセイが13年前に死んだって書いてあるから何かの伏線だと思って
誤読ですよ? 事件が13年前、本編である第2の小説が、今この現在時の出来事と示してある筈でしょう
「わざわざ」(太宰、、?)

471:吾輩は名無しである
21/01/30 11:01:03.93 74lDkwYm.net
罪と罰を読まないとかいうの買って途中まで読んでみたが下らなすぎて捨てた
こんなの出版して恥ずかしくないのかな

472:吾輩は名無しである
21/01/30 11:28:34.99 0OWSab95.net
>>471
一応気になって図書館で読んだけど、あれ本当にひどいね
よくあんな下らない企画を立ててそれが通ったと思うよ

473:吾輩は名無しである
21/01/30 12:03:21.31 BfM+opLW.net
あれかw
会話内容流石に見るに堪えないよ
まさに下らない

474:吾輩は名無しである
21/01/30 12:04:46.14 o1fEGLvS.net
『罪と罰』読まないと
ソ連映画の『カラマーゾフ』のエンディングを理解できないだろ
タイトルからしてクソなのに、よく買って読んだね
カネと時間の無駄遣い

475:吾輩は名無しである
21/01/30 12:46:11.20 0OWSab95.net
>>471,473
一応国内でそこそこ評価されてる作家たちの会話とも思えないほど頭悪そうなんだよね

476:吾輩は名無しである
21/01/30 14:08:27.03 atUyptrN.net
>>475
誰に評価されてるかでしょ
偏差値60くらいの自称意識高い系層の媚態にまみれた評価じゃないの?

477:吾輩は名無しである
21/01/30 16:10:14.47 7QNCSTgH.net
じえん に じえん を かさねても
あいきゅーはちじゅうきゅう は なおらないんだよなあ
みつを

478:吾輩は名無しである
21/01/31 10:12:31.13 xmRXWfGJ.net
亀山訳は止めましょう

479:吾輩は名無しである
21/01/31 10:15:13.71 7tqgFTY2.net
佐藤優
「カラマーゾフの兄弟の新訳は実にすばらしい。
もともと亀山先生の翻訳は、ドストエフスキー以外についても正確で読みやすいという定評があります。
(略)
重箱の隅をつっつくような解釈の違いをあげつらって、「亀山の誤訳を見つけた」と騒ぐような輩がロシア屋には多いですから。
(略)
亀山訳は、語法や文法上も実に丁寧で正確なのです。これまでの有名な先行訳のおかしい部分はきちんと訳し直している。」
(『ロシア 闇と魂の国家』亀山郁夫、佐藤優著 文春新書)

480:吾輩は名無しである
21/01/31 10:57:56.77 xmRXWfGJ.net
やめた方がよさそうだ

481:吾輩は名無しである
21/01/31 11:25:48.01 nvD4ncqB.net
佐藤優の言ってること矛盾してるじゃないか
「丁寧で正確」なら
重箱の隅をつつかれても「誤訳」だと言われないだろ
亀山も佐藤も嫌い

482:吾輩は名無しである
21/01/31 11:28:53.44 nvD4ncqB.net
水声社の『カラマーゾフ』読んだ人いないの?

483:吾輩は名無しである
21/01/31 12:27:44.60 wJhomNUy.net
自分は新潮社

484:吾輩は名無しである
21/02/03 01:20:40.65 h5gbma4a.net
>>468
> 『カラマーゾフの兄弟』って一応この人の最高傑作なんですよね?
> 最初のアレクセイが13年前に死んだって書いてあるから何かの伏線だと思って
> 最後まで読んでみたけど何の意味もなかった。
> あとゾシマ長老は死んでも腐臭は発生しないとか言ってたくせに腐臭が発生し
> たし、資料をアリョーシャ(アレクセイのことだよね?)が作成したのに何故
> か別の人が作成したことになっていたし
> 銅の杵で殴ったくせに章の題名が誤審となったりとはったりと設定ミスにあふれ
> た最低の作品としか思えなかった。
何を見ても何を聞いても 最低にしか感じられないんじゃね?
これを猫に小判という。

485:吾輩は名無しである
21/02/03 01:23:21.17 h5gbma4a.net
>>482
> 水声社の『カラマーゾフ』読んだ人いないの?
>>483
> 自分は新潮社
なになに社とか、どーでもいいんだよ。米川読んどけばまちがいない。
誤訳とか枝葉なんか関係ない。その翻訳が文学として優れているかどうかだ。

486:吾輩は名無しである
21/02/03 01:27:18.84 h5gbma4a.net
>>481
> 佐藤優の言ってること矛盾してるじゃないか
> 「丁寧で正確」なら
> 重箱の隅をつつかれても「誤訳」だと言われないだろ
ぜんぜん矛盾してない。恐ろしくレベルが低いから解説するのもめんどいな。
> 亀山も佐藤も嫌い
亀山がダメなのは、「誤訳」うんぬんじゃなく、米川等一流の先行訳と比較して
文学作品として低レベルだからでしょう。知らんけど。

487:吾輩は名無しである
21/02/03 01:53:40.87 h5gbma4a.net
たとえば法華経は西暦265年に『薩曇分陀利経』として翻訳され、
つぎに竺法護訳『正法華経』として西暦 286 年に訳出された。
しかし
その後鳩摩羅什訳 『妙法蓮華経』が出て、これが絶対的な信仰の対象となっていく。
西暦384年頃だと思う。ググるのめんどくさいから適当だけど。
その後各国で各時代に、現代日本でも「サンスクリット語から納得する現代語訳をつくり
たい!」とか言って、学者先生が現代語訳とか言って数々出版している。
そんなものはぜんぶ意味がないのである!
羅什訳 『妙法蓮華経』は天台も伝教も日蓮大聖人も認める「仏の実語」であり、
1文字1文字がそのまま金色の仏なのである。
釈迦仏より日蓮が上であり、末法の御本仏であるのと同じく、サンスクリット語など誰からも相手にされておらず、羅什訳 『妙法蓮華経』が信仰の対象なのである。
その理由については、大聖人が御書において縷々述べられている。
これと同じ原理で
新しいから優れている―など、あるはずがないのである。
カラマーゾフの兄弟であれば、あなたが日本人なら、米川正夫訳か新潮社の訳あたり、
白痴ならば名前ど忘れしたけど なんとか浩二訳か米川。でよい。
現代つまり令和青年というのは、まさに昭和と比較して底辺です。そんな時代に出版されたものが文学教養盛んなる70年代までの訳出を超えることはできない。

488:吾輩は名無しである
21/02/03 07:56:33.80 UHwDjGPC.net
水声社の『カラマーゾフ』3月までに買うから
そのうちに内容を報告する

489:吾輩は名無しである
21/02/03 08:06:15.71 UHwDjGPC.net
長文の連投ウザいから消えろ創価

490:吾輩は名無しである
21/02/04 18:44:22.49 D/f2PfXL.net
おい創価
『アンナ・カレーニナ』の第5部第17章の冒頭部分を翻訳してくれ

491:吾輩は名無しである
21/02/04 18:53:44.47 D/f2PfXL.net
第1段落だけでいいから頼むわ創価

492:吾輩は名無しである
21/02/04 23:21:51.68 MTZFsA//.net
>>491
『アンナ・カレーニナ』→ アンタ?カレーにな?
意訳: あんた、カレーかい?

493:吾輩は名無しである
21/02/05 01:34:38.79 Q9eCKH5D.net
>>490
> おい創価
> 『アンナ・カレーニナ』の第5部第17章の冒頭部分を翻訳してくれ
この問は一体なんだ?ww
翻訳してくれとはどういう意味だ?
しかも原文を提示するわけでもない。
原文出せば、グーグル翻訳で文学的に翻訳してやる。
じつはアンナ・カレーニナは若き時に読んだ。最後まで読んだが...ぜんぜん頭に入ってこなかった!ww
前に俺は
>何を見ても何を聞いても 最低にしか感じられないんじゃね? これを猫に小判という。
と言ったが、そんな君らの感覚がまったくわからないわけじゃあないんだ。
しかし一方で、君らが感受性も読解力もないのもまた
厳然たる事実だ。
自分は底辺読者なのに古典的名作をくだらないと書く
その図々しさには辟易するではないかっ

494:吾輩は名無しである
21/02/05 01:42:03.43 Q9eCKH5D.net
亀山という翻訳者は名前がよく出るが
一言でこう片付けたい。
このコンピュータ・インターネット時代に
機械翻訳も、あらゆる資料情報も簡単にアクセスできる時代に
カラマーゾフという虎の威を借りる狐をやめろといいたい。
もしも本当にその人が記念碑的翻訳を出版したとしたなら、それは森鴎外も まっつぁおになるような
美しき名文で書かれているべきはとうぜんである。

495:吾輩は名無しである
21/02/05 03:05:44.56 dixPOjHx.net
翻訳の世界も色々あるんだねぇ
そもそも読者側が原文読んだ上でってとこでかいし

496:吾輩は名無しである
21/02/05 08:56:28.21 nOFZtPNb.net
何が「グーグル翻訳」だ間抜け
法華の太鼓でぶん殴るぞジジイ!

497:吾輩は名無しである
21/02/05 08:56:43.45 jolDLzHu.net
>>490
「ニコライ・レーヴィンが病床にあった県庁所在地の宿は、清潔や快適を旨とするほかに
優雅な趣をも出そうというきわめて殊勝な意図もとに、新しく改良されたモデルにならって
建てられた地方旅館のひとつであったが、この種の旅館は、そこへ押しかける泊まり客のせいで、
またたく間に現代ふうの設備が自慢の薄汚い居酒屋に変わってしまい、しかもそうした設備が
自慢なだけにかえって薄汚いだけの昔ふうの旅館よりもいっそうみじめなものになりはてて
しまうのである。」

498:吾輩は名無しである
21/02/05 09:00:42.47 nOFZtPNb.net
>>497
ありがとう
その後も頼みます

499:吾輩は名無しである
21/02/05 09:06:00.61 nOFZtPNb.net
「鉄の階段」の部分が【日本語訳】【英訳】とも翻訳者によってまちまち
【原文】の文法構造が俺には難しい

500:吾輩は名無しである
21/02/05 09:12:24.81 nOFZtPNb.net
【原文】の1文が長すぎて、書き込めないんだ
ボルコンスキー女史も訳しきれていない
【木村訳】と【望月訳】ではまったく違うし

501:吾輩は名無しである
21/02/06 00:44:34.89 fvja42pJ.net
「ニコライ・レーヴィンが病床にあった県庁所在地の宿は、
清潔や快適を旨とするほかに、
優雅な趣をも出そうという、
きわめて殊勝な意図のもとに、
新しく改良されたモデルにならって
建てられた地方旅館のひとつであったが、
この種の旅館は、そこへ押しかける泊まり客のせいで、
またたく間に現代ふうの設備が自慢の薄汚い居酒屋に変わってしまい、
しかもそうした設備が自慢なだけに
かえって薄汚いだけの昔ふうの旅館よりもいっそうみじめなものになりはてて
しまうのである。」
-------------------
このトルストイの文は...なかなか特性を表してるな...なかなか素晴らしい例文を
引いてきたね。
ちょっと見直したぞ。ID:D/f2PfXL 君!
>>490
> おい創価
> 『アンナ・カレーニナ』の第5部第17章の冒頭部分を翻訳してくれ

502:吾輩は名無しである
21/02/06 09:06:20.96 KQJfkvQp.net
このスレッドはトルストイに変わりました

503:吾輩は名無しである
21/02/06 09:16:26.51 Lrdidhk6.net
別物すぎる

504:吾輩は名無しである
21/02/06 09:32:40.24 fvja42pJ.net
別物?トルストイとドストエフスキーは19世紀ロシア文学の双璧であり、
トルストイを読むほうがドストエフスキーの訳わからん有象無象の凡人の解説を読む億万倍の価値がある。
亀山であれ、その他翻訳者、学者というのは、自分では何一つ創造できない一般人です。
もし彼らの解説書など読んで(ああ、そうだったのか)とか思えば、ドストエフスキートルストイとはそれこそ別物の ちっぽけな亀山等の境涯で理解してしまう。

505:吾輩は名無しである
21/02/06 09:36:50.69 fvja42pJ.net
そもそもトルストイやドストエフスキーが偉大なのは頭で作り上げた小説ではないからだ。
彼らの世界は体験から創出されている。
これらを解説書や学術的研究からアプローチしようとするのは根本的誤りであろう。
信心しかない!

506:吾輩は名無しである
21/02/06 12:23:11.27 KQJfkvQp.net
>>497の続き
「この旅館もすでにそうした状態にはいっていた。玄関番のつもりか何か知らないが、
入り口のところで煙草をふかしている汚れた軍服の兵隊。風の吹きぬける、陰気な
不愉快な鋳鉄の階段。汚れた燕尾服を着こんだいやになれなれしいボーイ。ほこりを
かぶった蝋細工の花束を飾ったテーブルのおいてある大広間。いたるところにある汚れ、
ほこり、不潔さ。」

507:吾輩は名無しである
21/02/06 12:39:39.67 6gSphmbR.net
>>506
ありがとう

508:吾輩は名無しである
21/02/14 14:32:09.34 m4Af8ISd.net
>>505
>そもそもトルストイやドストエフスキーが偉大なのは頭で作り上げた小説ではないからだ。
>彼らの世界は体験から創出されている。
>これらを解説書や学術的研究からアプローチしようとするのは根本的誤りであろう。
>信心しかない!
あのねぇ、じいさん、小説家と言うものは体験だけで書くものじゃないんだよ、厖大史料を必要とするんだ
だから、それを読む方にもかなりの知識が必要とされるのである
ドストエフスキーもしかり
例えば、『カラマーゾフの兄弟』の原案である『大いなる罪人の生涯』についての書簡を見ろ
1868年12月 マイコフへの書簡
いま私の頭の中にあるのは、『無神論』という題の厖大な長編です。
しかしこの長編にかかるためには、その前に、無神論者や、カトリックや、正教信者の本を、それこそ一蔵書分も読破しなければなりません。
この長編は、たとえ仕事の間完全に生活を保証されていても、少なくとも二年先でないとできません。
人物はいるのです。われわれの階層に属するロシア人で、かなりの年配、それほど教養はないけれど、無教養というのでもなく、ある程度の官位ももっているのですが、それが突然、もうかなりの年になってから、神への信仰を失ってしまうのです。
一生涯、彼は勤務ひとすじに打ち込んできて、軌道を踏みはずすこともなく、45の年まで、これといって目立ったところのない人物でした。
神への信仰の喪失は巨大な作用を彼に及ぼします。
彼は新しい世代、無神論者、スラヴ派、西欧派、ロシアの凶暴な狂信者、隠者、聖人たちを訪ねて放浪します。
ときにはジェスイットのポーランド人、挑発者のわなにかかりもします。
そこから鞭身派の深みへ降りてもいきます。
そして最後にはキリストを、ロシアの大地を、ロシアのキリストとロシアの神を獲得することになるのです。

509:吾輩は名無しである
21/02/14 22:19:21.18 wbS8i2Nt.net
ソーカ頑張れ!

510:吾輩は名無しである
21/02/15 07:03:45.58 7vdj6p2F.net
> あのねぇ、じいさん、小説家と言うものは体験だけで書くものじゃないんだよ、厖大史料を必要とするんだ
あのねえじいさんって...お前何歳なんだよ!www
> だから、それを読む方にもかなりの知識が必要とされるのである
> ドストエフスキーもしかり
罪と罰 味わうのに知識なんかいったか?
これは懐しいな。ひさしぶりに読んだわ。
   ↓
> 1868年12月 マイコフへの書簡
>
> 突然、もうかなりの年になってから、神への信仰を失ってしまうのです。
とつぜん、かなりの年になってから、信仰を失う...それ以前どういう信仰をしていたのだろう...?
むしろここからが、彼の信仰の始まりだったのかな。
> 神への信仰の喪失は巨大な作用を彼に及ぼします。
> 彼は新しい世代、無神論者、スラヴ派、西欧派、ロシアの凶暴な狂信者、隠者、聖人たちを訪ねて放浪します。
> ときにはジェスイットのポーランド人、挑発者のわなにかかりもします。
> そこから鞭身派の深みへ降りてもいきます。
> そして最後にはキリストを、ロシアの大地を、ロシアのキリストとロシアの神を獲得することになるのです。
まさにこれは君らのために書かれた言葉だ。
最後に「仏」を、日本を、日本の仏である日蓮大聖人と御本尊を獲得せえよ!
死ぬ前に南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経と3回唱えろよ。そうでないと、知らんぞ!!

511:吾輩は名無しである
21/02/15 07:05:03.09 7vdj6p2F.net
>>509
> ソーカ頑張れ!
学会理解者になったね!

512:吾輩は名無しである
21/02/15 08:39:35.20 eJlnvT03.net
20年くらい前かな。
スカパーで『子連れ狼』見ていたら、
容貌怪奇な男が登場した。
歯並びが非常に悪く見るからに賤しい容姿の男。
演じていたのは金田龍之介だったかな。
スメルジャコフを連想した。

513:吾輩は名無しである
21/02/15 11:25:12.09 Wo27LMkS.net
私のスメルジャコフのイメージは若き日の天知茂
URLリンク(livedoor.sp.blogimg.jp)

514:吾輩は名無しである
21/02/15 12:53:04.30 h3rjv0IQ.net
現在のオレのイメージではプーチンだな

515:吾輩は名無しである
21/02/15 12:58:29.15 h3rjv0IQ.net
天知は「眉間の皺」がトレードマークだったね。
三島由紀夫が明智小五郎役に起用して賞賛した役者。
神経質そうでスメルジャコフを連想するのも当然か。

516:吾輩は名無しである
21/02/15 20:20:09.69 H+2gyWgG.net
トルストイから人道主義みたいなのを引いたのがドストエフスキー?

517:吾輩は名無しである
21/02/15 21:19:13.32 FM72b6UC.net
ドストエフスキーみたいな作家とかいたりしますか?

518:吾輩は名無しである
21/02/17 18:52:31.01 v+eIRC6k.net
トルストイは女好き
ドストFスキーも女好き
どっちもスケベ

519:吾輩は名無しである
21/02/17 23:06:27.57 rAjK4ngT.net
トルストイは農奴の娘をとっかえひっかえ凌辱していたらしいが、ドストエフスキーはどうしていたのか?

520:吾輩は名無しである
21/02/19 21:13:43.59 95eBEpQO.net
>>518
内容がくだらない。あんたらマトモなロシア文学の読者じゃないだろ?
一秒でわかるw
けっきょく、創価様がお出ましになるしかないのかよ?

521:吾輩は名無しである
21/02/19 21:16:32.66 95eBEpQO.net
というか...ハッキリ言って
俺が見たことがあるすべての板すべてのスレのなかで たぶんここが最低低能。
例外が2人くらい いたかな。

522:吾輩は名無しである
21/02/19 21:22:23.69 95eBEpQO.net
思うになんでこんな低能カキコになるのかというと、
「自分と関係ない世界」ととらえてる。小説だしと。
とっかえひっかえ凌辱 ―、スメルジャコフのイメージは天知茂― が精一杯のカキコとなる。
なんで!自分の事として読まないのかっ?
罪と罰を読めば、ラスコーリニコフとして生きよ!
カラマーゾフならば、アリョーシャだ。 俺はそうしてきた。

523:吾輩は名無しである
21/02/19 22:10:18.69 o6615K9Q.net
誰にも相手にされなくてさみしくなったか?じいさんw

524:吾輩は名無しである
21/02/19 22:33:31.01 95eBEpQO.net
>>523
お前も40代でジジイだろ?w

525:吾輩は名無しである
21/02/19 22:33:56.35 95eBEpQO.net
ジジイがジジイというなや...w

526:吾輩は名無しである
21/02/19 22:40:37.74 o6615K9Q.net
人がいやがることやってりゃ人は離れてく
人にいやがられることして功徳がほしいとか
バカなの?

527:吾輩は名無しである
21/02/19 22:46:52.47 95eBEpQO.net
>>526
良いこと書いてるじゃん、おれw
もっと虚心坦懐に受け止めなよ。

528:吾輩は名無しである
21/02/19 22:57:23.01 95eBEpQO.net
>>508
たとえば以下のドストエフスキーの言葉だ。
> われわれの階層に属するロシア人で、かなりの年配、それほど教養はないけれど、無教養というのでもなく、ある程度の官位ももっているのですが、
お前もある階層に属する日本人だよな。そして
>かなりの年配、それほど教養はないけれど、無教養というのでもなく、ある程度の官位ももっている
だよな? つまりここまではまったく同じだ。「無神論者」の主人公と。
> それが突然、もうかなりの年になってから、神への信仰を失ってしまうのです。
> 一生涯、彼は勤務ひとすじに打ち込んできて、軌道を踏みはずすこともなく、45の年まで、これといって目立ったところのない人物でした。

お前は、ある年に、とつぜん「神への信仰を失ってしまったか?」どうだ?
> 神への信仰の喪失は巨大な作用を彼に及ぼします。
そして「巨大な作用を及ぼしたか?」
そこを考えろ―というのだ。

529:吾輩は名無しである
21/02/19 22:58:37.08 95eBEpQO.net
>>518-519
> トルストイは女好き
> ドストFスキーも女好き
> どっちもスケベ
> トルストイは農奴の娘をとっかえひっかえ凌辱していたらしい
こんな内容じゃ、他板でもバカにされるだろう?

530:吾輩は名無しである
21/02/20 08:27:39.89 J/qHYHiX.net
トルストイは本当の話でしょう。
旦那いい加減にしてくれと詰め寄られたりして。

531:吾輩は名無しである
21/02/20 08:57:12.56 cUZLrCis.net
ドストエフスキーの父親は強姦魔
スケベというより変質者
女を見るとムラムラしてタケノコが成長してくる
やりまくったせいで領地の農奴に殺された
口(くち)より先にチンポから産まれてきた変態

532:吾輩は名無しである
21/02/20 20:20:37.08 X/2Q/uQ3.net
>>530
何が戦争と平和だ(´・ω・`)

533:吾輩は名無しである
21/02/21 04:33:02.47 AOo9aAop.net
> 女を見るとムラムラしてタケノコが成長してくる
健康じゃんw 何が悪いんだか? 価値観が狂ってんな

534:吾輩は名無しである
21/02/21 09:12:21.72 ZP3aj0FV.net
ソーカ大先生、総括してくだされ!

535:吾輩は名無しである
21/02/25 01:50:48.96 3DZnwI37.net
>>15
> 必要もなく絡みに行ってんだから警察が把握しとくべきだろ
> なんで何事でもない事にしようとしてんの?
> どう見てもロリコン、どう見ても犯罪者だろ?
これなあ...昭和だったらこんなことが事案?
子どもに「トイレはどこ?」も聞いたらいけない―となると、ますます子どもたちはほったらかしにされ、
すごい世代断絶が起きて、ますますどーしょーもない社会ができるよな。

536:吾輩は名無しである
21/03/03 16:57:30.03 mr7TrK57.net
あげ

537:吾輩は名無しである
21/03/04 14:52:25.42 32HbnyqG.net
ウイスキーよりドストエフスキー

538:吾輩は名無しである
21/03/14 00:12:33.95 rhGVeyHx.net
世界の5大ウイスキーとは(後進の日本メーカーが国際的な賞をもらうようになって宣伝文句として言ってるだけのような気もするが海外の評価もそれなりに高まっている様子)
スコッチ・アイリッシュ・バーボン(アメリカンウイスキー)・カナディアン・ジャパニーズ
またウイスキーは蒸留酒だがロシアを代表する蒸留酒はウイスキーではなくウォッカ
ドストエフスキー作品中に出てくる蒸留酒はウォッカのみでありウイスキーは一切出てこない たぶん

539:吾輩は名無しである
21/03/16 12:55:46.77 H0SzLONz.net
よく読んでいないようだね
「コニャック」が出てくるでしょ

540:吾輩は名無しである
21/03/16 12:57:46.03 H0SzLONz.net
カラマーゾフの因業おやぢが鍵付きの戸棚に入れているのが

541:吾輩は名無しである
21/03/16 17:40:08.68 tEu36JiN.net
>>540
そーだったー!
知ったかして恥かいた

542:吾輩は名無しである
21/03/17 09:28:39.57 H49GKC+b.net
創価さんに質問

543:吾輩は名無しである
21/03/17 09:30:13.22 H49GKC+b.net
中学生の時に友人の家に遊びに行った
その友人の家は典型的な豪農の家で
玄関が2つあった

544:吾輩は名無しである
21/03/17 09:33:13.52 H49GKC+b.net
普段は何方の玄関も使わず
裏玄関か勝手口を使う
で、ある時、一番格式の高い、式台の付いた玄関の壁に
短冊に書かれた日付が貼ってあるのに気付いた

545:吾輩は名無しである
21/03/17 09:35:35.40 H49GKC+b.net
そのときはそのまま帰ったが・・・
たぶん、その友人宅を訪ねた日とその短冊の日付がわりと近くて
旧暦の日付かと思ったような記憶がある

546:吾輩は名無しである
21/03/17 09:37:39.05 H49GKC+b.net
で、そのあと訪れたときに・・・
旧暦の日付じゃないことがハッキリしたので
友人に訊いてみた
因みに、その友人の家の宗教は「神道」

547:吾輩は名無しである
21/03/17 09:40:31.94 H49GKC+b.net
「よく気付いたね」とオレは言われた
その日付はその友人宅が昔、火事になった日の日付だそーだ
戒めのために貼り出してあると言われた

548:吾輩は名無しである
21/03/17 09:41:27.01 H49GKC+b.net
それで質問なんだが、
創価的にはその短冊もダメなわけ?

549:吾輩は名無しである
21/03/17 10:57:23.54 mElwWbNi.net
自分の質問に自分で答える一人対話って面白いの?

550:吾輩は名無しである
21/03/20 16:18:12.40 +n6O/gV5.net
>>540
『分身』にはラム酒が出てきた
穴があったら入りたい

551:吾輩は名無しである
21/04/03 08:15:19.84 u4KppD11.net
バカ丸出しやなあ
一部仲良しがいればその国同士はお味方かい?
敵同士でも裏で商売してるとか、敵の敵は味方だとかは冷戦時代どころかこの世に国家というもんが出来てからずっと続いていることなんだよ
そんなたわけたこと言ってるんじゃない
この世界に近代国家が出来だしてから、日本とシナが連合して欧米に対抗したことがあるかって―の
現状もそう、めっちゃ些細な分野でもありゃしないだろ
日本はアメリカの顔色をうかがいながら中国と付き合ってやがるんだ
核がどうしたって?
アメリカが日本に核を持たせない理由に中国は関係なし
いいか、核ってのは先制攻撃はダメだが報復はOKって世界なんだ
これ考えたら一目瞭然だろ
唯一の被爆国であるということは、唯一核攻撃ができる国でもあるんだ
日本はアメリカに核を撃ち込むことが正当化できる唯一の国だってことだ
そんなことは国際社会が許さないとか人道的にもあり得ないってのは、現在の状況でしかない
将来世界の情勢とかがどうなるか分かったもんじゃないからな
上記のような理屈が堂々と正当化される世界になる可能性だってあるんだ
アメリカは今も昔もずっと潜在的にそのことに恐怖しているし、将来やばくなりうる可能性を排除しておくってのは当然の作戦でもある
だから日本が核を持つことをアメリカは絶対に許しはしない
中国の事なんか何も関係ないんだよ

552:吾輩は名無しである
21/04/10 14:21:25.93 5bBEOd01.net
本スレ埋まったがどうするの?

553:吾輩は名無しである
21/04/10 14:40:02.08 f4hfxYoB.net
>>550
ドストエフスキー作品ではないが
『アンナ・カレーニナ』にはコニャックのソーダ割りが出てくる
コニャックのハイボールだ

554:吾輩は名無しである
21/04/10 21:31:43.00 tSB8023V.net
はやく③を作れ
待ちきれんぞ!はやく指導したい

555:吾輩は名無しである
21/04/10 21:43:24.77 o/mTGCRW.net
>>554
そうだよな

556:吾輩は名無しである
21/04/25 04:52:56.45 nsS+jOqM.net
批判が的を得てないんだよな。
まず業務で高校数学が応用として使える時点で、世の中の上側1%以上なのよ。
アク界隈はお受験からのエリート教育で育ってるから、世の平均以下がちゃんと認識できていない。
残念ながら需要が存在してしまうわけですわ。高校数学の範囲だろうが何だろうが知らんがな。
あと、純粋な高等な数学になればなるほど、応用が狭まっていく。平たく言うと役に立たない。
なんでそんなものと比較するのか意味が分からない。好きなら勝手に博士課程でも行ってろ。
そして、哀れにもアク候補生として入社して、想像以上に日本社会の企業文化に揉まれ疲弊し、
自分は東京一工のエリートなのにこんな試験にも受からないクヤシイ!!みたいな人が、
5chで見えない敵をたたいて必死にもがいているんだな。憎むべきはその選択の損切りができない自分自身なのに。
だから、嫌ならやめろよと。クソ試験と思うなら今すぐやめて転職なりしろ。何事も中途半端が一番良くない。

557:吾輩は名無しである
21/05/29 00:03:08.17 qvsPGcKF.net
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド②☆☆☆ まとめ

558:吾輩は名無しである
21/05/29 00:05:42.02 qvsPGcKF.net
> まず匿名掲示板で相手の背景は語り得ない
> 匿名なので相手の申告が発話即事実とみなされる
> だから匿名の場所では事態を確定するだけの客観的事実確認ができない
> それは家の鍵を閉めたかどうかのレベルと同じで、自分しか知り得ない事実は発言そのものが意味を持たない
> まさにこれこそが偏見と恣意性です
そのとおりですね。しかしトータルで真実が浮かび上がるよね?俺がいいやつとわかるでしょwww

559:吾輩は名無しである
21/05/29 00:07:34.60 qvsPGcKF.net
> 先生、来世もよろしくお願いします、ぐらいの感じで……。大間違いだった。
何が大間違いだったのか?... もう自分はがんで十分戦ってきた。だから先生来世でまた よろしくおねがいしますなのだが
> 男がひとたび腹を決めたら、横になってでも戦える。100人ぐらいに電話して。先
> 生のもとに、はせ参じるためだもん」「真の勝利は、生きるか死ぬかじゃない。戦い続
> けるってこと。広宣流布ですよ。治った姿を見せるより、戦い続けて語りたい。そこに、 がんを超越した喜びがある」 
生きたまま、この苦痛と戦いつつ、病気が治るより、病気のままの姿を見せつけつつ、
語りに語りたい!ということだ。

> 男がひとたび腹を決める
とは、どういうことだ? 貴様が日本人なら わかるはずだっ
一歩リートとか、ゆってるやつはわからん。
縁もゆかりもない ロシア人の神、ロシア人に夢中になっとるバカものは
いったいぜんたい どこだ?
> このスレは>>1がルールです
> どうか自由意志でやめてください
> お願いします
わかった。自由意志でやめる。
ドストエフスキーは偉大だから。しかしはるかに偉大なのは仏法であり、日蓮だということを憶えておきなさい。

560:吾輩は名無しである
21/05/29 07:10:29.00 7MCcqlek.net
ドストエフスキーの死因はなんだっけ?
病死だったことは確かだが。

561:吾輩は名無しである
21/05/29 09:29:35.45 XSVgKHhQ.net
心不全だろ

562:吾輩は名無しである
21/05/29 10:08:59.36 XSVgKHhQ.net
ドストエフスキーの作品にはゴミカスしか登場しない
よくもまぁ下品な作品ばかり書いたもんだ
読んでいると自分自身が穢れるような気がする
殺人鬼、淫売女、妾、ロリコン野郎、結核病み、高利貸し、癲癇持ち、釜掘り

563:吾輩は名無しである
21/05/29 18:18:43.55 NmVMTbtt.net
さぞかし無害で無意味な
何の印象にも残らないような文学が大好きなんでしょうねえ

564:吾輩は名無しである
21/05/31 09:55:44.85 u6oZberN.net
荒唐無稽すぎる

565:吾輩は名無しである
21/05/31 18:38:39.26 mAB0ScCb.net
ドフトエフスキーは史上一二を争う文才を持ったキチ〇イ

566:吾輩は名無しである
21/06/02 10:55:26.44 6djpQrww.net
ドフトエフスキーは20歳前後の若いころに読まないと意味が無いなあ。
歳とって分別着いてから読むと「まぁこんなもんか」という冷めた感想になる。

567:吾輩は名無しである
21/06/02 19:16:16.72 DOWgkfqL.net
>>566
なるほど

568:吾輩は名無しである
21/06/03 00:34:34.87 K0hyu41H.net
二月九日朝、二十五歳年下の妻アンナが七時ごろ眼をさますと、ドストエフスキーは
じっと彼女をみつめていた。
「アーニア、僕はもう三時間もずっと考えていたんだが、きょう僕は死ぬよ」
(中略)
八時三十八分、ドストエフスキーは息をひきとった。
世界文学史上の最高傑作ともいうべき『カラマーゾフの兄弟』は、その三カ月前に完成
していた。
                   山田風太郎「人間臨終図鑑」より
ぎりぎりだったんだな。未完で終わりかねない瀬戸際だった。よくぞ最後まで書いてくれた
ものだと、ため息をつくしかない。

569:吾輩は名無しである
21/06/03 02:39:56.01 GTuYr78E.net
享年60歳だからちょうど還暦か
今の感覚からしたら若いっちゃあ若い
しかし癲癇持ちで生涯金に苦労したが世界文学史に燦然と名を残したし
大往生と言えるかな

570:吾輩は名無しである
21/06/03 10:42:53.89 qPUlsB7I.net
いえないだろ
『カラマーゾフ』は未完

571:吾輩は名無しである
21/06/03 14:25:12.37 zFADXbZ3.net
カラマーゾフが未完と知らないで読んでたわ

572:吾輩は名無しである
21/06/08 12:20:18.13 cosERlf3.net
白痴読了
純真無垢なムイシュキン侯爵と荒ぶれワルのロゴージン、妖艶な美女ナスターシャ、
性格のきつい令嬢アグラーヤの4人の男女の複雑な恋愛関係が基本的な構図だが、
途中に差し挟まれる全く関係の無い挿話や一人独演会などが多いうえに、登場人物も多数で
他のドフトエフスキーの長編と比べると全体としてやや散漫な印象を受けるが、それでも
その単独挿話だけとりだして読んでもじゅうぶん面白いところが天才的。
日本では黒澤明が映画化したり、歴史家のEHカーが激賞したりと、世界的才人に愛されている作品。
特に最後のクライマックスへ向かっていく雰囲気描写に迫力があって凄かった。

573:吾輩は名無しである
21/06/09 06:51:39.13 78hBge0h.net
ぴんから兄弟って、ピンチ!カラマーゾフの兄弟の略だと言う事実を知っている人間はもはや少数

574:吾輩は名無しである
21/06/09 09:05:35.32 u/ZvpT6i.net
ホラ吹くなジジイ
チンポ引き抜くぞ

575:吾輩は名無しである
21/06/09 21:08:57.55 KnTQHNs6.net
>>571
おい小僧、のぼせ上がるのもたいがいにしとけよ。
てめえのそのオランウータン面をタコ殴りに殴ってチンパンジー面にしてやるからそう思え、この薄馬鹿。

576:吾輩は名無しである
21/06/09 22:57:54.45 Btg1o2jn.net
>>569
世界文学の金字塔「カラマーゾフの兄弟」を完成した直後に
死んだんだから、そら大往生だろうな。作家として書くべきも
のはすべて書きつくして、下手に長生きして晩節を汚すことも
なく60歳で死んだんだから、理想的な死に方だろう。


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