14/03/19 18:54:12.03 .net
>>81
そんなの出てたの知らなかった
83:吾輩は名無しである
14/03/19 19:30:04.05 .net
新しい小説のためになんて懐かしいな
84:吾輩は名無しである
14/03/23 13:13:16.10 .net
大江がいっていたフランスの発明家というのは
この人のことなのかな
85:吾輩は名無しである
14/05/14 14:48:32.30 .net
ナボコフもロブ＝グリエを評価していたな。大長編は書けなかったが、中編では他の追随を許さない出来だった。
特に、『嫉妬』の客観と思われた描写がいつの間にか主観へと移っていったメビウスの輪のような文体の官能性
には陶然とさせられた。これこそ、どこかが早く文庫を出すべきだろう。
86:吾輩は名無しである
14/05/14 20:53:43.02 .net
>>85
禿同
87:吾輩は名無しである
14/05/31 21:30:15.14 .net
『嫉妬』・・・
リンゴの木の陰で妻を観察して嫉妬するマスターベーション的小説、ダメだったわ
88:吾輩は名無しである
14/06/01 06:56:01.69 .net
近東の古代から中国の中世までにある、淫樹譚の存在を
知らないと十分に味わえない？
俺は『嫉妬』を読んでないから、当てずっぽで言うんだが。
樹や森が本来、持ってるオカルティックな力を日本人は
あまり感じたことがないのもあるかも。
今の、杉の植林ばかり見てたら無理もないが。
欧米の昔のアニメに良く出て来る、広葉樹の巨木のお化けは
水木しげるでさえ、手が出ない？
西方文明の樹や庭にはエロティックなイメージが元々あるんだよ。
日本ではそれはない。ほとんど全くない。
89:ソルダード
14/06/05 10:44:27.35 .net
ナタリー・サロートもヌーヴォーロマンの範疇に入るのかな？
「プラネタリウム」のモノローグ調の文はなんじゃと思った。
90:吾輩は名無しである
14/06/21 18:13:44.21 .net
少年の男3人 ウサギでサッカー 蹴り殺す
ｽﾚﾘﾝｸ(poverty板)
1 ：番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です：2014/06/01(日) 10:49:47.37 ID:tgp+RL9Li● ?2BP(11000)
東京都江東区の小学校で飼育されていた
ウサギをけり殺したとして、
警視庁は１５日、同区内の
無職少年３人（いずれも１８歳）
を動物愛護法違反などの疑いで逮捕した、と発表した。
少年らはウサギをボール代わりにサッカーをしており、
「面白半分でやっていてエスカレートした」
などと供述。
発覚を免れるため、ウサギの死体を重しと
一緒に袋に入れて運河に捨てていたという。
調べでは、少年３人は昨年５月８日早朝、同区立辰巳小学校に侵入。
小屋で飼われていたウサギ１匹を持ち出し、
約１キロ離れた公園でけるなどして殺した疑い。
公園内のすり鉢状になったローラースケート場で、
はい上がってくるウサギを交代でけったという。
３人のうち２人は同小学校の卒業生。
ウサギは児童らが「ゆきのすけ」
と名付けて可愛がっており、
行方がわからなくなってからは
児童らがポスターを作るなどして捜していた。
URLﾘﾝｸ(m.blogs.yahoo.co.jp)
91:吾輩は名無しである
14/06/22 08:19:52.90 .net
新潮社は『嫉妬』を文庫で復刊せい。
シンプルな文章で書かれた小説だから旧訳で充分。
92:吾輩は名無しである
14/07/14 12:49:29.58 .net
消しゴムおもしろい
93:吾輩は名無しである
14/07/21 02:43:08.77 .net
石の縁－ふたつの垂直な平面が交わってつくられた斜めに走る鋭い稜線、
垂直な壁はまっすぐ海岸の岸壁のほうに伸び、突堤から傾斜路が海面に下っている－は、突堤のてっぺんで、その上端が水平線となって、まっすぐ岸壁に伸びている。
一種のパースペクティブのため、ずっと遠くに見える岸壁は、この主要な線の両側に、しだいに不明確とはなるが
94:吾輩は名無しである
14/07/21 06:11:54.13 .net
>>91
新訳が欲しい
95:吾輩は名無しである
14/09/04 05:24:12.42 .net
『覗くひと』意外と名作
96:吾輩は名無しである
15/08/09 01:11:19.72 .net
『嫉妬』新訳が出る気配がないので、旧訳の一部だけでも載せておく。
「いま、寝室側の露台の角にある、南西部の柱の影が、庭の土の上にまで伸びている。
太陽は東天にまだ低く、日光はほとんど斜めに谷間に射している。谷間の軸に対して
斜めに並んだバナナの樹の列は、この照明を受けて、いたるところではっきりと姿を現わす。」
97:吾輩は名無しである
15/08/09 10:41:39.55 .net
ロブ=グリエの作品群の中心ともいうべき名作だけがぽっかりと文庫化（古典化）の
流れの中で取り残されている。生前、彼は自身の作品はすでに古典として世界中で
出版され続けているのに、日本ではどれも絶版になって読めなくなっている状況を
痛烈に批判していた。その後、4，5作が文庫化され、日本の出版界も少しは商業主義の
行き過ぎを反省したようだが、『嫉妬』がいまだ文庫化されないのはやはり異常
ではないか。わたしはロブ=グリエから1作を選べといわれたら、まず間違いなく
これを選ぶ。理由は>>85に書いた。その文体の官能性は他の追随を許さない。
98:吾輩は名無しである
15/09/03 15:55:57.81 .net
『嫉妬』が復刊されないのは何か版権上の理由でもあるのかな？
99:学術デジタルアーカイヴ
15/09/03 17:53:47.46 .net
綺麗だった。描写が。
100:吾輩は名無しである
15/09/04 18:54:11.85 .net
しかし小説の翻訳状況がこれでは
映画のBOX版の日本語版なんて夢のまた夢だなあ
101:吾輩は名無しである
16/01/26 08:04:21.83 .net
蔵臼 金助
『囚われの美女』
フランス人はこんな感じのエロティックな幻想譚が大好き。
これはマグリットの絵画をモチーフに吸血鬼とデューク・エリントンを絡めて描いた、アラン・ロブ＝グリエならではの難解なサスペンス。
#１日１本オススメ映画
URLﾘﾝｸ(pbs.twimg.com)
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2016年1月21日
102:吾輩は名無しである
16/01/28 01:56:52.72 .net
『嫉妬』は明らかに『きことわ』に影響を与えている。