25/03/01 12:03:09.69 hqkJvqnP.net
空虚な中心にそって紆余曲折がくりかえされて、想像的なものが円をえが
くように広がってゆく(ロラン・バルト、石川美子訳『記号の国』)
188:吾輩は名無しである
25/03/01 12:38:22.34 IY/kAhDS.net
いいね
189:吾輩は名無しである
25/03/03 22:34:12.00 fqNw1QZR.net
écricure ά冷静ではない零整
190:吾輩は名無しである
25/03/03 22:35:41.82 fqNw1QZR.net
豊井さんの言っている、作品に含まれる「構造的欺瞞」はロラン・バルト
も似たようなことを指摘していると思っている。以下、『現代思想』青土
社、1981年8月号引用。
「テクストを定義するために、どんな言語活動に頼ることにするかは、ど
うでもよいことではない。というのも、自分自身の言表行為
191:吾輩は名無しである
25/03/03 22:37:09.00 fqNw1QZR.net
も含めて、あらゆる言表行為を危機=批判にさらすことが、テクスト理論
のつとめだからである。」(p.80)
ここから飛んだ部分には、
192:吾輩は名無しである
25/03/03 22:38:22.71 fqNw1QZR.net
「実際、分析の主体(批評家、文献学者、学者)は、自分が記述する言語
活動の外に立っていると思うとき、自己欺瞞やうぬぼれをまぬがれること
はできない。彼の
193:吾輩は名無しである
25/03/03 22:39:19.25 fqNw1QZR.net
外在性は、完全にかりそめの見かけだけのものにすぎない。彼もまた言語
活動のなかにいるのであって、いかに《厳密》かつ《客観的》であろうと
しても、主体と記号表現と「他者」との三重の結節点に、自己を挿入する
ことを引き受けないわけにはいかないのである。エクリチュール(テクス
ト)は、まことし
194:吾輩は名無しである
25/03/03 22:40:17.79 fqNw1QZR.net
やかなメタ言語の偽善的な距離に頼ることなく、そうした自己の挿入を完
全に遂行する。テクスト理論を基礎づける唯一の実践は、テクストそれ自
体である。」(p.89)と書かれてある。
もちろん、文脈とか背景は違うだろうけど重なってはいると思う。
現実をどのようにフィクション(嘘)にするか
195:吾輩は名無しである
25/03/03 22:41:12.22 fqNw1QZR.net
という問題でもなく、どうすれば「リアルに」なるか近づくかという問題
でもなく、創作における嘘と本当の適切な比率はいくつかという問題でも
なく、嘘をごまかす方法は何かという問題でもなく、作品の正当な解釈は
何かという問題でもなく、作品をどのような方法で解釈すべきかという問
題でもなく、
196:吾輩は名無しである
25/03/03 22:42:20.71 fqNw1QZR.net
作品の「王道」や「お約束事」は何かという問題でもなく、その「お約束
事」をどのように扱うべきかという問題でもなく、もっと一般的な問題
だ。ここでの一般的というのは、「だいたいどこにでもあてはまる」とい
うような意味で。バルトはそれを「自己の挿入」と呼んでいる、と思う。
よく分からない。
2025年3月2日
197:吾輩は名無しである
25/03/03 22:52:38.07 SOLW9uG1.net
運用
198:吾輩は名無しである
25/03/07 19:48:04.72 miPLT1gN.net
Toshi / 🇦🇺🇳🇿🇨🇦🇩🇪
そういえばロランバルトの本でも近代になり人々が自由に服を着るように
なったから階級差が無くなって、むしろモードの体系が出てきて差別化す
るために微妙な差を盛り込んだり、ブランドを着ることに価値が出てきた
りって話が出てきたな
2025年2月28日
199:吾輩は名無しである
25/03/08 07:46:57.37 AYS4JjIq.net
いいね
200:吾輩は名無しである
25/03/12 19:55:12.06 D/S6v7zs.net
エーリヒ・フロム(1900年3月23日 - 1980年3月18日)『愛するということ』
ロラン・バルト(1915年11月12日 - 1980年3月26日)『恋愛のディスクール・断章』
201:吾輩は名無しである
25/03/19 20:17:13.11 T7Q50Y4l.net
中大杉並音楽部
「1曲作るのに100曲くらいのレファレンス(=参照)」というくだりが
非常に興味深いですね。
そうなんです。ロラン・バルトの言うように、作品は「引用の織物」なん
ですよね。それでも普通はオリジナリティーを主張したくなるのに、それ
をしないのが、「ぽい」笑
2025年3月11日
202:吾輩は名無しである
25/03/20 10:33:56.80 3OhK2WHU.net
運用
203:吾輩は名無しである
25/03/24 01:53:54.72 9ADnHfgw.net
みつはし けいすけ
Gr didital2の使い方を改めて調べる。しかし撮りたいという欲望より写真
を見ることや写真論のほうが気になる。ベンヤミン、バルト、シャーフ、
ソンタグ、コットンなど改めて読み返したくなってくる。アントニオーニ
のBLOW-UPも好きだな。
2025年3月5日
204:吾輩は名無しである
25/03/24 07:19:03.98 Du6OwsVD.net
運用
205:吾輩は名無しである
25/03/27 19:47:08.82 O+1GXyuY.net
「恋愛の生を織りなすもろもろのできごとは、すべてが驚くほどにくだら
ぬものばかりである。最高のきまじめさと結びついたこのくだらなさこそ
が、まさしく不都合なのだ。」
「歴史はわれわれに対し、非現在的であることを禁じている。過去につい
てわれわれが認めるものは、廃墟であり、記念碑であり、キッチュであ
り、レトロであるにすぎない。」(ロラン・バルト著、三好郁朗訳『恋愛
のディスクール・断章』みすず書房)
206:吾輩は名無しである
25/04/06 09:50:25.28 jWKCB2go.net
佐々木友輔
広告であれスチル写真であれ、バルトは「作者」の意図やメッセージを読
み解こうとするのではなく、「読者」が新たな意味を無限に生成するプロ
セスを記述しようとする。
地方映画史研究のための方法論(33)ノンフィルム資料分析①——ロラ
ン・バルト「作品からテクストへ」
2024年6月23日
207:吾輩は名無しである
25/04/06 10:53:28.45 yVKDjwZw.net
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