ただ一つ、近代日本文学での最高傑作を選ぶならat BOOK
ただ一つ、近代日本文学での最高傑作を選ぶなら - 暇つぶし2ch350:正理会
14/10/28 17:36:14.41 .net
宗教から歴史、文学、政治経済まであらゆる情報の宝庫!

宗教を正しく学ぶ事が幸福への第一歩です。

念仏、真言宗、禅宗の害毒について学びましょう!

「中杉弘のブログ」

URLリンク(blog.livedoor.jp)

351:吾輩は名無しである
14/10/30 18:34:24.60 .net
獲ってほしくない人に2人が春樹を挙げてるな。とってほしいと言ってる人はいない

今回の発表直前に出た記事。スウェーデンの批評家にアンケート
(1)誰が獲ると思うか
(2)誰に獲ってほしいか
(3)誰に獲ってほしくないか
URLリンク(www.aftonbladet.se)


3 Haruki Murakami. He is a storyteller svaremotstandlig but a hopeless sexist.春樹は性差別主義者



pia Bergstrom


3rd Haruki Murakami is not heavy enough. 春樹は薄っぺらい

352:吾輩は名無しである
15/03/19 01:00:32.80 .net
笛吹川

353:吾輩は名無しである
15/03/25 20:31:07.61 .net
三四郎
五分後の世界
背教者ユリアヌス
瘋癲老人日記
春琴抄

のどれかで決まり。

354:吾輩は名無しである
15/03/26 23:51:11.30 .net
石牟礼道子の苦海浄土かな

355:吾輩は名無しである
15/04/03 23:43:53.90 .net
雑談スレでも質問したのですが、スルーされたのでもう一度
小林多喜二のような作風、つまり写実主義的な作風の日本人作家って他に誰かいますか?
是非教えて頂きたい

356:吾輩は名無しである
15/04/04 05:40:19.38 .net
プロレタリア系なら、宮本百合子、佐多稲子、あたりがいいんじゃないの?
スルーされたのは、いまどきへんな奴、って思われたのかもね。
最近多喜二が取りあげられたのは反日サヨクの策謀だろう。つまんないから消えただけ。
ソ連崩壊、中国の体たらく、そして日本共産党のプチブル化、…
共産主義イデオロギなんてのが幻想だ、ってのを身をもって証明したわけだ。
こいつらが結果的に齎してしまったのが、権力指向拝金主義だからさらに始末が惡くなった。
その中で生き延びているのが大江。
今のところ、大江あたりで〆だろう、そっち系は。
まあ、大人になって大江マンセーってのはちょっと痛いけどな。
野間宏あたりも気にいるかもな。
GHQに捻じ曲げられているのは文壇も同じ。
日本本来の文学は大東亜戦争敗戦まで。いわゆる文豪たちの作品が日本文学。

357:吾輩は名無しである
15/04/04 05:50:09.90 .net
>>356
典型的なアホw
フォルマリズムも知らないだろこいつw
作品そのものではなく、
作家や作品のイメージで判断しているんだろw

358:吾輩は名無しである
15/04/04 06:35:45.26 .net
>>357
レスつけるなら質問者の役に立つ情報を提供しろや(笑

359:吾輩は名無しである
15/04/05 08:36:51.88 .net
>>356
ありがとう
大江は読んだことがあるので野間宏、読んでみます

360:吾輩は名無しである
15/04/05 21:56:19.42 .net
>>359
触手がのびないかも知れないけれど、日教組のサヨク教師や思想の科学の活動家のお勧めは
佐多稲子の「キャラメル工場から」
宮本百合子の「貧しき人々の群」

361:吾輩は名無しである
15/04/05 22:40:49.23 .net
了解しました
佐多稲子と宮本百合子もいずれ読んでみます
「キャラメル工場から」面白そうです

362:吾輩は名無しである
15/04/21 06:37:24.09 .net
小林秀雄「私の人生観」
無常ということ、西行、Xへの手紙、モーツァルトなども良いけれど、
小林の思想のサマリーであり、文学と暴力のサマリーでもあり、
コンパクトな文学理論書にもなってていつでも刺激的だから。
(俺はバルトの「言語のざわめき」の理屈くらいなら小林は熟知してたと思う。
理屈以外でバルトは良いけど)
そしてなんといっても昭和文壇の覇者(少なくとも大正中期以後の)であり、
作家・作品そっちのけで読者の生活に土足で踏み込みおせっかいせんとする、
その強烈な母性的神経症的愛情溢れる文章は坂口安吾を上回っていて惚れた。

363:吾輩は名無しである
15/05/10 09:58:53.20 .net
余命3年時事日記というSONETのブログですが
最初から最後まで読んでみてください
ノンフィクション本を読むような感じで読むといいです
コピーして自炊して 電子ブックで読むのも良いと思います
先頭ページはこちらです URLリンク(kt-yh6494.blog.so-net.ne.jp)
部分的に読むと 大きな勘違いをすることがあるので
全て読んで判断してください

364:吾輩は名無しである
15/05/11 22:29:06.81 .net
中島敦なら、山月記よりも悟浄出世、文字禍、名人伝、李陵の方が
おもしろいと思う。
特に、中高生に山月記の感想文を書かせるようなつまらないことを
させるのはもってのほかで、量を読ませるべき。

365:吾輩は名無しである
15/05/11 23:30:24.59 .net
>>364
例えば名人伝の何が面白いの?

366:吾輩は名無しである
15/05/14 16:42:42.74 .net
一作あげるとしたら「夜明け前」。
藤村はあまり好きではないけれど、この作品だけは認めなければならない。
鴎外や漱石の作品は、時代が変わったとしても書けたのではないかと思う。

367:吾輩は名無しである
15/05/19 23:20:56.03 .net
行人だな。

368:吾輩は名無しである
15/05/24 21:44:46.81 .net
>>327
簡単な事を難しく表現するボケ老人

369:吾輩は名無しである
15/05/25 07:44:53.83 .net
万延元年だろう

370:吾輩は名無しである
15/05/27 00:14:34.98 .net
客観的にみると春琴抄かな。
自分は漱石が大好きだけど。

371:吾輩は名無しである
15/06/03 19:56:09.65 .net
異常な日本が生まれ変わる準備が整った
暴力団の摘発が毎日のように行われていますよね ほんの一例。
確実に安倍イズムは成果を出している
在日朝鮮人は不法入国残留者は平成27年7月9日から、本
格的に動けなくなる
今まで表面化しなった蛮行に自業自得の天罰が下り始める
共犯であるマスコミでは一切報道しません、入管通報制度を良く知りましょう
余命3年時事日記 事実のみを発信するブログ
日本国民を裏切った者たちに天罰が下るのは間違いない

372:吾輩は名無しである
15/06/04 13:58:48.77 .net
URLリンク(www.chosunonline.com)
ロッテ辛東彬会長、安倍首相と会見
ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン)会長=日本名・重光昭夫=は2日、東京の首相官邸で日本の安倍晋三首相と会見した。
 辛会長と安倍首相は家族ぐるみの付き合いを続けてきた

373:吾輩は名無しである
15/06/06 04:16:39.61 .net
伊豆の踊子

374:吾輩は名無しである
15/07/04 14:44:01.92 .net
谷崎「痴人の愛」

375:吾輩は名無しである
15/07/12 00:48:51.78 .net
春琴抄は水準高いんじゃないかな。

376:吾輩は名無しである
15/08/13 18:12:36.54 .net
正宗白鳥「何処へ」

377:吾輩は名無しである
15/10/02 18:36:41.02 .net
「夜明け前」
国語力の衰退の結果、決して近づきやすい作品ではないが、
だからといって知らなくていいわけではない。

378:吾輩は名無しである
15/10/03 13:50:28.29 .net
↑二人のごくごく度マイナーな未だに珍しい自然主義信者が自演しているスレってのはここなんだな。

379:吾輩は名無しである
15/10/03 23:00:16.50 .net
>>376=>>377
なるほどな。

380:吾輩は名無しである
15/10/04 01:33:31.25 .net
自演に自演で返すという文学

381:吾輩は名無しである
15/10/04 09:03:37.22 .net
漱石は固いを相当に憎んでいたようだな。
自然主義文学をくそみそに言っているのが多い。

382:吾輩は名無しである
15/10/04 14:14:37.87 .net
三島由紀夫「金閣寺」
夏目漱石の面白さがいまいち分からない 読解力無いのかな

383:吾輩は名無しである
15/10/04 15:42:43.17 .net
人生経験が足らない内に漱石は理解できないよ。
ってオマエ50超だっけ?
だとしたら基礎学力が足りないってことだな。

384:吾輩は名無しである
15/10/05 00:02:26.77 .net
「吾輩は猫である」って名作か?

385:吾輩は名無しである
15/10/05 07:23:53.98 .net
大名作だよ。
猫を使って世の中を風刺する作品なんて古今東西あるか?
俺は知らんがな。

386:吾輩は名無しである
15/10/05 12:35:00.60 .net
中坊の頃買って読んだけどすぐブクオフで売っちゃったんだよな…

387:吾輩は名無しである
15/10/05 13:44:24.90 .net
URLリンク(ja.wikipedia.org)
牡猫ムルの人生観
ネタにすんなよ、こんなのを

388:吾輩は名無しである
15/10/09 13:39:40.91 .net
>>382
金閣寺がそこまで傑作とは思えない。
水上勉の「金閣炎上」は読んだことあるかい?

389:吾輩は名無しである
15/10/09 17:32:21.22 .net
>>388
実は読んだことないんだ
同じ事件モチーフにしてるし凄く気になってはいる

390:吾輩は名無しである
15/10/09 18:11:46.49 .net
古今東西の文学に通じていた、あの篠田一士が、廿世紀を代表する小説
の一つとして挙げていた唯一の日本の小説が、「夜明け前」だ。
「夜明け前」はプルーストやトーマスマンと並ぶ傑作。

391:吾輩は名無しである
15/10/09 19:10:11.52 .net
「わが眷族のムル氏によれば」という一節が吾輩~にあるくらいなのに。

392:吾輩は名無しである
15/10/09 22:25:07.19 .net
>>391
それは指摘された後でしょ

393:吾輩は名無しである
15/10/10 00:32:05.38 .net
まあ>>385が「吾輩は猫である」を読まずに
「猫を使って世の中を風刺する作品なんて古今東西あるか?」
と言っていることに変わりはないね。

394:吾輩は名無しである
15/10/10 05:53:47.11 .net
↑読んでるが何か?

395:吾輩は名無しである
15/10/10 06:17:26.59 .net
ここは「近代日本文学での最高傑作を選ぶ」スレです、
猫の話は別のスレで。

396:吾輩は名無しである
15/10/12 12:27:05.10 .net
新堂冬樹の「鬼子」に一票

397:吾輩は名無しである
15/10/12 23:54:51.34 .net
三四郎は傑作だが、漱石の他のはほとんど全部いらん。
わが輩は猫・・の全編に漂うあのサイコパスちっくな酷薄さはいったいなんだ?
>>385
サキのTobermoryを知っとるか?
ちまちま、ぐずぐず、じめじめした後期の三部作についてなぞ、
思わず「チラシの裏へ!」と言いたくなるほどだ。
かようなオンリーinジャパンのクズ私小説を名作と祀り上げて、
青少年の心をあたら惑わせ、青春の貴重な時間を奪い続けるくそ出版者どもと
自称文学評論家どもはたいがいにしなさいよ!

どうしても一作だけというならば、
(「三四郎」、島崎の「家」と「夜明け前」も、
「ハードボイルドワンダーランド」惜しいけれど)
「春琴抄」か「瘋癲老人日記」だな。
間違いなく世界に通用する傑作ぢゃ。

398:吾輩は名無しである
15/10/13 00:22:12.94 .net
明治は、ちょん髷結ってを廃してのすっ飛んだ文明開化、あれで最良だろう、だが文化としては軽蔑するしかない。
変態・つづり方・死ぬ死ぬ道化・反文明・セックス人間・黄色人種劣等感マゾ、それらは全部嫌いだ。
となれば、砂の女しかないか・・・。公房は聖人ではないが、まああのくらいなら許せる、で。

399:吾輩は名無しである
15/10/13 06:30:47.96 .net
「明暗」

400:吾輩は名無しである
15/10/23 11:14:31.61 .net
「人生」

401:吾輩は名無しである
15/11/05 11:30:58.53 .net
有島武郎「或る女」

402:吾輩は名無しである
15/11/05 12:28:02.05 .net
或る女.....ちょっとアタマのいい素人が書いた小説。

403:吾輩は名無しである
15/11/05 18:24:52.49 .net
志賀直哉「暗夜行路」これで決まり!

404:吾輩は名無しである
15/11/05 18:42:40.11 .net
基本的に名作、といったら「雪国」
それがわからないのは、日本語のセンスがないやつ。
まあ、駄文書きの村上春樹もわかんないみたいだから、そこのお前、安心していいぞ。

405:吾輩は名無しである
15/11/07 06:11:39.75 .net
「雪国」よりは「伊豆の踊り子」の方が名作。

406:吾輩は名無しである
15/11/07 07:34:42.19 .net
伊豆の踊り子は文章が甘く、明晰性にやや欠ける。

407:吾輩は名無しである
15/11/07 11:06:37.02 .net
安部公房の「砂の女」だろうな

408:吾輩は名無しである
15/11/07 15:08:16.32 .net
近代って明治大正だよな

409:吾輩は名無しである
15/11/07 19:12:20.68 .net
明治大正てあまりないよな

410:吾輩は名無しである
15/11/08 07:44:50.23 .net
「夜明け前」は、まず読み終えたこと自体の達成感を
途轍もなく得られる。そして、もう1回きちんと読もうと思う。
内容的にも、>>145さんが書いているように
近世から近代へという歴史の大転換期の本質的な問題を
政治の面と思想の面の両方から捉えようしている。

411:吾輩は名無しである
15/11/08 09:00:50.52 .net
士・農・工・商と言う身分制度があった。制度自体は江戸時代に確立したと考えられる
けれど、職業的には例えば武力を生業とするものを武士というくくりで通史的に考えておく。
そこから漏れた、穢(え)多(た)・非(ひ)人(にん)なんて呼ばれる階級らしきものも存在
したが、日本は日本以外の国々と異なり、奴隷と言うものは存在しなかった。
何しろ、仁徳天皇の御世から「民のかまど」の逸話のように、西欧の民主主義とは異なる、
「日本式民主主義」が存在していたから。
えた、と言うのは、字を見れば明らかなように、穢れ仕事の従事者である。これには諸説
あると思うが、自虐史観から生み出されたへんてこりんな解釈を除けば、日本古来の神道観
と仏教が融合した、日本独自の宗教観から生み出された階級認識と言っていいだろう。
因みに、この日本独特の宗教観は最高位に一応は位置する武士階級にも影響を与えて
来た。その代表的な、驚くべき事例が「検非違使」である。これは「令外の官」である。
令とは今で言う法律だ。法律の外に官職を設けているわけだ。法律の外に規定された正式な
役職。これを「ヘンだな」と思わなければならない。平安時代の昔から、武力=権力、であった
のは世界共通として、違法を検べる正式な役職を令外と言っていたわけだ。法律から忌み
嫌われているつまはじき者、みたいなイメージが、武人には与えられてしまうではないか。
それはなぜか?武士は鎧(よろい)を着用したが、昔のよろいは皮で作ったらしい。金属
加工の技術がなければ鎧は作れないのはわかる。この皮のよろいを作るための皮をなめす
仕事を、えた、と呼ばれていた人々がやっていたわけ。だから、武士はけがれをまとうものであり、
令外、なわけだ。この風潮は制度ができたときには、すでにわが国全体で受け入れられる下地
ができていただろうことを考えれば、単純に武士が階級の最上位で被搾取者を搾取していた、
みたいな単純な二極構造で日本を見ることができないのがわかるだろう。
したがって、近世から近代と言っても、文明はともかく、日本の文化の変遷を西欧の考え方で
単純に眺めてはならない、と思わなければならない。
世界中のありとあらゆる権力者と違って、わが国の天皇の御所には濠がない、なんてのも
ヘンなことのひとつ。調べてみると面白い。

412:吾輩は名無しである
15/11/09 07:17:05.68 .net
>>411
3行ぐらいに簡潔にまとめて書かないと誰も読まん。
まずは国語の勉強から始めたら。

413:吾輩は名無しである
15/11/09 12:20:42.66 .net
>>412
文字数が多いかどうかが国語かよ(笑
頭悪いな。

414:吾輩は名無しである
15/11/09 19:23:32.15 .net
>>412-413
二行にまとめたお前らは、>>411より頭いい。

415:吾輩は名無しである
15/11/12 17:49:18.57 .net
411は天才だ、天才でなければ……だ。

416:吾輩は名無しである
15/11/12 19:38:50.75 .net
嵯峨朝以降は顕密体制が国家統治の基本になったので
殺生・刃傷沙汰に関わる不浄役人専用の特別枠を設ける必要があった。

417:吾輩は名無しである
15/11/14 04:19:28.58 .net
なんで嵯峨朝以降なんだね?

418:吾輩は名無しである
15/11/14 09:05:28.12 nh1sTz7BO
春琴抄

419:吾輩は名無しである
15/11/15 04:33:10.85 .net
春琴抄
これだけは認めざるを得ない。

420:吾輩は名無しである
15/11/15 10:32:26.15 .net
谷崎ならやっぱり細雪。

421:吾輩は名無しである
15/11/15 23:16:20.25 .net
>>420
スレの趣旨理解できないのかなあ

422:吾輩は名無しである
15/12/28 00:27:48.68 .net
かくれんぼ(斎藤緑雨)

423:吾輩は名無しである
15/12/30 17:41:20.43 .net
平家物語
太平記

424:吾輩は名無しである
15/12/30 17:44:37.60 .net
あっ 近代文学か!
亡国のイージス
むむっ これは現代文学!?

425:吾輩は名無しである
15/12/30 18:02:11.72 .net
『小説 太平洋戦争』 山岡荘八
後に大学教授となった山岡の甥(おい)によると、山岡個人は、大東亜戦争と言い、
太平洋戦争とは決して言わなかったらしい。
従ってこの書名は、出版社の強い意向か。
山岡が連載を始めた昭和30年代は、まだ大東亜戦争という語は出しにくかったのだろう。

426:吾輩は名無しである
15/12/30 18:36:44.92 .net
 >>292 『豊饒の海』では『春の雪』だけ読めばいいのでは?
『春の雪』と『奔馬』にしたい。
 >>302 右翼っぽいのは英霊の声と憂国とあとなんかだけでしょ
『憂国』は全然右翼っぽくないかも。
てか、右翼は怒ったらしいね。
三島の名を伏せていれば、どこかの変態が書いた、と思われたかも。
もっともあの筆力だから、いずれ相当の作家が書いたのでは、と見当つけられただろうけど。

427:吾輩は名無しである
15/12/31 00:18:25.24 .net
漱石なんて国際的に無名無名
URLリンク(koigakubo.seesaa.net)

428:吾輩は名無しである
15/12/31 00:26:38.30 .net
漱石が全く無名だということはない
中国韓国では有名だし
スーザン・ソンタグが漱石のことを高く評価し
「私は漱石の崇拝者だ」とまで言ったのだから

日本国外での評価[編集]
>日本での絶大な名声に比較すると、欧米での知名度はそれほど高いとはいえないものの、
 英語圏では主要な作品のいくつかが訳されており、一定の評価を得ている。
>アメリカ合衆国の批評家のスーザン・ソンタグは、「死後の生 マシャード・デ・アシス」
 (『書くこと、ロラン・バルトについて』所収)の中で漱石について、
 「ヨーロッパ中心の世界文学観が端に押しやってしまった
 もうひとりの多才な天才、夏目漱石」と評している。
>中国・台湾・韓国ではよく知られており、多くの作品が中国語や韓国語に訳されている。
 中国語圏では周作人により紹介されて以来、多くの読書人に愛されてきた。
 韓国でも古くから漱石作品が親しまれてきたが、1990年代以降特に人気が高まり、
 「漱石ブーム」と言われるほどになった。

429:吾輩は名無しである
15/12/31 00:40:58.64 .net
世界的に評価されてるのは伊藤計劃だけだな

430:吾輩は名無しである
15/12/31 01:03:59.37 .net
だな

431:吾輩は名無しである
15/12/31 01:26:54.42 .net
伊藤計劃(大爆笑)

432:吾輩は名無しである
15/12/31 07:40:44.99 .net
>>427-428
漱石はプーシキンなのよ。
トルストイやツルゲーネフと較べると海外ではいまいち人気が無いが、ロシア国内では誰もが自国の代表的文学者として一番に名前を挙げる。

433:吾輩は名無しである
15/12/31 08:00:46.29 .net
夏目漱石なら谷崎潤一郎や徳田秋声のほうが上だな
漱石鴎外なんてたいしたことない

434:吾輩は名無しである
15/12/31 09:43:18.64 .net
まあ、そうでしょうね

435:吾輩は名無しである
15/12/31 10:06:54.84 .net
>>433
またおまえか

436:吾輩は名無しである
15/12/31 16:57:52.12 .net
作家の比較より、自分の推奨する2・3冊をあげて、その理由をあげてもらったほうが有難いな。

437:吾輩は名無しである
15/12/31 17:12:38.33 .net
大衆から遊離した知識人(?)は高く評価するが、ほとんどの日本人が読んだことのない文学作品ってのがある。
読んでも面白くないし、そもそも何を言いたいのかわからない、というような。
だから選択が難しいよね。
一方、多くの人が必ずと言っていいくらい泣くし、繰り返し舞台などで演じられ、歌謡曲になるものもある。
長谷川 伸 『瞼の母』 なんてのがそうだ。笑笑
長谷川伸は股旅物の第一人者らしい。
無論、インテリ文学者は、顔をしかめてシカトするだろうけど。

438:吾輩は名無しである
15/12/31 18:13:27.04 .net
漱石、鴎外、藤村、谷崎、芥川、井伏、太宰、志賀、川端、三島、井上(靖)、
安部・・・を一通り読んだ中で、
「暗夜行路」   志賀直哉
「しろばんば」  井上靖
を押す。
理由)
 「暗夜行路」は、人生の暗さをみごとに描いているから。
 「しろばんば」は、素直なきれいな(作家の色気が出ていない)小説だから。

439:吾輩は名無しである
15/12/31 18:24:14.73 .net
その二つは読んだが、ベストにあげるには違うような気がする。
まあ主観だからそれでもいいかもな。
自分は春琴抄と明暗が偉大だと思う。

440:吾輩は名無しである
15/12/31 21:50:53.87 .net
四畳半神話体系

441:吾輩は名無しである
15/12/31 21:51:59.43 .net
だな

442:吾輩は名無しである
16/01/01 04:09:34.59 .net
永遠のゼロ
とにかく平成で最も売れた小説というのはただものではない。
でもスレ主さんが考えているのは、明治~昭和前半くらいまでだろうか。

443:吾輩は名無しである
16/01/01 08:13:36.58 .net
日本「近代」文学とはいつ頃までをさすのか。
石原、大江、開高世代でも「現代」文学とされるから
やっぱり戦前までかな。

444:吾輩は名無しである
16/01/01 11:45:14.72 .net
三島由紀夫も現代文学だゼッ!!!!!


分かったナッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

445: 【末吉】 【1734円】
16/01/01 11:50:13.94 .net
三島と同時代に生きていた人はそう言うだろう

446:吾輩は名無しである
16/01/01 13:50:30.85 .net
デビューは終戦前だけど三島は戦後文学と分類されるから。

447:吾輩は名無しである
16/01/01 15:35:28.47 .net
戦後文学は、近代文学の範疇から除く…か。

448:吾輩は名無しである
16/01/01 18:34:00.17 .net
 〉〉日本本来の文学は大東亜戦争敗戦まで。いわゆる文豪たちの作品が日本文学。
なるほど、なるほど、結局、明治・大正の文豪たちが日本文学の代表選手ってことになるのかな…

449:吾輩は名無しである
16/01/02 00:54:36.84 .net
明治・大正・昭和戦前戦中って正直「近世」だから。文学は「戯作」でしかないから。

450:吾輩は名無しである
16/01/02 01:22:12.33 .net
近代に匹敵できる現代の作家は三島のみ。
それ以外は一段以上落ちる。
でも太宰だけは現代の作家に落ちる。
でもなぜか売れている。なんで?

451:吾輩は名無しである
16/01/02 01:30:32.97 .net
三島は落ちてる羽を拾って身にまとうケバいカラスだよ。それこそ「戯作者」だ。(笑

452:吾輩は名無しである
16/01/02 10:38:42.49 .net
それは戯作者に失礼だ

453:吾輩は名無しである
16/01/04 18:19:42.58 .net
 〉〉三島なんていい大人が読むものではないと思う
 〉〉高校時代に卒業しないと
三島作品を読んでる中・高生というのは少々キモイよ。
例外的に『潮騒』というのがあるけど。
やっぱり、三島は大人の文学だろうな。

454:吾輩は名無しである
16/01/04 18:46:40.55 .net
あいだをとって大学生で

455:吾輩は名無しである
16/01/04 19:33:30.46 .net
大学生のガキにはとても無理。しかもいまの大学生にはな
知的水準はとても中学生レベルだからどうしようもない。
大昔の大学生なら理解できただろうがな。

456:吾輩は名無しである
16/01/04 20:32:29.15 .net
70年安保時の学生は、三島を読んだ。
但し文学作品ではなく、『文化防衛論』や『若きサムライのために』(だったかな?)
あるいは『尚武の心』などの対談集や評論だったようだ。
無論、三島文学のファンもいたろうが、彼らは(文学ファン)は、政治思想的には
三島支持だったのだろうか。
そこがよくわからない。その頃の世代の方いたら教えて。

457:吾輩は名無しである
16/01/04 21:33:12.62 .net
あの世代が熱心に読んだのは高橋和巳や野坂昭如じゃないの?

458:吾輩は名無しである
16/01/07 01:21:26.61 .net
島崎藤村
初恋
これほど青春の切なさを表している作品はないと思う。傑作。

459:吾輩は名無しである
16/01/07 02:01:07.98 .net
このスレ加齢臭がする

460:吾輩は名無しである
16/01/07 02:31:35.17 .net
死臭だろが

461:吾輩は名無しである
16/01/07 10:11:48.48 .net
>>251
枯木灘が最高って事で異論なし

462:吾輩は名無しである
16/01/07 22:54:26.86 .net
 〉あの世代が熱心に読んだのは高橋和巳や野坂昭如じゃないの?
柴田翔 「されどわれらが日々」、埴谷雄高「死霊」、なんてのもあった。
「死霊」は結局、未完だったっけ。名前ほどには読まれていないはずだ。
三島は極左にも影響を与えた。俺の文学ファンは「楯の会」に入れるな、と言ってたらしい。
とにかく、作家では行動力ナンバー1だった。
俳優では、健さん、寅さん。勿論、高倉の健さんだ。東大五月祭のポスターも健さんだ。
アイドルでは、アグネス・チャン、天地真理、東てる美(ンン!)、別格の吉永小百合。
スポーツ選手では、飛び抜けてチョーさん=長嶋茂雄。
漫画じゃ、あしたのジョー、カムイ伝、ゴルゴ13。
ゴルゴはこの頃から既に世界のトップ張ってるんだもんな。凄いの一言だよ。

463:吾輩は名無しである
16/01/07 23:04:11.90 .net
 〉このスレ加齢臭がする
そりゃそうだ。
円周率を「3」と習った「ゆとり教育世代」には、入れないスレだろ。
聞いたこともない書名や人物だらけ…聞いたことあっても読んだことない。
でもその世代が悪いわけではない。
そういう政策を推進した文部官僚の責任だ。寺脇研とか。
この連中は公立学校の程度を下げまくって、自分らの子弟は私立へ進学させた。
ろくでもない連中だったな。

464:吾輩は名無しである
16/01/08 01:08:07.30 .net
野坂昭如てそんなに読まれてたの?
エロ事師だけの一発屋じゃなくて?

465:吾輩は名無しである
16/01/08 03:27:23.86 .net
>>2
バカだなw失敗作だよ
自分の自殺の原因をその数年前の乃木大将の自死に結びつける人間などいない
 
しかし漱石の駄作失敗作は日本人が西洋近代と対峙し失敗した明治という時代のありかたそのもの、という意味では漱石の偉大な失敗から我々日本人は学ばねばならぬ

466:吾輩は名無しである
16/01/08 03:32:39.30 .net
>自分の自殺の原因をその数年前の乃木大将の自死に結びつける人間などいない
夏目漱石がどうなのかはともかく、
お前は単純素朴なリアリズム観しかないバカだということはよくわかったw

467:吾輩は名無しである
16/01/08 10:15:01.42 .net
「こころ」については、先生のナショナリズム的な心情に好意を示してるのが江藤淳だよね。柄谷行人は「こころ」をどんな風に評価しているの?

468:吾輩は名無しである
16/01/08 12:08:45.89 .net
新潮文庫の漱石の作品のほとんどが柄谷が解説を書いているはずだから
それを読むか、柄谷の「漱石論集成」でも読めば

469:吾輩は名無しである
16/01/08 12:27:25.36 .net
新潮文庫の漱石作品の多くが柄谷行人の解説なんだけど、「こころ」の解説は江藤淳なんだよね。

470:吾輩は名無しである
16/01/08 16:58:53.60 .net
こころは新潮ではなく岩波だったからそれは知らなかったな
漱石に関しては行人とこころと夢十夜など以外は新潮だったが

471:吾輩は名無しである
16/01/08 20:34:39.67 .net
岩波は「こころ」と「夢十夜」と「文学論」、「倫敦塔・幻影の盾 他5篇」
ちくまが行人と満韓ところどころが一冊になったの以外は新潮だ
そもそも柄谷の「漱石論集成」に柄谷が書いた文庫の解説がすべて入っているが

柄谷のこころについて論じたものは
Kはいつの時代にも、いるようなタイプに見えるが
自由民権運動に敗れ、
宗教や文学・哲学などによってその現実を乗り越えようとしたが乗り越えられなかった
タイプの一典型で特定の時代の刻印があったタイプの人物であり、
そのタイプの人物であった西田幾多郎は恥を忍んで
東大の選科に入り、北村透谷は自殺したという話があったな
それ以外の詳細については忘れた
柄谷以外の説にKは幸徳秋水にちなんでいるという説もある

472:吾輩は名無しである
16/01/08 22:22:21.40 .net
>>471
どうもありがとうございます!

473:吾輩は名無しである
16/03/24 01:56:29.21 .net
>>177
「富士」って傑作なん?新潮文庫「ひかりごけ」に入っている短篇はどれも本当に素晴らしいと感じたけど、「富士」って単にダラダラ書いてるだけとしか思えなかった。

474:吾輩は名無しである
16/05/06 15:03:44.93 .net
「こころ」は高校生向け。
高校現文の題材が、たいていは詰まらない「この表現、何のことかわかるかなあ?」のような
教える側や採点する側が楽できる作品になっている。
しかし「こころ」はそんな単純でもないし、高校生にとっては深いし味わえる。

475:P ◆.uKag/vUmY
16/05/07 00:31:30.14 .net
大学生も読めるよ。大学を卒業しても。

476:吾輩は名無しである
16/05/08 02:58:35.63 .net
森鴎外の《雁》も素晴らしい

477:P ◆.uKag/vUmY
16/05/08 14:56:02.57 .net
中上健次 - 枯木灘 (河出文庫)
URLリンク(www.amazon.co.jp)

478:吾輩は名無しである
16/05/20 11:13:18.16 .net
人間失格(太宰治)

479:吾輩は名無しである
16/05/20 14:21:14.08 .net
今まで読んだなかでは春琴抄かな

480:吾輩は名無しである
16/05/20 20:13:10.35 .net
新春シュンキンショー

481:吾輩は名無しである
16/05/29 02:04:59.94 .net
>>205 誰が?

482:吾輩は名無しである
16/05/30 22:48:47.95 .net
>>473
集中的に泰淳を読みまくってた時はかなり面白いと感じた
森と湖のまつりとか快楽とか全部よかった
今読もうとするとあまり面白いと感じない
ひかりごけとかはやっぱりいいと思う

483:P ◆.uKag/vUmY
16/05/30 23:21:02.66 .net
武田泰淳 - ひかりごけ (新潮文庫)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
これに入ってる小説はどれも素晴らしいよね。中上健次は「あなたが初めて読んだ文学作品は何ですか?」という問いに「ひかりごけ」と答えていた。

484:吾輩は名無しである
16/05/30 23:47:45.88 .net
昔図書館でなんとなく借りたら「へえ、結構いいじゃないか!」となった覚えが。
どの話もそうなんだが特に「流人島にて」の文章は緊張感があったなあ。
しかし肝心の表題作はまだ読んでないのよね(笑)
うーむ読まねばいけんね。

485:吾輩は名無しである
16/05/31 07:29:47.28 .net
漱石の『明暗』でしょうな

486:吾輩は名無しである
16/05/31 08:49:49.90 .net
ここの人はだれも『夜明け前』を読んでいないのか?

487:吾輩は名無しである
16/05/31 10:10:35.04 .net
読んだけど、そんなによくは思えなかった
あの時代に西欧的な意味での本格的な構造を持った
大きな志の小説だと思ったけど
第一に自分がそういうの苦手だということがあるので

488:吾輩は名無しである
16/06/01 08:57:08.87 .net
十年後、二十年後に再読すれば印象は変わるはずだ。

489:吾輩は名無しである
16/06/01 11:41:30.46 .net
文学も時代に淘汰されていきますね
今、売り出されてる本のうち50年後に
どれだけ残るのか?
村上春樹は残りそうな気がします

490:吾輩は名無しである
16/06/01 21:56:12.82 .net
マ イ ン ド コ ン ト ロ ー ル の手法
・沢山の人が、偏った意見を一貫して支持する
 偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法
・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない、スルーする
 誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法
偏った思想や考え方に染まっていたり、常識が通じない人間は、頭が悪いフリをしているカルト工作員の可能性が高い
靖 国 参 拝、皇 族、国 旗 国 歌、神 社 神 道を嫌う カ ル ト
10人に一人は カ ル ト か 外 国 人
「ガ ス ラ イ テ ィ ン グ」 で 検 索 を !

491:吾輩は名無しである
16/06/02 05:29:28.23 .net
>>489
それはねえなw

492:吾輩は名無しである
16/06/02 08:51:06.19 .net
村上春樹みたいに売れまくったのが時代を超えるってことはマズ無い
今残るとすれば古井由吉みたいに一部で評価されているけど
本自体は文庫にもならなくて初版で終わるタイプの作家ではないの?

493:吾輩は名無しである
16/06/02 09:41:43.50 .net
>>486
読んでないねぇ。読んでなくたって何の不都合もないしさ。
>>492
春樹って名がよくないね。いかにも軽そうで。名前って大事ですから。

494:吾輩は名無しである
16/06/02 19:47:22.13 .net
春樹くん、かわいそう

495:吾輩は名無しである
16/06/05 07:52:00.33 .net
↑『君の名は』

496:吾輩は名無しである
16/07/31 14:30:39.38 .net
課長島光作

497:吾輩は名無しである
16/07/31 22:23:02.59 .net
          近代化により老人の宦官的な攻撃性が顕在化

498:吾輩は名無しである
16/08/04 22:19:24.48 .net
ナイフどっかーん

499:吾輩は名無しである
16/08/29 11:01:17.71 .net
北杜夫の『神河内』て短編がけっこう良かった

500:吾輩は名無しである
16/11/20 01:41:27.30 v6Np3YZ6.net
世界十大小説とか言われるものは、やっぱり長編だよな

501:吾輩は名無しである
17/04/01 16:57:41.84 UKLOVwCc.net
とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、
たとえ暇つぶしででも、
もし興味ある方は読まれて下さい。
『救済的真理の伝達・証明』
《神・転生の存在の科学的証明》
URLリンク(message21.web.fc2.com)
  

502:吾輩は名無しである
17/04/20 05:13:02.18 jFVOB3/G.net
片目を失って見えてきたもの
ピーコ

503:吾輩は名無しである
17/07/25 21:59:51.26 nG14l0xf.net
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆

504:吾輩は名無しである
17/08/10 14:34:44.83 OXvQ2FqH.net
谷崎結構上がってるけど、彼の最高傑作は刺青だと思う

505:吾輩は名無しである
17/08/10 15:42:00.93 asPsFwV9.net
大爆笑

506:吾輩は名無しである
17/08/10 17:23:21.44 NAy/qxWm.net
小島信夫「美濃」
小島信夫「別れる理由」
小島信夫「寓話」
小島信夫「菅野満子への手紙」
小島信夫「うるわしき日々」
小島信夫だけでベスト5が埋まる。

507:吾輩は名無しである
17/08/13 21:20:40.18 9j5mQ1gv.net
そこまで挙げて何で抱擁家族がないの?

508:吾輩は名無しである
17/08/30 15:21:01.34 JL92N4+R.net
いのちの初夜
その辺の安っぽい自分語り小説とは違う

509:吾輩は名無しである
17/09/01 10:24:12.50 +YJE8zHg.net
やっぱり『夜明け前』を読まないと近代文学は語れない気がする。
小説としての完成度からすれば漱石の一連の作品に到底及ばない。
でも、木曽山中の宿場町という定点から幕末~明治の大きな歴史のうねりを
生き生きと描き切ったその剛腕ぶりは、ほかの誰にも真似できないと思う。

510:吾輩は名無しである
17/09/01 12:35:16.90 mHRMiivm.net
近代文学に限定しなくても
読み易さ、構成、哲学性からして
こころ
以外にあり得ない

511:吾輩は名無しである
17/09/01 14:14:41.57 vxhiTswS.net
>>504
春琴抄の方がいいと思うけどそれぞれ人によって感性が違うからな。

512:吾輩は名無しである
17/09/01 19:59:18.93 vxhiTswS.net
>>510
「こころ」の先生は今でいうとニート?
貧乏人は悩んでいる暇はなかったと思う。食べるために働かないと。
先生は中途半端にお金を持っていたのが悲劇を生んだとも言える。

513:吾輩は名無しである
17/09/01 20:44:36.79 X8NPISnp.net
こころは無いわ
明暗にしろよ

514:吾輩は名無しである
17/09/01 20:46:07.01 5Z71XA+0.net
漱石はあの時代の小説では読みやすいが、思考に現実性が乏しいから傑作まではいかないだろ
こころとかを書いてた最後のほうは良作も多いが、まだ川端や三島といった作家のほうが完成度が高い
こころは割ときれいにまとまっているけどね

515:吾輩は名無しである
17/09/01 20:49:42.14 X8NPISnp.net
あと有力なのは「万延元年のフットボール」じゃねーの
ああいうカラマーゾフ的な思弁小説の体裁で近代日本を検討した作品って余り無い気がするし

516:吾輩は名無しである
17/09/01 22:47:30.79 5Z71XA+0.net
大江は谷崎の影響受けすぎてて劣化版みたいになってるからな。
近代日本なんて、あの世代はほとんどみんな書いてたようなメジャーなテーマじゃん。
敗戦の反動みたいなのがあって大江は典型的なそれ。
万延元年を読むとカラマーゾフを思い出すのはわからんでもないが、石原慎太郎と同系統としか思えん。
思想は全く逆だが。

517:吾輩は名無しである
17/09/01 23:10:07.46 X8NPISnp.net
大江のどこに谷崎が棲んでるのかね

518:吾輩は名無しである
17/09/02 07:23:14.25 aHWLCnSK.net
活動的

519:吾輩は名無しである
17/09/02 23:03:04.27 ZNOiYMOx.net
大江の小説なんて読んだことある人がそもそも少ないだろうな。
読みにくいのは個性にしても足を引っ張りすぎ。内容だけ見ても傑作レベルはないかもしれんが。

520:吾輩は名無しである
17/09/03 01:11:06.61 gahzHNyZ.net
俺は大江の「万延元年のフットボール」が近代現代問わず日本文学史上最高傑作だと思ってる。ただいかんせんおもしろくない。

521:吾輩は名無しである
17/09/03 06:27:28.73 JsDvtagj.net
一応大江にもファンがいるんだな、好みはそれぞれではあるが、海外から見れば、三島あたりになるんだろうな
何をもって傑作とするのかがそもそも曖昧だけど

522:吾輩は名無しである
17/09/03 09:55:13.51 1abfEjLT.net
>>520
『万延元年のフットボール』をおもしろくないといったら
『同時代ゲーム』なんかどうなるんだ。

523:吾輩は名無しである
17/09/03 17:24:38.62 PdYc97zO.net
>>519
優れた文学なんてカフカにしろプルーストにしろドストエフスキーにしろ読み難い訳で、
ジョイスやベケットやピンチョンまで行くと読み難い上に意味がわからなくなる

524:吾輩は名無しである
17/09/03 17:30:13.10 qtewAp+k.net
俗物

525:吾輩は名無しである
17/09/03 18:08:22.48 JsDvtagj.net
>>523
カフカ、プルースト、ドストエフスキー、ベケットは読み難いじゃなくて、複雑で難解なだけ(原文では知らんが)
ジョイスはフィネガンが特例なだけで読みやすいほう、ピンチョンは意味不明なだけ
大江はただただ文章が読みづらいだけで、複雑な表現を使うわけじゃない
日本の文学全体から見れば中の上くらいのレベル(好みにもよるが)

526:吾輩は名無しである
17/09/03 18:23:21.12 PdYc97zO.net
>>525
複雑で難解だとしても同じ読みづらさには変わりないし
というか読みづらいのは狙って書いてるんだけどな
実際ノーベル賞取った理由の一つに万延元年での詩的言語が有る

527:吾輩は名無しである
17/09/03 18:25:00.76 PdYc97zO.net
てか中の上は流石に無いわ
普通に太宰辺りよか上だろう

528:吾輩は名無しである
17/09/03 18:35:33.96 JsDvtagj.net
ノルウェー・ブック・クラブによって2002年に世界54カ国の著名作家100人の投票で
選ばれた「The 100 Best Books of All Time」では、日本からは川端康成『山の音』
川端康成が日本文学の最高峰と言われれば納得もできる
文章もうまいし、三島も文章もうまく、複雑な話が書ける
日本は「不幸になりました→考えを改めてふっきりました」このパターン多すぎ

529:吾輩は名無しである
17/09/03 18:48:31.78 JsDvtagj.net
>>526
内容の難解さと文章の読みづらさは別、狙ってるのは否定しないし、好き嫌いも自由だけど
詩的言語と言っても、ノーベル文学賞の選考委員は日本語読めないから翻訳本読んだ感想だからな
三島、安部はあの世代では別格なのは、ノーベル賞の委員長も認めていて、安部があと2年生きてたら大江は受賞できなかった
井上靖と大江がノーベル賞では僅差であった
個人的に太宰もあまり評価してないが、大江より下とは思わないな

530:吾輩は名無しである
17/09/03 19:23:48.65 PdYc97zO.net
>>529
安倍のそれは良く言われるが、大江も大江で仏ガリマール蔵書に載ったりブッカー賞最終候補になったりしてるから確たる根拠は無いように思えるがな
三島は川端以前に谷崎に勝てないからたぶん無理
まだ中上健次が生きてた方が可能性あった

531:学術
17/09/03 19:47:36.91 c9OLqFXy.net
僕らの七日間戦争。

532:吾輩は名無しである
17/09/03 19:51:11.79 JsDvtagj.net
>>530
それも好みの問題だから別にいいけど
三島はノーベル文学賞に川端より前に最終候補に残っていた
ノーベル賞から意見を求められたドナルドキーンは谷崎、川端、三島の順で提出したが
彼自身は日本の年功序列に従っただけで、作家としては三島が一番と答えている
海外の作家に好きな日本の作家を聞けば、三島か安倍が多いだろ(今は知名度的に村上もか)

533:吾輩は名無しである
17/09/03 20:03:11.68 SfxJCU8y.net
「砂の女」

534:吾輩は名無しである
17/09/03 23:31:52.37 fW8cE4NQ.net
安倍?www

535:吾輩は名無しである
17/09/04 00:36:44.11 So8hit9G.net
過大評価

536:吾輩は名無しである
17/09/06 21:47:17.74 esrho0zT.net
大江嫌ってる奴ってネトウヨと美文厨だけだろ

537:吾輩は名無しである
17/09/06 21:49:52.01 mi7k0dWg.net
そんなことはない。

538:吾輩は名無しである
17/09/06 21:54:26.57 mi7k0dWg.net
なんだよ、同時代ゲームって。気取りやがって。

539:吾輩は名無しである
17/09/06 22:27:07.92 lZroxqj1.net
厨二が過ぎると読まなくなるよ

540:吾輩は名無しである
17/09/06 22:34:20.80 esrho0zT.net
でも君は厨ニを過ぎて読んだ

541:吾輩は名無しである
17/09/06 22:42:56.08 esrho0zT.net
というか古井由吉は川端谷崎と同格だろ
仮往生伝試文、山の音>>取り替え子>>(超えられない壁)>>金閣寺

542:吾輩は名無しである
17/09/06 22:47:20.91 mi7k0dWg.net
山の音ってそんなにあれなのか。

543:吾輩は名無しである
17/09/06 23:57:40.81 xONqoEAM.net
谷崎、川端、三島、安部がノーベル賞の選考で有力で、
最終選考に最初に残った日本人が三島、最初に受賞したのが川端
でも川端以外は受賞前に亡くなってしまって、大江がたなぼた的に受賞
案の定、大江の小説は海外どころか日本でも読まれず、今は村上が毎年騒いでる状態
順調に日本文学は劣化してる

544:吾輩は名無しである
17/09/06 23:59:22.69 0PENAgqo.net
ボクたちはみんな大人になれなかったなんていうのが「文学」ってことになっているからな新潮社

545:吾輩は名無しである
17/09/07 00:09:53.26 fMSCuuHB.net
読まれてるのが良いんなら村上春樹とラノベ全盛期の今は最高だな

546:吾輩は名無しである
17/09/07 00:19:35.72 iQMfRRfb.net
ラノベの最高傑作はなんだい?

547:吾輩は名無しである
17/09/07 00:21:37.78 iQMfRRfb.net
て言うか、スレタイと話題がずれてる気がするな。大江は近代文学じゃないだろう。

548:吾輩は名無しである
17/09/07 08:55:48.28 wjR5/JE7.net
戦後文学は別枠かな
谷崎の細雪あたりが最後かもしれない

549:吾輩は名無しである
17/09/08 01:40:58.82 z9EB3VZQ.net
スレタイはいかにも無理だから、近代文学の代表的作家のそれぞれベスト1っていう企画のほうが妥当だと思うな。

550:吾輩は名無しである
17/09/08 02:25:51.52 aBLBdh77.net
北杜夫 幽霊

551:吾輩は名無しである
17/09/08 02:30:46.17 aBLBdh77.net
芥川 藪の中

552:吾輩は名無しである
17/09/08 02:32:19.48 aBLBdh77.net
一握の砂

553:吾輩は名無しである
17/09/08 09:06:50.80 z9EB3VZQ.net
内田百間 花火

554:吾輩は名無しである
17/09/09 09:04:21.01 0zQyXzYC.net
私も漱石のこころかな
夏目漱石の芥川龍之介と久米正雄への書簡が素敵だったから、その二人はどうしても漱石より上って感じに見えない
牛になることはどうしても必要ですってやつ
坂口安吾も芥川と太宰を不良少年って罵倒してたし確かに見栄っぱりだし

555:吾輩は名無しである
17/09/09 13:35:59.51 XHVU7K33.net
漱石よりは鴎外のほうがまだ格上。谷崎はさらに上、漱石は弟子が多かったせいでやや過大評価される。
谷崎の漱石評は素直でいいんだよな。絶賛して評価する作品と全く評価しない作品があって、しかも的を射てる。
戦前の作家たちは小説家より詩人のほうが優秀なのが多い気がする。小説は戦後のほうがはるかに優れている。

556:吾輩は名無しである
17/09/09 23:02:15.12 6neenMfk.net
作者名抜きの作品単体で、神聖喜劇に勝てる小説ってある?

557:吾輩は名無しである
17/09/10 05:58:16.58 pwmM2PKl.net
安部公房が一番好きだけど近代日本文学で最高傑作を選ぶなら谷崎の春琴抄だな

558:吾輩は名無しである
17/09/10 09:57:14.17 UfugHLfJ.net
長塚節「土」
ひよっこじゃなくて不死鳥です

559:吾輩は名無しである
17/09/10 22:53:25.02 HhSiThQF.net
>>513
明暗こそない
あんなものただの家庭小説だろw

560:吾輩は名無しである
17/09/15 02:17:10.09 ky1e41oJ.net
人間失格は過小評価されすぎ

561:吾輩は名無しである
17/09/15 02:25:34.56 ky1e41oJ.net
近代文学と現代文学ってことばの定義ちがうだろ
戦後文学は近代文学とはいわない

562:吾輩は名無しである
17/09/22 16:42:29.42 kSiYNj9D.net
南が丘文庫
URLリンク(www.minamigaoka.info)
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会

563:吾輩は名無しである
17/10/24 11:24:33.99 iyrQdDPb.net
近代文学で最高の作家は当然谷崎に決まっているわけで
谷崎の最高傑作は言うに及ばず「刺青」なわけだけど
一文字一文字、魂を込めて書いた跡が文章から読み取れる

谷崎の偉大さがわからぬ人は、独特の性表現が受け付けられないタイプの人なのだろうけれど
「異端者の悲しみ」の一編を読めばわかる
谷崎は耽美派の代表作家であるわけだけど
退廃的、虚無的なものを書かせても芥川や太宰や織田なんかより素晴らしいものを書いていた

564:吾輩は名無しである
17/10/24 11:28:49.75 iyrQdDPb.net
人間失格なんて、ただただ悲惨な男の心理描写を重ねただけで
太宰が書いたというバックグラウンド込みで評価されてるに過ぎないなぁ
読み物としては幼稚で脆弱

565:吾輩は名無しである
17/10/24 11:37:04.99 PrhYQFno.net
死霊

566:学術
17/10/24 12:23:21.33 7yXSCWF9.net
騎士もんか。ハルカみたいな。

567:吾輩は名無しである
17/10/24 17:24:41.81 fupXopU8.net
谷崎は通俗過ぎる
小難しい言い回しの傑作ワイド劇場
やはり夜明け前しかない

568:吾輩は名無しである
17/10/24 17:52:37.82 fupXopU8.net
と書いた後検索したら
既出しまくってんのな
すまねえ

569:吾輩は名無しである
17/10/24 17:59:25.77 fupXopU8.net
構想が凄え
ど田舎なのに世の激動が生活に
反映する舞台に平田神道と入会権問題を
投げ込む
これ以上見事な構想は思いつかない

570:吾輩は名無しである
17/10/24 23:57:01.98 m684Ll7s.net
西洋文学と伍する作品、というと『夜明け前』だと思うが・・・・
ここはやはり、『春琴抄』を挙げたい。
ヨーロッパでルーベンスやティツィアーノが活躍していた時代、わが国には等伯がいたんだよ。
URLリンク(musey.net)
URLリンク(upload.wikimedia.org)
URLリンク(terebess.hu)

571:吾輩は名無しである
17/10/27 01:42:08.24 qvHukv3D.net
三島なら「午後の曳航」か「春の雪」だろうが日本近代最高はないなあ。
太宰は大好きだけど傑作は短編のみだ。
夏目の「三四郎」は一応候補かな。
川端は無理無理。
島崎の「夜明け前」はありうる。
谷崎の「春琴抄」は単勝1.8倍、「瘋癲老人日記」2.4倍。
やや穴目で村上「ハードボイルド」と村上「五分後の世界」

572:吾輩は名無しである
17/10/27 11:31:30.79 44pSRrv5.net
志賀は若い頃、気まぐれなゴミ小説だと思ってたが
おっさんになって考え方が変わった
今では志賀の『暗夜行路』が最高峰

573:吾輩は名無しである
17/10/29 07:45:59.09 D6YCkGTB.net
芥川の地獄変

574:吾輩は名無しである
17/10/30 05:29:13.62 es4bUVDS.net
>>570
二番目のティツィアーノですか?
女が笛もってるけど、これボッキちんこをいじってるんだよね?

575:吾輩は名無しである
17/11/07 02:16:05.75 FkbYrzOF.net
>>571
『午後の曳航』は高校時代に読み、映画も観たが、大味な印象。
『春の雪』も読んでから映画を観た。確かに隙の無い硬質の作品になっているが
『金閣寺』や『絹と明察』のような、三島の生命力や問題意識が健全に乗っかっている作品とは思えなかった。
『三四郎』は筆者のカマトトぶりが透けて見えて、『草枕』などに比べてもどかしくて読みづらかった。
川端には傑作があるのでは?
『夜明け前』を読了していることを尊敬する。
辛抱強く読んでいったが、あまりにも実感として心に響いてくる手応えがなく、途中で読めなくなってしまった。
読了すれば感銘を受ける作品なのか?
谷崎は天才なので何を読んでも面白いが、幻想文学系が良いと思った。
ひらがなだけで書かれているのに等しい『春琴抄』『盲目物語』には、大和言葉の妙が活きていて
旧幕時代の滑稽本、洒落本の美点も採用されているので近代文学の傑作に加えて良いと思う。
春樹の『世界の終わり~』は戦後昭和文学というより世界文学として傑作だと思うが
龍は『愛と幻想のファシズム』『イビサ』が傑出していたと思う。真面目に書いていれば『フィジーの小人』も規格外の傑作になったはず。

576:吾輩は名無しである
17/11/09 11:52:48.73 fmmUKBAL.net
谷崎なんて全然面白いとは思わんな
当時としても古臭い文体がそもそも読む気にさせない

577:吾輩は名無しである
17/11/09 11:54:19.25 fmmUKBAL.net
近代文学というなら当然文章も近代的でないといけない
その点やはり夏目漱石と太宰治は抜きんでている

578:吾輩は名無しである
17/11/09 12:58:04.91 hZkoe9Zy.net
そこは太宰じゃなく芥川だろ
あの文体がどれだけの作家に影響を与えたか。太宰も芥川の影響下にいる

579:吾輩は名無しである
17/11/09 13:09:21.53 iKcCBtMD.net
芥川詳しくないから具体的にどのあたりが
文体としてすごかったのか
煽りじゃなくて

580:吾輩は名無しである
17/11/09 23:04:44.96 AoPRYvxe.net
短編作家としてなら、あざとさ(作為)ぶりぶりの芥川より
しなやかなユーモアのある太宰がほっぽどマシだよ。
芥川みたいなのは英語でpedagogueってんだ。
上から目線の説教好きのことさ。

581:吾輩は名無しである
17/11/09 23:09:32.63 CxsscEqx.net
>>580
それ全く逆じゃん
あざとさの塊が太宰だし。芥川なんかユーモアの塊だろ

582:吾輩は名無しである
17/11/09 23:22:35.14 AoPRYvxe.net
>>575
ドラマの密接なバックグラウンドである幕末~明治維新の歴史に或る程度なじんでいないと
「夜明け前」は入っていきづらいかなあ。
遠回りと思わずに、幕末~明治維新の歴史を詳述した本に少し遊ばれると良い。
名をなした日本史学者は「夜明け前」を読んで、藤村がよくそこまで史料を精査したことに、
頭が下がる思いがした、と述べていたくらいだからね。
「午後の曳航」には無駄な(過剰な)観念的おしゃべり(ひとり芝居)がほとんどないのが大変に好もしいと思いました。
三島は短編もおしなべて面白いですよ。彼の最高傑作はじつは「憂国」だろうと思っています。
作家ご本人も自身の代表作と公言していたそうです。

583:吾輩は名無しである
17/11/10 00:15:57.71 /cfi/9hI.net
笛吹川

584:吾輩は名無しである
17/11/10 01:26:10.80 QUsKCClU.net
三島は太宰をあちこちで貶してたけど「あざとい」「信念がない」「ユーモアがない」だの言ってたな
>>580の見る目の無さには哀れみを覚える

585:吾輩は名無しである
17/11/10 01:34:51.38 /cfi/9hI.net
印籠かよ

586:吾輩は名無しである
17/11/10 01:51:52.14 a/GUEdRN.net
芥川のトロッコとか杜氏春とか蜘蛛の糸とか鼻とか臭くてかなわん。
いかにも頭の中でこねあげました、って感じでしょ。
志賀の「小僧の神様」の同類だね。
太宰も「走れメロス」だけは興ざめだ。
あれは少しも太宰らしくない。

587:吾輩は名無しである
17/11/10 02:03:48.36 fz/oQch2.net
芥川はユーモアのある「河童」が良い
太宰は爽やかな哀感がこもる「津軽」が良い

588:吾輩は名無しである
17/11/10 02:08:24.72 ihpIFaJK.net
>>584
三島は自己の持つ「嘘」を太宰の文学から掬い取っている。
三島にとって太宰は近親憎悪の対象、文学的に複雑な愛憎の対象。
学生時代の三島は太宰を慕って会いに行っているくらいだから愛着もさらにもぎ離しがたく
それゆえに反太宰を標榜、敬愛していた太宰の融通無碍を欠く自分の力量を補うべく
様式性と格調に重きを置く作品を書く作家というニッチを選び取っていったと思うが。

589:吾輩は名無しである
17/11/10 02:22:59.41 IpJKFa57.net
芥川がヨーロッパの国に生まれて、
欧文で彼が日本語で書いたものと同じ質の高さ同じ数だけ短編をかいていたとしたら、
短編の天才として全世界に知られてるわ

590:吾輩は名無しである
17/11/10 03:07:28.78 ihpIFaJK.net
>>589
芥川の「箱」職人のごとき緻密な文章の技は、漢籍に通じた操觚者のもつ職人芸。
漢語的素養のない文化圏で翻訳されても、彼の文の躯体となる美点に、果して当時欧州の読み手が気づき得たかどうか。

591:吾輩は名無しである
17/11/10 03:36:21.42 IpJKFa57.net
まあ仮定が無理あるけどね
和漢の古典を材料にしている場合も多いし
しかし様々な方向に果敢に実験的でありつつ完成度が高い作品群は、同時代のヨーロッパで展開されていたとしても非常に高く評価されるタイプだと思う
時代の最先端だったと思う

592:学術
17/11/10 06:15:21.40 EXL/R8Bn.net
東大の出版物は商売が怪しいだろ。なぜか東大ばかりが書店に並ぶ。
国立下位クラスなのに。

593:吾輩は名無しである
17/11/10 15:22:48.16 XvgsEwhW.net
このスレの常連の最高傑作は以下
漱石はこころ
谷崎は細雪
太宰は津軽
鴎外は阿部一族
芥川は短編しかないので除外
さぁ選べ

594:吾輩は名無しである
17/11/10 15:24:32.83 XvgsEwhW.net
となるとやっぱり「こころ」かな

595:吾輩は名無しである
17/11/10 15:28:18.64 +1cjmeTQ.net
春琴抄そんなにいいかな
春琴の顔に熱湯をかけたのがサスケって事が確実なら、確かに名作だけど
そこがボケてる限り、そんなにいいとも思わんな

596:吾輩は名無しである
17/11/10 16:12:27.52 MymXsdOJ.net
漱石なら三四郎

597:吾輩は名無しである
17/11/10 17:52:13.10 /t6aTik9.net
う~ん

598:吾輩は名無しである
17/11/10 18:33:14.39 /cfi/9hI.net
教科書だな

599:吾輩は名無しである
17/11/10 20:04:17.20 lrM8y7YH.net
三島由紀夫「真夏の死」
石川達三「心猿」

600:吾輩は名無しである
17/11/10 20:10:58.99 pN0fMnuV.net
武田泰淳『ひかりごけ』
     か
梅崎春生『幻化』

601:吾輩は名無しである
17/11/12 09:03:25.21 yk0H+an5.net
全作品

602:吾輩は名無しである
17/11/12 09:05:20.50 yk0H+an5.net
全作品合わせたパワーだと露伴一択だけど

603:吾輩は名無しである
17/11/12 09:54:54.46 zhTARWCY.net
ハッタリ

604:吾輩は名無しである
17/11/12 21:36:16.72 Dcsv0Qm7.net
>>594
「こころ」の先生は中途半端にお金を持っているのが悲劇だった。
食うや食わずで朝から晩まで働いていればグジュグジュ悩んでいる暇はなかった。

605:吾輩は名無しである
17/11/14 09:54:32.37 kScBQSZh.net
だいたい、近代化に失敗した日本に「近代文学」なんて存在するはずないだろ
日本の「文学」は、「ラノベ」または軽い「読み物」だ

606:吾輩は名無しである
17/11/16 02:51:42.94 R4X4QEJE.net
しょせん個人の日記レベルともいえるな

607:吾輩は名無しである
17/11/16 03:36:20.41 b1ct/HVd.net
韓国は近代化に大成功したよな

608:吾輩は名無しである
17/11/16 06:03:10.58 +JQvmqaR.net
大爆笑

609:吾輩は名無しである
17/11/18 18:34:46.73 suqmm7AH.net
>>595
なかなか面白い仮説ですね。
本当に湯をかけたとして理由が知りたい。

610:DJ gensei学術 暗公 fineshi pas contenau
17/11/18 23:31:08.15 Lrwc+Swb.net
春琴抄は独特の世界と音感で描かれて、日本文学のかけがえのないものだ。

611:吾輩は名無しである
17/11/19 01:07:56.38 aRyfTjkm.net
>>608
俺も最近その説のさわりを知ったが、どうやら千葉俊二や河野多恵子が唱えているらしいよ

612:吾輩は名無しである
18/01/13 16:01:50.75 wrWxfMzQ.net
608
仮説というか春琴を陥れたのは佐助でしか成立し得ない小説だろうよ
名前忘れたけど、春琴を口説いて梅見に誘ったボンに危機感を覚えたんだ
あの程度の小僧だから袖にしたけれど
他の男に、、、
と考えた時、これ以上春琴を表に出すのは危険と思ったんだろうよ
通俗な言葉だと独占欲とかいうのかな
人間の欲望の最たるものだろう
そういうものを書いている小説じゃないの?
そうじゃないならお師匠さんが好きです、僕も失明しますブスリ
これだけで名作とは言えんだろう

613:吾輩は名無しである
18/01/13 16:06:54.80 ckfUTrL0.net
連投だけど、そんな単純な献身愛なら
東野圭吾(笑)宮部みゆき(笑)らのほうがまだいいもの書いてるぜ

614:吾輩は名無しである
18/01/13 19:15:40.70 VV4zpiWA.net
藤林丈司

615:吾輩は名無しである
18/01/14 16:00:10.42 h4tqR0jK.net
究極的な話をすれば、こころの先生と人間失格の大葉洋三はほとんど同一人物で
世間体を第一に考える日本人に共感されやすいタイプ

616:吾輩は名無しである
18/01/14 16:24:02.01 h4tqR0jK.net
彼らのような悲観的な厭世家が世紀のヒーローとして文学史上に残るのは
キリスト教が全く機能していないからだと思われる
性悪説に基づき、善人に石を投げるのが人間の本質だと説いているキリスト教圏内では、かれらのような主人公は登場しない
人が信用できない
それで当たり前であるとキリスト教は説くからだ
海外の名作で完全に他人を信用できないというキャラクターといえば、ドストエフスキーのスタブローギンがいるが
彼はもっと高度の悩みを持った超人であり、せんせいや大葉洋三のようにウジウジしていない

617:吾輩は名無しである
18/01/15 02:10:43.61 xne5E1DJ.net
一通りスレを読んだけど
要するに日本文学に最高傑作はないということか

618:吾輩は名無しである
18/01/15 04:43:53.34 DHH3ihfC.net
大庭葉蔵
固有名詞は正確に書いてくれないと違和感があり過ぎてね
だけ

619:吾輩は名無しである
18/01/15 16:17:58.06 daIHHTZy.net
夜明け前

620:吾輩は名無しである
18/01/15 21:23:24.53 YNX8tBYc.net
夜明け前に決定しました

621:吾輩は名無しである
18/01/15 22:10:13.45 euZQjNVR.net
>>617
日本の小説は本当に退屈でつまらんが、武者小路実篤は例外的に
面白かったな。
日本にはドストエフスキーやトルストイのような巨大作家はいない。
大長編を書く腕力がないのだ。

622:吾輩は名無しである
18/01/16 05:49:44.42 P+aEDQ7m.net
外国人が読んで面白いと感じるのは「夜明け前」だというのはよく聞く話
たしかに鎖国から開国、近代化という日本史上最大の革命期をマクロとミクロの両方から描いているからね
日本の歴史もわかるし、江戸と明治、将軍と天皇、鎖国と開国、国学と洋学という対比を個人を通して描くことに成功している
明治期なら大なり小なり近代化に翻弄される悩みを漱石であれ鴎外であれ書いているんだけど
「夜明け前」はそれをうまい構図で書いたから外国人が読んで面白いのでしょう

623:吾輩は名無しである
18/01/16 13:21:28.00 u+/iCz50.net
>>621
友情はもっと評価されていい恋愛小説の名作だと思う
日本人作家の名作で確かに超大作ってないよな
戦争と平和やレミゼラブルみたいに登場人物を増やした大衆文学ならいくらでも長く書けるのだろうけれど
ドストエフスキーみたいに1つの小説で、美談あり思想あり血みどろの愛憎ありと詰め込んで調和を保つ事の難しさは、村上春樹が1984で証明してくれた
異次元の筆力がないと読めたもんじゃない

624:吾輩は名無しである
18/01/16 15:48:09.91 GiF4H/kJ.net
島崎藤村はロマン主義の詩歌から出発したが、
長編を書く能力としてはあの時代では頭抜けていて、現代まで含めても随一かもしれないな

625:吾輩は名無しである
18/01/16 16:38:12.24 rc2TsFsj.net
読書家の篠田一士が褒めまくっている
という話で、実際ちくまの一冊本の解説
読んだら異次元の絶賛でウケたよ

626:吾輩は名無しである
18/01/16 17:39:35.70 OgjqsyVl.net
【911】 NHKアナウンサー長谷川浩、自殺 <目玉のマーク> テロや災害に偽装した破壊工作 【311】
スレリンク(liveplus板)

627:吾輩は名無しである
18/01/19 03:40:11.25 +DUU9DSp.net
其面影、明暗、或る女、痴人の愛、暗夜行路、夜明け前、雪国、迷路、死霊、
万延元年のフットボール、春の雪、枯木灘、以上ベスト12

628:吾輩は名無しである
18/02/02 12:29:18.41 d5FW4Cyl.net
雪国は適当に書き継いだせいで
構成力もないしぼんやりとした内容
それが強みだが欠点も多い
問題作

629:DJ学術 
18/02/02 13:46:10.74 5Bq3nnjG.net
どうだろうね。書かれていないモノ 思いついたが消したもの
とかの方が最高賞位傑作なんだと思うよ。

630:吾輩は名無しである
18/02/02 20:35:47.99 3JN9KiCL.net
短編でもいいなら谷崎潤一郎の「刺青」に一票

631:吾輩は名無しである
18/02/02 20:49:04.46 /DDySVqZ.net
短編集でいいなら
夢十夜だな
完成度は長編の夜明け前と肩を並べる
完璧な芸術作品
テーマの重複のなさ
安定したしかし硬軟合わせた文体
細部に拘泥することもない
上田秋成が読んだら腰抜かすだろうな

632:吾輩は名無しである
18/02/02 21:00:37.30 /DDySVqZ.net
雪国は中編なんだが
重複的内容が結構ある
思いつきのような不自然なシーンもあるし
無理矢理繋げて手を入れたせいで
時系列に破綻がある
そのせいで再読は楽しい

633:DJ学術 
18/02/02 21:34:52.46 5Bq3nnjG.net
川端氏もまあ賞金ぐらいは貰えてるんだろうけど、東大という割じゃないわけで
学歴があったから性が出るわけじゃない。

634:吾輩は名無しである
18/02/04 18:48:35.72 DQVlHvK5.net
俺も短編なら刺青かな
刺青ほどに高尚な日本語で書かれた小説は他にない

635:吾輩は名無しである
18/02/07 12:28:00.03 GqqOifrk.net
神聖喜劇

636:吾輩は名無しである
18/02/25 13:34:48.18 2ZrOd6PT.net
>>589
じっさいウィキペディアの言語数を見たら日本の作家では芥川がダントツの1位だからな

637:吾輩は名無しである
18/02/25 14:11:25.14 YEznoVP4.net
じっさい芥川愛でるなら説苑を訓読する方がマシ
誰も言わないから俺が言っておくわ

638:吾輩は名無しである
18/02/28 21:39:36.61 9gQ36lN0.net
良スレあげ

639:吾輩は名無しである
18/03/04 18:10:11.70 sYmaJPNK.net
ある翻訳者の文章を読んでいたらこんな文章に出会った。
雪国の英訳を読んだらよくもまああんなひどい英訳でノーベル賞もらえたと思い驚愕した。

640:吾輩は名無しである
18/03/04 18:34:24.72 ix+ajdVL.net
それと関係あるかわからんけど
雪国は翻訳以後に作品に手が入っているから
部分的に食い違っているね

641:吾輩は名無しである
18/03/06 16:41:48.03 o0m2ts1e.net
大江健三郎 万延元年のフットボール
政治的発言から敬遠していたが凄い傑作だった

642:吾輩は名無しである
18/03/06 20:13:56.39 QPEcN7sa.net
うれしいこと言うねえ

643:吾輩は名無しである
18/03/06 22:18:25.88 j6TRtaT5.net
有島武郎の「或る女」は読み応えがある

644:吾輩は名無しである
18/03/07 00:24:52.03 GmykhNno.net
或る女は言文一致以後の
日本語小説文体ー描写の完成形
基本的にそのまま今に至る

645:吾輩は名無しである
18/03/07 00:36:12.81 GmykhNno.net
ほんと雪国は謎
好きな作品だけどこんな過大評価もない
駒子の造型が全てなのに
いろいろ評価の理由付けもわけわからん

646:DJ学術 
18/03/07 18:33:52.51 bqbxwonM.net
サイコ ウ

647:吾輩は名無しである
18/03/07 19:57:56.62 5D0eNuTC.net
>>641
大江は人間的にはクソだが、文学的才能はまばゆい
『万延元年のフットボール』は『百年の孤独』を凌駕する傑作だ

648:吾輩は名無しである
18/03/09 20:02:46.47 WRYKrQcU.net
何も言うことはない
そこに大江が居るのみ

649:吾輩は名無しである
18/05/07 03:05:27.33 W5gYHTLB.net
夜明け前だろうな。

650:DJgensei artchive gemmar
18/05/07 18:41:11.64 lYzWMAHI.net
帝近代記。

651:吾輩は名無しである
18/05/07 22:34:59.96 8nyf3HQL.net
日本を代表するっていうんだから
日本を表象するぐらいのある程度のデカさがいると思う
私小説みたいなのは駄目ということ

652:吾輩は名無しである
18/05/07 23:08:14.99 aSB1UP0J.net
外国人が好きな日本の作家は太宰治、三島由紀夫、谷崎潤一郎
川端康成、村上春樹がベスト5。
最高傑作はこの作家の中にある。

653:DJgensei artchive gemmar
18/05/08 12:24:19.00 z4ZAp9hK.net
帝大系出版ダブ作家群か。東京内国制圧でスレその事実なしななあ。
ハルキは巻き込まれたしなあ。

654:吾輩は名無しである
18/05/08 13:50:55.55 rQLib1hE.net
>>651
そして短編や中編でなく長編であることが必須
となるとだいぶ限られてくる

655:吾輩は名無しである
18/05/08 17:59:09.16 ZO3hiTBx.net
>>137
いかにも逸脱の例外狙いで書いているからな
そういうのはインパクトはあるが品位がない

656:吾輩は名無しである
18/05/10 22:18:49.16 5UpeDSej.net
井上ひさしのブンとフン

657:吾輩は名無しである
18/05/12 10:18:48.62 gx0+bLCd.net
細雪か万延元年だろ
一作となると漱石は入らない
こころは他にたくさんの作品あってこそ
鴎外三島川端はそもそも器じゃない
中上は枯木灘を越える作品が読みたかった

658:吾輩は名無しである
18/05/13 04:15:42.07 4ssfq9w8.net
ドラが鳴る鳴る

659:吾輩は名無しである
18/05/13 16:50:48.25 emnn5roP.net
「細雪」はジェーン・オースティンを日本でやったという影響が明瞭だからなあ

660:吾輩は名無しである
18/05/13 16:51:51.91 emnn5roP.net
大江健三郎は欧米文学の継ぎ接ぎみたいなものだし

661:吾輩は名無しである
18/05/14 04:36:32.56 YGC6MNox.net
美学的には小説なんていう夾雑物の多い文学より詩歌、戯曲のほうが上位に置かれる
長編小説である事が必須なんてのは全然違うね
ここまで一握の砂、春と修羅、山羊の歌なしか

662:吾輩は名無しである
18/05/19 07:30:50.54 5ykBeDWA.net
たかが小説に順番もへったくれもない。

663:DJgensei artchive gemmar
18/05/19 09:51:28.43 MCpeMuPC.net
詩歌 老人 戯曲 壮年 文学 今中年太り。

664:DJgensei artchive gemmar
18/05/19 11:06:14.89 MCpeMuPC.net
日本軍のロシア海戦、地元でなぜか誤報でガセ勝利のように機微が悪い時代で、
ロシアと二戦二敗を自覚していた文学が良いものです。

665:吾輩は名無しである
18/05/20 07:42:35.11 REBUoZ1x.net
村上龍の69

666:吾輩は名無しである
18/06/24 10:50:02.05 yQg+BX4F.net
『万延元年』だが
時代を離れてまでその価値があるのだろうか
近代日本文学の最高傑作というには違和感を覚える

667:吾輩は名無しである
18/07/13 03:45:45.67 FiR4jfA8.net
或る女の文体は今の小説の基礎になったと言ってもいいくらいの完成度

668:吾輩は名無しである
18/07/13 18:45:44.66 331pYfR4.net
マジレスする

ノルウェイの森

669:吾輩は名無しである
18/07/13 19:35:18.46 QLtSPgQ0.net
現代文学と近代文学の区別もつかないアホ

670:吾輩は名無しである
18/07/13 21:02:01.14 tr6RaN0S.net
さすがに戦後デビュー&発表だと「現代」文学だと思う

671:吾輩は名無しである
18/07/13 23:07:22.45 Lw7aJags.net
春樹も古くなってきたよなあ

672:吾輩は名無しである
18/07/13 23:44:24.98 S8esW1Ye.net
柳田国男『山の人生』
近代まで残っていたのであろう日本の先住民族の痕跡に衝撃受けた。
これ読んで、小説ばかりが文学ではないのだとようやく気付いた。
だからといって、ノンフィクションに無理やり分類わけすることも
できない奇書。
---
いいスレだなぁ、ここ。

673:吾輩は名無しである
18/07/13 23:55:50.03 9ZHZbVO5.net
>>465
数年前じゃないね
すぐあとだね

674:吾輩は名無しである
18/07/13 23:59:31.64 9ZHZbVO5.net
>>669
ここではあえて区別する必要はないね
明治以降、現在まででかまわない
実際みんなそう書き込んでるし、
戦前までに限定する意味がない

675:吾輩は名無しである
18/07/15 01:07:46.54 HFXdcd3v.net
おいらのこころはいつでも完璧だぜ

676:吾輩は名無しである
18/07/15 17:46:09.60 b3CR0jCJ.net
>>669
おたくの中でどこで区切りつけてたの?w

677:吾輩は名無しである
18/07/15 23:20:00.67 uSgWmOF3.net
『羊をめぐる冒険』を三島由紀夫の自殺した日から始めた春樹は
明確に自分は現代文学の作家だという意識を持ってる

678:吾輩は名無しである
18/07/15 23:27:09.56 uSgWmOF3.net
>>674
なんの論拠もない上に「みんな」って誰だよ
「近代」でスレのレス抽出も出来ないのか
あたまわるそう…

679:吾輩は名無しである
18/07/16 01:57:30.91 kz7oX+El.net
選択肢が増えてる

680:吾輩は名無しである
18/07/16 05:30:35.93 SZYPDwjt.net
>>678
うわぁ〜
こんなんで頭いいとか言いたいんだ
まずお前は>>676氏に答えないとな
前提を明確にしとかないと
オレは戦前戦後って言ってて
それだとかなり古い作家しか対象にならなくて
戦後派以降の面白い作家が対象外になるからつまらないと考える
「みんな」ってのは抽出とかアホみたいなこと言ってないで
上を見ればすぐわかるだろう
ああ、あと「近代」でスレを抽出する意味を教えてくれたまえ
こんなことを言ってるから単なるアホか異常者の可能性が高いので、
ちょっとはまともなこと書かないとスルーするけど、書けるのかな?
やっぱ無理かな?

681:吾輩は名無しである
18/07/16 10:15:22.02 rRNKyynw.net
太宰って海外人気そこまでないイメージだったなー

682:吾輩は名無しである
18/07/16 10:16:59.87 rRNKyynw.net
近代だと、最大の作家は谷崎、最高の作家は川端、完璧な作家は三島、っていう勝手なイメージ。

683:吾輩は名無しである
18/08/31 21:31:27.94 /ypdfRdq.net
URLリンク(i.imgur.com)

684:学術
18/09/01 19:51:24.76 xtWajmxH.net
近世から永遠に金太郎。日本昔話や今昔、御伽草紙の様な話に文学板が
ならないのはどうしてなのか。

685:吾輩は名無しである
18/09/01 20:26:15.75 5eIzgtxG.net
ベスト5 漱石 鴎外 谷崎 川端 大江
次点 太宰 三島 村上春 

686:吾輩は名無しである
18/09/02 20:24:42.60 rnUGkSDR.net
.
フランス革命は松尾芭蕉を記念していた。
URLリンク(3rd.geocities.jp)
URLリンク(book.geocities.jp)
日本という国は、松尾芭蕉で世界中をバカにする。
(個人的意見)
URLリンク(book.geocities.jp)
URLリンク(book.geocities.jp)
URLリンク(park.geocities.jp)

687:吾輩は名無しである
18/09/19 16:25:42.31 yujhixDY.net
『万延元年のフットボール』感想 現在の退廃を救えない
URLリンク(banyahaiku.at.webry.info)

この小説は、六〇年安保後の精神的虚脱から、いかに回復するかがテーマ。
主人公根所蜜三郎の弟、根所鷹四が主導する反乱の部分が興奮させ、読み物として面白いが、この後どのような「新生活」が主人公に始まるのかが、
ほとんど書かれていないという、落胆を私に残した。
戦後民主主義も、六〇年安保も、日本社会のこの頑迷な鈍重さを打ち砕くことはできなかった。これは、一時的な「構造改革」などで、変えられるしろものではない。
この小説において、万延元年の一揆、明治四年の一揆、そして根所鷹四が主導した昭和の騒動、これらのいずれもが、日本社会の頑迷な鈍重さを揺るがす
何ものかをはらんでいない。
小説家の無力さを、さすがに大江健三郎は知っていて、根所鷹四に、こう言わせている。
フィクションの枠組みをかぶせれば、どのように恐ろしいことも危険なことも、破廉恥なことも、自分の身柄は安全なままでいってしまえるということ自体が、
作家の仕事を本質的に弱くしているんだ。(230ページ)
『万延元年のフットボール』が、主人公にアフリカでの通訳としての「新生活」などという、甘ったるい結末しか与えていないことは、作者大江健三郎のみならず、
戦後日本文学の弱さ、貧しさを物語っており、それだけに今日の日本の知的退廃の救いがたい根深さも象徴している。

688:吾輩は名無しである
18/09/19 16:36:39.74 yujhixDY.net
「日本」を表象する文学という面から考えたら
明治維新による近代化と第二次世界大戦というのが最大の事件だと思う
明治維新による大革命を描いた「夜明け前」か他にあれば
第二次世界大戦だと原爆を描いた「黒い雨」か戦争そのものを書いた別の作品か
あるいは戦後の混乱及び高度成長を描いた作品があればそれでいいんじゃないかな
開高健の「日本三文オペラ」だったかなにか
大江健三郎は「安保闘争」作家かもしれないがどうも問題が小さい
安保で傷ついた人間の回復とか今では問題でも何でもなくっている

689:吾輩は名無しである
18/09/20 04:51:51.29 E4fXPG84.net
>>685
ベスト5は漱石、鴎外、三島、太宰、大江だと思う。流石に村上春樹が太宰、三島に並ばない。

690:学術
18/09/20 09:11:15.22 WB47EUnY.net
日本昔話 とかの 古典名作に近現代文学は勝てないよ。

691:学術
18/09/20 09:11:54.77 WB47EUnY.net
今(も)昔も変わりないか?

692:学術
18/09/20 09:12:56.46 WB47EUnY.net
今は昔 おとこありけり いずれのおんときにかあらむ 時間を古典文学してみてね。
多分未来のことさ。

693:学術
18/09/20 14:27:16.30 I3H2D6M2.net
3郎花節 ?実務三年後大学編入の方が有利だよ。二ではきついぞ。

694:吾輩は名無しである
18/09/22 03:43:58.75 axVvJBZ0.net
村上龍 白鳥

695:シャシャキ
18/09/22 06:25:54.74 Of5npEEr.net
今は昔、男ありけり
の伊勢物語の時代は上方男は東女にもてもてだったが、
今は逆かw

696:吾輩は名無しである
18/09/22 08:02:21.58 5IITXrKw.net
上方女が東男にモテる
って事か
あるあるw

697:学術
18/09/22 09:06:12.16 B+H5wwqv.net
アメリカだって経営できてるのに、なぜ精神的虚脱の敗北の将が小説を書くんだ。

698:学術
18/09/22 09:07:35.62 B+H5wwqv.net
安保でも学生運動でも、公にされる記事はいつもつまらない東大だ。
六大学で一番盛りさがるところ。

699:学術
18/09/22 10:23:58.45 B+H5wwqv.net
URLリンク(www.youtube.com)

700:学術
18/09/22 11:33:18.59 B+H5wwqv.net
六大学で六本木で飲んだらどこの大学が酒量酔い方かつかな。

701:吾輩は名無しである
18/09/22 17:10:14.58 vT8Rb0ZC.net
いわゆるひとつの笑顔ホームランで立教ですな

702:学術
18/09/22 17:48:37.75 B+H5wwqv.net
早稲田じゃないの?専門性が在って。体育会も意外と気が弱く酒が弱い人も多いとか。

703:吾輩は名無しである
18/09/24 22:25:54.29 ZAg43nqC.net
万延元年は最終的に『洪水はわが魂に及び』に繋がるから難しいな
ただ大江を、「安保闘争の作家」とひとくくりにするのは、読解の幅を自ら狭めていて勿体ないとは思う

704:吾輩は名無しである
18/09/27 18:08:07.03 4skIPwWK.net
>>644
よく夏目漱石が日本語文体を完成させたと言われるけど
実際に今の小説につながる文体を完成させたのは有島だな

705:学術
18/09/27 18:10:26.56 j/V67fn4.net
文体は夏目が影響を受けた作家の通りそのままだろう。

706:吾輩は名無しである
18/09/27 18:24:55.49 4skIPwWK.net
夏目漱石は「である」の多様とかまだまだ文体が堅苦しい
現代小説の直接の文体にはなりえていない

707:学術
18/09/27 18:55:48.06 j/V67fn4.net
のである。とである。発生成立が違う。もとは漢文訓読なんだよね。
調べてみるのもいいと思うよ。
である。というと僕は前者を選択しています。

708:学術
18/09/27 19:21:28.30 j/V67fn4.net
であるよ。という古語の訳は助動性をもったものとして、高く評価されるべきでしょう。

709:吾輩は名無しである
18/09/28 12:04:36.14 GmWaZyrp.net
最近は、万延元年のフットボールの評価が妙に上がってるんだな、おもしろい

710:吾輩は名無しである
18/09/28 12:07:42.41 GmWaZyrp.net
抱擁家族とかも、一時期忘れられてて急に評価が上がったよな

711:吾輩は名無しである
18/09/28 12:21:35.91 GmWaZyrp.net
長編小説を選んでる人が多いけど、日本文学って短編小説のほうがよくないか?

712:吾輩は名無しである
18/09/28 16:12:26.87 orVOwyXU.net
その通りです
でも長編の方が偉いっていう先入観がある

713:吾輩は名無しである
18/09/29 18:18:30.22 tOCL2DAI.net
実際えらい
短編は技巧だけで書けるが長編はそうはいかない

714:吾輩は名無しである
18/09/29 20:46:08.62 O3f8WlOI.net
実際には長編たる必然性を感じる作品は非常に少ない

715:吾輩は名無しである
18/09/30 01:36:15.44 5vLzC56F.net
良い短編を書くのに必要なのは才能だが、良い長編を書くのに必要なのは胆力というかしぶとさというか、そういうものだな
典型的には芥川龍之介と島崎藤村の違いか

716:シャシャキ
18/09/30 06:49:42.47 8UOmarHe.net
短編作家ってドラッグ常習者が多いような。

717:吾輩は名無しである
18/10/06 12:49:29.80 HYSwf5aL.net
芥川もヤクやってたんだろ

718:吾輩は名無しである
18/10/07 03:50:15.42 M1VL0ab0.net
まさに約束ごと

719:吾輩は名無しである
18/12/12 18:54:59.00 J2wlGevQ.net
露伴子の五重塔がきわめつけ

720:吾輩は名無しである
18/12/12 21:52:25.22 bsH7Y2Lh.net
死霊

721:吾輩は名無しである
18/12/28 15:24:32.42 bcBTQGlJ.net
夜明け前

722:吾輩は名無しである
18/12/29 06:22:02.64 t7wdwf/o.net
大江健三郎の「セヴンティーン 」、「政治少年死す」の二編を合わせたセヴンティーン 二部作が最高傑作だと思ってる。

723:吾輩は名無しである
18/12/29 06:31:27.38 t7wdwf/o.net
長編だから偉いというなら大菩薩峠の優勝じゃん

724:吾輩は名無しである
18/12/29 07:04:35.88 np51wDO1.net
は?グイン・サーガだろ

725:学術
18/12/29 08:56:45.13 uRhCwqZp.net
東大とお茶の水女子大は雲泥の差
。女性の書きものにしては、男のモノはお荷物。ひどい売れ残り、セクハラ残り。

726:学術
18/12/29 08:57:16.45 uRhCwqZp.net
直線的進路を選ぶのはよくない。婉曲したり迂回したりしないと。

727:学術
18/12/29 08:58:15.55 uRhCwqZp.net
極東の辺境の小国の大学に過ぎない東大学歴に過信は禁物だ。
国際標準で語らないと。

728:学術
18/12/29 09:03:30.66 uRhCwqZp.net
やたら東大の男の売れ残りが厳しいと言わざる負えない。

729:学術
18/12/29 09:14:54.13 uRhCwqZp.net
を得ない。

730:学術
18/12/29 09:16:04.59 uRhCwqZp.net
国立は国民に対して開かれているレヴェル。海外の方が経営方針評価いいよ。国立。

731:吾輩は名無しである
18/12/29 11:36:54.04 d27FyPzG.net
浮雲

732:吾輩は名無しである
18/12/30 13:28:34.92 610lnQuN.net
『花と蛇』が理解されるのは200年後

733:吾輩は名無しである
19/01/08 23:15:23.33 Bso3Rmst.net
浮雲読んだ時
アレ日本の近代文学こんなのばっかりじゃん
て驚愕したわ
偉大だよ浮雲は

734:吾輩は名無しである
19/01/19 00:59:27.82 KueTXZFI.net
>>390
20年前に買ってそのまま放置してあるが読んでみるかー

735:吾輩は名無しである
19/05/03 18:40:30.96 8cdD68VC.net
先の戦争を描いた作品だったらどれですか?

736:吾輩は名無しである
19/05/05 18:12:23.05 TrhEApPq.net
戦争物だとレイテ戦記か
近代を描いたもので人気投票したら坂の上の雲とか竜馬が行くあたりになるかも

737:吾輩は名無しである
19/08/03 12:17:54.45 9LD+Nbjz.net
川端康成 舞姫 みずうみ 雪国

738:吾輩は名無しである
19/08/03 12:23:00.70 JzNXqIuF.net
谷崎潤一郎の「刺青」に一票

739:吾輩は名無しである
19/08/04 05:51:18.35 Ly171t5Y.net
読みますよ!

740:学術
19/08/05 18:17:51.53 TigM1nsF.net
わてらの炎の七日間デフラージ内戦争。

741:吾輩は名無しである
19/08/05 20:20:47.76 zHL/80S4.net
>>711
雪国は短編だよな
ツギハギの無駄な繰り替えしがあるし
素材とその扱いは完全に短編

742:吾輩は名無しである
19/08/07 19:46:07.43 1zL3E7uL.net
三島由紀夫の豊饒の海シリーズですね
日本最高の作家の思想信条が詰め込まれたまさに至高の純文学作品
美に生き、武に生き、思想を抱き、そして希望を失った彼の人生をそのまま作品に宿した豊穣の海シリーズこそ日本最高のほまれにふさわしいと思います

743:学術
19/08/07 20:12:59.68 kO6p+9tw.net
ユキヨ ミッシマ

744:静かな湖畔の森のかげから まじ卍卍卍 ナハ ナハ
19/08/08 00:51:50.86 CP6toBB2.net
トリプルタイフーン  パクられた小説は何をパクったものなのか 著作権 しけたビートとフジテレビ 焼き直す ガソリンを使うところが特許 オリジナルなのか・・・・
正規のルートだとショッカーを通して売り出された筈の怪人
仮面ライダーは正規のルートからは売り出されなかった プロパーではないのだろう
アメリカ大陸はインディアンでなくワシのもの インディアナ州もワシのマークで埋め尽くす
ジャニーズを通さずに売り出すのかい? 吉本を通さずに売り出すのかい? 電波独占 世界征服 ワシのもの
トーテムポール踏み潰せ 追い込んで陥れろ 沖縄もトーテムポールか ワシのものなのに 香港の土人が決起 銃を配って大東亜解放
トリプルタイフーン てんさい現る
正規のルートだとショッカーを通して売り出された筈の怪人
仮面ライダーは正規のルートからは売り出されなかった プロパーではないのだろう
アメリカ大陸はインディアンでなくワシのもの インディアナ州もワシのマークで埋め尽くす
ジャニーズを通さずに売り出すのかい? 吉本を通さずに売り出すのかい? 電波独占 世界征服 ワシのもの
トーテムポール踏み潰せ 追い込んで陥れろ 沖縄もトーテムポールか ワシのものなのに 香港の土人が決起 銃を配って大東亜解放
トリプルタイフーン
正規のルートだとショッカーを通して売り出された筈の怪人
仮面ライダーは正規のルートからは売り出されなかった プロパーではないのだろう
アメリカ大陸はインディアンでなくワシのもの インディアナ州もワシのマークで埋め尽くす
ジャニーズを通さずに売り出すのかい? 吉本を通さずに売り出すのかい? 電波独占 世界征服 ワシのもの
トーテムポール踏み潰せ 追い込んで陥れろ 沖縄もトーテムポールか ワシのものなのに 香港の土人が決起 銃を配って大東亜解放

3代目 扇風機 検閲でなく添削 コマネチ コマネチ 鼻くそをほじって舐めるコロッケなら知ってる
仮面ライダーV3もビックリだ していない けいべつは
仮面ライダーV3もビックリだ ナハ ナハ 野口五郎はしらない まして野口五郎岳など コロッケしか売ってない クリエーター しけたビートでこんにちは していない けいべつは
していない けいべつは

745:吾輩は名無しである
19/08/09 18:03:02.60 AzR+52vp.net
中川与一「天の夕顔」

746:吾輩は名無しである
19/08/09 18:46:45.86 ZFPhjOVq.net
えぇ…あれが最高傑作とか特殊な性癖の人かな?

747:吾輩は名無しである
19/08/09 19:48:38.18 AqS5/eCg.net
カミュから「若きウェルダーの悩み」と 匹敵する名作だと激賞されたらしい。

748:吾輩は名無しである
19/08/11 07:40:43.29 75sClr4z.net
すてきな作品レビューをありがとう
爆裂大感謝祭だぁ

749:吾輩は名無しである
19/08/15 21:41:00.37 J8th/aD0.net
藤林丈司

750:吾輩は名無しである
19/12/23 19:45:57.54 A9B24tbW.net
藤林丈司

751:吾輩は名無しである
20/01/23 09:31:19 FSt23IeF.net
蹴りたい背中

752:吾輩は名無しである
20/04/17 11:11:35 dnaFIXgn.net
傑作かどうかは分からんが、好きなのは『草の花』

753:吾輩は名無しである
20/09/25 12:54:04.78 jaoWwAkG.net
最高傑作は読書層が何を求めているかによって決まる
もうドラマや教養が物語に求められる時代は終わり
今のトレンドはストレスなしに読めるゆるふわ幻想系だよな
なら内田百閒とか小川国夫とか村上春樹とどれかでいいんじゃないの

754:吾輩は名無しである
20/09/28 19:50:06.63 wL2Eji1h.net
『ヌエのいた家 』小谷野敦

755:吾輩は名無しである
20/10/02 00:47:57.09 R95myDrI.net
コンビニ人間

756:吾輩は名無しである
20/10/02 01:52:37.61 KT4Dm8ob.net
>>1
小説か?小説なら1つもない?

757:吾輩は名無しである
20/10/02 01:54:54.41 KT4Dm8ob.net
>>1
方丈記だろう

758:吾輩は名無しである
20/10/02 05:57:52.30 UcCBqAt4.net
飯田蛇笏「山廬集」
永田耕衣「悪霊」
塚本邦雄「感幻樂」
葛原妙子「限牛」
吉岡實「僧侶」
北園克衛「単調な空間」
鷲巣繁男「定本鷲巣繁男詩集」
あたりもいれて殴り合おう

759:吾輩は名無しである
20/10/02 08:49:49.36 WQieaOhT.net
尾楢出てる「ケツのぷぅさん」

760:吾輩は名無しである
20/10/02 21:31:06.35 moHW2Os5.net
母子寮前 小谷野敦

761:吾輩は名無しである
20/10/19 09:06:28.02 A4SQd32N.net
>>1
この作品の主題は今となってはどーでもいい
漱石自信が知識人で西洋の近代とぶち当たり、もがいている部分が重要

762:吾輩は名無しである
20/10/19 09:07:38.25 A4SQd32N.net
自身

763:吾輩は名無しである
20/11/02 19:51:05.29 RAD6GoQM.net
乙一の『GOTH』

764:吾輩は名無しである
21/05/24 06:40:49.62 QzmReIkt.net
経歴詐称、学歴詐称のクソ男
やっぱり 深沢秋男 だね。

765:吾輩は名無しである
21/05/26 01:57:28.63 yCqc/d+X.net
中島らも「ガダラの豚」

766:吾輩は名無しである
21/06/12 12:18:26.94 6NwAvhY4.net
遠野物語

767:吾輩は名無しである
21/06/12 12:58:03.61 2Jq2QtO4.net
すべての教育は洗脳である

768:吾輩は名無しである
21/06/13 00:02:58.41 yyUNgdVR.net
近代日本文学を一つだけ選んで、同時代の海外文学と比較してドーダといえるような作品は少ないな。
翻訳してもなお読めるような作品じゃないとダメとしたら、漱石の「草枕」はグレン・グールドが愛読してたそうだから候補にはなる。欧米の近代文学にないものがあるのかも。
三島の戯曲「サド公爵夫人」も海外で翻訳されて何度も上演されているし、サド研究では難がありそうだが、作品そのものは今後10年や20年くらいでは古くはならないだろう。因みに石川淳は歌舞伎の現代版としてみている。

769:吾輩は名無しである
21/07/07 04:19:18.60 SzQgSuxe.net
予言しておくが、巨大掲示板が日本において特異に発達していることと、文芸のジャンルとしての可能性を江戸期の俳諧連歌の興隆と関連付けるような研究がこれから出てくるだろうな。

770:吾輩は名無しである
21/09/08 20:33:26.38 Mfxdv3wQ.net
何度も読み返す文学っていうと、俺は夏目漱石の「坊ちゃん」だからなぁ
最高傑作は?って聞かれるとこれを答えてしまう。
歳を重ねて感性が変化していくごとに、読み方・注目点が変わってくるんだよね

771:吾輩は名無しである
21/09/08 21:58:26.22 c5lDm4bS.net
>>770
意外な意見で面白いね
漱石は読むけど坊ちゃんは子供の頃以来読み返したことないな

772:学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士
21/09/09 13:12:20.36 rPqTgkh3.net
未完成の明暗 夏目漱石。死んで完成かあ。

773:学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士
21/09/09 13:25:07.62 rPqTgkh3.net
近代は歴史文学軍のとかが新刊含めていいんじゃないか、二連勝。

774:学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士
21/09/09 13:25:41.63 rPqTgkh3.net
三連勝か。おおまかじゃないと。

775:吾輩は名無しである
22/01/10 14:05:58.89 kFH1QBOE.net
深沢秋男って地獄に落ちたのかな?

776:吾輩は名無しである
22/01/10 19:08:23.69 UHxJPfUK.net
桜の森の満開の下

777:吾輩は名無しである
22/01/11 13:15:23.10 nzNZ4DWN.net
>>776
安吾は題名もうまいね

778:吾輩は名無しである
22/01/13 13:25:41.86 FRGqekix.net
なんか分からんけど
梅崎の幻化

779:吾輩は名無しである
22/02/05 13:01:11.46 n9WvMM9T.net
>>769
んなわけないw

780:吾輩は名無しである
22/05/06 19:35:18.10 7sHvwxGo.net
長編なら、泰淳和尚の「富士」。「万延元年のフットボール」は、時代性を考えれば傑作。「富士」は、百年たっても傑作。短編なら「春琴抄」。完璧な変態小説。どんな時代、どんな国であっても通じる傑作変態小説。「死霊」は構想の最後まで書けてたら、或いはの小説。「豊穣の海」は、巻を追うにつれダメになる。第三巻が最悪。小説じゃない。漱石は素晴らしい。だが、結局は家庭小説。家庭小説が悪いわけではないが、社会性があまりにない。今、読む意味があまりに、ない。春樹は通俗。フォークナーと並ぶとは思えない。「夜明け前」は読んでないので、分からない。平田篤胤のことが出てくるとか。そそるが、例の「新生」事件のせいで、どうにも読めない。気になってはいるが、やっぱり読まないと思う。だから、わからない。

781:吾輩は名無しである
22/05/06 20:01:23.51 ypNxl8/A.net
桜の森の満開の下

782:吾輩は名無しである
22/05/06 21:01:40.49 s8KKHQ8r.net
安吾なら、「夜長姫と耳男」を、とる。人為的な狂気の方が、より狂う。桜の美しさが男を狂わせ人殺しをさせるより、姫の狂った美意識に惑わされ魔像を作る男の方が、より狂気である。いずれにしても男は僕であるけれど。まぁ、女の狂気には敵わないってことか。メンヘラ美形女にゃ、かなわねぇもんな。男は僕だ。ちなみに、「僕」は「しもべ」と読む。

783:吾輩は名無しでsる
22/07/03 21:15:44.42 Q6WKNZ3f.net
安吾の短編小説の傑作が文学的に優れているのは認めるが
文学の価値を可能性を含めて人生のリアルを表現することだとすると
安吾の真骨頂はむしろ随筆を含めた私小説的作品群にあるのではないかと

784:吾輩は名無しでsる
22/07/03 21:16:13.77 Q6WKNZ3f.net
安吾の短編小説の傑作が文学的に優れているのは認めるが
文学の価値を可能性を含めて人生のリアルを表現することだとすると
安吾の真骨頂はむしろ随筆を含めた私小説的作品群にあるのではないかと

785:吾輩は名無しである
22/10/18 12:17:26.81 DxAxgYY4.net
富士日記とクラクラ日記もいいね

786:吾輩は名無しである
22/10/18 17:23:20.25 zWGuoQap.net
太宰治の右大臣実朝。

787:吾輩は名無しである
22/10/18 17:32:04.23 BHT/jcie.net
武田泰淳は右翼の児玉みたいな、工作機関の人間で戦争中にしこたま金を貯め込み、その金のおかげで戦後の埴谷豊の生活の面倒を見ていたと江藤淳が暴露して、埴谷が怒ったことがあったが、吉本ー花田論争で早々と吉本の勝ちを宣言した埴谷だったが、彼を支援した武田泰淳は花田と犬猿の仲だった。

788:吾輩は名無しである
22/10/18 20:50:24.94 nAkwqOtt.net
澁澤龍彦の高丘親王航海記に1票

789:吾輩は名無しである
22/10/20 04:42:26.68 YKE5FRj8.net
>>780
漱石は家庭小説というより個人主義であろうとすることから生じる苦悩を描いているだろう
舞台背景は古臭いが、元々そこの意匠に頼っているわけでもなく、まずまず現代的ですよ
もはやスタンダードとは言わないが、いまだにオーソドックス

790:吾輩は名無しである
22/11/14 11:25:14.13 f/QcLSLA.net
一冊選ぶなら「春琴抄」かな。欧米人にも勧めたい。

791:吾輩は名無しである
22/11/16 22:45:59.71 Ey3KpL36.net
なんとなく、クリスタル

792:吾輩は名無しである
22/11/18 00:02:30.18 hilyjxxZ.net
限りなく透明に近いブルー

793:吾輩は名無しである
22/11/18 00:28:15.04 TfhxD85y.net
春一番が吹くまで

794:吾輩は名無しである
22/11/20 23:25:23.47 PsjNUxNh.net
赤頭巾ちゃん気をつけて

795:吾輩は名無しである
22/11/21 03:51:45.53 sIpeL/C1.net
月山

796:吾輩は名無しである
22/11/23 16:02:50.29 rjD9qg2Y.net
ベッドタイムアイズ

797:吾輩は名無しである
22/11/26 19:34:14.60 jmX4jkZ/.net
青春の蹉跌

798:吾輩は名無しである
22/11/29 18:26:16.13 FTaHyFVj.net
むちむちぷりん

799:吾輩は名無しである
22/12/03 18:51:11.05 IODVlY4r.net
もう頬づえはつかない

800:吾輩は名無しである
22/12/04 08:22:11.09 d+zSJghv.net
アイコ、十六歳

801:吾輩は名無しである
22/12/04 13:37:11.92 oejrvyN0.net
蹴りたい背中

802:吾輩は名無しである
22/12/06 23:04:29.89 tL2KT85m.net
夕暮まで

803:吾輩は名無しである
22/12/08 21:01:22.46 +JBlvelB.net
>>798
それは映画だろ。原作は半村良の『女たちは泥棒』

804:吾輩は名無しである
22/12/08 21:05:19.87 +JBlvelB.net
>>803
URLリンク(www.google.co.jp)
すまん。右脳鴻一郎のほうか。畑中葉子主演のやつかと

805:吾輩は名無しである
22/12/08 22:21:24.32 dpLRpvRK.net
暗夜行路

806:吾輩は名無しである
22/12/09 05:34:54.93 6aWK0Goe.net
>>803
URLリンク(ja.wikipedia.org)
たしかに彼の小説は面白い
市井巷間の人の気持ちがよく分かってる

807:吾輩は名無しである
22/12/09 05:36:48.89 6aWK0Goe.net
ぼくは、澁澤龍彦さんのコアファンやけど

808:吾輩は名無しである
22/12/10 00:25:05.62 PwYkLaJw.net
桃尻娘

809:吾輩は名無しである
22/12/10 00:50:06.04 XLPVlY8i.net
半村良はエロいのが良いね
寝取られ的に萌える。
『石の血脈』とか。
官能短編集『男あそび』も萌える

810:吾輩は名無しである
22/12/12 17:00:02.70 oQ8WWLvS.net
ボッコちゃん
田園の憂鬱
豊饒の海
邪宗門
死霊


811:吾輩は名無しである
22/12/12 20:33:08.00 HYO8INwH.net
>>800
正確には『1980アイコ十六歳』な。

812:吾輩は名無しである
22/12/12 21:21:39.14 HRcoVSGI.net
西鶴の「好色一代男」の中の「末社楽遊び」に感動した。
太鼓持ち同士で、漫才のような掛け合いを言葉じゃなくて、物でやる面白さ。
僅か2000字程度でネットでただで読める。
他は上田秋成の雨月物語と春雨物語。

813:吾輩は名無しである
22/12/12 22:14:15.02 mTtFMgQz.net
>>811
おお、ありがとう。たしか単行本を持ってたはずだが、記憶で書くとあかんな。

814:吾輩は名無しである
22/12/13 08:28:05.08 4p8wor/k.net
>>811
URLリンク(www.google.co.jp)
ここで富田靖子さんと松下由樹さんがオーデション経由で初デビュー
映画名が『アイコ16歳』、ここで出演してる女性の多くが現役の高校生でした

815:吾輩は名無しである
22/12/16 16:26:42.44 0tTyNL2c.net
エーゲ海に捧ぐ

816:吾輩は名無しである
22/12/16 17:02:22.34 Cei47KBO.net
>>814
はいアスペ

817:吾輩は名無しである
22/12/20 19:26:52.97 GqBFYv0D.net
家畜人ヤプー

818:吾輩は名無しである
22/12/21 07:52:32.72 aE2C1Lsd.net
>>816
なんでそうおもうの?

819:吾輩は名無しである
22/12/21 07:54:04.83 aE2C1Lsd.net
>>817
沼正三
1956年『奇譚クラブ』

820:吾輩は名無しである
22/12/24 06:40:49.11 Hnaf1PII.net
ドグラマグラ

821:吾輩は名無しである
22/12/24 13:04:52.79 dLNvCuqz.net
>>816
アスペ上等やでー

822:吾輩は名無しである
22/12/25 16:53:59.50 6aEutOX7.net
泉淳「火田の女」

823:吾輩は名無しである
22/12/25 18:02:45.10 2uu2CCMz.net
甘い蜜の部屋 森茉莉

824:吾輩は名無しである
22/12/25 18:43:20.72 GNHA7V7M.net
海を感じる時

825:吾輩は名無しである
22/12/29 18:34:08.68 nJLDRcHg.net
少女地獄

826:吾輩は名無しである
22/12/30 00:28:42.84 tK/xQbnA.net
時をかける少女

827:吾輩は名無しである
22/12/30 12:58:44.17 /8ajLPVi.net
>>826
この作品がたぶん筒井康隆先生が一番売上した名作か命作、または迷作

828:吾輩は名無しである
22/12/31 18:28:26.69 BKhy+IEh.net
>>826
御大蓮實重彦が最も高く評価する筒井康隆の小説

829:吾輩は名無しである
22/12/31 21:10:30.58 8aXKQVWO.net
「残像に口紅を」より
“多くの読者の記憶に残っているおれの創作が少女物一作のみとはなんと嘆かわしいことだ。”

830:吾輩は名無しである
23/01/02 16:31:17.83 J+QqDLjo.net
挽歌

831:吾輩は名無しである
23/01/02 16:46:32.76 /epbohCi.net
>>830
原田康子の?
いいとこ挙げるねぇ

832:吾輩は名無しである
23/01/03 08:06:24.37 89f40ZeU.net
>>825
『ドグラ・マグラ』じゃないところが渋い。

833:吾輩は名無しである
23/01/04 13:32:49.77 wl/A8QQ2.net
日本文学においての明確な区分って
近代の超克(1942年)以前か以降かじゃないの?
他に文学的に根拠ある区分方法ってある?
という訳で武田泰淳の作品を推薦したいけどそれ以降なので
石川淳の普賢で

834:吾輩は名無しである
23/01/04 13:42:59.31 wl/A8QQ2.net
文筆家まで枠を広げていいなら宮武外骨御大が突出してる
つか、ここまで後藤明生の名前がないのか…

835:吾輩は名無しである
23/01/04 13:44:05.50 eUNtZ8Cz.net
ひょっこりひょうたん島


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