エドガー・アラン・ポー PART1at BOOK
エドガー・アラン・ポー PART1 - 暇つぶし2ch350:吾輩は名無しである
14/03/23 20:05:24.27 .net
>>330
ほら話系の一連の作品も現代人にはピンと来ないものがあるね
キワモノと言って差し支えないんじゃないの
「フォン・ケンペレン」みたく最晩年まで執拗に書いてるのは読書受けが良かったのもあるだろうけど、まあ好きだったんだろうね。人を担ぐのが

351:吾輩は名無しである
14/03/27 02:25:00.28 .net
谷川渥の『肉体の迷宮』を読んでいて知ったのだが
ポーの「アルンハイムの地所」と「ランダーの別荘」は谷崎潤一郎の『金色の死』という問題作(のとある部分の描写)にかなり影響を与えたようだ
その長い描写の引用部分を読んでこれはと納得した
ちなみに乱歩は谷崎を意識し続けたらしい節があること、両者の作品がしばしば奇妙な類似を示す事実があることも指摘されている
そして三島は谷崎を日本のユイスマンスと批判的な意味を込めて呼んでいたらしいね

352:吾輩は名無しである
14/03/27 09:40:00.37 .net
>>351だから、君は何を言いたいの?

353:吾輩は名無しである
14/03/27 16:21:28.09 .net
芥川龍之介の谷崎評てのを見たことある
曰く「谷崎氏はポーやボードレールに私淑しているようだが谷崎氏には彼らのような地獄の底の救いの無さのようなものがない

354:吾輩は名無しである
14/03/27 16:22:58.19 .net
われわれはそこから厳粛な感激を浴びせられる。谷崎氏の作品にはこの苦悩の代わりにあまりに享楽的な余裕があった…」
みたいな感じで谷崎氏はむしろ氏の嫌いなテオフィル・ゴーチェを思い出させる、と言ってた
辛辣杉

355:吾輩は名無しである
14/03/27 16:54:07.70 .net
丸谷才一訳のものは読んだけど
そんなに面白いですか

356:吾輩は名無しである
14/03/28 00:04:23.79 .net
ポーの前では芥川も谷崎も一介の文学ファンに過ぎない。
Jポップの歌手が大物外タレのコンサートで大感激し、サインをもらって
欣喜雀躍するのと全く同じだw

357:吾輩は名無しである
14/03/28 01:31:49.15 .net
芥川そんなに読んだことないけど
地獄変は好きだな

358:吾輩は名無しである
14/03/28 05:18:43.20 .net
ユイスマンスの『腐乱の華』文庫化してくれんかねえ

359:吾輩は名無しである
14/03/29 01:07:22.37 .net
芥川がA・ビアス「悪魔の事典」を意識して書いた「侏儒の言葉」によれば、
 
ドストエフスキーの文学は悪魔をも憂鬱にする

360:吾輩は名無しである
14/03/29 01:32:41.03 .net
悪魔よりも遥かに不気味で異様で救いのない人間像を数多作り出したからな

361:吾輩は名無しである
14/03/29 11:55:08.34 .net
何この自演くさい流れww

362:吾輩は名無しである
14/03/29 15:55:00.90 .net
疑心暗鬼かい

363:吾輩は名無しである
14/03/29 19:07:28.97 .net
それを言うなら、天邪鬼だろ

364:吾輩は名無しである
14/03/29 20:38:19.35 .net
文脈に合わんやん

365:吾輩は名無しである
14/03/30 00:08:14.77 .net
ドストエフスキーがポーの短編をロシアで紹介した時の文章がなんか微妙だったな。
曰く、これは奇妙な才能だ、幻想小説家としてはホフマンの方が上だが、とか。
なまじ近いだけに、距離感を強く意識するのかも。

366:吾輩は名無しである
14/03/30 00:38:55.14 .net
どの短篇を紹介してたの?

367:吾輩は名無しである
14/03/30 08:47:01.11 .net
ドストエフスキーは英語でポーを読んだのかな?
それとも仏語訳か?
スレ違いだが、ボードレールとドストエフスキーとフロベールって、同い年なんだね。

368:吾輩は名無しである
14/03/30 10:54:36.18 .net
Wikiにはこうあるね。

フョードル・ドストエフスキーは1861年に自分の雑誌『時代』でD・ミハイロフスキーという人物の翻訳による「告げ口心臓」「黒猫」「鐘楼の悪魔」を掲載しそれに序文をつけており、同年中に『アーサー・ゴードン・ピムの冒険』も掲載している。

369:吾輩は名無しである
14/04/01 02:49:36.09 .net
ユイスマンスの『腐爛の華』入手
楽しみだ

370:吾輩は名無しである
14/04/01 08:38:08.46 .net
スレチな話題でスマソ
まえに最寄りの図書館で『腐爛の華』を借りようとしたら置いてなかった

371:吾輩は名無しである
14/04/01 19:51:34.88 .net
オレが持っている『腐爛の華』(国書刊行会)は訳者のサイン入り。
もっとも、古本で買ったから、オレ宛のサインではないが。

372:吾輩は名無しである
14/04/02 08:26:30.25 .net
「さかしま」はいつか読もうかなと思ってるんだけど…
澁沢龍彦の訳したやつがあったな
ボードレール、ランボー、オスカー・ワイルドくらいまで続くポー的な人工楽園を築いた呪われ族のひとりという印象

373:吾輩は名無しである
14/04/02 12:49:19.44 .net
ポー的な人工楽園って、アルンハイムの領地とかランダーの別荘みたいな作品の系譜のことか?
そこで挙げられてる作家たちとの同質性をあまり感じないんだが。
ランボーは別格としても、世紀末ダンディズムというか、ボードレール流の反俗プロスタント的身振りは、ポーと無縁のような気がする。

374:吾輩は名無しである
14/04/02 12:51:51.56 .net
失礼。
○プロテスタント
��プロスタント

375:吾輩は名無しである
14/04/03 00:53:24.27 .net
「外界から完全に離脱し、放恣な夢想(あるいは阿片夢)の世界に耽溺するポーの自閉症的な室内生活者たちが、
ボードレールからユイスマンス、ワイルドにいたる世紀末文学における、人工の粋を尽くした豪奢きわまる夢の部屋の住人たちの先住者であることはすでに知られている…」

376:吾輩は名無しである
14/04/03 01:01:23.36 .net
訳者富士川義之氏の解説。たぶんこれが頭にあった。
確かにそれぞれ違うけれども、みんな現実に立脚して現実を表現しようとするリアリズム文学とは真逆の立場にある幻視者たちだと思うよ
「世紀末耽美主義」でくくれるのかもしれないけどポーはずっと前の人だから先駆者だと

377:吾輩は名無しである
14/04/03 01:05:59.43 .net
だからポー的な人工楽園ていうのは庭園ではなくて
ロデリック・アッシャーやデ・ゼッサントの住んでるような世界という意味で言いました

378:吾輩は名無しである
14/04/03 05:39:56.83 .net
貧乏人には無縁の世界だ

379:吾輩は名無しである
14/04/03 07:49:32.44 .net
逆だろ
わずかな出費でいろんな世界を脳内だけで体験できるんだから文学、小説は貧乏人向きなんだよ

ちなみに自分は若い頃に
将来ルンペンになることがあったらランボーの『地獄の季節』を肌身離さず携えて生きて死んで行こう
なんて思ってたりしたもんだ

380:吾輩は名無しである
14/04/03 13:54:50.56 .net
乱歩「パノラマ島奇談」の主人公だね

381:吾輩は名無しである
14/04/03 15:27:29.40 .net
そんなに面白いですか
全集は持ってるけど拾い読みしてるくらいです

382:吾輩は名無しである
14/04/03 16:32:13.15 .net
ちなみに自分は若い頃に
将来ルンペンになることがあったらロートレアモンの『マルドロールの歌』を肌身離さず携えて生きて死んで行こう
なんて思ってたりしたもんだ

383:吾輩は名無しである
14/04/03 16:54:01.34 .net
>>381
そう言われるとアレだけど名作の輝きは他の人の作品では到達できないところにあるのでは
それを何回も読むんでいまさら読み返しはせず頭の中で物語を再現しては感興にひたるという感じかな

384:吾輩は名無しである
14/04/03 17:27:04.15 .net
そうですか
全集もありますので
ポー週間
ポー月間を作ることにしましょう

385:吾輩は名無しである
14/04/03 23:26:20.78 .net
>>375みたいなポー観って、やっぱり一般的なのかね。
俺からすると、ポーは骨の髄からの語り手(=騙り手)であり壮大なホラ吹き作家なんだよな。いやいい意味で。
富士川義之の端正な訳文は好きだけど、鐘楼の悪魔、不条理の天使、ミイラとの論争とかのクレイジーな笑話の書き手のポーは収まりが悪い。
あのユリイカですら、手の込んだネタのように見てしまう俺の読み方がやっぱり極端なんだろうな。

386:吾輩は名無しである
14/04/03 23:40:53.65 .net
>>382
10代終わりから20代半ば頃までの俺のバイブルが『地獄の季節』、『マルドロールの歌』そして『内的体験』だった

387:吾輩は名無しである
14/04/04 07:16:05.84 .net
「地獄の季節」はそういうロマン的な放浪を諦める話なんだよな
「俺は果たすべき義務のために土に帰る、百姓だ!」

388:吾輩は名無しである
14/04/04 07:42:47.95 .net
しかし詩を棄てアフリカやアラビアに向かったランボーがロマン的詩情から解放されたかどうかは怪しいと思う

389:吾輩は名無しである
14/04/04 07:44:43.47 .net
>>385
際立って成功した作品がそんな感じだからね
振幅の大きな作家でそれだけに「のように見ればこの人物を説明できる」みたいな解説が多い
それが解説の仕事かも知らんが
「雑誌編集者ポー」も「南部的ほら話の語り手ポー」も「万物照応の理論家ポー」もみんなだいたいあってるんだろうね

390:吾輩は名無しである
14/04/04 08:16:57.78 .net
俺も若いころはデュカス君のマルドロールを
傍らに永山則夫の親父みたいに
死にたいと思ってたことがあったなw

391:吾輩は名無しである
14/04/04 10:15:20.35 .net
ポーって凄いよね
ありとあらゆるジャンルの作家に影響をあたえるなんて

392:マグナ ◆vI4NRkhGyA
14/04/04 13:29:11.25 .net
>>375
ちょっと待った自閉症の使い方がおかしいぞ。

393:吾輩は名無しである
14/04/05 16:58:25.17 .net
こんなんあった
URLリンク(www.youtube.com)

394:吾輩は名無しである
14/04/06 14:09:01.17 .net
見たり見えたりする一切有は夢の夢にすぎませぬか(ポー、日夏耿之介訳)

大江健三郎『万延元年のフットボール』の章見出しになってるんだけど出典わかりますか?

395:吾輩は名無しである
14/04/07 01:46:26.76 .net
わかりません

396:吾輩は名無しである
14/04/07 01:58:23.80 .net
All that we see or seem
Is but a dream within a dream

A Dream within a Dream という詩みたいですね

397:吾輩は名無しである
14/04/07 15:00:17.88 .net
>>396 ありがとうございます。
ポーの最晩年に書かれたA Dream Within A Dreamで間違いないようです。

引用された一節は平安末期の歌人、式子内親王の
「見しことも見ぬ行く末もかりそめの枕に浮ぶまぼろしの中」
と通じるところがありますよね。

398:吾輩は名無しである
14/04/07 17:23:37.94 .net
生誕二百年なのですね

399:吾輩は名無しである
14/04/08 18:35:05.19 .net
ポーが生きてた時代って日本だといつ頃?

400:吾輩は名無しである
14/04/08 18:47:43.05 .net
200年くらい前

401:吾輩は名無しである
14/04/08 20:59:08.05 .net
ポーが生まれたのは1809年だから生誕200年なんてとっくに過ぎてるやん
創元推理文庫の帯見て思ったんだろうけど

402:吾輩は名無しである
14/04/08 23:16:49.25 .net
生誕200年をとっくに過ぎたから
200年くらい前に生きてたことになるんですが
大丈夫ですか?

403:吾輩は名無しである
14/04/09 02:09:43.54 .net
十返舎一九は1831年に亡くなっている。ポーは1849年
一九はよく文筆だけで生活することのできた最初の職業作家だと言われる
ポーの頃のアメリカでも作家一本でやっていくのは難しかったようだね
雇われ編集者じゃなく自分の雑誌を経営するという夢は最後は固定観念みたくなっちゃってて痛ましい

404:吾輩は名無しである
14/04/09 03:31:05.00 .net
>>402
アンタに言ってないよ

405:吾輩は名無しである
14/04/09 06:12:43.49 .net
南総里見八犬伝の曲亭馬琴が1848年没(ポーは1849年没)だから、こっちの方が近い。

406:吾輩は名無しである
14/04/09 10:00:55.02 .net
>>404
>>400=>>402だと思ってるだろ ちがうんだよ >>400書いた俺も驚いたよ

407:吾輩は名無しである
14/04/09 11:36:58.25 .net
いや>>398に言ったんだけどな
最初からアンカー付けとけば良かったか
文脈で通じると思ったんだが

408:吾輩は名無しである
14/04/09 11:51:41.39 .net
まあ402は俺なんだけどね
新着3レスしか読まない俺が
全面的に悪かった
すまん

409:吾輩は名無しである
14/04/09 12:36:18.13 .net
↑ここまで全部俺の自演

410:吾輩は名無しである
14/04/09 18:11:34.90 .net
実にアホくさい流れだ

411:吾輩は名無しである
14/04/09 20:57:31.61 .net
だがそれがいい

412:吾輩は名無しである
14/04/10 17:01:21.42 .net
こちらはいろいろな人が描いたポーの肖像のようです
URLリンク(www.youtube.com)

413:吾輩は名無しである
14/04/11 15:16:11.12 .net
ポーの文庫三冊ほしいな

414:吾輩は名無しである
14/04/11 16:51:15.91 .net
五冊だよ正確には

415:吾輩は名無しである
14/04/13 02:27:55.52 .net
>>381はたいして興味もなさそうなのになぜ全集を持っているのか

416:吾輩は名無しである
14/04/13 12:30:20.89 .net
いつか読もうと思ったからさ

417:吾輩は名無しである
14/04/13 17:26:36.88 .net
どこかのブログで八木敏雄氏の評論が長文で引用されてて興味深かった
よく知られたヘンリー・ジェイムズの「大人になってもポーが好きな人は幼稚」的なことについても考察されていた
ポーないしポーの作品が「未成熟」な部分があることは一面の真実ではあるんだろうね

418:吾輩は名無しである
14/04/13 17:41:53.13 .net
ポーの作品に「未成熟」な部分があるかどうかは知らんが
ポーが好きな人は子供のように柔軟な心を持っているとは思う
それを幼稚と言うかどうかなんて知ったこっちゃない

419:吾輩は名無しである
14/04/13 21:11:30.77 .net
えっ?みんな赤ちゃんプレイ大好きじゃないの?

420:吾輩は名無しである
14/04/14 18:11:28.71 .net
エリオット全集の何巻目ですか

421:吾輩は名無しである
14/04/14 20:26:54.10 .net
「ポオからヴァレリーへ」という題の評論のようです
引用の引用の引用で文脈もよくわかりませんが

422:吾輩は名無しである
14/04/17 01:48:59.35 .net
「ポーに捧げる20の物語」てのを見かけました
生誕200年の企画ものらしい
ポーを敬愛するアメリカの作家たちが何らかの形でポーに関係する作品を書き上げて持ち寄りました
「錚々たるメンバー」のようですがみんな知らない人でしたねー。エドガー賞受賞者なんか多いんでしょうか
いまいち…読む気が出ない

423:j
14/04/17 19:36:30.58 .net
政岡大裕キモい。みんな陰でそう言ってるし(笑)

424:吾輩は名無しである
14/04/19 13:10:27.13 .net
八木敏雄訳の岩波文庫版は素晴らしい
訳文もだけど限られた紙数で定番の名作を控えて前半にバカ文学を三編採った
解説でもファースの意味を力説
岩波にはもうひとつあってそちらとのバランスで採ったんだろうな

425:吾輩は名無しである
14/04/26 06:10:00.88 .net
「悪魔に首を賭けるな」は笑いと不気味なものの混淆で奇怪な味わい
この種のものでは「タール博士とフェザー教授」が最良の作品だと思う

426:吾輩は名無しである
14/04/27 05:18:34.22 .net
>>417
それは誰もが子供の頃ポオが好きだったことの裏返しじゃないか

427:吾輩は名無しである
14/04/28 01:56:12.22 .net
英米の人たちは、なぜフランス人の、それもその時代最高の文学的知性が
この二流作家を激賞したのか、ってことに困惑してる感じだよね
流石に今は変わってきてるのかもだけど

428:吾輩は名無しである
14/04/28 02:55:44.92 .net
ジャンル的差別心じゃないかね
どんなジャンルの小説を書こうが「その時代最高の文学的知性」とやらがなかなか掴み表現し難いものを易々と表現してしまう作家というものは時にいるものだ
これは文学のみならず音楽でも美術でも同じことだろうよ

429:吾輩は名無しである
14/04/28 19:13:54.52 .net
アンドレ・ジッドがダシール・ハメットを激賞したって話もあったね

430:吾輩は名無しである
14/04/28 20:47:35.56 .net
ポーを崇拝してた当時最高のフランスの知性といえばボードレール、マラルメ、ヴァレリーか

431:吾輩は名無しである
14/04/29 09:43:43.93 .net
そうなると、ラヴクラフト辺りもフランスに信奉者がいるのかな?

432:吾輩は名無しである
14/04/29 15:49:42.68 .net
ラヴクラフトってどうなん?
20年くらい前にちょろっと読んだけどあまり記憶にない

433:432
14/04/29 16:11:26.73 .net
ポーもラヴクラフトも、大雑把にカテゴライズすれば
アメリカン・ゴシックって印象があるんですよ。
(間違ってたらゴメンなさい)。

434:吾輩は名無しである
14/04/29 19:10:51.08 .net
ポーやハメットは文体で評価されてる(この辺好きなタイプはヘミングウェイもほめる)。
シンプルな描写をするタイプだから形容詞重ねまくってくどくど言いまくるラヴクラフトとはちょっと毛色が違うと思う。

435:吾輩は名無しである
14/04/30 17:28:06.91 .net
ラブクラフトはポーに影響受けてるみたいだけど、作風としては、ホジスンなんかの、語り手が異次元に呑み込まれて正気を失っていくスタイルに近い。
ポーの場合、どんなに異常な話を書いてても、常に冷静な観察者がそこにいるって感じがするんだよな。
だからポーの方が狂気から遠いかというとさにあらずで、意識のメタ構造を意識しながら物語を紡ぐポーの方がラブクラフトよりも深刻な作家といえるんじゃないか。

436:吾輩は名無しである
14/04/30 20:38:41.17 .net
うん、でもポーとラヴクラフトじゃそもそも…(´д`)

437:吾輩は名無しである
14/05/12 00:03:18.72 .net
ウィリアム・ウィルソンって
主体が主体でなくなる、主体のはずの他者に存在を脅かされる、主体=他者の経験をテーマしたという意味では
後のランボーやバタイユ、ブランショとも通ずるところあるな
そういやニーチェとポーってほぼ同時代人なんだっけか?

438:吾輩は名無しである
14/05/23 06:42:18.68 .net
ポー作品の挿し絵の定番ハリー・クラークなる人物は何者か
ウィキを見れば書いてあるわけだがこれほど素晴らしいのにいまいち知られていないのは惜しい
きっと他にも傑作があるはず。ポーのは豪華本ということで気合いも入ったんだろうな

439:吾輩は名無しである
14/05/29 23:03:13.38 .net
パタリロ!の漫画家が真似してるね

440:吾輩は名無しである
14/05/30 05:49:46.41 .net
豪華本ということで気合いが入ったんだろうけどポー世界にどっぷりはまってるように見えるね
「メエルシュトレエム」はデザイン性も素晴らしく初めて見たとき陶然とした

441:吾輩は名無しである
14/06/02 20:36:43.73 .net
オディロン・ルドンの「仮面が(弔いの)鐘を鳴らす」てのがよく紹介されてんだけど
ポーにこんな作品あったっけて思ったがこれは「エドガー・ポーに」というタイトルの絵で特定の作品を示したものではないんだろうかね

442:吾輩は名無しである
14/06/09 10:29:32.87 .net
バカは、字を読むと頭が痛くなるので中身が読めないから、表紙の絵がどうこう、とか挿絵がどうこう とか
そういう話ばっかするんだよな

443:吾輩は名無しである
14/06/09 10:30:42.70 .net
>ニーチェとポーってほぼ同時代人なんだっけか?

アホ発見!

444:吾輩は名無しである
14/06/13 22:53:30.61 .net
>>442
挿絵は大事だよお
創元全集のハリー・クラークの絵はめちゃくちゃ合ってる
あれはカレーに福神漬けみたいにお互いが補完し合ってる
白鯨やディケンズも絵があるとなしでは全然ちがう

445:吾輩は名無しである
14/06/18 00:06:47.76 .net
バカは、字を読むと頭が痛くなるので中身が読めないから、表紙の絵がどうこう、とか挿絵がどうこう とか
そういう話ばっかするんだよな

446:吾輩は名無しである
14/06/18 05:28:49.53 .net
芸が無いなあ

447:吾輩は名無しである
14/06/23 03:06:12.71 .net
美のわからん人間にポーはわからんだろ

448:吾輩は名無しである
14/06/29 16:15:00.81 .net
岩波文庫から西条八十の訳詩集「白孔雀」てのが出てて、
そこにポー作品がひとつだけ、「大鴉」が採られてる
…優雅な文語で悪くないんだけど、ちょっとかったるいとこもある。推進力がいまいちかな
散文訳は走るだけでまったく味がないし難しいな

449:吾輩は名無しである
14/07/05 00:47:52.30 .net
>>448 原書で読め!

450:吾輩は名無しである
14/07/05 05:37:31.52 .net
翻訳は映画化作品のようなもの

451:吾輩は名無しである
14/08/31 22:50:07.86 .net
ポーの全集を全部読み終えたぞ
血行幅の広い作家だ推理小説のほうが小数だ
冒険ものが主流といってもいいくらいな作風だ
ポーの作品は数も多くない
短編も短い
だから完読するには一番作家ではないかと思う

452:吾輩は名無しである
14/09/01 04:34:02.98 .net
その勢いでマキャモンの「アッシャー家の弔鐘」を読みなされ。
アッシャー家は実在した、という設定で書かれたホラー。
冒頭にポーも登場する。

453:吾輩は名無しである
14/09/09 01:06:56.76 .net
>>451
3つ挙げるとしたら

454:吾輩は名無しである
14/09/09 01:53:56.26 .net
「ちんば蛙」
「陥穽と振子」
「早すぎた埋葬」

455:吾輩は名無しである
14/09/09 17:00:03.78 .net
ちんば蛙は晩年の名作ですねー
女の子の描き方が可愛くて良かったと記憶しています。ポーには珍しい感覚
カタルシスが痛快っす

456:吾輩は名無しである
14/09/09 19:54:27.15 .net
ポーを読むということは、あの密度の高い文章に身をゆだねることである。

457:吾輩は名無しである
14/09/17 09:20:20.25 .net
>>454
俺と似てるなw

「陥穽と振子」
「早すぎた埋葬」
「エレオノーラ」  が好き

458: 【大吉】 【1220円】
15/01/01 00:58:38.92 .net
ヘドバンヘドバン

459:吾輩は名無しである
15/02/12 11:11:59.25 rr7lsQ5JD
「黒猫」は怪奇小説の扱いだけれど、
私は泣いた。
愛妻が、愛猫を庇って主人公に殺されてしまう。
猫を庇うほど優しい妻。
主人公は、殺すつもりなんてなかったのに。
殺したくなんてなかったのに愛する者を2人も失う。
そして自分を滅ぼしてしまう。
自分の手で愛する者を滅ぼせば、そりゃ狂う。
切ない話だ。

460:吾輩は名無しである
15/02/25 12:43:03.02 .net
>>437 >ニーチェとポーってほぼ同時代人なんだっけか?
アホ発見!
>>437ってアホが屁理屈捏ねまわす典型だな!アホ発見!

461:吾輩は名無しである
15/02/25 13:19:17.13 .net
どっちがアホの典型なんだか(笑

462:吾輩は名無しである
15/02/25 16:41:06.00 .net
ポーはくだらない

463:吾輩は名無しである
15/02/26 16:25:54.78 .net
>>461がいちばんアホ!

464:吾輩は名無しである
15/03/15 20:57:41.95 .net
モルグ街の殺人
ナンタケット
ウィリアム・ウィルソン

465:吾輩は名無しである
15/06/04 14:30:58.18 .net
国際】キャプテン・キッドの財宝発見か 沈没船から銀50キロ-マダガスカル©2ch.net
1 :シャチ ★ 転載ダメ©2ch.net:2015/06/04(木) 11:31:37.25 ID:???*朝日新聞デジタル 6月4日(木)11時18分配信
 伝説の海賊の財宝発見か―? アフリカ東部の島国マダガスカルで5月、「キャプテン・キッド」と呼ばれた
17世紀の海賊ウィリアム・キッドのものとみられる沈没船から、銀の延べ棒50キロが見つかった。英BBCなどが報じた。
 キッドはスコットランド生まれ。英政府に海賊退治を命じられた後、自らが海賊となった。1701年にロンドンで処刑された後、
彼が隠したとされる財宝の行方は人々の関心を集め続け、エドガー・アラン・ポーの冒険小説「黄金虫」などの主題となった。
 キッドのものかどうかは更なる調査が必要だが、発見した米国の探検家バリー・クリフォード氏は
「まだ、たくさんの財宝が沈んでいる」と話した

466:吾輩は名無しである
15/06/13 13:11:33.88 .net
久しぶりに読んだ。

467:吾輩は名無しである
15/07/31 20:44:23.49 .net
読書する気持ちの余裕がなったのに猫すきで黒猫タイトルに惹かれて手にしてぐいぐい引き込まれた
ポオ作初めて読んだ流石
今更ながらはまりそうで楽しみ

468:吾輩は名無しである
15/09/15 14:53:55.00 .net
ハリー・クラークの挿絵が素晴らしすぎる
あれないとダメだろ、白鯨みたいに

469:吾輩は名無しである
16/01/20 17:55:47.21 .net
エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe、1809年1月19日 - 1849年10月7日)

470:吾輩は名無しである
16/01/21 23:20:20.83 .net
>>230 なんか見ると、ポーはやっぱりアメリカ人ではなくて欧州人なんだよなあ

471:吾輩は名無しである
16/01/22 15:18:19.74 .net
>>470
イギリス出身の両親とは、あまり生活出来なかったみたいだから、影響は少ないとしても、初等科教育が向こうってのは、やはり大きいのかなと思った。

472:吾輩は名無しである
16/01/23 01:22:13.71 .net
なんとなくわかってきた
ポー世界の創造法はウォルト・ディズニーのそれと酷似している
想像から膨らませた想像、大人のための夢の国だ

473:吾輩は名無しである
16/01/23 10:05:26.39 .net
児童書になっていたモルグ街を最初に、黒猫、黄金虫、鴉を読んでた時は、自分もそう思っていた。
自分の好きな作家ラヴクラフト、ブラットベリが、ポーに影響を受けたとみかけていたので、創元全集読んでみた。
ゴシックロマンス的なイメージは無くなった。むしろ、その分野も書けるって感じに思えた。作品によって出来不出来あるが、あんなにたくさんのジャンルを書く人を私は知らない。
あ、あとコナン・ドイルの私的ランクがかなり落ちた
(´・ω・`)

474:吾輩は名無しである
16/01/23 11:17:26.33 .net
>>473は日本語で読んだのかな?

475:吾輩は名無しである
16/01/23 11:45:05.87 .net
創元のポー全集は翻訳者がバラバラではなかったか
出版社ごとに統一してくれたらと思うが、何故か創元以外はモルグ・黄金虫などのメジャーどころしか出ていない
新潮の2冊も、これは訳は巧いが、オマケ短編がいくつかある程度でもったいない感あり

476:吾輩は名無しである
16/01/23 11:50:02.26 .net
個人的には>>417(ヘンリー・ジェイムズ)、>>420(T.S.エリオット)に同感する

477:吾輩は名無しである
16/01/23 13:45:22.91 .net
>>474
>>475
原文は詩だけ英wikiで読みました。でも、きちんと読んだと言えるのは、創元推理文庫だけです。まとまってるのを優先に選んだので、読み進めにくかったです。翻訳されたのが古いのと、確かに複数での翻訳ってのも、原因かな。
>>476
ですね。
よくわかります(´・ω・`)
その大人げないとこも含めいいと思ってます。ポーが書いた評論、書評は創元になかったので、探してみようと思っています。

478:吾輩は名無しである
16/01/23 15:44:27.58 .net
コナン・ドイルもけっこういろんなジャンル書いてなかった?

479:吾輩は名無しである
16/01/25 10:02:19.31 .net
>>478
ちなみに>>473に対してのレスだったら、ドイルに関しては、冒険ものとホームズシリーズしか読んだことないので、自分の中でのホームズの評価が下がったといったところです。

480:吾輩は名無しである
16/01/28 11:06:59.02 .net
ユリイカ読んでるが
さっぱり理解できません

481:吾輩は名無しである
16/01/28 13:23:03.68 .net
調べたことないけど、書かれた当時の宇宙、物理がどこまで解明されていたかが、知識にあると面白くなりそう。
現代の知識で読むと、どこからが学説なのか、創作なのかわからない。
しかし、これで講演とか、どんなだったんだろう。

482:吾輩は名無しである
16/01/28 13:57:45.91 .net
何についての講演?

483:吾輩は名無しである
16/01/28 18:15:44.99 .net
ニューヨークに於いて、ユリイカの講演で大きな論争を……って、ボードレールのポーについての評論に出てくる。当時の小説家は、よくやってたみたい。

484:吾輩は名無しである
16/01/28 18:19:47.34 .net
>>476
エリオットはポーの小説について辛口だった。詩については一目おいてたよ。

485:吾輩は名無しである
16/01/29 11:17:42.40 .net
ポーを貶めているわけじゃないよ
詩だけで生活するのは当時でも無理があったんだろうね

486:吾輩は名無しである
16/01/29 21:43:12.99 .net
>>485
うんうん、大丈夫w好きじゃなかったら、ここ見ないしね。たぶんだけど、ここんとこ二人だけのような(´・ω・`)

487:吾輩は名無しである
16/01/29 23:01:16.75 .net
ポーの死については、早世(かねえ?)&アル中のせいか、マイナスイメージに捕らえられ過ぎているように思う
やたらともったいぶった文章(ドイツ的な回りくどさやサクソン的な明朗簡潔さは無い)からも、フランス気質が強く残っているのかわかる
好きな酒を呑んで、好き放題に書きまくって、好きな女(少女)と結婚して、結構幸せな一生だったんじゃないだろうか

488:吾輩は名無しである
16/01/29 23:22:31.03 .net
銀板写真って素晴らしい
URLリンク(upload.wikimedia.org)

489:吾輩は名無しである
16/01/30 12:52:35.08 .net
>>480
読みにくかったら、ちょっと寝かせるといいよ。
はじめて読むのがユリイカだったら厳しいかも。自分は、創元全巻かなり時間がかかった。1巻目がどうしても波長が合わなくて、短編多い4巻から読めばよかった。

490:吾輩は名無しである
16/01/30 13:12:05.65 .net
>>487
お酒の話が人物紹介に出てくる人って、自分は意思薄弱と言うか、精神的に弱いイメージ。
詩人、小説家だけでは、食べていくの無理だったんかな?

491:吾輩は名無しである
16/01/30 13:21:07.94 .net
>>488
写真詳しくないけど、確かにいいよね。この時代のって、一枚が凄く大事に撮られてるからかな?

492:吾輩は名無しである
16/01/30 14:14:49.43 .net
評判良いの書いても金にならなかったり、国際的な著作権法がザルだったりとか色々壁が多かったな
パトロン捕まえて自分の雑誌作るって野望が叶ってたらどうなってたやら

493:吾輩は名無しである
16/01/31 03:19:24.54 .net
ポーは山師だよ
長たらしくくどくどしい読みにくさはあっても、支離滅裂さはない
むしろフランスらしい皮肉が、あちこちの作品に巧妙に散りばめられている
(モルグでのデュパンの語りもまさにこれ)
アル中説はねえ・・・
1800年代初頭~中期のフランス系移民の飲酒感覚だから、食事の度に何かしら飲むくらいは普通のことだったのではないかな

494:吾輩は名無しである
16/01/31 13:58:06.40 .net
どんなジャンルの話を書いても、必ず感覚が一種恐怖症のような、おどろおどろしい方向に向かう
怪奇感覚に陥るきっかけのようなものが不在であるため、この感覚は不可思議さを増すが、
種を明かす(余計な幻想感覚をこそぎとる)と、実は平々凡々な出来事のみが残る
これがポーワールドのつくり方

495:吾輩は名無しである
16/01/31 14:11:56.86 .net
つまり、文章の8割から9割は雰囲気を醸しだすためのハッタリであり、現実に何かが起きているわけではない
読む人間を一種の錯覚に陥らせるためのポーの筆力だが、これにひっかかればそのままポー好きになる
逆に、読むのが辛く、ポーの作品や文章は小難しいのだと思い込むのは、怪奇感覚の中に知的蘊蓄が散りばめられているせいで、これがポー・トリック
読者がまともな大人であれば、後者の方が正しいことに気付く

496:吾輩は名無しである
16/01/31 14:45:37.85 .net
ポーを読むということは、あの濃密な文章を楽しむということだ

497:吾輩は名無しである
16/02/01 12:38:56.05 .net
意識しておどろおどろしく書かれているのは、一般に知られている数作品で、他はそのジャンルの手法を扱き下ろした方が多い気がします。その事がパロディストたる所以に繋がるのだと思いますが。
なので、作品によっては幻想文学の括りですが、幻想文学作家にポーをいれるのは迷うところだなぁ。科学が未発達な時代には効果的な手法だったんじゃないかしら(´・ω・`)

498:吾輩は名無しである
16/02/01 12:41:23.85 .net
>>496
たまに、どうしても読みたくなる時がありますね
(´・ω・`)

499:吾輩は名無しである
16/02/01 18:04:55.48 .net
Edgar Allan Poe=Gothic fiction

500:吾輩は名無しである
16/02/04 14:55:36.29 .net
Gothic Fiction?
ポーの顔?

501:吾輩は名無しである
16/05/04 20:23:45.85 .net
創元の全集読み終わったぞ!
これで俺もポー・マスター
作品はスラスラ読めたけど評論を読むのにえらい時間がかかった

502:吾輩は名無しである
16/05/04 20:59:44.83 .net
アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)
ポー (著), 小川 高義 (翻訳)
出版社: 光文社 (2016/5/12)

503:吾輩は名無しである
16/05/05 10:39:07.34 .net
スレチで失礼。昭和37年、静岡県立藤枝東高等学校での原崎先生の「Hop Frog」
の名訳を私は今でも記憶しています。当方、既に古稀を過ぎていますから先生は、
今や今生にいますまい。(合掌) 
p.s 来し方を顧みまするに、先生程の名訳を凌ぐものはありませんでした。

504:吾輩は名無しである
16/05/06 17:19:06.12 .net
なお最高傑作は

505:吾輩は名無しである
16/05/06 19:21:38.20 .net
定期的に覗いているので、↑の続き書いてくらさい。

506:吾輩は名無しである
16/05/09 08:16:53.78 .net
age

507:大鴉
16/05/09 11:04:59.96 .net
文学愛好者ならポーは大ご馳走である。
ポーが好きな人は友だち、そうでない人は友だちではない。
ポーの愛好者よ、集いて語れ、いざ。
まずは「ウイリヤム・ウイルソン」からだ。
こいつはなんともすかしたドッペルくんだぜ。
俺はこいつが大好物だ。

508:吾輩は名無しである
16/05/09 18:48:23.25 .net
お、ざっと読み直しておく。

509:吾輩は名無しである
16/05/10 08:39:55.48 .net
>>507
芥川龍之介も自身を見たそうですね。

510:吾輩は名無しである
16/05/12 00:25:28.43 .net
江戸時代の奇談集のどれかに「北家に影の病あること」ってのがあって、
仙台の北家の男子は代々自分の姿を見ては程なく若死にするんだとか。
つまりドッペルゲンガーを見た者は若死にする。
例外はゲーテぐらいかな。

511:吾輩は名無しである
16/05/13 10:21:13.36 .net
ドッペルゲンガー現象を直接あつかってはいないが、『インド夜想曲』(アントニオ・タブッキ著)という小説があって、
この小説では、主人公が、最後に自分自身を発見する・・・という面白いミステリー小説がある。

512:吾輩は名無しである
16/05/22 11:31:13.06 .net
過疎ってますね。みなさん特に感想はないようで。

513:吾輩は名無しである
16/05/23 06:41:44.22 .net
「Xだらけの社説」を読んだ
翻訳は頑張ってたが日本語にするのは無理があったな
翻訳は×(バツ)を使ってるのでただの伏せ字って感じだが
原文はX(エックス)を使っててかろうじて音だけは読めるので
前代未聞の暗号文が書かれてるような迫力がある

514:吾輩は名無しである
16/05/23 08:15:47.57 .net
>>513
>>507に『ポーの愛好者よ、集いて語れ、いざ。 まずは「ウイリヤム・ウイルソン」からだ。』
って書いてあるんですけど。
ポーなら、なんでもござれでOKなんですか、>>1さんよ。どうせ見てないか。

515:吾輩は名無しである
16/05/24 21:20:52.72 .net
ポー唯一の長編はナンタケットだよな
ポーはミステリーだけではなく紀行文も多い
ミステリーよりもこっちのほうが面白い
黒猫は怪奇小説だけども
紀行文の構成もうまい

516:吾輩は名無しである
16/05/24 23:00:00.68 .net
「小説家になろう」にポーの翻訳が何作かあった

517:吾輩は名無しである
16/05/29 11:52:21.39 .net
鴻巣友季子(ポーとクッツェー6月刊)
メルヴィルからボルヘス、リチャード・パワーズまで無数の書き手を影響、インスパイアしてきたE・A・ポー。
小説についてはこの一冊で大体俯瞰できる構成になっていると思います。詩も2編。850頁超。予価1300円です。
2016年5月12日

518:吾輩は名無しである
16/06/04 02:20:27.16 .net
フランス人はボードレールからポーを正価で買った
とか、そんな名言があるでしょう。
それぐらいボードレールの翻訳は素晴らしいと。
我々日本人はポーを正価で買えたのかな?

519:吾輩は名無しである
16/06/09 19:57:53.03 .net
>>518
二行目、そういう意味じゃないでしょ
例えば、嘲笑まじりの罵詈雑言な評論
13歳の妻、長続きしない仕事、金欠、同時に複数人にプロポーズしたりの品行
最後にグリズウォルドがポーは薬中でインポだったと噂を立て
そういう作品以外の要素が足を引っ張っちゃって母国アメリカでは嫌われてしまった
そこを見ないで済んだフランス人はポーを正しく評価したと
日本語版の解説にだって「日本のポーは幸せだ、なぜなら」
と上のようなことを書いてあったよ

520:吾輩は名無しである
16/07/04 22:57:30.91 .net
>>503
タイトルはどうしたんでしょう
ちんばという言葉は使いましたか

521:吾輩は名無しである
16/08/25 00:49:21.38 .net
>519 
フランスはみてると思う
気にならなかったのはフランスがより乱れているから
アメリカはその辺は潔癖なところがあるから

522:吾輩は名無しである
17/01/30 21:36:46.53 GnTEnwDZ.net
今、文庫全集の2巻を読んでるけどこの作家には
「俺達の冒険はこれからだ」完 ポー先生の次回作にご期待下さい
的な傾向があるな

523:吾輩は名無しである
17/02/10 13:42:22.48 WnCy3e3p.net
>>522
よくわかる、自分もそう感じた。
裕福で編集の仕事が無く、すべての時間を創作に回せていたら、どんな作品群になっただろう。

524:吾輩は名無しである
17/04/07 01:28:25.80 qMbkLkwg.net
>>523
ドストエフスキー化したんじゃないだろか
ドストは1ヶ月たらずで悪霊の小説一本書き上げたが、それにまさるとも劣らない筆力もってたはず

525:吾輩は名無しである
17/04/10 21:42:24.34 kn9qgLBI.net
ポーって結構冒険ものもうまいじゃないか
ナンタケッチ島なんてポー唯一の長編だけども
一番面白い内容だと思うぞ

526:吾輩は名無しである
17/04/10 23:19:55.18 HEmogqCZ.net
ポーは冒険においてシュルレアリストである
     ーーーアンドレ・ブルトン
 まあちょっと。
 ポーは詩の原理で、もっとも美しいのは、愛する女性の死だと言っている
 伝記を見ると、ポーは若い奥さんをなくしていて、その経験がしばしば詩のモチーフになっている
 その個人的な経験から詩の原理を作っているきらいがある。
 それはともかく、自分の悲しみを浄化するために悲しい物語を読む、みたいな、ギリシャ劇的な構造が
 やっぱりアメリカ文学の構造ではないかしらん

527:吾輩は名無しである
17/04/11 19:39:39.45 r2HPzqRc.net
バルザック、トルストイ、ドストエフスキー、カミュ、トーマス。マンの
全集を今年になって全部読んだけど、ポーが一番読みやすかった
全集はたったの5冊だから楽だったな

528:吾輩は名無しである
17/04/12 01:05:17.47 SjExtKKM.net
>>527
へえ、トーマス・マン全集を読んだの?
とうぜん「魔の山」も入ってるよね。
筒井康隆が若い頃から何度も挫折して、
晩年、ようやく読破した、という話をきき、
まさに「魔の山」、おれなんか遭難する!
……と、二の足を踏んでいた。

529:吾輩は名無しである
17/04/12 20:28:10.24 JoHg3Dbn.net
「魔の山」読んだよ 「ブッデンブローグ」「ワイマールのロッテ」
「ファウスト博士」だって読んだよ
マンは特有の描写が際立っている
「ヨセフとその兄弟」はこの描写が弱かった
訳者の能力かな
一応51人の作家の全集を読んでいる
ゴーゴリ ツルゲーネフ プーシキン ガルシン チェーホフ
ドストエフスキー トルストイ 安倍公房 八木重吉
李白 杜甫 白楽天 王維 韓愈などなど
15年の締めくくりとしてね 今全集を徹底して攻めている

530:528
17/04/13 00:45:43.69 +aQnO0e3.net
>>529
ありがとう。いいですなぁ! 全集を固め打ち。
手っ取り早く読めそうなのは夭折作家ですね。
中島敦とか。
あっ、ポーも夭折だね。

531:吾輩は名無しである
17/04/13 07:50:31.39 qiSismeZ.net
マンはトニオクレエゲルとヴェニスに死すしか読んでないにょん
全集はミヒャエル・エンデだけ制覇した
ポーは新潮文庫にあるやつと岩波のポオ評論集を読んだ
ユリイカをまだ読んでない
ところで芥川龍之介が言っている
 ポオはスフィンクスを作る前に解剖学を研究したーーー彼の後代を震撼させた研究の秘密はここにある
は、つまりどういうことなん

532:吾輩は名無しである
17/04/13 09:39:18.31 L+EXJz5K.net
『構成の原理』(岩波文庫だと『詩作の哲学』)のことでしょ

533:吾輩は名無しである
17/04/15 21:49:15.49 gtRppkLY.net
ここの人たちは創元文庫の字の小ささは気にならないの?

534:吾輩は名無しである
17/04/16 01:25:59.11 4MHvqJcl.net
むかしながらの小さなフォントぎっしりもまたいいではないか

535:吾輩は名無しである
17/04/16 01:33:08.91 v3m6+pxH.net
>>534
好き
近視だからかもだけど、読むのは問題なかったよ
ハヤカワが再版のフォント大きくしてるけど、最初に読んだ印象と変わってしまった

536:吾輩は名無しである
17/04/21 12:11:08.58 lDnz9g9s.net
ポーのどこが良いのかわからない
誰か詳しい人教えて

537:学術
17/04/21 12:19:13.87 X1RcvV34.net
恐怖心の無い恐怖というか。

538:吾輩は名無しである
17/04/22 01:02:00.97 YmMu9+rf.net
「宝島」なんて推理の中では最高傑作かもしれない
スティーブンソンのよりもいいぞ

539:吾輩は名無しである
17/04/22 02:33:29.57 8PYRJ2T2.net
>>536
どの作品を読んだのかな?
読むきっかけとか、読んだ年齢、合わなかったとことか知りたいかな
ちなみに自分は小学生の時、モルグ街の怪事件を読んでからです
想像出来ない犯人、犯行現場の描写が衝撃的だったな

540:吾輩は名無しである
17/04/22 02:37:10.70 8PYRJ2T2.net
>>538
>>465だね

541:吾輩は名無しである
17/04/23 23:44:55.27 TM/9QQkA.net
>>538
黄金虫でしょ

542:吾輩は名無しである
17/04/24 23:30:30.63 d/dVkee/.net
黄金虫は健康的な冒険小説でいい
逆にゴードン・ピムは未完である事よりもカニバリズムが後味悪い

543:吾輩は名無しである
17/04/25 01:44:45.06 0A2Fq9vH.net
ピムはカニバもそうだけど現実の事件も予言してるしラストも不気味過ぎる
まあそこが好きなんだけど

544:吾輩は名無しである
17/04/25 10:07:48.88 wXgsdbUk.net
出崎統のアニメ「宝島」では、宝の隠し場所が暗号で、
そこだけ「黄金虫」を流用している。

545:吾輩は名無しである
17/04/25 10:44:31.02 taViyTQu.net
推理小説の元祖というところに意味があってポーの作品ははっきり言って面白くない。
江戸川乱歩でも読んでいたほうがよっぽど面白い。

546:吾輩は名無しである
17/04/25 21:08:12.26 Mxnqnyt0.net
ああそうだ ごめんごめん コガネムシだ
これって推理の頂点に立つような作品かもしれない
モルグ街もよかった

547:吾輩は名無しである
17/04/26 01:04:43.38 vpcE0mBl.net
>>545
あなたが面白いと思う推理小説は?
>>546
文脈から承知してたから大丈夫

548:吾輩は名無しである
17/04/26 08:43:26.16 ZhVbuCor.net
>>545
モルグ害は書き出しが秀逸だろ

549:吾輩は名無しである
17/05/05 14:18:26.02 HuzZKHTd.net
ま、おまえら、ちょっと気分転換しろ!
ヤマのオカルト置いとく。
ちょっと気色悪いけど・・・
★山霧の巻くとき(山岳ホラー)
URLリンク(slib.net)
上松煌 作
(プロフィール) URLリンク(slib.net)
最後のほう、グロ注意?!!

550:吾輩は名無しである
17/05/08 05:09:40.78 WWqUpmOs.net
ポーは文学でミステリやホラーとは違う

551:吾輩は名無しである
17/05/19 09:11:40.02 PCW/a26A.net
この前アッシャー家の崩壊をよんだ。大昔の小説だけど面白い!あのいかにもと言う感じの書き出し
はいまでも引き付けるものがある。プロットよりあの文体がいのち!

552:吾輩は名無しである
17/05/31 18:16:15.71 gpfaEfHc.net
ポーは文章力だよな
本当にこの人に経済的余裕を与えて創作に専念させてればどれだけのもんが生まれただろう、と妄想することが多かったが
でも長編とかかかせたりするとゴードンピムみたいに簡素な文章が多くなるのかも

553:吾輩は名無しである
17/07/25 21:56:41.96 nG14l0xf.net
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆

554:吾輩は名無しである
17/07/26 17:59:22.84 vbWYS/+U.net
そんなんしても無駄
河川敷集団見合いですぐ解決する

555:吾輩は名無しである
17/09/15 23:28:23.46 nepipscJ.net
スペイン人の何とかてイラストレーターが挿し絵を書いたポー=イラスト作品てのがあったよ
有名なのか

556:吾輩は名無しである
17/09/16 02:48:11.30 0cN9OOly.net
躍動感抜群

557:吾輩は名無しである
17/09/16 15:53:58.22 cckZwbTP.net
その絵描きは「楕円の肖像画」を採っていた
短すぎて惜しい天才のひらめきに満ちた話
ポーは小説家ではなく、近代の物語作者だね

558:吾輩は名無しである
17/09/16 21:38:11.29 jjZmIpd0.net
「怪人二十面相」が最高傑作だな!

559:吾輩は名無しである
17/09/16 23:07:03.24 0cN9OOly.net
それはペンパイナッ

560:吾輩は名無しである
17/09/22 16:37:53.24 kSiYNj9D.net
南が丘文庫
URLリンク(www.minamigaoka.info)
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会

561:吾輩は名無しである
17/12/14 19:57:08.28 RwUm4nDH.net
ゴードンピムの前半とメリメのタマンゴって話の筋が似てね?

562:吾輩は名無しである
17/12/14 21:45:18.30 dTbDKCEY.net
最高傑作は『怪人二十面相』できまりだな!

563:吾輩は名無しである
17/12/15 06:54:45.68 NYYFmnU0.net
鴉山冥土土産だと思うなあ

564:吾輩は名無しである
18/04/02 01:40:32.46 fo3GlWlP.net
(株)ケンシュー
..デカルトが演繹的推論をはじめとする「考える技術」をまとめてから、
ポーが探偵デュパンを生み出すまで100年以上経っています..
哲学者の道具であった難解な論理学が「考える道具」として一般の生活に浸透するのに1世紀以上の時間が必要だった.
2013年1月17日
shiro(CV.小見川千明)
ナサニエル・ホーソーン「ヒギンボタム氏の災難」
『緋文字』でお馴染み大文豪が(ミステリの祖といわれる)ポー「モルグ街の殺人」より7年も前に書いた小品。
ミステリ手法が確立される前、喜劇&リドル風に落とすしかなかったのはミステリ的には惜しまれる。
2015年6月13日
マツモトキヨシ
ホフマン『マドモワゼル・ド・スキュデリ』読んだ。王政フランスで女流作家スキュデリが連続強盗殺人の犯人を突き止める。
ポーのモルグ街より早く世に出た作品だけれど、犯人当ての醍醐味もあれば探偵役のキャラも立っている。
これは紛れもなくミステリでしょう。
2017年6月5日

565:吾輩は名無しである
18/04/16 18:16:52.13 5qbXVd2a.net
ポーすらも消えていく作家のひとりなのか

566:吾輩は名無しである
18/04/17 00:11:53.98 UNgFBHwH.net
そりゃそうだ本当に優れたもの一作か二作が残る。ポーくらいの天才でだ

567:吾輩は名無しである
18/04/17 00:34:33.20 MjfSOPxS.net
その1作2作もあやしくね?
絶対超傑作な長編でもなんでも残せたくらいの人だったと思うけど
現状残ってるのは短編ばっかだし

568:吾輩は名無しである
18/04/17 00:35:19.01 MjfSOPxS.net
本当にドストと比べられるくらいのレベルの人だったと思うんだ

569:吾輩は名無しである
18/04/17 01:55:37.82 9Rz9xURV.net
「盗まれた手紙」は傑作で
ドストエフスキーの「未成年」にも影響を与えているよ

570:吾輩は名無しである
18/04/17 20:30:13.63 MjfSOPxS.net
ドストがポー好きなのは知ってる
けどポー自体が佳作家で終わってしまってないか

571:吾輩は名無しである
18/04/19 00:59:00.52 77DnhfSn.net
おはなしを作る才能ではドストエフスキーはポーの足元にも及ばない
多くの登場人物の複雑な心理を描く長編小説の才能ではポーはドストエフスキーの足元にも及ばない
…て感じ?

572:吾輩は名無しである
18/04/19 02:08:05.64 jHAWh3M7.net
ドストエフスキーもだけどポーは影響力が計り知れない
幻想文学、推理小説、SF小説それぞれでパイオニア的仕事をしてるし詩人や理論家としても崇められてるレベル

573:吾輩は名無しである
18/04/19 21:08:18.95 p5JoW2ku.net
もしポーがいなかったら
ドイルやボードレールの作品も無かっただろう

574:吾輩は名無しである
18/04/19 21:27:27.57 EbgG4kuL.net
あと怪奇小説系も
ジャンル化されてないスタイル
例えばアナハイムの地所のような風景描写小説?みたいなタイプ
リジイアみたいな幻想恋愛もの?もあるよな
色々やってるが正統な長編も書いてほしかった
評価しなかったアメリカ人の罪だな

575:吾輩は名無しである
18/04/20 18:56:14.99 AK2+L9xo.net
ドストエフスキーとポー
互いの作品に対する影響は興味深いが、比較する作家としては遠いかなと思う
米作家ポーは100年単位で残ると思うな

576:吾輩は名無しである
18/04/20 22:50:20.11 7zaqKLE2.net
言われてることではあるがポーや芥川龍之介が長編を書けなかった、乃至書いても破綻気味だったのは
最初から最後まで計算して書こうとしたからなんだろうな

577:吾輩は名無しである
18/04/20 22:51:17.49 7zaqKLE2.net
背景にキャラ付けした登場人物を配置することによって人物が自然に動き出す、てことを認められなかったんじゃないの
自分の意思に関係なく動いていくことに耐えられなかったんだよ

578:吾輩は名無しである
18/04/20 23:41:56.46 V1eDSmsk.net
ゴードン・ ピム見る限り絶対書けなかったなんてことはない
芥川よりは絶対一回り上にいる人だ
経済的余裕があったら書けてた

579:吾輩は名無しである
18/04/21 00:30:29.89 jg8kPXlp.net
専業作家としてやっていこうとしたら短篇ぐらいしか仕事が無かった
そういう時代だったんじゃないの?

580:吾輩は名無しである
18/04/21 00:57:03.33 gu79ufYY.net
>>578
裕福なら雇われ編集長やらなくてよかったしね
だとしたら短編多ジャンルな書き方はしなかったかもしれないな

581:吾輩は名無しである
18/04/29 15:53:49.73 Rw1bkmx9.net
まあとにかく、少なくとも短編作家としては世界一だろうな、ポオは

582:吾輩は名無しである
18/05/13 22:16:56.38 nvGxDKOq.net
ボンボン
現代科学の一つとして考察したる詐欺
とかも忘れんといてくれ
ていうか
アモンティラードの樽は?
後、誰かジョン・A・B・C・スミス将軍の友人の方はいませんか?

583:吾輩は名無しである
18/09/13 21:44:21.73 EVTclvO1.net
黄金虫・アッシャー家の崩壊 -他九篇 岩波文庫
これ品切れで
ブラックウッド誌流の作品の書き方/ある苦境

これが入ってる新刊文庫他にありますか?

584:吾輩は名無しである
18/11/08 19:47:54.46 DVTpqhIy.net
昨晩、ガッキー主演ドラマを見ていたら、他の女優がポーの顔のTシャツを着ていた

585:吾輩は名無しである
18/11/12 23:25:58.98 bequCqnB.net
散文物語てのは飽きてしまうものなんだろうか
詩のほうが飽きないよね

586:吾輩は名無しである
19/01/12 09:22:08.69 nqIeYVJt.net
光文社のモルグ街の殺人のコメントが
推理小説が一般的になる半世紀も前に、不可能犯罪に挑戦する世界最初の探偵・デュパンを世に出した「モルグ街の殺人」。
だけど
この文章ちょっとまずいよね
これだと、ポーから推理小説が始まって栄えてきた、んじゃなくて、
ポーの影響は無く後世に推理小説が流行ったが、実はその昔にポーも推理小説を書いてた
とも取れる
光文社のこの文書いた奴、バカだな。
ポーに対する尊敬が感じられない。
ポーが世界初の推理小説を書いて、それが受け継がれて発展して隆盛して今に到るって
わkるように書かなきゃだめだ
光文社のこの文書いた奴は、紹介文書く仕事やめた方がよいな

587:吾輩は名無しである
19/01/12 10:21:16.26 XcpAdKlh.net
代表作は『明智小五郎』だな
異論は認めない

588:吾輩は名無しである
19/01/13 16:48:32.73 /V0KS3eD.net
>>586
>ポーが世界初の推理小説を書いて、
>それが受け継がれて発展して隆盛して今に到るって
>わkるように書かなきゃだめだ
推理小説ではなく探偵小説で
探偵小説はポーの前にも存在していたのだけど
数学風の仮説と推論に基づく探偵小説を書いたのはポーであり
この「推理 」の部分が後世の作家たちに決定的な影響を与えた

589:吾輩は名無しである
19/01/13 18:31:48.81 7iLQ6OEd.net
>>588は、アホだな   >>586への、賛成にも反対にもなってない。
>>588は頭のおかしい人の書き込みの典型例だ

590:学術
19/01/13 18:33:33.03 bVV/GFD8.net
殺人だけが心の琴線に触れるが、事故による怪我、災害による死者、病気による苦労
も文学化されてよいはずだ。殺人された時間にいないのに殺人を追う時間がポイントだ。

591:吾輩は名無しである
19/01/13 19:17:37.51 /V0KS3eD.net
>>589
>賛成にも反対にもなってない。
探偵小説を推理小説と紹介したのは日本の出版社であってね
それは推理を柱とする探偵小説の草分けがポーであり、
そのフォロワーたるコナン・ドイルとかが念頭にあったから
簡単に言うと「推理小説」なるカテゴリーは日本のみで通用するものに過ぎない

592:吾輩は名無しである
19/01/20 20:09:14.05 lTJNnaAS.net
>>591 賛成にも反論にもなってない
>>591は頭が悪いので、>>591自身が、他人の意見を理解できていないことを自覚できてないんだろうな

593:吾輩は名無しである
19/01/29 16:43:46.75 iPYxN2/i.net
この人のせいでしょうもない推理小説がどんどん書かれてる

594:吾輩は名無しである
19/03/22 04:35:12.91 qR8r2joB.net
平成の最後の春にポーを読む

595:吾輩は名無しである
19/03/26 23:04:25.00 USAHkDfT.net
早すぎた埋葬は土葬の文化があったおかげでできた話の代表例になってもいいと思うんだがな

596:吾輩は名無しである
19/04/22 20:09:08.48 9iOfhp0N.net
ポー全集の創元推理文庫、文字が小さすぎる!!!
他ので読むわ

597:吾輩は名無しである
19/06/28 14:37:29.16 mwK1iZiE.net
エドガー・アラン・ポー(青空文庫での公開中作品:13点)
URLリンク(www.aozora.gr.jp)

598:吾輩は名無しである
19/07/20 19:49:39.82 ELmN4CpG.net
かきくけ9

599:吾輩は名無しである
19/08/18 16:38:13.20 B48J84MH.net
URLリンク(yomou.syosetu.com)
なろう 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3)


600:吾輩は名無しである
19/10/25 20:42:26.64 pkDvMp1D.net
ポー傑作集
江戸川乱歩名義訳
エドガー・アラン・ポー 著/渡辺温/渡辺啓助 訳
全集から削除された幻のベストセラー、渡辺兄弟のゴシック風名訳が堂々の復刊。
温について綴った江戸川乱歩と谷崎潤一郎の文章も収載。〈解説〉浜田雄介

601:吾輩は名無しである
20/02/04 19:25:02 jBqdvqbb.net
時節柄、「赤死病の仮面」が読みたくなった。
コロナウィルスを避けて、こんなふうに引きこもるヤツもいるだろうか?

602:吾輩は名無しである
20/02/06 02:47:56 fjkBlfRg.net
>>601

もう仮面は,君の部屋に入り込んでいます。

603:吾輩は名無しである
20/02/06 03:10:56.68 LWYpRa3E.net
ギャッ

604:吾輩は名無しである
20/02/06 17:24:03 dFPzyAHb.net
>>602

マスク不足だというのに、病人の顔をかたどった仮面(マスク)だけは不足していないのか・・・。

605:吾輩は名無しである
20/02/06 23:23:01.28 8cRFdC5w.net
ポーは貧乏で酒乱だった
親しみ持てるわ
さっき馴染みの店で呑もうとしたら
ガラガラでやんの
安いウィスキーのお湯割り1杯できりあげた

606:吾輩は名無しである
20/02/07 02:48:12 t5NQh4r1.net
エゴンシーレっぽい絵が作品の雰囲気とあってる気がする

URLリンク(www.youtube.com)

607:吾輩は名無しである
20/02/24 02:06:28.13 IUECtmZW.net
YouTubeにあったBenWhishawのアナベルリー朗読が良かった
あと10年くらい経ったらポー役いいと思う

608:吾輩は名無しである
20/03/24 08:12:38.60 zs2abLDk.net
ポーって貧乏だったのか?

609:吾輩は名無しである
20/03/24 16:46:38.90 hWgPGGpR.net
貧ポーだったよ

610:吾輩は名無しである
20/03/24 20:13:01 YYojpK1h.net
笑いなさい

611:吾輩は名無しである
20/03/30 22:58:24.18 3bECYJrH.net
>>608
幼少期に両親を亡くし、子供のいないお金持ちの養子になる
英国の学校に行かせてもらったり裕福に育ったはず
しかし大学辺りから賭け事などの借金で養父と揉めたあげく、養父に息子ができ関係が破綻
編集者の仕事は当時で単身なら食えたレベル、叔母と嫁の面倒をみながらなのでぎりぎりかな
嫁が肺病を患っても郊外で静養させる資金は準備できなかった

612:吾輩は名無しである
20/04/01 09:22:26.30 Q+ZmHR36.net
「赤死病」が国じゅうを荒らすのも、すでに久しいこととなった。
これほど助かるすべもない、おそろしい疾病もこれまでにはないことだった。
血――真紅の、ぞっとするような血こそは、この「赤死病」のなにより
まごう方ない象徴(しるし)であった。
(赤死病の仮面)

613:吾輩は名無しである
20/04/07 23:01:27 /iJcm+9q.net
>>612
好きな短編のひとつだ
読むたび舞台化して脳内上演してる

コロナ早期終息しますように

614:吾輩は名無しである
20/05/02 01:08:09 yodGUwvB.net


615:ホプキンス
20/10/02 22:38:37.77 IFD/ti3H.net
王様が城の中から外に逃げれないように入口ふさぐのめちゃめちゃ怖くね>赤死病の仮面

616:吾輩は名無しである
20/10/24 22:41:25.72 GcOATqSf.net
>>600
買った

617:吾輩は名無しである
20/11/20 11:32:07.34 Y8hvobHzy
大渦巻読めって言われてるけど、才能あり過ぎて怖いんだよな。ポーは。俺も才能あるって言われてるけど、ポーの方がある。

618:吾輩は名無しである
21/04/23 11:46:53.38 dohJveRn.net
赤い死の舞踏会-付・覚書(マルジナリア) (中公文庫 ホ 3-4) (日本語) 文庫 – 2021/4/21
エドガー・アラン・ポー (著), 吉田 健一 (翻訳)
赤い死」が蔓延するなか、千人の友達と僧院に避難したプロスペロ公は壮麗な仮装舞踏会を催した。
そこへ現れたひとりの仮装した人物が、人々の間に狼狽と恐怖と嫌悪を呼び起こす
―死に至る疫病に怯えおののく人々を描いた表題作のほか
吉田健一の名訳で鮮やかに甦るポーの作品集

619:吾輩は名無しである
21/04/23 23:42:56.62 rbFQvRdO.net
『眼鏡』大いに笑える

620:吾輩は名無しである
21/05/06 08:33:42.39 S9PUs8Cp.net
最高傑作は『人間椅子』
異見は認めない

621:吾輩は名無しである
22/03/04 18:13:02.99 U3iw8LUe.net
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)

622:吾輩は名無しである
22/03/07 16:31:01.90 Lqp6qeX5.net
角川文庫で二冊新訳が出るね

623:吾輩は名無しである
22/03/24 22:43:57.13 UB3S7yDh.net
URLリンク(i.imgur.com)

624:吾輩は名無しである
22/03/25 23:17:57.87 ldQcpYPt.net
NHKで100分de名著とかやっとるが興味ないのかな皆

625:吾輩は名無しである
22/03/26 09:08:16.63 7cJjBxew.net
変なお笑い芸人が出ている奴だろ
くだらない

626:吾輩は名無しである
22/05/10 21:11:38.09 Q2AYMRfm.net
>>624
第二夜アッシャー家の劇中詩?
「魔の宮殿」の訳が変で意味が通らないと思う。

「やさしい天使たちの住む
 青々とした私たちの谷間には、
 かつて美しくも荘厳なる宮殿が
 ―燃えるように輝き―
 高くそびえていた。
 思想という君主が治めるこの国に
 堂々と建っていたのだ!
 だが熾天使でさえ
 これまでその翼を拡げた宮殿は、
 この半ばほども美しくはない」
「だが」という逆接は何かの間違い?

627:吾輩は名無しである
22/06/12 08:20:11.13 Hr2jVQNF.net
アッシャー家やウィルソンは佐々木直次郎の古めかしい訳の方がいいな
脳内に白黒の画像が迫ってくる感じ

628:吾輩は名無しである
22/09/11 15:34:14.12 2ePN2nnY.net
URLリンク(i.imgur.com)

629:吾輩は名無しである
22/09/19 18:35:09.17 Air2DGVE.net
モルグ街の殺人に影響を受けた作品って相当あるだろうな

630:吾輩は名無しである
22/11/22 18:40:15.78 MZ55jJfr.net
「押絵と旅する男」がええな

631:吾輩は名無しである
22/11/22 18:55:40.41 fziwr15+.net
ボンクラ!
明智小五郎が最高だ包茎童貞野郎!

632:吾輩は名無しである
23/04/10 13:50:23.28 Azfo4DNE.net
小学生が読んでも大丈夫な作品ありますか?
乱歩好きな子が読みたがりますがとりあえず黒猫のあらすじ読んで無理と感じました
他もグロくて残酷な感じですか?

633:吾輩は名無しである
23/04/11 00:43:50.23 z9i4LuXu.net
ポーの文章自体がある程度、成長した人間にしか分からない皮肉が多いので、糞ガキが読んでも
しょうがなかろうwww

634:吾輩は名無しである
23/04/11 06:38:27.50 hj1CZ2EI.net
>>632
乱歩の何を読んでいるかによる。怪人二十面相シリーズだけしか読んでないならちときつい

635:吾輩は名無しである
23/04/11 08:10:29.71 jh4MGwOf.net
>>634
なるほどありがとうございます
まさしくその通りなのでまだやめておきます

636:吾輩は名無しである
23/04/11 09:22:38.40 hj1CZ2EI.net
>>635
ここからは余計なお世話だし個人的な意見だから聞き流してもらって構わないのだけど、自分は親が子供の読む本を選んだり規制したりするのは間違っていると思っている(そんな事をしたってどうせ読む)。もしお子さんが自然に近い将来、二十面相から『芋虫』や『人間椅子』の乱歩作品あるいはポーに行ってもそれは自ら読者範囲を広げた成長だと捉えてあげて欲しい

637:吾輩は名無しである
23/04/11 09:24:41.59 hj1CZ2EI.net
『芋虫』は究極の恋愛小説だと思うし、ポーは今更言う必要もない文学史に残る天才

638:吾輩は名無しである
23/04/11 12:08:35.95 jh4MGwOf.net
>>636
ありがとう
私は子供の頃エルロイやアンディマクナブファンだったからエグいのは平気
まだ小2なので子供に読めそうなのあったら探してと言われ聞いてみました
少年探偵団は人が死なないそうで人が死ぬのは嫌と言われましたが無理そうですね
芋虫も人間椅子も読んだことないけど私は嫌いそう…
オタクっぽいのが嫌いなので子供がキモいの読んでたらキモいと言います笑
ポーも乱歩もエンタメ作家でしょう?もちろんエルロイらもだけど文学ではないよ

639:吾輩は名無しである
23/04/11 12:38:58.87 hj1CZ2EI.net
何をもって文芸作家、エンタメ作家とするかはそれぞれだと思う(そういった線引きは不可能という意見もあるし意味がないという意見もある)。乱歩についても意見は色々あると思うが(私は日本を代表する文芸作家の一人だと考える)ポーの文学性を否定できる人はいないのではないか。ともあれお子さん共々よい読書生活を

640:吾輩は名無しである
23/04/11 16:47:25.16 YwtfGFRo.net
江戸川インポ

641:吾輩は名無しである
23/04/11 16:49:42.07 YwtfGFRo.net
日米インポ同盟

642:吾輩は名無しである
23/04/12 09:32:58.54 LSNmw/ze.net
小五の時、人間椅子とか火星の運河とか
文春文庫の全集(?)1冊づつ小遣い持って買い集めて読んだな
隠された世界を見つけたような気がしてね

643:吾輩は名無しである
23/04/12 11:31:16.54 n1C/12Ne.net
ポーがエンタメでないことは確かだろう。
「ハンス・プファールの無類の冒険」などは、シリアス過ぎて作家自身が命を削って書いてるような切迫感がある。

644:吾輩は名無しである
23/04/13 06:21:25.96 l+eHGh3G.net
>>642
俺の場合乱歩はポプラ社の怪人二十面相シリーズから春陽文庫の『人間豹』へ行って(小遣い)おったまげた。小学五年生の頃だ

645:吾輩は名無しである
23/04/13 17:32:31.66 Fo984He3.net
ポプラ社w

646:吾輩は名無しである
23/04/13 17:32:56.94 Fo984He3.net
ぱぴぷぺポー

647:吾輩は名無しである
23/04/13 17:33:43.85 Fo984He3.net
鳩ぽっポー

648:吾輩は名無しである
23/04/14 05:40:33.44 37vsQEwP.net
ミッション インポ しゃぶる

649:吾輩は名無しである
23/04/15 10:32:08.17 0BZ6BU9A.net
「雲間を吹きおろす一陣の風が凍らせて、
私の美しいアナベル・リイを殺したのは。」
エドガー・アラン・ポオ作 福永武彦訳 『アナベル・リイ』

650:吾輩は名無しである
23/04/15 10:36:14.38 SPVCq2RN.net
>>629
ほとんど全てのミステリーが影響を受けているだろう

651:吾輩は名無しである
23/04/15 10:38:19.37 SPVCq2RN.net
>>638がポーをエンタメ作家と言っているのは読んでいないからだと思いたい。読めば見方も変わるはず。もし読んでいるならもうそれは小説観の違いだ

652:吾輩は名無しである
23/04/15 12:38:35.39 joiGC9jN.net
ミステリとSFと怪奇幻想文学を生んだ作家

653:吾輩は名無しである
23/04/15 14:48:15.32 E22xsJlD.net
SFの元祖は『竹取物語』だぞオカマの爺ちゃんw

654:吾輩は名無しである
23/04/15 14:49:38.84 E22xsJlD.net
怪奇幻想文学の元祖は『雨月物語』だぞインポの爺ちゃんw

655:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
23/04/15 16:02:21.69 RAQypGJs.net
ワシはインポで早漏じゃよ。ちんに据えた花火根元で爆でな。滄浪の水濁るとき は五木寛之 屈原の濁世観にて漁師の言。
まあ濁世になれば隠遁しろということだが、
早漏の液濁るとき は何か病気だから 濁世じゃなくても
入院しろ。性なる聖なる。ある意味でよい社会だと世に出ろというが
入院しろ。それも隠棲の一つ。よさというのは独りよがりで独善的というか圧迫感がある。院生もにてる。院政でもしろと。世に期待するな。善でも悪でもつまらん。絶対精神は意外に絶対他力にて。若いを過ぎたらずっと世から離れて暮らせセクハラしないで笑えという人生観。

656:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
23/04/15 16:03:58.01 RAQypGJs.net
竹取は心理的にまわされてるから心理的に完全な文学ではないが、国で一番の美女というのは
そうなりがち。余った精液もったいないから男子は心掛けよく。

657:吾輩は名無しである
23/04/15 17:14:51.59 0BZ6BU9A.net
>>649
この詩にインスパイアされて、ナボコフは『ロリータ』を書き、
大江は『美しいアナベル・リイ』を書いた
文学が奏でる美しいリレー

658:吾輩は名無しである
23/04/15 19:31:36.28 SPVCq2RN.net
>>657
ポーがいなければナボコフのあの大傑作『ロリータ』はなかったわけか

659:吾輩は名無しである
23/04/16 08:44:49.29 hNSS/ZD9.net
>>658
『ロリータ』の凄さが分かる御仁はあまりいない

660:吾輩は名無しである
23/04/16 14:09:17.09 w1/q5D9M.net
>>659
ロリコンという言葉は誰も知っていてそれがロリータ・コンプレックスの略である事もみんな知ってはいるが、その言葉の元になった『ロリータ』を読んだ事のある人は少ないのかもしれない

661:吾輩は名無しである
23/04/16 22:44:55.75 r1KEqHx1.net
文学的素養がないせいか、ただのくず男にしか見えない >ハンバート・ハンバート

662:吾輩は名無しである
23/04/18 08:16:38.72 zphxsGOg.net
>>657
大江の『美しいアナベル・リイ』は未読なんで読んでみる

663:吾輩は名無しである
23/04/18 08:40:22.53 uBCkQOO4.net
>>661
ナボコフはあえてしょうもない人間を主人公にしている
『青白い炎』のキンボートもそうだね
そういう人間を中心にして笑いを生み出しているわけだ

664:吾輩は名無しである
23/04/18 09:00:06.47 zphxsGOg.net
>>663
その笑いの裏にある悲しみの複雑で深いこと

665:吾輩は名無しである
23/04/19 23:46:19.47 89ZLkAHq.net
>>660
映画は見た
クソつまらない映画だったけど
最後におっさんが殺されそうになりながらピアノ弾いて、ピストルで撃たれて「だあああああ!!!」
とか悲鳴あげたところで爆笑したのだけは覚えている

666:吾輩は名無しである
23/04/20 01:11:40.68 iKaPdsxO.net
>>665
映画と小説は別物だ
小説を読みなさい

667:吾輩は名無しである
23/09/08 00:19:46.13 d3G/QSwC.net
なんと2019年に旧仮名で中公文庫から渡辺温訳のポー傑作集が出ている。
江戸川乱歩と谷崎潤一郎の渡辺温の回想もついてる。
老舗出版社のプライドと品位が感じられる一冊だ。

668:吾輩は名無しである
24/04/01 20:43:21.42 XjaxgSX9.net
白水社
U252 義とされた罪人の手記と告白
2024/03/27
17世紀末のスコットランド、地方領主コルウァンの二人の息子は、両親の不和により別々に育てられた。明朗快活で誰にでも愛され
る兄ジョージと、厳格な信仰をもつ母親のもとで陰鬱な宗教的狂熱の虜となった弟ロバート。自分が神に義認されあらゆる罪を免れて
いると信じるロバートは、17歳の誕生日に出会った不思議な力を持つ人物に唆されるまま、恐ろしい行為を重ねていく。変幻自在に
その姿を変える〝謎の友人〟の正体は? そして政治的対立に揺れる議会開催中のエディンバラで、兄弟の宿命的な確執はついに衝撃
の結末へ……。奇怪な事件の顚末が異なる視点から語られ、重層するテクストが読者を解釈の迷宮へと誘う。小説の可能性を極限まで
追求し、アラスター・グレイらの現代作家にも多大な影響を与える、ゴシック小説隆盛の掉尾を飾る傑作にして早過ぎたポストモダン
小説。(『悪の誘惑』改題)
[著者紹介]
ジェイムズ・ホッグ James Hogg
スコットランドの詩人・小説家。1770年、スコットランド南部エトリック近郊の借地農家に生まれ、農場の使用人、羊飼いとして働
きながら独学で読み書きを覚え、詩や戯曲の創作を始めた。1800年作の「ドナルド・マクドナルド」は国民的愛誦歌となり、『スコ
ットランド辺境歌謡集』編纂中のウォルター・スコットと古謡の提供を契機に親交を結ぶ。詩集『山の吟詠詩人』(1807)が評価さ
れ、1810年にエディンバラで本格的な文学活動に入る。詩集『女王の夜祭』(13)、『詩鏡』(16)を刊行、1817年創刊の『ブラ
ックウッズ・マガジン』に寄稿した諷刺的な記事で有名となるが、自身も「エトリックの羊飼い」としてパロディの対象となる。その
後小説に転じて、スコットランドの歴史に取材した『ボズベックのブラウニー』(18)、『男の三つの危険』(22)、『女の三つの
危険』(23)などを発表。ゴシック小説『義とされた罪人の手記と告白』(24)は20世紀に再評価され、現在では最も重要なスコッ
トランド文学/英文学作品の一つと目されている。1835年死去。

669:吾輩は名無しである
24/04/30 13:33:09.79 VtkeetCQ.net
age

670:吾輩は名無しである
24/04/30 16:45:05.91 PfQV/NEO.net
ぱぴぷぺぽー

671:吾輩は名無しである
24/04/30 16:45:06.78 PfQV/NEO.net
ぱぴぷぺぽー

672:吾輩は名無しである
24/04/30 17:16:47.55 PfQV/NEO.net
『黄金虫』
いかにも作り物の話だと思う
子供だましの作品

673:吾輩は名無しである
24/04/30 17:16:48.19 PfQV/NEO.net
『黄金虫』
いかにも作り物の話だと思う
子供だましの作品

674:吾輩は名無しである
24/04/30 17:18:24.03 PfQV/NEO.net
『モルグ街の殺人』
これも子供だましの作品

675:吾輩は名無しである
24/04/30 17:21:32.32 PfQV/NEO.net
『スフィンクス』
なんかなぁ、幼稚過ぎる

676:吾輩は名無しである
24/04/30 17:23:44.66 PfQV/NEO.net
『おまえが犯人だ』
途中で犯人がわかっちゃう

677:吾輩は名無しである
24/05/05 13:19:48.87 3saV82BK.net
最高傑作は『アシャー家の崩壊』だな
丸谷才一の訳には解らない言葉がいくつか出てくる
河合訳はどうなんだろうか?

678:吾輩は名無しである
24/05/05 13:21:10.44 3saV82BK.net
二番目は『黒猫』だな

679:吾輩は名無しである
24/05/05 13:23:19.45 3saV82BK.net
岩波の【八木訳】は訳注が詳細でためになる
岩波の『白鯨』も訳注がよかった

680:吾輩は名無しである
24/05/05 19:28:33.11 7hLlDbln.net
>>677
俺は誰の訳で読んだだろう? 少なくても丸谷ではなかったな。特に分からない言葉がでてきた記憶はないが

681:吾輩は名無しである
24/05/27 11:19:24.10 FmFbFdNH.net
エドガー・アラン・ポーの短編小説『アッシャー家の崩壊』は、一見シンプルなプロットと晦渋な文体ながら、その格調高い表現によって、音楽性の高い一編の詩のような作品へと昇華されています。
一見、単純な物語のように見えるかもしれませんが、ポーは巧みな言葉遣いと描写によって、読者を物語の深淵へと誘い込みます。朽ち果てたアッシャー家屋敷の描写は、まるでゴシック絵画のような陰鬱さを醸し出し、そこに住むアッシャー兄妹の悲劇的な運命を暗示します。
また、ポーは音楽的な要素を巧みに作品に取り入れることで、読者の五感に訴えかけるような効果を生み出しています。例えば、アッシャー家の屋敷を包む不気味な静寂や、マデリンの死の直前に聞こえる不協和音などは、読者に不吉な予感を抱かせ、物語の緊張感を高めます。
このように、『アッシャー家の崩壊』は、シンプルなプロットと晦渋な文体に音楽的な要素を織り交ぜることで、読者を魅了する作品となっています。

682:吾輩は名無しである
24/05/27 22:50:20.12 DlonQikN.net
『眼鏡』がサイコー

683:吾輩は名無しである
24/05/28 13:56:56.38 aC1L29n5.net
18歳頃に「黒猫」を読んで衝撃を受け、強く惹かれた。しかし当時はボードレールやランボーなどのフランス象徴派の詩人、シュルレアリスム、バタイユに傾倒していたため、ポーはそれ以上深く読むことなく20年間過ごしてきた。しかしつい先日、ちくま文庫の松井冬子の表紙に惹かれて短篇集を購入し、読んでみるとすっかりハマってしまった。現在では、ポーに関する研究書や批評書も少しずつ読み進めている。

684:吾輩は名無しである
24/05/28 14:57:02.01 aC1L29n5.net
萩原朔太郎は、1926年に詩集『智恵子抄』のなかで詩「大鴉」を発表しました。この詩は、深い悲しみと絶望に満ちた内容で、多くの読者に深い感動を与えてきました。
朔太郎は、この詩について以下のように述べています。
この詩は、私の心の奥底から湧き出たものであり、私の最も大切な作品の一つである。この詩を翻訳することは不可能である。なぜなら、この詩の言葉は、私の魂の叫びであり、他の言語では表現することができないからである。
しかし、インターネット時代においては、Google翻訳などの翻訳ツールが容易に利用可能となり、「大鴉」の翻訳を試みることは容易になりました。実際に、これらのツールを用いて「大鴉」を翻訳してみると、様々な言語で表現することができます。
しかし、翻訳ツールによる翻訳は、必ずしも完璧なものではありません。特に詩のような芸術作品の場合、ニュアンスや情感を正確に表現することは難しい。例えば、「大鴉」の中で使われている言葉には、朔太郎の個人的な経験や思いが込められており、それを他の言語で完全に再現することは不可能です。
また、萩原朔太郎が主張していた翻訳不可能性は、言語を超えた芸術表現としての「大鴉」の独自性を指しており、単に翻訳ツールを用いた機械翻訳によって検証できるものではありません。「大鴉」の真の理解には、朔太郎の詩全体に対する深い理解と、日本語に対する深い理解が必要となります。

685:吾輩は名無しである
24/05/28 14:58:54.15 aC1L29n5.net
メエルシュトレームと黄金虫の描写の鮮やかさに感嘆せずにはいられない。
特に黄金虫は前半と後半の構成が絶妙で、非常に気に入っている。

686:吾輩は名無しである
24/05/29 09:18:57.34 /BQANsml.net
最近屁の役にも立たないくそくだらない感想レスを書くのが流行っているのかね?

687:吾輩は名無しである
24/05/29 11:47:44.50 jjVtb3DQ.net
>>684
朔太郎はいつ『智恵子抄』を書いたのかね?

688:吾輩は名無しである
24/05/30 11:32:30.53 YR10pOUK.net
>>685
メエルシュトレームの描写は、まるで自分が実際に渦の中にいるような臨場感があり、思わず息を呑んでしまいました。特に、船がどんどん渦に吸い込まれていくシーンは、本当に怖かったです。
黄金虫も、前半の謎解きと後半の冒険がうまく絡み合って、最後まで飽きずに読めました。特に、ジュピターの虫が黄金虫だったというオチは、予想外でとても面白かったです。
おっしゃる通り、どちらの作品も構成が絶妙で、非常に完成度の高い作品だと思います。
私もどちらも大好きです!

689:吾輩は名無しである
24/06/06 05:31:55.22 610qI4HS.net
>>688
メエルシュトレームの描写が、読者をまるで渦の中にいるような臨場感に巻き込んだとのこと、大変共感いたします。特に、船が徐々に渦に飲み込まれていくシーンは、息を呑むような恐怖を感じました。
黄金虫も、前半の謎解きと後半の冒険が巧みに絡み合い、最後まで飽きることなく読み進められる作品ですね。特に、ジュピターの虫が黄金虫だったという意外なオチは、読者を驚かせながらも納得させる見事な展開でした。
おっしゃる通り、どちらも構成が絶妙で、非常に完成度の高い作品だと思います。私もどちらも大好きです

690:吾輩は名無しである
24/06/29 15:43:58.83 fKd8saYy.net
・ エドガー・アラン・ポー 1809年1月19日 【アメリカ】
・ チャールズ・ダーウィン 1809年2月12日 【イギリス】
・ ニコライ・ゴーゴリ 1809年3月31日

691:吾輩は名無しである
24/06/29 18:32:50.30 Nr80YLxN.net
風景が奏でる夢と現実の交響曲
ポーの描く風景は、現実と幻想が溶け合う夢のキャンバス。妖精たちの漕ぐカヌーが静寂の湖面を滑り、地の精が築いた城が霧に浮かび、風景そのものが語りかけてくる。夢想を誘う庭園は、自然を巧みに造型し、川旅は幻影の舟に乗せて未知へと誘う。魔法の円環が描くのは、アルンハイムの楽園なのか、それとも存在の消滅と至福への誘いか?


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