『ドグラ・マグラ』夢野久作at BOOK
『ドグラ・マグラ』夢野久作 - 暇つぶし2ch1:吾輩は名無しである
11/01/28 02:48:48 .net
「ドグラ・マグラ」は、昭和10年1月、一五〇〇枚の書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。
〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉と歌った宣伝文句は、読書界の大きな話題を読んだが、常人の頭では考えられぬ、余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも変わらない
〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけた推敲によって完成された内容は、狂人の書いた推理小説という、異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。
これを読む者は、一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。(角川文庫版背表紙紹介文)

695:吾輩は名無しである
24/05/20 17:20:15.17 D+w4/Qb8.net
夢野久作の『ドグラ・マグラ』は、まさに「奇書」の名にふさわしい作品でした。独特な文体と幻想的な世界観に圧倒され、最後まで目が離せませんでした。
物語は、精神病院の7号室で目覚めた記憶喪失の青年から始まります。彼は、自分が「呉一郎」という人物であることを徐々に思い出していくのですが、その過程で次々と奇妙な事件に遭遇していきます。
この作品の魅力は、なんといってもその圧倒的な世界観です。現実と夢が入り混じり、何が本当で何が嘘なのか分からなくなるような感覚に陥ります。また、登場するキャラクターたちも個性豊かで、読者を飽きさせません。
特に印象に残っているのは、精神科医の「坂井博士」です。彼は、天才的な頭脳を持ちながら、どこか狂気に満ちた人物です。彼の言動は、読者に深い思索を与えてくれます。
『ドグラ・マグラ』は、一度読んだら忘れられない作品です。推理小説ファンはもちろん、SFファンやホラーファンにもおすすめしたいです。
ただ、難解な部分も多く、万人向けではないかもしれません。人によっては、途中で挫折してしまうこともあるでしょう。しかし、最後まで読み通した人には、きっと忘れられない読書体験となるはずです。

696:吾輩は名無しである
24/06/16 00:34:20.46 YeR9lFTK.net
ドグラ・マグラ / 昭和10年1月15日、松柏館書店
『魍魎の匣』(1995年1月)講談社

697:吾輩は名無しである
24/06/20 02:03:16.37 f7+DTjsj.net
鬼滅の刃はドグラ・マグラ 〈1〉 ドグラ・マグラの謎を解く・・・
の巻
梅乃木彬夫
不知火書房(2024/05発売)


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