三島由紀夫Part47at BOOK
三島由紀夫Part47 - 暇つぶし2ch725:吾輩は名無しである
15/03/18 09:48:11.61 .net
 vs東大全共闘って本で全共闘C芥正彦にだけは一目置いてたのがしゃべり口
から分かってそこは面白かったな。後に芥が三島のことを元全共闘の面々と
喋ってる座談会があって、思想的には三島のことを最も分かってるように思えた
ことがある。絶対者に捧げる供儀sacrificeとして燃焼させた死だとか。これに
よって真の国民国家創出を狙ったんじゃないかとか。
 三島とのあの日の対話でも、サシで対面してやってる感があるのは芥だけ
だよね。
 最後の古林尚との対談でも「なにが何でも絶対者を再生させる。それしか
ないと思ってます」と言ってるし、それが何を意味するのか、古林にも
分からなかったろう誰にも分からなかったろうと思うんだが。

726:吾輩は名無しである
15/03/18 10:28:17.39 .net
 失礼。サシで喋っていたのはあの日色んな人がサシでやってる。それを忘れて
いた(笑)
 
 若者は地位も名誉もないし集団になれば容易に権威や建造物やを破壊でき
る。しかしその後に逮捕されたり前科がついたりする。またその後も生きな
がられなければならない。三島は反対に切腹頓首で自を滅ぼしおさらばした。
 戦後日本のテロの系譜ってものを見直すと、資本制の支配と、そこで
生きながらえる生活、負の隠蔽、家族の偽りにたいするアンチの心性さが
あって、70年代の企業爆破、90年代のオウム事件まで尾を引いてる。て気が
するんだけど。
 三島も全共闘も、当時は元気で威勢がよかったわけで、しかし根底では
押し寄せてくる相対主義や貨幣価値の浸透、全面化にたいする後退戦ていう
のが本質だったんじゃないか。で、時を経た今ではすっかり世界全体は
浸透されてしまったということ。

727:吾輩は名無しである
15/03/18 12:00:07.54 .net
三島がフリーメーソンのメンバーだったという事実を抜きにして考察すると
三島現象の本質はみえてこないよ

728:吾輩は名無しである
15/03/18 12:53:02.63 .net
>>717
>真の国民国家
なんだ、それw

729:吾輩は名無しである
15/03/18 13:16:02.09 .net
>>720
 まあ他国家にたいし日本人という民族の独自さを主張しうる、天皇
という絶対者を信仰することによって成立する共同体ってことでしょうね
。彼はいかにして日本という国家の意味を国際的に成立させるかを
考えていたろうから。そこで三島の考える天皇には供儀sacrificeを後
から考えてみれば思いおこさせる暗部が当初から秘められていた。
あの生前から演技や小説で描いていた切腹への過剰な思い入れはそれ
と、すなわち三島の絶対者信仰と表裏一体のものでしょう。あの
「聖セバスチャンの殉教」にも通ずる。

730:吾輩は名無しである
15/03/18 13:25:33.40 .net
 もう少し言えばその絶対者とは現世の時間や価値やによっても聊かも
腐食させられない神性を帯びている。三島の考える絶対者はそうで、
よって貨幣価値や時間や物理によって腐食するモノは絶対者とは
言えない。むしろ欺瞞でしかない。
 ここまで考えればその絶対者とは、他界のもの、あの世のもの、
この世のものにはないことも想像可能。絶対者の衣装を着た偽善を
焼き尽くし、自らは時間や価値の腐食を受けないあの世に旅立つこと
がどうしても必須な行為となっていく。その行為は絶対者への
供儀としての切腹。という論理に見えるんですが。

731:吾輩は名無しである
15/03/18 16:17:45.09 .net
>>721-722
切腹が武家の作法であるとするなら、三島は天皇とは無縁なところで死んだことになる。
天皇は宗教の長であり、武家はその警護役に過ぎないのだから。
三島ほどの天才がそれを自覚していないはずはない。
それでも切腹を選んだのは、自身の天皇賛歌は劇であるということを自ら表現したためだ。
全共闘との対話でも、自身を劇化(戯画化)していることがよくわかる。
劇としての革命と劇としての天皇賛歌だから、和やかに敵対して終了した。
多くの人が指摘しているように、三島の死は、ただ、劇の幕を下ろしただけだ。

732:吾輩は名無しである
15/03/18 16:24:51.48 .net
三島の潮騒が好きだ。

733:吾輩は名無しである
15/03/18 17:26:16.64 .net
三島が青年時代軍隊を経験していたら、後年軍隊ごっこに興じることは絶対
なっかただろうな。反戦平和主義の先頭に立っていただろう。

734:吾輩は名無しである
15/03/18 17:37:27.93 .net
>>725
それは言い切れない。
東大卒の大蔵キャリアだ。
余程の懲罰召集ではない限り二等兵で戦地に送られることは無い。
東大卒の通産キャリアの中曽根は主計中尉で応召だ。
将校にとって軍隊は天国だ。軍隊賛歌をするヤツの方が圧倒的に多い。

735:吾輩は名無しである
15/03/18 17:40:14.35 .net
言い落とした。
ネズミの地獄はネコの天国。それが軍隊だ。

736:吾輩は名無しである
15/03/18 17:50:35.01 .net
日本の徴兵は平等でイギリス軍の捕虜になった一兵卒が帝大卒とか
イギリス人には信じられなかったとか
日本は戦前から平等社会だったからね

737:吾輩は名無しである
15/03/18 17:54:46.31 .net
ネトウヨ三島厨は歴史まで書き換えるのなw

738:吾輩は名無しである
15/03/18 18:00:22.67 .net
>>722
>という論理に見えるんですが。

という妄想に見えるんですが。

739:吾輩は名無しである
15/03/18 18:05:58.35 .net
田中角栄は終戦時上等兵か?
だから彼氏が日本を平和国家にしておく、だけは信じられるな。
ちなみに福田は軍隊にとられていない。
ただ彼は大蔵省主計官で現地視察に行っている。
そのときのおもてなしは将官級だったんだよ。
官官接待ならぬ軍官接待。大蔵キャリアってのはそういうものだったんだ。
だから福田の日本を平和国家にしておく、は信じられない。

740:吾輩は名無しである
15/03/18 18:19:08.86 .net
                           ト-、___
                     _,,-‐‐‐‐‐‐t-:、_ `‐、、_
                __,,,-‐'´     .:. ,,:.:``‐、;:;:;ヽ_
  ,,,_____,,..、_,,,,,-‐‐‐-、、_,,-'´    ............:.:/: .:.     ````ヽ、_
 〈=__,,,,__,,,,,,,,,,,,..::::::::::...  ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;ノ::.            `‐、、
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ヒ;-'´  ````:‐:‐:-:-.:__,,、、、、、  ....:.:.:.:.:.:.`:.:.:.:,;,;,;,;.:.:.;,;...........ヽ、ヽT   ◎ ヽ、
                 ````‐--:-:‐:':´:`:`´:: :::``:..、_:.:.:.:.:.:.:.ヽ、__ ,-==,  ポニョ モウ ニンゲン
                                 ````‐‐:-:-:-:-:‐"

741:吾輩は名無しである
15/03/18 18:25:41.51 .net
事実に接していないから、自分の確たる意見は持てないよね。
しかも、GHQのWGIPで、日本弱体化政策の中で育ったんだから。
初等教育で優等生なら、反日になってもやむをえない。
でも、もうそろそろ、うそで塗り固められた戦後史は正常に戻すべきだと思うな。

742:吾輩は名無しである
15/03/18 18:42:37.82 .net
だいたい三島が大蔵省に入ったのは戦後だろ
三島は醤油のんで徴兵忌避しなければ文系学生だったし
太平洋の藻屑となっていただろう

743:吾輩は名無しである
15/03/18 19:41:25.67 .net
>>726
丸山真男とか竹内芳郎とか。
読んだこともないだろうし、名前も知らないんだろうな。

744:吾輩は名無しである
15/03/18 20:12:40.99 .net
読んだことも無いし名前も知らんw
だからなんだ?w
ニュートン・シェイクスピア・モーツアルトなどなどと匹敵するほどの
その人は知らなきゃならん名前なのか?w
人類史的普遍な人しか知らんw 小物を知ってドヤで商売はしないw 
オマエみたいな低脳とは違うw 悪しからずwww

745:吾輩は名無しである
15/03/18 20:16:11.78 .net
>>736
三島と同じぐらいの大物かな。

746:吾輩は名無しである
15/03/18 20:19:37.89 .net
三島? おいおい そんな小物を出してくるなよw
ニュートン・シェイクスピア・モーツアルトなどなどと匹敵するほどの大物だwww 

747:吾輩は名無しである
15/03/18 20:42:14.68 .net
三島は、気管支炎を胸膜炎と間違われて、即時帰郷になった、と書いているが、
三島にとっては、信じられない幸運だった。しかしこれが、自衛隊の美化、楯の会へ
つながった、と思えば、皮肉だ。

748:吾輩は名無しである
15/03/18 21:13:55.94 .net
これは本当の話だけど、盾の会のユニフォームは、高島屋製なんだよ。
軍隊にしては、立派だよね。

749:吾輩は名無しである
15/03/18 21:56:13.98 .net
>>728
嘘こくな。財閥の息子とかコネ入隊な奴らは安全な内地とかに配置されてた。

750:吾輩は名無しである
15/03/18 22:10:40.78 .net
>>740
あの格好いいユニフォームは堤清二が手配したんだってな。

751:吾輩は名無しである
15/03/18 22:12:08.18 .net
メーソンつながりですね

752:吾輩は名無しである
15/03/18 22:27:21.79 .net
>>742
いかにもおもちゃの兵隊っぽいな。
そういえば、「おもちゃのチャチャチャ」という歌があったな。
悪友・野坂昭如の作詞だった。
「なまりのへいたいトテチテタ/らっぱならして今晩は」
楯の会の隊歌らしい。

753:吾輩は名無しである
15/03/18 22:48:15.04 .net
どっかの建物の屋上で行進パレードやってたなあ。

754:吾輩は名無しである
15/03/18 22:48:56.30 .net
学徒出陣で二等兵で入隊した学生は士官候補生扱いで、
実際ほとんどが1年足らずで将校になっている。
真空地帯にほっぽりこまれた尋常小学校卒の水呑小作人新兵とは全く違うんだよ。
なにが平等だよ。ノラクロバカw

755:吾輩は名無しである
15/03/19 02:45:05.32 .net
>>735
丸山?普遍性のない、似非思想家。あまたいる反日の税金大学奉職者だね。

756:吾輩は名無しである
15/03/19 08:05:50.02 .net
三島が軍隊に何を求めていたかは「蘭陵王」を読めば分かる。
しかしそれは普通軍隊ではあり得ないことであることを三島が知らなかった0
はずがない。それが非現実的なことを知っていて、楯の会に夢を託したのだな。

757:吾輩は名無しである
15/03/19 20:37:51.83 .net
盾の会って、まさに三島のファンタジーの産物だよね。
しかしどうして、自衛隊に入隊しなかったのかな。
歳とってたらダメなの?

758:吾輩は名無しである
15/03/19 22:06:18.74 .net
 1月ETVで放映された「知の巨人たち」で『金閣寺』を紹介するとき、
‘コンプレックスから放火する’と紹介してたと思うが違いますよね。
「三島はコンプレックスに苛まれた人間が、絶対の美を燃やして
生きようとする姿を描きました」(ナレーター)
 これをドナルド・きーンが語る以下のコメントが裏付ける。
「美は主人公の敵。彼は非常に醜い人。言葉はほとんどできない。彼は
子供の頃から美しいもの、誰か美しい刀を持っていてそれを傷つけ
る。何も理由なしに、ただ美であるから。そういう人。美は一番
自分の敵だと。それを殺さなければならないと三島さんは考えた」
 たしかに美しい刀の鞘を傷つけるシーンは前半で出てくるが、あれ
は単に美を傷つけるのではなく、現存する美の非-絶対性、物理的
力による侵入にいともたやすく失われてしまうその寓話として
描かれている。単なる美への反感とはちょっと違う。コンプレッ
クスはそのまま直載には美への殺意へは向かない。媒介として、
主人公における美のイデアが挟まってくる。

759:吾輩は名無しである
15/03/19 22:08:09.30 .net
747つづき
 やはり前半にある主人公の内部の金閣への讃歌と、実際の金閣への失望を
みれば、もはやあの時点で現存する金閣とは美に値しないことはもう萌して
いる。また、やはり前半にある、近所の女が脱走兵と病院で知り合い交わり
妊娠し、その男を寺に匿い、ばれて二人とも掴まりそうになる直前で心中
するエピソードとも照合する。現世では成就しない愛は滅びることで成就
しうるという思想。
 自分の内部で輝く金閣をそっちの方が真実に美なのだと、金閣とは主人公
が見出す美に付きまとい同一化する美の観念である。そういう妄想から
実際にある金閣とは贋物である。また真の美とは物理的な条件や相対性に
左右されるものではない。そこから現存としての金閣を滅ぼすべき結論に
達する。それは彼の内部にあるイデアこそが金閣であり真の美であるという
思想ですね。現存する美としての実在する金閣を焼かねばならないという
結論はそれでしょう。
 三島という特異なイデアリストにのみ、それが根底にあって初めて
描けた小説ということでしょう。

760:吾輩は名無しである
15/03/19 22:13:46.20 .net
水上勉の「金閣炎上」読んだあとだと三島の金閣寺なんぞバカバカしく思える
三島は小林秀雄との対談で「あんな事する奴はなんにも考えてません」だと
三島こそなんにも考えてない人間だったのではないか
三島の人生観は間違ってたからこそああいう悲惨な最期だった

761:吾輩は名無しである
15/03/20 00:11:04.78 .net
>>749
体験入学はしている。ある程度自衛隊ごっこはしている。

762:吾輩は名無しである
15/03/20 11:49:42.57 .net
>>752
少なくても他人を巻き込んじゃいけなかったし、さらに多くの他人を巻き込もうとしたのが悲惨だったといえるかもしれない。
同行者たちは三島との長期間の接触によって納得していたからいいのだろうが、演説された自衛隊員は不愉快だっただろうな。
自分と他人の境界を見失った知識人というのは、惨めだ。
なぜ、自分の劇の中に、観客ですらない外部の通行人を取り込もうとするという、大きな錯誤を持ち込んでしまったのだろう?

763:吾輩は名無しである
15/03/20 15:18:43.27 .net
もともと三島は、「大義がなければ人は生きていけない」と言っている。
左翼化していく日本のなかで、彼は生きていく大義をなくしていったのではないか。
幕引きはあらかじめ自分で行うことにしていたので、もはやこれまで、と人生の幕を引くことに決めた彼は、
フィナーレとして演説をし、日本の男として華々しく散る、そのことによって、自衛隊員のこころに、
自分の主張が残ると、一縷の望みを賭けたのではないだろうか。

764:吾輩は名無しである
15/03/20 15:46:20.76 .net
>>755
そうだとしたら、なぜ他人を巻き込んだんだろうね?
他人の一人は三島とともに死ぬことを選び、他の人も、結果はともかく、そのときは自分の人生のすべてを賭けたと思う。
自分の行為が他者にとってはなんの価値もないことは、三島自身が一番良く知っていたんじゃないかな。
なぜ、他人を巻き込んだのか、そこが一番理解しにくいところだ。

765:吾輩は名無しである
15/03/20 16:58:04.65 .net
ここは下世話な話になるから、文学を語りたい人は読まないでね。
>>756
他人の一人って、森田必勝のことだよね? 自説だが、彼と三島は肉体関係があったんじゃないかな。
なぜなら、剣道が上手い人材は他にもいたのに、わざわざ剣道が下手な彼に介錯させたから。
いわば心中。あとの3人は、もともと死ぬ気はなかったと思うよ。

766:吾輩は名無しである
15/03/20 18:35:34.77 .net
>>757
それには同意したくないんだ。
かりにそうだとしても、他にも人生を賭けた人がいたし、演説を聞かされたり、目の前で巻き込まれた人にとっては、それは許せないことだと思うんだ。

767:吾輩は名無しである
15/03/21 11:27:21.24 .net
≫体験入学はしている
花嫁学校か?

768:吾輩は名無しである
15/03/21 14:03:25.71 .net
URLリンク(www.mod.go.jp)
自衛隊生活体験のページ♪

769:吾輩は名無しである
15/03/21 17:43:13.64 .net
体験入隊したけど使いもんにならなかったんだよな

770:吾輩は名無しである
15/03/21 19:36:52.56 .net
なるほど・・・。それで、記念撮影だけして、帰ったのか。

771:吾輩は名無しである
15/03/22 10:45:48.47 .net
>>757
あれは恋人というより分身もしくは親子だと思う。
禁色とか天人五衰の関係。
彼は敗戦のときに生まれた子だから辻褄合うし。

772:吾輩は名無しである
15/03/22 13:03:57.19 .net
流れ遮ってごめん
中島らものエッセイのなかに
三島由紀夫はその文学論の中で「悲劇の主人公というものは愚か者でなければならない」ということをいってる
とあったんだけど、
これ、もしくはこれに近い記述が載ってる三島由紀夫の本を知ってる奴タイトル教えてほしい

773:吾輩は名無しである
15/03/22 19:05:36.21 .net
代表的なのは『金閣寺』かな・・・。

774:吾輩は名無しである
15/03/22 19:48:41.22 .net
>


775:>765 金閣寺と潮騒は読んだ。 物語じゃなくて、論述とかエッセイ(あるかしらんが)形式のものがいいんだ。 できるだけ>>764の記述に近い言葉が載ってると有難い。 三島ソムリエはいないのかな。



776:吾輩は名無しである
15/03/22 21:21:09.41 .net
>>764
いろんなとこでその質問しているようですね

777:吾輩は名無しである
15/03/23 08:50:26.53 .net
>>764
どこかで見た記憶が……でも、思い出せばない、ここまで出かかっているのだけれど……

778:吾輩は名無しである
15/03/23 09:09:49.80 .net
>>767
全く情報が出てこないんだもの
らもの創作なのかなー。
三島由紀夫ってファン多いだろうから誰か知ってると思ったんだけど
>>768
えっがんばれ!!がんばれ!!!
思い出して!頼む!

779:吾輩は名無しである
15/03/23 10:45:56.62 .net
文化防衛論か不道徳教育講座

780:吾輩は名無しである
15/03/23 11:38:52.53 .net
サド侯爵夫人
わが友ヒットラー
とか・・・。

781:吾輩は名無しである
15/03/23 13:00:39.51 .net
天才バカボンを子供と取り合って読んでる話でも
英雄はいつもひどい目に遭うって言ってたけど

782:吾輩は名無しである
15/03/23 17:09:14.81 /+nAlsxb7
人にもの尋ねるのに「知ってる奴」はないだろ w

783:吾輩は名無しである
15/03/23 17:09:50.20 /+nAlsxb7
ニーチェ論だろ

784:吾輩は名無しである
15/03/23 17:08:33.55 .net
>>770
別スレで聞いた時は不道徳教育講座には無かったって言われたんだけど…
まあ読んでみる
>>771
サンクス買うわ
>>772
ニュアンスが違う気がするww
三島由紀夫ってバカボン読んでたんだ

785:吾輩は名無しである
15/03/23 19:03:11.63 .net
【社会】三島由紀夫の東京五輪取材ノート、全集未収録の全58ページ発見 取材記者としての意外な一面がうかがえる内容[03/23] ©2ch.net
1 :すらいむ ★ 転載ダメ©2ch.net:2015/03/23(月) 16:22:56.42 ID:???*三島の東京五輪取材ノート=全集未収録の全58ページ発見
 昭和期を代表する作家の三島由紀夫(1925~70年)が、64年の東京五輪を取材した
ノートが見つかり、23日までに発売された雑誌に内容が掲載された。選手のリアルな表情が
生き生きと具体的に描かれ、三島の取材記者としての意外な一面がうかがえる。
 三島は朝日、毎日新聞などの特派記者として五輪を取材。寄稿記事は全集にも収録されたが、
ノートの全体像は分かっていなかった。
 ノートには10月10日の開会式から各競技の模様、同24日の閉会式までを58ページに
わたり記録。重量挙げで金メダルを獲得した三宅義信選手については「上げる前に、両手を
つかへ天を仰ぎ、口をモグ※(※=くの字点)させる。更に上を仰ぎアウッと叫ぶ」と生々しく
描写されている。
 三島由紀夫文学館を運営する山梨県山中湖村が遺族より入手した資料から発見。佐藤秀明
近畿大教授らが確認を進め、全文を研究誌「三島由紀夫研究(15)」に掲載した。実物は
24日から同館で展示する。
 文芸評論家の松本徹同館館長は「三島に国粋主義的な態度が現れていた時期だが、それが
全く出てこない。日本を代表する作家として、国際的視野に立ち表現しようとした姿勢が
うかがえる」と話している。

786:吾輩は名無しである
15/03/23 21:51:52.87 .net
>>775
三島は漫画が好き。
梶原一騎とか赤塚不二夫が特に好きだったそうだ。

787:吾輩は名無しである
15/03/24 01:39:02.08 .net
前にあしたのジョーの話が出てたな

788:吾輩は名無しである
15/03/24 08:31:35.22 .net
ディズニーランドも好きだったしな、今でも生きてたらアズマンと対談して欲しかったw

789:吾輩は名無しである
15/03/24 10:24:08.20 .net
>>779
誰、それ?

790:吾輩は名無しである
15/03/24 15:37:05.61 .net
>>779
アズマンって、もしや吾妻ひでお? あの人読書家だし・・・。
小さい頃、おばあさまが選んできた女の子としか遊べなくて、不服に思っていた三島が、
ディズニーランド? ミッキーと戯れるの?? やっぱりあの人はわからない。

791:吾輩は名無しである
15/03/24 15:56:28.08 .net
>>781
吾妻ひでおってまだ生きてたんだな。
天才漫画家だから、天才同士で三島とは気があったかもしれないね。

792:吾輩は名無しである
15/03/24 20:49:30.85 .net
つげ義春のマンガも好きだったらしい

793:吾輩は名無しである
15/03/24 23:23:39.20 .net
今、『豊饒の海 第一巻 春の雪』 を冒頭120頁ほど読んだが、ちょっと掴みがイマイチかなあと思った。
『禁色』『午後の曳航』みたいなキャッチーな部分が無い気がする。
三島らしい=「ホモくさい、死にたい気分」そういった部分がなく、綺麗な感じがちょっと単調かなあ・・

794:吾輩は名無しである
15/03/25 21:53:58.42 .net
>>782
三島はロリを理解しない気がする
>>784
仮面と禁色しかホモなくね?

795:吾輩は名無しである
15/03/25 22:53:23.36 .net
そのへんからおもしろくなってくるから

796:吾輩は名無しである
15/03/25 22:59:01.47 .net
手塚治虫と白土三平は嫌いだってね
大猿大助なんて三島が理想とする男の中の男だと思うんだが

797:吾輩は名無しである
15/03/26 05:15:32.02 .net
歴史観がGHQの日本弱体化政策そのまんまだったからだろう。

798:吾輩は名無しである
15/03/26 07:45:21.87 .net
>>784
「春の雪」……伝統文化。三島の美学の根幹だろう。ここをしっかり読まなくては。

799:吾輩は名無しである
15/03/26 11:05:05.99 .net
>>785
ロリも軍事ごっこも同じじゃないの?

800:吾輩は名無しである
15/03/26 11:37:02.61 .net
>>789
はっきりいって書割みたいだよね

801:吾輩は名無しである
15/03/26 11:49:48.51 .net
花ざかりの森読んだけど文章が平板だったな

802:吾輩は名無しである
15/03/26 14:23:29.00 .net
感じ悪いスレだな

803:吾輩は名無しである
15/03/26 14:32:54.18 .net
三島を誉める人もいれば貶す人もいる。
それだけのことじゃないの?
それぞれ納得しやすい理由を書いてほしいとは思うが。

804:吾輩は名無しである
15/03/26 15:05:35.70 .net
横だが花ざかりがいいという得しやすい理由を書いてほしい

805:吾輩は名無しである
15/03/26 18:00:31.59 .net
「花ざかりの森」って、確か川端康成も当時読んでるんだよね?
彼がどう評価したのかは知らないが。

806:吾輩は名無しである
15/03/27 00:19:24.54 .net
評価したから文壇デビュー出来たんじゃない?
確か三島自信も花ざかりに関して中身がないって回顧してた気がする

807:吾輩は名無しである
15/03/27 00:48:10.65 .net
スレリンク(psycho板:30番)
  ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

808:吾輩は名無しである
15/03/27 02:36:53.51 .net
久しぶりに覗いたら、デタラメな話が並んでて唖然としたw
「花ざかりの森」は昭和16年に同人誌「文芸文化」に発表。遺書代わりに無理矢理七丈書院から出版して
もらったのが昭和19年。時節柄完売したようだが、200部とかそんなものだろうし、これをもって文壇デビュー
とはいいにくい。川端も読んではいないだろう。当時は全く面識ないわけだし。野坂昭如はたまたま買って、
その早熟ぶりに驚いたと書いている。
三島の実質的な文壇デビュー作は戦後すぐの「煙草」。これは川端の推挽による。戦後、時代遅れとなった
自分に気づいて、かけずり回り強引に掴んだのが川端の手蔓。
醤油呑んで徴兵忌避したとか、ウィキ辺りのつまみ喰いでデタラメ言うのはいけない。
>>739が近いこと書いているが、赤紙応召の入隊検査時に、単なる風邪を肺浸潤(要するに結核)と誤診
されて即日帰郷となった。意図的に入隊忌避を狙ったわけではない。ただそんな気持ちが全くなかったか
というと微�


809:ュで、その辺の心理は「仮面の告白」に正直に詳しく書かれている。 他にも色々言いたいはあるがやめ。とにかく少しは調べてからカキコ願う(一部の人向けね)。



810:吾輩は名無しである
15/03/27 08:00:40.28 .net
>>799
自分の思い違いかと思って、それこそWikipediaを見てみたら、あなたの方が言ってることは間違っているよ。
川端との面識は、「花ざかりの森」の時点でこそなかったにせよ、三島の同人誌時代に彼を発掘し、書簡のやり取りもしていた川端が、
三島から贈呈された「花ざかりの森」を読まない方が不自然で、読んではいないだろうと言い切るあなたの方が不自然じゃない。
徴兵を逃れるために醤油を飲んだなんて、ウィキどころかどこにも書いていないし、「仮面の告白」を読んだ人ならみんな事実を知っている。
思い違いは誰にだってある。でも、仮にも文学板にいるなら、もっと知的に指摘出来ないのかな。

811:吾輩は名無しである
15/03/27 08:52:54.13 .net
どうして川端の知遇を得たか、三島本人が記憶があいまいだと書いている戦前、
戦後のことを、想像で書くのはどうか。最低「遍歴時代」くらいは参照しよう。
794は「花ざかりの森」は「200部とかそんなものだろうし」と想像で書いているが、
4000部が一週間で完売(遍歴時代)である。戦時下としては異例の出版である。

812:吾輩は名無しである
15/03/27 10:31:35.13 .net
親父のコネで紙を自分で調達したからな

813:吾輩は名無しである
15/03/27 11:08:37.31 .net
あんまりよくは知らないけれど、
新潮の文庫で川端と三島の往復書簡が出たんだろう?
三島が花盛りを川端に送って、川端が礼状書いたって話だ。
川端は文芸時評やってたくらいだから、当然読んで三島を理解したんだろう。
川端の文芸時評も文庫で出ていたはず。
URLリンク(www.youtube.com)
川端三島伊藤の鼎談の一本め。2,3はこれのひも付きで見られるだろう。
三島の推薦文が川端の受賞に大きな役割を果たしたことは、事実だといっていいと思う。
まあ、心の中まではわからないが。

814:吾輩は名無しである
15/03/27 11:21:19.71 .net
川端が花ざかり読んでないとか酷いデタラメですね
三島発掘した川端が読んでないわけないでしょ

815:吾輩は名無しである
15/03/27 12:49:10.12 .net
出た当時に読んだ訳じゃないって言ってるだけだと思う

816:吾輩は名無しである
15/03/27 13:06:48.77 .net
最近はほんとに春だな。

817:吾輩は名無しである
15/03/27 14:09:47.45 .net
ネトウヨ好かれててかわいそうな作家

818:吾輩は名無しである
15/03/27 14:12:52.18 .net
自業自得だと思う まあ当時はいなかったからその限りではかわいそうかもな

819:吾輩は名無しである
15/03/27 16:53:21.46 .net
三島文学の真価と右翼は関係ないだろう。
ワグナーの音楽がナチズムと、宣長の業績が軍国主義と関係なく評価されているように。
時が判定する。

820:吾輩は名無しである
15/03/27 17:02:16.49 .net
そりゃ三島文学と右翼は関係ないよ
ただ三島っていう人物をネトウヨが好いてる傾向にあるっていうことでしょ

821:吾輩は名無しである
15/03/27 17:11:22.77 .net
ネトウヨって右翼のサブセットだろ?

822:吾輩は名無しである
15/03/27 17:13:57.84 .net
川端康成の評論は伊藤整の代筆だろ
三島の文芸評論のいちぶも誰かの代筆だと思う

823:吾輩は名無しである
15/03/27 17:27:14.18 .net
大江みたいな世界文学と比べるとなんてことないよ三島は
川端と一緒で観光絵葉書みたいなものだ
ネトウヨは文学について何も理解していないからわからないだろうが

824:吾輩は名無しである
15/03/27 17:39:52.76 .net
>>812
読んでませんね(笑
>>813
まさにその通り!(笑
大江の文学は村上文学と同じで、まるでどの国の言語にも翻訳可能のよう!要するに取り扱い説明書と同じ(笑
川端や三島の文学は、翻訳でうかがい知ることができるのはあらすじレベル。
日本語を知らなければ理解できない独自の世界を構築しているのだ。

825:吾輩は名無しである
15/03/27 17:49:31.40 .net
>>814
ハラキリ、ゲイシャみたいに受け入れられているだけで
普遍的な価値がないよな三島には

826:吾輩は名無しである
15/03/27 18:10:40.21 .net
三島はもっとも英訳しやすい作家だといわれている、
とは佐伯彰一の言だった。
わたしとしては、これはうなずける。
文章のうち詩的とされる要素にしても、象徴主義の線で訳せるだろうと思う。

827:吾輩は名無しである
15/03/27 18:16:56.36 .net
三島のレトリックというのは、とくに古典文学的というようなものではない。
それらしいのは、対句の多用くらいじゃないか。
たとえば謡曲めいた言葉遣いなどがあるので、
読者がそういうふうに思いやすいだけである。

828:吾輩は名無しである
15/03/27 18:18:40.60 .net
井上ひさしなどのある種の作品のほうが、
はるかに「古典的」で、訳しにくいだろう。

829:吾輩は名無しである
15/03/27 18:20:54.19 .net
三島ってウヨの思い入れに反して実際は春樹なんかと同じ限りなく通俗小説に近い文学だよな

830:吾輩は名無しである
15/03/27 18:32:24.99 .net
まずなあ、文学に関して、外国に受け入れられる、ってことの是非から考えろよ(笑
日本という国は古事記の昔から外国への関心は薄い。必要になったら、こちらから取りにいく。
だから、普遍的な価値、なんてことには価値を見出そうともしないわけだ。
取り説文学になんの意味が?大体西欧に行ってみろよ。どこのどいつが普遍的な価値を目指している?
グローバリズムってのは一部の特権階級に富を集中させる仕組みを構築するもの。
なんで文学で取り説方向を目指すんだよ?だから衰退するわけだ。取り説作るのに文学なんて要りませんから。
なんでもかんでも金に縛られやがって。
まあ、GHQの日本弱体化政策はみごとに成功しているな。
アホサヨが大学へ巣食って反日売国奴教師の製造機械になっているわけだから。
三島や川端の嘆きは的中してる、って意味で彼らは慧眼だ。

831:吾輩は名無しである
15/03/27 18:32:52.10 .net
リズムに関しては、「草枕」の出だしとか、ああいうそのまま小唄・端唄にできそうなのが、
いわば(ある時代のとつくが)「日本的なもの」だな。

832:吾輩は名無しである
15/03/27 18:39:19.16 .net
>>820
>アホサヨが大学へ巣食って反日売国奴教師の製造機械になっているわけだから。
知的コンプレックス強すぎw

833:吾輩は名無しである
15/03/27 18:40:14.05 .net
〈智ちに働けば角かどが立つ。情じょうに棹さおさせば流される。
意地を通とおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい〉
こういう語呂。

834:吾輩は名無しである
15/03/27 18:44:50.58 .net
>>822
いいかげん現実を直視するんだ(笑

835:吾輩は名無しである
15/03/27 18:51:12.94 .net
>>820
ドストエフスキーもマンもフォークナーも普遍的な価値に訴えてますが

836:吾輩は名無しである
15/03/27 18:59:53.80 .net
三島由紀夫は、基本的には、翻訳文学で育った人だ。
今の人とちがうのは、ばあさんが歌舞伎や純邦楽のレコードをたくさんもっていたとか、
そのくらいのことである。たとえばお袋や姉などが、
家にお師匠さんを呼んで、謡だとか、仕舞だとか、あるいは、
長唄だとかのお稽古をしているというような家の人でもない。
ようするに、自分でやったことがないし、子供のころに見よう見まねが身に付くような成育環境でもない。
つまり、漱石とか芥川とかとは、もちろん時代が違うけれど、全く違う、
性根が「近代日本人」なんだな。

837:吾輩は名無しである
15/03/27 19:11:26.02 .net
>>825
いいかげん目覚めなさい(キリツ
>>826
生活環境で本人の資質を決定するの愚

838:吾輩は名無しである
15/03/27 19:34:42.76 .net
「三島歌舞伎」にしても、本人の創作部分は、いうなれば擬古文新劇であって、
歌舞伎的な部分は、古典作品からの引用、つまりコピペだ。

839:794
15/03/27 22:18:05.72 .net
カキコ後放置してさっき覗いたら結構賑わってる♪
手厳しいことを言われているが、確かに軽率ではあった。まあ、賑やかしに役立ったということで
ご寛恕のほどを(震え声
以下でポイントだけ言い訳させてもらう。

840:794
15/03/27 22:20:06.07 .net
「私の遍歴時代」は当然読んでいたのだが、もう一度確かめなかったのは自分の落ち度。たまたま
とはいえ、一介の野坂が入手したほどだから、二百は少なすぎw
しかし初版四千というのはすごい。今でも初刷は三千ぐらいじゃなかろうか。
三島が川端と初めて会ったのは昭和21年正月。それまで面識はなかった。往復書簡は読んだことないが、
「私の遍歴時代」を読む限り、それまでに手紙のやり取りがあったとは思えない。
それでも「花ざかりの森」は出版当時に読んでいて(贈呈した?)、賞讃したとのこと。これは自分の
勘違い。ただし、これと「煙草」での戦後文壇デビューとはあまり関係ない。
三島は文壇デビューを二度経験していると言えるかもしれない。先ず「花ざかりの森」、終戦でご破算と
なり「煙草」で再デビュー。どちらもデビューと呼べるか微妙だが。
醤油呑んで徴兵忌避云々は、>>734への反論。また今のウィキがどうなっているか調べずにレスするがw、
以前の三島の項では、いかにも三島が意図的に徴兵逃れを画策したかのように書かれ、当時は徴兵逃れが
横行して、醤油を呑んで検査を受ける者もいたなんて書かれていたから、それらを勝手にツギハギした
のが731のレスじゃないかと文句を垂れたつもりなのだ。
以上言い訳終わり!

841:吾輩は名無しである
15/03/27 22:39:57.69 .net
ネトウヨが我慢できずに出てきてワロタ

842:吾輩は名無しである
15/03/27 22:57:30.10 .net
〈霞立つすゑの松山ほのぼのと浪にはなるるよこ雲の空  (藤原家隆)
これは二首とも自然の事物の定かならぬ動きをとらえたサイレント・フィルムだ。
しかし、こんなに人工的に精密に模様化された風景は、実はわれわれの内部の心象風景
と大してちがいのないものになる。〉(三島「新古今集珍解・存在しないものの美学」)
こういう解説は、いかにも受け入れやすいのだが、じつはまったく近代文学的なものだ。
1君をおきてあだし心をわが持たば末の松山波も越えなむ 古今集 東歌・よみ人知らず
2契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山波越さじとは 清原元輔
2は1の本歌取りだが、つまり、末の松山と波、というのは、
変わらぬ恋心を表すさいにワンセットで出てくるものだったのを、
家隆はあえて叙景歌のようにしてズラしたわけよ。そして、そのズラしが新味だった、と。
横雲の空、というのも、春曙をあらわす等にの決まり文句で、ほかにもたくさんある。
定家の、春の夜の夢の浮橋とだえして峰にわかるる横雲の空、とか。
「叙景歌のように」というのは、もとより現実の景色を眺めて詠んでいるのではなく、
心象を呼んでいるのでもない、なんら対象記述としての叙景ではないからだ。
いうなれば、過去の有名な歌を素材にした変奏なのだな。
三島の叙景は、書割のようだ、と悪く言われるように、実作の上では、
同じような、のちにポストモダニズムが再評価するプレモダン的な手法、
頻繁にを用いた。ところが、理解のほうは、あくまでもモダンだった。
いうなれば、やっていたことと思考とがかみ合っていなかったということだ。

843:吾輩は名無しである
15/03/27 23:29:42.70 .net
和歌にかぎらず詩を解釈する、というのは、実際ばかばかしいことなのだが、
あえてすると、
これはむしろ、春の夜明けの後朝(通い婚だから)の別れ、
を遠回しに景色に託して詠んだ、というほうが、本筋なのだ。

844:吾輩は名無しである
15/03/28 05:53:31.97 .net
三島は国内よりも、フランスあたりの海外での評価の方が、高いのかなという気がしてきた。

845:吾輩は名無しである
15/03/28 06:28:49.82 .net
日本語で読まれていない三島に何の意味が?(笑
ある意味、翻訳と言うのは芸術に対する冒涜だ。
取り扱い説明書なみ。

846:吾輩は名無しである
15/03/28 07:40:11.51 .net
>>834
オリエンタリズムの対象としてな
三島死後、日本の文芸批評では三島はボロカス
>>839
翻訳して価値が消える小説には最初から価値が無い
日本風味みたいなものをまぶした本体は完全に空虚なものだ

847:吾輩は名無しである
15/03/28 08:01:31.71 .net
>>836
翻訳しか読んだことがない、とか、あらすじだけわかれば読んだ気になる、ってタイプの人間の言葉だな。
川端は外国語の話者に翻訳で理解されるか、懐疑的だった。
まあ、 >836 よりは川端の感覚を信じたいね。
言葉ってのはそれぞれ言語特性があるもんだ。そんなこともわからんのなら、取り説よんでりゃ十分。

848:吾輩は名無しである
15/03/28 08:42:48.82 .net
>>832
同じ言葉で違う意味合い。
家隆は、そこはうまく使ったわけだ。
でも、あまりいい歌とも思えないw
いつも和歌を紹介してくれる人みたいだけど、また頼むね。

849:吾輩は名無しである
15/03/28 08:48:14.69 .net
オリエンタリズムの対象、とばかりはいえないだろう。
たとえば、フランス・イギリスで上演された「サド侯爵夫人」なんかは、
まるで当てはまらない。
主人公に、サド本人ではなく、奥方をもつてきた、うえに、女しか出てこない、
というアイデアは気が利いているし、
コスチュームなどにも凝れるから、
やはりそれなりに美々しいわけよ。
ただし、ほとんど宝塚みたいなかんじに面白い、
ということであって、それであちらのギャルみたなのにも受けたんで、
インテリは、べつに高尚だとは思っていないだろう。

850:吾輩は名無しである
15/03/28 08:57:42.35 .net
なお、サドについての今日的な観点の批評は、(うかつにも、これは最近知ったのだが)すでにアドルノ・ホルクハイマーのがあり、
ジャック・ラカン、ロラン・バルトのものが、ほぼ「サド侯爵夫人」と同時代にあった。
これらは、「知的水準」にかんしていえば、三島のみならず当時の日本人のサド理解とは、かなしいというべきか、
あたりまえ、というべきか、比較にならない。
というわけで、高尚だと思うのは、ヨーロッパでは、あまり教養のない人ということになるだろう。

851:吾輩は名無しである
15/03/28 09:31:22.85 .net
三島の小説全般知的水準なんって要求して無いだろ
宝塚というのは面白い言い方だが憂国なんてマンガみたいだ
あんなのに思い入れを抱いている右翼ってバカなんだろうなあと思う

852:吾輩は名無しである
15/03/28 09:42:29.24 .net
>>837
中身が何も無いから翻訳したら言語特性wとやらも消えて何も無くなる

853:吾輩は名無しである
15/03/28 10:32:07.51 .net
「憂国」が、マンガみたい、というのは、たしかにそうだ。
漫画よりは劇画原作的だけどな。
「春の雪」は新派みたい(そもそも「鹿鳴館」は新派の劇だ)、
「奔馬」は新国劇みたい、といえる。
しかし、その大衆性は、三島文学の長所じゃないのか。
ときに本人と、一部のファンが、
なんだか「お芸術」であるかのようにに錯覚していただけのことであって。

854:吾輩は名無しである
15/03/28 10:59:23.49 .net
>>842
ここまで毛唐の追従して楽しいのか?(笑 GHQはさぞ満足だろう

855:吾輩は名無しである
15/03/28 11:06:03.98 .net
つまんない死に方したよなぁ
平民の出で切腹って封建時代の人が聞いたら笑うんじゃないかな

856:吾輩は名無しである
15/03/28 11:22:49.46 .net
武士道に関する理解がないな。

857:吾輩は名無しである
15/03/28 11:53:18.33 .net
サムライの子孫らしく天晴な死に様

858:吾輩は名無しである
15/03/28 11:58:55.04 .net
つい先日しったばかりだが、枝吉神陽などは、
「葉隠」について否定的だったのだな。
国学者にもいろいろある、ということなのか、
それとも、国学者としては、「葉隠」のようなものは、
いかにも儒教的ということで否定するのは当然なのか、
そこは知らないけれど。
ちなみに、神陽は、
話題人の隆大介(在日韓国人だそうだが)が「翔ぶが如く」で演じた江藤新平の師だろう。

859:吾輩は名無しである
15/03/28 14:10:18.01 .net
>>845
そういう所作でもって日本人以外(一定の知識のないネトウヨみたいな日本人含む)は騙せるだろ
そこに自分の文学の延命の活路を見出したんだよ

860:吾輩は名無しである
15/03/28 14:26:14.33 .net
川端がノーベル賞受賞でオリエンタリズム枠は埋まったんだよな
だからそれ以上のインパクトであるハラキリ(切腹ではないあくまでハラキリ)をやったということ

861:吾輩は名無しである
15/03/28 15:28:23.83 .net
三島は戦中派だから武士道に心酔しててもおかしくないな
悪く言う奴は今の価値観で捉えすぎてる

862:吾輩は名無しである
15/03/28 15:47:58.83 .net
武士道は、(人のために)、死ぬこととみつけたり。
東日本大震災のときに、遠藤未希さん(24)の取った行動は武士道の心。
普通の日本人はみんな胸を打たれるだろう。

863:吾輩は名無しである
15/03/28 17:17:32.38 .net
それは、武士道じゃあなく、
良心にもとづく自己犠牲的振る舞いだろう。
そして、そういうのは当然、日本にだけあるものでもない。

864:吾輩は名無しである
15/03/28 17:31:31.54 .net
三島の切腹はロマンチズムの終着点だろ
金閣寺にあるように想像が勝った結果

865:吾輩は名無しである
15/03/28 17:58:53.82 .net
もっと簡単に言えばオナニーだよね

866:吾輩は名無しである
15/03/28 19:21:30.15 .net
>>855
それなんだよ・・・残念ながら・・・、ハラキリごっこ何度もやってるし・・・。

867:吾輩は名無しである
15/03/28 19:50:57.27 .net
オナニーではないだろ。
血液を流して時空に楔を打ち込んだわけだし、
そのための「死」であって、
「出産」に近いと思う。

868:吾輩は名無しである
15/03/28 22:02:47.58 .net
何が産まれたんですか?

869:吾輩は名無しである
15/03/28 23:44:04.60 PWAKYbYDC
雪国を翻訳で読むとゲイシャーブラボーハウマッチ?になるからなw

870:吾輩は名無しである
15/03/29 09:46:59.62 .net
>>858
自殺することによって人々の心に重大な楔を打ち込んだ。
あのまま生きていたら徐々に老醜を曝していたのだろう。
三島は自死することで ネ申 に近づいた。

871:吾輩は名無しである
15/03/29 10:09:05.70 .net
>>860
憂国忌とかいうオナニーをやるズリネタを提供しただけだろ
一般の人々からすると、本質的には通俗作家にすぎない作家が単に書けなくなって、それでも歴史に名を残したい
といういじましい浅ましい気持ち以外感じないわ

872:吾輩は名無しである
15/03/29 13:49:41.73 .net
【イスラム国】後藤健二氏を殺害したジハーディ・ジョン ラッパー時代のPV映像
↑で検索してもらえば、観賞できる。
芸術的言行一致、ということが、もし芸術家にとって最重要のことならば、
今現在に於いては、彼をしのぐものは、ちょっとないだろう。
有名な、たとえば、エミネムなどは、しょせん紛いものの商売人に過ぎないのではないか。

873:吾輩は名無しである
15/03/29 15:42:17.04 .net
耽美派で美文家のように思われているが、評論などを読むと、法学部出
だけあって、論理的である。原理原則がしっかりしている。

874:吾輩は名無しである
15/03/29 16:03:43.61 .net
至極冷静な基地外だから不気味なんだよな

875:吾輩は名無しである
15/03/29 23:04:29.85 .net
>>863
法学に論理はないんじゃないか?
たんなる整合とイデオロギーの学問、だろ?

876:吾輩は名無しである
15/03/29 23:21:18.51 .net
はいはいそうですね

877:吾輩は名無しである
15/03/30 09:57:41.68 .net
『豊饒の海 第一巻 春の雪』 を冒頭150頁くらいまで読んだ。
洞院宮殿下が(主人公清顕が幼時から好きだった)綾倉家の聡子を、圧倒的な権威で奪っていく様は、
現代で言うなら、皇太子=浩宮が、小和田雅子を一方的にお慕いして、雅子は徐々に逃げ場を失い、
小和田家と皇室関係者が一緒になって八方塞にし、どうやっても逃げ切れなくて結婚まで持っていく様な...
そういったイメージと重なるものがあった。今に至る適応性障害とかサボリ癖を見るに、
元々合わない夫婦だったんだろうし、嫌々結婚したのだろうし...
まあ、あくまでも個人的な妄想です。

878:吾輩は名無しである
15/03/30 12:58:44.23 .net
宮さんは、聡子を強引に奪ってなどいないだろう。
清顕は、聡子の自分への愛に対して、ずっと煮え切らない態度だったのが、
聡子の婚約に勅許がくだって、彼女が不可侵なものになったとたん、
「燃える」わけね。
あれは普通に読めば、禁忌の侵犯が真の恋をもらたす、
ことをテーマにしているものだ。

879:861
15/03/30 14:01:53.33 .net
>>868
分かった。御指摘ありがとう。
>宮さんは、聡子を強引に奪ってなどいないだろう。
強引に奪ってはないけど、宮家が華族?の娘を見初めると、名家の格上げの為に両親から押し付けられるとか、
宮様に断るという恥をかかせられないとか、暗黙の上下関係とかで断れないとか、そういうのを、
「圧倒的な権威でもって奪われる」と言いたいのです。そしてそれは小和田雅子でもあったのかな・・という邪推です。

880:吾輩は名無しである
15/03/30 14:09:04.20 .net
本決まり、つまり、勅許のくだる前ならば、断れるだろう。
松枝侯爵は、清顕に、綾倉家へ宮家から、妃に、
という申し入れがあったが、おまえに思うところはないか、
ときく。
これは、幼馴染であるおまえが望むなら、我が家の嫁にするが、どうか、という趣旨だ。

881:吾輩は名無しである
15/03/30 17:32:10.53 .net
『潮騒』の舞台になった神島は、三島のとっちゃんがわざわざ官僚の権力を使って?
探してきたものらしいが、小説を読んで「せっかく探してやったのに、こんなつまらんもの書いて!」とぷんすか。
一方三島は、神島の歓迎で、贅沢な魚を堪能したものの、同じものが何日も出て来るので、最後には帰りたいよーorz
あのギリシア神話をもとにしたと言われる美しい小説は、こんな人々の血と汗と涙があった。・・・

882:吾輩は名無しである
15/03/30 17:43:21.79 .net
映画の「春の雪」が問題なんだろうな、
見ていないけれど、きいた話しに拠ればね。
「ロミオとジュリエット」「トリスタンとイゾルデ」あるいは、近松の心中もの、
こういうものから「侵犯の弁証法」を除いたら、すかすかになってしまうので
誰もやらないのであるが、古典と違い、三島作品のばあいは軽く見ているのか、
平気でそれをやる、と。

883:吾輩は名無しである
15/03/31 00:01:54.07 .net
遺体画像見たけど首が短い気がする

884:吾輩は名無しである
15/03/31 01:00:41.90 UwH9RtjnA
信じられませんね

885:吾輩は名無しである
15/03/31 02:20:19.19 .net
太いんじゃなくて?

886:吾輩は名無しである
15/03/31 09:00:52.67 .net
大和魂を強調する一方で、陽明学を信奉している。陽明学は宣長の「漢心(からこころ)」
である。本来、大和魂と漢心は両立しないはず。和魂と漢才は分裂していた。

887:吾輩は名無しである
15/03/31 09:13:26.64 .net
三島の陽明学wってのは単に致良知を独りよがりの道具に使ったってだけw

888:吾輩は名無しである
15/03/31 20:48:13.09 .net
今日21時からのNHKニュース
【今夜のNW9】ノーベル賞の選考過程の一端が明らかになりました。
日本人初のノーベル文学賞候補は実は三島由紀夫。
当時、選考に関わった人物がいま明かす“秘話”をお伝えします。

889:吾輩は名無しである
15/03/31 21:03:26.81 .net
長生きはするもんだな。

890:吾輩は名無しである
15/03/31 21:32:00.77 .net
三島が貰っていたら、川端が先に自殺したとか・・

891:吾輩は名無しである
15/03/31 21:43:56.44 .net
今さら死んだ者には関係ねだろう。

892:吾輩は名無しである
15/03/31 21:49:06.02 .net
川端のノーベル賞は完全にねーよって感じだし
三島も微妙だよ、通俗小説作家じゃん
早めに死んだがこの時代のノーベル谷崎ならわかる
安部、大江、中上がせったここからが本気の世界文学としての評価だろうな
このなかでは安部はちょっとおちるかな

893:吾輩は名無しである
15/03/31 22:05:19.09 .net
三島由紀夫の良さが1ミリも分からない人ってどんな人なのかな?
知人に三島由紀夫の『不道徳教育入門』読ませたらつまんね言われた

894:吾輩は名無しである
15/03/31 22:22:18.98 .net
あれはつまらんだろ

895:吾輩は名無しである
15/03/31 22:27:29.93 .net
ええっ

896:吾輩は名無しである
15/03/31 22:29:45.42 .net
三島は「獣の戯れ」が一番で次に「金閣寺」
基本的に通俗作家

897:吾輩は名無しである
15/03/31 22:35:02.16 .net
通俗作家は完全に同意だよ、他の人は知らないが
だから一番通俗的で読みやすい『不道徳教育入門』薦めたんだよ
『金閣寺』とかクドイでしょ?

898:吾輩は名無しである
15/03/31 23:10:07.66 .net
三島を知るには「命売ります」が一番いいような気がしてきた最近

899:吾輩は名無しである
15/04/01 02:07:41.10 .net
通俗作家というよりも、プロフェショナルな大衆娯楽作家なんだ。
仕事人としては、そうそう何人もいない、稀有な人だろう。

900:吾輩は名無しである
15/04/01 07:07:20.49 .net
川端はサイコパス

901:吾輩は名無しである
15/04/01 10:49:11.94 .net
>>889
そうそう
だから妙に高尚ぶってる豊穣の海はちょっとダルい

902:吾輩は名無しである
15/04/01 11:01:06.62 .net
>>890
そうそう
だからpsycho-passの登場人物の名前は川端作品から取られているんだよ

903:吾輩は名無しである
15/04/01 22:51:39.68 .net
『春の雪』って2005年に妻夫木聡(松枝清顕)・竹内結子(綾倉聡子)で映画化してるんだね。
その他の配役みたら、及川光博(洞院宮治典王殿下)・大楠道代(蓼科)とか面白そうだ。

904:吾輩は名無しである
15/04/01 23:39:30.86 .net
>>893
映画はやめておいたほうがいいよ。

905:吾輩は名無しである
15/04/01 23:43:21.25 .net
21世紀の邦画はすべてうんこだからな

906:吾輩は名無しである
15/04/01 23:57:46.79 .net
三島の語彙の豊かさには驚くな。どこで勉強したんだろう。

907:吾輩は名無しである
15/04/02 00:06:32.78 .net
>>896
愛読書が辞書というつまらない男だったからね

908:吾輩は名無しである
15/04/02 08:57:07.58 .net
>>897
まあ、>897 がどう逆立ちしても、三島レベルの物が書けるとは思えないけどな(笑
つまり、論理的な帰結として、 >897 は三島よりはるかにつまらない男になってしまうね。

909:吾輩は名無しである
15/04/02 09:23:11.23 .net
三島がハルキの出現を予言しているのはさすがだな。

910:吾輩は名無しである
15/04/02 09:40:17.99 .net
盆暗が支配するだろう、ってアレね。

911:吾輩は名無しである
15/04/02 09:47:08.52 .net
死せるボンクラ三島が支配してるからなw

912:吾輩は名無しである
15/04/02 10:14:30.86 .net
>901 も三島に支配されてるんだw

913:吾輩は名無しである
15/04/02 10:57:15.84 .net
>>898
横だが、三島レベルって
辞書引いた言葉を並べて書いた空疎な書割小説でたいしたレベルじゃないぞ

914:吾輩は名無しである
15/04/02 11:06:01.72 .net
>>903
言葉を並べただけでは「宴のあと」は書けないよ。

915:吾輩は名無しである
15/04/02 11:11:19.75 .net
>>903
できるんなら書いてみろよ(笑

916:吾輩は名無しである
15/04/02 11:13:04.18 .net
>>904
宴のあとがたいした小説じゃない

917:吾輩は名無しである
15/04/02 11:26:28.66 .net
>>906
そう?
淡々とした事実を積み重ねることで主人公の心の動きを表現するのは、もちろん新しい技法ではないけど、簡単にできることでもないと思うんだ。
鴎外に倣っていることはすぐわかるし、鴎外にはできななった細かい心の動きが出てきていることもわかる。
そんな風に思うんだけど?

918:吾輩は名無しである
15/04/02 11:49:27.91 .net
>>907
図式に還元されてしまうようなもの
そういう貧しい小説を三島は書き続けたが
宴のあとなどはその図式性の最たるもの

919:吾輩は名無しである
15/04/02 11:52:05.15 .net
じゃその図式を書いて見て(笑

920:吾輩は名無しである
15/04/02 12:05:18.45 .net
三島文学の理解にもとめられるものはは柔軟な感性と豊かな教養である。
三島文学を貶めるものは、自らの文学の無理解を暴露していることに気付かないのだろうか。

921:吾輩は名無しである
15/04/02 12:10:47.80 .net
テメエには書いてみせてやんねー
クソして寝ろ春厨w

922:吾輩は名無しである
15/04/02 12:12:57.33 .net
>>910
そういう根拠のない結論みたいなことだけ書いても、三島の価値を高めることにはならないよ。
三島を賛美するなら、きちんと賛美する内容を書かないといけない。

923:吾輩は名無しである
15/04/02 12:15:25.02 .net
三島厨はそのうち直腸オルガスムスに愉悦することが三島文学の理解にもとめられる
三島文学を貶めるものは、自らの直腸オルガスムスへの無理解を暴露していることに気付かないのだろうか
なんて言い出しそうだなw

924:吾輩は名無しである
15/04/02 12:25:04.37 .net
「柔軟な感性」なんたってそんなもん原理的に定性定量できないわ。
オレが「柔軟な感性」と言ったら「柔軟な感性」だ、だけだわさ。
「豊かな教養」ったって人の趣味のそれぞれ。
趣味が違えば誰だって「そんなもん知らん」が当たり前だ。

925:吾輩は名無しである
15/04/02 12:30:47.18 .net
>>910
小説を広く渉猟してそれに理解があるなら三島が二流と直ぐ判ると思うが

926:吾輩は名無しである
15/04/02 13:07:32.95 .net
三島が二流とは笑うしかない。
三島ほどの文学がこの世界のどこに存在するのか。
敗戦、占領における価値観の大きな変化、
男女の抜き差しならない因縁、
自意識過剰、ニヒリスト、ナルシスト、変態性欲、
仏教理解、ファンダメンタリズム、呪詛表現、
そして主体性の完全な崩壊の先に行き着いた超越性願望。
挙げ句の果てグロテスクな姿をさらして自死。
三島の生きた不毛を文学として
若いうちに追体験しておくことが
どれだけ効用があるかはかりしれない。

927:吾輩は名無しである
15/04/02 13:26:00.11 .net
開き直ってるw

928:sage
15/04/02 13:36:04.80 .net
三島は天才。

929:吾輩は名無しである
15/04/02 14:25:10.37 .net
天才と基地外は紙一重というが、バカと基地外も紙一重だw

930:吾輩は名無しである
15/04/02 16:40:19.87 .net
>>916は天才

931:吾輩は名無しである
15/04/02 19:10:29.88 .net
誰かを天才だってほめると自分もいい気分になるもんな

932:吾輩は名無しである
15/04/02 19:19:03.39 .net
やめーや

933:吾輩は名無しである
15/04/02 19:28:24.71 .net
スレタイで禁止されてるもんな

934:吾輩は名無しである
15/04/02 21:09:37.26 .net
「小説家の休暇」「裸体と衣装」などの日記的エッセイを初めて読んだが、
なかなか面白い。
演劇論、小説論、文明論などを随筆風に記している。
これを書いたのは三十代前半だと思うが、既に完成している。
くだけて書いているので、とっつきやすい。

935:吾輩は名無しである
15/04/02 22:51:05.10 .net
このスレおもろ

936:吾輩は名無しである
15/04/03 20:09:35.79 .net
『豊饒の海 第一巻 春の雪』を読み終わった。
終盤はいい意味で予想を裏切る展開だった。
月修寺門跡は、松枝清顕を最期に出家した聡子に合わせるかと思ったが、合わせなかった。
仏教用語はチンプンカンプンで煙に撒かれてしまった。

937:吾輩は名無しである
15/04/04 03:22:34.89 .net
ナルシシストなホモの三島由紀夫が書いた臭い小説を読むよりも
哲学書でも読んだ方が、幾分かは有意義な時間を過ごせる(笑)
このスレの三島信者もキモいホモなんだろうなwww
だから三島由紀夫にシンパシーの様なモノを抱いて小説に登場する人物と読者で在る自身とを重ね合わせ
自己投影しているだけに過ぎない。
有りていに言わせてもらうと
三島由紀夫の小説の内容は陳腐で詰まらないと言わざるをえない。
こんな作品を有り難がって拝読しているのは世界広しといえども
ホモ信者だけで在ろうことは言わずもがなである(笑)

938:吾輩は名無しである
15/04/04 04:51:11.23 .net
>>927
では、あなたのお勧めの文学作品をご教示ください。

939:吾輩は名無しである
15/04/04 06:14:38.10 .net
増版されて未だに読まれている作家にはなんかの魅力であり価値でありがあるのであろう。

940:吾輩は名無しである
15/04/04 07:49:26.04 .net
>>929
文学のニワカ、一見さんにはいいんだよ
通俗小説だから読みやすいけどブンガクに触れたという満足�


941:。わえるから いろいろ読み進むうちこれは違うなと気づくと



942:吾輩は名無しである
15/04/04 09:08:54.64 .net
文学の地獄めぐりの果てに辿りつくのが三島文学。
923はまだまだ苦労が足りぬと見える。

943:吾輩は名無しである
15/04/04 20:45:16.47 .net
>>926
仏教用語は三巻以降もっと出てきます

944:吾輩は名無しである
15/04/04 22:19:13.26 .net
>>932
じゃあそこだけは空読みで凌ぎます。

945:吾輩は名無しである
15/04/04 22:19:39.65 .net
>>928
小生は日本文学を殆ど読んだことが無い故に優れた作品を列挙する求めには
応じ兼ねる。だが、強いて挙げろと乞われれば
漢文の素養を有して且つ近代日本文学の礎を築き上げ文壇家の地位を
向上させた功労者で在ろうと思われる明治時代の饗庭篁村(あえばこうそん
)か依田学海(よだがっかい)の二名を挙るしかないね。

946:マグナ ◆vI4NRkhGyA
15/04/04 22:37:24.20 .net
チワワ、俺とセックスしねえか?

947:マグナ ◆vI4NRkhGyA
15/04/04 22:38:27.07 .net
>>934
依田学海は人脈が凄いわな.

948:吾輩は名無しである
15/04/04 23:01:25.66 .net
>>936
流石文学板、良く知っておられる。依田学海の宅には
多士済済たる文人が出入りしていた。

949:吾輩は名無しである
15/04/04 23:21:24.55 .net
>>934
要するに三島はあんまり読んでいない、と言うことですね。
それに、近松や馬琴は通俗でしょう。
漢籍の素養は明治の常識かもしれませんが、今はどうでしょう?
まあ、文学は娯楽ですから、好みはひとそれぞれ。

950:吾輩は名無しである
15/04/05 00:35:20.68 .net
オレはこんなに知っているをやりたくて一般的には知られていない名を持ち出して、これを知ってなきゃプロじゃない、だってさw 低脳がドヤ自演してw バカwww

951:吾輩は名無しである
15/04/05 00:39:26.52 .net
>>938
三島氏の有名所の作品は一読しましたよ。金閣寺、愛の渇き
仮面の告白、若きサムライのために、葉隠れ入門くらいしか読んでませんけどね。
確かに仰る通り、作風や文体の好みは、人それぞれで分かれてしまうので毀誉褒貶
様々な評価が下されてしまうのは文学以外の分野も同様で仕方のないことです。
でも唯一、残念に思えてならないのは、読むだけで肺腑を衝かれるほどの文学作品に
邂逅できていないことですかね。所詮娯楽だと言われてしまえば事実なので
返す言葉は何一つ見付かりませんが(笑)

952:吾輩は名無しである
15/04/05 00:41:12.43 .net
>>939
まあ、そう言わないで。
現実社会では他人に相手にされないし、文学スレで共通の話題に入れるほどの知識も教養もない寂しい学生なんだろうから。
春休みで暇なんだろう。
だれであれ、温かく迎えてあげようよ。

953:吾輩は名無しである
15/04/05 00:43:19.57 .net
>>940
ま、君には文学は向いていない、ということなんだろう。
年寄りぶりたいなら、日本語の書き方も練習しないとね。
ずいぶん無理して書いてるみたいだから。

954:吾輩は名無しである
15/04/05 00:45:49.07 .net
アスペルガーってこういう文体だから素で書いてると思う

955:吾輩は名無しである
15/04/05 01:09:50.59 .net
>>940
肺腑を衝かれたことのある作品とは、文学に限らないとすると、具体的に何かの作品でしょうか。
論衡、韓非子とか(笑
?美人なんて、十分に通俗的で軟弱な感じがしますけどねえ…。

956:吾輩は名無しである
15/04/05 01:10:11.44 .net
>>942
だろうね(笑)三島由紀夫のホモ臭い作風が合うのは
変態同性愛者の三島オタしか居ないでしょww
何故こんな作品しか書けない三流作家に傾倒するのか
正直、理解に苦しむよ(笑)ノーベル文学賞授賞者の大江氏や川端氏の方が
世界的にも評価が高いことを三島オタは認めないよねwww
滑稽だよねww

957:吾輩は名無しである
15/04/05 07:51:16.37 .net
>>945
無知・無恥であることは、本当に恐ろしい。
みんな、他山の石としなければならない。

958:吾輩は名無しである
15/04/05 09:42:17.60 .net
大江=谷崎>中上>>安部>>三島>川端

959:吾輩は名無しである
15/04/05 16:30:37.55 .net
三島由紀夫 『サド侯爵夫人』 1/2
Madame de Sade (1992) Ingmar Bergman
見比べると、余りの違いに驚くはずだ。
なお、陳腐な日本版のほうが、生前の作者の指定に忠実で、
ベルイマン演出のほうは、ほぼそれは無視である。
お琴はご愛嬌だろう。
たとえば、「用心棒」と「荒野の用心棒」のような同等程度の出来のものもあるだろうが、
これに関しては、明らかにそうではない。
これならたしかに、素晴らしい芝居、みたいに思える。
わたしもそうだ。

960:吾輩は名無しである
15/04/05 21:28:26.37 .net
英霊の聲

961:吾輩は名無しである
15/04/06 07:00:19.30 .net
潮騒は、手抜き感がある。気のせい?

962:吾輩は名無しである
15/04/06 11:07:52.30 .net
他作にくらべて言葉が平易だからでは?若干若年層読者を想定して書いたのかも。
手抜きがあったかどうかはわからない。

963:吾輩は名無しである
15/04/06 17:06:49.21 .net
三島の最高傑作は「わが思春期」だと思っている。

964:吾輩は名無しである
15/04/06 17:09:47.69 .net
「潮騒」は自身で失敗作だと認めている
謙遜してるわけじゃなくて本心だと思う
愚直で健康的な世界は三島の柄じゃない

965:吾輩は名無しである
15/04/06 18:24:51.24 .net
>>953
三島が失敗作と考える≠駄作

966:吾輩は名無しである
15/04/06 20:21:10.82 .net
「潮騒」は三島には珍しく清々しいほどの純愛で三島らしくはないよね。
三島の真骨頂はホモセクシュアルとか肉体美とか破滅願望とかそういうのだけど、
「潮騒」にはそういうのが殆ど含まれてない。

967:吾輩は名無しである
15/04/06 20:31:21.63 .net
新治の肉体に魅力を感じない?

968:吾輩は名無しである
15/04/06 22:44:04.74 .net
健全な魅力であって、性倒錯した怪しい魅力ではない。

969:吾輩は名無しである
15/04/07 02:43:48.87 .net
 三島は1951年12月から1952年5月まで世界一周旅行に出てそのときに
滞在したギリシャで肉体に目覚めたとある。
たしか古林尚との「最後の言葉」でもそのへんは喋ってて、ギリシャ
芸術の均整や調和を再構築することで自分の美意識が同一化できる
と思っていたが、しかしこれが錯覚であることが分かり、その後、
10代の自分に帰郷することが誠実さだと思うようになった、と。
 引用しましょうか。
《僕が古典主義というか新古典派というか、あの「潮騒」の世界の
ようなところに、むりやり自分を自己規定していこうと思ったのは、
あのころは、それで自分を制御できると思っていたからなんです。
ぼくは、自分こそ日本にはまだ生まれていない古典美の世界、それを
理性ですべて統御するところの新しい作家になれるだろうと、ほんと
うに錯覚していたんですよ。ところが、そのうち、そうでないことが
わかってきた。どうしても自分の中には理性で統御できないものがある
、と認めざるをえなくなった。
 つまり、一度は否定したロマンティシズムをふたたび復興せざるを
得なくなった。ひとたび自分の本質がロマンティークだと分かると、
どうしてもハイムケール(帰郷)するわけですね。》
『決定版 三島由紀夫全集 40』743-744頁

970:吾輩は名無しである
15/04/07 10:05:29.47 .net
>>958
三島文学の最良の解説者は三島自身だろうか?
三島にはすべてが分かっていたのだ。

971:吾輩は名無しである
15/04/07 16:12:21.88 .net
>>959
作者が全部わかっている、頭での拵えものにすぎない
これは芸術にとって致命的

972:吾輩は名無しである
15/04/07 17:13:07.46 .net
>>960
と、ゆうことも、分かっていたのだ。

973:吾輩は名無しである
15/04/07 17:33:12.56 .net
 三島が「全部分かっていた」はちょっと違うかな、と。小林秀雄が三島の
死の直後に『新潮 三島由紀夫読本』1971年1月号増刊に書いた「感想」って
あるんですが。三島のことを根幹で掴まえ哀悼している良い文章ですよ。
 引用しましょう。

974:吾輩は名無しである
15/04/07 17:33:39.06 .net
《だいぶ前に『金閣寺』を読んで、その機会に、二人で対談をしたことがあり
ます。非常な才能だと思った。それは何か異様なもの、魔的なものと感じて、
それを言ったことがあります。自分とは気質の大変違った人だと思って、
以後何となく作品を読まなくなり、最近の長編も読んでいない始末だから、
作品について考えを述べる資格がない。楯の会といふやうな運動にしても、
あまり感心は持てなかったし、人づてに聞いた話だけでは、理解できない
点が多かった
 しかし、あの人の作品をよく読み、あの人と親しく交際していた人達に
しても、かういう事になって、皆愕然としただらうと思ふのです。人間を
知るむつかしさを、今更のやうに痛感しました。人間の肝腎なところは謎だと
はつきり言い切つていいのだね、きっと。三島さんは、反省的意識にかけて
は大家だっただろうが、あの人にとっても、自分自身が透明だった筈がない
だらう。やはり運命といつたやうな暗い力と一緒にいたのだよ。(中略)
 やはり孤独な事件とはつきり感じて、こちらもこれを孤独で受け取るという
事は、極く当たり前の事のやうでいて、さうでもないのかな。(中略)
 事件が、我が国の歴史とか伝統とかいう問題に深く関係している事は


975: 言うまでもないが、  それにしたって、この事件の象徴性とは、この文学者の自分だけが責任 を背負い込んだ個性的な歴史経験の創り出したものだ。さうでなければ、 どうして確かに他人でもあり、孤独でもある私を動かす力が、それに 備わっているだろうか。》  三島の追悼文は数ありますが、小林秀雄のものは適確さと三島の死を めぐって「肝腎なところは謎」「孤独な事件」「運命といつたやうな暗い力」 に切りこんでいるという点でやはり別格のものがあります。



976:吾輩は名無しである
15/04/07 17:46:10.82 .net
三島の文章を読んでなかったということもあるけど的外れもいいところだな
小林と三島の対談を読んだことがあるけど
ぜんぜん噛み合ってなかった
「金閣寺」を評して「あれは最後に主人公を殺さないとだめだね」だって
はじめから的外れだった

977:吾輩は名無しである
15/04/07 17:50:54.43 .net
>>964
>三島の文章を読んでなかったということもあるけど的外れもいいところだな
 「的外れ」とは例えば?

978:吾輩は名無しである
15/04/07 17:58:34.44 .net
三島事件は「謎」でもないし「孤独」でもないし「運命的」でもない
晩年に動機と思われるような文章を書き散らしているし
心中であるから孤独ではなく
事件は結論から導き出されたものである
小林のその文章は文学史的には意味があるものだろうけど

979:吾輩は名無しである
15/04/07 18:19:38.92 .net
三島は三島で小林賛歌みたいなの書いてるね、あとで貼るよ

980:吾輩は名無しである
15/04/07 18:32:05.22 .net
>>966
 小林があれを書いた時点ではまだ判然とはしていなかった三島の
生育環境、祖母との関係。母との隔離。それと日本という風土の戦中
戦後への異和と彼岸への跳躍。その重層性。
 小林があそこで書いたことはあの後、小林の感想とは別個に研究も
され、考証されていった。その意味であの感想の鋭利さは群を抜いて
いる。
 あなたのいう「動機」とは三島本人が晩年に書いたり喋ったり
したもろもろ、絶対者志向や上のレスにもある「10代回帰」とかね。
それらは小林の言う「孤独」とレベルが違いますよ。小林の感想
は実は彼の初期の「様々なる意匠」から変わってはおらず、「作家
の体内をめぐる血球」を語ることを己の批評とした宣言の延長に
小林の三島論もある。抽象的で具体的ではない難はありますけど
ね。
《人はさまざまな可能性を抱いてこの世に生まれてくる。(中略)し
かし彼は彼以外のものにはなれなかった。これは驚くべき事実である
。(中略)彼の全身を血球とともに循る真実は唯一つあるのみだという
事である。》
 という場所から語ったのがあの感想で、これは小林が「さまざまなる
意匠」を再現しようという意図があったかはともかく、三島の根幹に
迫る言い方になっている。
 その小林の批評からすると、三島の死を「動機は散々書かれている」
「心中だったので孤独ではない」というあなたの三島論は、それも
当然あっていいんだけども、動機を思想に収斂させている、また心中
だったから孤独ではないという保障にはならない、その2点で読みと
しては浅く、小林の深度とは比較にはならないと思いますね。

981:吾輩は名無しである
15/04/07 19:20:30.69 .net
深度って…
三島が自分のこと分かってなかっただろうけど、
だからって小林が三島のこと分かってたことにはならないよ
「血球」で深いとかあんまりでしょ、意味不明だよ
だったら思想を貫徹したと思った方がマシ

982:吾輩は名無しである
15/04/07 20:04:13.59 .net
>>969
 「血球」ていうのは自己史とか生育史、生-体験、自分では判別されない自己
の比喩と考えればいい。そういう比喩ってあるのよ。批評上の比喩だよね。
 小林の批評はのちのサルトルのフローベール論での幼少期にも通ずるし、
またハイデッガーの自己存在論や吉本隆明の心的現象論にも通ずる普遍性を
もってる。ただ彼自身はそこまで具体的な展開はしなかった。それでも
三島事件への感想は作家論としては同時代でも抜きんでるものを持ってるよ。
 1人の人間にある根底的な、自分にも不可視な謎、ていう概念をあそこで
見せる。それが暗い運命のように引っ張っていったと。こういうイメージ
に感応できないのは寂しいじゃないの。まだお若い人かな貴方は。青いね。
バカにするんじゃないけど。
 俺からするとちっとも「意味不明」じゃない。

983:吾輩は名無しである
15/04/07 20:08:13.06 .net
>>968
そうかなぁ
自分は小林秀雄と正宗白鳥のトルストイ家出論争では断然白鳥さんを支持する卑俗な人間なんだよね
つまるところ三島も奥さんと仲が悪かったとか親に頭が上がらなかったとか友達に裏切られたとかそんなとこでしょ
実はあなたが言ってるようなことは表層的で形式的なものなんだよ
物事の核心はくだらなくて切実なんだな
なにもかもくだらない

984:吾輩は名無しである
15/04/07 20:37:03.09 .net
>>971
>つまるところ三島も奥さんと仲が悪かったとか親に頭が上がらなかったとか
>友達に裏切られたとかそんなとこでしょ
 それはあまりに貧しすぎる(笑)というか表層的すぎる。三島が奥さんと
夫婦喧嘩するくらいはあっても不思議じゃないし、あってもいいが、
その辺の日常であの全生涯を判定するのは不可能。
>物事の核心はくだらなくて切実なんだな なにもかもくだらない
 必ずしも反対はしないが、三島と言う人は貴方の言う日常はクリアして
いく人間だったと思うね。彼は自分の苦悩を家庭にぶつけるような人間では
なかったと思うので。かかあ天下だったかもしれないが、それと自己の文学
は別個に置いていたと思う。
 物事にはくだらないこともあろうがそれと1人の全生涯を決めるものも
下らない、は決めつけすぎだ。あなたのは或る種決定論で、そういうことを
やってると人間にたいする盲目の一種にしかならない。あなた、自分は
人間を分かっていると思っているかもしれないが、逆で、日常に思想の根源
を還元することで1人の人間の全体像を逸する失敗例でしかないです。

985:吾輩は名無しである
15/04/07 21:55:33.20 .net
>>971
お前、切実に生きたことないだろ
これだから苦労してます顔の文学者は嫌いなんだよ
お前の存在そのものがくだらねーよ

986:吾輩は名無しである
15/04/07 23:04:46.77 .net
小林秀雄の感想はそれはそれとして、どうも小林の感想は多少パッセテックに
すぎるようだ。文学者の孤独な運命的な行動と言われると、それは三島の
本意ではないだろう。少なくとも楯の会を結成した時点で、この蹶起は
三島の決意に含まれていただろう、それは論理的な必然といってもいいような
ものだ。この大自意識家は隅々まで計算し尽していたに違いない。

987:吾輩は名無しである
15/04/08 00:20:33.12 .net
>>974
>小林秀雄の感想はそれはそれとして、どうも小林の感想は多少パッセ
>テックにすぎるようだ。文学者の孤独な運命的な行動と言われると、
>それは三島の本意ではないだろう。
 分かりますが、小林が〈孤独〉と言う場合、それは1人の人間が
作家になるそれ以前や以後を貫通し、生涯かけて自らの欠損を
満たそうとした、その全過程を指していると思うのね。
 三島ならばそこで小林が〈孤独〉と言う場合、生誕から幼少、
を含めた生涯を指して言ってるはず。必ずしも作家になってからの
ことを指してはいないはず。彼の幼少期での母の欠如。吹き裂かれた
ことを取り戻したい渇望。それと超絶的な絶対者が戦後社会で
喪失されていったことと復活させなければならないという使命。
その二重性。それは三島の全生涯を俯瞰する立場から初めて可能な
立論だし、三島における絶対者と幼少期とをつなぐことで可能な
作家論ですね。小林はそこまで言わないわけだ�


988:ッど。後年小林 の感想が実際に考証されてその鋭利さが再浮上するようなもの。  なので>>974氏が言うのよりも小林の言う〈孤独〉はもっと根源的 だし存在的なんです。ただ彼の書き方では小林一流の語彙で書かれて いくからパセティックではあるけども。ただわれわれが今 小林を読む場合にそこに拘泥してもあまり意味はないと思うので。  小林が「感想」で《彼は反省的意識にかけては大家だったろうが それでも自己が透明であったはずはない》というのはその辺のことまで 含んで言ってると思うのね。三島が反省の大家だったことは熟知 してる。しかしすべて見通しだったわけではない。《運命という暗い 力》というのは三島の幼少からの全生涯をとおして言えるはずだと すでに小林は考えていたと思う。またそこでしかそういう語彙は出 さないと思いますね。



989:吾輩は名無しである
15/04/08 05:27:53.72 .net
そのピエロがなぜピエロなのか?を彼の身上で考察するのは意味がある。しかし
そのピエロがなぜそんなピエロをやっているのか?を考察するのは全く意味がない。
ピエロがピエロをやっているのは当たり前、だけだから。
三島と親交があった人たち興味があった人たちのあの事件への反応に恐慌があったのは
三島をピエロとして楽しんでいなかったから。小林のおセンチな批評もそれ。
だからあの時のあれへのもっとも的確な理解は佐藤栄作の「三島は気が狂った」だろう。

990:吾輩は名無しである
15/04/08 05:51:42.41 .net
マツコデラックスがホワイトハウスの前で「神は偉大なり!」と叫んで腹切っても基地外と言って人は笑うだけだろ?三島の切腹も同じ批評でいいんだよ。

991:吾輩は名無しである
15/04/08 06:16:06.13 .net
ピエロが悲しきピエロをやったら「本物の阿呆は要らない」と鞭で叩いて城館から追い出してお払い箱にするだけだ。
ピエロに主人がなにかしらの人情的な思い入れをするようなら、そもそもで城館に住まわせないんだよ。
三島の扱いは美輪やマツコデラックスの扱いと同じ。できないヤツはピエロの主人(批評家)になるな。オマエも要らない。

992:吾輩は名無しである
15/04/08 07:32:46.84 .net
>>963
小林は運命だの宿命だの結果論から言っているだけで何も言ってないに等しいよ

993:吾輩は名無しである
15/04/08 07:45:54.22 .net
>さうでなければ、どうして確かに他人でもあり、孤独でもある私を動かす力が、それに
>備わっているだろうか。
だいたいこれ論としてそもそもおかしいだろ
万人を動かしたなら意味があるが、お前が勝手に思っただけだろという
小林の批評はつねにデタラメ

994:吾輩は名無しである
15/04/08 10:03:31.96 .net
今日は「春の雪」でも読むか

995:吾輩は名無しである
15/04/08 10:19:36.14 .net
伊東静雄のね。

996:吾輩は名無しである
15/04/08 10:21:14.13 .net
>>979>>980
 (笑)小林の語彙は独特にも見えるが前レスに書いたように、サル
トルやハイデッガー、吉本に通ずる批評の普遍的なラインを掴んでも
いる。
「様々なる意匠」で語ったのは自己にとって批評とはどういうものか。
だが、作家の生涯を流れる宿命その主調低音を自分が聴き、それに感応
することだとしている。あれが昭和4年で、三島が死んだのが昭和45年
。それだけ年月が経過して、それで出発時の批評を実践しているのが
あれを読むと今更のように分かる。結局小林にとっての批評とは1つ
のことだったんだとここで分かるし、それに気づいたときに彼は批評で
思想詩を書いていた人間だったんじゃないか今更ながらとハッとした。
これにいくらでも文句を言うことはできようが、小林にとって、
もはや他人からの批判は問題じゃなかったろう。これしかないと決めた
人間にとってね。三島にしてもそうだろう。もはや他人からの批判は
最後は問題ではなかったろう。
 小林の初期の批評に通じていればあの感想はそう不自然ではない。
あれは小林らしい批評。彼が


997:あの時点でも変わってないことの証明 だね。あれが嫌いな人間もいるのは知ってるが、あの方法によって 同時代の文学者や思想家にも通ずる批評の普遍性を狙っていることは 読めば分かる話なんで。俺は嫌悪感はないな。



998:吾輩は名無しである
15/04/08 13:25:53.37 .net
>>977
同意。三島のそこが好きなんだけどな。

999:吾輩は名無しである
15/04/08 13:43:56.38 .net
   小林秀雄氏頌
 近代日本文學史において、はじめて、「藝術としての批評」を定立した人。
 批評を、眞に自分の言葉、自分の文體、自分の肉感を以て創造した人。
 もつとも纖細な事柄をもつとも雄々しく語り、もつとも強烈な行爲をもつとも微妙に描いた人。
 美を少しも信用しない美の最高の目きき。獲物のをののきを知悉した狩人。
 あらゆるばかげた近代的先入觀から自由である結果、近代精神の最奥の暗所へ、づかづかと素足で踏み込むことのできた人物。
 行爲の精髄を言葉に、言葉の精髄を行動に轉化できる接點に立ちつづけた人。
 認識における魔的なものと、感覚における無垢なものとを兼ねそなへた人。
 知性の向う側に肉感を發見し、肉感の向う側に精神を発見するX光線。
 遲疑のない世界、後悔のない世界、もつとも感じ易く、しかも感じ易さから生ずるあらゆる病氣を免かれた世界。
 一個の野蠻人としての知性。
 一人の大常識人としての転載。
                小林秀雄氏頌〈初出〉「小林秀雄全集」内容見本・新潮社・昭和四十二年五月

1000:吾輩は名無しである
15/04/08 14:36:09.02 .net
>>985
小林の批評と同じくらい無内容だなw

1001:吾輩は名無しである
15/04/08 15:58:38.20 .net
はい、ただのキャッチコピーですから

1002:吾輩は名無しである
15/04/08 16:48:26.80 .net
>>985
ごめん、最後「転載」じゃなくて「天才」。

1003:吾輩は名無しである
15/04/08 16:57:57.68 .net
小林秀雄ヲタってまだ生息してたんだ
当時小林秀雄の新刊が出てもせいぜい2000部しか売れなくて
さらに買った奴でも通読したのが10人に1人とか
現在進行中の小林ヲタとか珍獣中の珍獣だぞww

1004:吾輩は名無しである
15/04/08 17:22:24.92 .net
三島ヲタで小林ヲタとなれば、生きた化石。

1005:吾輩は名無しである
15/04/08 19:46:05.73 .net
 小林秀雄と小林秀雄を知らない現代人とどっちが不毛なのか。アレを
読んでもピンと来ないってことは作家論を論じるにも存在論を論じる
にもセンスがイマイチってことになるわけだけどな。これで三島を
論じてもせいぜい「アレが好き」「これが分からなかった」程度
の好き嫌いで終わっちゃうのがせいぜいだろうし。または「ホモ
でした」的な3面記事的噂話か(笑)。
>>986
>小林の批評と同じくらい無内容だな
 とあるが、では「無内容」ではない批評とは何を誰を指すのか。
あるのだとしたらちょっと参考に教えてほしいんだがな。
 日本知識人でも柄谷・吉本がもっとも意識していた批評家が小林秀雄
だったことは読めば一目瞭然に分かる。

1006:吾輩は名無しである
15/04/08 19:54:26.15 .net
柄谷行人:ぼくがこんなこというとまずいけれども、小林秀雄はいいと
思っている(笑)。ほんというと。
渡辺直己:どんな点で?
柄谷:あらゆる点で。「霊界」も含めてね(笑)。まえに中上と二人で
「小林秀雄をこえて」と言ったときは、他の人は「一山いくら」と言う
感じで…やったわけですよ。
(中略)
柄谷:小林秀雄は当時としては最高の思想家ですよ。
『杼』第2号 1983年12月 26-27頁 「遊戯と建築」柄谷行人×
渡辺直己×絓秀実
吉本隆明:僕なんかは戦争中、あの人の書くものは雑誌だろうが本だ
ろうが出るごとに追っかけていって、文体だって真似しようと思えば
いつでもできるよっていうくらい、そりゃあ熱心に読んだもんです。
その戦争中まで、つまり初期から中期までに焦点を置けば、小林秀雄は
もう乗り越えがたき批評家だっていう評価になりますね。
『iichiko』 2001年summer 8頁 「小林秀雄の近代批評」吉本隆明
×山本哲士
 柄谷も吉本も賞賛ばかりじゃなく批判も相当するが、それも皆結局は
小林の呪縛から逃れられないでいる自己を表しているようもの。それ
位の決定的ファクターになってる。
 小林から完全に離れて批評があるのかっていうところで2人とも
考えてきてる。

1007:吾輩は名無しである
15/04/08 20:00:01.66 .net
>>991
当然に小林秀雄が不毛だ
何故なら何もいっていないから

1008:吾輩は名無しである
15/04/08 20:01:00.57 .net
>日本知識人でも柄谷・吉本が
この二人の名前を出した時点で終わってるw
まじめな議論の対象にはならんわ、オマエwww

1009:吾輩は名無しである
15/04/08 20:03:10.48 .net
小林は延々
いいものはいいとか宿命は宿命だとかトートロジーをレトリックで飾ってるだけで
そんなのにまいってる幼稚なおっさんとかホント勘弁してくれよと

1010:吾輩は名無しである
15/04/08 20:05:18.04 .net
おれは小林秀雄はいいと思ってるけど、
小林秀雄の名を口にする奴は、結局小林わかってる自分が偉いという話しかしないので
口にしないことにしている。
小林本人がわかってるかどうかと、小林が言ったことに共通理解があるかどうかは別だというくらいの事も
わからないやつがこけおどしのために持ってくることが相場なんだから小林も可哀想なもの。

1011:吾輩は名無しである
15/04/08 20:10:27.63 .net
小林自身が自分の方法論は批評とはひとりよがりの自己語りだといってんじゃん
いい歳こいた僕はいい歳なのに小林ファンです、という以上の何かではない

1012:吾輩は名無しである
15/04/08 20:14:43.26 .net
ヒトラーやスターリンがするひとりよがりの自己語りならさぞや面白かろうさ。
しかし小林ナントカなんてのが三文思想家や三文作家をどうのこうのと言ってるひとりよがりの自己語りがなんで面白いんだよw

1013:吾輩は名無しである
15/04/08 20:25:03.13 .net
ひょー論家が批評で書いてる私小説w おっそろしくくだらねえw

1014:吾輩は名無しである
15/04/08 20:44:40.97 .net
面白ければいいんじゃないかと思うけどねえ…。
URLリンク(twitter.com)
小林秀雄 @hideKoba_bot
本居宣長 @suzunoyanoushi
ツイッタに両氏の作品からのフレーズをつぶやくBOTがありますね。

1015:吾輩は名無しである
15/04/08 20:51:46.01 .net
だからそんなもん全然面白くねえよって言ってんだよアホw

1016:吾輩は名無しである
15/04/08 21:26:17.04 .net
くだらねえ、と思っている=面白くないものである。
なんとも視野狭窄な定義ですね。
小学生レベルの言葉のセンスかも。
宿題やったかい?(笑

1017:吾輩は名無しである
15/04/08 22:01:07.84 .net
お前はほんとに馬鹿だな
そろそろ教えてやるけど三島事件の核心を語るのに小林某なんぞの私小説的批評
を持ってくるのは見当違いだって言ってるんだよ
三島事件の背景を取材してないしそもそも三島なんかに興味が無い男が
好き勝手に殴り認めた文章なんか三島を冒涜しているにも等しいんだよ
お前はマネケだから一生理解できないだろうが

1018:吾輩は名無しである
15/04/08 22:07:32.08 .net
>>1003
できるんなら書いてごらん。
できもしないことを偉そうに(笑
小学生以下だね。
宿題もやってなさそう。

1019:吾輩は名無しである
15/04/09 00:21:45.77 .net
>>994
>この二人(柄谷・吉本)の名前を出した時点で終わってるw
 そう言える理由は?
 どうも「センセーショナルな言い方した人間が勝ち」という現代のネット
文化の典型的言い草しかないように見えるんだけど。断定するのはいいから
根拠をあげてくれないとレスしようがない。
>>995
>小林は延々いいものはいいとか宿命は宿命だとかトートロジーをレトリック
>で飾ってるだけで
 
 何度も繰り返すように小林なりのタームで存在論に橋をかけ、また作品の
感触に感応する自己を肯定しているだけなんだけど。これだけ繰り返しても
通じないというのは、意味が分からないのか。そうとしか思えないんだが。
>宿命は宿命だとかトートロジーをレトリックで飾ってるだけ
 宿命とか、ハイデッガーにおける「存在と時間」の導出する呪縛、拘束、
を表してるだけです。あなたお読みになったことがないのなら読まなけれ
ばならない。ハイデッガーにはそっくり和訳で〈宿命〉は出てくる。
この辺を把握せずにバカにするのはおかしいと思うぜ。

1020:吾輩は名無しである
15/04/09 00:37:51.18 .net
 あと何度となく「小林の批評はくだらねえ」的な話が出てくるが、そこで
じゃあ「くだらなくない批評」「面白い批評」とはどういうものか。
挙げてくれと何度も書いてるが書いてくる気配はない。
 柄谷や吉本も違う。だよな。じゃあ誰なのか(笑)。東浩紀か、宇野常寛か
。ちっとはまともに答えてくれないとただのセンセーショナリズムで括ら
れて終わりなんだが。根拠もなく権威を否定し騒ぎ立てていただけ、とね。

1021:吾輩は名無しである
15/04/09 00:46:36.57 .net
評論家の名をあげて評論家個人を全肯定するみたいなのはそもそも嫌い。
三島についていえば中村光夫の金閣寺の評論はいいな

1022:1001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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