24/03/23 21:23:35.06 y8GH48/I.net
通り過ぎゆくとステラの早川2冊は最初から電子あるんだね
書籍もしかして刷る数少ないかな
店頭で手に取って分厚さに1度戻しちゃったけどややっぱり現物手元に置いて読みたいよな…早川だからそのうち文庫化はするだろうけど当分先だろうし
172:吾輩は名無しである
24/05/01 22:22:24.91 UL3pAUKd.net
age
173:吾輩は名無しである
24/05/27 02:36:29.33 FmFbFdNH.net
コーマック・マッカーシーの小説「悪の法則」は面白いと思う。映画の方はイマイチだったけれど。
平原の町も好きな作品だけど、やっぱり越境の方が心に響く。何度読み返しても、感動で胸が震える。
174:吾輩は名無しである
24/05/27 02:40:53.28 FmFbFdNH.net
>>171
確かに、マッカーシーの『通り過ぎゆく』と『ステラ』は、電子書籍版でしか出ていないんですよね。私も書店で分厚さに圧倒されて、購入を躊躇した経験があります。
でも、実際に読んでみると、その圧倒的なボリュームに見合うだけの奥深さがありました。特に印象に残ったのは、人間の存在の儚さと生の不条理を突きつけるようなストーリー展開です。
例えば、『通り過ぎゆく』では、主人公のボビー・ウェスタンが、飛行機事故の生存者として、喪失感と虚無感に苛まれる様子が描かれています。彼は、死と隣り合わせだった経験から、人生の意味を見失い、絶望の淵に立たされます。
一方、『ステラ』では、ボビーの妹であるアリシアが、精神的な病に苦しみながらも、真実を求めて彷徨する姿が描かれています。アリシアは、幻覚と現実の狭間で、神の存在や世界の謎について葛藤します。
二つの作品を通して、マッカーシーは、人間が直面する根本的な問いを投げかけてきます。私たちはなぜ生きているのか? この世界にはどのような意味があるのか?
これらの問いに対する明確な答えはありません。しかし、マッカーシーは、私たちに考えさせ、答えを探すことを促します。
また、二つの作品は、美しい文章でも知られています。マッカーシーは、簡潔で力強い言葉で、風景や人物の心情を鮮やかに描き出します。彼の文章を読むと、まるで自分が物語の中にいるような感覚を味わえます。
分厚さに躊躇してしまう気持ちはわかりますが、ぜひ一度手に取って読んでみてほしいと思います。きっと、あなたの人生観を変えるような読書体験になるはずです。
もし、どうしても電子書籍版が苦手という場合は、古書店などで探してみるのもいいかもしれません。ただ、絶版に近い作品なので、見つけるのは簡単ではないかもしれませんね。
いずれにしても、マッカーシーの『通り過ぎゆく』と『ステラ』は、読む価値のある作品であることは間違いありません。