アントン・チェーホフat BOOK
アントン・チェーホフ - 暇つぶし2ch27:吾輩は名無しである
11/09/13 01:46:26.49 .net
浦雅春、文庫の後書きで章ごとの頭に山崎まさよしの歌詞を引用するのはやめてくれ。

28:吾輩は名無しである
11/09/13 13:50:14.50 .net
何それ
まさか、>>27はチャールズ・マンソン的な超能力を発揮してないよね?

29:吾輩は名無しである
11/09/14 11:45:54.62 .net
チェーホフの父親は一代で失敗した没落市民

30:吾輩は名無しである
11/09/20 01:35:55.62 .net
>>28
馬のような名字って短篇集の解説にあるよ。
あれを見て秒速5センチメートルっていう最悪のアニメ映画思い出して、吐き気がしたわ。

31:吾輩は名無しである
11/09/20 20:31:26.36 .net
アニメといえば宮崎駿はチェーホフが好きらしいね

32:吾輩は名無しである
11/09/26 22:14:47.36 .net
ああ、そう

33:吾輩は名無しである
11/09/28 02:50:53.47 .net
チェーホフは本当暗い。
特にヨーヌィチなんかは下手なホラーよりよっぽど絶望的に終ってる気がする

34:吾輩は名無しである
11/09/28 18:10:02.17 .net
だって苦労人でしょこの人
医学生時代から家族養うために死ぬ思いで作品書きまくるけど、当時の小説は今のラノベ並の飽和状態
せっかく書いた作品が長いといっては削られ、オチが弱いと言っては勝手に書き加えられて、編集には馬鹿にされ
あげくに原稿料が現物支給だったり、不買されたりとさんざんな目に
さらにそんな環境のためにまわりの同業者がバタバタ死んでいって、そりゃ人間不信にもなるだろ

「不必要な勝利」や「生きた商品」などで最初期には本物の文学者を目指してた志を感じられるが
だんだん埋め草的な、やっつけ仕事に流れていったのがよく分かる

35:吾輩は名無しである
11/09/28 21:41:36.78 .net
でも喜劇なんですよ

36:吾輩は名無しである
11/09/28 23:33:40.97 .net
プーシキン、レールモントフ、ドストエフスキー、トルストイ、ツルゲーネフが貴族
ゴーゴリ、ゴンチャロフが裕福な家庭に生まれたのに対して
この人だけは極貧生活からの叩き上げなので、厭世や世の中に対する期待感の無さが凄い

37:吾輩は名無しである
11/10/01 00:46:28.42 .net
イオーヌィチのラストはは厳しいよね…好きな作品だけど…
子猫ちゃんに騙されて墓で待ってるシーンが好きだ

38:吾輩は名無しである
11/10/01 00:47:20.72 .net
クプリーンも庶民出だっけ?

39:吾輩は名無しである
11/10/03 01:56:46.73 .net
中二階のある家のラスト一行は泣かせるよな。

40:吾輩は名無しである
11/10/05 23:33:33.05 .net
>>36
チェーホフは、家が破産して家族はモスクワに行ったのにアントンだけが
人手に渡った家に残って家庭教師をした
家族に見捨てられた思いで少年時代を過ごしたのかもしれない

41: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
11/10/10 03:50:32.44 .net
いろいろ苦労してんだ

42:吾輩は名無しである
11/10/10 14:22:20.65 .net
チェーホフの伝記本読むとさらっと書いてあるけど
実際アルバイトで家庭教師しながら医学校通いつつ
家族6人の口を糊するって、普通できないよな

43: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
11/10/11 00:24:18.79 .net
かもめはかもめ

44:吾輩は名無しである
11/10/15 16:24:13.35 .net
「ミシュス、きみはどこにいるのだろう。」小笠原豊樹訳
「ミシュス、君は今どこにいるのだ?」原卓也訳

45:吾輩は名無しである
11/10/17 10:25:32.91 .net
あげとく

46:吾輩は名無しである
11/10/17 13:50:53.90 .net
>>44
こんな短い文でもずいぶん違うね

47:吾輩は名無しである
11/10/19 22:41:44.65 .net
この人の小説って、過去から現在(逆じゃなく)を見つめるような視点の
物語が多いですね。
サハリン以降はちょっと違うけど。

48:吾輩は名無しである
11/10/20 01:45:41.51 .net
映画】ロシアの劇作家チェーホフの戯曲「かもめ」映画化・・・デヴィッド・ドゥカヴニーとヘレン・ハントが出演
1 :禿の月φ ★:2011/10/20(木) 00:58:55.81 ID:???P
 テレビドラマ「X-ファイル」シリーズのデヴィッド・ドゥカヴニーが、ロシアの劇作家チェーホフの戯曲
「かもめ」を映画化する作品『リラティブ・インサニティ(原題)/Relative Insanity』へ出演することになった。

 Deadline.comによると、映画化作品では舞台をロシアからニューヨークへ移し、
主人公の女優イリーナと作家志望の息子コンスタンティンとの関係を描いていく。
ヘレンがイリーナ役を演じ、デヴィッドはイリーナと愛人関係にある作家、トリゴーリン役を演じるよう。
ふたりのほかに、映画『ナイト&デイ』のマギー・グレイス、ジョアン・チェンも出演する。

 戯曲「かもめ」はロンドンやニューヨークで舞台化されており、
2007年にロンドンのロイヤル・コート劇場で上演された舞台で
クリスティン・スコット・トーマスやキャリー・マリガンが出演。
また、別のキャストでイギリス王立劇場でも上演されている。
映画版の撮影は来年から開始される予定。(竹内エミコ)


49:吾輩は名無しである
11/10/20 03:09:31.63 .net
かもめか……
四大戯曲の中でも一番暗い気がする。
三人姉妹も強烈だけどさ

50:吾輩は名無しである
11/10/22 20:53:35.14 .net
「さくらんぼ畑」新訳とても工夫されていていいと思うけど
ワーリャの「もっとも高い信仰心!」っていうのがどうも違和感…

51:吾輩は名無しである
11/11/03 00:06:45.80 .net
けっこう若くして死んだんだね、実質的なキャリアが30後半までで
なんか人生達観した印象があったから、もっといってるのかと思った

52:吾輩は名無しである
11/11/03 10:07:50.59 .net
意外と早く亡くなっているというのもだけど、
自分の中では夏目漱石とチェーホフって似ている感じ
チェーホフは自分の子どもは持てなかったけど

53:吾輩は名無しである
11/11/03 13:42:19.17 .net
>>40-42
貧しい人の治療を無報酬でやったり、子供に教科書を配ったり
慈善活動をしながら作家もする
尊敬するけど、素晴らしい人に出会ったという陶酔感はないな

チェーホフは悪くない
俺の心がおかしいんです

54:吾輩は名無しである
11/11/03 18:57:52.96 .net
チェーホフさーん!

55:吾輩は名無しである
11/11/03 22:31:34.56 .net
>>53
陶酔とか、感涙とかウェットなのはチェーホフに合わない気がする

56:吾輩は名無しである
11/11/05 00:17:05.01 .net
今のドラマでチェーさんとか呼ばれてるし

ほとんど手帳のネタ?小説かな

57:吾輩は名無しである
11/11/05 12:18:48.00 .net
虚無感

58:吾輩は名無しである
11/11/06 09:27:44.36 .net
チェーホフの小説は何も起きない、何かが起きても何も起きない

59:吾輩は名無しである
11/11/07 13:32:34.96 .net
でも、チェーホフは女好きなんでしょう

ブサイクにも手厳しいし

60:吾輩は名無しである
11/11/07 13:36:44.79 .net
そういえば、『1Q84』でサハリン島が取り上げられてチェーホフが盛り上がる
のかと思ったら、意外に注目されなかったような気がする
去年は生誕150周年でもあったのに

61:吾輩は名無しである
11/11/07 21:57:48.56 .net
サハリン島旅行の時でしたか、
日本人娼婦とも手合わせしてましたね。
そして、友人だか編集者だかに手紙で彼女の妙技を伝えていたとか。

当時の日本人は娼婦にいたるまでエネルギーがありました。
貧しかったんですね。


62:吾輩は名無しである
11/11/09 01:38:12.72 .net
>>61
現代の吉原の娼婦たちもエネルギッシュですぞ。
吾輩は月2回65000円払って、娼婦を買ってまする。
いやあ、買春は楽しい。

63:吾輩は名無しである
11/11/09 03:13:24.90 .net
童貞だからモテる男の話は辛くなる
現代の英雄とか読んでて苦しかった

64:吾輩は名無しである
11/11/09 10:35:21.88 .net
>>63
レールモントフか。あれは俺のことを書いたかと錯覚した。
あれを映画化した「愛を弾く女」も女に気をもたせて
思いっきり振る男を描いて、完璧だ。俺のリアルと同じ。

65:吾輩は名無しである
11/11/09 13:36:13.28 .net
>>63
川端康成はモテる童貞の話を書いてるな

66:吾輩は名無しである
11/11/09 19:58:51.77 .net
>>63
ブサイクで馬鹿な奴が単に偶然で得をする話が楽しいの?

67:吾輩は名無しである
11/11/09 21:36:43.77 .net
>>61
チェーホフは日本に行きたがってたけど、それが目的か!?
結局、寄れなかったんですけどね
香港では楽しんだのかな

68:67
11/11/09 21:41:24.58 .net
検索したらこんなチェーホフの手紙の一文が出てきた…

  ぼくに子どもができたら、子どもたちに誇りをもって言ってやります。
 『えい畜生、俺だってかつて黒い目のインドの女と性交したことがあるんだよ!
                  いったいどこで? 椰子の木の庭で、月夜に!』

69:吾輩は名無しである
11/11/11 10:25:54.12 .net
何自慢だよ

70:吾輩は名無しである
11/11/11 21:44:51.75 .net
『チェーホフの中の日本』をネットで調べたら、面白そうな本だった
でも、アマゾンで見ると品切れ
もしかしたら絶版


71:吾輩は名無しである
11/11/11 21:45:52.45 .net
死ぬ直前には、日本人についてなにかうわごと言ってたんでしょ

72:吾輩は名無しである
11/11/11 21:47:13.71 .net
>>71
詳しく

73:吾輩は名無しである
11/11/11 21:55:01.61 .net
文献じゃなく、レイモンド・カーヴァーが書いた『使い走り』って小説で見た

それは病気で死にかけてるカーヴァーが、チェーホフが病気で死ぬまでを書いた小説で
その中でチェーホフが死ぬ前に、何か水夫と日本人について断片的に語ったと書いてある

74:吾輩は名無しである
11/11/11 21:55:33.83 .net
>>70
古本屋では割と見かける率高いと思う
古本屋サイトで検索したらけっこうあったよ
URLリンク(www.kosho.or.jp)


75:吾輩は名無しである
11/11/12 10:47:28.26 .net
古書も含め、書籍のネット購入はここで探すと便利ですよ
URLリンク(book.tsuhankensaku.com)


76:吾輩は名無しである
11/11/12 10:58:20.05 .net
『チェーホフの中の日本』、調べたら全然売ってないですね
>>74さんのところも売り切れたのか、ヒットしないですよ。
2008年刊行で品切れ?
まさか回収してるとか?
手元にある1冊、アマゾンで高く売ろうかな

77:吾輩は名無しである
11/11/12 11:00:56.81 .net
著者名で検索したらいっぱい出てきました
売るのやめました

78:吾輩は名無しである
11/11/12 11:01:53.59 .net
『チェーホフのなかの日本』が正しいです

79:吾輩は名無しである
11/11/12 14:38:29.01 .net
74です
78さんが書かれているように「なか」をひらがなにすれば出てきますよ

80:吾輩は名無しである
11/11/18 13:04:48.75 .net
に書かれた短編「獅子と太陽」にホテル日本というのが出てきた
何かこのネームングに深い意味があったのかは分からない
1887年、まだサハリンに行く前に書かれた作品だな

81:吾輩は名無しである
11/12/14 01:17:52.80 .net
もっと書き込め

82:吾輩は名無しである
11/12/14 11:14:07.96 .net
もうちょっと考えれ

83:吾輩は名無しである
11/12/15 00:09:27.84 .net
俺がレンタルビデオ屋でバイトしていた頃の話。

当時、レンタルビデオ3本以上借りるとお好きなインスタント食品を
プレゼントするキャンペーンをやっていて、それなりに好評だった。
キャンペーンの最終日の深夜、俺が一人で店番やっていると一人の
太った男がレジに3本のビデオテープを持ってきた。
内容は、全部AVでしかもスカトロ物。
こんなときは、無表情で機械的に処理することにしている俺は、太った男
から、お金を受け取ると、キャンペーンのインスタント食品の中から
好きなものを選んでくださいと隣に置いてあるワゴンを指差したら
なんと、ボンカレーしか残ってなかった。
俺は、申し訳なさそうに、
「すいません、カレーしかないんですけど」って俺が言ったら
その男は、嬉しそうな顔で
「いいえ、大丈夫です。カレー大好きですから」と言ってきた。
その瞬間、俺のポーカーフェイスは崩れ大笑い。
やばいと思ったけど、どうしても笑いが止められない。
でも、そいついい奴で、こんな俺に怒ることもなくスカトロ物のビデオを
受け取るとにこやかな笑顔で去っていった。
今、そいつと俺はメルトモ仲間になってる。

84: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
11/12/18 13:48:02.16 .net
ユモレスカ

85:吾輩は名無しである
12/01/17 18:12:46.55 .net
6号室を読んだ
最期すごい怖くなった
これを読んだレーニンが恐怖で部屋から飛び出したってのもよく分かった

86:吾輩は名無しである
12/01/29 00:15:44.25 .net
店を開いたつもりになるモイセイカが最高に可愛い

87:吾輩は名無しである
12/01/29 21:15:33.07 .net
黒衣の僧のラストでターニャ!って呼びかけるシーンはゾクゾクするぜ

88:吾輩は名無しである
12/01/29 21:16:09.84 .net
チェーホフ読もうかな

89:吾輩は名無しである
12/01/30 01:37:16.20 .net
6号室と黒衣の僧は読むな

90:吾輩は名無しである
12/01/30 10:53:31.71 .net
俺のチェーホフを読むんじゃない。

91:吾輩は名無しである
12/02/14 17:38:29.90 .net
チェーホフの全集は、ちくまと中央公論社の2社から出ていますが、どちらのほうが良いのでしょうか?

92:吾輩は名無しである
12/02/15 13:31:02.06 .net
ちくま版はもってないけど、ググってみると細かい作品が抜けまくってると思われる
中央公論版は今なら5000円くらいで手に入るし全部読みたいならこちらでいいかと
50年くらい前の発行だけど旧字はほとんど使ってないし

ただ訳のデキについては分からん

93:吾輩は名無しである
12/02/16 22:24:22.00 .net
チェーホフを訳した人は大勢いるね。
日本語としての読みやすさを重視するならば、新訳のほうが読みやすいよね。

94:吾輩は名無しである
12/02/17 20:57:13.68 .net
チェーホフを人に勧めたのだが、評判が芳しくなかった。
登場人物が多いし、関係がややこしいし、文章が読みにくいとのこと。

最近の読みやすさを考慮された現代文学を読んでばかりいるタイプには辛かったか。

95:吾輩は名無しである
12/02/18 18:51:04.54 .net
何進めたんだ?
三人姉妹?

96:吾輩は名無しである
12/02/18 22:31:53.06 .net
新潮のかわいい女・犬を連れた奥さんと、桜の園・三人姉妹。

97:吾輩は名無しである
12/02/19 02:20:12.48 .net
>>91
断然中央公論版だ。

98:吾輩は名無しである
12/04/08 11:23:35.55 .net
『サハリン島』読もうぜ

99:吾輩は名無しである
12/04/08 16:54:18.32 .net
チェーホフの小説で研究者から最高傑作といわれてるのはなんなの
個人的には6つくらい読んだ中では『決闘』は傑作だと思った

100:吾輩は名無しである
12/04/09 01:19:00.99 .net
「谷間」を映画化してほしい

101:吾輩は名無しである
12/04/13 00:40:15.50 .net
「犬を連れた奥さん」を黒木瞳に演じさせて、濡れ場10分入れてドラマ化してほしい

102:吾輩は名無しである
12/04/13 07:31:10.90 .net
やめてくれ

103:吾輩は名無しである
12/04/13 15:54:45.11 .net
チェーホフってあの年でなんであそこまで人間の感情が分かるんだよ
世界広しといえどこんな作家ほかにみたことない

104:吾輩は名無しである
12/04/14 17:00:30.23 .net
あ、今の電車は客がゼロだったなあ。あれじゃあ、経営大丈夫かなあ。
まあ、いいや。
『桜の園』は喜劇なんですと編集者に手紙で伝えるチェーホフがいるね。
喜劇っていうのは、最後はめでたしめでたしで終わる劇の事でね。
『桜の園』は、ロシア貴族がね、桜の果樹園を売ることになって、苦労する。
売れるかな、売れないかと、あれこれ考え、あれこれいったりしていると、
知人が破格の値段で買ってくれる、まあ、めでたし、めでたしの終幕。
だから、『桜の園』は、チェーホフが編集者に主張したように、
めでたしめでたしの劇で、コメディー、喜劇なんだね。

太宰治が『桜桃』を最晩年に書いたけどねえ、
あれは『桜の園』が背景にあるんだね。
桜桃は本当に果実というより宝石みたいなものがあるからね。
ところで、乗客ゼロ名の電車経営大丈夫かねえ。

105:吾輩は名無しである
12/04/21 11:32:03.09 .net
>>99
そんなものはない。

106:吾輩は名無しである
12/04/21 20:50:53.30 .net
研究者が最高傑作といったらそれが最高傑作になるのかな??

107:吾輩は名無しである
12/04/21 21:24:30.59 .net
>>105
つまりつまらんと?

108:吾輩は名無しである
12/04/22 00:39:33.75 .net
後期の小説や戯曲の中に最高傑作があるんだろうけど
初期の短編にもぐっとくるいいのが多いんだよね
これが19、20の医学生が書いたものだなんてびっくり。
なものがたくさんある
当時チェーホフはどんな経験をしていたんだろうなあ

109:吾輩は名無しである
12/04/23 23:34:41.37 .net
中二階のある家を映画化してほしい。
主人公西島秀俊、ミシェスは志田未来、リーザは水川あさみで。

110:吾輩は名無しである
12/04/24 00:43:06.89 .net
あほくせえ

111:吾輩は名無しである
12/05/18 12:25:02.77 .net
>>103
22、3でもう完全に世の中を見抜いてるよな
普通この年代だと、世界は汚いけど自分とヒロインだけは綺麗とか
世の中が汚い事は分かっているけど、その汚さが誇張されたりで不正確な捉え方が多いけど
この人は正確に見抜いてる、頭が良い上に若くして苦労したんだろうな


112:吾輩は名無しである
12/05/18 19:59:31.86 .net
>>111
それ十代の前半くらいの捉え方だろ
22、3っていったら世の中と折り合いつけつつ前進の希望に満ちているか、
はっきり負けてしまった奴とに別れるぐらいの年代だろ

113:吾輩は名無しである
12/05/21 16:34:10.68 .net
>>112
ちがうでしょ
たとえ負け組でもゴーリキみたいに希望というか変化への望みみたいなものをもってる
でもこの人には最初っから何にもない

チェーホフの作品には何も起きない、何かが起きても何も起きないって言われるが
プラスの方向で、ツルゲーネフやプーシキンらの萌えキャラめいた女キャラも
マイナスで、ドストのよう壮大な事件も何も起きないで、ただ淡々とあたりまえに苦しんで終わる

もっといい歳になって色々諦めれば、そういうの書いても理解できるが
22歳で奥さま、生きた商品、咲きおくれた花とかは普通書けん
良い方にも悪い方向にも、物語をもっと波立たせてしまうのが普通だと思う

114:吾輩は名無しである
12/05/28 21:41:34.27 .net
広津和郎が103と同じようなことをいってたらしい。

あれだけ人生が分かってしまうと、生きていくのがさぞつらかったろう、云々・・・

開高健のエッセイにそんなことが書いてあった記憶がある。

115:吾輩は名無しである
12/05/29 22:57:10.54 .net
広津和郎って読んだことがないけど
井伏鱒二が「チエホフの悲哀のような」と書いていたので興味が出た
読んでみたい

116:吾輩は名無しである
12/05/30 14:53:41.98 .net
広津和郎の『私のチェーホフ』よかったよ

で、「あの年でなんであそこまで人間の感情が分かる」のかっていう
具体的な箇所をあげてくれませんか?

117:吾輩は名無しである
12/05/30 15:47:56.89 .net
人間の感情とは違うが
『不必要な勝利』(22歳作)で貴族くずれの男が
女貴族にゴミ扱いされて泣いている田舎娘をさとす場面が印象に残ってる

「君はいくつだ? 美少女さん、人生というものはうとましく、汚らわしく、やりきれない代物なんだよ!
君は人生に何を望んでいるんだい? 人生が君にほほえみかけてくれるとでも思っているのかい?
君はないものねだりをしているよ、この地上には、やりきれない生活しかないんだ……」

といって、子供の時に乳母がしてくれた全く救いのない童話を聞かせて
「それで終わりですか……」と彼女に聞かれると
「これ以上何が必要なんだい? 悪人を牢屋に入れてもらいたいのか? そんなことをあてにしちゃいけないよ
僕の乳母は優れた教育者だった、童話の中でさえ嘘をつかなかったんだから
彼女の話では善が勝ったりしないんだ」って言う

この最期の言葉はこの人の創作態度そのもので
あの年でそれを宣言して実際にそうしたってのは凄い早熟だなと思いました

118:吾輩は名無しである
12/05/30 23:36:20.24 .net
でもチェーホフって、そういう絶望的なとこから、
それでも生きていきましょうよ!
人のために頑張って働きましょうよ!
みたいな展開に自然になってくとが凄いと思うんだ

態度としては嘘はつかないのかもしれないが
意識としては決してあきらめていなかったと思う

でも現実的に生活が劇的によくなることなんかなく、
人がゴミ扱いされるようなこともなくならないことは、
よくわかっていて常に絶望もしていたんだろうなと

119:吾輩は名無しである
12/06/03 08:53:40.56 .net
>>116
人間の「感情」っていうなら、日本の作家が他国のを圧倒していると思う。

チェーホフは「人生」ってのを怖いくらいに見抜いてるってことなんだ。
(「宿命」と云いかえたほうが、もう少し正確になるだろうけど。)

120:吾輩は名無しである
12/06/03 17:17:29.88 .net
見抜くというよりも、人生に対して必要十分な期待しか
抱いていないっていう方が近い気がするな。
筋金入りのリアリストというか。
だから大げさに悲嘆したりしないし、夢物語をぶちあげることもない。

むしろチェーホフ自身は恋をすることができたのかどうかが気になるわ。
手紙とか伝記を見る限りやさしい愛情深い人だったのは間違いなさそうだけど、
その割に恋愛に対する情熱をまるで感じないんだよね。

121:吾輩は名無しである
12/06/09 21:22:39.12 .net
アンチドラマだよね。
物語がない

122:吾輩は名無しである
12/06/24 20:33:50.12 .net
(ロシアだよ、チェホフだよ)

123:吾輩は名無しである
12/06/24 23:54:31.69 .net
対訳チェーホフを買うぞ
第二弾、第三弾と出してほしいぞ

124:吾輩は名無しである
12/07/09 05:46:13.92 .net
9月に俳優座でかもめやるんだな

125:吾輩は名無しである
12/07/09 08:38:14.70 .net
>>124
ほんとだ。俳優座って観たことないけど
小田島雄志訳か…

126:吾輩は名無しである
12/07/17 15:08:41.83 .net
全集ほしい

127:吾輩は名無しである
12/07/17 21:20:36.23 .net
中公の全集をを文庫で出してほしいが
いまどきのデカい活字にしたら
ローマ人の物語どころじゃない巻数に
なってしまいそうだな

128:吾輩は名無しである
12/07/17 21:23:16.27 .net
今デカイよねー。この間、久しぶりに新潮文庫を見たら気持ち悪くなった。

129:吾輩は名無しである
12/07/17 21:42:07.63 .net
この人の全集は悲しいな
読めば読むほど死に近付いていく
「自分は老人よりもヒドイ、こんなところで死んでたまるか…」とか
死ぬ一年前に「自分はますます健康になってきた」とか書いてるのみると

130:吾輩は名無しである
12/07/24 00:21:56.82 .net
初めて読んだ『かもめ』のインパクトが大きくて、とりあえずなるべく多くの作品に触れたいのですが、中公の全集が手っ取り早いですか?

131:吾輩は名無しである
12/07/24 00:39:47.04 .net
中央公論版が一番安く手に入るんでいいんじゃないでしょうか
作品も多分一番多いと思います

132:吾輩は名無しである
12/07/24 08:24:27.61 .net
文字がでかすぎると読みづらい。

133:吾輩は名無しである
12/07/24 10:23:20.88 .net
>>131 ありがとう。探してみます。ちなみに中央公論でも全16冊と全18冊となっているのがありますが、やはり全18冊のほうがベターでしょうか?

134:吾輩は名無しである
12/07/24 10:29:00.54 .net
>>133
たぶん両方同じものですね
16巻までは作品集で後の2冊はチェーホフに関する論文と回想録です
そういうのに興味なかったら16冊だけでもいいじゃなでしょうか

135:吾輩は名無しである
12/07/24 11:32:28.73 .net
水を差すようだけど
戯曲と小説は違うので、自分のように妙な失望をしないように

136:吾輩は名無しである
12/07/24 13:34:17.29 .net
ありがとう。せっかくなので18冊揃いを注文したよ。楽しみだ。

137:吾輩は名無しである
12/07/24 16:29:12.58 .net
ふえー、お金持ちだねえ。

138:吾輩は名無しである
12/07/24 16:55:57.39 .net
チェーホフユモレスカ買ってきた!
小説のなかで一番たくさん出くわすものはで笑った。

139:吾輩は名無しである
12/07/24 21:53:32.25 .net
全集、注文してからアレだけど戯曲って数少ないんだね。劇作家のイメージが強かったんだけど。

140:吾輩は名無しである
12/07/24 23:48:20.28 .net
チェーホフは9割が短編小説でしょう
でも短編小説でも映画を観たあとのような味わいのある話が多いよ

全集を読むなら、1巻からではなく、4~5巻ぐらいから最後まで読んで、
それから1巻にかかるといいかも。
最初の方はチェーホフが学生時代に書き飛ばしていたころの話だから。
その中でもいい作品はたくさんあるんだけど。

141:吾輩は名無しである
12/07/25 07:02:24.53 .net
>>139
だから言わんこっちゃない

142:吾輩は名無しである
12/07/25 08:07:08.69 .net
あ、それは大丈夫。短篇もいくつか読んでるのでまったく好みにあわないことはないはず。ちなみに600以上の短篇を書いたとかなってるけど、まだ日本語未訳のものも多いのかな?

143:吾輩は名無しである
12/07/25 14:54:10.06 .net
完成した作品で未訳のものはないんじゃないかな

144:吾輩は名無しである
12/07/25 15:52:49.66 .net
三谷版はどうでしたか?

145:吾輩は名無しである
12/07/26 11:21:18.27 .net
『かもめ』のラストに衝撃!

146:吾輩は名無しである
12/07/29 01:03:38.12 .net
三谷版は笑かそうといろいろ修正していた
あざといところもあったけど、斬新な解釈もあって面白かったよ

147:吾輩は名無しである
12/07/29 09:54:26.96 .net
斬新な解釈気になる。

148:吾輩は名無しである
12/07/29 18:49:24.06 .net
割と忠実だったと聞いたが
やはりそういうのもあったのね

149:吾輩は名無しである
12/07/29 23:17:03.68 .net
最後にヤーシャに捨てられたドゥニャーシャが今後の人生を
エピホードフと歩むことをはっきりと見せたり、
ラネフスカヤが見る母の幻が白い服を着たシャルロッタだったり
道案内を願いながら金をせびる浮浪者がピーシチクだったりとか

ちょっとあざといなと思ったのは、
ワーリャが養女であることをかなり強調していた
使用人たちが「あんたは奥様の血をひいてないでしょ」などと
言いながら仕事をボイコットしたりする
あとトロフィーモフの禿ネタかなりしつこく使ってた
もちろんカツラだけど髪の毛をむしったりするシーンもあった
最後も原作ではフロックを着ているはずのフィールスがまるで
家の妖精のごとく白い寝間着姿で登場し、ガーエフが家を去る前に
積み木で作った家を杖で破壊したりしていた

全幕が第一幕の舞台である子ども部屋で進行するので
二幕、三幕はちょっと展開が苦しいかな、というところがあった

150:吾輩は名無しである
12/08/05 19:25:16.18 .net
チェーホフについての過去トピってどこかで読めませんか?

151:吾輩は名無しである
12/08/06 22:41:00.65 .net
中公の全集が届いたけど、初期の短篇が読みにくい(・ω・)

152:吾輩は名無しである
12/08/06 23:19:40.10 .net
上でも言われてるけど、初期は駄作が多いから無理して読むことないと思うよ
それでも読みたいなら1日1作みたいに、時間をかけて読んだ方が楽しめる

初期は目の付け所やセンスはチェーホフそのものだけど
「それオチてんの?」みたいな娯楽にしても文学にしても中途半端なのが多い
特に一巻前半は「目覚まし時計」誌に投稿して三本に1本くらいしか採用してくれなかったあげく
打ち切りくらって最初の挫折した時期のものだけど、それもしょうがないかなって思うな

1巻で重要なのは『不必要な勝利』『奥さま』『生きた商品』『咲きおくれた花』
この四つは今のラノベ作家みたいな地位にいながら、それでも芸術を目指してやるんだという
若いチェーホフの野心や気概が伝わってくる、あと『緑の岬』『通信員』あたりも面白い

2巻に入ってから覚醒したのか『催眠術の会』や『法廷の一事件』などオチのある完成した作品が出てくる
『ねこやなぎ』『ぬすびと』『でぶとやせた男』あたりは芸術の方でいい
2巻で一番好きなのは『仮装した人びと』で、これはチェーホフ作品の本質そのものだと思う

153:吾輩は名無しである
12/08/07 07:53:07.97 .net
>>152
身内褒めみたいだけど読んでるねえ
俺も「緑の岬」なんか驚くほど後期のエッセンスがつまってると個人的に思う

まあむりして全部をおもしろがろうとする必要はないわな

154:吾輩は名無しである
12/08/07 08:25:19.38 .net
チェーホフは一度に大量の情報が出てくるから、読むのが疲れる。

155:吾輩は名無しである
12/08/07 09:17:22.01 .net
『緑の岬』めちゃくちゃよかった。152さんありがとう。

156:吾輩は名無しである
12/08/07 09:53:06.97 .net
んんーまた全集を読み返したくなってきた



157:吾輩は名無しである
12/08/07 10:06:36.77 .net
時々、キラリと光る一編があるから全集初期も読み飛ばせない。

158:吾輩は名無しである
12/08/22 19:28:25.85 .net
オチも起承転結もないのが斬新
オチも起承転結もないのに面白い
変な作家

159:吾輩は名無しである
12/08/26 10:23:48.30 .net
来月の100分デ名著 かもめだよ。

160:吾輩は名無しである
12/08/26 20:32:18.09 .net
沼野さんか

161:吾輩は名無しである
12/08/28 22:24:03.14 .net
テキストの出来はどう?

162:吾輩は名無しである
12/08/29 05:23:02.60 .net
>>158
言えてる

163:吾輩は名無しである
12/08/29 20:15:51.87 .net
岩波文庫の可愛い女読み始めましたが、訳が読みづらい。

164:吾輩は名無しである
12/08/29 22:19:46.12 .net
神西清で読みにくいって…時代なのかな
名作は古びなくとも名訳は古びるとは誰の言葉だったか。

165:吾輩は名無しである
12/08/30 13:58:09.64 .net
そりゃ、どんな名訳にも賞味期限はあるだろ。

166:吾輩は名無しである
12/08/30 16:18:09.47 .net
沼野といえばハーヴァード大学出た秀才か
あのひとのナボコフの翻訳とか評判はどう?

167:吾輩は名無しである
12/08/30 20:20:27.09 .net
はっきりいってそんなにいい話は聞かない

168:吾輩は名無しである
12/09/02 11:06:33.88 .net
オレも鼻眼鏡かけたいな
チェーホフみたいな紳士になりたい非正規30代だけど

169:吾輩は名無しである
12/09/03 00:50:03.58 .net
フィンチは流石に売ってないだろう。
丸めがねなら西荻窪の眼鏡屋に色々あるぞ

170:吾輩は名無しである
12/09/03 02:38:50.99 .net
チェーホフってこれが代表作だ!って小説が他の作家と違って決まってないよね
俺は『決闘』が今まで読んだ中では一番傑作だと思ったね

171:吾輩は名無しである
12/09/03 02:49:10.75 .net
もっと生きていたらと思うと惜しいよね
オレは4大戯曲がセットで代表作って感じだな

172:吾輩は名無しである
12/09/03 23:21:53.10 .net
チェーホフはひたすら、全集で短編を読み、戯曲を読み、
手帳を読み、手紙を読み、…
また、全集で短編を読み、戯曲を読み…
エンドレスですな

173:吾輩は名無しである
12/09/05 01:19:38.11 .net
9/8から俳優座で小田島訳のかもめが上演されますね。
観に行く方いますか?

174:吾輩は名無しである
12/09/06 16:29:57.55 .net
100分、かわいいのアニメがよかったわ。

175:吾輩は名無しである
12/09/14 23:43:48.34 .net
逆にあの朗読劇がよくわからん

176:吾輩は名無しである
12/09/19 09:00:09.71 .net
ニーナ役の娘は好きだぜ。

177:吾輩は名無しである
12/09/24 01:54:19.94 .net
俳優座のかもめ凄く良かったですよ。

178:吾輩は名無しである
12/09/25 08:48:27.50 .net
なかなか見る機会が…

179:吾輩は名無しである
12/11/04 11:02:33.10 .net
短編小説から読みたいんだけど、なにがオススメ?
訳が難しくなく、平易なことばで書かれたものがいいんだけど・・・

180:吾輩は名無しである
12/11/09 00:12:42.09 .net
近くに古本屋があるならちくま文庫の3巻、4巻あたりからおすすめ
あとは小田島さん訳の新潮文庫かなあ
自分がその辺から入ったもんで…

最近でもいろいろ新訳は出ているので試してみては
URLリンク(amz.harumeki.com)

181:吾輩は名無しである
12/11/27 18:40:37.42 .net
カメレオンっていう題の本があったけど訳者が微妙だな
チェーホフって誰の訳で読めばいいの?いい本あったら教えて

182:吾輩は名無しである
12/11/27 18:42:03.98 .net
チェーホフ全集〈1〉にカメレオン収録されてるよ
今の子供たちは国語でカメレオンって作品読んでるみたいだね
URLリンク(homepage1.nifty.com)

183:吾輩は名無しである
12/11/29 02:21:44.16 .net
カメレオンって犬が上司の飼い犬かどうかで、態度コロコロ変える話だっけ
あれは珍しく笑えた

初期はマジで笑いどころが分からんのが多いからな
マヨネーズとか「???」だった

184:吾輩は名無しである
12/12/10 19:50:32.09 .net
俺はこのスレが嫌い
林檎臭いから

185:吾輩は名無しである
12/12/10 23:45:51.75 .net
リンゴのために

186:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/15 22:51:17.47 .net
平均的な人間の社会適応(発達)段階でいうなら>>112が正しい
ただし当然、その国の文化や社会的環境に依るところが大きい
そして、貧しい人ほどその国の文化・社会水準を反映する

チエホフは面白そうだ
文庫が希望だけど、この場合新潮の背表紙はあり得ない色なので、
全集を捜してみようかな

187:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/18 15:23:03.76 .net
「退屈な話・六号病室」が気に入ったので、
岩波の短編をいくつか購入することにした
「可愛い女・犬を連れた奥さん」が全く好みでは無かったから敬遠してたけど

188:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/20 23:09:26.05 .net
どうもチエホフは恋愛や不倫ネタを全面に出しすぎる傾向がある
着想はかなり深淵で悲痛なものなのに、甘ったるい作風になる

189:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/21 14:07:18.24 .net
『箱に入った男』『すぐり』みたいな見聞形式で一冊分書けば良かったのに

190:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/23 15:56:08.10 .net
「谷間」とか「ねむい」とか・・・この辺りは凄いんだよね

191:吾輩は名無しである
13/01/06 04:30:50.38 .net
恋愛ものでも中二階のある家は好きだな。
画家と女の子の思いが全く噛み合ってないのが、なんとも哀しい。

192:吾輩は名無しである
13/04/02 11:03:51.65 .net
桜の園とかわいい女読んだらチェーホフにハマりそうになっている
もう少し読んでみよう

193:吾輩は名無しである
13/04/16 22:07:49.59 .net
あげ。

194:吾輩は名無しである
13/04/17 02:09:41.84 .net
この人あれだけ辛い幼少期を送ったのによく心がねじ曲がらなかったな
作中じゃ批判はするが、内輪の会話で誰かの悪口がでると彼だけは庇ったらしいな

195:吾輩は名無しである
13/04/17 12:01:36.39 .net
「さくらんぼ畑」が今頃朝日の記事になったのはなんで?

196:吾輩は名無しである
13/04/18 17:28:37.17 .net
>>194
結構ねじ曲がってないかな?
この人の小説ほどものの見方に偏りのない作品はあまりない気がする。
悪意もないけど、代わりに善意もない。
ここまで人間離れしてると少し不気味だわ。
宇宙人に観察されているような気分になるときがある。

197:吾輩は名無しである
13/04/19 00:04:57.55 .net
でも、どこか人間をまだ信じているようなところもあるように思うんだよね


さくらんぼ畑は急に出てきたね
何で今?とは確かに思った

198:吾輩は名無しである
13/04/19 01:14:58.29 .net
>>197
人間を信じているし、優しい人なのは確かだとは思う。
ただ現実的すぎる上に頭もよかったせいで、孤独だったんじゃないかなとも思うんだよね。
神西清のチェーホフ序説を見る限り恋愛含め人間の活動全般で随分冷めた人だったっぽいし。

さくらんぼ畑の方がまあ確かに今の日本語には合っているのかね。
ただ、浮世離れした没落しかけの貴族が「桜の園」とか呼んでいる方が、
借金まみれの現実が見えていない感じがして、滑稽さも増す気がするけど。

199:吾輩は名無しである
13/06/09 20:48:34.60 .net
保守

チェーホフになら抱かれてもいい

200:吾輩は名無しである
13/06/29 22:30:07.45 .net
どんな疑問だろうと快刀乱麻だ…

教科書読んだことのない人間はこんな言い回しせん気がする(笑

201:吾輩は名無しである
13/06/29 23:01:48.54 .net
つまるところ好事家。深く突っ込んでえぐり出す、が無い。
革命前ロシアの体制内ヒューマニズムなんてこんなセンチな少女趣味だけなんだろうが。
こんなのが日本で流行ったってのがアホらしいってだけ。

202:吾輩は名無しである
13/06/29 23:53:37.91 .net
もっと大仰に書いてくれないとだよな~

203:吾輩は名無しである
13/09/07 22:07:37.99 .net
URLリンク(next2ch.net)

2ちゃん大規模規制・鯖落ちとか起きたらこっちにも寄ってね

204:道策
13/10/23 00:30:15.41 .net
あげ

205:吾輩は名無しである
14/01/21 20:54:33.71 .net
チエホフとしては、本業はあくまで医者であり、書く方は資金稼ぎというスタンスを崩していない

人あしらいは巧く好かれたようだが性格はかなり捻れている

206:吾輩は名無しである
14/01/25 20:17:04.35 .net
医術は正妻
文学は情夫
なんにもない俺は童貞

207:吾輩は名無しである
14/01/29 20:30:38.22 .net
絶望の味は誰もが知っていた

208:吾輩は名無しである
14/03/21 22:00:40.40 .net
このスレだけは落とさねえ

209:吾輩は名無しである
14/04/01 00:14:19.76 .net
チェーホフ いいよね
明日から新年度、また全集を読み返そう
そんでもって頑張って働くぞー

210:吾輩は名無しである
14/05/14 15:12:40.69 .net
俺は新潮世界文学の23巻「チェーホフ」で大概の作品を済ませている。
翻訳も池田健太郎、神西清、原卓也で問題ない。
21の短編と4大戯曲に2つの一幕戯曲が収録されている。
重い本なので、持ち運びにはふさわしくないが、
チェーホフこそ書斎で読むのが似つかわしい作家だと思う。

211:吾輩は名無しである
14/05/16 20:28:50.05 .net
>>210
葉蔵さんなにしてはるんですかw

>>210
自分もそれ2つ持ってるw あれまことに読むのに都合が良い。

212:吾輩は名無しである
14/05/17 00:33:58.46 .net
>>210
ユーモラスで、ふくよか……?

あれ栄養失調で餓死しかけてる少年が
夢中でほどこしを叫ぶ話で
読んでて泣きそうになったけど俺

213:吾輩は名無しである
14/06/21 18:14:19.92 .net
少年の男3人 ウサギでサッカー 蹴り殺す
スレリンク(poverty板)
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/06/01(日) 10:49:47.37 ID:tgp+RL9Li● ?2BP(11000)
東京都江東区の小学校で飼育されていた
ウサギをけり殺したとして、
警視庁は15日、同区内の
無職少年3人(いずれも18歳)
を動物愛護法違反などの疑いで逮捕した、と発表した。
少年らはウサギをボール代わりにサッカーをしており、
「面白半分でやっていてエスカレートした」
などと供述。
発覚を免れるため、ウサギの死体を重しと
一緒に袋に入れて運河に捨てていたという。
調べでは、少年3人は昨年5月8日早朝、同区立辰巳小学校に侵入。
小屋で飼われていたウサギ1匹を持ち出し、
約1キロ離れた公園でけるなどして殺した疑い。
公園内のすり鉢状になったローラースケート場で、
はい上がってくるウサギを交代でけったという。
3人のうち2人は同小学校の卒業生。
ウサギは児童らが「ゆきのすけ」
と名付けて可愛がっており、
行方がわからなくなってからは
児童らがポスターを作るなどして捜していた。
URLリンク(m.blogs.yahoo.co.jp)

214:吾輩は名無しである
14/07/30 15:55:36.22 .net
チェホフだよロシアだよ

215:吾輩は名無しである
14/09/03 23:03:04.85 .net
てst

216:吾輩は名無しである
14/09/03 23:06:28.40 .net
中公全集でまだ手を付けてなかった書簡読み始めた
やっとサハリンに出かけたあたり
兄弟妹宛の手紙は、他人の描写が容赦なくて笑える

217:吾輩は名無しである
14/09/10 23:38:17.23 .net
『新潮世界文学23 チェーホフ』
「小役人の死」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「かき」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「ふさぎの虫」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「たわむれ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「ねむい」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「ともしび」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「かけ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「退屈な話」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「グーセフ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「決闘」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「六号室」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「大学生」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「奥さん」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「中二階のある家」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「箱にはいった男」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「すぐり」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「イオーヌィチ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「可愛い女」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「谷間」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「犬を連れた奥さん」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「いいなずけ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
戯曲
「かもめ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「ワーニャ伯父さん」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「三人姉妹」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「桜の園」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
一幕戯曲
「熊」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「プロポーズ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)

218:吾輩は名無しである
14/09/12 08:47:45.69 .net
サハリン紀行の意味って何だろう?

219:吾輩は名無しである
14/09/12 10:55:53.61 .net
読者の数だけ答えがあると言っても過言ではない。

220:吾輩は名無しである
14/09/12 13:56:09.74 .net
いや、チェーホフintentions、あるいは purposesね。

221:吾輩は名無しである
14/09/17 13:48:50.93 .net
222

222:吾輩は名無しである
14/10/03 19:03:12.90 .net
絵のパクリ
URLリンク(livedoor.blogimg.jp)

絵のパクラレ
URLリンク(livedoor.blogimg.jp)

パクリ。ひきこもりでイラスト描いているバカ。足立区に住んでいるそうだ。
URLリンク(inumenken.blog.jp)

223:吾輩は名無しである
14/10/25 16:02:57.14 .net
チェーホフ好きはトルストイ嫌いってのはホントなの?

224:吾輩は名無しである
14/10/27 22:58:23.78 .net
喀血で寝込んでいるのに見舞いに来たトルストイが
長時間話していってへとへとになったという話は
何かで読んだな

トルストイも民衆のために!と熱く活動していた人だけど
チェーホフのどこかちょっとドライな感じのかかわり方とは
方向が違うようにも思える

嫌いだったのかどうか…は知らないや

225:吾輩は名無しである
14/10/31 14:26:28.50 .net
トルストイは独り善がりだよね

226:吾輩は名無しである
14/11/10 01:39:39.63 .net
チェーホフはリアリスト、トルストイは夢想家だからね。
トロワイヤの『ロシア文豪列伝』にあるトルストイの乞食旅行の話とか笑えるよ。
佐藤清郎がチェーホフに流れる農奴の血について書いてるけど、チェーホフはずっとコンプレックス持ってたんじゃないかな。

227:吾輩は名無しである
14/11/13 11:56:40.56 .net
ゴーリキーとの関係も同じだな
変革に情熱煮えたぎらすゴーリキーに
極端なことはするな、人間なんかに期待はかけないほうがいいと懐疑的で冷めていた

228:吾輩は名無しである
14/11/15 14:46:53.00 .net
へー。ゴーリキーとの関係は詳しく知らないんだよね。
何か良い文献ありますか?

229:吾輩は名無しである
14/11/15 17:14:50.63 .net
228ではないうえ、ゴーリキーとの関係についての資料とは言えないんだが、神西の「チェーホフ序説」はわりと的確に
チェーホフの性格をとらえていると思う。おそらく当時の海外の研究とかも参考にして書かれただろうという気がする。

Finkeって人の"Seeing Chekhov"という本を読んでみても、チェーホフは自己の内面をさらすことにかなり抵抗
がある人だったようだし、トルストイやゴーリキーのように強い思想を押し付けんばかりにむき出しにすることには
多少閉口しているような感じ。

230:229
14/11/16 02:33:07.55 .net
神西は読んでないな。ありがとう。

「押し付けなかった」っていう点は、佐藤清郎に言わせるとやっぱり「農奴の血」って事になるんだろうな。

231:吾輩は名無しである
14/11/16 07:57:30.22 .net
>>223
自分そうかも。チェーホフは好きだけど、トルストイはそんなに。特別嫌いではないけどね。

232:229
14/11/17 12:03:22.30 .net
『復活』読んで一部感動はしたんだけど、それ以上読もうと言う気にはならなかったな。

233:吾輩は名無しである
14/11/17 21:28:43.84 .net
チェーホフのような頭の良さがほしい

234:吾輩は名無しである
14/11/17 21:50:22.84 .net
鼻メガネをかけるところから始めよう

235:吾輩は名無しである
14/11/17 22:03:20.96 .net
 

236:吾輩は名無しである
14/12/19 13:51:53.84 6X58Vozem
えぐり出すと農奴丸出しになりそうなチェーホフ・・・

237:吾輩は名無しである
15/01/02 16:25:08.08 .net
チェーホフ人気ねえなあ。。。

238:吾輩は名無しである
15/01/04 08:05:29.74 .net
徹底して観察者なんだよねえ、この人。
それも頭も目も抜群によく利く観察者。

トルストイみたいな、とりあえず考える前に動くっていうタイプじゃない。
なんとなくだけど、チェーホフはトルストイに共感はしてなくても、
あこがれてはいたんじゃないかなって思うわ。

239:吾輩は名無しである
15/01/04 21:36:15.72 .net
俺もトルストイは強すぎるというか大きすぎる
悪くいうなら偽善くさい
でもチェーホフならついていけるような気になる

240:吾輩は名無しである
15/01/04 22:00:24.08 .net
>>238
俺もそう思う。

241:吾輩は名無しである
15/01/14 20:39:20.78 mXhp4kbqv
(>226)これは逆。
チェーホフは夢想家。
文章が教訓くさいため視野の狭い理想家にみえるが、トルストイは観察型リアリスト。

創作のきっかけ、切り口、また本人にとっての位置付けなど、
トルストイとチェーホフでは多くの面で全く異なる。

242:吾輩は名無しである
15/01/14 21:12:44.32 UkeacUoO5
A. 民衆は夢や理想を持つべきだ
B. 民衆は夢や希望など持ちすぎない方がいい
・・・さて、AとBではどちらがリアリストでどちらが夢想家か。

話は変わるが、トルストイやチェーホフの時代、ロシアの貴族制や農奴制はとっくに崩れ始めていた。
これは欧州に逃げていった貴族ツルゲーネフの例を考慮してもわかる。

243:吾輩は名無しである
15/01/19 16:54:11.27 .net
今、俳優座でやってる桜の園観に行った人いる?
チケット取ろうとしたら、完売で取れなかったので

244:吾輩は名無しである
15/02/11 22:05:42.77 .net
最近俳優座とか青年座とかすごく公演が多いね

245:吾輩は名無しである
15/04/14 11:39:03.56 .net
お金ができたら、一度は観に行きたいな。

246:吾輩は名無しである
15/05/02 09:21:31.81 .net
知恵豊富はなんで樺太へ行ったんだろう。

247:吾輩は名無しである
15/05/04 23:10:18.70 .net
自分探しに決まってんだろ

248:吾輩は名無しである
15/05/09 23:36:34.78 .net
ちくま文庫の全集、再版希望!
持ってるの大分汚れた。。。

249:吾輩は名無しである
15/05/11 21:45:16.31 .net
ブルジョアめ
俺は死ぬまで中古の中央公論版

250:吾輩は名無しである
15/05/13 03:18:20.79 .net
いまこそチェホフ!

251:吾輩は名無しである
15/05/14 09:42:25.33 .net
戯曲とか苦手やわ。

252:吾輩は名無しである
15/05/14 12:29:27.08 .net
>>251
そうか、ぼくも戯曲は苦手
だから戯曲はパスして短編作品を楽しもう

253:吾輩は名無しである
15/05/14 12:33:27.72 .net
ユモレスカとかあのへんの笑える短編集がいいよ。

254:吾輩は名無しである
15/05/14 12:56:34.14 .net
>>253
掌編もいいんだろうけど、ぼくは読む端から忘れてしまうな
いつかチェホフ好きとチェホフ・カフェみたいなサロンを運営して
好きな作品について語り合いたいものだ

255:吾輩は名無しである
15/05/17 21:33:56.57 .net
某エロゲをプレイして『桜の園』に興味を持って読んでみた。
学生時代にはゴーリキー『どん底』が大好きだったから、チェーホフも多分合うだろうと思っていた。
チェーホフはゴーリキーよりも戯曲の数が多いから良いね。

256:吾輩は名無しである
15/05/18 06:39:17.52 .net
エロゲオタたがその某がなんだかさっぱり分からんぞ
チェリーの園に美しいお姉様方がやって来て、片っ端からさくらんぼ摘んでく内容か?

257:吾輩は名無しである
15/05/18 21:25:49.45 .net
>>256
吊り乙2ですよ。メジャー作品。
主人公がなぜか自分の住居に「桜の園」って名前を付けている。
ライターが主人公の内面を表現するために付けたんだと思っっていた。
読んだことの無い人にはチェーホフっておしゃれなイメージだろうけど、
ライターの皮肉なのかなとか想像している。

258:吾輩は名無しである
15/05/18 23:51:28.16 .net
チェーホフを読むようなやつがなんでエロゲに詳しいんだよw

259:吾輩は名無しである
15/05/19 19:05:57.64 .net
>>258
エロゲのライターだって脚本家の一種で演劇畑の人。
読み手がどう思うかは知らないけど、実はチェーホフが好きとかあるかもしれない。

260:吾輩は名無しである
15/05/19 20:22:57.58 .net
昔は俺もまともだったのに…。いつからこんなことを…。いくら金のためとはいいながら…。ああ、失われた日々をかへせ!

261:吾輩は名無しである
15/05/19 22:45:42.72 .net
皆さんの好きな作品はなんですか。

262:吾輩は名無しである
15/05/19 23:20:10.53 .net
中二階のある家

263:吾輩は名無しである
15/05/20 01:18:51.72 .net
>>262
中二階のある家、いいね
どの辺が好きかを書いてくれると楽しいしうれしい

264:吾輩は名無しである
15/05/20 01:52:57.49 .net
中二病のいる家、

265:吾輩は名無しである
15/05/20 11:02:16.13 .net
>>261
六号室
かき

266:吾輩は名無しである
15/05/20 11:25:57.33 .net
奧さんをつれた犬

267:吾輩は名無しである
15/05/20 15:37:51.02 .net
>>265
「六号室」も「かき」も傑作だね
いいね
>>266
こういうのがあったらそれはそれで面白いだろね

268:吾輩は名無しである
15/05/21 22:26:22.01 .net
退屈な話って トルストイのイワンイリーチからのパロディだろう

269:吾輩は名無しである
15/05/22 02:44:29.40 .net
>>268
へー、そうだったんだ、知らなかったよ
今度そう思って読み比べてみるね

270:吾輩は名無しである
15/05/23 13:33:55.38 .net
「いいなずけ」

271:吾輩は名無しである
15/05/24 01:44:51.66 .net
「ロスチャイルドのヴァイオリン」
チェーホフはホントいいなー

272:吾輩は名無しである
15/05/24 04:47:32.45 .net
「かもめ」
いまから百年以上も昔にこんなにコンテンポラリーな戯曲があったんだ

273:吾輩は名無しである
15/05/24 08:36:14.95 .net
誰の訳が好き?

274:吾輩は名無しである
15/05/24 15:37:07.25 .net
>>273
どの訳者のものも楽しく読んでるけど
青空文庫は神西清訳が多いので
親しんでいるという点では神西訳かな
あなたは誰の訳が好きなの?

275:吾輩は名無しである
15/05/24 19:21:07.78 .net
>>274
翻訳者が死んで50年経たないとパブリックドメインにはならない。
青空文庫のチェーホフの作品数にビックラこいたよ自分は。

276:吾輩は名無しである
15/05/24 20:11:53.13 .net
>>275>>273なのか、それとも別の人なのか?

277:273
15/05/24 20:29:20.66 .net
別人。
>255でもある。

278:吾輩は名無しである
15/05/24 21:01:28.57 .net
チェーホフって結構読んでる人いるのかな?

279:274
15/05/24 23:07:37.92 .net
>>275
りょうかい
で>>276はまた別人なのかな
ややこしいので私は以後274を名乗るわ
きょうは「谷間」を読んで感動
いまのところこれが自分的にはベスト
チェーホフ好きの集う楽しいスレにしましょうね

280:吾輩は名無しである
15/05/25 08:34:54.20 .net
短編が多いから、海外文学の中では読みやすい部類に入るんじゃないの。

281:吾輩は名無しである
15/05/25 16:12:44.19 .net
>>276さんは274が初出?
それとも>>274もひょっとしたら>>272も?
もしそうだとしたらあまり内容のない>>276を名乗る意味は?

282:吾輩は名無しである
15/05/25 16:30:14.22 .net
子供のときに、チェホフの英訳を読まされたことがあって、ointmentはあれで覚えたと思うんだけど、
題名がわかりません。邦訳でしか読むつもりはないんだけれど、ご存知でしたらご教示ください。
スジは殆んど覚えていないんだけれど、主人公の男が、他の男が軟膏を使うのを嫌っている、みたいな。

283:274
15/05/25 18:54:44.25 .net
>>279
272も270も274です
274にしたのはただの標識でとくに意味ないです
>>280
おー、子供時代に英語でチェホフ!
かっこいー
もしかして帰国子女ですか?
私は外国語まったくダメ人間なので羨ましいですわ
ointmentって軟膏って意味なんですね
チェーホフは医者だったしいろんなところで出てきているのかもしれないけど
いまぽっと思いつくのは「六号室」かな
でもそれの使用が他の人に嫌われてるって話しじゃないし・・・
わかりまへん
今後読んでいく中で「あ、これだ!」って感じで見つけられたらうれしいかも

284:吾輩は名無しである
15/05/26 22:12:27.53 .net
自分も外国語ダメだけど、文才面で一番好きなのがオーウェル、文才と思想を合わせて一番好きなのがラッセル。
好きな作家は英語圏に偏っている。
時代感覚を捉えるときにラッセルの何歳年上かまたは年下かっていうので捉える。
チェーホフは12歳年上。
ゴーリキーは4歳年上。
ウェルズは6歳年上。
アナトール・フランスは28歳年上。
オーウェルは31歳年下。
ケインズは11歳年下。
ポパーは22歳年下。
チェーホフを中心にした方がこのスレ住人には分かりやすいだろうけど、自分の趣味で。

285:274
15/05/26 23:08:05.45 .net
きみはチェーホフを読んでどう思う?

286:274
15/05/27 02:31:16.55 .net
きょうは「聖夜」を読んだ
イエロニーム、いいなー
いい気持になった
おかげでぐっすり眠れそう

287:832
15/05/27 06:58:17.23 .net
>>285
『桜の園』しか読んでない状態で言及するのも何だけど、
自宅が競売にかかる話と、主人公たちの経済感覚の無さが驚きの中心。
今の日本でも不動産投資は盛んだし、お金の話をしてくれるのがうれしい。
アナトール・フランスなんかは、お金の苦労なんてしたことなさそうなイメージだから。
願わくばウィリアム・モリスみたいに「豊かな生活」も描いて欲しかったとは思う。
(ウィリアム・モリスの未来はつまらないと思ったけど)

288:274
15/05/27 16:05:25.84 .net
>>285
私はアナトール・フランスもウィリアム・モリスも読んだことないw
「桜の園」は生きていくにはお金が必要だっていう真理が切ないね

289:832
15/05/27 21:15:30.51 .net
>>288
本当に「274」でコテハン名乗るのか。自分は匿名掲示板の心地よさに浸っているけど。
自分のチェーホフ作品に対する認識は、『賭博黙示録カイジ』とか『ナニワ金融道』に対するモノに近い。
でも、自分は「豊かな生活」(物質的であっても精神的であっても)の方法ってのを探し求めている。
ゴーリキーとウェルズがほぼ同年代だったってのは、自分で書いてて驚いた。
ロシア革命の前後の人だから当然のことだけど。
『タイムマシン』が1895年、『桜の園』が1904年、『どん底』が1902年とか、本当に同時代なんだね。

290:274
15/05/27 23:10:34.54 .net
>>287
>「豊かな生活」(物質的であっても精神的であっても)
そうね、豊かでありたいね
きょうは「黒衣の僧」を読んだ
短篇の要諦なのだけど
入り方が素晴らしいな

291:吾輩は名無しである
15/05/28 12:02:14.95 .net
俺ずっとこの人がどうしてこんな変ちくりんな形式の作品を書くのか疑問だったんだ
筋もなければオチもない、どう考えても物語として成立してない、欠陥品だ
作家としてやっていくうちに編み出したのかとも思ったが、デビューしたときからそうだった
普通こんなのを書いたら編集に怒られると不安になるはず
それでいろいろ解説読んでも分からなかったんだけどトーマス・マンの評論を読んでやっと分かった
チェーホフは子供のころから、周りの人間の形態模写をやって家族を笑わしてたんだってね
そしてそれをそのまま小説に応用した
つまり彼の小説は物語ではなくモノマネだったんだなと

292:吾輩は名無しである
15/05/28 12:31:24.89 .net
チェーホフのファーストネームはアントンって言うんだ。
猪木と同じだね、チェーホフに知らせてあげたかったよ。

293:274
15/05/28 19:15:05.23 .net
いろんな見方があるんだな
「敵」は立場と状況によって

294:吾輩は名無しである
15/05/28 21:14:07.50 .net
>>291
> それでいろいろ解説読んでも分からなかったんだけどトーマス・マンの評論を読んでやっと分かった
○×の評論を読んで好悪の感情を抱くというのはあるね。
トーマス・マンには丸山真男の評論を読んで好意を抱いているけど、
マンの戦間期の小説を読んでも理解できない。
ウェルズとケストラーにはオーウェルの評論によって好意を抱いている。
作品がどんなにつまらなくても悪意を持てない作家。
ロマン主義(ルソーに始まる)にはラッセルとポパーが強烈な攻撃をしていてそれに溜飲を下げているんだけど、
ロマン主義文学って何かと言われると全く分からない。ルソーなんか全然理解できない。

295:274
15/05/29 20:21:03.31 .net
「イオーヌイチ」
青空文庫のチェーホフの一番最初におかれている作品
こんな面白いものがタダで読めるなんてすごい

296:282
15/05/30 15:42:17.66 .net
>>290
自分は間違って>832と打っていたけど正しくは>284だった。
> そうね、豊かでありたいね
アナトール・フランスの有名な小説『神々は渇く』には、主役級で
フランス革命で収入源を失ったはずの元徴税人が登場する。
彼はルクレティウス(ローマの唯物論者の詩人)を読んで幸福を感じているのだけど、
本当にそんなことが可能なのか疑問。
ゴーリキーは本当にロシアの共産主義者だったわけだけど、
チェーホフが思想的にどの程度近かったかは知りたい。
今は神西清の「チェーホフ序説」をKindleで43%読んだところ。

297:274
15/05/30 18:14:11.73 .net
>>294
神西の論文は青空文庫でも読めるのでありがたいね
「ワーニカ」は健気だ

298:吾輩は名無しである
15/05/30 20:42:05.58 .net
>>297
青空文庫で読めるのは奇跡的なことだと思うのだけど、
翻訳者の夭折を喜んでいるようで少し気が引ける。
早い時期に日本にチェーホフを紹介したのに、53歳で夭折。
ゴーリキーの『どん底』も神西訳があるらしいけど、「作業中」。
入力ボランティアの熱意をかき立てるまでには至らないのかな。

299:吾輩は名無しである
15/05/30 22:10:21.75 .net
>>297
自分も完全には守ってないけど、『』と「」には使い分けがあるよ。
ググってみて。

300:274
15/05/31 16:42:51.13 .net
「曠野」のエゴールシカの外套がいい

301:吾輩は名無しである
15/06/01 13:05:40.61 .net
>>291
チェーホフは桜の園を喜劇だと言い張ったけど、なるほど
だから喜劇なんだな。なんとなく納得した。
だけどチェーホフはモノマネをしているって言うよりは
そのモノマネを傍観してるんじゃないかな。
チェーホフの作品全体に漂う一種の諦念みたいなものがチェーホフの
人格と苦悩を物語っている気がする。
だけど正直チェーホフって人がどんな人間だったのかいまいち分からない。
だれか教えてくれ。

302:吾輩は名無しである
15/06/01 13:52:35.47 .net
>>301
どっかの解説に書いてあった言葉がなんとなくわかる
「『医療は正妻、小説は情婦』というチェーホフの言葉通り
 彼の小説には冷徹な科学者としての観察眼や解剖意識が徹底している
 しかし注意しよく目をこらして見れば
 患者の回復を願うような温かみも感じられないほど冷たくはない」
 みたいな

303:274
15/06/01 18:27:34.10 .net
「カシタンカ」
犬好きのみならず猫好きも楽しめるのね
あとアフラックと豚もか

304:吾輩は名無しである
15/06/01 21:17:53.52 .net
>>301
自分は『賭博黙示録カイジ』を喜劇だと思って読んでいた。
お金の話は全て喜劇だと思う。

305:吾輩は名無しである
15/06/01 21:56:07.11 .net
人の不幸は蜜の味、じゃないけどさ
人が悲惨な状況に陥って苦しみもがく姿って傍から見たらある意味滑稽だし可笑しみのあるもんなんだと思うよ
惨状から這い出ようとして(たとえまったく効果のない見当違いの方法であっても)あれこれ足掻くからこそ
人間って可愛いし、興味尽きない生き物なんだと思う

306:吾輩は名無しである
15/06/01 22:09:43.50 .net
マルクス主義の言葉だと「物神崇拝」てのがある。
ぶっしん‐すうはい【物神崇拝】
(1)呪物(じゅぶつ)崇拝に同じ。
(2)もともとは社会関係の所産である商品・貨幣・資本が、
たかもそれ本来の物的属性に従って運動しているように見え、
人間がそれらをあがめ、それらに支配されてしまうこと。フェティシズム。
広辞苑 第六版 (C)2008 株式会社岩波書店
定義の1が滑稽なのはもちろんとして、定義2だって十分に滑稽なことじゃないか。

307:吾輩は名無しである
15/06/01 22:53:44.08 .net
 
お世話になります。
私、責任者の加茂と申します。以後、宜しくお願い致します。
URLリンク(www.apamanshop.com)
浪速建設様の見解と致しましては、メールによる対応に関しましては
受付しないということで、当初より返信を行っていないようで、今後につい
てもメールや書面での対応は致しかねるというお答えでした。
 
このように現在まで6通のメールを送られたとのことですが、結果一度も
返信がないとう状況になっています。
 
私どものほうでも現在までのメール履歴は随時削除を致しております
ので実際に11通のメールを頂戴しているか不明なところであります。
 
  共通覧
  URLリンク(s-at-e.net)
 
 ■URLリンク(s-at-e.net)
 ■URLリンク(s-at-e.net)
 
 ・A URLリンク(s-at-e.net)
 ・T URLリンク(s-at-e.net)
 
  碧 
  URLリンク(s-at-e.net)

308:274
15/06/02 14:47:34.35 .net
「ワーニャ伯父さん」のアーストロフがかっこいい

309:274
15/06/03 18:32:41.41 .net
やはり「かもめ」は傑作だった

310:274
15/06/04 21:33:37.18 .net
「ともしび」
こんな感じ夜が明けてゆくなんて・・・

311:吾輩は名無しである
15/06/05 13:50:39.46 .net
あんとん智恵豊富

312:274
15/06/05 23:05:27.35 .net
「三人姉妹」
戯曲はこれまで馴染みがなかったけどチェーホフのは面白かったな

313:274
15/06/06 18:08:50.20 .net
「犬を連れた奥さん」の犬がかわいい

314:274
15/06/07 21:06:21.28 .net
この板で名前の挙がったチェーホフ作品をまとめておこう
ルポ『サハリン島』
戯曲「三人姉妹」「かもめ」「ワーニャ伯父さん」「桜の園」「熊」「プロポーズ」
小説「不必要な勝利」「生きた商品」「ともしび」「犬を連れた奥さん」「カシタンカ」
「曠野」「ワーニカ」「かわいい女」「イオーヌイチ」「敵」「決闘」「退屈な話」「とみくじ」
「無名氏の話」「小役人の死」「かき」「ふさぎの虫」「たわむれ」「ねむい」「かけ」
「グーセフ」「六号室」「大学生」「奥さん」「中二階のある家」「箱にはいった男」「すぐり」
「谷間」「いいなずけ」

315:吾輩は名無しである
15/06/08 16:14:09.42 .net
いっぱいあるな!

316:274
15/06/08 23:07:50.68 .net
「僧正」もいい作品だった
どんなに偉い人でも昔は子供だったんだよ

317:274
15/06/10 19:32:52.23 .net
「美女」は二人とも魅力的でした

318:274
15/06/11 21:23:04.32 .net
いまの日本の演劇界ではチェーホフものってどんな感じなんだろか

319:274
15/06/15 19:10:56.09 .net
ようやく『サハリン島』を読み終わった
村上春樹の『1Q84』で書名だけは知ってはいたけど
いやー、これは読みごたえあった
流刑地って悲惨

320:吾輩は名無しである
15/06/15 21:51:17.19 .net
春樹かよ(笑

321:吾輩は名無しである
15/06/15 22:29:23.73 .net
お芝居を観てみたい。

322:吾輩は名無しである
15/06/16 10:11:31.91 .net
イワン・デニーソヴィチの一日を読む作業に戻るんだ。

323:吾輩は名無しである
15/06/16 14:38:18.88 .net
短編で、デートの前の日にウォッカ飲み過ぎて次の日のデートに遅刻してふられるって話、タイトルなんだっけ。

324:吾輩は名無しである
15/06/17 10:01:59.55 .net
『後悔先に立たず』だろ。

325:吾輩は名無しである
15/06/17 10:20:48.63 .net
短編でこんなようなの、タイトルおしえてください。
青森の母からダンボールの荷物が届いた。
妙に軽いのでなんだろうと思ってあけて見たら空っぽでやんの。
母から電話がかかり、荷物は着いた?というので、
北島康介のマネで「は~るばる来たぜ箱だけ~」と歌ってやったら
「それそれ、それだよ~」
と喜んでいました。

326:吾輩は名無しである
15/06/17 11:53:27.65 .net
>>324
そのまんまだなw

327:吾輩は名無しである
15/06/17 13:34:21.33 .net
『ウォッカの思ひ出』だろ。

328:274
15/06/17 19:38:28.71 .net
僕が書き込まない方が盛り上がるw
「妻」の夫は人間嫌い

329:274
15/06/18 19:30:40.93 .net
鈴木三重吉訳の「子守っ子」はこれはこれで面白い
ラストを欠落させているところなんか却って趣があるわ

330:吾輩は名無しである
15/06/19 18:31:54.93 .net
「グーセフ」は鱶の餌

331:吾輩は名無しである
15/06/19 23:30:34.91 .net
>>313
ちょっと切ないお話だね。

332:274
15/06/20 01:36:04.61 .net
>>331
そうだね、切ない小説だね
人生がちょっと怖くもなる短篇だね
「頸の上のアンナ」も切ない話

333:吾輩は名無しである
15/06/22 03:15:40.71 .net
チェーホフは切ない話ばっかりだよ。
中盤どんなことがあっても、物語の最後は冒頭から何も変化がないという。

334:吾輩は名無しである
15/06/22 08:09:46.04 .net
ユモレスカみたいなちょっと笑える小話もたくさんあるよ。
ロシア文学独特のシニカルな笑い。

335:吾輩は名無しである
15/06/22 08:12:42.65 .net
333

336:吾輩は名無しである
15/06/24 18:23:00.74 .net
犬を連れた奥さんつまんねぇ
可愛い女はおもしろい

337:274
15/06/24 23:36:54.74 .net
「可愛い女」はたしかに面白いね

338:274
15/06/26 20:04:35.22 .net
「谷間」をまた読んだけど
また感動してしまった
リーパ、がんばれ!ってまたまた思うんだよね
いいものはいいんだよね

339:吾輩は名無しである
15/06/27 20:05:35.37 .net
今日心に残ったセリフ
「ほら、よくいるじゃないか、ああいう連中が、ふだん気のきいた立派なことばかり言っていても、鈍感としか思えないような人間が」

340:吾輩は名無しである
15/06/28 00:35:48.68 .net
映画「雪の轍」は原作チェーホフらしいですが
どの作品なんだろ

341:吾輩は名無しである
15/06/29 17:39:30.19 .net
六号病棟面白かった

342:274
15/06/29 23:31:28.01 .net
>>340
これは面白そうですね
「妻」をベースにしてるらしいですよ
>>341
「六号病棟」
いいですね

343:吾輩は名無しである
15/06/30 07:49:02.66 .net
わたしも六号室すきです

344:274
15/06/30 23:31:07.63 .net
「六号病棟」=「六号室」、人気あるなー
ちなみに私は青空文庫の瀬沼夏葉訳で読んでます
そしてニキタ(ニキータ)が一番好きな登場人物

345:274
15/07/03 19:15:26.36 .net
「かもめ」の劇中劇を改めて読むと案外おもしろい

346:吾輩は名無しである
15/07/04 21:15:21.49 .net
ねむいっておもしろいですか。タイトルで気になってます。

347:吾輩は名無しである
15/07/06 20:45:29.43 .net
大好きな作品です。

348:吾輩は名無しである
15/07/06 21:16:50.29 .net
そうですか。
じゃあ今度買って読みます。

349:吾輩は名無しである
15/07/06 23:24:49.78 .net
カシタンカや六号病棟てすばるで新訳で載ってましたね。
誰か読んだ方いますか。

350:吾輩は名無しである
15/07/07 20:43:42.08 .net
私はねむいやワーニカとか子どもがひどい目にあうのは
読んでてつらい 作品としては素晴らしいと思うんだけど
やっぱりつらい

351:吾輩は名無しである
15/07/07 21:28:44.60 .net
首の上のアンナのセリフで疑問なんですけど
大成功の晩餐会の翌日、閣下がお礼に挨拶に来ますよね。彼が辞去された後、
覚醒アンナが偶然家のなかで出くわした夫に向かって「ここにいらしっては厭! お馬鹿さん。」
っと言い放つこのセリフ、主語はどちらなのでしょうか?
主語がアンナなら、家に閉じ込めないで!という社交の要求で納得なのですが、
主語が夫だったとすると、ちょっと意味が分かりかねてます。

352:吾輩は名無しである
15/07/07 23:18:46.16 .net
てがみ
かわいいけど、ちょっと切ないな。

353:吾輩は名無しである
15/07/08 00:36:05.72 .net
退屈な話読み終わった
これを二十九歳で書いたとかすごいわ
解説読んでトーマスマンとの関係が気になった

354:吾輩は名無しである
15/07/09 11:57:24.47 .net
なんだかんだで岩波文庫が好きなんだな。

355:吾輩は名無しである
15/07/09 21:16:50.11 .net
>>351
松下裕訳では「あっちへ、行ってよ、でくの坊!」
「ここにいらしっては厭!お馬鹿さん。」でも出て行くのは夫の方だと思うけど
今風にいうと「うざいんじゃボケ、目の前でチョロつくな、うせろ!」という感じでは

356:吾輩は名無しである
15/07/09 21:43:59.02 .net
神戸女児殺害事件 宗教 ←絶対検索するな!
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)

357:吾輩は名無しである
15/07/10 16:39:51.40 .net
353 ㌧
若さと美貌で「家族」から脱却したアンナに幸あれ

358:274
15/07/14 23:01:36.13 .net
「ワーニャ伯父さん」のアーストロフの実際家ぶりが好き

359:吾輩は名無しである
15/07/15 08:27:21.08 .net
ワーニャ伯父さんつらい

360:吾輩は名無しである
15/07/15 12:18:39.00 .net
つらいね。

361:吾輩は名無しである
15/07/15 21:16:57.18 .net
黒衣の僧読了。
すごい話だな、これ。

362:274
15/07/17 00:03:51.89 .net
「黒衣の僧」もいい作品だね
人格は分裂しても話はスキッと終わるね

363:吾輩は名無しである
15/07/17 11:42:32.21 .net
黒衣の僧はトーマスマンの短編に通ずるとこがあるね
天才的な優れた才能をもってるがゆえに実生活では凡人以下になってしまう感じ

364:吾輩は名無しである
15/07/19 11:12:32.18 .net
ホイストがすごい好き

365:吾輩は名無しである
15/07/21 00:59:57.47 .net
>>343
自分は岩波文庫版で読んだけど、最後がいいね。

366:吾輩は名無しである
15/07/21 12:49:52.15 .net
どれ読んでも面白い。

367:吾輩は名無しである.
15/07/21 16:01:35.57 .net
  19世紀後半のロシア主要文芸誌の傾向と掲載作品
○祖国雑記…思想的立場があいまいな雑誌。70年代ジャーナリズムの中心的存在。
 ドストエフスキー「分身」(1848)「未成年」(1875)、ガルシン「四日間」(1877)、
 ゴンチャロフ「オブローモフ」(1859)、シチェドリン「ゴロヴリョフ家の人びと」(1875-80)
○ロシア報知…カトコフにより1856年発行。最初のリベラル改革支持の立場から反ニヒリスト路線に変更していった。
       ニヒリストは良くて馬鹿者、多くの場合、泥棒ペテン師強盗殺人放火犯として描かれた。
 ツルゲーネフ「その前夜」(1860)「父と子」(1862)「煙」(1867)、
 トルストイ「コサック」(1863)「アンナ・カレーニナ」(1875-77)、
 ドストエフスキー「罪と罰」(1866)「白痴」(1868)「悪霊」(1871-72)「カラマーゾフの兄弟」(1879-80)
 レスコフ「僧院の人びと」(1872)「封印された天使」(1873)、シチェドリン「県の記録」(1856-57)
○現代人…急進派の中心的存在。パナーエフとネクラーソフが買い取って、チェルヌイシェフスキーを編集長とした。
     1866年のカラコーゾフのアレクサンドル2世暗殺未遂事件の余波で閉鎖。ネクラーソフは「祖国雑記」に回帰する。
 ツルゲーネフ「ルージン」(1856)「貴族の巣」(1859)、チェルヌイシェフスキー「何をなすべきか」(1863)、
 トルストイ「幼年時代」(1852)「青年時代」(1857)、ゴンチャローフ「断崖」の五章(1860)
○ロシア思想
 トルストイ「復活」(1899)、コロレンコ「森はざわめく」(1886)「盲音楽師」(1886)、
 チェーホフ「六号室」(1892)「無名氏の話」(1893)「サハリン島」(1893-94)「中二階のある家」(1896)
 「百姓」(1897)「箱に入った男」(1898)「子犬を連れた奥さん」(1899)
 
参考:「はじめて学ぶロシア文学史」ミネルヴァ出版
近代サンクトペテルブルクの出版人たち —1860年代と1870年代の比較を通して 巽由樹子
URLリンク(repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp)

368:吾輩は名無しである.
15/07/21 16:02:15.23 .net
↑すみません、上の表見るとチェーホフって「ロシア思想(Русская мысль)」に数多くの作品を
発表しているみたいなんですよね。
若いころは(割と卑俗な)ユーモア雑誌に投稿してたみたいですが、文芸誌「ロシア思想」に活躍の場を
移したのは、いつ頃からなんでしょうか?

369:吾輩は名無しである
15/07/21 19:14:19.36 .net
ロシア文学はハマる。

370:吾輩は名無しである
15/07/22 12:02:33.68 .net
作中の物価で俺の給料が何ルーブルなのか知りたい
自給が何コペイカなのかも

371:吾輩は名無しである
15/07/22 22:04:36.79 .net
何等官だろうか…。

372:吾輩は名無しである
15/07/22 23:12:46.19 .net
>>353
確かに。

373:吾輩は名無しである.
15/07/23 08:26:03.49 .net
>>368ですが、チェーホフの伝記ググったら自己解決できました。やはり、文壇で成功を収めた1992年あたりから
大手文芸誌に掲載されるようになったみたいですね。
ロシア文学:チェーホフの伝記
URLリンク(www.geocities.co.jp)
>>370
このサイトとか、参考になる?
帝政ロシアの通貨事情
URLリンク(www.a-saida.jp)

374:吾輩は名無しである
15/07/24 12:36:21.87 .net
コペイカとか悲しくなる。

375:吾輩は名無しである
15/07/24 13:41:59.74 .net
ロシア文学って古典を読むことが比較的多いから、貨幣單位は古いものになじんでいるんで、
それはEU諸国も同じですね。つまんない。

376:吾輩は名無しである
15/07/25 20:45:36.09 .net
しかし、たくさんの作品を書いておりますな。

377:吾輩は名無しである
15/07/28 13:58:23.42 .net
切ない恋の話が多いね。

378:吾輩は名無しである
15/07/28 19:43:49.53 .net
犬好きなのかな。犬が出てくるお話が多い。

379:吾輩は名無しである
15/07/30 09:43:09.58 .net
イオーヌイチがいい。

380:吾輩は名無しである
15/08/01 18:58:53.06 .net
これからまた読む。

381:吾輩は名無しである
15/08/02 07:46:30.06 .net
かき、読んだら食べたくなった。

382:吾輩は名無しである
15/08/02 10:40:04.71 .net
夏場の牡蠣はやばいで。

383:吾輩は名無しである
15/08/02 12:23:03.48 .net
冬場でも十分やばいで。

384:吾輩は名無しである
15/08/03 21:21:07.02 .net
宝くじの話、おもしろかった。

385:吾輩は名無しである
15/08/03 22:11:53.01 .net
>>346
最後すごいね。

386:吾輩は名無しである
15/08/03 22:39:24.09 .net
カシタンカが面白かった。
犬の話多いけど、自身も飼ってたのかな。

387:吾輩は名無しである
15/08/04 16:05:31.27 .net
犬は知らないが釣り好きだったらしいね
たしかのあの顔はフライフィッシングとか似合いそう

388:吾輩は名無しである
15/08/08 22:34:47.46 .net
やっぱりロシア文学はいいね。

389:吾輩は名無しである
15/08/24 18:05:33.67 .net
ワン!

390:吾輩は名無しである
15/09/10 14:16:52.63 .net
久しぶりにまた読んでる。

391:吾輩は名無しである
15/09/15 00:28:35.15 .net
全集が欲しい
どこの古本屋なら安く買えるかな
今度いろいろ回ってみるか

392:吾輩は名無しである
15/09/20 20:22:21.63 .net
URLリンク(book.tsuhankensaku.com)
キーワードに「チェーホフ全集」
検索結果を新しい画面に開くにチェックを入れて検索

歩きたいなら歩いて調べたらいいと思いますけどね。

393:吾輩は名無しである
15/09/22 17:22:18.25 .net
散歩に行こうよ!
いい季節だよ~

394:吾輩は名無しである
15/09/22 17:34:53.05 .net
自分の足で探すのも悪くないよ。
たま~にすごい掘り出し物があったり。

395:吾輩は名無しである
15/09/23 06:08:29.42 .net
揃ってるホムマン全集の6巻だけを買ったら
すごい顔で接客された

396:吾輩は名無しである
15/09/23 16:04:16.76 .net
>>386
実際に猫を飼っていたらしい。沼野充義氏がエッセイで書いてた。

397:吾輩は名無しである
15/09/24 02:05:19.73 .net
チェーホフの作品で、
人の好意にありがとうと言えずに話をごまかす
自分の殻に閉じこもった人を描いた短篇ってあったかな?

398:吾輩は名無しである
15/11/07 10:59:12.02 .net
すぐり
中二階の男
がそういう閉じこもった人間を描いた作品だ
この2編はシリーズものだ

399:吾輩は名無しである
15/11/08 20:50:01.49 .net
チェーホフ全集はどこの公立図書館にもおいてあるよ
16冊に及ぶ作品もある
最近の図書館は1回で10冊借りることができるから
そこで読むほうがいい
自分もチェーホフは3割くらいしか読んでいない
今度図書館で全集を借りてみる予定だ

400:吾輩は名無しである
15/11/08 21:35:27.61 .net
また読みたくなってきた。

401:吾輩は名無しである
15/11/09 19:29:15.17 .net
桜の園読み終わった
最後の第4幕なんて絶品だわ

402:吾輩は名無しである
15/11/09 20:32:28.17 .net
400

403:吾輩は名無しである
15/11/10 18:27:42.42 .net
>>398
すぐりはメッセージ性が強いね。

404:吾輩は名無しである
15/11/10 23:47:51.24 .net
殻に入った男 も忘れずに!
主人公はベリーコフ

405:吾輩は名無しである
15/11/16 21:23:58.17 .net
三人姉妹のソリューヌイチ面白すぎ

406:吾輩は名無しである
15/11/17 00:17:16.85 .net
ヌイチはイォーヌィチとか
ソリョーヌィは ちはつかないです
まあそれはそれとして
三人姉妹ではクルイギンが一番好き

407:吾輩は名無しである
15/11/17 04:58:24.71 .net
まだ読んでない作品があるな。

408:吾輩は名無しである
15/12/01 10:47:34.30 .net
>>399
でも一気に読まないほうがいいよ、特に初期は
どれがどの作品だか訳がわからなくなる

409:吾輩は名無しである
15/12/03 23:22:23.51 .net
岩波のカシタンカ・ねむい
買った

410:吾輩は名無しである
15/12/04 00:45:08.59 .net
中央公論社の全集再版しろ!
全18巻で!

411:吾輩は名無しである
15/12/04 11:57:09.81 .net
ヤフオクで買えばいいじゃん
3000もあれば買えるよ
無駄に2セットも買ってしまった俺はチェーホフアン

412:吾輩は名無しである
15/12/05 11:35:39.08 .net
>>411
自分の足で探したいんですよ
カード情報を盗まれたら困る

413:吾輩は名無しである
15/12/05 23:43:56.16 .net
岩波新書の浦雅春のチェーホフ論買おうかな

414:吾輩は名無しである
15/12/07 04:33:40.74 .net
URLリンク(www.radiodays.jp)
浦雅春(うらまさはる)
ロシア文学研究者・東京大学大学院教授
東京大学大学院総合文化研究科教授。1948年、大阪府生まれ。
71年、神戸市外国語大学ロシア語科卒業後、東京の広告会社に勤め、ロシア語雑誌の編集に携わる。
ロシア語の勉強のためチェーホフを読むうち、『三人姉妹』の末娘イリーナの「働くことはよいことだけれど、労働の中には詩(ポエジア)がなければ」という台詞を読んで衝撃を受ける。
改めてチェーホフを研究するため、早稲田大学露文科大学院に入り、83年に博士課程中退。
87年に東京工業大学助教授、94年に東京大学教養学部助教授となり、のち教授となる。
専攻はロシア文学、表象文化論など。チェーホフを中心としたロシア文学、ロシア・アヴァンギャルド芸術の研究などを手がける。
おもな著書に『チェーホフ』、訳書にイスカンデル『牛山羊の星座』、ゴーゴリ『鼻/外套/査察官』 (光文社古典新訳文庫) 、『ロシア・アヴァンギャルド』、『メイエルホリドベストセレクション』など多数。

415:吾輩は名無しである
15/12/11 22:25:51.61 .net
ウラー!
ロシア文学に適した姓だよね浦さんって

416:吾輩は名無しである
15/12/13 17:40:55.75 .net
酒豪で下ネタ好き
女関係も全然潔癖ではなく
オリガと交際や結婚していたころでも複数の女性と関係があった
ウィキペディア等に書いてあるけど
今までのチェーホフのイメージから遠すぎて笑える
紳士だったのか普通の俗物だったのか
実像はどうだったのだろう

417:吾輩は名無しである
15/12/13 19:57:15.04 .net
少なくとも俗物だったらこんな小説は書けない

418:吾輩は名無しである
15/12/13 20:21:12.87 .net
ロシア文学は流行らない

419:吾輩は名無しである
15/12/13 21:26:35.10 .net
「日本のチェーホフ」岩松 了
「アメリカのチェーホフ」レイモンド・カーヴァー
「イギリスのチェーホフ」キャサリン・マンスフィールド
「中国のチェーホフ」イーユン・リー

420:吾輩は名無しである
15/12/13 23:48:49.55 .net
大ヴォローヂャと小ヴォローヂャという作品でショーペンハウアーの名が出てたけど
チェーホフも影響受けてたのか

421:吾輩は名無しである
15/12/17 01:27:03.03 .net
サハリン旅行した時には
そこで商売してた日本人娼婦を買って
そのサービスのすばらしさに感動して
知り合いの編集者に送った手紙の中で
サービスの様子を詳細に描写してたんだよ。

422:吾輩は名無しである
15/12/17 01:55:34.63 .net
>>416
たぶん俗物を装おうとした糞真面目な異常者だと思う。
観察力が鋭すぎるせいで人間の不合理なところが片端から目についてイライラしてるけど、
かといってそれを横に置いて人生を楽しめるほど不真面目でもなかったんだろう。

423:吾輩は名無しである
15/12/18 20:05:57.82 .net
不思議なのがいっつも金づまりなんだよな
若い時はしょうがないとして、ある程度成功してからもなぜか常に金不足で苦しんでる
本人か親族が無駄金使ってたのかな

424:吾輩は名無しである
15/12/20 20:50:06.68 .net
アリアドナ読んだけど可愛い女くらい名作だな

425:吾輩は名無しである
15/12/21 22:58:33.47 .net
>>423
家族みんなの生活費をかせいでたからだよ
そのために医学生時代から必死でアルバイトしてたとか読んでない?

426:吾輩は名無しである
15/12/22 10:13:57.75 .net
チェーホフ面白い

427:吾輩は名無しである
15/12/23 09:16:42.87 .net
>>425
いや、だから作家として成功してからもって書いてるじゃん
全集の解説にだって「不思議といつもすぐに金詰まりになる」
みたいなこと書いてあるくらいだし

428:吾輩は名無しである
15/12/23 15:49:22.67 .net
チェーホフの芝居何かやってんのかな。

429:吾輩は名無しである
15/12/23 21:32:54.12 .net
岩波のカシタンカ・ねむいに入ってる神西先生のチェーホフ序説
すげー面白い

430:吾輩は名無しである
15/12/28 17:05:47.33 .net
浦の本は山崎まさよしの歌詞を挟んでくるのが気持ち悪い
秒速5センチメートルってゴミアニメ思い出してイライラする

431:吾輩は名無しである
15/12/28 23:18:46.71 .net
夏から全集読み始めてやっと一巻読み終わった。読破するまで何年かかるやらw

432:吾輩は名無しである
15/12/30 21:05:07.08 .net
土田英生さんってチェーホフっぽい要素を含んでるよね
「チェーホフは笑いを教えてくれる」とか「チェーホフを待ちながら」っていう劇も上演してるから好きなんだろうね
MONOお正月特別配信『燕のいる駅』
URLリンク(www.youtube.com)

433:吾輩は名無しである
16/01/01 09:55:40.97 .net
正月はチェーホフ読むよ!

434:吾輩は名無しである
16/01/01 10:49:08.14 .net
プロポーズって漫才みたいだな。

435:吾輩は名無しである
16/01/02 08:51:11.62 .net
44歳で亡くなってるんだ。
ずいぶん若くして、去ってしまったんだね。
もったいない。

436:吾輩は名無しである
16/01/02 23:26:16.40 .net
自分の中では、なんとなく夏目漱石とかぶる
亡くなった年齢も近いし
チェーホフがもし長生きして、子どもが無事生まれていて、
リアルに父になり祖父になり…なんて風になっていってたら
どんな作品を書いたのだろう?読んでみたかったなあ…

437:吾輩は名無しである
16/01/08 13:25:52.60 .net
ほのぼのチェーホフになってたかもね

438:吾輩は名無しである
16/01/18 23:23:04.20 .net
チェーホフほふほふ

439:吾輩は名無しである
16/02/01 12:39:14.07 .net
全然チェーホフはほのぼのしてない

440:吾輩は名無しである
16/02/01 16:12:56.54 .net
夏目 漱石(1867年2月9日 - 1916年12月9日)
明治 : 1868年 - 1912年
アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ(1860年1月29日・タガンログ - 1904年7月15日・バーデンワイラー)
1891年 3月~5月スヴォーリンとともに初めてヨーロッパを旅行。
国際列車の一等車でウイーンからヴェネチア、フィレンツェ、パリとヨーロッパの絢爛たる歴史と文化にひたり、
ニースではカジノのルーレットにも興じた。
1894年 8月~10月2度目のヨーロッパ旅行。
1897年 大喀血で入院。肺結核の診断。転地療養のため南仏ニースへ(3回目のヨーロッパ。9月~翌5月)。ドレフュス事件に強い関心
1900年 12月~翌2月ニースへ(4度目のヨーロッパ)
1904年 6月、南独のバーデンワイラーに転地療養。3週間後、7月2日午前2時ホテル・ゾンマーにて死去。
アレクサンドル2世 在位1855年3月2日 - 1881年3月13日
1861年農奴解放令を公布した。1864年、地方自治機関であるゼムストヴォを設置した。
その他、「大改革」には治安判事と陪審員裁判を取り入れた司法制度の改革、士官養成や管区編成の変更などの軍事改革、
初等教育・中等教育の充実などの教育改革などがおこなわれた。
いずれも、ロシアにとっての課題であった近代化を、皇帝が上から実現を図る改革であり、
それによって1860年代にはロシアの産業革命が始まった。しかしその上からの改革は、ツァーリズムの圧政に対する反発を呼び覚まし、
1860~70年代にはナロードニキ運動が盛んになった。また、1863年にはロシア支配下でのポーランドの反乱が勃発した。
それらの運動は官憲、軍隊によって厳しく弾圧されることとなり、その結果として1881年には、アレクサンドル2世暗殺がおこることとなる。
アレクサンドル3世 在位1881年3月13日 - 1894年11月1日
この時代に帝国の工業は著しく発達したが、それが農業の危機をもたらすなど、
ロシアの前近代的な社会体制との間に多くの矛盾が噴出し、社会不安はますます増大していった。

441:吾輩は名無しである
16/02/02 15:10:42.29 .net
中公の全集さっさとまた出せ!

442:吾輩は名無しである
16/02/08 20:10:47.33 .net
チェーホフ7分の絶望と3分の希望

443:吾輩は名無しである
16/02/08 20:44:58.54 .net
希望多過ぎ

444:吾輩は名無しである
16/02/08 21:41:50.92 .net
URLリンク(www.amazon.co.jp)

445:吾輩は名無しである
16/02/11 07:57:36.23 .net
>>443
コーヒーゼリーとミルクくらいの比率かと

446:吾輩は名無しである
16/02/11 13:37:02.16 .net
444

447:吾輩は名無しである
16/03/16 05:43:50.94 .net
そうね。

448:吾輩は名無しである
16/03/19 06:20:21.91 .net
チェーホフはどれ読んでもおもしろい。

449:吾輩は名無しである
16/03/19 12:27:36.90 .net
確かに!

450:吾輩は名無しである
16/03/19 13:49:30.98 .net
チェーホフのいちばんの駄作って何

451:吾輩は名無しである
16/03/19 13:57:25.06 .net
作品多くて全部読み切れてない

452:吾輩は名無しである
16/03/19 14:51:04.89 .net
>>450
思い浮かばない。

453:吾輩は名無しである
16/03/23 17:38:01.38 .net
久しぶりに読んでまた感動。

454:吾輩は名無しである
16/03/24 01:42:10.99 .net
チェホーフ

455:吾輩は名無しである
16/04/11 20:07:59.27 .net
age

456:吾輩は名無しである
16/04/15 13:16:52.14 .net


457:吾輩は名無しである
16/04/15 17:26:56.41 .net
チェーホフ
もっと長生きして欲しかった

458:吾輩は名無しである
16/04/18 13:48:29.68 .net
何度読んでも飽きない。

459:吾輩は名無しである
16/04/18 16:16:00.58 .net
そうかな

460:吾輩は名無しである
16/04/23 17:30:44.90 .net
うん

461:吾輩は名無しである
16/04/23 19:01:45.66 .net
飽きない

462:吾輩は名無しである
16/04/23 20:18:14.29 .net
短編だからサクサク読めるという利点。
戯曲は苦手だからあまり読んでない。

463:吾輩は名無しである
16/04/24 17:06:48.68 .net
戯曲を読まないでチェーホフのファンとは笑止w

464:吾輩は名無しである
16/04/24 17:09:38.32 .net
笑い上戸w

465:吾輩は名無しである
16/04/24 17:17:33.34 .net
>>463
短編は好きなの多いから何度も読むけど戯曲は一度読めば十分。舞台は何作品か観てるよ。

466:吾輩は名無しである
16/04/24 17:33:38.50 .net
すいません。チェーホフ、読んだことありません。

467:吾輩は名無しである
16/04/24 17:51:41.34 .net
>>466
せっかくこのスレにやって来たんだからこの機会に読もうぜ

468:吾輩は名無しである
16/04/24 18:04:14.82 .net
まず、何から読むべきでしょうかね。

469:吾輩は名無しである
16/04/24 18:05:49.83 .net
桜の園は、チェーホフでしたっけ。

470:吾輩は名無しである
16/04/24 18:07:18.40 .net
うう、はやく教えてもらえませんか?

471:吾輩は名無しである
16/04/24 18:08:21.77 .net
お手洗いに行きたいので。

472:吾輩は名無しである
16/04/24 18:10:12.79 .net
とりあえずいちばん有名なのは何でしょうか?

473:吾輩は名無しである
16/04/24 18:11:51.84 .net
もう、いいです。自分で調べますから。
(去る。)

474:吾輩は名無しである
16/04/24 18:11:57.57 .net
物価高の影響で以前と同じ値段でもこっそり中身が減らされてるwww

475:吾輩は名無しである
16/04/24 18:25:11.23 .net
>>469
そうですよ。

476:吾輩は名無しである
16/04/25 12:49:48.23 .net
退屈な話読め

477:吾輩は名無しである
16/04/25 17:39:35.17 .net
結婚熱望者のための手引 極秘
って短編おもしろい。

478:吾輩は名無しである
16/04/25 21:51:22.32 .net
ロシア文学のユーモアが好きなんです。

479:吾輩は名無しである
16/04/25 21:55:34.32 .net
「退屈な話」ですね。了解!

480:吾輩は名無しである
16/04/26 08:17:45.32 .net
中二階のある家、六号病棟も名作。

481:吾輩は名無しである
16/04/29 21:26:08.87 .net
岩波のともしび谷間面白かった

482:吾輩は名無しである
16/04/30 00:16:26.79 .net
何にも起きない作家の代表格
たとえ何かが起きても何も起きない
なぜこの人が「銃が物語に出てきたなら、それは撃たれねば」
みたいなことを言ったのか不思議でならない

483:吾輩は名無しである
16/04/30 08:26:52.57 .net
本人が言ったんだっけ?

484:吾輩は名無しである
16/04/30 09:20:09.79 .net
>>481
それもよかったね。

485:吾輩は名無しである
16/05/01 08:28:07.33 .net
細かい短編がいっぱいあって、まだ読んでない作品結構ある気がする。

486:吾輩は名無しである
16/05/01 09:08:51.03 .net
ワーニカって短編にもカシタンカって名前の犬が出てくる。
犬の名前としてわりとポピュラーなんですかね。

487:吾輩は名無しである
16/05/01 22:23:25.94 .net
日本だと茶色っぽい犬にきなことか名づける人がいるのと似た感覚なのかな

488:吾輩は名無しである
16/05/02 12:31:35.09 .net
栗? それとも栗色?

489:吾輩は名無しである
16/05/04 14:39:39.99 .net
栗色

490:吾輩は名無しである
16/05/17 00:59:30.28 .net
四大悲劇っての全部読んでみたけどやっぱり桜の園が一番いいかな

491:吾輩は名無しである
16/06/03 11:21:46.55 .net
かもめ(1896年)
じつは、トレープレフ君が、ピストル自殺をしたんです。……

ワーニャ伯父さん(1899年-1900年)
ソーニャ でも、仕方がないわ、生きていかなければ! (間)ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ。
長い、はてしないその日その日を、いつ明けるとも知れない夜また夜を、じっと生き通していきましょうね。

三人姉妹(1901年)
二百年、三百年後の地上の生活は、想像も及ばぬほど素晴らしい、驚くべきものになるでしょう。
人間にはそういう生活が必要なので、よしんば今のところそれがないにしても、
人間はそれを予感し、待ち望み、その準備をしなければなりません

桜の園(1904年)
アーニャ さようなら、わたしの家! さようなら、古い生活!
トロフィーモフ ようこそ、新しい生活! 

492:吾輩は名無しである
16/09/05 13:58:54.41 .net
過疎ってるこんな時代だからこそチェーホフ!

493:吾輩は名無しである
16/09/05 18:45:46.67 .net
短編が多いから、現大臣でも読みやすいと思うんだけど、あんまり流行らないね。

494:吾輩は名無しである
16/09/06 02:33:37.69 .net
久しぶりに読んでみたくなって
戯曲の方は買ってきたけど
短編小説だと何がオススメですか?

495:吾輩は名無しである
16/09/06 12:09:47.64 .net
かわいい女
中二階のある家
犬をつれた奥さん

496:吾輩は名無しである
16/09/06 12:13:38.55 .net
忘れてた、浮気な女も個人的には好き

497:吾輩は名無しである
16/09/07 11:48:30.61 .net
>>495
ありがとうございます!
小説は読んだことがない(多分)ので楽しみです。

498:吾輩は名無しである
16/09/14 01:39:38.31 .net
すぐり

499:吾輩は名無しである
16/10/31 07:57:16.69 PKSg5iBt.net
すぐりふみえ

500:吾輩は名無しである
16/10/31 08:15:40.03 5H1Mugy7.net
>>493
舞台は結構やってますけどね。

501:吾輩は名無しである
16/11/01 06:34:10.87 /3qFAQqe.net
嬉しいこと言うねえ

502:吾輩は名無しである
16/11/01 21:11:35.03 oPueTdon.net
500

503:吾輩は名無しである
16/11/02 11:40:38.21 FSw/aolC.net
小島信夫・保坂和志『小説修業』
URLリンク(srd.boo.jp)
チェーホフやジョイスのモチーフとは...「遠く離れた二人が同じときに同じこと思っているかどうかとか,
百年後に生きる人間がいまのわたしたちの努力をわかってくれるかどうか」(『小説修業』,p.89)
p.116 「「百年後の人間たちは私たちのことをどう思うのだろうか」という考えが,チェーホフ自身にとっても生真面目すぎたために,
小説では展開のさせようがなくて,芝居でわざわざモノローグのように言わせて,まわりの人物に無視させたり,打ち消させたりした」

504:吾輩は名無しである
16/11/02 12:05:19.59 cxzfuBak.net
コピペバカ

505:吾輩は名無しである
16/11/20 04:20:00.81 yyMkflOf.net
群像2016年4月号の辻原×沼野の対談よかった。「チェーホフ的人生の意味」

506:吾輩は名無しである
16/12/20 17:00:01.88 /2+4pHgh.net
4大戯曲より退屈な話や谷間のが印象残ってる

507:吾輩は名無しである
17/01/04 05:02:04.03 eUWCjDNe.net
小説なら「未成年」がまんまそのテーマなんだが

508:吾輩は名無しである
17/01/16 21:28:07.60 NT8wXTR/.net
全集はもう出さないつもりなのかな?
中公のが欲しいな。

509:吾輩は名無しである
17/01/20 11:16:36.07 8f4CNNIH.net
>>507
うむ、小島と保坂は未成年読んでないんだろう
頓珍漢な批評して悦に入ってるのは恥ずかしいな

510:吾輩は名無しである
17/01/29 10:27:58.00 vj8+r8l+.net
なんのことかと思ったがそれ「大学生」な

511:吾輩は名無しである
17/02/17 21:18:10.61 97u1bZHq.net
飯島徹「チェーホフ・コレクションのことなど」(『熱風』2012年4月号)
URLリンク(michitani.tumblr.com)
URLリンク(pbs.twimg.com)
URLリンク(pbs.twimg.com)

512:吾輩は名無しである
17/02/17 21:49:04.47 W4MNOX7x.net
ビーートたッけーし☆「あああーん!あべぴょーん、らめえええええええー!ひぎーぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!うぐっ!ほっほい!」

513:吾輩は名無しである
17/03/09 21:34:37.04 ci7eVro5.net
熊林演出の「かもめ」を先日録画で観た。熊林くんの舞台は好きだけどこれは生理的にダメだった。
満島ひかりは抑圧を否定的にとらえ、
発散する方向でニーナを演じた旨、冒頭インタビューで語ってたものの、多くの出演者が自由に、
フレキシブルに、と舞台上で率先してはしゃぐ様は緊張感を削いだ
舞台をテレビ放映で観て四の五の言うのは本意ではないものの、これ、生で観たら結構キツかったと思う。
]かもめで(ほんの一節とは言え)黒柳徹子の真似されても困る。サービスなのか。いらぬ遊びだ。
三谷さんの「桜の園」もいらぬ遊びが多く、俺は客席でどうしたらよいかわからず困惑した

514:吾輩は名無しである
17/03/14 18:07:56.60 am+9KtCF.net
ケラリーノ・サンドロヴィッチ‏ @kerasand · 3月11日
眠れないからまた「ワーニャ伯父さん」。
チェーホフの四大戯曲は、どれも四幕構成で一幕(「ワーニャはある意味四幕も)はスケッチと呼ぶべき描かれ方。寝ちゃう観客は大抵ここで寝ちゃう。それもわからぬではないが、この退屈、憂鬱、
倦怠が非常に魅力的だから、四本もやることにしたんだ。

515:吾輩は名無しである
17/03/14 18:10:32.15 YZIk/3T4.net
               :/\___/ヽ .
             :/''''''   '''''':::::::\:
             :.| (◯),   、(◯)、..::|:
             :.| " ,,ノ(、_, )ヽ、,,""..:::|:   安倍首相ガンバレ安倍首相ガンバレ!・・・
             :.|   ´,rェェェ、` .:::::::::|:
             :.\  |,r-r-|  .:::::/…
              /  ヾ`ニニ´ /'ヽ:
           /  ̄ ¨丶ヾ`ーs一'´__ ¨ ´ ̄`ヽ、
          /       ` 〃 '´        ヽ
         ,′        / l!            ;
          |  j       |ア|!                !
         !  /      |ベ|!.        、/   |
         l  ! :2:.     └ '      .:c::   !    |
            l//"                "    }    !
 ,ィー─--- 、//l                ,′  !
〃  ,〉ー‐ァ'´/ l |                  イ   .'
.  /Y/ 〃勺 l |                l   i
  {__,{ヽ/  ,/ │ !                  |   |
.  弋j/   /   l:│                 |   |
.        /    }│                !    |
      /   / :|                  ヘ  !

516:吾輩は名無しである
17/03/29 23:09:40.33 0cukMccT.net
桜の園で圧倒的に感情移入したのはロパーヒン
ちゃんと人の話聞けよ…

517:吾輩は名無しである
17/04/10 21:34:07.05 kn9qgLBI.net
先月チェーホフ全集全部読んだぞ
一番いいと思うのは「決闘」「桜のその」「六号病棟」「サハリン紀行」
かな


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