20/01/30 00:50:20.69 KCsm2vrV.net
>>13
俺はドストエフスキーもそうだしダンテもそうだけど、ミルトンなんかの自由の考え方が好きです
立てるものも自由に立ち、落ちるものも自由に落ちた
その自由な意思によって救われたいと思う意思が救いの前提になるけど、救いは人間の意思ではなく神によってなされるという前提からは離れない
予定説ではなく、かと言って予定説もあって、自由意志論も含まれる考え方です
両面を含んで考える、矛盾を省かない考えかたです
神は善だけを行えるようにつくることもできたけどそうはしなかった
強いられたロボットみたいな善だけを行う人間に価値を見られなかった
人間はあくまで自由意志をもって、その意思の主体となってやがて悔い改めの道に帰っていく
キリストによって与えられたものがその主体であり、天上のパンであるという大審問官の物語は個人的に読んでいて惹かれるものがありました
自由意志とはなにか
自由意志とはなにか、という問題は大きいテーマになりますね