21/04/05 01:51:07.96 SF6d9OkF.net
蓮實重彦の映画評論は、エンターテインメントであって、どう考えても、
実用書ではないでしょう。
そもそも脚本を軽視して、まともな映画が作れるはずがありません。
ある頃からの日本の映画監督の問題点というのは、
娯楽産業の商品制作の現場監督だということを忘れてしまって、
みょうな「自己表現」型の芸術家意識で凝り固まってしまったことにつきるでしょう。
映画作家とか、映像作家とか、肩書も普通に映画監督といいたがらない人が、
いつごろからか増えました。そして、そういう人は、原作ものよりも、
自分の書いたオリジナル脚本で映画を作りたがる。