16/07/11 19:40:28.25 .net
掲載順に。
暁方ミセイ「星林」△
トラックに轢かれて死んだ青年と老人の謎めいた会話。小説というより詩の様な事を
散文でやっている様な気がする。普通。
蛭子能収「10年後は天国だったと思う」◯
割と読みやすかった。空想的な未来予想って感じの内容。
賭け麻雀とカジノが合法化された10年後と、「何もない、欲もない、まるで子供のような国」と
化した20年後の日本を書いている。まあまあ。
角野栄子「さて・・・・・・と」×
「棺桶のような家」を「終の住処」にしたイコトという名の女の日々。
共感出来ず。つまらない。
姜信子「ミッションインポッシブル」×
「滅びの村」を目指して高速道路を走る。「現代詩手帖」に載せた方がよかったのでは。
しりあがり寿「参上!! ミトッタマン!!」◯
面白かったけれど、しりあがり寿はこれを本業の漫画でやるべきだったんじゃないかな。
あらすじは書き辛いのでよす。
檀蜜「ふたつの王国」×
童話みたいな話。ショートショートとしてのまとまりはいいが、文芸誌に載せる
内容じゃない。通俗的過ぎる。