松本清張at BOOK
松本清張 - 暇つぶし2ch2:吾輩は名無しである
16/08/25 19:32:24.50 .net
点と線のJR葛西駅から西鉄香椎駅まで歩いてみました
今も割と寂しい風情を呈しています

3:吾輩は名無しである
16/08/25 19:33:23.90 .net
JR葛西駅 ×
JR香椎駅 ○

4:吾輩は名無しである
16/08/26 06:59:53.02 .net
昭和史発掘は読み出があったな、多作なのによくあれだけ調べることが出来たと感心する

5:吾輩は名無しである
16/08/27 10:45:09.41 .net
映画、砂の器の音楽が良かった(^^;

6:吾輩は名無しである
16/08/27 19:52:19.17 .net
「小説 帝銀事件」は力作だと思う。
今でも時々再読している。
果たして平沢氏は本当の犯人だったんだろうか?

7:吾輩は名無しである
16/08/27 19:59:56.61 .net
はじめて読んだのは『点と線』
中学生のときでした。

8:吾輩は名無しである
16/08/27 20:24:21.68 .net
>>6
清張は731部隊の生き残りがやったと断定してたと思うが

9:吾輩は名無しである
16/08/28 18:55:45.70 .net
火の路、あの明日香の酒船石からゾロアスター教の儀式を連想したとこは面白い
奈良まで見に行ったけど、よくあんなこと思い付くわ

10:吾輩は名無しである
16/08/29 20:08:25.55 .net
波の塔、お薦め

11:吾輩は名無しである
16/08/29 21:51:47.92 .net
「神々の乱心」は問題作。
これまでの昭和史発掘や古代史研究(宗教、民族)をベースに
皇室や昭和政治の実相に迫ろうとしている。

12:吾輩は名無しである
16/08/29 22:06:03.36 .net
>>11
ありがとう
図書館に予約しました

13:吾輩は名無しである
16/08/29 22:08:14.53 .net
hennayagisan1‏@hennayagisan1 4 時間4 時間前
上田泰己氏  理研の税金無駄使い、954万円高級家具カッシーナ・イクスシーの指定購入も大問題 URLリンク(1000nichi.blog73.fc2.com)

14:吾輩は名無しである
16/08/31 07:36:28.19 .net
告訴せずの主人公は小豆相場で儲けて、上手く行きそうになったんたけどなぁ
残念なことになった
清張の小説に出てくる人間は大抵悪い奴だな

15:吾輩は名無しである
16/09/04 20:19:32.23 .net
小倉の清張記念館に行って映写室に3時間、私1人だけで居たのは懐かしい思い出
杉並の旧清張邸も行ったけど、書斎や書庫は小倉に移築されてるから、行くだけの価値はあった

16:吾輩は名無しである
16/09/04 21:40:29.05 .net
>>14
>清張の小説に出てくる人間は大抵悪い奴だな
でもまあ、クラブホステスに「わるいやつら」読ませたところ
「うん、この人は人間がよく分かっている」
という感想が返ってきたわけですが。

17:吾輩は名無しである
16/09/05 07:35:46.83 .net
>>16
人間観察の鋭さは特筆ものですね

18:吾輩は名無しである
16/09/09 23:42:49.78 .net
あげ

19:吾輩は名無しである
16/10/20 18:42:16.40 C79WR0uv.net
ミステリー板の老舗スレです。
ミステリー板ですが、推理小説だけでなく、清張作品全般さらにはいろいろな映像化作品についても、自由に語っています。
現行スレタイはちょっとアレ?ですが、…
もし宜しかったら、ご参加下さい。

【太宰治は】松本清張18【東大入試合格者】 [転載禁止]・2ch.net
スレリンク(mystery板)

20:吾輩は名無しである
16/10/20 21:57:10.22 zrOxAMGn.net
>>6
冤罪という見方が多いと思う
結局刑は執行されなかったし、また刑務所内でもある種、特別待遇だったようだ。
実際画家の平沢に毒物の知識もないだろうし…

21:吾輩は名無しである
16/11/17 22:02:28.06 ra4W1ZNF.net
     ◎●●●●●◎
    ◎●ミ.|.|.|.|.|.|.|彡●◎
  ◎●ミ    口  彡●◎
  ◎●三  口 .| .|   三●◎
  ◎●彡   ノ └-.ミ●◎
   ◎●彡川.|.|.|.ミミ●◎
    ◎●●●●●◎
   ___◎' ◎' ◎____
   | キンマンコ 江  .|
   |   松●清張より  |        キンマンコ 密葬会場にて
   |   宮●顕冶より  |
    ̄/7 ̄ ̄ ̄ ̄ キヘ ̄ 
    /7       キヘ     香典返しは「ウサギの絵柄のコーヒーカップ」(予定)
   /7        キヘ.
   /7         キヘ 
  /7          キヘ
                   -=-::.
                /       \:\
                | 法華講破門  ミ:::| ←仏罰大行進、選挙権不明&行方不明
                ..| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |≡、 |;/
                |        |) |─/ヽ戒名も長寿ギネスもマイナンバーも欲しいニダ
       ∬       | ボロ負け |二/  ∂>
       ∬       .| 臨終只今 |ハ  | タヒ亡発表は、ニッケンとアサイの後ニダで、大上人入滅の10月13日に調整するニダ
      ┏謗法┓    |        |_ノ  /__
      ┗━┛   /|_______ |ヽ/    `i
              /    \_____/     /
           / ̄ ̄ ̄⌒⌒⌒⌒ ̄ ̄ ̄⌒⌒) 選挙権も欲しいニダ 園遊会に呼んで欲しいニダ
          / ∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴  /
        /マハーロ、バカヤロー!  /  
       / キンマンコ!:ハ⌒ヾ:    /  ありがとう、センテンススプリング
URLリンク(www.youtube.com)

22:吾輩は名無しである
16/12/07 19:04:58.55 ZQ5MIMpH.net
「点と線」、たなしんが好きな一冊だとエッセイに書いてたな。

23:吾輩は名無しである
16/12/07 21:09:05.96 7LweCC6N.net
「火の路」のような異色作が朝日新聞に連載されていたとは驚き以外の何物でもない

24:吾輩は名無しである
16/12/08 07:28:04.65 Mvs0WBZ0.net
清張の北一輝論を読みたい。
誰か読んでる奴は案内してくれ。

25:吾輩は名無しである
16/12/08 09:56:56.96 zDkhACP1.net
近代以降の新宗教にも言及してるらしいね。
大本教や矢野祐太郎について書いてる人は、なかなか居ないので貴重だ。

26:吾輩は名無しである
16/12/08 20:28:34.22 a4gJQxyG.net
2.26事件、大本教事件、神聖龍神会、昭和神聖会、国柱会、黒龍会は地下で結びついている
これが明治以降の大陸・半島政策とも連動しており、その中心に皇室がある
それは日本国の成立やユーラシア史という前史からの流れで位置づけられることであり、
前大戦はこの流れによる歴史的必然なのだ
と松本は示唆しているようにも思えるが
残念ながらアジア史、古代日本史、昭和史を扱った諸著作群は上手くつながっていない
絶筆の「神々の乱心」以降の展開が重要だったとは思えるが
松本に時間は残されていなかった

27:吾輩は名無しである
16/12/08 21:02:10.86 a4gJQxyG.net
たとえば司馬はエッセイで古代中国の粛慎を蝦夷(ミシ・ハセ)と推定しているが
新疆自治区以東を主たる活動領域としていた北方遊牧民族がなぜ海を渡ってきたのかという疑問に
充分な答えを出していない
これは松本も似たようなものだけど
アジア史つながりで長谷寺に注目するところはやはり非凡さを感じる
ちなみに同地域に遅くとも7世紀までには蟠踞し隋の支配を受けていたのが伊吾廬であり、
10世紀平将門の乱で蹶起した大陸・半島系の騎馬民族は飯母呂
将門の乱の起こった武蔵国は半島系扶余族住民の移住地とされており
もっと具体的に言うと高句麗・百済系住民の居住地域
現在地でいうとちょうど大宮(旧御沼社)あたりだろうか
将門の乱に話を戻すと飯母呂衆は乱鎮圧後、筑波山、足柄山、山陰地方に逃れ
足柄山に逃れた勢力が風間村に棲息し、風魔忍軍になったと言われている
風魔忍軍は埼玉県比企郡にあった扇谷上杉系の城主が治める杉山城を拠点として
武田軍をゲリラ戦で撃退したと伝えられている

28:吾輩は名無しである
16/12/08 21:29:32.58 J6CaFeH6.net
間違いない!!
URLリンク(www.youtube.com)

29:吾輩は名無しである
16/12/10 05:15:21.52 lz3vGB8a.net
清張の作品においては、取材調査する主体の存在が重要だと思う。
一体、彼は何故あれ程見事な取材力を持っていたのか。

30:日本共産党員・清張の詐欺師史観の呪縛
16/12/12 13:32:06.24 4P+2XeKW.net
★★日本の真実の歴史の核心はここにあり!★★
渡部昇一『昭和史 松本清張と私(上・下)』(ビジネス社)------マスゴミには決した現われない日本共産党党員・清張の歴史改竄
「治安維持法は悪法の典型のようなに言われてきましたが、共産主義者達は『現存する体制を暴力でひっくり返す』『皇室を廃止する』
と言っていたのですから、政府がこれを取り締まる法律をつくるのは自然でした(中略)。彼ら(共産主義者)は当然、昭和前期=暗黒史観」に立ちます」。
つまり治安維持法に代表される時代そのものが暗いと強調したいわけである。
ところが松本清張は「当時の日本が他国に類を見ないような穏やかで良い国であった側面を殆ど消してしまった」のである。
治安維持法で死刑になった者はひとりも居ない。
歴史的事実は逆でピストルをもって暴れていた共産主義を取り締まる警官側で『殺されたり、俳人になるほどの重症を追ったりした数は五十人以上』
非合法時代の共産党書記長だった渡邊政之輔にいたっては逃亡の最中に挙動不審を疑われ、台湾の基隆港で警官達とピストルを撃ち合った。
警官は死亡、渡邊自身もピストル自殺した。

31:日本共産党員・清張の詐欺師史観の呪縛
16/12/12 13:32:35.17 4P+2XeKW.net
黒白という意味でも松本史観は、すべてがあべこべである。
このような反体制側に不都合な事実を松本はおそらく意図的に書かなかった。共産主義への『理解』が度を過ぎて高かった作家である
共産主義の活動かで通称『山縣』という有名な共産主義者がいた。かれはソ連へ逃れたが、野坂三蔵の密告でスターリンによって銃殺された。
ところが松本清張は、山縣の死を『病死』と書いた。
 その上「松本さんは、戦前の事件であれ、戦後の事件であれ、『陰謀』に繋げるのが大好きです。
戦後の事件は殆どGHQやCIAと関係づけ、戦前のわけのわからない事件はかならず右翼や軍部の仕業に結びつけています」
 日本は社会の隅々まで明るく、共産主義者は社会から疎外されていた危険集団であったこと、大学に赤教授が蔓延ったが、欧米では大学を追放されるのに、
日本では赤がキャンパスに猖獗を極めて、官費でまかなわれながら国家を壊せと叫んでいる。これを放置している日本の現状こそが異様なのではないか。
しかし松本清張は史実をねじ曲げて暗い、とても陰湿な時代だったと逆のことを言い張るのである。
巷間いわれる「松本史観」なるものが、ゴミ箱史観であることを渡部氏は上下2巻にわっって詳細に検証し、決定的は反駁をされた。

32:吾輩は名無しである
16/12/12 20:38:39.91 lvw8xq/p.net
>>30
>「治安維持法は悪法の典型のようなに言われてきましたが、
>共産主義者達は『現存する体制を暴力でひっくり返す』『皇室を廃止する』
>と言っていたのですから、政府がこれを取り締まる法律をつくるのは自然でした
国内共産主義勢力はかなり早い段階で掃滅され
治安維持法の処罰対象は右翼にまで拡張された
2.26事件前後に内務省のボスである平沼騏一郎や
侍従長から内務大臣に天下った湯浅倉平が在野勢力の掃討を図ったのもその為
結果、内田良平や在野勢力との調整役である西園寺公望
そして親英米派の重鎮で昭和天皇の信任が厚かった湯浅は死亡している
平沼も日米開戦の3ヶ月前に勤皇まことむすびによって狙撃されている
日米開戦前夜の政治状況は英米との関係改善を目指す保守層(昭和天皇もこの立場)
と反英米系の在野勢力との抗争なんだな
渡部と盟友関係にあった谷沢永一も「右翼が暴れる(ので治安維持が必要だ)」としており
今後は暗殺者集団の黒幕である玄洋社研究が急務だ、としている
実際、そうだろう
ちなみに2.26事件前後に西園寺公望と在野勢力のパイプ役であった
杉山茂丸・直樹父子は急死している
杉山は満州事変に批判的で満州事変を推進した皇道派よりで
統制派粛清に傾いていた西園寺公に統制派の助命嘆願をしていたと言われている

33:吾輩は名無しである
17/02/16 22:37:14.85 QKyskPTM.net
松本清張の作品一覧
URLリンク(ja.wikipedia.org)

34:吾輩は名無しである
18/01/23 20:21:44.43 W07tOhUi.net


35:吾輩は名無しである
18/03/09 00:18:08.76 qvzv2wZV.net
こんなスレあったんだねー
最近思うんだが、純・純文学とか、私小説とか、もう時代遅れなんだと思う
松本清張さんの方が古くて新しいというか、人間の普遍を描いていて斬新な気がする
人生の機微に通じた人の書くものは面白いし、線香花火のような温室純文作家とは厚みが違う
と言いつつ…実はつい最近清張小説に目覚めましたw
ひとつ不思議なのが、清張小説は映画にしろドラマにしろ、映像化が際立って多いのは何故だろう?

36:吾輩は名無しである
18/03/09 05:05:51.86 96qqh5r6.net
三島由紀夫が嫌ってたって聞いたことがある
逆だったかな

37:DJ学術 
18/03/09 08:53:24.12 /91JPJ+T.net
ミ シナ

38:吾輩は名無しである
18/03/09 15:34:44.03 KRsxVXz+.net
>>35
安部公房の「砂の女」は読んでいて退屈で退屈で途中で挫折したけど
松本清張の「ゼロの焦点」は再読だったが面白くて一気に読んだ。
読んでいて面白いもの読んだほうがいいね。
そういう意味で源氏物語なんて全然読むきしない。

39:吾輩は名無しである
18/03/09 21:10:13.41 qvzv2wZV.net
>>36
仰る通りですね
この動画の17:03~貴重なエピソードが語られています
松本清張(孤高の国民作家 第4話)
URLリンク(www.youtube.com)
>>38
あぁその感覚よく分かりますよ
「砂の女」はまた全然違う「文学」ですよねー
松本清張は、等身大の人間をホントよく描いていると思います

40:吾輩は名無しである
18/03/29 07:08:16.93 heUHzJJW.net
>>35
清張は左翼文学だからな

41:吾輩は名無しである
18/03/30 10:42:33.06 +4TlRl8E.net
>>40
なんでも左翼とか右翼とかにわけなくちゃ考えられないって、バカと違うか

42:吾輩は名無しである
18/03/30 19:04:48.93 xRtU7iMB.net
>>41
清張の立場ははっきりしている
別に左翼も右翼もそれ自体は悪でも何でもない
世間の認識がおかしいだけだ

43:吾輩は名無しである
18/04/18 18:02:08.23 lG+hUOtn.net
松本清張 「隠蔽と暴露」の作家 (集英社新書)
高橋 敏夫 (著)
出版社: 集英社 (2018/1/17)
松本清張の「遺言」 『昭和史発掘』『神々の乱心』を読み解く (文春文庫)
原 武史 (著)
出版社: 文藝春秋 (2018/2/9)

44:吾輩は名無しである
19/01/20 23:26:43.67 oOta/Nut.net
最近はドラマ無いの?新作

45:吾輩は名無しである
19/01/20 23:53:32.66 +KkA0iEt.net
たとえば男ならいかりや長介女なら武井咲
そういう悪党面が必要なのが清張ドラマ
基本的に「わるいやつら」しか出てこないからね
女なら桜井日奈子でも通用するだろうけど
清張ドラマで主役を張れる男優はそれほどいないような気がする

46:吾輩は名無しである
19/04/03 22:43:19.75 qG+anK1E.net
>>41
同意

47:吾輩は名無しである
19/04/03 22:44:44.08 qG+anK1E.net
ミステリー板の清張スレはなくなったのかな?
検索したら、ここくらいしかなかった
あとは清張のドラマとかのスレ

48:吾輩は名無しである
19/05/03 09:08:50.40 xikg/0Aw.net
日本の黒い霧、読みかけだったけど昨日から読み始めました。

49:吾輩は名無しである
19/05/04 05:56:13.50 BZxv5svE.net
記憶の中で、日本の黒い霧と、昭和史発掘が、なんとなくごちゃごちゃになってしまう

50:吾輩は名無しである
19/07/06 13:24:24.26 xF1rfJZD.net
[Eテレ]  2019年7月6日(土) 午後11:00~午前0:00(60分)
ETV特集「反骨の考古学者 ROKUJI」
弥生研究に生涯をかけた、伝説の考古学者の物語。
男の名は森本六爾(1903-36)。アカデミズムに反抗する強烈な人格。真実を求めるせい絶な執念。
埋もれていた六爾の野帳ノートが調査され、新事実が続々と浮かび上がっている。大胆で創造的な弥
生研究を成し遂げた原動力とは何だったのか?共に闘った妻・ミツギの存在にも注目。32歳で亡くなっ
た波乱の生涯にドキュメンタリーとドラマで迫る。

51:吾輩は名無しである
19/07/14 10:25:44.62 sx2LcQci.net
或る小倉日記伝を読まずにいたが
物語の発想力とラストに泣けてしまった
改めて清張作品を読み漁ろうと思う

52:吾輩は名無しである
19/07/14 10:37:16.56 eANc0keE.net
誉田哲也と交互に読んでる
清張ばかりだと時代に取り残された気分になる

53:吾輩は名無しである
19/07/15 00:22:13.19 mzK+/u7N.net
世に埋もれた偉才や事実を
丹念な文献渉猟から発掘あるいは再構築するのが清張作品の凄味だよ
日本古代史からペルシアまで行ってしまうくらいの大胆な推理と想像力
もっとも伊藤義教の著作に触発された部分は大きいわけですが

54:吾輩は名無しである
19/07/19 18:33:35.06 uEKbtwUv.net
あかさたな

55:吾輩は名無しである
19/07/21 03:09:35.32 vJHDrjVt.net
>>53
あんた、おめでたい人だ。松本清張の裏の顔を全く知らない人なんだね。
松本清張こそが日本の文壇を腐敗させた人なんだよ。
当時からゴーストライターを数多く抱えていたことで有名な作家だったんだよ。
女関係もだらしなかった。文壇タブーに守られて真実が消されている。
「日本の黒い霧」は名作だが、それはスタッフの努力によるもの。
下山事件研究会の佐藤一が清張説の矛盾について直接尋ねたら何も答えれず、佐藤はあきれたんだよ。
初期の頃は自分で書いたが、ある段階で悪魔に魂を売った。
したがって、松本清張は、夏目漱石や三島由紀夫のようには永遠になれない。
現在、優れた小説家が出なくなったのは、文壇の商売第一の大量生産システムによる。
知名度や宣伝だけで本を買う読者も悪いが。
新しい時代には、松本清張のような狡猾な作家ではない、心ある作家が世に出て欲しい。

56:吾輩は名無しである
19/07/22 20:33:53.33 /4PMABKL.net
>>55
>松本清張こそが日本の文壇を腐敗させた人なんだよ。
>当時からゴーストライターを数多く抱えていたことで有名な作家だったんだよ。
>女関係もだらしなかった。文壇タブーに守られて真実が消されている。
それは松本に限った話では無いよ
川端や吉行だって似たような部分はある
松本が編集者を使って資料を収集をさせていたのは有名な話だが
着眼点が独特なんだな
だから遺作である「神々の乱心」が生まれたわけで
あれは昭和史発掘の延長にある

57:吾輩は名無しである
19/07/22 21:56:22.75 AbVlhOdC.net
清張は生まれが賎しいからなw
大嫌い!

58:吾輩は名無しである
19/07/25 22:20:22.77 B4dcgAH3.net
>>56
着眼点が独特でも、都合のいいように真相を捻じ曲げるのはよくない。
昭和史発掘を丹念に読めばわかるが、松本清張というのは権力者側に立っている。
反権力の作家だとかは全くの虚像。権力に魅了され、権力者側に与した人なんだ。
大岡昇平なんかの方がよほど反権力で人間味がある。

59:吾輩は名無しである
19/07/25 22:45:49.30 OGDUl4i6.net
>>58
>松本清張というのは権力者側に立っている。
>反権力の作家だとかは全くの虚像。権力に魅了され、権力者側に与した人なんだ。
低学歴で貧しい家庭の出であり、それ故に劣等感が人一倍強い
斧劣等感が一種のルサンチマンとなって権力志向が強くなる
それがエスタブリッシュメント層への憎悪となる
この権力志向を根拠とする憎悪から既成の秩序や権威を攻撃する
自分が権力志向であるが故に権力者の心理分析が際立ってくる
それも必要以上にね
共産党にシンパシーを抱くのはそういう事ですね
そんな松本が文壇のボスとして君臨したの納得できる
しかしそれはあくまで文壇内での話であってね
別に作家に人格的なものは求めてませんから
小説(私説)としてどういった着想があるのか?という事に関心があるわけです
そういう意味では松本のアイディアは独特のものだった、というわけであって

60:吾輩は名無しである
19/07/29 18:11:47.35 fvJ7r0PS.net
人柄は良く知らないけど、松本清張の短編は大好き。

61:吾輩は名無しである
19/07/30 12:40:03.08 +keUwHgo.net
唇がキモい田舎者だったな

62:吾輩は名無しである
19/08/26 09:40:53.55 PROtTOPc.net
昭和の清張ドラマはおもしろいけど、
平成の清張ドラマはつまらんのよね。

63:吾輩は名無しである
19/08/28 16:14:23.15 c4ALZ2nJ.net
「駅路」読んでるけど凄い面白い。
最近のくだらないミステリー読む暇があったら断然松本清張。

64:吾輩は名無しである
19/08/29 09:32:28.17 127kYowF.net
それは言える。

65:吾輩は名無しである
19/08/29 12:03:42.51 IHY+Sina.net
同意

66:吾輩は名無しである
19/08/30 22:08:03.81 rxDF4ca8.net
中島誠『松本清張の時代小説』
URLリンク(www.)尼.co.jp/dp/4768468594/
この本はネタバレ多いですか?

67:吾輩は名無しである
19/09/18 07:14:29.22 X4e7CScj.net
この人の歴史物を読むと、ようするに朝日出身なんだなと思う。

68:吾輩は名無しである
19/10/05 09:59:12.30 N8dno1/R.net
松本清張の一九五〇年代 -交響するメディアとジャンルの更新-
URLリンク(ci.nii.ac.jp)
タイトルが格好付け過ぎで損していると思うが、たんねんに調べてあるという意味で労作。
ミステリの読者として感想を述べると、
江戸川乱歩や中島河太郎など、当時の探偵文壇のスリラーをめぐる言説と清張の登場を実証的に結びつけた点が最も評価できると思った。
大岡昇平のミステリ作品の「不評」を媒介にしている点も、その後の大岡の清張批判を知っている者としては面白い。
それにしても早稲田は清張研究には便利な場所なんだね。乱歩研究なら立教というのは知っていたが。

69:吾輩は名無しである
19/10/05 17:00:36.34 pkBtcVsQ.net
>>67
森村誠一と同系統でしょう
実際は朝日や日共にも日本陸軍並の闇があるわけで
それは権力と離れたものでもないのです
そんなのは戦前の朝日や戦後の成田闘争における
日共の動きを見ればよく分かる
戦前に東京朝日新聞の副社長だった人物が実は米国情報局系の人間であり
戦後には保守党の総裁にもなった右翼だったりするので
でも、そういう一面的な物の見方を省いても
それなりに着想は面白い
ある意味リアリズム的手法で書かれた悪漢小説なのね

70:吾輩は名無しである
19/10/05 19:04:56.54 eqh1Bw5X.net
『昭和史発掘』を読んでいたら、
「ちょっと待っていただきたい」
というフレーズが出てきて爆笑した記憶がある。

71:吾輩は名無しである
19/10/05 20:41:44.86 jxwIWaw8.net
読んでると元気がでてくるね!

72:吾輩は名無しである
19/10/06 08:57:49.24 b+jIvpRI.net
人間の弱さとか書くのうまい。

73:吾輩は名無しである
19/10/14 22:36:43.73 1f6ZKG8v.net
「張り込み」のテレビドラマ版を見た
世の中の女ってものはたいがいこんな感じなのかね、
自分主導で口説いて結婚の承諾もらっても、安心できないかもしれない
女のホンネを探るのは難問だな

74:吾輩は名無しである
19/10/19 18:32:44.28 LIRy9cAN.net
>>73
顔が良くてスタイルが良くて性格のいい女なんて20万人にひとりくらいだと思うよ。

75:吾輩は名無しである
19/10/24 06:45:51 RfLWipmw.net
>>74
君、内容わかってないでしょ。
そういう話じゃないんだよ。

76:吾輩は名無しである
19/10/26 17:31:00.25 eST7QLs9.net
>>62
もう無理なんだよねえ
あの頃の時代の空気を今再現する、いや、ドラマにするのさえ

77:吾輩は名無しである
19/10/26 17:35:39.15 eST7QLs9.net
映画で言えば、砂の器までかな…良かったのは
天城越えも、評価高いか…
自分的に一番清張らしさを出せ*ていたのは、「ゼロの焦点」「点と線」…、初期の映画だから、原作と同時代なんだよね。
作品内容と、映画スタッフに時差がないから、やっぱり自然な映像化となっている。

原作から、時間的に離れれば離れるほど、なんだか嘘くさく、うすっぺらなドラマになってしまう。

78:吾輩は名無しである
19/10/26 18:37:35.51 Zdi+9g7i.net
「たづたづし」とか今の生活様式とはまるで違うから無理なのは仕方無いとして
「声」等のスリラー系サスペンスとか、上手く設定を弄れば
今でも十分に通用しそうなんだけと
そもそもスリリングな内容の2サス自体がとっくに絶滅してるから…
あとは「潜在光景(影の車)」みたいに子供が殺人を犯す様な内容は
今の倫理的な観念でドラマ化を避けたがるというか
放送コードが色々と邪魔過ぎて、全てを考慮して設定を弄りまくると
まるで別物の話になってしまう
数年前のX'masイブに放送した「鬼畜」や
米倉版「熱い空気(家政婦は見た)」なんてホント酷いものだった

79:吾輩は名無しである
19/10/28 22:40:10.51 CoSz4/kB.net
北村薫×杉江松恋トークイベント「松本清張と私」
11月30日(土)15時30分
今年で生誕110周年を迎える松本清張は、現在に至る日本ミステリー史の流れを決めた巨匠と呼ぶべき作家です。
その作家の謎を、当代を代表する作家の一人である北村薫先生が、解きほぐしていくスリリングなトークイベントです。
URLリンク(www.asahiculture.jp)

80:吾輩は名無しである
19/11/19 06:12:12 ZkiQTAqL.net
藤井康栄元気です

81:吾輩は名無しである
19/11/26 13:30:30.14 7UYbqErE.net
社内で金貸しやってるお局の話あったけど、
昭和の会社って実際にこういうのあったんですかね。

82:吾輩は名無しである
19/11/26 20:19:14 PbiYMfjv.net
清張のサスペンスは大体が元ネタ存在するらしいけど
「馬を売る女」の金貸し秘書なんかも
馬主との電話の盗聴がバレて訴えられた実話モデルがいたって話だからな
ちなみに実話の方は死人こそ出てないものの、
もっとタチが悪い有り様だったらしいが

83:吾輩は名無しである
19/11/27 10:23:08.07 PGfgEnv5.net
今じゃありえない内容だからこそ逆に新鮮に感じるんだよね。

84:吾輩は名無しである
19/11/27 12:47:38 GQBsCgEm.net
不倫相手に部屋借りるとか普通の公務員とかでありえるかという設定。
昭和っていい時代だったんだなー

85:吾輩は名無しである
19/11/27 13:58:41 b3Ga/vdS.net
んー、刑事とかでもない限り
清張作品に公務員設定のキャラはあまり出てこない様な気が
昔は公務員とかずっと下に見られてて
只のリーマンがアホ程稼いでたから
そこらへんに幾らでも居そうな脂ぎった冴えない中年リーマンが
所帯持って理想的な家庭環境を築いてて、マイホームも当たり前に買ってて
不倫相手にまで生活費を与えて囲っているのが清張作品のリーマン
今じゃホント有り得ないけど、
毎日がプレミアムフライデーみたいだった時代は昔確かに存在した

86:吾輩は名無しである
19/11/27 14:58:45.60 7KejIPFc.net
たいしてぱっとしないおじさんでも愛人いたんだと思うと
いい時代だったんでしょうね。

87:吾輩は名無しである
19/12/14 13:00:29 ml05y1bs.net
<BSフジサンデースペシャル>
『松本清張 ニッポンの謎に挑む』
2019年12月15日(日) 18:00~19:55

URLリンク(www.bsfuji.tv)

88:吾輩は名無しである
19/12/14 13:46:53.08 edisxtjw.net
昭和時代のドラマがいい味出しててどれ見てもおもしろい。
反対に平成時代だと役者もイマイチだし、よくて90年代くらいまでだね。
米倉涼子とか剛力とか、ないわ。

89:吾輩は名無しである
19/12/14 21:24:37 QbrgUAtJ.net
>>86
>たいしてぱっとしないおじさんでも愛人いたんだと思うと
>いい時代だったんでしょうね。

その場合の資金源は下請け業者からのリベートや商品の横流しとか
清張的にはそういう展開になる

たとえば商業高校卒で経理事務をしていたOLが
専務の娘婿である経理部長の愛人であると同時に不正経理にも着手していたが
ちょっとしたことで露見して責任を取らされる形で会社を辞めさせられる
行く先が無いので場末のバーで働いて糊口を凌いでいたところ
かの女の直属の上司であったうだつの上がらない万年係長のおっさんが偶然見つけて
いつの間にか深い仲になる…

こういう世界を書かせたら非常に上手い

90:吾輩は名無しである
19/12/30 10:23:31 J0x7/6v/.net
昭和の専業主婦って息が詰まりそうだね。

91:吾輩は名無しである
19/12/31 18:31:46.48 SvRvuqgR.net
正月楽しむぞあげ

92:吾輩は名無しである
19/12/31 23:13:24.61 QOcdP5DT.net
清張が書きそうな、外交特権で強引に逃げる外人の話をいまごろ実際にやられた日にゃ、
リアリティってなんなんじゃろな
トルベック神父がさっさと国外逃亡した「黒い福音」の頃と、
日本の腰抜けぶりはなんにも変わってないということか

93:吾輩は名無しである
20/01/01 12:03:19 bAdNUrdo.net
逃げるが勝ちよ

94:吾輩は名無しである
20/01/02 12:54:14.10 ERhUP/Vh.net
和服の美人に萌え。

95:吾輩は名無しである
20/01/02 20:15:32.81 VEelcauu.net
「黒い福音」は最高に面白かった。
でも数年前やったドラマはイマイチだった…

96:吾輩は名無しである
20/01/02 20:52:39.93 p0uVPAzz.net
たけし主演のやつは
原作を原案とした、原作では描かれなかった視点を掘り下げて作った
全くの別物だと思えばまあ見れなくもない
つーか近年制作されたテレ朝のドラマはどれも原形留めてなさ過ぎ

97:吾輩は名無しである
20/01/03 11:42:23.34 qfPlK/1L.net
西郷札すごくよかった。

98:吾輩は名無しである
20/01/05 00:30:38.26 I/GTEZ0K.net
何となく心に残ってるのは、「或る小倉日記伝」?
母親が松坂慶子、主人公に優しくする若い娘(看護婦?)が国生さゆり…
もう随分前だな…配役からしてw
これはそれぞれ適材適所の俳優陣で、なんとなく心に残ってる

99:吾輩は名無しである
20/01/05 00:35:08.79 I/GTEZ0K.net
気になって今調べたら1993年だった…w
あれ、もう27年も前か…
でもやっぱり好評だったみたいで、結構いろんな賞を受賞してるんだな
主役は筒井道隆だった…これはあんまり記憶に残ってない…

100:吾輩は名無しである
20/01/05 09:37:41.30 azFit71H.net
清張ドラマがよかったのは90年代前半くらいまで。
まだ昭和の名残があった。

101:吾輩は名無しである
20/01/06 22:44:13.06 IMQtueQM.net
現代風にリメイクして良いものって無いような気がする

102:吾輩は名無しである
20/01/07 09:22:48.03 yGDiwF0R.net
いつだったか正月特番かなんかで清張ドラマやっていて
携帯電話とか出てきて思いっきりシラケたことがある。
昭和の味わいがあるからいいんだよ。今風にアレンジしてどうすんだって。

103:吾輩は名無しである
20/01/08 00:17:09 AHPcGZTf.net
山本耕史や武井咲が主演という時点で観る気が失せる

104:吾輩は名無しである
20/01/08 02:59:32.65 hPaMLhqO.net
清張先生でうけたのは、「地方紙を買う女」の作中で「野盗伝奇」なる作品が
登場して、主人公の女が「野盗伝奇つまらんから連載中のおたくの新聞はもう
いいや」とかいって購読を断る話があってから、その後「野盗伝奇」が実際に
清張先生によって書かれている点。
しかも、清張作品としては実際に面白くなかったw

105:吾輩は名無しである
20/01/08 23:13:19 NOQyGgqH.net
he is famous

106:吾輩は名無しである
20/01/09 13:30:22.28 O6VyzdlH.net
ああそうそうw
断られていたね。
実際につまらないと言われたんやろうか。

107:吾輩は名無しである
20/01/11 00:39:43.37 m1+kua62.net
蔦屋重三郎や歌麿が登場する「版元画譜」という短編があるのだが、実に面白い

108:吾輩は名無しである
20/01/11 10:18:02.18 FhmJd08/.net
バイセクシャルや偽装結婚…現代的世相を取り入れ
松本清張作品をドラマ化
URLリンク(www.oricon.co.jp)
原作を積極的に魔改造するのは正直止めてほしいのだが…
「証言」なんて特に小細工しなくても楽しめるシンプルな話なのに
(とは言え、小林桂樹主演の白黒映画を先に見た後に
柳生博主演の土曜ワイド版ドラマを見て
想定外の展開に思わずひっくり返った記憶がw)

109:吾輩は名無しである
20/01/11 17:54:17.75 XC84FV35.net
何度も同じ作品がドラマ化されてるけど、微妙にラストが違ったりして
もう違う話じゃんてのがあるw

110:吾輩は名無しである
20/01/16 00:08:21 hHDMntc8.net
>>107
へー、それ初めて聞いた…
いろいろ読んでるつもりでも、まだまだ知らない作品があるんだよなー
蔦屋とかあのへんの話も好きだから、今度探して読んでみるよ

111:吾輩は名無しである
20/01/16 02:08:49.90 tx1Lwa5H.net
>>110
角川文庫の「軍師の境遇」所収ですw

112:吾輩は名無しである
20/01/21 05:26:40 cxW780in.net
清張先生は岡本綺堂翁の「半七」が相当好きだったんだろうな。
「日光中宮祠事件」にもそんなことが書かれているし、オマージュみたいな作品もある。
題名忘れたけど現代ものの短編で、「半七」のトリックをまんまパクったやつも…w

113:吾輩は名無しである
20/01/23 22:20:58 f28prMdz.net
10年ぶりくらいに「隠花平原」を読了。
ストーリーの道具立てに反してやっつけ仕事みたいな作品だと再認識…

今日からは「Dの複合」を読み返します

114:吾輩は名無しである
20/01/25 03:43:50 B10jwvpF.net
>>113
確かに駄作も結構ある
前に別スレで話題になっていたのは、アメリカ大統領と一夜過ごしたクラブホステスかなんかの話(タイトル、ど忘れしたw)
週刊新潮に連載されてたやつ

115:吾輩は名無しである
20/01/25 16:55:39.34 iVaZzGik.net
>>111
本屋さんに行ったらなかったのでAmazonで買います。

116:吾輩は名無しである
20/01/25 17:06:02.62 O/Wzrk5c.net
こんだけ書いてりゃ駄作もあるだろう。
でも全般的には面白い作品が多いと思う。

117:吾輩は名無しである
20/01/26 00:38:55.74 ySNmAbv+.net
>>114
「聖獣配列」ですな。
あれも週刊新潮連載だったのか。
ちなみに「隠花平原」も週刊新潮連載でしたw
>>115
ブックオフの100円コーナーに結構あったりしますよw
>>116
ですよねー。清張先生は40代半ばから凄い馬力で書き続けた
と思います。吉屋信子?だったか誰かが、「松本清張は工房
みたいなのにスタッフを抱えて書きまくっているんだ」とか
いう憶測をぶち上げていたとかw

118:吾輩は名無しである
20/01/26 20:24:14.89 9sl6evRy.net
工房というか編集者を酷使して資料を集めていたと聞いている

119:吾輩は名無しである
20/01/26 20:51:13.42 DLHhSczX.net
清張先生の場合は売れっ子作家になった後も
儲けたお金で放蕩三昧とかは殆ど無かったと聞く
何度も逃亡を企てて編集から逃げようとしたくせに
いつも「時間が無い、時間が無い」と口癖を繰返し
筆を手放さなかったらしい
晩年は殆ど見えなくなってる目で原稿に顔を擦り付ける様な体勢で
ミミズがのたくった様な文字をひたすら書き続け、
家族から見ても狂気に取り憑かれている様な仕事一筋の人、と
つべで拾った「知ってるつもり」でやってた

120:吾輩は名無しである
20/01/27 06:24:56 aqML/8RW.net
>>119
清張先生は職歴があったせいか、やたらと印刷工や印刷工場の人物が作品に登場しますな。
とにかく苦労人なんだなぁと。
そして、ブルーハーツの某曲じゃないけれど、「弱い者達が夕暮れ♪さらに弱い者を叩く♪」
という実にハードな作品世界

121:吾輩は名無しである
20/01/28 21:16:09 eniMJoua.net
>>117
平林たい子だね

122:吾輩は名無しである
20/01/28 21:26:26 k4FrcbJD.net
>>119
清張先生が亡くなったとき、息子さんが
「父は天才ではなかったが、強いて言えば『努力の天才』だった」と語った…というエピソード、何かで読んで、すごく心に残ってる。

とにかく圧倒的な量…そして間口が広くかつ、深い。

司馬遼太郎が大物作家と言われるが、清張先生は、司馬遼太郎が歴史もの以外に大量の推理小説を書いたようなものだ…そう考えると如何に偉大かわかる。

123:吾輩は名無しである
20/01/28 21:50:01 dmj+bfc3.net
昔読んだけど、短編が特に面白いね

124:吾輩は名無しである
20/01/29 02:51:55 vIO2IWY3.net
「Dの複合」読了。
素人探偵が真相に至る過程が「隠花平原」と一緒だったw
こんな話だったっけ?と思いましたな久々に読み返して。
今日からは「迷走地図」を読みます

125:吾輩は名無しである
20/01/30 22:42:25.99 H1ysnCq2.net
>>123
おれもそう思う。清張さんについては、長編よりも短編のほうが好き(´・ω・`)

126:吾輩は名無しである
20/01/31 03:29:15 OZo+h2B4.net
>>123
>>125
短編だと「家紋」(「死の枝」所収)が個人的には一番好きですな

127:吾輩は名無しである
20/01/31 12:15:47.56 Z8Qt97Mh.net
時代ものとかあんまり読まないんだけど、清張のはいける。

128:吾輩は名無しである
20/01/31 23:45:55 d8Wda6tq.net
>>127
俺もだよ
特に最近は根気がなくなって、長編なんか読めなくなったけど、清張先生のだけは、惹き込まれて読んでしまう。

「天保図録」…これは面白かった

良く、これだけの長いものを、緊張感持ってまとめ上げられるものだと感心する
恋あり涙あり笑いあり人情あり、そして裏切り者や小悪党…旗本のぼんぼん…将軍や大奥…時代劇の娯楽要素が全てつまっている

129:吾輩は名無しである
20/02/02 04:42:40 8u4/VuSm.net
>>128
最晩年に清張先生は時代物の「甲州霊嶽党」書き始めて、
それが絶筆になってしまった…。
ああ、もったいない話ですな

130:吾輩は名無しである
20/02/03 15:59:53.28 FdZ5wPJe.net
age

131:吾輩は名無しである
20/02/03 21:29:54.67 T2rS7PVt.net
或る小倉日記伝の「菊枕」もなかなか

132:吾輩は名無しである
20/02/03 21:39:39.27 CJHlx6Lw.net
晩年の「信号」って短編がまさにこれぞ小説って感じの作品
ぜひ読んでみ

133:吾輩は名無しである
20/02/23 12:38:07 hC+lcOuB.net
松本清張が「砂の器」を書くまで ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代


山本 幸正 著

A5判 300ページ / 定価:4,000円+税(2020年2月10日発売)

URLリンク(www.waseda-up.co.jp)

134:吾輩は名無しである
20/03/11 10:39:10.14 JRH3Xihw.net
>>131
こういうオバサンいるよねwと思った

135:吾輩は名無しである
20/03/11 19:00:18 cc38wKhu.net
菊枕は、田辺聖子の「花ごろも、脱ぐやまつわる…」の人でしょ

136:吾輩は名無しである
20/04/01 17:19:46.04 KtaSNggl.net
有楽町の老舗ビアレストラン「レバンテ」の運営会社(中央区)が3月25日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債額は調査中。
競争激化で厳しい経営が続く中、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い客足が急減し、25日に閉店した。
 レバンテは1947年創業。工場直送の生ビールやカキ料理で知られるビアレストランの草分けで、松本清張の小説「点と線」などの舞台にもなった。

137:吾輩は名無しである
20/04/04 18:43:17 HGt8Gp71.net
志村けんさんの急逝で、ふと思い出したのが、大辻司郎の飛行機事故。
この漫談家その他著名人が事故死した、もくせい号の墜落事故は、清張の「風の息」で知った。
これは、清張のミステリーの中でも出色だと思う。


確か昭和史発掘だったか、日本の黒い霧にも取り上げられていた

138:吾輩は名無しである
20/04/09 23:04:00 QL0hwgOj.net
投影のトリックは置いといて、作品自体は明るい作品でなんか読むとホッとする

139:吾輩は名無しである
20/04/11 22:38:35.76 qh0n6cJh.net
外に出ない時間が増えたから読み直してるお

140:吾輩は名無しである
20/05/04 04:46:27 0bMxCplc.net
URLリンク(dotup.org)

141:吾輩は名無しである
20/05/07 23:12:32 UW6F5n4P.net
5月9日(土)[BSプレミアム]後9:00
「黒い画集」の『証言』
URLリンク(www6.nhk.or.jp)

142:吾輩は名無しである
20/05/08 13:12:57 gfSCvZPA.net
新日本風土記 スペシャル「松本清張 鉄道の旅」

BSプレミアム]
2020年5月8日(金) 午後9:00~午後11:00(120分

URLリンク(www2.nhk.or.jp)

143:吾輩は名無しである
20/05/12 12:56:54 k23jIC05.net
>>142

見れなかった。面白かった?

144:吾輩は名無しである
20/05/13 12:39:20 KYt1cjhD.net
読破しようとするとかなり分量がある人だよね
社会人になってからハマったけど、学生時代に読みたかった

145:吾輩は名無しである
20/05/18 00:09:11.67 g0YUhsux.net
「松本清張は難しくて読めない」という人がいた。
文体が好みと違うと言うならまだわかるが、松本清張が難しいってあんたの頭どれだけ空っぽなの。。という気はした。
今と時代が違う部分はあるが、理解しやすい文章だからね。

146:吾輩は名無しである
20/05/19 03:10:30.07 w1RP4L/n.net
>>145
難しそうって先入観は確かにあったよ
本読むのが苦手だった頃は
あと最近のラノベばっかり読んでると、あれって基本会話劇だけなので
細かい情景描写とか、想像力が貧弱だと読んでてキツいかも
脂ぎった中年サラリーマンがマイホーム買った上に愛人まで侍らせて
夕方早めに仕事終えて愛人宅にしけこんでから20時前に悠々と帰宅するとか
今の日本とはまるで違う光景に見える時代に混乱する事も
住んでる世界が違うと海外小説なんか情景を想像しづらくて読みづらいんだよね
図書館に置いてある大活字本なんか小学1年生の教科書レベルの字の大きさだけど
故に誰にでも読み易いのでオススメ(難しい言い回しには丁寧に注釈まで付いてる)
あとは児童向けに書いたと言われる徳川家康が有名

147:吾輩は名無しである
20/05/19 09:15:34 1M2u0IuM.net
読みにくいのは上の人の言う通り文章じゃなくて背景のせいだろうね
砂の器で業病って出てきた時は「?」ってなったし、それが物語の山場の一つだから盛り上がっていく展開とピンとこない温度差で読みにくく感じたわ

148:吾輩は名無しである
20/05/27 03:30:42.16 iA+iiU82.net
新潮文庫 わるいやつら(上) H18年 67版
いま読んでる途中なんだけど下記の部分、どういう意味なのか分からんのだが・・・
p479 隆子宛の伝言メモの最後の「戸谷生」
とやなまって何なのww 俺もこれからメモ書くとき、さとうなまとか、すずきなまって書いていいのけ?w

149:吾輩は名無しである
20/05/27 10:16:05 HG9u5qb3.net
>>148

手紙の書き方より
URLリンク(www.sanseido.biz)

改まった手紙の場合は氏名の下に「拝」、親しい間がらなら姓のあとに「生」、
代筆であれば「代」、妻が代筆した場合には「内」と書き添えることもある。

150:吾輩は名無しである
20/05/28 00:27:03.17 Ncl4tYzJ.net
そういえば村上春樹が書簡形式のエッセイで「拝」を使用していたが
あれはどうかと思う

151:吾輩は名無しである
20/05/28 01:18:18 FncGUsRJ.net
>>149
へえ全然知らんかったわthx
じゃあ「とやせい」でいいの?

152:吾輩は名無しである
20/06/08 13:41:35.18 WnmHZJNc.net
砂書房版『松本清張研究』奮闘記
(立教大学学術リポジトリ)
URLリンク(rikkyo.repo.nii.ac.jp)
>まず、『季刊現代史』の編集長藤井忠俊氏に連絡をすることにした。
>電話をすると、まず奥さんが出た。松本清張の研究誌を出したいので連絡させていただきましたと言うと、
>それはどういう内容ですかと問われ、話は清張の作品に及んでなかなか受話器を離す様子がない。
>後でわかったことだが、この奥さんが、後述する藤井康栄氏であった。

153:吾輩は名無しである
20/06/19 23:16:51.56 ub2hLwhT.net
焼き物の件で刑事に引っ張られ、それは口実で嵌められた~ ってとこまではまぁしゃーないわ
けどその後、おとなしく黙秘しとればいいものをまぁペラペラペラペラ喋りすぎやろ・・・
たつ子とか始末するときのぼく完全犯罪目指します!ってな思考力はどこ行ったんや
もっと大物かと思ってたのに、がっかりだわ戸谷センセ・・・

154:吾輩は名無しである
20/06/20 18:35:46.29 CmYXwVOZ.net
今、「生けるパスカル」を読んでるけど妻の悪口が散々書かれているけど
旦那は不倫し放題。この不倫が原因で妻がヒステリー状態になっている。
清張って基本的に男尊女卑の人なの。

155:吾輩は名無しである
20/06/20 19:32:00.82 qFJQCnQ7.net
男尊女卑というか、
「女という生き物を一切信用していない」って話を何処かで聞いた
サスペンスとしての方向性で考えればそれは大正解で
霧の旗、種族同盟、共犯者、一年半待て等々、数々の名作に遺憾なく発揮されてる

ただし、その割には女心もよく描ける作家でもあって
波の塔なんかはサスペンスというよりはメロドラマなんだけど
これが女性自身に連載されるやいなや大ヒットして
それは映画化に8度ものTVドラマ化、挙げ句の果てに物語の結末に感化されて
青木ヶ原樹海での自殺者が大量に増えるまでに至る程でw
あと死後に発見された遺書(自らの死期を悟り、秘かに遺していたらしい)
には、長年ずっと作家活動を支えられてきた妻に対して
並々ならぬ感謝の想いが綴られていたという

156:吾輩は名無しである
20/06/22 14:27:25.14 HyntXCKF.net
BSプレミアム 新日本風土記スペシャル
『松本清張・鉄道の旅』
ギャラクシー賞5月度月間賞受賞
URLリンク(news.yahoo.co.jp)

157:吾輩は名無しである
20/06/28 23:57:14.49 JUJcnEcy.net
天城越え 土工殺し犯行日は大正15年6月28日
だから昨日ほぼ同じ日だったからNHKでドラマ再放送したのか

158:吾輩は名無しである
20/07/20 13:07:17 Q2Vb1VID.net
コロナ禍で改めて注目を集める作家
松本清張の人気原作を決める特別企画!

「あなたの好きな松本清張原作 投票キャンペーン」
URLリンク(prtimes.jp)

159:吾輩は名無しである
20/07/21 23:11:13.31 W+xrvVtt.net
URLリンク(www.youtube.com)

160:吾輩は名無しである
20/08/24 20:47:20 JWrj1FUS.net
「張込み」
 松本清張原作、
 野村芳太郎監督、
 大木実、宮口精二、高峰秀子、田村高広、
 URLリンク(www.youtube.com)


URLリンク(www.youtube.com)

161:吾輩は名無しである
20/08/24 23:35:03.59 wlSSJCbu.net
>>158
うなぎ蒲焼のギフトカードw
このチャンネル何気に好き。2時間ドラマ大好き人間にはたまらん。
特に昭和時代のがええわ。(一部90年代もよき)
役者さんがやっぱ素晴らしい。

162:吾輩は名無しである
20/08/26 13:56:29.08 Bwfh/1tO.net
「疑惑」 松本清張原作、
 1982年、野村芳太郎監督、
 岩下志麻、桃井かおり、
 URLリンク(www.youtube.com)

163:吾輩は名無しである
20/08/26 14:00:51.40 k8aasOnI.net
松本清張というと一般的には「点と線」とか「ゼロの焦点」なんかが
有名だけど私は短編の方が好きで何冊も読んでいる。

164:吾輩は名無しである
20/08/26 14:05:45.00 Bwfh/1tO.net
「それでもボクはやってない」
 周防正行監督、 2007年、
 URLリンク(www.youtube.com)

165:吾輩は名無しである
20/08/27 07:26:14.52 lAoYKeap.net
「ゼロの焦点」
 清張・原作、  野村芳太郎監督、
URLリンク(www.bing.com)

166:吾輩は名無しである
20/08/29 01:51:31.93 UCJI4D2b.net
松本清張の作品って確かに面白くはあるんだけど、
なんか全体として乾いた感じがして、新聞記事読んでるみたいなんだよな。

167:吾輩は名無しである
20/08/29 15:00:16.68 s8blqq2b.net
「鬼畜」
 野村芳太郎監督、 緒形拳、岩下志麻主演、
 URLリンク(www.youtube.com)

168:吾輩は名無しである
20/08/29 19:00:07.78 De9Qyji4.net
叙情性というものがない文体だからね
それでも重厚さ、格調を感じさせるのだからやはり名文家だね

169:吾輩は名無しである
20/08/30 14:59:16.64 +XPq0TN5.net
「天城超え」は文学としては読めるか、映画になると愚作になる。
清張の作品は、なかなか映像化がやれそうで、難しい。
「砂の器」も「ゼロの焦点」も人気作品だが、映像はやっぱり、複数の
作品も全部失望。

170:吾輩は名無しである
20/09/01 11:32:38 rIsZrgFj.net
>>158
投票結果
1位:「点と線」
2位:「砂の器」
3位:「ゼロの焦点」
4位:「黒革の手帖」
5位:「わるいやつら」
6位:「けものみち」
7位:「共犯者」
8位:「鬼畜」
9位:「天城越え」
10位:「地方紙を買う女」

URLリンク(entamerush.jp)

171:吾輩は名無しである
20/09/01 12:16:53 KDIrukvb.net
点と線はそこまで面白いと思わんな

ゼロの焦点
わるいやつら
けものみち

とかダークな話のほうが面白い

172:吾輩は名無しである
20/09/01 12:19:48 KDIrukvb.net
松本清張の話は淡々として乾いてるから
ドラマ化に向いてるのかもな
色付けしやすいし

173:吾輩は名無しである
20/09/01 16:18:58 SY55Sgis.net
「天城越え」は映画はどこがよいかわからない。
やっぱり、この作品は読む作品だ。

174:吾輩は名無しである
20/09/01 17:38:05.79 X4BW9Cmh.net
>>173
あれは映像、
今は無き天城山麓の自然と情景
当時の雰囲気や空気感を愉しむもの
もう映像化は無理な気がする
あとは田中裕子の演技
ちなみに監督した三村晴彦の次回作は彩り河という事で一発屋で終わった
もし野村芳太郎が監督だったらどんな出来だったかとか思わなくもないが
まあそう悪くは無かったというのが俺の感想
しかし子供が見る映画じゃないな…ガキの頃TVで3度は見た
冒頭の母親の情事が丸々カットされてたのを考慮しても
これをTVでやるのは今思うと最悪の部類に入る映画ではあったw

175:吾輩は名無しである
20/09/05 16:53:32.22 yxNUmgMK.net
「砂の器」が何回も映画やTVドラマになっているけど、
どうしてだろう? 

176:吾輩は名無しである
20/09/08 10:41:32.78 TxUTryC/.net
>>175
日本人は一般的に言って暗い話が好きだよな〜

177:吾輩は名無しである
20/09/08 11:00:05.20 8WghJqs+.net
>>171
わるいやつらとけものみちはいいねえ。

178:吾輩は名無しである
20/09/08 11:19:43.48 x3H81qe+.net
清張の作品に明るい話は一つもない
ユーモアもなし、ジョークもないし、洒落もなし

179:吾輩は名無しである
20/09/08 17:58:13.34 pB003N7K.net
>>178
これなんか現代風という事で原作を脚色しまくってるけど面白いよ
いびき
URLリンク(neneo.web.fc2.com)
こういう話も書ける人だから清張は侮れない
熱い空気や告訴せず、内海の輪、寒流、共犯者等の
「あ~あ、止めときゃ良かったのに」と思わせるオチなんて
ある意味ブラックユーモアと言えるのでは

180:吾輩は名無しである
20/09/08 23:21:55.87 E/VWw5oT.net
車谷長吉が“せいちょう”ではなく“きよはる”とよんでいたな
きよはるとした方がどういうわけか清張作品に登場する
庶民の生活感が上手く醸し出されるような気がする
たとえば目黒や麻布の高級マンションに住むバーのママや妾とか
あるいは千住や蒲田のモルタル造りの安アパートに住む工員や経理事務のOLとか
何をかいても垢抜けしないがそれ故に強烈なリアリティーが
行間から滲み出してくる作品の作者は
“せいちょう”ではなく“きよはる”でなければならない

181:吾輩は名無しである
20/10/21 01:49:58.90 AEfZA5dK.net
URLリンク(f.easyuploader.app)

182:吾輩は名無しである
20/12/24 19:33:27.00 XLEkVYIt.net
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)

183:吾輩は名無しである
21/03/01 14:08:36.87 pu0Uz05z.net
CSで風の息を放送していたのを見たが、ラストで米軍の戦闘機が撃墜していてワロタわ。
123便の時も自衛隊に撃墜されたって言い張る輩がいたけど、陰謀論がそっくりwww

184:吾輩は名無しである
21/03/09 01:41:08.92 P9YpTDIR.net
URLリンク(i.imgur.com)

185:吾輩は名無しである
21/05/24 10:25:07.07 fgKxZ4gY.net
映像化だと結局は脚本家次第かぁ

186:吾輩は名無しである
21/08/31 21:27:58.97 QZGSJl+8.net
>>173
天城越え は少年をやった子役がいけない。
あの子役の顔からすると、大人になった主人公は
高島忠夫 でないといけない。

187:吾輩は名無しである
21/10/23 10:32:15.86 9UGLbKEw.net
昭和時代のドラマで見るのが好き。

188:吾輩は名無しである
21/11/13 12:26:31.95 zcq+acQi.net
昭和42~43年の週刊読売に連載された
「ミステリーの系譜」シリーズの中の一つである「夏夜の連続殺人事件」て
単行本に収録されなかったらしいけど
週刊読売の現物以外で読むことできないの?

189:吾輩は名無しである
21/12/09 23:48:25.62 SEr3xdxp.net
単行本化時点で入れられず、松本清張全集にも入ってないし、
他で収録されているのも見たことがないね

190:吾輩は名無しである
21/12/11 09:46:07.26 YYOY26VB.net
読んでみたい

191:吾輩は名無しである
21/12/22 11:32:39.92 TAe7ks9r.net
松本清張の短編で
最後、小さな老人が金網フェンス?を利用して主人公を絞殺したって内容だった気がするけど
題名分かる人いませんか?

192:吾輩は名無しである
21/12/22 15:18:00.57 89Ks2k21.net
清張ほどの大家でも作品がお蔵入りすることがあるのか
本人としても封印したくなるような出来だったのか

193:吾輩は名無しである
21/12/23 00:20:45.21 8BSkwL6r.net
>>191
理外の理

194:吾輩は名無しである
21/12/23 07:13:59.79 iNvwianu.net
ありがとうございます!
宮部の短編コレクションに入ってたやつか…
どうりでいろんな短編探しても見つからなかったわけだ

195:ふつういわないけど
21/12/26 22:59:06.85 hADk1jpY.net
知り合いがもってたんで読んだ。暗いと思ったときもあったし、名作好きでよかったと思ったときもあった

196:吾輩は名無しである
21/12/27 00:11:07.70 h4QAZh6F.net
松本清張であっても
しょーもない作品は本当にしょーもないw

197:吾輩は名無しである
21/12/29 09:37:01.27 LgM7IA9R.net
これだけ書いてりゃ名作もあれば駄作もあるでしょ。

198:吾輩は名無しである
21/12/29 17:28:44.67 AnuvL7sN.net
東野圭吾氏が紹介していた「新開地の事件」を読み
私も東野氏と同じく「これだ!」と思いました
この衝撃は何と伝えれば良いのか
途方もない量の作品が残されており目が眩むようですが
これから数年かけて全部読むつもりでおります

199:吾輩は名無しである
22/02/07 20:29:34.65 8LelWq5+.net
URLリンク(cdn1.18pfun.com)

200:吾輩は名無しである
22/02/07 21:33:01.85 YBc+GJ/J.net
200

201:吾輩は名無しである
22/02/10 20:02:06.04 x4A3ZxWE.net
寒流読んだけど、そこら辺の官能小説よりよっぽどエロいな
こういう嫉妬心煽る系の作品他にないですか?

202:吾輩は名無しである
22/03/20 17:28:59.46 xJXkpBVl.net
清張の文学者評伝といえば、坪内逍遥や森鷗外がすぐに浮かぶが、
幸田露伴をメインに取上げることがなかったのは不思議。
尾崎紅葉と泉鏡花については論じているが、
鷗外とも親近性のあった露伴のほうが、余程清張好みと思えるのだが。

203:吾輩は名無しである
22/03/25 12:25:19.33 4lFuRN9X.net
>>58
大岡昇平と三島由紀夫は清張を毛嫌いしてたな

204:吾輩は名無しである
22/03/25 13:19:27.47 mBf9zOnp.net
>>188
ゴーストが書いてて出来が悪かったとか?

205:吾輩は名無しである
22/03/25 14:49:59.40 Piwon3ve.net
>>198
気になって借りてきたわw

206:吾輩は名無しである
22/03/29 14:34:34.17 JiJdvXMi.net
>>202
露伴の一生はスキャンダルに乏しいから興味を引かれなかったんじゃないか

207:吾輩は名無しである
22/03/29 16:43:26.90 k6xaB9ks.net
>>203
大岡は「また味噌汁のぶっかけ飯が好きな刑事か」と揶揄してたな

208:吾輩は名無しである
22/03/30 12:57:27.86 pDs/YWH7.net
最近下火になってきた2時間ドラマの源流ではないか?
一見深みがあり、それで読者視聴者に擬芸術的満足感を与えるが、
それは一般レベルに伝わる程度の底の浅さである。
しかしそれゆえにベストセラーになるような大衆ウケにもつながる。
近年だと藤沢周平と似ている。

209:吾輩は名無しである
22/03/30 18:53:59.05 LPrglPHQ.net
乱歩の通俗さは嫌にならないけど
清張のそれは本当に嫌になる瞬間がある

210:吾輩は名無しである
22/03/30 19:49:16.16 AjdfAZU2.net
核ミサイルが出てくる小説好き
タイトル忘れたけど

211:吾輩は名無しである
22/03/31 16:44:04.54 SZkHo8Bv.net
そんなのあったのか

212:吾輩は名無しである
22/03/31 20:50:23.83 HADXFOMI.net
立命館大学図書館
松本清張「草の径」と西園寺公望
2022年3月26日(土)~4月25日(月)
URLリンク(www.ritsumei.ac.jp)

213:吾輩は名無しである
22/04/01 06:29:37.45 1Q2QGJbi.net
歴史区分では現代だけど昭和を舞台にした時代ものだな
江戸時代ものドラマにもルールがあるように
清張作品もドラマで作る際はルールが必要だ
登場人物は携帯電話を使ってはいけないし、パソコンが出るのも駄目
田舎の駅舎は木造建築
エアコン設置・使用している中小企業や一般住宅なんてない
夏は扇子や団扇で扇風機さえない場所ばかりじゃないと

214:吾輩は名無しである
22/04/02 16:21:54.10 +92BuSfO.net
>>211
神と野獣の日

215:吾輩は名無しである
22/04/09 11:44:16.15 k3pXm3Sx.net
面白い

216:吾輩は名無しである
22/04/09 21:55:40.58 VCiAhOGJ.net
>>213
とっくにそのルール破られてないか?

217:吾輩は名無しである
22/04/10 22:15:23.74 XBy+/1nh.net
>>213
こないだ見たけどUSBとか普通に出てきたわ

218:吾輩は名無しである
22/04/11 00:04:50 YBdnAySu.net
>>208
>近年だと藤沢周平と似ている。

清張に近いのは森村誠一だと思うけど
たとえば日本共産党はまごうことなき革新陣営であり庶民の味方と考えるような
冷戦時代の思考様式の人には受け入れやすい図式的発想とでもいうか
実際の政治は国際政治も含めてもっと複雑だけどね
とはいえ、晩年の清張は面白いところに接近していったけど時間が足りなかったね

219:吾輩は名無しである
22/04/11 22:20:04.50 aPJNm3sg.net
短編集より長編の方が面白い

220:吾輩は名無しである
22/04/11 22:25:03.50 EOLzWALU.net
松本清張の政治的事件の犯人って全部GHQなんだろ

221:吾輩は名無しである
22/04/12 10:08:47.29 +oLb+YZ/.net
>>218
森村誠一だと擬芸術的でさえ無いかも

222:吾輩は名無しである
22/04/12 10:59:55.12 OHt0kffZ.net
222

223:吾輩は名無しである
22/04/13 00:27:11.36 GfmpuqmN.net
>>221
>森村誠一だと擬芸術的でさえ無いかも
そういう部分を排除して通俗性に徹しているからこそ
たとえば平家物語を読ませたりできるのだとおもいます
清張は独自の学際的な考証を入れたりするからなあ
あれはあれでユニークだけど読者大衆にとっては退屈だろうね

224:吾輩は名無しである
22/04/17 12:11:16.21 04yd0DbP.net
共産党支持してたから松本清張と森村誠一が似ているとか一面的すぎるだろ
そもそも森村誠一は松本清張の作った社会派推理小説のパクリなんだから似てる部分が多いに決まっている
どんだけ読み筋がないんだか

225:吾輩は名無しである
22/04/17 15:53:42 0sXOFWcg.net
>>202
坪内逍遥だけでなく山田美妙も。
逍遥の「小説神髄」は当時の英国雑誌のツギハギに過ぎず、今から読むと全く面白くないと作中でハッキリ言わせているのが面白い。

226:吾輩は名無しである
22/04/17 16:00:11.39 0sXOFWcg.net
森鷗外との「没理想論争」、松本清張からすれば
ハルトマンのコピペ対英国雑誌のコピペの論争で、
所詮は、極東の輸入学問同士の論争に過ぎないだろうが、
(松本清張ひいきの)鷗外を擁護するなら「逍遥、その程度で偉そうな顔すんな」くらいの気分はあったかもな。

227:吾輩は名無しである
22/04/21 01:01:51.96 bC+H501z.net
URLリンク(i.imgur.com)

228:吾輩は名無しである
22/04/21 17:49:01 au/bGQS4.net
>>225
文豪ってやつ?
山田さんには興味あるから読んでみよ

現代日本の文体を作ったのに消えた作家って

229:吾輩は名無しである
22/04/22 19:01:42.36 VZySl20M.net
美妙は根本的に卑しいって大岡昇平がなんかで書いてたな

230:吾輩は名無しである
22/04/22 22:13:50.49 BvXZW7gf.net
>>228
文豪に入ってる「行者神髄」

231:吾輩は名無しである
22/04/25 16:17:49.54 DlBObRAv.net
たまたま覗きにきたスレでたまたまちょっと話題になってた『証明』買って読んでみたが、いいっすねぇ
松本清張初めてだけど今でも通用する文体で疲れないのもポイント高い
吉村昭の『仮出所』とかも松本清張ファンは好きかな?

232:吾輩は名無しである
22/05/21 00:32:46.59 fVpdJ5dU.net
URLリンク(i.imgur.com)

233:吾輩は名無しである
22/07/01 08:55:36.13 1sltkOeN.net
すみません。
黒革の手帖の1982版を見たいのですが、海賊版入手以外に見る方法はないのでしょうか?

234:吾輩は名無しである
22/07/02 00:18:29.77 L75GAIYB.net
「松本清張の黒革の手帖」(1982年)
URLリンク(twitter.com)
URLリンク(twitter.com)
(deleted an unsolicited ad)

235:吾輩は名無しである
22/07/09 23:31:37 k4E0qybE.net
>>234
羨ましいですね~
マメに録り溜めている人は強い

今日は事故、証言、寒流を見ました。
証言の柳生さん、寒流の露口さんいい味出してらっしゃいます。

236:吾輩は名無しである
22/07/19 23:10:47 6B14lUMI.net
Eテレ 先人たちの底力 知恵泉
7月26日(火) 午後10:00
≪ 前 編 ≫ 松本清張 “新たなジャンル”を創り出せ!
【出演】みうらじゅん(イラストレーターなど), 南沢奈央(俳優), 原武史(放送大学教授), 高井正智(NHKアナウンサー)

8月2日(火) 午後10:00
≪ 後 編 ≫ 松本清張 人気作品を生み続ける仕事術
【出演】みうらじゅん(イラストレーターなど), 南沢奈央(俳優), 福間良明(立命館大学教授), 高井正智(NHKアナウンサー)

URLリンク(www.nhk.or.jp)

237:吾輩は名無しである
22/07/20 19:25:32.26 LbM68mwT.net
タラコ唇の清張

238:吾輩は名無しである
22/07/20 19:26:17.28 LbM68mwT.net
ご清張ありがとうございました

239:吾輩は名無しである
22/07/20 19:30:45.28 LbM68mwT.net
第一次清張期

240:吾輩は名無しである
22/07/20 19:31:18.38 LbM68mwT.net
高度経済清張

241:吾輩は名無しである
22/07/20 19:32:06.98 LbM68mwT.net
新興宗教「清張の家」

242:吾輩は名無しである
22/07/25 02:04:44.52 Z+Van9IN.net
松本清張推理評論集1957-1988
松本清張 著初版 刊行日2022/7/20  2750円
戦後推理界に「社会派」の領域を拓いた巨匠による、知られざる論跡の全貌―『黒い手帖』ほか単行本・全集にはこれまで未収録だった、貴重なミステリ評論38篇(+α)を初集成。「戦前」と「戦後」、
「本格派」と「社会派」の間で、彼はいかに格闘し、現在に至る歴史を創りあげたのか? ミステリ史のみならず、現代日本文学史の空白をも埋める一冊。没後三十年記念出版。【目次】Ⅰ ミステリ論(~1965)
Ⅱ 作家論―森鴎外からジョルジュ・シムノンまでⅢ ミステリ論(1965~)解説・巽昌章

243:吾輩は名無しである
22/07/30 15:23:02.18 1NXN9a8a.net
もう出てるんだ、読んだ人いる?

244:吾輩は名無しである
22/07/31 02:58:38.05 GCbLjScu.net
ドラマ 混声の森 ネットも携帯も防犯カメラもない、それどころかパソコンにデータを残すことも、経理にまともな領収書を出す必要すらない時代の話を、現代に舞台を置き換えるのは無理がありすぎた。ライバル同士が互いの不倫を暴きあうのだが、どちらも警戒心なさすぎで、わざわざ証拠残してるとしか思えず、ツッコミどころ満載。だった。
昭和30-40年代をドラマ化するには、時代劇並の手間と予算がかかる。現代化すればツッコどころ満載で、犯罪トリックも成り立たない。
限界が近づいているのかなぁと寂しくなった

245:吾輩は名無しである
22/08/01 19:23:19 euoOHys/.net
>>243
読んだ。
『宝石』掲載の「一人の芭蕉」が特に面白い。
鷗外の「夏目漱石論」よろしく、インタビュアーの下らない質問にもまめに答えていく様子が面白い。
自作解説にもなっていて「黒い手帖」に書かれていない楽屋裏が書かれているのも楽しい。

246:吾輩は名無しである
22/08/01 19:32:08 euoOHys/.net
個人的にツボだったのは、
横溝正史を「横溝さん」と呼んでいるのに対して、高木彬光は「高木君」。

島田荘司が、お化け屋敷の揶揄の対象は本当は高木先生だったんじゃないかと言ったことがあったが、
清張にとって高木彬光はたんに格下でしかなかった様子が伺える。
邪馬台国論争の時も「ミステリ作家としては先輩だけれども、最近調子乗ってるから、ここらで潰しとくか、高木君」というあたりが本音だったか。

247:吾輩は名無しである
22/08/02 22:01:34.11 xp3jWKK6.net
NHK教育 知恵泉 松本清張

248:吾輩は名無しである
22/08/03 20:01:20.33 muzooODg.net
横溝は清張より年長だから「さん」
高木は清張より年少だから「君」なんだろ

249:吾輩は名無しである
22/08/04 12:52:57.48 amthD+8c.net
同じく清張より年少の鮎川哲也は「鮎川哲也氏」で、トリックに驚嘆と一目置いている風だが、
高木彬光には後年になっても「高木君は他人の説を無断で使っているじゃないか」と遠慮してない。
鮎川氏>高木君だろうね

250:吾輩は名無しである
22/08/04 13:53:37.57 IxNPUbVK.net
清張の学歴コンプレックスじゃないのかね
高木は帝大卒のインテリだし

251:吾輩は名無しである
22/08/04 18:02:00.86 gsuxmQmf.net
格上か格下かって言うより
高木彬光は色々と素行が悪くて…
「邪馬台国の秘密」で自らが創作した
名探偵・神津恭介に言いたい放題言わせて
他の研究者に喧嘩売りまくってたからなぁ
清張も論争に参加してたけど
色々と利用される形になって不愉快だったんじゃないかな

252:吾輩は名無しである
22/08/08 10:08:23.52 FLwsB/I8.net
松本清張の作品は1960年頃の時代を舞台としている。
ゆえに、登場人物が使う交通機関も、以下の様な今は廃線になった鉄道とかが出てくる。
「ゼロの焦点」
北陸鉄道金石線(中橋~大野港)・能登線(羽咋~三明)
「砂の器」
北陸鉄道山中線(大聖寺~山中温泉)

253:吾輩は名無しである
22/08/08 10:25:02.01 FLwsB/I8.net
>>244
特に都市部については、1950年代・1960年代頃と
現在とでは、街の風景が全く違っているので、この時代を舞台とする話を
映像化する場合、そのまま外で撮影することができない。
松本清張の作品ではないが、京極夏彦著作「魍魎の匣」が映画化された。
1950年代の東京を舞台とする話だが、現在の東京で撮影できないので、
中国上海市の郊外の浙江省嘉興市西塘鎮などでロケが行われた。
「ALWAYS 三丁目の夕日」も、全てセットを組んで撮影されたはず。

254:吾輩は名無しである
22/08/08 11:21:15 cVLjq4Fx.net
CGじゃないの?

255:吾輩は名無しである
22/08/09 09:04:08.91 r3w4+SPc.net
>>254
Wikipedia「ALWAYS 三丁目の夕日」を見ると、
街の風景などはVFX(visual effects)を使用、三丁目の住宅・商店など
人が演じる場所はセットで再現した。

256:吾輩は名無しである
22/08/10 19:00:31.48 EyozzoyJ.net
なるほど。ありがと。

257:吾輩は名無しである
22/08/10 21:09:35.40 h3xhhmJN.net
>>234
大谷直子のが面白かったな

258:吾輩は名無しである
22/08/15 15:58:01.92 5SbB/JFV.net
けものみちみたいにフィクサーが警察官の首を切ったり、マスコミに疑惑を持ち込んでも連中が報復を恐れて取り上げてもらえないなんてこと日本であるのか?
イタリアでもマフィアを追いかけ続けた女のジャーナリストがいたぐらいだぞ?殺されたけど
ちょっと浮世離れしてるよな

259:吾輩は名無しである
22/08/15 18:36:54.10 Geohxjti.net
>マスコミに疑惑を持ち込んでも連中が報復を恐れて取り上げてもらえない
日常茶飯事、というかタレ込んでもマスコミが取り上げない(握り潰す)のは
けものみちが書かれた当時よりもむしろ、現代のほうが酷い

260:吾輩は名無しである
22/08/15 19:55:36.07 5SbB/JFV.net
>>259
それは報復を恐れてなのかな?
NHKが内閣を批判しにくいとかはわかるけど、反社のフィクサーを恐れて雑誌が書かないとかはないとおもうけどな

261:吾輩は名無しである
22/08/21 12:59:31.21 YVh76mpF.net
清張はいろいろ読んだけど
『波の塔』が一番好きかも

262:吾輩は名無しである
22/08/21 15:01:09.19 uaFIxB0s.net
>>258
下山事件とかそれだろ

263:吾輩は名無しである
22/08/21 22:02:46.22 Bie6gTLb.net
『波の塔』はなんだかんだで人気が根強いね
清張のロマンスものとしては他に『風の視線』『砂漠の塩』『霧の会議』とか結構あるけど、
難しいこと抜きに、いちばんシンプルに楽しめるのはこれかもね

264:吾輩は名無しである
22/08/21 22:37:53.70 YVh76mpF.net
波の塔とゼロの焦点は女性に人気あるイメージ

265:吾輩は名無しである
22/08/22 11:09:05.00 zWuRdoiF.net
男だとなんだろう? 『砂の器』かな?

266:吾輩は名無しである
22/08/22 12:40:26.08 zWuRdoiF.net
しかし考えてみたら松本清張が文学スレにあるのはすごいな。

267:吾輩は名無しである
22/08/28 16:51:16.25 G2icr8BZ.net
この瀧川さんはテレビの松本清張ミステリー時代劇のプロデューサーさんか
URLリンク(youtu.be)

268:吾輩は名無しである
[ここ壊れてます] .net
党三役
清張会長

269:吾輩は名無しである
22/08/30 15:42:12.62 KiPy6zsn.net
『文藝』1963年5月号の「現代の文学と大衆」という座談会、参加者は清張のほか、
三島由紀夫、川端康成、井上靖、丹羽文雄、円地文子という顔触れだが、
三島が「さっきも松本さんがおっしゃったが」と言ったり、清張が「三島さんに同感」と応じたり、
清張と三島の間で、話もしたくないといった様子はみられないし
清張が三島を怒らせる発言をした気配もない。
それどころか、参加者5人中、2人の間で話が転がっている局面さえある。

270:吾輩は名無しである
22/08/30 15:51:00.87 KiPy6zsn.net
↑×参加者5人 〇参加者6人
中央公論社の「日本の文学」で、三島が「ぼくは松本清張の文学を認めない」と川端と言い争いになるのは、
同じ年の7月だが、この座談会にその前兆は全然無い。
あと当時の文藝賞の選考委員としても、三島と清張は名前を連ねているね。1年だけだったが。

271:吾輩は名無しである
22/09/03 14:31:43.62 rwzScweo.net
>>269
そのメンツの中で清張と多少交流あったのは井上靖くらいか
川端との絡みはあった?

272:吾輩は名無しである
22/09/03 14:45:13.07 aOgp7Qi/.net
清張の文学は物質的で、三島の文学は表象的という違いはある。
三島には中村光夫という、表象第一主義の文芸評論家のバックもついていた。
清張の考古学好きは本物だから、物そのものや物証に拘るのは当然。

273:吾輩は名無しである
22/10/02 18:42:50.49 JrwprI03.net
>>271
清張と川端の特に目立った絡みはなし。
というより川端が後半ほとんど喋ってない。

274:吾輩は名無しである
22/10/02 19:16:56.64 5cIQS8wp.net
天城越えって川端へのオマージュでもあったんだよね?

275:吾輩は名無しである
22/10/02 23:13:26.84 JrwprI03.net
リメイクと呼ぶ研究者もいる。
藤井淑禎の「清張 闘う作家」以降、天城越えを伊豆の踊子に「対抗」する作品とする論者が増えたが(阿刀田高もこの線)
清張自身による天城越えの後書きには、アンチ川端といった様子は特に見られない。
芥川賞の選評によれば、川端は坂口安吾に次いで「或る小倉日記伝」を評価したのであり、
数年後の「日本の文学」騒動を連想した故か、この件で川端への「対抗」を強調する論者は、
論者自身の欲望が先走っている観もあり、やや滑稽に見える。

276:吾輩は名無しである
22/10/04 07:43:08.51 nqXX7SaG.net
初めて映画版『点と線』を観たけど、原作からまもなく映像化された作品は良いなとあらためて思った。
当時の人たちの心情の機微な部分って、色々と設定を変えようが、リメイクでは表現しがたいものがあるなと。
谷原章介の「証言」とか、もう設定変えすぎてわけわかんなかったしw
あと当時のロケ地がそのまま使えるというのが何より。
まぁそれでも、たけしのリメイクドラマ版『点と線』はものすごく頑張った方だとは思うけど。

277:吾輩は名無しである
22/10/04 08:20:55.88 QSoSJWXV.net
>>276
証言は柳生さん版が秀逸ですよね~
やはり戦後から高度経済成長ーバブル期までに撮られた作品が魅力的だと思います。
綺麗な鬼畜はちょっとね…

278:吾輩は名無しである
22/10/04 12:28:07.63 nqXX7SaG.net
>>277
柳生博のは観たことないけど、秀逸なんか~
機会があれば観てみたいな。
だけど、清張モノは原作からいかに時間を置かないで作られたかが、より重要だと個人的に感じてしまうわ。
例えば、1982年の名取裕子主演『けものみち』でさえ、原作時と製作時のロケ地風景の「ズレ」が気になったし、
より現代的に描かれていた民子の女性像にも違和感があった。
なので、映画版とドラマ版という違いがあるにせよ、池内淳子のが至高ということになっちゃうんだよね、自分的には。

279:吾輩は名無しである
22/10/04 13:43:51.92 KyleWxmM.net
>>274
逆に石川さゆりの『天城超え』は清張に乗っかったような。

280:吾輩は名無しである
22/10/04 14:00:13.08 zK/HnTKj.net
天城超えのあの不気味さは天才的だよ

281:吾輩は名無しである
22/10/04 15:24:37.82 KyleWxmM.net
>>280
どっちの『天城越え』よ?

282:吾輩は名無しである
[ここ壊れてます] .net
恥ずかしながらずっと「天城(てんじょう)越え」だと思ってました
パチスロか!

283:吾輩は名無しである
22/10/08 21:15:16.93 zfby+Wlx.net
任務 松本清張未刊行短篇集
発行:中央公論新社 発売予定日:2022年11月8日
国民作家が終生描き続けた「組織・社会と個人との葛藤」をテーマに、これまで単著・全集未収録だった短篇小説を精選。自身の体験を反映した戦争小説から実在の事件をモデルにした小説まで、巨匠のエッセンスを凝縮した全十篇。没後三十年記念企画第二弾。
任務(1955)危険な広告(1954)筆記原稿(1957)鮎返り(1955)女に憑かれた男(1956)悲運の落手(1957)秘壺(1960)電筆(1961)特派員(1979)雑草の実(1976) 解説:権田萬治
URLリンク(www.hanmoto.com)

284:吾輩は名無しである
22/10/09 00:14:53.25 a0a6O3f/.net
昔の映像作品見てると、自分でが子供の頃の東京が見れてそれもまた楽しみの1つだったりします。
寒流や証言で80年代の三茶下北西新宿が出てきて思わずニンマリ笑

285:吾輩は名無しである
22/10/11 19:17:17.17 XTgLFe0b.net
>>283
権田萬治ってまだ生きてるの?

286:吾輩は名無しである
22/10/16 03:03:03.89 BS0BS40U.net
URLリンク(i.imgur.com)

287:吾輩は名無しである
22/11/13 13:49:58.81 LHXoX/nI.net
>>275
坂口安吾の小倉日記伝の選評は怖いわ
「この人は推理小説を書いても成功するだろう」みたいなこと書いてるからな
清張は後年「巫女の呪文のように思える」と書いてるね

288:吾輩は名無しである
22/11/13 21:19:05.32 2D/LLlBs.net
シ青弓長女兼い

289:吾輩は名無しである
22/11/13 21:20:29.65 2D/LLlBs.net




女子


290:吾輩は名無しである
22/11/15 10:05:44.20 6kH4dwFf.net
>>287
推理小説で成功する、が正解
文学性が乏しかった

291:吾輩は名無しである
22/11/15 14:57:14.99 N42AAN2q.net
>>290
正解はこう。
「小倉日記の追跡だからこのように静寂で感傷的だけれども、この文章は実は殺人犯人をも追跡しうる自在な力があり、その時はまたこれと趣きが変りながらも同じように達意巧者に行き届いた仕上げのできる作者であると思った」

292:亀吉
22/11/15 21:45:42.52 1w6e12RJ.net
清張って何から読んでいけばいいのかな

293:吾輩は名無しである
22/11/15 23:20:21.64 psKMri4U.net
シ青弓長女兼い

294:吾輩は名無しである
22/11/15 23:31:08.16 xw5qFr0z.net
>>292
とりあえず「黒い画集」

295:吾輩は名無しである
22/11/16 06:45:40.88 YNTcJxTU.net
たまに読みたくなるが
実際に読むとなんかがっかりする

296:吾輩は名無しである
22/11/16 06:52:27.08 v+AkroPj.net
>>295
よく分かる。

297:亀吉
22/11/16 23:21:10.23 6AfOJwEt.net
>>294
さんきゅー

298:吾輩は名無しである
22/11/17 11:03:42.27 gddJRibx.net
>>291
普通に予言者だよね
この時点で誰も推理作家になるとは思ってない

299:吾輩は名無しである
22/11/17 23:32:40.28 o4Fgmr5A.net
>>292
松本清張全集の短編集
アムステルダム運河殺人事件
屈折回路
影の車
死の枝
絢爛たる流離

300:亀吉
22/11/17 23:54:23.08 Y3BBjjm2.net
>>299
さんきゅー

301:吾輩は名無しである
22/11/19 22:32:08.88 D9A2LnkY.net
>>299
松本清張全集の短編集を挙げているのは慧眼
特に35巻36巻37巻ね
新潮文庫の傑作短編集を挙げる人は多いが、松本清張全集を挙げる人はなかなかいない

302:吾輩は名無しである
22/11/20 22:15:02.42 1pSpmhYF.net
清張は初期から晩年までコンスタントに名作短編を書いてるよ
まあ当たり外れは読んだ人間が決めれば良い

303:吾輩は名無しである
22/11/21 19:14:49.11 6PXo/yYQ.net
>>299
高校殺人事件を是非とも追加させてくれ。

304:吾輩は名無しである
22/11/21 19:20:01.31 DLPGqTnP.net
亀吉嫌い

305:吾輩は名無しである
22/11/21 22:29:45.97 b4GFeWyA.net
松本清張全集に入ってないが加えるべき作品
・昭和史発掘の二・二六全部(入ってないのがおかしい)
・神々の乱心(同上)
・影の地帯
・蒼い描点・黒い樹海のどちらか
・高校殺人事件
・神と野獣の日
・混声の森
・状況曲線
・湖底の光芒
松本清張全集に入っているけど外してもいいんじゃねと思う作品
・地の骨
・北の詩人
・雑草群落
・彩り河

306:吾輩は名無しである
22/11/21 22:35:01.02 yFLhTjSF.net
昭和史発掘はそろそろ電子書籍化してほしい

307:吾輩は名無しである
22/11/22 10:19:29.25 838dGTRB.net
清張嫌い

308:吾輩は名無しである
22/11/23 14:16:44.26 tjtR34m+.net
清張さん、悪人を描かせたら最高
悪人ってさ、本人にパワーがある
描き甲斐があります
本格的にぶっ壊せる人物は同時に何かを想像できる
俺も含めて歴史上に名を成せない善人は
パワーそのものが無く、なにも創造できないし壊せもしない
良く言えば「人畜無害」
こんな魅力ない奴ら、小説の題材になりません
新しい時代を切り拓ける人物は、同時にそれを破壊できる逸材

309:吾輩は名無しである
22/11/23 14:34:32.58 tjtR34m+.net
先生の作品、普通の善人が力不足ながら悪人になろうとして
必ず挫折破滅コースに至る
これって我々自身の話そのものです
このあたりの描き方が何とも云えません

310:吾輩は名無しである
22/11/23 22:42:44.70 Wl2nnVUZ.net
あんまり言われないけど新青年を愛読してただけあって初期の江戸川乱歩作品みたいなのだけじゃなくて夢野久作とか小栗虫太郎の影響もあるんじゃないかって作品がチラホラある
アガサ・クリスティっぽいというか海外作品の影響下の小説もある
明治時代のジャーナリストの影響も大きいらしいがこれは自分は皆目わからない
誰が松本清張に影響を与えた文筆家リストを作ってくれ

311:吾輩は名無しである
22/11/24 01:00:48.73 gXxCydia.net
作家さんって、上戸が多い
しかし先生は一滴も飲めない下戸
だから無駄な酒宴に付き合うことが無いからあれだけの多作出来ました
自分の天職が見つかったら酒は毒であり時間の無駄や

312:吾輩は名無しである
22/11/24 01:05:12.09 gXxCydia.net
清張先生の作品って度々、映像化されます
それは非常に描きやすいからです
なぜならば、彼は朝日新聞社小倉支局で意匠、つまり紙面のデザイン担当を長く勤め上げました
小倉城内に「松本清張記念館」があるから一度機会があったら来訪してもいいよ
字も絵も上手い。さすがだ、手先が器用なんだろう、作家って汚い字しか書けない奴が目立つけど

313:吾輩は名無しである
22/11/24 03:01:29.71 gXxCydia.net
人生には、いくつかのルートがあります
1.「やりたいけど出来ない事」
2.「出来るけどやりたくない事」
この2つの間のせめぎ合いでしかない
できれば「1」に徹したいけど~
生活維持のためには「2」も不承不承しなければ成りません
みなさんの今現在のポジションがコノ1と2のどの辺りにあるのか
常に探索し続ける事が肝要かと思われます
先生の大きなテーマの1つがたぶん、ここにある

314:吾輩は名無しである
22/11/24 12:37:28.54 ewlZpc8Q.net
>>310
君がつくってみたら?
ええ勉強になるでー

315:吾輩は名無しである
22/11/24 23:29:32.07 9pTTnp0g.net
NHKスペシャル シリーズ 未解決事件「松本清張と帝銀事件」
12月29日「松本清張と「小説帝銀事件」」
松本清張 VS 未解決事件 帝銀事件との知られざる闘いをドラマ化
松本清張ー大沢たかお
田川博之(文藝春秋編集長)ー要潤
URLリンク(www.nhk.or.jp)
連載当時、清張に協力した文藝春秋編集長の実名をしっかり出しているところは良い。
「小説帝銀事件」「日本の黒い霧」を発表させるにあたり、田川の存在は大きかった。

316:吾輩は名無しである
22/11/24 23:40:37.17 9pTTnp0g.net
それにしても田川の名前を文藝春秋の関係者以外で覚えている人、どれだけ居るんだろうかと思うが、
半藤一利は事情を知っていたが亡くなっているし、藤井康栄もこの時期のことは直接には知らない筈。

317:吾輩は名無しである
22/11/25 13:03:18.05 NDdOJdT5.net
作家と編集者って常に二人三脚やからな~
作家が馬なら良き御者がいないとアカン

318:吾輩は名無しである
22/11/25 13:07:45.21 NDdOJdT5.net
>>316
文春の専務までいって作家稼業に転向した半藤一利さん
ある時期、司馬遼太郎と松本清張の専属編集者として活躍
NHKの教育放送で6回シリーズでこの辺のオモロイ話ありました
戦後の大作家の編集者ってさ~、羨ましい限りです

319:亀吉
22/11/25 20:14:15.36 LcYJ+nWV.net
神々の乱心
ぼそぼそ読んでみよっと

320:吾輩は名無しである
22/11/25 22:53:58.99 aWnyObX5.net
小説の完成度が気にならない人には黒いシリーズもおすすめ
失敗作や肩透かしも多いけどいろいろと清張の試行錯誤が見れて楽しい

321:吾輩は名無しである
22/11/26 00:31:22.42 acmCcrv/.net
富士山麓の「青木ヶ原」
自殺の名所ですけど~
この契機を造ったのが松本清張
もうひとつ日本海側の多分、福井石川県のどっかも名所

322:吾輩は名無しである
22/11/26 02:12:09.03 acmCcrv/.net
URLリンク(ja.wikipedia.org)
これが契機になって自殺名所となりました
人口周密地の東京から近い

323:吾輩は名無しである
22/11/26 23:24:38.30 0Wr7hLVq.net
>>320
「黒い画集」以外に黒いシリーズってどこまで入るの
「別冊黒い画集」「黒の様式」「黒い空」とかあるけれど

324:吾輩は名無しである
22/11/27 08:38:49.59 wsmuDduK.net
>>323
おそらくそんな細かいことが気になる人は読まないほうがいいよ

325:吾輩は名無しである
22/11/27 12:41:20.68 zyFXrK01.net
「北の詩人」読んだが、評しづらい作品だね、これは。
詩人林和が「日帝の手先はもっとテロに遭うべきだ」と言い放ち、清張自身が共感して書いているとは思えないが、
ひたすら周囲に流され、ただアメリカの言いなりになるだけの主人公。
つーか実際の林和はこんな豆腐メンタルの人物ではなく、転向歴がバレて自分の栄光が失墜するとおびえていたわけでもないだろう。
過去がバレての社会的転落を恐れる、というのは清張お得意の犯人像だが、
異国の実在の詩人にそれをあてはめるのはどうよと思う。

326:吾輩は名無しである
22/11/27 12:53:21.79 zyFXrK01.net
これがゼロの焦点や砂の器(ただし映画版に限る)の犯人なら共感するかもしれないが、
プロレタリアの共産主義者じゃ誰も共感しないし、
アメリカの謀略が朝鮮半島にもありました、というネタを書きたいためだけに、左翼詩人が引っ張り出されたという感もある。
これが「象の白い脚」や「白と黒の革命」ならまだ、現地レポート・観光小説としての面白さもある(それでも話の筋自体はあまり面白くない)が、
北の詩人は清張自身が現地に乗り込んでのレポートでもないからなおさら微妙感が増す。

327:亀吉
22/11/28 22:39:16.60 UyIhXYr4.net
下仁田といえば葱と蒟蒻
小千谷といえば縮と鯉
そして大連といえば阿片事件つーことだね藁
さて、これから面白くなるのかな

328:亀吉
22/11/29 23:47:44.28 0EojfhTK.net
お香のところまできて
ようやく山本三郎の正体を泰之が知るのだけれど
清張先生、いっぱい調べたことを兎に角書いちゃいたかったんだろうなあ
もうちょっと複雑に話を進めてもよさそうなものなのに
とっとことっとこ点と点を繋げてっちゃう
うーん、それはそれでよしだ藁

329:亀吉
22/11/30 22:53:55.59 QZeycOMF.net
前半戦終了なので一点だけ確認
貞明皇后が傾倒していたのは
たしか筧克彦の神ながらの道だったはず
法華にいったというのは独自取材でそう推察したのだろうか?
まあ、これはあくまでも小説なんで
話が面白ければ別にどうでもいいんだけどね

330:吾輩は名無しである
22/11/30 23:05:39.01 KMGERHOz.net
清張には考古学者の面もあるから、それの要素では淡々と筆を進めるということになるのではないか?

331:吾輩は名無しである
22/12/01 22:42:51.10 U4Yl5F5k.net
木公本シ青弓長大女兼い

332:亀吉
22/12/02 00:15:32.72 Ex5rhOoo.net
非幻非眞要留心 或今或昔誰知眞
拓殖長古賀廉造 公威平岡定太郎
書記小畠貞次郎 宏済善堂里見甫
関東庁中野有光 大本矢野祐太郎
神政龍神天津教 天理研究真乃道
満洲道院紅卍字 頭山満王仁三郎
第二次不敬不可 治安維持法違反

333:吾輩は名無しである
22/12/02 05:45:10.75 ZS4Rwggc.net
>>321
東尋坊?

334:亀吉
22/12/02 23:58:43.34 Ex5rhOoo.net
神々の乱心もサッカー絡みで八咫烏
じゃなくて八咫鏡か藁
三種の神器のなかでも第一は鏡とする説ね
まあ、あくまでも説ね

335:吾輩は名無しである
22/12/04 18:09:28.09 4SZeoJp5.net
一般に小説では、主人公の視点から見ながら主人公が様々に行うことについ
て時間追って順次描写していく。そこで、時々、場面が切り替わったり、
時間が飛んだりする。
一般に一つの場面が小説の中の時間で精々数十分間くらいである。
一つの場面が何時間も続くことは余り無い。
全般に松本清張の作品では、他の作家の小説に比べて一つの場面の話の中で
の時間が長い。例えば、主人公が出かけていってある人と会って話し合って
また帰ってくるとか、話の中での時間で何時間にも及ぶ場面を連続して描写
していたりする。
これが彼の作品の特徴である。

336:吾輩は名無しである
22/12/04 18:19:54.82 4SZeoJp5.net
>>264
「波の塔」は、初出が「女性自身」連載で、元々、女性向けを意識して
書かれている。

337:吾輩は名無しである
22/12/04 18:20:46.98 mNG2EaKG.net
>>333
東尋坊は昔からの自殺名所
能登半島かどっか石川県

338:吾輩は名無しである
22/12/05 17:00:55.00 QIXFuder.net
>>337
「ゼロの焦点」の舞台となった石川県の「ヤセの断崖」のことかな

339:亀吉
22/12/05 22:01:00.72 TZyDLgU2.net
一般に人間というものは美しくないのだけれど
しばしば下着を脱ぐ
そりゃどうしてもグロくなるわな
いっそのことシャッポを脱ぐか雷にうたれてみてはどうだろうか?
というのが本作最大の謎藁
神々の乱心終了

340:吾輩は名無しである
22/12/06 13:20:25.14 g5eOqRaC.net
>>338
石川県のどっかというのは聴いています
「青木ヶ原」があまりにも自殺の名所として有名に成りすぎて
こっちは清張マニアしか知らないらしい
彼が小説の舞台にするまでは別に自殺の名所では無かったようです
それだけ彼の小説は日本コクミンのある種のみなさまに影響を与えた

341:吾輩は名無しである
22/12/06 13:52:45.05 g5eOqRaC.net
URLリンク(www.hot-ishikawa.jp)
ここか、たぶんこの断崖絶壁
『セロの昇天』は読んでないんで知らんかったw
ここに実際に立ったことが無いんで何とも言えないが
東尋坊は大したことは無い
あそこは「見場」はあるが、高度が低度
和歌山白浜の「三段壁」、これはわりと簡単にイケル
四国の「足摺岬」、これもきつい
長崎の「針戸瀬戸」、ここは投身自殺しても激しい潮流のため死体が上がらない
同じく長崎の日本最西端灯台「大瀬崎」断崖絶壁
番外編でー同じく長崎隠れキリシタンの島「生月島」の「大バエ灯台 (オオバエトウダイ)」
この断崖絶壁は100mある
割と有名な風光明媚な観光スポット
高さ30cmくらいのガードはある
何故か知らないがその外側に踏査跡だらけなんだよ
踏査道から外側50cmで落下確実です
下を見てたら釣り師が何人か確認できたんで大バエ灯台から100m降りてみました
釣り師たちはみなさん平戸の人でしたが~
「あの~上から落下する人って居ませんか?」
「ああ、年柄年中だよ」
「で、どーするんですか?」
「勿論、119と110番」
「で、間に合いますか」
「ここ見てよ、キツイ洗濯板だよ、100mだよ、ぺっしゃんこ」
「ですよね~、30分~1時間ほど掛かるから、それまでには波の餌食で綺麗サッパリ」
「なーるほど、わかりました、ありがとうございました・・」
ここは自殺の証拠が残りません

342:吾輩は名無しである
22/12/06 14:01:14.69 g5eOqRaC.net
丁度いい撒餌になってお魚さんも集まって釣り師としてはマンゾク満足
ガード内で写真を撮るのはいいが、ガード外で一眼レフで撮りたくなる場所でした
事故落下の証拠品として回収できるのは分解された骨片と一眼レフカメラのパーツのみ
血液リンパ液な体液はすべて波と共に去りぬ

343:吾輩は名無しである
22/12/06 18:34:19.94 +mkPEs0p.net
東尋坊は清張では「葦の浮船」に出てくるが自殺とは関係ない
何処かの2時間サスペンスと混同しとるんちゃうか

344:吾輩は名無しである
22/12/06 21:50:18.04 sH79hQrO.net
>>335
確かに、1カットが非常に長い
徹底した描写力
これはスゲー

345:吾輩は名無しである
22/12/07 11:57:10.99 grt1OVNk.net
映像屋からしても清張さんの文章って弄り甲斐がある
さすが朝日新聞西部本部で割付苦節うん年下だけのことはある
小倉城内に先生の記念館がありまして~
URLリンク(www.seicho-mm.jp)

346:吾輩は名無しである
22/12/07 11:58:56.12 grt1OVNk.net
>>343
それは間違ってると花卉万寿た。

347:吾輩は名無しである
22/12/07 12:41:08.48 g+eYlMTV.net
>>338
この小説の影響により自殺者が出たので、松本清張氏がそれを哀悼して能登金剛
の巌門近くに歌碑を建立した話は知られている。

348:吾輩は名無しである
22/12/07 13:49:57.90 grt1OVNk.net
>>347
へー初めて知りました

349:吾輩は名無しである
22/12/07 14:02:21.70 grt1OVNk.net
戦後の大衆小説家と云えば、
明治生まれな「吉川英治」かと思うがこっちは戦前から流行作家
やはり大正生まれな
「司馬遼太郎」
「松本清張」
を抜かして語ることは無いけど~~~

350:吾輩は名無しである
22/12/07 19:21:10.53 LCM+L77F.net
それは、半藤一利さんに聴いてくれないか?

351:吾輩は名無しである
22/12/08 01:56:08.26 1bJQkpNO.net
だれも「断碑」挙げてないね

352:吾輩は名無しである
22/12/08 04:02:37.53 ZUfcV/j5.net
>>335
カット数が少ない→制作費が廉価

353:吾輩は名無しである
22/12/08 12:43:18.51 Ht6E/ptU.net
「波の塔]を読んだ。
その後の疑獄事件の捜査・解明は、小野木喬夫のスキャンダルにより失速し
て中途半端のまま終わってしまうのか、こういうことにめげずに石井検事たち
が頑張って徹底解明していくのかわからないな。


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