14/02/13 13:45:48.24 .net
>>10
「トカゲ色の耳飾り」が77年11月発表。「サテンの夜」が76年6月発表。
現実と幻想がシームレスになってて、異様なリアリティとクラクラするような覚醒感が
連続して波みたいに繰り返し押し寄せてくるところは似てるね。この時期の特徴かな?
ストーリー上ではほとんど何も起きていないのに、主人公の意識の中でとんでもないイメージが
激しく交錯してるってスタイルは、あまり好きじゃないけど「薔薇のざわめき」なんかもそうかなあ...
あっちは最後に近くならないと幻想は出てこないけど。