【ばふり】蓮實重彦 X+4【P ◆.uKag/vUmY】at BOOK
【ばふり】蓮實重彦 X+4【P ◆.uKag/vUmY】 - 暇つぶし2ch348:吾輩は名無しである
21/04/16 16:35:50.20 WmLhWicl.net
だいたいドゥルーズが、自分の本に文学や映画や美術などのことを書くのではないですか。
↑で出てきた「器官なき身体」なんてのも、アルトーの言葉でしょう。
だいたい日本の教授科目としての「哲学」なんてのは、単純な図式をいじっているだけで、
ラノベみたいなもんですよ。

349:吾輩は名無しである
21/04/16 16:37:56.49 0j5qiTgb.net
>>338
哲学者で文芸評論家だろう。
お前はどうせ、新潮か岩波の編集者だろうが、蓮實を守るなど下らないことを
止めろ。
蓮實を早く退場させて新しいものに目を向けろ。

350:吾輩は名無しである
21/04/16 16:40:34.14 WmLhWicl.net
ドゥルーズが、これからも「生き残る」とすれば、
それは暗黒啓蒙加速主義のニック・ランドのおかげでしょう。

351:吾輩は名無しである
21/04/16 16:53:30.44 0j5qiTgb.net
>>341
磯崎新よりずっと若い現代の建築家でドゥルーズに言及する奴は多いだろ。
蓮實はただ死ぬだけで何も残らんだろうが。

352:吾輩は名無しである
21/04/16 16:55:20.59 0j5qiTgb.net
>>341
お前はジャネットか。
お前は変態だから、嘘を吐くのも、他人を
裏切るのもやりたい放題だな。

353:吾輩は名無しである
21/04/17 02:38:52.19 1NHZuPlx.net
瀧本由美子
90 年代、建築界においてはドゥルーズの「襞」概念が大きな流行となり、ピーター・アイゼンマン、磯
崎新ら建築家が主催した、建築と哲学を交差させる国際会議「Any」においても、その理論を実践へと結
びつける動きが見られた。

354:吾輩は名無しである
21/04/17 02:52:17.06 1NHZuPlx.net
「襞」というのも、もとはハイデガーです。
増田靖彦
存在者と存在の相依相属性を二襞と 捉 え る ハ イ デ ガ ー は 、 こ の 二 襞 と し て の 存 在 論 的 差 異 が 隠 蔽 さ れ つ つ 開 蔵 す る
(entbergen)さまを開襞(Entfaltung)と呼び、そこに思考の出現をみてとっている(GA7,
245-259)。これに対してドゥルーズは、ハイデガーの襞の思考が「先行的な無差異に」で
はなく「絶えず襞を拡げて(se déplier)は折り返す(replier)ひとつの〈差異〉に」向けら
れていることを評価しながらも(P42)、「ハイデガーはあまりに急ぎ過ぎてしまった。彼
はあまりにも性急に折り畳み過ぎたのである」(F121)と批判する。

355:吾輩は名無しである
21/04/17 03:23:40.14 1NHZuPlx.net
土建屋の図面書きが、自分たちの仕事を、
知的っぽくお芸術っぽく見せかけるための宣伝に
ハイデガー、ドゥルーズ両先生のアイデアが使われたんでしょう。
ファツション関係でも、ひだひだの服地を流行らせるのに、ドゥルーズがー、とか使われることもありそうです。
あるいは、もうすでにそういうこともあったのかも。

356:吾輩は名無しである
21/04/17 03:32:31.08 1NHZuPlx.net
そもそも「襞」というのは、存在論の考え方の一つなのに、
じっさいの建築にどうやって適用するんですか。宣伝文句以外の使い方なんかあるわけないでしょう。

357:吾輩は名無しである
21/04/17 03:42:40.00 1NHZuPlx.net
有名建築家の誰それ先生の「作品」で「襞」がテーマです、
なんてことで、美術館やら博物館やラ文化センターやらの公共の建物をたてるのに
血税から無駄金つかわれる口実にしかならないですよ。

358:吾輩は名無しである
21/04/17 03:50:00.89 1NHZuPlx.net
ある文化センターの建物の醜さと無駄さ加減について浅田彰がぼろくそいったときに、
蓮實重彦は、あの建物はそう悪くない、案外良い、みたいなことをいったことがある。
蓮實先生自身、黒沢、青山など配下の監督さんや教え子筋の映画評論家が,上映会などの折に講演などをよくする文化センターだし、
加えて、そのときは元大阪大学総長の鷲田清一氏が館長をしていたものだから、
そういったのでしょう。

359:吾輩は名無しである
21/04/17 06:24:36.76 S0Lxpe17.net
蓮實は保身のために平気で嘘をつけるが
そうでない場合もある。

360:吾輩は名無しである
21/04/17 08:19:16.03 ZwSmmH8


361:G.net



362:吾輩は名無しである
21/04/17 08:46:28.82 v03WQU49.net
ソレルス的な意味で映画は「芸術」じゃなく「文化」なんかね
詳しく教えてください
フィリップ・ソレルスはベーコン論くらいしか知らないものです

363:吾輩は名無しである
21/04/18 16:28:32.48 fTGTVrRq.net
“フランシス・ベーコンはピカソとならんで、20世紀、この大量虐殺と拷問と恐怖とで他に例をみない世紀最大の画家である。この根源的な試練を経験した後にも絵画は可能だろうか?無益な装飾に、抽象に、イラストになりさがってしまうのではないだろうか?
芸術のこのとどまるところをしらない地盤沈下にたいして、ベイコンは「ノー」と答える。彼は真っ向から反撃する。そのエネルギーの源は、ひとえにギリシャ悲劇とシェイクスピアの偉大な詩。まったく思いがけないことに、第二次世界大戦の後にふたたび松明をかかげるのは、ひとりのイギリス人画家である。
世間の「文化」愛好熱に浮かされて、忘れられてはいるが、芸術とは、なによりもまず闘いなのだ。彼には説教や希望はなにひとついらない。自分は「無にたいして楽天的だ」とベイコンは言う。この自由な賭博師の天才はそれを立証する。―フィリップ・ソレルス”

364:吾輩は名無しである
21/04/18 16:46:46.84 K72DjMCU.net
>>349
長年に渡って、柄谷や蓮實、鷲田らの影響下に群像新人評論賞があったことは歴然だな。そりゃ、日本に元気が出ないのも当然。
>>353
ベーコンは良い。酒のつまみにもかなり良いがw
フランシス・ベーコンはマジで良い。

365:吾輩は名無しである
21/04/18 17:15:36.95 K72DjMCU.net
>>349
具体的にその建物の名前を言わないことには調べようがなくて、
その建物をネットで見ることも出来ないよ。
襞とは、ドゥルーズにおいてはバロックのfolds折りのことだろうが、
ゴシックからバロックに移る過程において、緩衝的なショック・アブ
ソーバーとしての「折り」が必要だったということではないか?

366:吾輩は名無しである
21/04/18 17:27:29.87 K72DjMCU.net
要はルネサンス後期の芸術家にとっては、世界は相当なresilience弾力性を
秘していると思われていたのでは?
ミケランジェロ、ジアンボローナ然。

367:吾輩は名無しである
21/04/18 17:41:01.04 K72DjMCU.net
>>356
そのresilience弾力性がマンネリスムに多分、繋がった。

368:吾輩は名無しである
21/04/18 18:47:35.02 6GDGhFim.net
浅田彰が腐し、蓮實重彦が擁護した建物は、
「襞」というコンセプトとは、たぶん関係がない。
wiki
せんだいメディアテークは建築物として高い評価を受けている。 伊東豊雄の代表作となっているこの建築は、6枚の床(プレート)と、揺れる海草のような形状の13本のチューブと呼ばれる鉄骨独立シャフトのみの単純な構造によって、地下2階、地上7階の空間のすべてが作られている。

369:吾輩は名無しである
21/04/18 19:01:58.56 6GDGhFim.net
合田正人
ドゥルーズ/ガタリの信奉者たちはハイデガーから彼らへの影響が云々されるのを極度に嫌っているけれど
『も、ドゥンス・スコトゥスと存在の一義性に関しても、図式論から時空の力動的ドラマへの展開に関しても、
更には「カオスモー一一ズ」といった観念に関しても、ハイデガーとの係りが語られてしかるべきだろう。
パディウ、浅田、なども合田氏と同意見ですね。最近は、國分、千葉など中年の「ドゥルーズ信奉者」も、
かつてのドゥルージアンのようには拒絶的でないです。

370:吾輩は名無しである
21/04/19 12:32:14.82 tUGEdH+v.net
蓮實ってもしかしてラディカルそうに見せかけて実は単なる無意味なスノッブに過ぎないんじゃないの?

371:吾輩は名無しである
21/04/19 12:51:06.63 cK17eI77.net
「若い人たちはみなサドを目指しますが、そこへ至らないうちに勝手にバタバタ倒れてゆく」

372:吾輩は名無しである
21/04/19 13:55:27.79 6Svn+uWZ.net
↑は蓮實権現のご託宣でしょうか?

373:吾輩は名無しである
21/04/19 18:30:58.35 cK17eI77.net
正確な引用ではないが。

374:吾輩は名無しである
21/04/19 18:50:14.45 ++ZuqP4G.net
>>359
バディウは合田と反対意見だろ。
浅田がどうかは俺は知らない。
大体が合田の何時の文章をコピペしたのか、書かないとしょうがないだろ。

375:吾輩は名無しである
21/04/19 18:53:46.91 6Svn+uWZ.net
 翻訳と裏切り一フランスのハイデガー
 合田 正人
2008年3月

376:吾輩は名無しである
21/04/19 18:56:19.65 6Svn+uWZ.net
パディウ「ドゥルーズ―存在の喧騒」
サークルクラットさんの書評
ドゥルーズに関するいろいろな解説本を読んだなかで、この本が一番面白かったです。それは、ドゥルーズが使う個々の概念用語一つ一つについて語るのではなく、彼の思考の軌跡を「存在の一義性」というひとつのキーワードから語りつくそうとしているからだと思います。その手腕は実に鮮やかで巧みで、ドゥルーズの思考の図式的イメージができそうです。また、ドゥルーズを絶対視せず、「ハイデッガーからそれほど遠くない」とさらりと語っているところも印象的でした。

377:吾輩は名無しである
21/04/19 18:59:22.56 ++ZuqP4G.net
>>364
続きだが、これに関して俺はバディウの書いた文章を2つ読んだから。

378:吾輩は名無しである
21/04/19 19:06:16.78 6Svn+uWZ.net
では、適当なところをパディウの本から引用してください。

379:吾輩は名無しである
21/04/19 19:15:08.93 6Svn+uWZ.net
ハイデガーの教授資格取得論文
Die Kategorien- und Bedeutungslehre des Duns Scotus (1915)『ドゥンス・スコトゥスの範疇論と意義論』

380:吾輩は名無しである
21/04/19 19:17:15.22 ++ZuqP4G.net
>>368
そこまで熱意ないね。
俺が読んだのは仏語じゃなくて英訳だけどすぐに見つかるから。

381:吾輩は名無しである
21/04/19 19:25:40.56 ++ZuqP4G.net
>>368
良い情報を提供した者がそこまで下手に出ることは出来んだろ。

382:吾輩は名無しである
21/04/19 19:30:23.28 6Svn+uWZ.net
↓はドゥルーズがそういっている、というだけのことだからね。
受け売りで代り映えのないこと言ってます、と自分でいう人はいないでしょう。
先人を超えた、というポーズをとるのがオリジネーターを自認する思想家の常ですから。
パディウ著・鈴木創士訳 河出書房新社
「ドゥルーズー存在の喧騒」
ドゥルーズとハイデガーの間のコントラストの真のモチーフは、哲学はただ「存在」への問いだけによって支えられる、という彼らに共通の確信の内部においては次のとおりである。すなわち、ドゥルーズにとって、ハイデガーは「一」者としての「存在」の根本的なテーゼをとことんまでつかんではいない。ハイデガーはそれをつかんではいない、なぜなら彼は「存在」の一義性の諸々の帰結を引き受けてはいないからである。ハイデガーはアリストテレスの方針を絶えず蒸し返してやまない。すなわち、幾つものカテゴリーにおいて、《幾つもの意味において「存在」は言われる》。この《幾つもの》に、ドゥルーズは同意できないのである。(p. 38)

383:吾輩は名無しである
21/04/19 23:15:35.55 1Kgy+R6b.net
>>372
ですます調を忘れている。
感情的になって書いたんだね

384:吾輩は名無しである
21/04/19 23:27:35.80 6Svn+uWZ.net
もともとまぜこぜです。

385:吾輩は名無しである
21/04/20 09:16:54.81 041mbsbo.net
>>353

ソレルスの芸術、サミュエルフラーの映画みたいな感じか

386:吾輩は名無しである
21/04/20 11:22:10.51 041mbsbo.net
アール・ヌーヴォーがスペイン風邪でバウハウスに移っていったように
ポストモダンはコロナで何かに移っていくのかもね
バブル崩壊で終わって良かったのかも知れないけど

387:吾輩は名無しである
21/04/20 11:32:23.33 041mbsbo.net
ソ連崩壊か
ソ連崩壊が91年だから、バブル崩壊を正確に何年とするか難しいけどほぼ同時期なんだね

388:吾輩は名無しである
21/04/20 13:54:54.28 SA547WaE.net
「闘争のエチカ」
「われわれの闘争は、「天使」になろうとする「人間」たちに対するものです。つまり、外部を消去しようとする者たちです。彼らは天使ではありえないし、天使の無力も知らない、たんに人間を支配しようとする人間(魔女)でしかありません。」(柄谷行人)
「小説を擁護したい」、という言葉で二人が指し示そうとしていたものは、闘争そのものの擁護である。すなわち、本来が闘争としてあったはずの小説が、闘争とは別の何かに変質しはじめていることへの反省、苛立ちであった。(蓮實重彦)

389:吾輩は名無しである
21/04/20 15:14:16.60 SA547WaE.net
神学の知識がないので、確かなことは言えないが、「存在の一義性」についての考え方が、
おそらく、ハイデガーはカント的で、ジジェクの言うように、ドゥルーズはヘーゲル的なのだろう。
ドゥルージアンは、ヘーゲル的なのではなく、スピノザ的なのだ、というであろうけれど、
しかし、じつは(というか、かつての定説だが)ヘーゲルがスピノザ的なのだ。
ハイデガーは、存在は一義的であるが、「存在・神・目的」(それはハイデガー、ドゥルーズともに「一つの差異」雑に換言すれば純粋差異であって、「無差異」ではないが)
そこには有限者は到達しえない、
というトマス・アキナスの線をカテゴリー云々というかたちで蒸し返すが、
それは中途半端、「物自体」に立ち戻っている、ということなのだろう。
かくして、柄谷のいう「天使」にちかいのは、ドゥルーズのほうであろう、といえる。

390:吾輩は名無しである
21/04/20 15:49:11.18 SA547WaE.net
存在者の存在は、自由度0即自由度∞
ドゥルーズ的「存在の一義性」の帰結は、たぶん↑でしょう。

391:吾輩は名無しである
21/04/20 18:08:02.67 e8YAVQPT.net
>>378
柄谷はこれ蓮實批判でしょw

392:吾輩は名無しである
21/04/20 22:14:07.20 041mbsbo.net
柄谷自身にも刺さってる気がする
フランス現代思想ってvs実存主義でしょ
そういう外部についての知的手続きを怠ったよね
広松渉の方がまともな仕事してる

393:吾輩は名無しである
21/04/20 22:44:04.30 e8YAVQPT.net
小説は闘争として映画は何なのかねえー?

394:吾輩は名無しである
21/04/20 23:56:19.12 yBLYr4OP.net
所詮文学部なんだよなあ。
文学部だって東大のうちか。
蓮實もそう思われてただろう。

395:吾輩は名無しである
21/04/21 03:25:41.58 HLO1NUJ8.net
去年などは、「実体経済」は大恐慌に近かったが、
いまのところ「公理系」は、たいして揺らいでいるようには見えない。
「異端の経済学」のいう「財政赤字は怖くない」式の新たな公理を加えて乗り切れる、
という気分が濃厚である。
こういうときこそ「牧人司祭権力の批判」や「アンチ・オイディプス」「千のプラトー」的な考え方に立ち戻るべきだ、
というような声もきこえてこない(ただし、右にはすこしあるようだが)。
現代思想をやっている連中自身が、その思想を本気にしておらず、
たんに商売小売の飯のタネだとしてしか思っていないものを、いったい誰が真に受けますか。

396:吾輩は名無しである
21/04/21 03:38:26.10 HLO1NUJ8.net
警察官によるフロイドさん殺害の事件(明日には評決だろう)に端を発する騒動や
議事堂乱入事件、あるいは、ヨーロッパでは「コロナ対策」への結構な規模の抗議行動などはあったが、
そういうことについても、わがくにの現代思想系知識人は、
外野的なコメントを出すのみである。
もともと何かやるような気もなく、たんにスノッブなだけ、というのは昔からわかりきっていた。
じっさいには、いまや、「部外者」にとっては、スノビズムとしてさえ成立していない(バカだと思われているので)のだが、
「知の観客をつくる」などと宣って、自分たちのやっていることを
疑念も抱かずに「知」だといって憚らないような人たちもいまだにいる。

397:吾輩は名無しである
21/04/21 03:55:16.05 HLO1NUJ8.net
「伯爵夫人」は、蓮實重彦の置き土産ですよ。
東大総長だった現代思想家、
しかも初等科から学習院の「たたき上げ」とは無縁の人が、
知的操作だけで書いた小説以上のスノビズム文学というものは、
ちょっと今後は出ないだろう。
だとすれば、生活実感みたいなものではない「知」に立脚した文学がそれを「超える」何かを示したいならば、
なんらかの「闘争」に戻るしかないでしょう。

398:吾輩は名無しである
21/04/21 04:13:05.61 apQ7hAs9.net
利権争いもセクハラ揉み消しも闘争

399:吾輩は名無しである
21/04/21 04:32:32.25 HLO1NUJ8.net
ただし、ゲンロンのロシア現代思想の特集はよかった。
東氏は、その持ち前の嗅覚と活動家的根性で、どんどん行けばいいと思うのだが、
「スノッブ」にふるまいたい人たち(お客)に対し、気遣いすぎなのではないでしょうか。

400:吾輩は名無しである
21/04/21 05:59:39.88 HLO1NUJ8.net
ライプニッツの自由論
神の自由を雛形とした不完全な人間の自由。
カントの自由論
有限な理性的存在者としての人間の自己意識に依拠した自由(自由の演繹)。
ライプニッツのほうは、形而上学としては完全無欠のように思われるが、
半ば中世人だったといえるライプニッツ大先生とちがって、
近代人としては、ちょっと取れないかんじである。

401:吾輩は名無しである
21/04/21 06:22:16.98 HLO1NUJ8.net
みなさんには説明不要だとは思われるが、一応書いておくと、
「闘争のエチカ」で、柄谷氏の言う「天使」は、「ベルリン天使の歌」
「魔女」は、「マクベス」(=「蜘蛛の巣城」)からきている。

402:吾輩は名無しである
21/04/21 06:33:43.92 HLO1NUJ8.net
×ベルリン天使の歌
〇ベルリン天使の詩

403:吾輩は名無しである
21/04/21 09:45:13.55 yDHFvM5I.net
蓮實と浅田によるベル天の布教活動はハスミ虫でも違和感を抱いていた。
パリテキサスのきわどさにはまだ擁護の姿勢を見せていた黒沢清も、ベル天は「これは違う」と。

404:吾輩は名無しである
21/04/21 22:32:00.65 Cd746/j7.net
脚本の無視を歴史=現実という外部を抹消して映画の内部に閉じ込める
プロ野球の勝敗の無視は人間的な出来事という外部を抹消する
と解釈するわけですね

405:独り言\(^o^)/
21/04/22 01:09:12.14 QGkGZBU2.net
>>360
スレチだが最近、BS朝日再放送『暴れん坊将軍VIII』98に「監督=村川透 脚本=鈴木
則文」という豪華回がありチェックしたのだが(第14話「箱根湯けむりに浮かぶ陰謀」)、
当たり前だが内容じたいはどうという事もない何時もの『暴れん坊将軍』でしかなかった。
既にこの頃は鈴木則文も本編の監督から離れTV映画のシナリオをメインにした活動しか
しなくなっていたし、村川透も映画・Vシネ・TVと何でも御座れの量産監督の1人に過ぎなく
なってはいたが、、余りに普通の『暴れん坊将軍』でしかなく寂しくは感じた。
80~90年代の日本の映画TV業界は「才能ある監督たちをTVメインで遊ばせておいていいのか?」
と本来ならシネフィルは切歯扼腕すべき状況だったのだがなあ、、
今更ですがそういう怒りは結局はみな薄かった様には思う。更にその怒りの先には「なぜそんな
業界なのか?」という日本の映画産業の構造に対する疑問が立ち上げるべきだったのだが、、
「監督=村川透 脚本=鈴木則文」とは本当はビックリするような並びですよ。
でも実際の中身は余りに普通の『暴れん坊将軍』でしかなかったからね、、
蓮實センセイもこの辺はもっとちゃんと怒って欲しかったな、、それでも80年代頃は
「プロデューサーはなんでも深作欣二に撮らせるな!」「取り敢えず有名監督にお任せして
丸投げはプロデューサー不在」みたいに怒ってた様な気がするんだが、、
徳間大映の『敦煌』が延々と企画が停滞してて確か小林正樹が降りて深作という報道が
出たころ、、結局はこれも何でも屋の佐藤純彌が拾う事になるが、、
蓮實センセイも結局は日本の映画状況には何の影響も与えていない。どんなに蓮實たち
シネフィルが礼賛しても村川透も鈴木則文も「何時もの暴れん坊将軍」の仕事で取り敢えずは
稼ぐ(暇潰しする)程度しか出来なかった。批評は実作に何の影響も与え得ない。
その確認の為だけにわざわざ『暴れん坊将軍』なんか観ちまったよ(´・ω・`)

406:吾輩は名無しである
21/04/22 08:05:14.54 v/u+jZYN.net
渡辺守章さん死去

407:吾輩は名無しである
21/04/22 09:15:26.46 a4ZSofDt.net
蓮實が「屋内は凡庸だがロケの青空は素晴らしい」と評価された牧口雄二でも、暴れん坊将軍でその資質は活きなかった。

408:吾輩は名無しである
21/04/22 09:43:32.20 IRJ2LMq5.net
そろそろハスミンには究極の日本映画ベスト100を発表してほしい

409:吾輩は名無しである
21/04/22 10:19:59.05 5/74gEn7.net
蓮實信者ではないが。
やっぱり参考にしてしまう。
パゾリーニもテレンス・マリックも好きだがね。

410:吾輩は名無しである
21/04/22 13:36:47.93 uffN5XrS.net
>>398
東京物語
西鶴一代女は確実に入りそう

411:吾輩は名無しである
21/04/22 13:46:34.24 pe5L2il1.net
渡邊守章R.I.P.
ピナ・バウシュがオシャレに消費されていくことや
センス無きナンセンスに厳しかった人だよね

412:吾輩は名無しである
21/04/22 13:48:12.45 pe5L2il1.net
天使だと浅田彰と島田雅彦の対談本タイトルの天使が通るも思い出す

413:吾輩は名無しである
21/04/22 14:50:12.16 eOlLbLvi.net
蓮實映画論は映画にとって功罪が半々だとしても、
渡辺守章の演劇論は、じつは芝居好きな文学役人がくちばしを挟んでいただけ、
といったもので、演劇にとって迷惑なだけだっただろう。
とくに能楽の理解にたいする害悪ははなはだしいように思う。
現実の歌舞伎などの制作の経営側などの本音には、
文学役人が自分の思い入れであれこれいっているが、
上っ方に話を通すことに役立つこともあるし、逆に、
「泣く子と地頭」の喩えのようにへそを曲げらても困る、
だから、とりあえず相槌は打っておこう、
というのが少なからずあったのではないか。
渡辺氏の真摯そうなところは、フーコー来日に際の対談(「哲学の舞台」)で、
三里塚(成田)闘争を二人して「そうそう」などと支持していたようなことにありそうだが、
実際の活動には、渡辺氏の思想のそういう面は、全然反映されなかったように思う。

414:吾輩は名無しである
21/04/22 14:55:34.56 jX2JRQ7X.net
>>403
まともな日本語が書けない奴が何を言っても無駄

415:吾輩は名無しである
21/04/22 16:28:00.12 eOlLbLvi.net
日本の演劇にとって、渡辺守章と同じほどの害悪は、小田島雄志ではないか。
とにかく、この手合いがよってたかって、因習含みでもなんとかかんとかやってきたものを、
改革主義的なポーズをとったインテリ役人根性でもって食い散らかし、
ゴミ捨て場のようにしてしまったという感を持つ。
ただし、演劇人(特に古典演劇人)は、がいして一見しては西洋風にみえる屁理屈に対する批判的知性がとぼしく、
文学役人の口車にのりやすいのも、その原因ではあろう。

416:吾輩は名無しである
21/04/22 16:36:33.85 eOlLbLvi.net
上に東大文学部云々というレスがあったが、
文学部出は高尚で、法学部出は世俗的、というのがおもしろいです。
松竹広報
[山田洋次が監督した映画「家族はつらいよ」を、劇団新派が舞台化する本企画。山田自身が脚本・演出を手がけ、明治21年(1888年)に旗揚げした新派の、130年の幕明けを飾る作品となる]


417:吾輩は名無しである
21/04/22 16:43:38.25 jX2JRQ7X.net
インテリ役人根性と言えば蓮実重彦

418:吾輩は名無しである
21/04/22 17:17:30.77 eOlLbLvi.net
蓮實重彦にもインテリ役人根性は多分にあるだろうが、
渡辺守章とちがって、知識人=公権力による指導、にたいしては批判的な
いわば民間活力重視路線ですから、大きなちがいがある。

419:吾輩は名無しである
21/04/22 18:10:18.45 7e7ick0Q.net
蓮実はより狡猾ということだな

420:吾輩は名無しである
21/04/22 19:58:27.63 eOlLbLvi.net
浅田彰 渡邉守章  表象文化研究 「表象とその臨界」
カントとサドからはじまって、映画(「24時間の情事」など)、ブロードウエイミュージカル(「キャバレー」)、バリ島の演劇、
などとみなさんが関心のありそうなことをしゃべっていました。
しかし、浅田彰のいうことは、蓮實語でいえば、ほんとに「凡庸」だ。

421:吾輩は名無しである
21/04/22 20:33:26.37 lFirsWfg.net
>>410
蓮實の腹話人形のお前が人間面するなw

422:吾輩は名無しである
21/04/22 20:56:16.82 lFirsWfg.net
>>410
お前はジャネットだろうが、お前のやってるのは
全部、わざとコンテクストを分からないようにし
た文章の抜き取りであって、しかもお前には前後
関係を説明する気も全くなく、ただ蓮實を持ち上
げるように機能させてる。
既に死んでいる蓮實や柄谷を維持することがどれ
だけ有害なことか分からんのか。

423:吾輩は名無しである
21/04/22 21:20:14.54 eOlLbLvi.net
検索すれば動画が出てくるから、みたらいいのではないですか。

424:吾輩は名無しである
21/04/22 21:32:30.00 jX2JRQ7X.net
>>413
つまりお前の書き込みは要らないということ

425:吾輩は名無しである
21/04/22 22:29:43.92 iChXe2/D.net
浅田 本居宣長に対して上田秋成が、オランダわたりの世界地図を見て、日本というこんな極東の島国に太陽神が降臨したなんてありえないとか、子どもみたいにストレートな議論をする。
それに対して宣長が、いや、そういう言い方そのものが漢意なので、素直に古事記と向き合うということが君にはわかっていない、などと言う。橋本さんの言われるように、すごく屈折したディフェンスというか……。
橋本 それ以前に、宣長に


426:人に説明しようという気がないんだと思う。だって、あれで分かれというのは無理ですよ。 浅田 小林秀雄と坂口安吾に「伝統と反逆」という有名な対談がある、あれも同じような構図でしょう。安吾は子どもみたいにストレートなことを言う。小林の骨董趣味を批判する一方、小林の評価する梅原龍三郎なんて「奇型児」じゃないか、と。 それに対して小林は、「奇型児」と言えば「奇型児」かもしれない、しかし、それは日本で洋画を描くことからくる宿命なので、その意味では「奇型児」でいいじゃないか、と。それで「奇型児だって遂に天道を極める時が来るのかも知れない」なんて強弁するわけです。 僕自身は、上田秋成や坂口安吾のように突っ張るべきだと思う。だけど、彼らが相手にしている本居宣長的あるいは小林秀雄的な構造というのがすごく強力なものだし、いまも持続しているということは、きちんと見なければいけないと思うんです。



427:吾輩は名無しである
21/04/22 22:32:01.17 pe5L2il1.net
アウシュビッツを
ハリウッド(『シンドラーのリスト』)とディズニーランド(ホロコースト記念館)で一般化し馴致してしまうアメリカと
あくまで表象不可能な悲劇として描くフランス(『ショア』)とドイツ(ベルリンユダヤ博物館)の対比はたしかに凡庸だな
浅田彰は交通整理がお上手だ

428:吾輩は名無しである
21/04/22 22:42:30.58 eOlLbLvi.net
「極東」に太陽神が降臨するのは、そうおかしくないのではないか。
東の極みから太陽が昇る、というのだろうから。
梅原龍三郎は、近代日本の画家としては、最高だろう。
ベルリンユダヤ博物館は、「不在」やらを表現した?というあのデザインでは、建てるのに随分お金がかかったでしょう。
その建築費用はとうぜん、ドイツ国民の血税から出ているのでしょう。

429:吾輩は名無しである
21/04/22 22:42:41.63 jX2JRQ7X.net
蓮実の言う凡庸は、独自性を出したつもりで、ちっとも独自でない振る舞いを言ってるので、
浅田のその意見はごくごく妥当なことを言っているから凡庸とは違う。

430:吾輩は名無しである
21/04/22 22:52:47.17 eOlLbLvi.net
「シンドラーのリスト」では、アウシュビッツの場面があるが、ガス室はでてこない。
出てくるのはシャワー室である。
それと、「ライアン」もそうだが「シンドラー」は、
「数」が最大のテーマだろう。「一人の命を救うことが、十人、二十人の命を救うことだ」
というスピルバーグ監督作品では難読繰り返されるテーマだ。
「幸不幸は数えられる,量れる」わたしとしては、これはひじょうにユダヤ教的な考え方だと思う。
「ヨブ記」などはその代表ではないヨブヨブは、試練によって、妻子を失い、家畜もすべて失うが、
最後には、その揺るがぬ信仰の賜物として、失ったものよりも多くの子と家畜を得る。
ここには、最初の妻子や家畜の「実存」は、数量化できないので、考慮されていない。
かくて、わたしは、「シンドラーのリスト」のほうが、「ショア―」よりも、「ユダヤ的」だと思う。

431:吾輩は名無しである
21/04/22 22:53:48.41 eOlLbLvi.net
×難読
〇何度も

432:吾輩は名無しである
21/04/22 22:54:48.30 eOlLbLvi.net
×ヨブヨブ
〇か

433:吾輩は名無しである
21/04/22 22:56:10.49 jX2JRQ7X.net
>>419
まともな入力が出来なくなってるな。
煽り抜きに心配になってきた。

434:吾輩は名無しである
21/04/22 23:14:58.63 eOlLbLvi.net
スピルバーグ監督は、子供のころ、近所のクリスチャンの家の子たちに同化したかったのだそうだ。
ある日、みるからにユダヤ人だとわかる格好の祖父が、家に来た。
そのとき外で近所の子たちと遊んでいたスティ―ブン少年を見つけて、
ユダヤ風の名で呼んだのだそうだ。
友達に、お前を呼んでいるのじゃないか、といわれたスティ―ブン少年は、
知らない、と答え、祖父の呼びかけにも知らんふりをしていたのだそうである。
それを巨匠スピルバーグは、あんなことをしたのを、いまは本当に恥じている、と語っている。
そういったときには、涙ぐんでいたようにみえた。
このスピルバーグの告白のほうが、「不在」がなんたらとかいう話よりも、わたしには、迫るものがある。

435:吾輩は名無しである
21/04/23 13:43:47.21 uq9jypxF.net
さかしらな言挙げを慎み、漢意を捨て、ただ虚心にスクリーンに映る光と影の画面を愛でることが映画の道なり

436:吾輩は名無しである
21/04/23 13:58:33.30 v1X0uMyT.net
ヨブ記について記憶違いがあったので訂正する。
ヨブは、妻は失っていなかった。
試練ののちにヨブは、子を得るが、男七人、女三人と、失った子と同数だった。

437:吾輩は名無しである
21/04/23 14:13:09.70 v1X0uMyT.net
ベルリン。ユダヤ博物館の建物の画像を見て、
「映画は監督の作品」の作家主義よりも、
「建築物は建築家の作品」の作家主義のほうが、なおひどいという思いを
あらたにした。
一将功成りて万骨枯る、そのもので、
しかも、ベルリン・ユダヤ博物館の場合は、ホロコーストの被害者である死者まで出汁にしている。
ひどすぎるでしょう。

438:吾輩は名無しである
21/04/23 14:18:06.00 v1X0uMyT.net
職業知識人、職業文化人といった輩は、
死んだ人たちを、素直に悼むというふつうのことが、
どうしてできないのでしょうか。

439:吾輩は名無しである
21/04/23 18:48:44.70 WZ/RMM+h.net
素直に悼むと
アウシュビッツは詩なのだと福田和也になってしまうのでは?

440:吾輩は名無しである
21/04/23 19:30:37.76 v1X0uMyT.net
アドルノの「アウシュビッツの後に詩を詠むことができるか」というような言葉が、
そもそも出来の悪い「詩」なのではないですか。
人が大勢死んだようなことについて何か言うのに、
知識人とかいう輩は、とにかく気取りすぎなんです。

441:吾輩は名無しである
21/04/23 19:36:09.00 v1X0uMyT.net
wiki
1991年7月、ベルリン市議会上院は、ドイツ再統一後の東西統一にかかる費用や将来のベルリン・オリンピック誘致にかかる費用が巨額になるとしてユダヤ博物館建設案を取りやめる決議を行った。
しかしリベスキンドは世界の報道機関や文化人らに危機を訴え、ベンヤミン・ネタニヤフをはじめとする各国のユダヤ系政治家らからの支持も得た。
こうした圧力から1991年10月にベルリン市は上院決議を覆しユダヤ博物館建設を進める決定を行った
ネタニヤフに加勢してもらうなんて、パレスチナ人の命には何の重みもないのでしょうか。
なお、リべスキンドという人は、世界貿易センタービルの跡地に建てるビルの設計もするそうです。

442:吾輩は名無しである
21/04/23 19:41:14.24 v1X0uMyT.net
蓮實重彦は、「歴史的悲劇」のようなことを、まず話のたねにしません。
蓮實重彦はスノッブなのかもしれないが、
アドルノのようなスノッブを非難してみせるスノッブ、
最低最悪のスノッブではないのではないでしょうか。

443:吾輩は名無しである
21/04/23 21:06:24.55 Cc+uKpTV.net
>>427
伊丹十三を素直に悼めない蓮実のことだな

444:吾輩は名無しである
21/04/23 21:23:46.90 1Kr2/njh.net
普通の暴れ棒将軍

445:吾輩は名無しである
21/04/23 22:56:24.05 m04a5pOv.net
筑摩書房のPR誌「ちくま」5月号「些事にこだわり」始まったぞ
金井美恵子と隔月連載のようだ

446:吾輩は名無しである
21/04/23 23:02:20.31 WZ/RMM+h.net
ハッスはドゥルーズへの追悼は何かあったのかな?
漢心、上田秋成、坂口安吾のラインが、科学的主知主義的な正統左翼でしょ
浅田彰もハッスも左翼ぶって
やまとごころ本居宣長小林秀雄を批判はするけどポーズだけなんだよな
実は日本的な自然(ジネン)に則ってるだけ
浅田のレンブラントよりフェルメール推しもそれでしょ

447:吾輩は名無しである
21/04/24 18:17:09.39 2rIoXqRn.net
>>432
伊丹十三のお葬式は蓮実にボロクソけなされたというのは本当ですか?

448:吾輩は名無しである
21/04/24 18:40:12.08 J70a/6x5.net
「最低です」って言い放ったんだよ

449:吾輩は名無しである
21/04/24 18:47:07.80 W0TguKeM.net
>>429
>>アドルノの「アウシュビッツの後に詩を詠むことができるか」というような言葉が、
そもそも出来の悪い「詩」なのではないですか。
アウシュヴィッツは物質的現実であり、それを表象的言語の極致である「詩」で
代替はできないとアドルノが主張したのは至当であって、田舎の痴呆の卑怯者の
オカマのお前がイチャモンをつけるようなものじゃないw

450:吾輩は名無しである
21/04/24 19:07:32.95 oMi07jYG.net
戦後の芸術家はベケット、ツェラン、ジャコメッティ、ベーコン、ゴダールくらいかなあ

451:吾輩は名無しである
21/04/24 19:32:24.57 WeqhXNUk.net
「物質的現実」は、前からあるので、アウシュビッツが初めではないだろう。
すると、「表彰言語」であるような「詩」は、アウシュビッツの前々から詠めなかったということになるので、
だったらアウシュビッツ云々というのは余計ではないか。

452:吾輩は名無しである
21/04/24 19:42:56.58 W0TguKeM.net
>>440
表象言語というのは20世紀後半の見解なんだ。
流れがあるんだよ。
お前如き無才の阿保が何で浮かれ出てるの?

453:吾輩は名無しである
21/04/24 19:46:04.39 2rIoXqRn.net
>>437
最低ですと言い放った割には両者はその後も仲良く対談なんかやってますけど
人間関係に亀裂が入るほどじゃなかったってことですかね?

454:吾輩は名無しである
21/04/24 19:52:34.75 W0TguKeM.net
>>442
ずっと昔の女子高生の「最低!」は複雑だよなw
蓮實が女子高生の格好で「最低!」、有り得ますw

455:吾輩は名無しである
21/04/24 21:09:54.80 2rIoXqRn.net
なんか一人で冗談っぽいこと言って笑ってるけど
全く面白くないところが凄いね

456:吾輩は名無しである
21/04/25 01:35:50.40 cnPXBx/V.net
アドルノはちゃんと引用すると、
「アウシュビッツの後に詩を書くことは野蛮」
といっていたようだ。あまりに昔読んだので、正確なことを忘れていた。
ようするに、これは詩を書くという従来は文明的とされたことが、
近代文明による未曾有の規模の殺戮や破壊の後では、かつてのようなものと思うことができない。
というような意味だろう。
ようは、理性の暴力,啓蒙の悪夢、といったポストモダニズムの先駆け的な考え方だ。
「物自体」がどうこうというのは、あるころから流行ったこじつけだろう。
「物自体」云々というのは、認識論の問題であって、文明批判みたいなものとは、本来あまり関連性がない。

457:吾輩は名無しである
21/04/25 01:40:31.04 cnPXBx/V.net
また、物自体を「物質的現実」であるかのように考える人がいるが、
それでは、元の木阿弥、素朴な二元論に知らず知らず立ちかえっているのであって、
つまらないもの、あえて言えば、「間違い」であろう。

458:吾輩は名無しである
21/04/25 01:47:27.74 ZjKcwjXs.net
エドマンド・バークは『フランス革命の省察』で理性の暴力を指摘したのが1790年だけど

459:吾輩は名無しである
21/04/25 02:32:17.02 cnPXBx/V.net
「理性の暴力」への批判というのは、考え方そのものは、それはむかしからあるでしょう。
わが国でも、上で話題になっていた
本居宣長の「漢意」の批判にしても、その一種といえる。
ようは、ポストモダニズムの直の先駆けという意味で、
フランクフルト学派あたりは、その一つということです。
アドルノからフーコーへの影響、というのは、今村仁司などがさかんに言っていました。

460:吾輩は名無しである
21/04/25 02:45:29.14 cnPXBx/V.net
カントのことでは、大雑把に、直観に根拠を置かない理性(的推論)の使用は暴走しやすい、
というふうには、理性の暴力云々と関りがある、と拡大解釈的にいえるかもしれない。

461:吾輩は名無しである
21/04/25 04:18:56.99 hBRsy2G5.net
蓮實は見栄っ張りなので、伊丹に面と向かって「最低です」と言ったという話(もちろん伊丹の死


462:後に発言)は眉唾。 四方田が「伊丹は蓮實重彦(名指しはしてない)に影響されている」と繰り返すのが我慢ならなかったのだろうか。 蓮實系はこぞって伊丹作品を貶すが、四方田は「お葬式」「タンポポ」あたりにはシンパシーを表明して支持していたし 四方田よりも身近にいた黒沢清も無理矢理っぽくはあるがそれらの作品を肯定していた。 お葬式について蓮實は「まともなプロデューサーがいたら、これは長過ぎるとカットさせてた」と言い、具体的に不要な場面を挙げていたので、リアルタイムで批判してなかったわけではない。



463:吾輩は名無しである
21/04/25 04:50:14.22 M+Bmbz0a.net
批判が的を得てないんだよな。
まず業務で高校数学が応用として使える時点で、世の中の上側1%以上なのよ。
アク界隈はお受験からのエリート教育で育ってるから、世の平均以下がちゃんと認識できていない。
残念ながら需要が存在してしまうわけですわ。高校数学の範囲だろうが何だろうが知らんがな。
あと、純粋な高等な数学になればなるほど、応用が狭まっていく。平たく言うと役に立たない。
なんでそんなものと比較するのか意味が分からない。好きなら勝手に博士課程でも行ってろ。
そして、哀れにもアク候補生として入社して、想像以上に日本社会の企業文化に揉まれ疲弊し、
自分は東京一工のエリートなのにこんな試験にも受からないクヤシイ!!みたいな人が、
5chで見えない敵をたたいて必死にもがいているんだな。憎むべきはその選択の損切りができない自分自身なのに。
だから、嫌ならやめろよと。クソ試験と思うなら今すぐやめて転職なりしろ。何事も中途半端が一番良くない。

464:吾輩は名無しである
21/04/25 09:20:37.69 pzTWK+Y5.net
蓮實重彦と近代美術って相性悪そうだなあ

465:吾輩は名無しである
21/04/25 13:22:00.36 cnPXBx/V.net
蓮實重康は、雪舟研究の権威なのですね。

466:吾輩は名無しである
21/04/25 13:43:52.11 cnPXBx/V.net
蓮實重康博士旧蔵美術史資料
これすごいです。しかし、蓮實重康は京大の教授だったのに、
所蔵資料の寄贈先が東大なのは、重彦氏の意向だったのでしょうか。
あるいは、ほかの理由があるのでしょうか。

467:吾輩は名無しである
21/04/25 15:09:12.33 WeKMNa0d.net
>>446
素朴な考えを叩くのは、蓮実の意味で凡庸そのもの。

468:吾輩は名無しである
21/04/25 15:22:38.13 cnPXBx/V.net
wiki
「ヌーメノン」(希: νοούμενoν、noumenon)、あるいは、その複数形の「ヌーメナ」(希: νοούμενα、noumena)とは、ギリシャ語の「ヌース」(希: νους, nous、精神)に由来する、「考えられたもの」「仮想物」を意味する語。「フェノメノン」(phenomenon)や「フェノメナ」(phenomena)、すなわち「現象」と対照を成す語であり、ちょうどプラトンが言うところの「イデア」に相当する[1]。
イマヌエル・カントの哲学においては、「物自体」とほぼ同義で用いられる。
上のようなことが忘れられて、「素朴二元論」的理解が当たり前になると、
ヘーゲル以降の観念論的一元論の展開、
さらには、今日の「構成主義」にまで至る流れが、何のことやらわからなくなるでしょう。

469:吾輩は名無しである
21/04/25 15:35:42.31 WeKMNa0d.net
二元論の忌避には問題はないの?

470:吾輩は名無しである
21/04/25 15:48:11.99 cnPXBx/V.net
浅田彰と渡辺守章の話が、カント→アドルノの話だったから、そう書いただけで、
ときには二元論のほうが良い場合もあるでしょう。。

471:名無し募集中。。。
21/04/25 16:41:23.60 pzTWK+Y5.net
浅田彰×井浦新
URLリンク(m.youtube.com)

472:吾輩は名無しである
21/04/25 18:00:55.62 pzTWK+Y5.net
同調して無難な服装、元気ない女性たち 川久保玲の怒り
URLリンク(www.asahi.com)

473:吾輩は名無しである
21/04/25 21:09:52.66 11LqQ4LU.net
コム デ ギャルソンの川久保玲が今、思う「服のちから」。
URLリンク(www.google.co.jp)

474:吾輩は名無しである
21/04/25 21:23:35.66 ZjKcwjXs.net
三宅をサブカルチャーにしてしまったギャルソンやヨウジに服語られたくないな

475:吾輩は名無しである
21/04/26 00:06:40.00 WxIO1/FV.net
浅田の実は正統な批評なら美術、音楽、文学、演劇、映画と論じられるけど蓮實の偏った批評じゃ映画と一部の小説しか論じられないでしょ

476:吾輩は名無しである
21/04/26 12:44:27.96 sGOYHkyt.net
浅田なんて薄っぺらい。
本業もおろそかなくせして。

477:吾輩は名無しである
21/04/27 16:03:18.54 QCXlRwaV.net
このスレは共産党&朝日新聞の信者が持ち上げてる不毛なスレだ。
なぜ、共産党や朝日新聞が嫌われるのか、それは彼等がクリエイ
ティヴじゃないから。
左翼は常にクリエイティヴであるべきなんだが、共産や朝日はそう
じゃない。

478:吾輩は名無しである
21/04/27 18:02:14.29 B9ZjT4HX.net
百田尚樹が語る、東京五輪中止するべきと言う奴は中国の工作員だ!
スレリンク(liveplus板)

479:吾輩は名無しである
21/04/27 22:41:08.35 W+mf6hk9.net
蓮實ヲタ的には周防正行はどうなん?

480:吾輩は名無しである
21/04/28 11:20:08.11 CG2U8NGT.net
自分の意見は書かない。
蓮實「変態家族以外は公式でもプライベートでも褒めた事はありません」
ファンシィダンスも、鈴木保奈美の後ろ姿の全身カットを挿入する卑猥さだかなんだかを評価していた。
黒沢清は「ああいう原理と欲望を一致させる人がいると思うと、僕も考えてしまいます」
青山真治は事あるごとに否定コメント。
アレックスコックスは「この人は小津の影響受けているのだろう。しかしバンド(スカパラ)の場面はダサい」

481:吾輩は名無しである
21/04/29 20:24:00.00 UHRHtAu7.net
ここ哲学者や思想家の話が出てくるので、
ちょっとマジで聞きたいことがあるんですがよろしいですか?
キリスト教と古代ギリシア哲学が土台となって成立している西洋哲学、フランスを中心とする
現代思想を、仏教徒で神社とお寺と墓参りしか知らない自分のような生粋の日本人が勉強して
何か役にたつことありますか?

482:吾輩は名無しである
21/04/29 20:33:31.24 lP8icRyT.net
役に立つことはないでしょう。
暇つぶしにはなります。

483:吾輩は名無しである
21/05/01 09:14:52.95 RNsTmbHM.net
蓮實ヲタになると映画は全方位見るように仕向けられるけど小説は凄い狭い範囲に閉じ込められるんだよな

484:吾輩は名無しである
21/05/01 14:12:02.22 Klyop/GC.net
熱心な読者ではないけど(文体が難しいからw)、確かに映画についてはいろいろ
見るようになりますよね

485:吾輩は名無しである
21/05/02 19:13:27.96 zHtSdSmU.net
>>469
役に立つよ。
フランス人のbernard faureは日本の仏教や神道の研究者だが、
色々と鋭いことを言ってるよ。

486:吾輩は名無しである
21/05/02 20:30:17.84 7QBgNI6z.net
『ビーチ・バム まじめに不真面目』
浅田 彰
批評家
自己規制(自粛)と相互監視を逃れ、しかも「自由という名の野蛮」を振りかざして「死に至る悦楽」へと暴走することがない。軽やかに快楽の波に乗りながら、他者とともにあくまでも明るく生き続ける。
これはそんな真の自由人の姿を描く美しい映画―パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ。

487:吾輩は名無しである
21/05/02 21:30:47.29 cOAwGJhu.net
同一性=物権
差異性=債権
同一性は差異性の「凝集」=物権的債権
ごく一部の人しか言わないが(法律家でも知らない人が多い)、
物権的債権という考え方は、ことに日本のような英米法と異なる大陸法系の法体系の国では、
金融派生商品引の法理(そのじつは、民商法との齟齬のごまかし)として有効で、
その概念について考えたことがなくとも、実務上は、考えなしにそのようにやっている、
というものだ。
イーグルトンは、ポストモダニズムは現代金融資本主義のイデオロギーである、というようなことをいっている。
(「ポストモダニズムの幻想」)
「役に立つ」といえば、たしかに役に立っている、
が、ウォール街やらのろくでもない奴らにとってそうだ、ということかもしれない。

488:吾輩は名無しである
21/05/02 21:46:01.40 cOAwGJhu.net
植田浮 著 — イギリス担保物権法の特質について*

489:吾輩は名無しである
21/05/02 21:47:27.35 cOAwGJhu.net
王涌
今日に至り英米法系および民法の法体系は,
異なる歴史的過程を経て変遷を成している。そ
の基本的概念および規則は完全に異なっている。
英国のエクイティーローの純粋な産物として信
託法を民法の法体系に移植すると,いうまでも
なく多くの理論問題に直面する。
 欧州大陸の多くの民法法系の国は信託法を取
り入れるのを拒んできていた。

490:吾輩は名無しである
21/05/02 23:18:24.80 cOAwGJhu.net
金融システムと法系論
藤倉高行
法的思考方法の相違
シビル・ローでは,所有権概念が統一化され,権利の体系が構築され,
物権と債権の区別,実体法と手続法の分離が進んでいる。これに対し,コ
モン・ローでは多様な所有権概念や不法行為の類型,訴権的な救済方法が
併存している結果,手続法から実体法の分離が完全ではなく,物権と債権
の区別も明確でない。

491:吾輩は名無しである
21/05/02 23:25:37.76 cOAwGJhu.net
柄谷行人は、コモンローは、生成的で、セミラティス的(リゾーム的)なのものだ、
といっていた。

492:吾輩は名無しである
21/05/02 23:29:11.22 cOAwGJhu.net
↓建築屋さんたちが、陳腐化したはずの議論を、また蒸し返してやっています。
10+1 website|〈建築理論研究 07〉 クリストファー ...URLリンク(www.10plus1.jp) › monthly › 2015/02
... の行動を縛っていく方向に進むとか、コモン・ローとしての憲法をつくっていく方向と重なって見えるのではないか。 ... ただ、美学の欠落はあるにしても、アレグザンダーには--─柄谷行人さんが『隠喩としての建築』(『定本 柄谷行人 ...

493:吾輩は名無しである
21/05/03 20:44:10.24 98zqQJUw.net
>>480
かなり古い話だろ。

494:吾輩は名無しである
21/05/03 22:20:44.18 4bJMV0/5.net
2015年だから、そう古くもないでしょう。

495:吾輩は名無しである
21/05/05 00:37:30.99 14ZyZBmF.net
1970 : Être en couple avec un japonais | Archive INA
URLリンク(youtube.com)

496:吾輩は名無しである
21/05/06 23:51:26.85 bSrpQ+Yl.net
この小さい男の子が夫妻より先に亡くなっていることに心が痛む

497:吾輩は名無しである
21/05/07 21:07:49.17 b38+32hu.net
猫ストーカーのうた
URLリンク(youtube.com)

498:吾輩は名無しである
21/05/07 21:18:29.23 b38+32hu.net
西友火曜得の市
URLリンク(youtube.com)

499:吾輩は名無しである
21/05/08 21:12:32.47 TdcZhn8M.net
>>483
再生数とかコメ数がおかしい
この人フランスで有名なの?

500:吾輩は名無しである
21/05/11 20:35:24.72 wGENSeLo.net
町山智浩氏 日米のコロナ経済対策の違い指摘 米は「ガンガン給付」、日本は「出す方向間違ってる」
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
 米国在住の映画評論家・町山智浩氏(58)が11日、TBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に電話出演し、日米のワクチン接種状況や政府の対策の違いについて語った。
 既にワクチンの接種を終えたという町山氏は「何の手続きも、何の会話もない。車からすっと打ってもらって。ドライブスルーで。おしまいです。スマホの予約も1分です」と、予約電話のパンクなど混乱が起きている日本とは対照的な状況を伝えた。
 米国では成人のワクチン接種率が58%を超え、昨年3月から完全休演しているブロードウェーでの劇場公演が、9月にも再開される見通しであると報告。「日本はズルズルいろんなことをあいまいに続けてたじゃないですか?メリハリがなかったけど、アメリカはメリハリがあった」と違いを説明した。
 町山氏によると、米国が思い切った策に出られた理由は、経済支援の手厚さだという。「ものすごいお金をガンガン給付したりしてますから。失業保険で週にもらえるのが1人3万円なんですよね。バイデンさんが法案にサインしたんですけど」。今後は、子供を含む国民全員への20万円ずつの給付など、計207兆円のコロナ経済刺激策が動くとも話した。
 対照的に町山氏は、日本について「日本もGoToトラベルで2・7兆円出してるんですけどね。出すものが違う、出す方向を間違ってるという」と痛烈に指摘。「ワクチン予算が日本が3000億円くらいらしいですね、接種の予算が。全然ケタが違いますね。でもオリンピックは1兆6000億円も出すんで、よく分からないですよ、日本って」と、予算の行方に疑問符を付けた。
 町山氏の指摘に、「南海キャンディーズ」山里亮太(44)は「よく分からない状態のところに、誰も分かる説明をしてくれないという、一番つらい状況です」とこぼしていた。
 町山氏はさらに、トランプ前大統領の失脚について、コロナ対策の失敗が主な理由だったと分析。「普通、そういう失敗したら落選するでしょう?(日本が)なぜしないのか、よく分からない。なぜ政権が維持され続けるのか分からないですけど。すごく不思議で、日本のコロナ状況」と付け加えた。

501:吾輩は名無しである
21/05/21 01:32:54.97 y/yHuLYP.net
深層批評宣言

502:吾輩は名無しである
21/05/21 23:42:37.11 wSkntScf.net
>>395
東映のテレビ時代劇はどうしようもないよ
映画村の余興みたいなもんだから
松竹の方が撮影所が貧乏な分スタッフが映画的表現を工夫して頑張ってるw
BS朝日で放送中の「新必殺仕事人」は田中徳三とか前田陽一とか色んな監督の一丁上がりっ的な職人芸だが
プログラムピクチャー的活力あり
蓮實先生の弟子の素人芸とは雲泥の差w

503:独り言\(^o^)/
21/05/22 03:46:57.05 sHo66rAL.net
>>490
スレチだけど東映京都のTV映画も観慣れたら「まあこんなもんか」とまあまあ楽しめる
事は楽しめるんですがね、、よく観ると密かに凝った事をしている場合もある。
(基本は手抜きなんだけど)山下耕作なども画面内の人物や細部の配置にさすがに冴えを感じる場合はある。
牧口雄二なども往年の加藤泰や山下の様な凝った画面を作っている事があったり。ただ牧口も
とっくの昔に監督業は引退してますが。
ここ20年程も山下耕作の息子の山下兄弟(耕一郎・智彦)などもまあまあ頑張ってるみたい。ただ
耕一郎は深酒が祟り早死にしたらしい。
東映は本編もTV映画も「予算は可能な限り切り詰める」岡田茂イズムの影響か昔から画
が「安く」て気の毒ではあった。その中で工藤栄一などはよく頑張ったと思う。
『新必殺仕事人』はたぶん大体は観てますよ(苦笑) 田中徳三はTV映画だとシナリオに
乗ってる時はいいものを撮りますね。他の多作監督と同じく単純な「お仕事」に流れている
時は全然駄目ですが。
田中はたぶん実質引退作の『御家人斬九郎』「冬木町の女」が大変に良い出来で驚きます。
本人も「たぶんこれで最期」と思っていたんでしょう。
>蓮實先生の弟子の素人芸とは雲泥の差w
結局、どんなに理屈こねたって日本映画にはもうロクなスタッフも撮影環境も予算もない
ですからね。所詮は机上の理屈だけでは映像作品は撮れません。
だから『スパイの妻』とかもどうも観る気になれず、、黒沢清は90年代にVシネ(系
低予算映画)撮ってた頃が予算と黒沢の狙う世界観がちょうどマッチしてピークだった
んじゃないですかね? あとは『CURE』『降霊』『回路』ぐらいかな?
、、正直、ここ20年程の作品は余り観る気になれない。すみません。

504:吾輩は名無しである
21/05/22 04:21:33.09 UdY7B4Ak.net
誰のコピペ?
しょーもない文章だけど

505:吾輩は名無しである
21/05/22 19:02:45.41 o4q


506:B0Zuk.net



507:吾輩は名無しである
21/05/22 19:20:25.09 mNMlmRvx.net
>>492
田舎の映画通の文章だ。

508:吾輩は名無しである
21/05/22 20:00:29.31 o4qB0Zuk.net
必殺シリーズの確立には工藤栄一監督の功績が大きいのだが
その昔、蓮實重彦の講演会で「今の日本で闇を描ける映画作家は誰と思いますか?」と質問した人がいて
・・・工藤栄一かな?と思っていたら
答は「小沼勝」だったんだよね
その後ロマンポルノはアダルトビデオに駆逐され
AVは「淫乱暴力文化」と他国から蔑まれるイメージの公害を広めたが
テレビ時代劇で食いつないだ松竹京都は映画撮影所を残した・・・

509:吾輩は名無しである
21/05/23 16:58:26.29 W+LLVXmL.net
>>494
都会の映画通といえば
蓮實重彦か

510:吾輩は名無しである
21/05/24 09:23:45.88 ZRZg+57M.net
>>496
都会の映画通というより、過去の遺物でさえもない、地層に吸収される灰。
映画評なんて、そう残るもんじゃないだろ。

511:吾輩は名無しである
21/05/24 21:24:21.12 rRpJAo6O.net
>>491
「スパイの妻」見たけど、ナントモカントモ
コスモポリタンを自認する日本人が満州の人体実験に激怒して
その証拠をアメリカ世論に告発するという、おせっかいな正義感に唖然w
このようなメンタリティは戦前の日本人では
敗戦革命を狙った共産主義者以外ありえないのだが
主人公の男が隠れ共産主義者のスパイという設定にしても
731部隊の報復がヒロシマ・ナガサキの人体実験とはこれいかにw
しかも今や、満州を日本から奪還した共産主義者が、現在進行形で、壮大な人体実験を敢行中!!
これひょっとして反共映画なの??
とはいえ周防の「カツベン」に比べたら一応見るに耐える戦前モノではあるなw

512:吾輩は名無しである
21/05/25 19:18:19.24 lQqmR32n.net
ヒロインの美人度が低いので反戦悲劇になっていない。ホラーみたい。

513:吾輩は名無しである
21/05/27 21:39:34.29 uXRxsvt4.net
 あるとき、蓮實重彦は、「黒沢清の『カリスマ』または植物的な暴力について」という短い文章を書いたことがある(『映画狂人、神出鬼没』所収)。黒沢清の『カリスマ』を論じた短文に関してむしろ私が呆れたのは、蓮實門下の映画研究者が、蓮實の文章のキレのなさ、その弛緩したありさまに驚いたことを表明している文章を別のところで読んだときのことだった。
 この文章における蓮實重彦は、黒沢清の映画の特徴として「およそ時間の厚みを欠いたぶっきらぼうな空間」というものを挙げ、『カリスマ』の空間的な特徴とそれにまつわる演出面の問題ばかりを集中的に取り上げている。……これはもちろん、「黒沢清の映画を、時間性とそれに関わる脚本の面で論じたら救いようがない」ということでもある。
 なるほど、『カリスマ』における黒沢の演出は、黒沢の多くの作品におけるのと同じく、非常に優れたものであることは疑いようがない。しかし一方で、日本を


514:代表する映画監督が、日本の戦後史を総括するような脚本を自ら執筆するに際して、似たような題材を先行して扱った日本文学に関しては全く無知であるとともに無頓着であることを露呈してしまっているのである。  有り体に言ってしまえば、『カリスマ』の脚本を書いた時点での黒沢が『万延元年のフットボール』も『地の果て 至上の時』も読んでいなかったことは明らかだし、読んでいないからこそ、それらの作品と類似しつつもはるかに下回ったテーマを扱った脚本を、およそ幼稚な水準で展開していることは明らかだ。  極めて高度な演出と幼稚な脚本とがアンバランスに同居する作品に対する蓮實の歯切れの悪い態度は、「擁護」と言うよりは、むしろ「保護」と言う方が適切なものなのではなかろうか。おそらく蓮實は、そのようなチグハグさの責任の一端が自分にあることなど、百も承知なのだろう。



515:吾輩は名無しである
21/05/27 21:40:21.81 uXRxsvt4.net
 「シネフィルであること」という保護膜によって、黒沢清を始めとする多くの(演出家としての才能を欠いているわけではない)映画作家が、映画の自明性を全く疑わずにそのキャリアを築くことができた。黒沢を含め、彼らの多くが性や暴力を搾取し利用する映画に携わることでそのキャリアを始めたことは、偶然ではない。たとえ表面上で語られていることがポルノややくざであろうとも、映画の演出の価値は、それらの単純な内容とは別の面に見いだすことができるからである。
 もちろん、「シネフィルであること」によって撮影所システム崩壊後の状況を生き延びたのは、彼らが最初ではない。ヌーヴェルヴァーグこそが、初めてシネフィルになった人々である。しかし彼らは、いつまでもその立場に固執することはなかった……やがて、彼らの共同体は解体された。その後のゴダールにせよ、あるいは、それとはまた異なるギリシャの状況でのアンゲロプロスにせよ、映画の自明性を前提することなどできず、映画以外の様々な芸術なり文学なり思想なり哲学なり歴史なりを不断に学び続けることによって、かろうじて映画の継続的な製作を可能にしてきたわけだ。
 そのような厳しさ、困難な状況を回避する保護膜を後進のために形成しつつも、自分がしていることが何であるのかを明らかにすることもなく、演出とは別の側面で露呈してしまう無惨な有様をも、密かに保護し隠蔽を計ってきたこと……これは、映画批評家としての蓮實重彦の罪の一つであるだろう。

516:吾輩は名無しである
21/05/27 23:40:29.41 ganpLBR0.net
>>500
>黒沢清の『カリスマ』を論じた短文に関してむしろ私が呆れたのは、蓮實門下の映画研究者が、蓮實の文章のキレのなさ、その弛緩したありさまに驚いたことを表明している文章を別のところで読んだときのことだった。
このくだりは全く不要
推敲していて削り忘れたか?

517:吾輩は名無しである
21/05/28 01:29:14.38 sGP5kFYr.net
黒沢の数打ちゃ当たるのB級精神はそれなりに評価できるが
周防は美人女優と結婚した往年の巨匠気取りか?
数年に一本の新作が「カツベン」・・・
昔の東映京都なら岡田茂にシバキ倒されるレベルw

518:吾輩は名無しである
21/05/28 10:25:15.51 ddGiD9tA.net
蓮實さん文芸批評だと文学の自明性への批判、文学批判を言うが映画に関しては一切言わないね
その違いは何なんだろう?

519:吾輩は名無しである
21/05/28 22:28:20.17 lNpb3d6C.net
自分が文学のプロで映画のプロじゃないからだろう
知らんけど

520:P
21/05/28 23:24:10.06 MTINHAYq.net
>>503
「数打ちゃ当たる」ってもしかしてCUREだけが傑作だと思ってる人?

521:吾輩は名無しである
21/05/29 00:59:08.34 f+kilJwL.net
学歴詐称して賢くなったって勘違いしちゃってる人?

522:吾輩は名無しである
21/05/29 02:44:45.99 FVCA0SE1.net
蓮實スレで自分語りする知障


523:うぜぇ



524:吾輩は名無しである
21/05/29 08:14:27.74 bf38T5pk.net
性差別映画だろうが人種差別映画だろうが極右映画だろうが演出が優れていればそれで良しなのが蓮實映画批評だからねえ

525:吾輩は名無しである
21/05/30 04:01:40.55 52IKbpt/.net
カリスマは「富士」を連想させた。

526:吾輩は名無しである
21/05/30 05:55:51.71 6hQj+lpO.net
>>509
テーマばっかり論じて如何に表現するかを軽視する評論へのカウンターだから

527:吾輩は名無しである
21/05/30 06:46:45.24 UbGKPTkM.net
ハスミンの世代にはそれがラディカルだったんだろうけどカッコに括っていたことを忘却すると悲惨な光景にしかならないな

528:吾輩は名無しである
21/05/30 08:14:40.30 qP4M0o17.net
>>506
百田尚樹が激怒「さざ波がダメなら第二波とか大きな山場もあかんやろ!死者を山や波に例えて侮辱してる!」
スレリンク(poverty板)

529:吾輩は名無しである
21/05/31 01:06:13.29 kLb+AxyU.net
蓮實の批評は映画を十全に批評するのは不可能だとしても唯物論的に「ある」はずのストーリーをハナからカッコに括ったフィクショナルな映画評論であることを忘れてはならない

530:吾輩は名無しである
21/05/31 21:41:06.78 iiEQcln4.net
子供を動物園に連れていったら動物以外の物を夢中になって見ていた、というのはちゃんとした経験だからな。
そういう観点からすると蓮実の評論はおかしくない。

531:吾輩は名無しである
21/06/01 15:07:53.14 /fu6Dt6z.net
ヲタは蓮實の見方が真の、正しい映画の見方って思い込んでんじゃないの?

532:吾輩は名無しである
21/06/04 19:19:10.29 au5WLQKc.net
佐久間良子は1960年代後半に入り、岡田茂の指揮するヤクザとエロ・グロ中心の"不良性感度"映画が東映で幅を利かせるに連れ、「女性映画を作って欲しい」と訴え、文芸作品しか出演に応じず、ヤクザやエログロものの出演を拒否し会社と揉めた。
1966年3月で契約切れした後は契約更新に応じず。岡田映画本部長は「佐久間の"善良性映画"にはお客は入らない」という考えを持っていたから、1966年以降は映画出演が減った。 
1968年に起きた東映のお家騒動の煽りで、岡田茂は1968年9月1日付けで、東映の製作・配給・興行までを完全に自身が統轄する映画本部長兼企画製作部長に就任し、大川博東映社長から全権委任され、
映画の製作・配給・興行に関しては、自分の作りたい映画だけ作り、売りたい映画だけ売ってもよいという、一つの映画会社の社長の立場に匹敵する強い権限を持たされていた。
本作は映画の内容そのものより、タイトル変更をめぐる逸話の多い映画である。公開前までタイトルは『喜劇あかさたな ホルモン男』と告知されていた。
ところが今日「東映ポルノ」と称される"エログロ路線"を当時推進していた岡田茂が、タイトルを『妾二十一人 ど助平一代』に変更した。当時の東映のほとんどの映画の題名は岡田が命名していた。
今日ではあり得ない本作のタイトルも、岡田命名タイトルの中で最もえげつないものの一つとされ、「これが本当に映画人のセンスなのか?」と呆れられた。
本作の助監督・内藤誠が、岡田の使いで改題を伝えると佐久間良子は号泣したという。
佐久間は映画の宣伝のため出演した『スター千一夜』でも、この題名を口にできなかったといわれ、各メディアからの取材に対しても「恥ずかしくて題名を言えない」と口をつぐんだ。
芸能記者の間では「東映の女優たちには、あなたいま何に出演してる?と聞かないのが思いやり」というのが合言葉だった。
佐久間にとって岡田は、自身をスターダムに押し上げてくれた恩人で、恩師からの酷い仕打ちに自身の将来に不安を感じた佐久間は、東映から気持ちが離れ、退社を決意し、以降、テレビドラマや舞台に活動の場を移した。

533:吾輩は名無しである
21/06/04 19:33:28.00 au5WLQKc.net
東映の劇場に押し寄せた深夜(オールナイト)族は、本作のタイトルがスクリーンに映し出されるとドッと失笑の渦が沸き起こった。おちょくって「ドジョヒライチダイ」と読む学生もいた。
映画評論家は「『異常性愛』とか『妊娠中絶』とか、酷い題名が多いが、考えてみると、これらは科学用語でもある。語感が配置されているものだが"ド助平"はあまりに日本語として汚い。
ピンク映画でもこんな題名はつけないよ。『半処女』とか新造語を題にしているのはユーモアがあっていいけど」などと評した。
本作製作と同時期に東映は、鹿島建設の企業PR映画『超高層のあけぼの』に製作協力していたが、同社の鹿島守之助会長が「東映とは、どんな映画をやっとる会社だね」と心配して東映の映画館に出かけたら、悪いことにちょうど掛かっていたのが本作で、そのタイトルに絶句。
危機感を持った鹿島会長が『超高層のあけぼの』の前売り券150万枚を自社で引き受けることに決めた。

534:吾輩は名無しである
21/06/04 19:35:16.70 au5WLQKc.net
1968年暮れに1969年の東映新路線"性愛もの"シリーズ"性愛路線"として岡田が製作発表した際は、本作は"性愛路線"に入れられていなかったため、公開直前にタイトルを変更したものと見られる。
1968年夏の映画誌のインタビューで岡田は「東映は清潔ムードやアチャラカ喜劇はどうもウケないから、艶笑ものの不良性感度の高いものを出すつもりだ。オレとしては東映でなくては出来ない特色を持った全く新しい発想のドラマ作りをやってみたい」と話していたが、
1969年に自身が命名したエログロ路線のタイトルが、かなり振り切ったものになったため、このラインナップの流れでは『あかさたな』ではタイトルが弱いと判断した。
本作が公開された1969年は正月明けから『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』『にっぽん'69 セックス猟奇地帯』『謝国権「愛(ラブ)」より ㊙性と生活』『異常性愛記録 ハレンチ』、本作『妾二十一人 ど助平一代』『㊙女子大生 妊娠中絶』『徳川いれずみ師 責め地獄』と、
メジャー映画会社とは思えない振り切ったエログロ満載の文字づらを並べて売りまくり、当時の東映のピンク映画(東映ポルノ)は、ピンクプロダクション製作のピンク映画顔負けどころか、遥かに凌駕するドギつさといわれた。
これらは東映の番線映画で、全国ロードショーされたが、特に本作は成人映画ではなく一般映画のため、各都道府県の条例の規制にも掛からず、当時はこのえげつない字面のポスターが全国の街の目抜き通り等に貼り出された。
本作の題名が大きく書かれた立て看板が、新宿中央通りに突き出て、その下を通る女子学生がそっと見上げて、笑いながら足早に駆けて行った。 

535:吾輩は名無しである
21/06/04 21:19:22.59 onG9ye08.net
岡田茂、東大卒
蓮實重彦、東大卒

536:吾輩は名無しである
21/06/05 00:12:35.62 kkmNpSWE.net
>>520
共にエロ将軍

537:吾輩は名無しである
21/06/05 06:45:58.05 bC9Jp2Lx.net
作家がテーマを追求するのを軽蔑し珍プレー好プレーを演ずればそれでいいという日本の焼け野原の光景の中でピンチョンのブリーディングエッジを読むこと

538:吾輩は名無しである
21/06/06 08:16:37.49 cV0aW9Fq.net
映画くらいしか娯楽がない時代からテレビの登場で映画からライト層が離れて日活と大映は倒産寸前、東宝と松竹だってドツボの時代に映画を守り収益を上げるため岡田茂は死に物狂いだったんだろう
エログロヴァイオレンスをやり尽くして岡田茂も燃え尽きた感あるが

539:吾輩は名無しである
21/06/06 14:23:24.91 cV0aW9Fq.net
しかし68年以降の日本映画や蓮實批評の登場等日本映画界全体の批判的再検討は必要ではないかな
テマティックな批評なんてやってる場合じゃない

540:吾輩は名無しである
21/06/07 13:21:37.52 r0gIBgcu.net
映画会社経営者論というのは、重要だと思うが、
いがいと軽視されているようなので、このスレッドでそれがあったのは、
たいへん良かった。
ほかの映画会社経営者についても論じてもらいたいものです。

541:吾輩は名無しである
21/06/07 19:47:59.21 Uq4Q1YsJ.net
企業の利益追求、観客の欲望、作り手の野心を三つ巴として語ってはいた。

542:吾輩は名無しである
21/06/08 20:02:29.05 /KzRTKSQ.net
岡田茂全盛期の東映ラインナップ
1974年
6月29日封切り 実録路線
「仁義なき戦い・完結篇」
「極悪拳法」
7月17日封切り ポルノ路線
「従軍慰安婦」(原作・千田夏光)
「処女・若妻・未亡人 貞操強盗」
「女子大生失踪事件・熟れた匂い」
7月25日封切り まんがまつり
「マジンガーZ対暗黒大将軍」
「フィンガー5の大冒険」
「魔女っ子メグちゃん」ほか

543:吾輩は名無しである
21/06/08 21:20:06.14 q4z0NYc0.net
任侠映画、東映ポルノ、実録路線、殺人拳、トラック野郎、大型時代劇、戦争映画、ビーバップハイスクール、極妻と世間に映画の存在感を見せつけてきたのが東映だけど見事にシネフィルには無視された映画ばっかw

544:吾輩は名無しである
21/06/08 22:35:00.78 t+uv2XAk.net
>>528
シネフィルの法王がヨイショヨイショ
『鈴木則文 いい加減さ故に我信ず(蓮実重彦)』
映画芸術1978年8月号特集 現代中堅監督11人を斬る

545:吾輩は名無しである
21/06/08 22:50:01.66 q4z0NYc0.net
笠原和夫のインタビュー本昭和の劇が復刻されたみたいだけど高いなあ
蓮實さん的にはどうでもいい人なんだろうけど

546:吾輩は名無しである
21/06/08 22:52:39.31 YmWZtrbO.net
ビーバップだってまだハスミ虫だった頃の四方田が年間ベストテンの2位に挙げていたし
映画マニアにはそっぽを向かれた極妻シリーズでも関本郁夫のは(片方だけだが)評価する者が何人かいた。

547:吾輩は名無しである
21/06/08 22:55:17.36 YmWZtrbO.net
蓮實は笠原についてはほとんど言及してない。
「昭和の劇」を読んだ金井美恵子は一定の評価をしつつ、自分とは全く相入れない考え方の人物と評していた。

548:吾輩は名無しである
21/06/08 22:57:32.50 q4z0NYc0.net
蓮實さんトラック野郎やドカベンも観に行ったのかな

549:吾輩は名無しである
21/06/08 23:06:43.94 YmWZtrbO.net
トラック野郎についてはたびたび触れているが、ドカベンには全く言及していない。
蓮實にとっての則文の最高傑作はエロ将軍と二十一人の愛妾なのだ。
武田鉄矢の主演作を観るのが倒錯した楽しみとさえ言っていた。

550:吾輩は名無しである
21/06/09 12:27:34.78 h+tLecku.net
東映の振り切った商業主義つっても笠原和夫みたいな脚本家が活躍してたわけで今時のテレビやチマチマした日本映画と比べたら言うまでもないけど遥かに質は高いし面白いよな

551:吾輩は名無しである
21/06/10 19:01:19.52 l4tYXd8u.net
「従軍慰安婦」見たい見たいw

552:吾輩は名無しである
21/06/10 21:23:05.58 4Fu8Vb1G.net
70年代の少年時代田舎の街に一つだけあった映画館は普段はポルノ中心で春休みや夏休みは子供向けの映画もやってたけどポルノ映画のポスターが街中の目立つところに当たり前のように貼られ映画館は禍々しい見世物小屋感を醸し出してたあの頃

553:吾輩は名無しである
21/06/10 21:25:30.60 4Fu8Vb1G.net
あの映画館も80年代後半AVの隆盛の前にあえなく

554:吾輩は名無しである
21/06/11 00:10:22.53 XTgF4VqM.net
>>537
大阪ではスピーカーで外にポルノ映画の音声流してたわ

555:吾輩は名無しである
21/06/11 00:27:13.65 6ges+RvA.net
≫倒錯した楽しみ
こういうつまらない言葉遣いをするのが、蓮實重彦のダメなところだ。

556:吾輩は名無しである
21/06/12 18:57:44.61 GtouJhWa.net
68年以降の蓮實映画批評の影響受けた日本映画はいかにして何を描くかの「何を」の部分を徹底的に等閑にしてきたのは大失敗だったんじゃないかな
プログラムピクチャーの中で監督が演出に徹せれた時代が終わり最後の足掻きのエログロバイオレンスも終わった後にでは何を描くかを真剣に考えずに時代に拮抗する表現を作れなかったのではないか
観客はともかく作り手が蓮實を大真面目に真に受けちゃうと非常におかしなことになる

557:吾輩は名無しである
21/06/14 18:38:21.61 e8U0Gp7C.net
【映画】ヒトラー・東条英機の姿でチラシ配り 映画プロモーションで配給会社が謝罪「不適切な行為であった」 [muffin★]
スレリンク(mnewsplus板)

558:吾輩は名無しである
21/06/15 07:37:25.42 AMEtOlKj.net
オリンピックなどやりたい奴が勝手にやればよろしい
蓮實 重彦
URLリンク(www.webchikuma.jp)

559:吾輩は名無しである
21/06/15 12:32:39.00 iwD1ITxb.net
こんなつまらん文章ダラダラ書くようになったのか?

560:吾輩は名無しである
21/06/15 15:31:43.78 HucgQlUv.net
>>543
これは笑うとなの?
(渡辺直美を豚と呼んで問題となった事件に関して)
豚は思いのほか可愛らしい動物なのである。
だから、そんな動物に女性を譬えるとは何ごとだといった風潮がかたちづくる無責任な豚=排除の風潮に、動物愛護協会は警鐘を鳴らすべきではなかったか。

561:吾輩は名無しである
21/06/15 18:19:59.19 iwD1ITxb.net
ちょっと劣化が酷すぎない?

562:吾輩は名無しである
21/06/15 18:32:39.22 BRnpNpzN.net
竹田会長の疑惑がマスコミに追及されないのは
電通の汚職スキャンダルに拡大するとヤバイからだろ
明治天皇の威光にひれ伏してるわけじゃないよw

563:吾輩は名無しである
21/06/15 19:02:37.72 iwD1ITxb.net
オリンピックを無視する権利は当然保証されてるから無視すりゃいいんだけどこういう物欲しげな文章書くのがダサいよなあ
ラジオによるベルリンオリンピックの日本中の喧騒を自身の日記で完全無視して後世の一部の知ってる人があれ?この時期ベルリンオリンピックじゃんとならなかったら気付くことすらない荷風の気高さの爪の垢を煎じて飲んだほうがいい

564:吾輩は名無しである
21/06/15 19:23:56.83 w+GBTPZv.net
気高い人は、そもそも、売文など稼業にしないでしょう。
だから、そういう人が、オリムピックを無視しようが何しようが、
後に日記や手紙などがひろく読まれるようなことがなければ、
世に知られることも、おそらくないでしょう。

565:吾輩は名無しである
21/06/15 19:41:18.23 iwD1ITxb.net
オリンピックに反対なら明確に書けばいい
どうでもいいなら単に無視すりゃいい
しょうもない自意識だけ見せつけたい文章に何の意味あんの?

566:吾輩は名無しである
21/06/15 19:45:34.55 w+GBTPZv.net
蓮實重彦は、とくに自意識を見せつけたいのではなく、
世相に対する不平不満や、嫌みを言いたかっただけなのではないでしょうか。
後期高齢者ですから、そういう心持も、ふつうのことでしょう。

567:吾輩は名無しである
21/06/15 19:53:08.53 iwD1ITxb.net
売文稼業する奴はそもそもとか後期高齢者はそもそもとかそんな一般性で裁断していいのか?w

568:吾輩は名無しである
21/06/15 20:59:10.64 w+GBTPZv.net
オリンピックなどの国際スポーツ大会はくだらないかもしれないですが、
国際映画祭だってくだらないのではないでしょうか。

569:吾輩は名無しである
21/06/15 21:22:06.24 w+GBTPZv.net
国が文化事業にお金をつかうのは、
一切やめたほうがよい。
例外なくひとつ残らず全部やめるのが良い。

570:吾輩は名無しである
21/06/15 22:23:43.27 iwD1ITxb.net
64年の東京オリンピック後の東京の景観だの隈研吾の建築だのその他あまりに紋切型の意見の数々事実だからしょうがないだろと言われりゃそれまでだが蓮實さんがわざわざ言うまでもあるまい
紋切型の正論にさらなるひねくれたアクロバティックな嫌味を言うのが蓮實さんの芸だったのに本当に老いちゃったのか

571:独り言\(^o^)/
21/06/15 23:24:12.66 SkVBzo1D.net
>>555
そもそも蓮實の言ってる事じたいが昔から小難しい修辞を剥ぎ取ってみれば案外に凡庸な
「普通のこと」が多かった。
もちろん「普通」が悪いわけではないが、敢えてそこに奇を衒って小難し気に自己神格化を
行ってきた蓮實ももはや修辞のネタも尽きてきたのだろう。
ネタが尽きてみればただの「普通」の何処にでもいる老人がいるだけだった。
そこで愚直に「普通」に徹して真っ向から「コロナ禍での五輪など日本人と人類を危機に晒す
愚行!」と批判してみせるのも今さら照れくさく、そこで中途半端な修辞を弄するうちに
回りくどいだけのスカスカの衒学駄文が出来上がってしまったのだろう。
自分は日本には単なる「受験エリート」的知性と(学歴とは別に)衒学的なだけのスノッブ的
知性の2極しかいないと思っているが、日本のアカデミズムの頂点たる東大の元総長が
もはやこのような衒学駄文しか書けない処にまさにそうした日本の知性の行き詰まりを見てしまう(マジ)
>>528
シネフィルは東映映画を無視してないでしょう。
或る種のお上品な「名作」しか観ませんというタイプの人は別として、昔から或る種の映画
インテリたちこそが東映映画や日活ロマンポルノなどのマージナルを評価してきた。
松竹でも山田洋次よりその周辺の森崎東・前田陽一・瀬川昌治を評価するみたいなね。
今となっては個人的にはむしろそこに「インテリがマージナルなカルチャーを過大に評価する
スノビズム」を見るけどね。
ここ10年程も(映画秘宝あたりを真に受ける様な)或る種のオタクたちが東映映画や
岡田茂を過大評価し過ぎという気はする。

572:独り言\(^o^)/
21/06/15 23:25:09.56 SkVBzo1D.net
>>541
70年代以降の日本映画は何を間違ったのか?、、これも書き出すと長くなるけど、、
単純な話、70年代以降は日本の映画興行・国産映画は本道の「興行」がおざなりだったから。
70年代以降~現在まで、日本人の映画館利用回数は1年1回でしかない。
コロナ前は「増えた!」と大本営発表していたが、それでもいまだに「1年2回」にも
達してないのよ。
※アメリカ人・韓国人=4回 他の先進国=2~4回
、、まずは全体の「市場」をちゃんと拡大して、その商業的活況の中で(アート・社会派など)
多様な冒険を行う、、こういう段取りでいかないとどうにもならなかったと思うよ。
「誰も観てない」処で作家性・社会派ごっこを繰り返しても意味ない。
それは岡田茂だって角川春樹だって大枠の市場の拡大は結局は出来なかったんだよ。
日本の映画言論など、個々の映画の当たった外れた、(作品的に)良い悪い、それを現在
まで延々と論じ続けているだけ。ここ10年程も大仰にTV局出資日本映画や「洋画興行・ミニシ
アター興行の不振」を批判したりね(既に批判それ自体が紋切型化している)
もっと大局を見ないと駄目だったんだよ。でも結局は誰もそれをやらない。
具体的には、メジャー三社(東宝・東映・松竹)が制作・配給・興行を寡占している様な
業界構造でいいのか?
(特に80年代~バブル期に多かった)出資企業の前売買取付興行の罪。実際の劇場がガラガラ
でも構わない興行がいかに日本映画の制作者の「勘」を鈍らせてしまったか?
そもそも日本の映画館の封切興行は高いのでは?(これは既に70~80年代には指摘)
「高い」としてなぜ「高く」なってしまうのか?、、やはりメジャー三社の本社が上から
トップダウンで興行の価格まで実質決めてしまう様な構造に問題があるのでは?
、、でもこういうの、誰も語らない(語る人は少ない)
それで映画人は「日本も外国並に映画に税金出せ」だの、タカリばかり要求する(呆)

573:吾輩は名無しである
21/06/15 23:50:39.10 iwD1ITxb.net
戦後の焼け野原からの復興から東京オリンピックの間の東京ってはっぴいえんどの松本隆も美化してるけど少年時代のノスタルジーと結び付いてるんでしょうがそんなに美しいもんだったのか眉唾だなあ

574:吾輩は名無しである
21/06/16 03:20:12.28 Zputf7D5.net
はいはい、ドヤ顔で駄文お疲れ様

575:吾輩は名無しである
21/06/16 03:54:21.66 dYw+kK6B.net
ノスタルジーというよりも、
蓮實重彦はいまや、高度経済成長期以降の、日本の風俗や景観の画一化がいやなんでしょう。
あえてノスタルジーというならば、
階級や地域ごとに「異質さ」があったことが懐かしいのでしょう。
その同質化への転換点として象徴的なのが
64年東京オリンピックということではないでしょうか。
しかし、そういう蓮実重彦の思いというのは、東京の知的上層階級の出身者の無自覚な特権意識にもとづくものだと思います。
質的な階級差別が弱まり、都市の生活環境が整備される、というのは、下層階級だけでなく、
中間層の市民にとっても、
やはりおおむねよいことなのです。

576:吾輩は名無しである
21/06/16 04:29:12.11 dYw+kK6B.net
高度経済成長の各種の成果をおおむね肯定するというのは、
ニーチェ的には畜群道徳で、奴隷�


577:ェ性でしょう。 しかし、そういうことに本当に身をもって反対して、 知識人として生き延びた人もいないでしょう。 本当に反対する気なら三島由紀夫みたいに死ぬとかしないといけません。



578:吾輩は名無しである
21/06/16 05:14:31.85 dYw+kK6B.net
蓮實重彦は、日本の高度経済成長の成果といえる「上部構造」、
消費主義、大衆文化主義のイデオローグとして存在感のある知識人・文化人では、
三島由紀夫、吉本隆明、石原慎太郎などに次ぐような人でしょう。
また、それがあれこれとその種の世の風潮に対し不平不満をいったところで、
なんなの、先生、あなたは知識人としては最大の受益者の一人ではないですか、といいたくなります。

579:吾輩は名無しである
21/06/16 05:26:05.08 dYw+kK6B.net
559吾輩は名無しである2021/06/16(水) 03:20:12.28ID:Zputf7D5
はいはい、ドヤ顔で駄文お疲れ様
話はずれるけれど、
日本の文化体制というのは、↑のような工作員的な言説によって、
「意見」を言う者を揶揄中傷することで、なんとかもっている、といえる。
5ちゃんねるは、その点、縮図的だ。

580:吾輩は名無しである
21/06/16 06:06:32.03 y+fQyOqy.net
ID:w+GBTPZvとID:dYw+kK6Bのレスは駄文で間違いない

581:吾輩は名無しである
21/06/16 17:48:46.96 NKiCYZ0u.net
>>557
コイツ10年以上前から2ch(5ch)で同じことを言ってるんだけどさ、
モロ経済畑の人の発想じゃねえか。
「で、いつ黒字化するの?」ってさ。
リベはリベでもネオリベだろ、コイツ。
あと、
>日本映画の制作者の「勘」を鈍らせてしまった
なんて、所詮アンタの主観だろ?
アンタの価値観が社会で絶対じゃねえんだよ。

582:吾輩は名無しである
21/06/16 18:13:27.28 dYw+kK6B.net
東京オリンピックと日本人のアイデンティティー
1964年東京大会と首都美化運動,マナーキャンペーン
斗鬼正 一・
この論文が、64東京五輪に関わる社会政策がどういうものだったのか、
すべてわかるくらいにすごくよくまとめてある。
本当に、これを読めば足りる、という感じです。

583:吾輩は名無しである
21/06/16 18:32:15.67 dYw+kK6B.net
[彼女について私が知っている二、三の事柄]
首都再開発→首都拡張計画、ということから、これを思い出した。

584:吾輩は名無しである
21/06/16 19:21:17.70 JgdR4QCB.net
昭和30年代の東京がまるで凡庸さから逃れてたような口ぶりは単に馬鹿だろう。
オリンピック以後のデタラメな「サイバーパンク」な東京と五十歩百歩だろう。
実家は戦前の日本家屋で郷愁とは無縁に江戸、明治~戦前が存在してしまう街に端なくも生まれてしまった者の視線とは関係無く。

585:吾輩は名無しである
21/06/16 19:27:49.62 dYw+kK6B.net
日本国民の多くは、一部の映画関係者のために、
血税からお金をだしてあげたいとは思わないでしょう。
劇映画に税金を遣うなんてのは、オリンピックにつかうよりも、
もっと無駄だと思う人が多いのではないですか。
しかし、日本銀行やGPIFは、映画会社の株も持っているのですから、
アベノミクスのおかげで公共の機関が映画製作に直接金融をつけるようになった、
ありがたや、ともいえるかもしれません。

586:吾輩は名無しである
21/06/16 20:23:36.55 dYw+kK6B.net
[衛生,清潔,美化,秩序,マナー,
すなわち食,排泄,廃棄,行列といった人々の行
動を統制する行動規範であるマナーの統制](斗鬼)
蓮實重彦は、東京オリンピックを契機になされた、
上のようなことがむしろ嫌いでしょう。
フーコーのいう規律訓練型権力の作用ですから。
また、サイバーパンク的というか、「ブレードランナー」的な混沌的、雑踏的な雰囲気は、
べつに嫌いではなくて、手塚漫画的、「2001年宇宙の旅」的な整然とした雰囲気ほうが嫌いなんではないですか。

587:吾輩は名無しである
21/06/16 23:53:52.52 R2daTMpo.net
>>560
面白い意見だと思う。
蓮實重彦は画一化が嫌だ、と。
画一化するな、だが俺は上の階級で都心で豊かに暮らすぞ、前のように、と。
どこまでも独善的で、残忍な最大の受益者。
特権階級老人。

588:吾輩は名無しである
21/06/17 07:51:46.13 5CUKmnif.net
「パンデミックは恐ろしい災厄で一刻も早い終息を願うが、オーヴァートゥーリズムから解放された静かな京都は悪くない、
グローバル資本主義が一時的にスローダウンしたこと自体はむしろいいことだ」(浅田彰「疫病の年の手紙」から)
京都の環境産業に携わる人たち、たとえば、板前さんだとか、旅館の仲居さんだとか、
バスの運転手さんやガイドさんだとか、そういう人たちの苦境などは、
ついつい忘れて、こういう無神経なことを書くようなことが、
これがブルジョワ知識人というものの無自覚的な心持でしょう。
浅田彰がさんざん悪口言っている自民党の政治家などのほうが、むしろ、
旅館やバス会社のの経営者なんかが後援会のメンバーだったりするので、
こういう無神経さというのはないのですよ。

589:吾輩は名無しである
21/06/17 08:10:02.09 5CUKmnif.net
×環境産業
〇観光産業

590:吾輩は名無しである
21/06/17 09:01:30.37 EGxdkqjH.net
>>572
それはけしからん警察的な言説だな

591:吾輩は名無しである
21/06/17 09:11:22.13 5CUKmnif.net
↓は、浅田氏の「手紙」の公表されたのの2,3週間後、昨年の5月半ばの記事です。
宿泊業の倒産ラッシュ本格化、もう訪日客には頼れない
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、宿泊業の倒産ラッシュが本格化してきた。訪日外国人観光客の減少に日本人の外出自粛が追い打ちをかけ、経営体力の乏しい企業から順に破綻に追い込まれている。緊急事態宣言が全国で解除されたが、訪日客減少の長期化で宿泊業者の資金繰りは日増しに悪化を続けたまま。関西大社会安全学部の亀井克之教授(リスクマネジメント論)は「倒産する企業は今後さらに増える可能性がある。訪日客をあてにした宿泊施設はもう持たないのではないか」とみている。
政治ジャーナリスト 高田 泰(たかだ たい)

592:吾輩は名無しである
21/06/17 11:50:59.82 5CUKmnif.net
とにかく、わが国には都市行政が不在だとしか思えぬほど、新しい道路のほとんどは、人びとの生活を抑圧していた
(蓮實)。
これは元をただせば、江戸の開発がただただ場当たり的だった、ということに起因しているのではないか。
なお幕府の統治形態も、陣屋仕立て、と初期の老中の誰かがいったように、戦国大名の家政組織に毛の生えたようなものだった。
いうなれば、リゾーム的に発達した最大の城下町とその周辺地帯を、
近代行政がツリー的に再開発しようとする、ということにもとより無理がある、ということではないか。
同じような無理は、法体系のようなものにもあるだろう。
大宝律令が一回も改正されないで、綸旨、摂関の「御教書」、院宣、その後は各種の武家法と各種の慣習法、
等々、そういうものの積み重ねでやってきたものを、きゅうに欧州大陸風の


593:シビル・ローでやろうとしても木に竹を接ぐ様なものになる。 あるいは、近代文学も似たようなものかもしれない。 明治になって、西洋の文学を訳すのに使った日本文学の言葉は、 和歌、漢詩、謡曲、歌舞伎狂言、などなどに用いられていたものだ。 そもそも蓮實重彦の文章が、翻訳調雅文というか雅文的翻訳調というか、そういうものではないのか。 それも、ある意味、木に竹を接いだようなものだろう。



594:吾輩は名無しである
21/06/17 11:56:59.36 5CUKmnif.net
土地収用法
第一章 総則
(この法律の目的)
第一条 この法律は、公共の利益となる事業に必要な土地等の収用又は使用に関し、その要件、手続及び効果並びにこれに伴う損失の補償等について規定し、公共の利益の増進と私有財産との調整を図り、もつて国土の適正且つ合理的な利用に寄与することを目的とする。
(土地の収用又は使用)
第二条 公共の利益となる事業の用に供するため土地を必要とする場合において、その土地を当該事業の用に供することが土地の利用上適正且つ合理的であるときは、この法律の定めるところにより、これを収用し、又は使用することができる。
それと、↑の法律は、なかなか政治的につかいにくいものだったのは、
蓮實先生はよくよくご存じのはずである。
お若い方でも、三里塚闘争などの例についてちょっと考えてみればわかるだろう。

595:吾輩は名無しである
21/06/17 12:51:33.06 5CUKmnif.net
甲州街道と交わる大原の交差点の近辺は四六時中渋滞が続き、その部分の甲州街道が地下に潜るまで、あたりに漂う排気ガスのせいで喘息患者が大量に発生するほどだった。
だから、オリンピックはからだにも悪いのである。(蓮實)
その「地下に潜る」工事には、どうやら468億円かかったようだ。
住民にお金をあげて、重機をもってきて強制的に道路の周辺を空き地にしたほうが、ずっと安あがりでしょう。
しかし、日本政府の感覚では、それは乱暴だからダメ、ということではないですか。

596:吾輩は名無しである
21/06/17 13:01:15.65 EGxdkqjH.net
蓮実は、庶民の味方でデビューした文筆家が偉くなって庶民とかけはなれた生活をして表現がダメになる陥穽を、最初から上級アピールをすることで上手くかわした。

597:吾輩は名無しである
21/06/17 14:29:45.71 5CUKmnif.net
訂正
576で、陣屋仕立て、と書きましたが、
記憶違いで、正しくは、庄屋仕立て、でした。

598:吾輩は名無しである
21/06/17 14:36:50.50 5CUKmnif.net
幕政中枢部の機構が整ったの
は寛永の10年代(寛永10年は1633年)のことで
ある。幕府の行政機構も=庄屋仕立て=の簡
素な時代はここで終って,以降は封建社会段
階としては著るしく複雑かつ整備された,む
しろ官僚国家的な行政機構の時代に移行す
る。この機構は時代とともに整備改変されつ
つほとんど全江戸時代を通じてつづくのであ
る。(大石慎三郎)
ということなので、江戸幕府の統治機構が、戦国大名の家政組織に毛の生えたようなもの、
と書いたのは、完全な誤りでした。

599:吾輩は名無しである
21/06/17 15:40:55.42 5CUKmnif.net
また、公共交通に対する依存度が、世界の他の大都市と比べて格段に高いのも東京の特徴です。例えば鉄道ですが、戦後70年は、アメリカも鉄道発祥の地であるイギリスも、鉄道を衰退させた70年でした。
これに対し日本は真逆の政策を選択します。新幹線を整備し、東京の地下鉄も一貫して整備してきましたが、その間に世界の大都市は地下鉄を駄目にしてきました。これが、ある意味では東京の快適性につながっています。CO2削減や環境にやさしい都市づくりです。日本は新幹線ネットワークによって、国土構造も変えた。欧米とは真逆の都市・街づくりをしてきた代表例が「鉄道」といえるかもしれません。
もう一つの特徴は、1964年東京五輪を契機にした「道路」です。都市内に連続立体交差道路を整備しました。首都高などが代表例ですが、欧米にはない発想です。自動車交通に依存しているのに、ロンドンやニューヨークの都市内道路はすべて平面交差です。だから東京都内も道路渋滞はありますが、ロンドンやニューヨークのような絶望的渋滞はありません。都市内に連続立体交差道路を整備したからです。これが1964年からの50年間です。欧米と真逆の発想と政策が効を奏したわけです。これは日本独特の発想です。

600:吾輩は名無しである
21/06/17 15:42:04.77 5CUKmnif.net
―日本には都市政策、都市計画の視点がないとの指摘もありますが
それは、無知からの指摘です。

601:吾輩は名無しである
21/06/17 15:43:26.97 5CUKmnif.net
一般社団法人都市調査会代表 元東京都副知事
青山 佾
なのだそうだ。

602:吾輩は名無しである
21/06/17 18:17:24.60 zBCBX5eU.net
>>543
ノスタル爺のわりにはえげつないエロ小説書いちゃって
オリンピック前の谷崎エロスみたいな格調高い作品で谷崎賞狙えばカッコ良かったのに
みっともない三島賞騒動で晩節を汚してしまって
ご本人もアレで新潮に懲りたのか?
ところでジョン・フォード論は文春から出るのか筑摩から出るのか?

603:吾輩は名無しである
21/06/18 08:32:16.40 HBwkchwv.net
21世紀美術館の元館長によると金沢なんか茶会があると未だに前田宗家、家老家、県知事、市長の順の席次なんだってねw地方はまだ階級が残ってるんかな
東京はどれだけ画一化したって真ん中に皇居があるからな
蓮實は戦前の自身も所属した東京の都市プチブル層に郷愁があるんだろうけどそんな大したもんかいなって気もするな

604:吾輩は名無しである
21/06/18 09:39:58.70 1//zbGFg.net
人間が作った階級なんてそれこそ幻想そのものだと思うけどな
天皇制度含めて

605:吾輩は名無しである
21/06/18 10:41:55.01 2SPAusj2.net
令和の蓮実重彦としてのひろゆき

606:吾輩は名無しである
21/06/18 11:17:19.44 1//zbGFg.net
ひろゆきなんてただの無知で思い込み激しいだけの普通の人だよ
蓮實重彦もそうだけどw

607:吾輩は名無しである
21/06/18 12:06:31.88 PbzrrXd/.net
蓮實重彦は、官学のトップだったのだから、
一般国民からみれば、「官」の側の人なのですが、
本人には自分が「官」の側の人だ、という自覚が希薄なのです。
しかし、官学のトップだったという権威は、しっかり有効活用している。
石原慎太郎は、政権与党の国会議員を長くやり閣僚も務め、首都の知事になった。
しかし、へんに「反体制」みたいなことを言って
人気とりをするようなところがあったでしょう。
両先生は、体制側の重要な地位にいながら、その自らの属する体制を批判して見せることで、
ポピュリズム的に受けを狙う、という芸風が共通しているのです。

608:吾輩は名無しである
21/06/18 12:32:29.24 2SPAusj2.net
>>590
> 本人には自分が「官」の側の人だ、という自覚が希薄なのです。
何を馬鹿なことを

609:吾輩は名無しである
21/06/18 12:40:27.36 2SPAusj2.net
【論破王】西村博之「これ僕の主観なんですけど 芦田愛菜ってそんなに可愛くないんすよ」 [爆笑ゴリラ★]
スレリンク(mnewsplus板)
まさに令和の蓮実重彦だな

610:吾輩は名無しである
21/06/18 12:45:54.74 PbzrrXd/.net
かつて、日本のアイドル文化を「白痴の天国」といった浅田彰は、
AKB大学の学長?か何かしました。
ようするに、どうせ知識人なんぞ


611:というもののいうことを、真に受けるやつがバカなんだから、 という割り切りのなせるわざでしょう。



612:吾輩は名無しである
21/06/18 13:16:31.27 1//zbGFg.net
>>593
その通りやね

613:吾輩は名無しである
21/06/18 13:50:50.39 2SPAusj2.net
ID:PbzrrXd/は死ね

614:吾輩は名無しである
21/06/18 14:27:56.18 PS/YfJBI.net
>>593
>>594
お前らが白痴やw

615:吾輩は名無しである
21/06/19 05:14:00.56 VPK4Oi5Q.net
コロナが蔓延しようがオリンピックなどやりたい奴が勝手にやればよろしい
ということになるよな文章の中ではその辺ボカしてるけどw
御用学者の尾身のほうがマトモやんけなんて言いたくなかったw

616:吾輩は名無しである
21/06/20 04:59:12.34 DoN3xVLE.net
wiki 養老律令
養老律令は、大宝律令と大きな相違点はないため、養老律令施行後もそれ以前と変わらない政治運営が行われたと見られ、律令制史上の大きな意義は特にないとされている。(中略)
一方、大宝律令の施行から半世紀が経過して律令国家の定着していく中で、より日本の実情に合わせた律令制への再構築の一環として行われたとして積極的評価をする説(春名宏昭説)もある
どうも新説のほうが正しそうなので、576で「大宝律令」としたところは、たんに「律令」に訂正します。

617:吾輩は名無しである
21/06/20 10:07:34.66 2zOfmcqe.net
タムリントミタ

618:吾輩は名無しである
21/06/20 13:58:28.58 2p1Pc3gL.net
>>598
どうでもいいことを訂正する前に根本的間違いを改めろ

619:吾輩は名無しである
21/06/20 16:24:22.23 Y3vGd5Eo.net
蓮實さんの戦前の東京プチブルへのノスタルジーはモダニズム=アメリカニズム=30年代の洒落たハリウッド映画でしょう多分
あれは戦後日本でもアメリカでも消えたものだから
それなら俺個人だと英国パンク/ニューウェイヴを基調とした80年代前半の日本のサブカル文化へのノスタルジーはあるし、
最近はなんか世間では英国インディーポップと60年代フランス映画が奇妙に融合した90年代渋谷系的文化へのノスタルジーがちょろちょろ垣間見える
移ろいやすくあっさり消滅する軽薄な大衆文化へのノスタルジーはどの世代にもあるんじゃないかな?

620:吾輩は名無しである
21/06/20 17:20:24.18 DoN3xVLE.net
ノスタルジーはどの世代にもある、というのはそのとおりでしょう。
しかし、イギリスの老貴族院議員が今日、若かりし日の植民地南アフリカやインドでの駐在時代の暮らし向きを
無批判的に美化し、懐かしんだ文章を書いて、たんなる「ノスタルジーです」ですむか、
といいうようなことはあるでしょう。
たとえば、黒人の知識人からさんざん攻撃されている「風と共に去りぬ」だって、
作者のノスタルジーの産物だといえば、そういえるんではないですか。
ただ、深読みすれば、蓮實重彦は、ポスコロ嫌い、カルスタ嫌いだから、
嫌味にあえてやってみた、ということもあるかもしれない。

621:吾輩は名無しである
21/06/20 17:29:00.83 DoN3xVLE.net
[もう一つの特徴は、1964年東京五輪を契機にした「道路」です。都市内に連続立体交差道路を整備しました。首都高などが代表例ですが、欧米にはない発想です。自動車交通に依存しているのに、ロンドンやニューヨークの都市内道路はすべて平面交差です。
だから東京都内も道路渋滞はありますが、ロンドンやニューヨークのような絶望的渋滞はありません。都市内に連続立体交差道路を整備したからです。これが1964年からの50年間です。]
一般社団法人都市調査会代表 元東京都副知事
青山 佾
蓮實重彦が耐えがたいものを、
青山氏は、みんなのためになることだ、と信じている。
このお二方は、年齢もちかいのに、
過去への想い、が真逆になるのはなぜでしょう。

622:吾輩は名無しである
21/06/20 17:47:08.53 DoN3xVLE.net
風と共に去りぬ -01- Gone with the Wind '39
1939年の公開時に、ここに写っている景色を見、
懐かしくて涙したアメリカ南部のお嬢さん育ちのおばあさんがいたかもしれない。

623:吾輩は名無しである
21/06/20 17:56:00.89 Y3vGd5Eo.net
蓮實さんは車運転出来ないから、それだけじゃないの?w

624:吾輩は名無しである
21/06/20 18:06:14.08 DoN3xVLE.net
運転する人と運転しない人の違い、それはわたしも


625:考えた。



626:吾輩は名無しである
21/06/20 18:11:47.23 DoN3xVLE.net
とにかく、わが国には都市行政が不在だとしか思えぬほど、
新しい道路のほとんどは、人びとの生活を抑圧していた。(蓮實)
とはいえ、蓮實先生は、「人々」に成り代わって言っていますからね。
しかし、「人々」とかとつい書いてしまうところは、かつてないうかつさのように思えます。

627:吾輩は名無しである
21/06/20 20:22:02.37 b3Ckwvc1.net
首都高の取り壊しが現実化してるんだろ。

628:吾輩は名無しである
21/06/20 20:40:34.68 DoN3xVLE.net
日本橋川上空の首都高速は1964年の東京オリンピック前に建設され、半世紀以上が経過。1日約10万台の自動車が走行して損傷が激しいため、
神田橋JCT(ジャンクション)付近(千代田区内神田2丁目)から、江戸橋JCT付近(中央区日本橋小網町)にかけての延長約1.8kmの構造物を更新、地下化する事業を進める。
(首都高 宮田社長)
↑のようなことだったら、「人びとの生活を抑圧していた」(蓮實)ことが理由ではないでしょう。

629:吾輩は名無しである
21/06/20 22:46:13.31 Y3vGd5Eo.net
そもそも東京及び日本に景観なんか求めてもしょうがないw
古くは永井荷風なんかからしたら江戸=東京を薩長が近代化した時点でアウトだし関東大震災で灰燼に帰した時点で完全に唾棄すべきもんだし
京都や金沢にしたって相対的にはマシとしてもやっぱり「日本の醜さ」(井上章一)でしかない
東アジア的醜い猥雑都市(サイバーパンク?)から帰る場所なんてないよ高速道路もサイバーパンク感あるじゃないw


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