あの作家が生きているうちに書いてほしかった作品at BOOK
あの作家が生きているうちに書いてほしかった作品 - 暇つぶし2ch2:吾輩は名無しである
19/12/21 05:41:32 LH4oPrfx.net
vipのノリでスレ立てしたら1カ月レス付かなかったごめんなさいw

3:吾輩は名無しである
19/12/21 21:09:18 BW1FZCfC.net
松本清張の「神々の乱心」かな
タブーまで踏み込みそうな気がするので
作者存命でも発表できたかどうか

4:吾輩は名無しである
19/12/21 21:39:50 EjzZrNwl.net
三島由紀夫と辻邦生がそろって死ぬ間際に「次は藤原定家を書く」と言って死んでるんだよな
それぞれの定家についての小説は読んで見たかった

あとベタだけど漱石の明暗は完結させて欲しかった

5:吾輩は名無しである
19/12/22 02:52:30 zxBazFZ+.net
>>3
「神政龍神会事件」?だったか、あれは実際に昭和前期に宮中で起きた
事件をモチーフにしとるんでしたな。編集者の解説に結末は暗示されて
るけど、完成させてほしかった

6:吾輩は名無しである
19/12/22 22:39:53.40 t/H3m4Wy.net
>>4
あたしは歌はあまり知りませんので。なんとも言えませんが、
百人一首で「山の奥さん鹿に食われた」もとい、「山の奥にも鹿そ
鳴くなる」と詠んだ俊成の息子でしたか

7:ぺけ
19/12/22 23:42:06 Q6wLZBZU.net
良スレの予感

8:吾輩は名無しである
19/12/24 00:00:14 LhfWOx9i.net
>>5
>あれは実際に昭和前期に宮中で起きた事件をモチーフにしとるんでしたな。

と同時に昭和神聖会、大本教事件、満州事変(満州皇道派)、
2.26事件などに飛び火する可能性が大です
ひじょうにヤバい話です

9:吾輩は名無しである
19/12/24 00:03:58.05 U0UJCZrr.net
>>8
松本清張は大本教事件らしきものを下敷きにして、
「粗い網版」?という短編を書いてますな。
宗教がらみの事件に興味があったのでしょう。
「密宗律仙教」とか「神の里事件」も面白い

10:吾輩は名無しである
19/12/26 03:17:48 pM1wk0Zp.net
巷間待望論があった司馬遼太郎の「ノモンハン」はどうだったのだろうか

11:吾輩は名無しである
19/12/28 08:32:49.44 V6CNsq2S.net
芥川の「邪宗門」

12:吾輩は名無しである
19/12/28 10:46:50.62 NdZBw2Xe.net
吉川英治さんの水滸伝

13:吾輩は名無しである
19/12/28 11:18:15.89 BH+igefz.net
横溝正史の女の墓を洗えと、千社札殺人事件。

14:吾輩は名無しである
19/12/28 20:15:33.57 b3DUKxfX.net
>>9
>宗教がらみの事件に興味があったのでしょう。
そこら辺は原武史が『松本清張の「遺言」』で触れています
松本作品では『火の路』や『古代史市私注』などもあり
この諸作品を受けて栗本慎一郎は『シリウスの都飛鳥』を書いています
もっとも栗本の本にはネタ本のようなものがありまして
昭和初期に日本忍ユダヤ人説を主張した酒井勝軍の諸著作だと推測できます
この人物は満州経営におけるユダヤ資本注入に
多大なる影響を与えたとも言われています
話を原武史に戻すと
彼がが著作内でふれる某人物周辺には宗教関係者が多く
その一人にライ病患者救済に力を尽くした後藤静香というキリスト教徒もいます
そうすると「砂の器」にもつながっていくわけですね
まあ、その人物は法華を信仰していたそうですが…
一見すると関係の薄そうな、日本古代史、中央アジア史、満州人脈、ライ病
などがパズルのピースのようなつながりで一つの像を形成する
しかも大東亜戦争の舞台全体をも見渡せるような鳥観図という形で
その大きなラストピースが『神々の乱心』といえるでしょう

15:吾輩は名無しである
19/12/30 13:16:53 16jlIUWr.net
>>10

書くことはなかったような気がするが(書けなかったと言った方が正しいか)

16:吾輩は名無しである
19/12/30 18:01:51.66 C4TzRIh7.net
>>13
横溝先生がそれを書くつもりだったかは諸説あるようですが、
それぞれ「歌舞伎の名門」と「神門一族」にまつわる事件だった
ら読んでみたかったですな。
>>15
いろいろな因縁があって、その時点書けなかったかもしれませんね。
近代史に関する物語は読みたかった。一番現代に近い時代が舞台な
のは「ひとびとの跫音」ですかね

17:吾輩は名無しである
19/12/31 07:51:31.99 cw/Duf1B.net
>>16
横溝正史には「病院坂の首縊りの家」を完結してくれただけでなく、新作「悪霊島」も書いてくれたというだけで、
感謝しかない。でも題名だけ発表されたこの二作は読みたかったな。

18:吾輩は名無しである
20/01/01 08:45:01 V1cKoufF.net
(スレタイとは趣旨が違うかもしれないが)不幸なタイタニック号の事故で作者と一緒に大西洋に沈んでしまった何編かの思考機械の作品。

19:吾輩は名無しである
20/01/01 15:14:13.76 Yxo+wnJ8.net
カフカの三作のこと、誰も言わないんだね・・・

20:吾輩は名無しである
20/01/03 00:20:43.79 OTgCWzwl.net
>>19
外国文学に造詣がおありなんですな。すごい!
あっしなんかあまり読まないので…

21:吾輩は名無しである
20/01/03 00:54:15.21 fCThKxNh.net
>>19
有名すぎて盲点だけど、言われてみればそうだな。

22:吾輩は名無しである
20/01/03 16:08:06.59 fCThKxNh.net
どうしたって読むことの叶わぬものに、人はなぜこんなにも惹かれてしまうのか。

23:吾輩は名無しである
20/01/03 19:44:23.40 WwdUl8NM.net
カフカとプルーストは長生きしてたら現行の長編は益々長くなってたかも
日本だと埴谷雄高の死霊も
三島の豊饒の海は天人五衰だけ極端に短いから当初の構想通り71年まで書いて欲しかったが

24:吾輩は名無しである
20/01/03 20:38:16 RiD1F6Rb.net
そういえばムージルの「特性の無い男」とかね

25:吾輩は名無しである
20/01/04 07:23:22.41 z6UnBGZr.net
構想されたまま実際には書かれなかった作品と、未完の作品とは分けて考えた方がいいんではないか。

26:吾輩は名無しである
20/01/09 20:14:22 WQNRCS8k.net
なんかたのしい

27:吾輩は名無しである
20/01/13 18:59:07.75 +YTaQzTN.net
藤林丈司

28:吾輩は名無しである
20/01/13 19:44:02.45 fdxDBALr.net
須賀敦子の「アルザスの曲がりくねった道」

29:吾輩は名無しである
20/01/14 00:44:18.40 AQFusZVl.net
飛ぶ男 さまざまな父

30:吾輩は名無しである
20/01/14 01:55:35.05 Bo22jk+r.net
山本周五郎の「おごそかな渇き」もあった

31:吾輩は名無しである
20/02/02 08:14:48 ERZhrcz6.net
漫画だと多いな。「サイボーグ009」とか。

32:吾輩は名無しである
20/02/07 18:40:40 PI+UWEfX.net
芥川龍之介の長編だな
川端じゃなく芥川がノーベル賞獲ってたかもしれない

33:吾輩は名無しである
20/02/08 08:29:00 NsrODwAS.net
>>32

確かに読んでみたいが、書けただろうか。でもせめて「邪宗門」は完結させて欲しかった。
あと、川端はいいよ。短編も長編も。ノーベル賞は正当な評価だろう。

34:吾輩は名無しである
20/02/15 15:37:41.65 rJar1v3v.net
澁澤龍彦の玉虫物語

35:吾輩は名無しである
20/02/23 09:23:30 od1ctSl+.net
>>34

うん、それは読んでみたかった。澁澤は早すぎた死だったと思う。もう亡くなってから三十年以上経つのか。

36:吾輩は名無しである
23/04/25 08:16:37.05 w5Fn564o.net
ドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の第二部

37:吾輩は名無しである
23/05/02 14:18:48.51 jHpHJUWK.net
中里介山の「大菩薩峠」を完結させて欲しかった。
人気が出ちゃったジャンプの漫画よりもダラダラ話引き延ばして風呂敷広げるだけ広げて未完だからな。


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