三島由紀夫Part47at BOOK
三島由紀夫Part47 - 暇つぶし2ch927:吾輩は名無しである
15/04/02 13:26:00.11 .net
開き直ってるw

928:sage
15/04/02 13:36:04.80 .net
三島は天才。

929:吾輩は名無しである
15/04/02 14:25:10.37 .net
天才と基地外は紙一重というが、バカと基地外も紙一重だw

930:吾輩は名無しである
15/04/02 16:40:19.87 .net
>>916は天才

931:吾輩は名無しである
15/04/02 19:10:29.88 .net
誰かを天才だってほめると自分もいい気分になるもんな

932:吾輩は名無しである
15/04/02 19:19:03.39 .net
やめーや

933:吾輩は名無しである
15/04/02 19:28:24.71 .net
スレタイで禁止されてるもんな

934:吾輩は名無しである
15/04/02 21:09:37.26 .net
「小説家の休暇」「裸体と衣装」などの日記的エッセイを初めて読んだが、
なかなか面白い。
演劇論、小説論、文明論などを随筆風に記している。
これを書いたのは三十代前半だと思うが、既に完成している。
くだけて書いているので、とっつきやすい。

935:吾輩は名無しである
15/04/02 22:51:05.10 .net
このスレおもろ

936:吾輩は名無しである
15/04/03 20:09:35.79 .net
『豊饒の海 第一巻 春の雪』を読み終わった。
終盤はいい意味で予想を裏切る展開だった。
月修寺門跡は、松枝清顕を最期に出家した聡子に合わせるかと思ったが、合わせなかった。
仏教用語はチンプンカンプンで煙に撒かれてしまった。

937:吾輩は名無しである
15/04/04 03:22:34.89 .net
ナルシシストなホモの三島由紀夫が書いた臭い小説を読むよりも
哲学書でも読んだ方が、幾分かは有意義な時間を過ごせる(笑)
このスレの三島信者もキモいホモなんだろうなwww
だから三島由紀夫にシンパシーの様なモノを抱いて小説に登場する人物と読者で在る自身とを重ね合わせ
自己投影しているだけに過ぎない。
有りていに言わせてもらうと
三島由紀夫の小説の内容は陳腐で詰まらないと言わざるをえない。
こんな作品を有り難がって拝読しているのは世界広しといえども
ホモ信者だけで在ろうことは言わずもがなである(笑)

938:吾輩は名無しである
15/04/04 04:51:11.23 .net
>>927
では、あなたのお勧めの文学作品をご教示ください。

939:吾輩は名無しである
15/04/04 06:14:38.10 .net
増版されて未だに読まれている作家にはなんかの魅力であり価値でありがあるのであろう。

940:吾輩は名無しである
15/04/04 07:49:26.04 .net
>>929
文学のニワカ、一見さんにはいいんだよ
通俗小説だから読みやすいけどブンガクに触れたという満足�


941:。わえるから いろいろ読み進むうちこれは違うなと気づくと



942:吾輩は名無しである
15/04/04 09:08:54.64 .net
文学の地獄めぐりの果てに辿りつくのが三島文学。
923はまだまだ苦労が足りぬと見える。

943:吾輩は名無しである
15/04/04 20:45:16.47 .net
>>926
仏教用語は三巻以降もっと出てきます

944:吾輩は名無しである
15/04/04 22:19:13.26 .net
>>932
じゃあそこだけは空読みで凌ぎます。

945:吾輩は名無しである
15/04/04 22:19:39.65 .net
>>928
小生は日本文学を殆ど読んだことが無い故に優れた作品を列挙する求めには
応じ兼ねる。だが、強いて挙げろと乞われれば
漢文の素養を有して且つ近代日本文学の礎を築き上げ文壇家の地位を
向上させた功労者で在ろうと思われる明治時代の饗庭篁村(あえばこうそん
)か依田学海(よだがっかい)の二名を挙るしかないね。

946:マグナ ◆vI4NRkhGyA
15/04/04 22:37:24.20 .net
チワワ、俺とセックスしねえか?

947:マグナ ◆vI4NRkhGyA
15/04/04 22:38:27.07 .net
>>934
依田学海は人脈が凄いわな.

948:吾輩は名無しである
15/04/04 23:01:25.66 .net
>>936
流石文学板、良く知っておられる。依田学海の宅には
多士済済たる文人が出入りしていた。

949:吾輩は名無しである
15/04/04 23:21:24.55 .net
>>934
要するに三島はあんまり読んでいない、と言うことですね。
それに、近松や馬琴は通俗でしょう。
漢籍の素養は明治の常識かもしれませんが、今はどうでしょう?
まあ、文学は娯楽ですから、好みはひとそれぞれ。

950:吾輩は名無しである
15/04/05 00:35:20.68 .net
オレはこんなに知っているをやりたくて一般的には知られていない名を持ち出して、これを知ってなきゃプロじゃない、だってさw 低脳がドヤ自演してw バカwww

951:吾輩は名無しである
15/04/05 00:39:26.52 .net
>>938
三島氏の有名所の作品は一読しましたよ。金閣寺、愛の渇き
仮面の告白、若きサムライのために、葉隠れ入門くらいしか読んでませんけどね。
確かに仰る通り、作風や文体の好みは、人それぞれで分かれてしまうので毀誉褒貶
様々な評価が下されてしまうのは文学以外の分野も同様で仕方のないことです。
でも唯一、残念に思えてならないのは、読むだけで肺腑を衝かれるほどの文学作品に
邂逅できていないことですかね。所詮娯楽だと言われてしまえば事実なので
返す言葉は何一つ見付かりませんが(笑)

952:吾輩は名無しである
15/04/05 00:41:12.43 .net
>>939
まあ、そう言わないで。
現実社会では他人に相手にされないし、文学スレで共通の話題に入れるほどの知識も教養もない寂しい学生なんだろうから。
春休みで暇なんだろう。
だれであれ、温かく迎えてあげようよ。

953:吾輩は名無しである
15/04/05 00:43:19.57 .net
>>940
ま、君には文学は向いていない、ということなんだろう。
年寄りぶりたいなら、日本語の書き方も練習しないとね。
ずいぶん無理して書いてるみたいだから。

954:吾輩は名無しである
15/04/05 00:45:49.07 .net
アスペルガーってこういう文体だから素で書いてると思う

955:吾輩は名無しである
15/04/05 01:09:50.59 .net
>>940
肺腑を衝かれたことのある作品とは、文学に限らないとすると、具体的に何かの作品でしょうか。
論衡、韓非子とか(笑
?美人なんて、十分に通俗的で軟弱な感じがしますけどねえ…。

956:吾輩は名無しである
15/04/05 01:10:11.44 .net
>>942
だろうね(笑)三島由紀夫のホモ臭い作風が合うのは
変態同性愛者の三島オタしか居ないでしょww
何故こんな作品しか書けない三流作家に傾倒するのか
正直、理解に苦しむよ(笑)ノーベル文学賞授賞者の大江氏や川端氏の方が
世界的にも評価が高いことを三島オタは認めないよねwww
滑稽だよねww

957:吾輩は名無しである
15/04/05 07:51:16.37 .net
>>945
無知・無恥であることは、本当に恐ろしい。
みんな、他山の石としなければならない。

958:吾輩は名無しである
15/04/05 09:42:17.60 .net
大江=谷崎>中上>>安部>>三島>川端

959:吾輩は名無しである
15/04/05 16:30:37.55 .net
三島由紀夫 『サド侯爵夫人』 1/2
Madame de Sade (1992) Ingmar Bergman
見比べると、余りの違いに驚くはずだ。
なお、陳腐な日本版のほうが、生前の作者の指定に忠実で、
ベルイマン演出のほうは、ほぼそれは無視である。
お琴はご愛嬌だろう。
たとえば、「用心棒」と「荒野の用心棒」のような同等程度の出来のものもあるだろうが、
これに関しては、明らかにそうではない。
これならたしかに、素晴らしい芝居、みたいに思える。
わたしもそうだ。

960:吾輩は名無しである
15/04/05 21:28:26.37 .net
英霊の聲

961:吾輩は名無しである
15/04/06 07:00:19.30 .net
潮騒は、手抜き感がある。気のせい?

962:吾輩は名無しである
15/04/06 11:07:52.30 .net
他作にくらべて言葉が平易だからでは?若干若年層読者を想定して書いたのかも。
手抜きがあったかどうかはわからない。

963:吾輩は名無しである
15/04/06 17:06:49.21 .net
三島の最高傑作は「わが思春期」だと思っている。

964:吾輩は名無しである
15/04/06 17:09:47.69 .net
「潮騒」は自身で失敗作だと認めている
謙遜してるわけじゃなくて本心だと思う
愚直で健康的な世界は三島の柄じゃない

965:吾輩は名無しである
15/04/06 18:24:51.24 .net
>>953
三島が失敗作と考える≠駄作

966:吾輩は名無しである
15/04/06 20:21:10.82 .net
「潮騒」は三島には珍しく清々しいほどの純愛で三島らしくはないよね。
三島の真骨頂はホモセクシュアルとか肉体美とか破滅願望とかそういうのだけど、
「潮騒」にはそういうのが殆ど含まれてない。

967:吾輩は名無しである
15/04/06 20:31:21.63 .net
新治の肉体に魅力を感じない?

968:吾輩は名無しである
15/04/06 22:44:04.74 .net
健全な魅力であって、性倒錯した怪しい魅力ではない。

969:吾輩は名無しである
15/04/07 02:43:48.87 .net
 三島は1951年12月から1952年5月まで世界一周旅行に出てそのときに
滞在したギリシャで肉体に目覚めたとある。
たしか古林尚との「最後の言葉」でもそのへんは喋ってて、ギリシャ
芸術の均整や調和を再構築することで自分の美意識が同一化できる
と思っていたが、しかしこれが錯覚であることが分かり、その後、
10代の自分に帰郷することが誠実さだと思うようになった、と。
 引用しましょうか。
《僕が古典主義というか新古典派というか、あの「潮騒」の世界の
ようなところに、むりやり自分を自己規定していこうと思ったのは、
あのころは、それで自分を制御できると思っていたからなんです。
ぼくは、自分こそ日本にはまだ生まれていない古典美の世界、それを
理性ですべて統御するところの新しい作家になれるだろうと、ほんと
うに錯覚していたんですよ。ところが、そのうち、そうでないことが
わかってきた。どうしても自分の中には理性で統御できないものがある
、と認めざるをえなくなった。
 つまり、一度は否定したロマンティシズムをふたたび復興せざるを
得なくなった。ひとたび自分の本質がロマンティークだと分かると、
どうしてもハイムケール(帰郷)するわけですね。》
『決定版 三島由紀夫全集 40』743-744頁

970:吾輩は名無しである
15/04/07 10:05:29.47 .net
>>958
三島文学の最良の解説者は三島自身だろうか?
三島にはすべてが分かっていたのだ。

971:吾輩は名無しである
15/04/07 16:12:21.88 .net
>>959
作者が全部わかっている、頭での拵えものにすぎない
これは芸術にとって致命的

972:吾輩は名無しである
15/04/07 17:13:07.46 .net
>>960
と、ゆうことも、分かっていたのだ。

973:吾輩は名無しである
15/04/07 17:33:12.56 .net
 三島が「全部分かっていた」はちょっと違うかな、と。小林秀雄が三島の
死の直後に『新潮 三島由紀夫読本』1971年1月号増刊に書いた「感想」って
あるんですが。三島のことを根幹で掴まえ哀悼している良い文章ですよ。
 引用しましょう。

974:吾輩は名無しである
15/04/07 17:33:39.06 .net
《だいぶ前に『金閣寺』を読んで、その機会に、二人で対談をしたことがあり
ます。非常な才能だと思った。それは何か異様なもの、魔的なものと感じて、
それを言ったことがあります。自分とは気質の大変違った人だと思って、
以後何となく作品を読まなくなり、最近の長編も読んでいない始末だから、
作品について考えを述べる資格がない。楯の会といふやうな運動にしても、
あまり感心は持てなかったし、人づてに聞いた話だけでは、理解できない
点が多かった
 しかし、あの人の作品をよく読み、あの人と親しく交際していた人達に
しても、かういう事になって、皆愕然としただらうと思ふのです。人間を
知るむつかしさを、今更のやうに痛感しました。人間の肝腎なところは謎だと
はつきり言い切つていいのだね、きっと。三島さんは、反省的意識にかけて
は大家だっただろうが、あの人にとっても、自分自身が透明だった筈がない
だらう。やはり運命といつたやうな暗い力と一緒にいたのだよ。(中略)
 やはり孤独な事件とはつきり感じて、こちらもこれを孤独で受け取るという
事は、極く当たり前の事のやうでいて、さうでもないのかな。(中略)
 事件が、我が国の歴史とか伝統とかいう問題に深く関係している事は


975: 言うまでもないが、  それにしたって、この事件の象徴性とは、この文学者の自分だけが責任 を背負い込んだ個性的な歴史経験の創り出したものだ。さうでなければ、 どうして確かに他人でもあり、孤独でもある私を動かす力が、それに 備わっているだろうか。》  三島の追悼文は数ありますが、小林秀雄のものは適確さと三島の死を めぐって「肝腎なところは謎」「孤独な事件」「運命といつたやうな暗い力」 に切りこんでいるという点でやはり別格のものがあります。



976:吾輩は名無しである
15/04/07 17:46:10.82 .net
三島の文章を読んでなかったということもあるけど的外れもいいところだな
小林と三島の対談を読んだことがあるけど
ぜんぜん噛み合ってなかった
「金閣寺」を評して「あれは最後に主人公を殺さないとだめだね」だって
はじめから的外れだった

977:吾輩は名無しである
15/04/07 17:50:54.43 .net
>>964
>三島の文章を読んでなかったということもあるけど的外れもいいところだな
 「的外れ」とは例えば?

978:吾輩は名無しである
15/04/07 17:58:34.44 .net
三島事件は「謎」でもないし「孤独」でもないし「運命的」でもない
晩年に動機と思われるような文章を書き散らしているし
心中であるから孤独ではなく
事件は結論から導き出されたものである
小林のその文章は文学史的には意味があるものだろうけど

979:吾輩は名無しである
15/04/07 18:19:38.92 .net
三島は三島で小林賛歌みたいなの書いてるね、あとで貼るよ

980:吾輩は名無しである
15/04/07 18:32:05.22 .net
>>966
 小林があれを書いた時点ではまだ判然とはしていなかった三島の
生育環境、祖母との関係。母との隔離。それと日本という風土の戦中
戦後への異和と彼岸への跳躍。その重層性。
 小林があそこで書いたことはあの後、小林の感想とは別個に研究も
され、考証されていった。その意味であの感想の鋭利さは群を抜いて
いる。
 あなたのいう「動機」とは三島本人が晩年に書いたり喋ったり
したもろもろ、絶対者志向や上のレスにもある「10代回帰」とかね。
それらは小林の言う「孤独」とレベルが違いますよ。小林の感想
は実は彼の初期の「様々なる意匠」から変わってはおらず、「作家
の体内をめぐる血球」を語ることを己の批評とした宣言の延長に
小林の三島論もある。抽象的で具体的ではない難はありますけど
ね。
《人はさまざまな可能性を抱いてこの世に生まれてくる。(中略)し
かし彼は彼以外のものにはなれなかった。これは驚くべき事実である
。(中略)彼の全身を血球とともに循る真実は唯一つあるのみだという
事である。》
 という場所から語ったのがあの感想で、これは小林が「さまざまなる
意匠」を再現しようという意図があったかはともかく、三島の根幹に
迫る言い方になっている。
 その小林の批評からすると、三島の死を「動機は散々書かれている」
「心中だったので孤独ではない」というあなたの三島論は、それも
当然あっていいんだけども、動機を思想に収斂させている、また心中
だったから孤独ではないという保障にはならない、その2点で読みと
しては浅く、小林の深度とは比較にはならないと思いますね。

981:吾輩は名無しである
15/04/07 19:20:30.69 .net
深度って…
三島が自分のこと分かってなかっただろうけど、
だからって小林が三島のこと分かってたことにはならないよ
「血球」で深いとかあんまりでしょ、意味不明だよ
だったら思想を貫徹したと思った方がマシ

982:吾輩は名無しである
15/04/07 20:04:13.59 .net
>>969
 「血球」ていうのは自己史とか生育史、生-体験、自分では判別されない自己
の比喩と考えればいい。そういう比喩ってあるのよ。批評上の比喩だよね。
 小林の批評はのちのサルトルのフローベール論での幼少期にも通ずるし、
またハイデッガーの自己存在論や吉本隆明の心的現象論にも通ずる普遍性を
もってる。ただ彼自身はそこまで具体的な展開はしなかった。それでも
三島事件への感想は作家論としては同時代でも抜きんでるものを持ってるよ。
 1人の人間にある根底的な、自分にも不可視な謎、ていう概念をあそこで
見せる。それが暗い運命のように引っ張っていったと。こういうイメージ
に感応できないのは寂しいじゃないの。まだお若い人かな貴方は。青いね。
バカにするんじゃないけど。
 俺からするとちっとも「意味不明」じゃない。

983:吾輩は名無しである
15/04/07 20:08:13.06 .net
>>968
そうかなぁ
自分は小林秀雄と正宗白鳥のトルストイ家出論争では断然白鳥さんを支持する卑俗な人間なんだよね
つまるところ三島も奥さんと仲が悪かったとか親に頭が上がらなかったとか友達に裏切られたとかそんなとこでしょ
実はあなたが言ってるようなことは表層的で形式的なものなんだよ
物事の核心はくだらなくて切実なんだな
なにもかもくだらない

984:吾輩は名無しである
15/04/07 20:37:03.09 .net
>>971
>つまるところ三島も奥さんと仲が悪かったとか親に頭が上がらなかったとか
>友達に裏切られたとかそんなとこでしょ
 それはあまりに貧しすぎる(笑)というか表層的すぎる。三島が奥さんと
夫婦喧嘩するくらいはあっても不思議じゃないし、あってもいいが、
その辺の日常であの全生涯を判定するのは不可能。
>物事の核心はくだらなくて切実なんだな なにもかもくだらない
 必ずしも反対はしないが、三島と言う人は貴方の言う日常はクリアして
いく人間だったと思うね。彼は自分の苦悩を家庭にぶつけるような人間では
なかったと思うので。かかあ天下だったかもしれないが、それと自己の文学
は別個に置いていたと思う。
 物事にはくだらないこともあろうがそれと1人の全生涯を決めるものも
下らない、は決めつけすぎだ。あなたのは或る種決定論で、そういうことを
やってると人間にたいする盲目の一種にしかならない。あなた、自分は
人間を分かっていると思っているかもしれないが、逆で、日常に思想の根源
を還元することで1人の人間の全体像を逸する失敗例でしかないです。

985:吾輩は名無しである
15/04/07 21:55:33.20 .net
>>971
お前、切実に生きたことないだろ
これだから苦労してます顔の文学者は嫌いなんだよ
お前の存在そのものがくだらねーよ

986:吾輩は名無しである
15/04/07 23:04:46.77 .net
小林秀雄の感想はそれはそれとして、どうも小林の感想は多少パッセテックに
すぎるようだ。文学者の孤独な運命的な行動と言われると、それは三島の
本意ではないだろう。少なくとも楯の会を結成した時点で、この蹶起は
三島の決意に含まれていただろう、それは論理的な必然といってもいいような
ものだ。この大自意識家は隅々まで計算し尽していたに違いない。

987:吾輩は名無しである
15/04/08 00:20:33.12 .net
>>974
>小林秀雄の感想はそれはそれとして、どうも小林の感想は多少パッセ
>テックにすぎるようだ。文学者の孤独な運命的な行動と言われると、
>それは三島の本意ではないだろう。
 分かりますが、小林が〈孤独〉と言う場合、それは1人の人間が
作家になるそれ以前や以後を貫通し、生涯かけて自らの欠損を
満たそうとした、その全過程を指していると思うのね。
 三島ならばそこで小林が〈孤独〉と言う場合、生誕から幼少、
を含めた生涯を指して言ってるはず。必ずしも作家になってからの
ことを指してはいないはず。彼の幼少期での母の欠如。吹き裂かれた
ことを取り戻したい渇望。それと超絶的な絶対者が戦後社会で
喪失されていったことと復活させなければならないという使命。
その二重性。それは三島の全生涯を俯瞰する立場から初めて可能な
立論だし、三島における絶対者と幼少期とをつなぐことで可能な
作家論ですね。小林はそこまで言わないわけだ�


988:ッど。後年小林 の感想が実際に考証されてその鋭利さが再浮上するようなもの。  なので>>974氏が言うのよりも小林の言う〈孤独〉はもっと根源的 だし存在的なんです。ただ彼の書き方では小林一流の語彙で書かれて いくからパセティックではあるけども。ただわれわれが今 小林を読む場合にそこに拘泥してもあまり意味はないと思うので。  小林が「感想」で《彼は反省的意識にかけては大家だったろうが それでも自己が透明であったはずはない》というのはその辺のことまで 含んで言ってると思うのね。三島が反省の大家だったことは熟知 してる。しかしすべて見通しだったわけではない。《運命という暗い 力》というのは三島の幼少からの全生涯をとおして言えるはずだと すでに小林は考えていたと思う。またそこでしかそういう語彙は出 さないと思いますね。



989:吾輩は名無しである
15/04/08 05:27:53.72 .net
そのピエロがなぜピエロなのか?を彼の身上で考察するのは意味がある。しかし
そのピエロがなぜそんなピエロをやっているのか?を考察するのは全く意味がない。
ピエロがピエロをやっているのは当たり前、だけだから。
三島と親交があった人たち興味があった人たちのあの事件への反応に恐慌があったのは
三島をピエロとして楽しんでいなかったから。小林のおセンチな批評もそれ。
だからあの時のあれへのもっとも的確な理解は佐藤栄作の「三島は気が狂った」だろう。

990:吾輩は名無しである
15/04/08 05:51:42.41 .net
マツコデラックスがホワイトハウスの前で「神は偉大なり!」と叫んで腹切っても基地外と言って人は笑うだけだろ?三島の切腹も同じ批評でいいんだよ。

991:吾輩は名無しである
15/04/08 06:16:06.13 .net
ピエロが悲しきピエロをやったら「本物の阿呆は要らない」と鞭で叩いて城館から追い出してお払い箱にするだけだ。
ピエロに主人がなにかしらの人情的な思い入れをするようなら、そもそもで城館に住まわせないんだよ。
三島の扱いは美輪やマツコデラックスの扱いと同じ。できないヤツはピエロの主人(批評家)になるな。オマエも要らない。

992:吾輩は名無しである
15/04/08 07:32:46.84 .net
>>963
小林は運命だの宿命だの結果論から言っているだけで何も言ってないに等しいよ

993:吾輩は名無しである
15/04/08 07:45:54.22 .net
>さうでなければ、どうして確かに他人でもあり、孤独でもある私を動かす力が、それに
>備わっているだろうか。
だいたいこれ論としてそもそもおかしいだろ
万人を動かしたなら意味があるが、お前が勝手に思っただけだろという
小林の批評はつねにデタラメ

994:吾輩は名無しである
15/04/08 10:03:31.96 .net
今日は「春の雪」でも読むか

995:吾輩は名無しである
15/04/08 10:19:36.14 .net
伊東静雄のね。

996:吾輩は名無しである
15/04/08 10:21:14.13 .net
>>979>>980
 (笑)小林の語彙は独特にも見えるが前レスに書いたように、サル
トルやハイデッガー、吉本に通ずる批評の普遍的なラインを掴んでも
いる。
「様々なる意匠」で語ったのは自己にとって批評とはどういうものか。
だが、作家の生涯を流れる宿命その主調低音を自分が聴き、それに感応
することだとしている。あれが昭和4年で、三島が死んだのが昭和45年
。それだけ年月が経過して、それで出発時の批評を実践しているのが
あれを読むと今更のように分かる。結局小林にとっての批評とは1つ
のことだったんだとここで分かるし、それに気づいたときに彼は批評で
思想詩を書いていた人間だったんじゃないか今更ながらとハッとした。
これにいくらでも文句を言うことはできようが、小林にとって、
もはや他人からの批判は問題じゃなかったろう。これしかないと決めた
人間にとってね。三島にしてもそうだろう。もはや他人からの批判は
最後は問題ではなかったろう。
 小林の初期の批評に通じていればあの感想はそう不自然ではない。
あれは小林らしい批評。彼が


997:あの時点でも変わってないことの証明 だね。あれが嫌いな人間もいるのは知ってるが、あの方法によって 同時代の文学者や思想家にも通ずる批評の普遍性を狙っていることは 読めば分かる話なんで。俺は嫌悪感はないな。



998:吾輩は名無しである
15/04/08 13:25:53.37 .net
>>977
同意。三島のそこが好きなんだけどな。

999:吾輩は名無しである
15/04/08 13:43:56.38 .net
   小林秀雄氏頌
 近代日本文學史において、はじめて、「藝術としての批評」を定立した人。
 批評を、眞に自分の言葉、自分の文體、自分の肉感を以て創造した人。
 もつとも纖細な事柄をもつとも雄々しく語り、もつとも強烈な行爲をもつとも微妙に描いた人。
 美を少しも信用しない美の最高の目きき。獲物のをののきを知悉した狩人。
 あらゆるばかげた近代的先入觀から自由である結果、近代精神の最奥の暗所へ、づかづかと素足で踏み込むことのできた人物。
 行爲の精髄を言葉に、言葉の精髄を行動に轉化できる接點に立ちつづけた人。
 認識における魔的なものと、感覚における無垢なものとを兼ねそなへた人。
 知性の向う側に肉感を發見し、肉感の向う側に精神を発見するX光線。
 遲疑のない世界、後悔のない世界、もつとも感じ易く、しかも感じ易さから生ずるあらゆる病氣を免かれた世界。
 一個の野蠻人としての知性。
 一人の大常識人としての転載。
                小林秀雄氏頌〈初出〉「小林秀雄全集」内容見本・新潮社・昭和四十二年五月

1000:吾輩は名無しである
15/04/08 14:36:09.02 .net
>>985
小林の批評と同じくらい無内容だなw

1001:吾輩は名無しである
15/04/08 15:58:38.20 .net
はい、ただのキャッチコピーですから

1002:吾輩は名無しである
15/04/08 16:48:26.80 .net
>>985
ごめん、最後「転載」じゃなくて「天才」。

1003:吾輩は名無しである
15/04/08 16:57:57.68 .net
小林秀雄ヲタってまだ生息してたんだ
当時小林秀雄の新刊が出てもせいぜい2000部しか売れなくて
さらに買った奴でも通読したのが10人に1人とか
現在進行中の小林ヲタとか珍獣中の珍獣だぞww

1004:吾輩は名無しである
15/04/08 17:22:24.92 .net
三島ヲタで小林ヲタとなれば、生きた化石。

1005:吾輩は名無しである
15/04/08 19:46:05.73 .net
 小林秀雄と小林秀雄を知らない現代人とどっちが不毛なのか。アレを
読んでもピンと来ないってことは作家論を論じるにも存在論を論じる
にもセンスがイマイチってことになるわけだけどな。これで三島を
論じてもせいぜい「アレが好き」「これが分からなかった」程度
の好き嫌いで終わっちゃうのがせいぜいだろうし。または「ホモ
でした」的な3面記事的噂話か(笑)。
>>986
>小林の批評と同じくらい無内容だな
 とあるが、では「無内容」ではない批評とは何を誰を指すのか。
あるのだとしたらちょっと参考に教えてほしいんだがな。
 日本知識人でも柄谷・吉本がもっとも意識していた批評家が小林秀雄
だったことは読めば一目瞭然に分かる。

1006:吾輩は名無しである
15/04/08 19:54:26.15 .net
柄谷行人:ぼくがこんなこというとまずいけれども、小林秀雄はいいと
思っている(笑)。ほんというと。
渡辺直己:どんな点で?
柄谷:あらゆる点で。「霊界」も含めてね(笑)。まえに中上と二人で
「小林秀雄をこえて」と言ったときは、他の人は「一山いくら」と言う
感じで…やったわけですよ。
(中略)
柄谷:小林秀雄は当時としては最高の思想家ですよ。
『杼』第2号 1983年12月 26-27頁 「遊戯と建築」柄谷行人×
渡辺直己×絓秀実
吉本隆明:僕なんかは戦争中、あの人の書くものは雑誌だろうが本だ
ろうが出るごとに追っかけていって、文体だって真似しようと思えば
いつでもできるよっていうくらい、そりゃあ熱心に読んだもんです。
その戦争中まで、つまり初期から中期までに焦点を置けば、小林秀雄は
もう乗り越えがたき批評家だっていう評価になりますね。
『iichiko』 2001年summer 8頁 「小林秀雄の近代批評」吉本隆明
×山本哲士
 柄谷も吉本も賞賛ばかりじゃなく批判も相当するが、それも皆結局は
小林の呪縛から逃れられないでいる自己を表しているようもの。それ
位の決定的ファクターになってる。
 小林から完全に離れて批評があるのかっていうところで2人とも
考えてきてる。

1007:吾輩は名無しである
15/04/08 20:00:01.66 .net
>>991
当然に小林秀雄が不毛だ
何故なら何もいっていないから

1008:吾輩は名無しである
15/04/08 20:01:00.57 .net
>日本知識人でも柄谷・吉本が
この二人の名前を出した時点で終わってるw
まじめな議論の対象にはならんわ、オマエwww

1009:吾輩は名無しである
15/04/08 20:03:10.48 .net
小林は延々
いいものはいいとか宿命は宿命だとかトートロジーをレトリックで飾ってるだけで
そんなのにまいってる幼稚なおっさんとかホント勘弁してくれよと

1010:吾輩は名無しである
15/04/08 20:05:18.04 .net
おれは小林秀雄はいいと思ってるけど、
小林秀雄の名を口にする奴は、結局小林わかってる自分が偉いという話しかしないので
口にしないことにしている。
小林本人がわかってるかどうかと、小林が言ったことに共通理解があるかどうかは別だというくらいの事も
わからないやつがこけおどしのために持ってくることが相場なんだから小林も可哀想なもの。

1011:吾輩は名無しである
15/04/08 20:10:27.63 .net
小林自身が自分の方法論は批評とはひとりよがりの自己語りだといってんじゃん
いい歳こいた僕はいい歳なのに小林ファンです、という以上の何かではない

1012:吾輩は名無しである
15/04/08 20:14:43.26 .net
ヒトラーやスターリンがするひとりよがりの自己語りならさぞや面白かろうさ。
しかし小林ナントカなんてのが三文思想家や三文作家をどうのこうのと言ってるひとりよがりの自己語りがなんで面白いんだよw

1013:吾輩は名無しである
15/04/08 20:25:03.13 .net
ひょー論家が批評で書いてる私小説w おっそろしくくだらねえw

1014:吾輩は名無しである
15/04/08 20:44:40.97 .net
面白ければいいんじゃないかと思うけどねえ…。
URLリンク(twitter.com)
小林秀雄 @hideKoba_bot
本居宣長 @suzunoyanoushi
ツイッタに両氏の作品からのフレーズをつぶやくBOTがありますね。

1015:吾輩は名無しである
15/04/08 20:51:46.01 .net
だからそんなもん全然面白くねえよって言ってんだよアホw

1016:吾輩は名無しである
15/04/08 21:26:17.04 .net
くだらねえ、と思っている=面白くないものである。
なんとも視野狭窄な定義ですね。
小学生レベルの言葉のセンスかも。
宿題やったかい?(笑

1017:吾輩は名無しである
15/04/08 22:01:07.84 .net
お前はほんとに馬鹿だな
そろそろ教えてやるけど三島事件の核心を語るのに小林某なんぞの私小説的批評
を持ってくるのは見当違いだって言ってるんだよ
三島事件の背景を取材してないしそもそも三島なんかに興味が無い男が
好き勝手に殴り認めた文章なんか三島を冒涜しているにも等しいんだよ
お前はマネケだから一生理解できないだろうが

1018:吾輩は名無しである
15/04/08 22:07:32.08 .net
>>1003
できるんなら書いてごらん。
できもしないことを偉そうに(笑
小学生以下だね。
宿題もやってなさそう。

1019:吾輩は名無しである
15/04/09 00:21:45.77 .net
>>994
>この二人(柄谷・吉本)の名前を出した時点で終わってるw
 そう言える理由は?
 どうも「センセーショナルな言い方した人間が勝ち」という現代のネット
文化の典型的言い草しかないように見えるんだけど。断定するのはいいから
根拠をあげてくれないとレスしようがない。
>>995
>小林は延々いいものはいいとか宿命は宿命だとかトートロジーをレトリック
>で飾ってるだけで
 
 何度も繰り返すように小林なりのタームで存在論に橋をかけ、また作品の
感触に感応する自己を肯定しているだけなんだけど。これだけ繰り返しても
通じないというのは、意味が分からないのか。そうとしか思えないんだが。
>宿命は宿命だとかトートロジーをレトリックで飾ってるだけ
 宿命とか、ハイデッガーにおける「存在と時間」の導出する呪縛、拘束、
を表してるだけです。あなたお読みになったことがないのなら読まなけれ
ばならない。ハイデッガーにはそっくり和訳で〈宿命〉は出てくる。
この辺を把握せずにバカにするのはおかしいと思うぜ。

1020:吾輩は名無しである
15/04/09 00:37:51.18 .net
 あと何度となく「小林の批評はくだらねえ」的な話が出てくるが、そこで
じゃあ「くだらなくない批評」「面白い批評」とはどういうものか。
挙げてくれと何度も書いてるが書いてくる気配はない。
 柄谷や吉本も違う。だよな。じゃあ誰なのか(笑)。東浩紀か、宇野常寛か
。ちっとはまともに答えてくれないとただのセンセーショナリズムで括ら
れて終わりなんだが。根拠もなく権威を否定し騒ぎ立てていただけ、とね。

1021:吾輩は名無しである
15/04/09 00:46:36.57 .net
評論家の名をあげて評論家個人を全肯定するみたいなのはそもそも嫌い。
三島についていえば中村光夫の金閣寺の評論はいいな

1022:1001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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