16/01/08 20:34:39.67 .net
岩波は「こころ」と「夢十夜」と「文学論」、「倫敦塔・幻影の盾 他5篇」
ちくまが行人と満韓ところどころが一冊になったの以外は新潮だ
そもそも柄谷の「漱石論集成」に柄谷が書いた文庫の解説がすべて入っているが
柄谷のこころについて論じたものは
Kはいつの時代にも、いるようなタイプに見えるが
自由民権運動に敗れ、
宗教や文学・哲学などによってその現実を乗り越えようとしたが乗り越えられなかった
タイプの一典型で特定の時代の刻印があったタイプの人物であり、
そのタイプの人物であった西田幾多郎は恥を忍んで
東大の選科に入り、北村透谷は自殺したという話があったな
それ以外の詳細については忘れた
柄谷以外の説にKは幸徳秋水にちなんでいるという説もある