[白鯨]ハーマン・メルヴィル[バートルビー]at BOOK
[白鯨]ハーマン・メルヴィル[バートルビー] - 暇つぶし2ch437:吾輩は名無しである
16/03/06 00:39:03.56 .net
>おまえにとって意味がなくても
じゃなくて他人に意味を持たせられようなことが書けないなら、一人で読んでればいいんじゃないかな
たぶんこれまで散々馬鹿にされてきた人の書き込み見たいだけど。
ぬるい読み方の無駄な書き込み続けて楽しいのかね?
428 名前:吾輩は名無しである :2016/03/05(土) 21:38:12.28
できない言い訳はいいから(笑
430 名前:吾輩は名無しである :2016/03/05(土) 22:42:57.01
>>424-426,429は同一人物に決まってるだろが(笑
431 名前:吾輩は名無しである :2016/03/05(土) 23:20:57.83
では、反応もいいので、詳細に入ろう。
テキストは絵がすきならpenguinかな。コメンタリなどがついているので、精読向きの本。
全部で1000ページ強。
RinehartEditionsは絵もなく600ページ弱。ほかにも何冊かあるだろう。
まず、スケジュールをたてる。2年ではちょっと長すぎるかも。まあ、1年半くらいが
茶々入れてきたやつにはちょうどいいかも。
一日に何時間使うかは、一回やってみて決めればいい。
一日分の英文をまず左に、間隔を多めにとって写す。次に右。辞書なしで訳せるところは
まず訳す。辞書は知らない言葉を調べるためだけに用いる。辞書読みに時間をかけない。
これで99%は訳がうまるだろう。わからないところは英文にマークして終了だ。
翌日は英文を写す前に前日分に目を通す。これは流れをリマインドするため。
わからないところはざっと見てわかってしまうかもしれない。
であとは同じ。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
437 名前:吾輩は名無しである :2016/03/06(日) 00:32:42.85
おまえにとって意味がなくても
俺にとって意味があればそれでよし

438:吾輩は名無しである
16/03/06 00:45:59.31 .net
勉強自慢の長たらしい無意味な書き込みは迷惑だわな
まあ、こんなのに限って実際には勉強できないんだよなw

439:吾輩は名無しである
16/03/06 00:57:55.88 .net
ほんとamazonでページ数だけ検索したような書き込みでまるで読んでないような阿呆が書き込んでるからな
日本の注釈よりも詳しい注釈本って皆無だということすら知らない馬鹿が恥さらしている

440:吾輩は名無しである
16/03/06 00:59:40.30 .net
ほんとamazonでページ数だけ検索したような書き込みでまるで読んでないような阿呆が書き込んでるからな
日本の注釈よりも詳しい注釈本って皆無だということすら知らない馬鹿が恥さらしている

441:吾輩は名無しである
16/03/06 13:13:08.41 .net
>>437
>>438
>>439
きいてるきいてる(笑
意味のないことしか書けないんじゃしょうがないねえ…。スレの無駄だよ

442:吾輩は名無しである
16/03/06 16:23:33.81 .net
ミラー

443:吾輩は名無しである
16/03/06 22:08:17.02 .net
444

444:吾輩は名無しである
16/03/12 20:22:25.74 .net
やばいな白鯨面白すぎる
この文体は癖になる
翻訳だけど
暫くしたら原文でも読んでみたい

445:吾輩は名無しである
16/03/12 21:37:18.36 .net
>>444
誰の訳?

446:吾輩は名無しである
16/03/12 21:58:17.30 .net
>>445
集英社版世界文学全集38巻 幾野宏訳
岩波文庫も持ってるけどこっちのほうが読みやすい

447:吾輩は名無しである
16/04/14 18:17:52.52 .net
なんだよ、岩波文庫買っちゃったじゃないか

448:吾輩は名無しである
16/05/01 00:43:13.90 .net
阿部知二訳が最高だよな

449:吾輩は名無しである
16/05/02 08:23:52.66 .net
なるほど

450:吾輩は名無しである
16/05/15 20:11:21.09 .net
『白鯨との闘い』(はくげいとのたたかい、原題: In the Heart of the Sea)は、
アメリカ合衆国で製作され、2015年に公開されたヒューマン・アクション映画である。
原作はナサニエル・フィルブリックの『復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇』。監督はロン・ハワード、主演はクリス・ヘムズワースが務める。
『白鯨のいた海』という邦題で公開される予定であったが、後に変更となった。
1850年、アメリカの新進作家ハーマン・メルヴィルは、トーマスという男を訪ねた。
トーマスはかつてエセックス号という捕鯨船に乗り組み、巨大な白いマッコウクジラと戦った人々の最後の生き残りだった。
渋るトーマスから当時の壮絶な実話を聞き出すメルヴィル。
1819年、エセックス号は捕鯨基地ナンタケットを出港した。
船長は家柄だけで選ばれた未経験者のポラードで、ベテランの一等航海士チェイスはそれが不満だった。
船には14歳の孤児トーマスもキャビン・ボーイとして乗り組んでいた。
1年以上の航海でもなかなか鯨油を集められないエセックス号は、
噂を頼りに南米大陸から2000マイル(3700キロメートル)以上離れた未知の海域に乗り出した。
マッコウクジラの大群を見つけて色めき立つ船員たち。だが、群れを率いていたのは巨大で凶暴な白鯨だった。
船員たちは白鯨に銛を打ち込むも、逆襲され沈没するエセックス号。3艘のボートに分乗した船員たちは、僅かな水と食料で漂流を始めた。
船員たちは途中で無人島であるデュシー島にたどり着くが、
島にいても生存は見込めないことを知り、残留を希望した数名を残して、再び洋上を漂流した。
その後食糧は尽き、最終的に生き残るためには、死者の肉を食べる必要もあった。
90日の漂流の後、救助されたのは船長とチェイス、若いトーマスなど、ほんの数名に過ぎなかった。
トーマスはその後、漂流中の体験を妻にさえ語らず、苦しみ続けて来た。メルヴィルに全てを語ることで、救われるトーマス。
1年後にメルヴィルは、取材した実話ではなく、そこから膨らませたフィクションの『白鯨』を出版した。

451:吾輩は名無しである
16/05/19 16:08:05.33 .net
『白鯨伝説』は、NHK衛星第2テレビジョンの「衛星アニメ劇場」内で1997年から1999年にかけて放送された日本のテレビアニメシリーズ。
監督・絵コンテ - 出崎統
デュウ
声 - 関俊彦
エイハブ
声 - 大塚明夫
ラッキー
声 - 水谷優子

452:吾輩は名無しである
16/05/20 23:40:20.12 .net
マートン・スィールツ著『メルヴィルの讀書』によれば、メルヴィルは西暦1850年の6月乃至7月に、
友人のエヴァート・ダイキンクからカーライルの『英雄崇拜論』及び『衣服哲學』を借りてゐる。
尤も、カーライルの影響は既刊の『マーディ』や『ホワイト・ジャケット』にも認められるし、
前年の英國旅行に際しては事前に知己を介してエマソンからカーライルへの紹介状を手に入れようとした程だから、
メルヴィルは初めて讀んだ譯ではなく、再讀のための借用であつたと推定される。
當時彼は、シェイクスピア、エマソン、ホーソーン等を貪るやうに讀んでをり、さうした作家たちの影響は翌年出版の『白鯨』に明らかだが、
やはり何と言つても「『白鯨』執筆の鍵となつたのはカーライル」であり
、「就中『衣服哲學』からメルヴィルは己がロマン的ヴィジョンを得たのである」と、ハロルド・ビーヴァーはペンギン・ブックス舊版『白鯨』の序文に書いてゐる。
實際、卷末の厖大な註釋にもカーライルからの數多の引證があつて、右の見解には實證的な裏附けの存する事が解る。
けれどもビーヴァーの關心は專ら、作品の有する變幻自在な表現樣式、そしてそのソース探し、パラレル搜しにあるやうで、
それらの技法が一體誰から如何なる影響を受けたものかに關する知識を提供する限りに於ては、彼の序文も註釋も讀者を裨益するものの、
何故メルヴィルがさういふ技法を採つたのか、或は採らねばならなかつたのか、といふ疑問には殆ど答へてくれないのである。
URLリンク(homepage3.nifty.com)

453:吾輩は名無しである
16/05/21 22:00:11.62 .net
白鯨読むならどこが出してる本がいいですか?
日本語翻訳本で読みやすい(文字が小さ過ぎるのはNG)のがいいです

454:吾輩は名無しである
16/05/24 16:14:11.91 .net
大熊 もう一つ『白鯨』ですが、私は阿部知二訳で慣れ親しんできたのですが、
2000年に千石英世さんが訳し直して、ちょっとした翻訳論議を呼びました。
 千石訳は『白鯨』の10番目くらいの訳だそうですが、すべて既訳を参照したけれども、原文の不明な箇所というのが多々ある。
それをどうするかということで持ち出されてきたのが「解釈訳」という考え方です。
そうした新機軸に加えて、読みやすさという点でも大変改善されています。
例えば、阿部さんがウルフィッシュ・ワールドを「豺狼(さいろう)の世の中」なんて訳しているのが印象に残っていますが、
千石訳だと、そういう驚きはありません。
 ただ、『白鯨』にしても『ユリシーズ』にしても、学問的な研究成果が蓄積されて、
テキストに新しい解釈を加える必要が出てきたので訳し直す、という理由はもっともなわけですが、それはかなり学問的なもので、
一般読者がそれを要求しているかどうかということとは、ちょっと違うとは思います。

455:吾輩は名無しである
16/05/24 17:42:45.91 .net
URLも貼ってね

456:吾輩は名無しである
16/05/28 00:29:13.26 .net
Pola X
URLリンク(www.youtube.com)

457:吾輩は名無しである
16/07/11 10:06:16.78 .net
フェダラー
URLリンク(yourei.jp)

458:吾輩は名無しである
16/07/12 20:44:10.22 .net
白鯨読んだらなんかなるの?

459:吾輩は名無しである
16/07/12 21:13:07.50 .net
実用書でも読んでろ

460:吾輩は名無しである
16/07/20 09:49:52.82 .net
>>455
白鯨は版画イラストに価値がある
イラストの綺麗なやつにしなさい

461:吾輩は名無しである
16/07/20 11:07:28.82 .net
「ピエール」は文体に古いものを使っているからだと思うが
朗読 CD がない。難しいがとても優れた文章だと思う。
一生かかっても読み切れそうもない。

462:吾輩は名無しである
16/07/20 23:16:47.68 .net
柴田元幸の部分訳が、大胆狙いで糞だな

463:吾輩は名無しである
16/07/27 20:23:50.65 .net
>>461
遅いレスだけど今年の5月に朗読CD発売されましたよ
結構発音なんかはよい感じです

464:吾輩は名無しである
16/07/28 14:23:57.76 .net
>>463
どうもありがとうございます。
CD がないかを調べたのはもう2年くらい前だったんです。
MP3 なので1枚というのは有り難いですね。
でも、英語も知らない単語が多いし、中身が分かってないからw

465:吾輩は名無しである
16/07/29 20:24:48.04 .net
>>464
正直なところ、朗読に向く小説でないのは確か
「天使は天使でしかないという偏見」
there prevails a sort of prejudice against angels, who are merely angels and nothing more

466:吾輩は名無しである
16/07/30 16:34:39.38 .net
天使なんかじゃない…

467:吾輩は名無しである
16/07/30 23:27:00.02 .net
>>466
そうじゃなくてangelってのがそもそも伝令者っていうのがもとの意味になっている
坂下訳だと
「天使(マーレフ)はただの伝令者(シュリーエフ)に他ならないなどと言う偏見もそうであろう」
邦訳ではわざわざヘブライ語を持ってきている
mal'akh:ヘブライ語聖書で一般に使われている天使(原義messenger)
shaliyah :天使においても人間においても使えるmessenger
ピエールって言う小説は一見通常の言葉を使っているように見せて思いっきり聖書の単語を使っている
しかも天使の伝令だけでなく神々しさ・美しさ(天使性)を強調して描写するのはただの婚約者に過ぎない
主人公はキリストとして描写されるし、頭が狂ったと言われるにふさわしい変な小説なわけです

468:吾輩は名無しである
16/07/31 08:36:37.90 .net
>>467
シャレのつもりのカキコが勉強になるレスが付いてた!
面白い話ありがとうございます

469:吾輩は名無しである
16/07/31 21:42:56.13 .net
旧約の「マラキ書」のマラキは "My messenger" という意味だと習ったわ

470:吾輩は名無しである
16/08/23 18:39:50.82 .net
>>462
柴田はピンチョンの翻訳でも微妙だったしな
訳文に関しては八木の方が一枚上手だと感じる

471:吾輩は名無しである
16/08/24 08:19:50.08 .net
クィア短編小説集 名づけえぬ欲望の物語 (平凡社ライブラリー)
発売日:2016/08/16
「わしとわが煙突」 ハーマン・メルヴィル
「モッキングバード」 アンブローズ・ビアス
「赤毛連盟」 アーサー・コナン・ドイル
「三人のガリデブの冒険」 アーサー・コナン・ドイル
「ティルニー」 ワイルド
「ポールの場合」 ウィラ・キャザー
「彫刻家の葬式」 ウィラ・キャザー
「アルバート・ノッブスの人生」 ジョージ・ムア

472:吾輩は名無しである
16/08/24 17:10:39.25 .net
河出書房の世界文学全集ブックオフでゲット

473:吾輩は名無しである
16/08/25 22:48:32.31 .net
シン・クジラ

474:吾輩は名無しである
16/08/25 23:05:40.24 .net
チョン・クジラ

475:吾輩は名無しである
16/08/25 23:24:42.88 .net
メロ・ヴェロ

476:吾輩は名無しである
16/09/06 21:14:03.98 .net
2010:moby dick
でかけりゃいいってもんじゃない、ってことを教えてくれる映画

477:吾輩は名無しである
16/10/19 22:50:48.95 cWTzUC0O.net
URLリンク(time.com)
昨日が白鯨が出版された日だったんだね。

478:吾輩は名無しである
17/01/28 10:08:19.51 CYgKGMve.net
メルヴィル作『クラレル』
URLリンク(haruorusu.web.fc2.com)

479:吾輩は名無しである
17/02/01 19:18:20.13 IYxzc0hd.net
90 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 367f-I0VL)[sage] 投稿日:2017/02/01(水) 19:06:55.67 ID:NMqkB8BL0
ナンタケット島に入植したクエーカー教徒たちが捕鯨産業を始めたという歴史があるらしくて
エイハブ船長や登場人物達は皆thou, thy, theeみたいな、クエーカー教徒風の古い表現を使ってるのを原書読んだときに知った
"I tell thee thou must not follow Ahab now."とかみたいに

480:吾輩は名無しである
17/02/01 21:56:18.87 6rv0fxPH.net
訳注に書いてあることをなぜわざわざ得意げにコピペしてくるのかわからん

481:吾輩は名無しである
17/02/16 22:49:41.53 QKyskPTM.net
小谷野敦「藝術作品の価値というのは、科学的に証明できるようなものではないのである」
URLリンク(www.bookbang.jp)
メルヴィルの『モービィ・ディック』は、日本では『白鯨』と訳されていて、
しかしモービィ・ディックは鯨の名前なのだから、そのままの題で出すべきだと思う。
だがそれでは売れないと判断されるのか、阿部知二以来少なくとも十点の邦訳が出ているが、
今にいたるまで「モービィ・ディック」だけでだしたものはない。
私は大学三年の頃、カネがなく、古書店で新潮文庫のカヴァーなしぼろぼろの田中西二郎訳を上下巻百円で買ったのだが、
読み始めると夢中になって、
西浦和で家庭教師をしていたその帰りもう暗くなった西浦和駅で電車を待ちつつもむさぼるように読んでいたのを覚えている。
 しかし、何がそんなに面白かったかというと、これを伝えるのは難しい。
刊行当初、理解されずにメルヴィルは海洋冒険小説作家としての名声を失い、二十世紀に再評価されたと言うが、
たぶん今でも、何がいいのか分からないという人はいるだろう。もちろんさまざまな解説はある。
その博物学的な記述がいいのだとも言えるし、私はそこに女性嫌悪を見出したりしたが、
そういう説明は結局でかい鯨を撫でるようなもので、
面白くないと言っていた人が、そういう解説で、なるほど! と急に面白く思えるようになったりはしないものである。

482:吾輩は名無しである
17/02/16 23:21:22.78 BMala02m.net
ビーートたけし「あああーん!あべぴょーん、らめえええええええー!ひぎーぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!うぐっ!ほっほい!」

483:吾輩は名無しである
17/08/05 22:53:14.53 yEyuCuwm.net
あげ

484:吾輩は名無しである
17/08/15 12:30:28.53 jAw4ZgJc.net
メルヴィル作『フォアトップマン』という作品があるらしいのですけれど、
邦訳はあるのでしょうか?
ご教示願います!

485:吾輩は名無しである
17/08/31 18:56:34.67 SYohWrst.net
>>484
ビリー・バッドの事じゃないの?

486:485
17/09/07 00:30:20.67 YYnNufhI.net
>>485
紀田順一郎の本に出ていたのです。
『ビリー・バッド』のことだろうと思ったのですが、
ちょっぴり自信がありませんでした。
レスありがとうございます!

487:吾輩は名無しである
17/09/22 17:11:55.96 kSiYNj9D.net
南が丘文庫
URLリンク(www.minamigaoka.info)
Official Homepage
横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。
横浜市立南が丘中学校OB会

488:吾輩は名無しである
18/02/17 20:53:28.42 EGh8ALDP.net
ixion自殺したって、マジ?

489:DJ学術 
18/02/18 08:12:55.37 Iw2azgKT.net
エイハブにもりうちされてるようじゃあな。

490:DJ学術 
18/02/18 14:16:03.75 Iw2azgKT.net
ホイールやタイヤ回りに、下取り。

491:吾輩は名無しである
18/02/19 08:04:36.20 pUY5PF7P.net
おっ?超まじめ系スレ、みっけ!

492:吾輩は名無しである
18/03/15 17:42:32.08 nSfEkfJh.net
「ベニト・セレノ」(留守晴夫訳)を読んだ
アフリカへの帰還を願って船の中で反乱をおこし、シージャックを指揮した黒人奴隷バボが、訳者解説で一方的に「恐るべき悪党」「戦慄すべき悪魔性」と悪の権化みたいに形容されていて、思わず「造反有理!」って叫びたくなったわ

493:吾輩は名無しである
18/03/15 19:45:25.26 DPdnMGpj.net
白鯨 モービィ・ディック 上 (講談社文芸文庫)
ハーマン・メルヴィル (著), 千石 英世 (翻訳)
出版社: 講談社 (2000/5/10)
白鯨 上 (岩波文庫)
ハーマン・メルヴィル (著), 八木 敏雄 (翻訳)
出版社: 岩波書店 (2004/8/19)
ビリー・バッド
ハーマン・メルヴィル (著), 留守晴夫 (翻訳)
出版社: 圭書房; 初版 (2009/8/7)
バートルビー/ベニト・セレノ
ハーマン・メルヴィル (著), 留守晴夫 (翻訳)
出版社: 圭書房; 第一版 (2011/1/10)
タイピー 南海の愛すべき食人族たち (シリーズ世界の文豪)
ハーマン・メルヴィル (著), 中山 善之 (翻訳)
出版社: 柏艪舎 (2012/3/20)
ビリー・バッド (光文社古典新訳文庫)
ハーマン メルヴィル (著), Herman Melville (原著), 飯野 友幸 (翻訳)
出版社: 光文社 (2012/12/6)
白鯨 (上) (角川文庫)
メルヴィル (著), 富田 彬 (翻訳)
出版社: KADOKAWA/角川書店; 改版 (2015/6/20)
書記バートルビー/漂流船 (古典新訳文庫)
メルヴィル (著), 牧野 有通 (翻訳)
出版社: 光文社 (2015/9/9)

494:吾輩は名無しである
18/03/15 20:34:45.86 JZMyky0F.net
>>492
造反有理、その通り
確かに、悪夢的存在としても書かれているとも思う
しかし、悪夢的存在であっても悪魔的存在とは書かれていないと思ってしまう
それは、バボは何も言わないで死んでいく、犯罪が露見したあと、悪魔的に自己正当化を行わないことこそがこの小説の凄さ
単に反乱を起こしただけでなく、悪夢のように事件が鎮圧されても憑りついている
それは力が衰えつつある、反乱におびえる「白人」に「暴発」のイメージが幽霊のように憑りついている象徴的な、表現ではないかと思う
「ベニト・セレノー」は古くから「幽霊船」というタイトルをつけられてきた通り、リアリズムではないシンボリズムの小説として読んでいる

495:吾輩は名無しである
18/03/16 00:36:22.20 oFqiJ45v.net
>>494
うん、本編についてはその通りだと思う
特に「デラノにとってのバボ」と「セレノにとってのバボ」が最後まで徹底的に対比的に描かれていて
決してバボ自体は一面的には描かれてないよね
訳者解説がバボにちょっと容赦無さ過ぎるかな、と思っただけ

496:吾輩は名無しである
18/03/16 01:23:05.58 kzFTvI8/.net
サン・ドミニク号が霧の中から姿を現すとき、サヤ・イ・マンタのインディアンのノゾキアナからこちらを窺っているリマの密通女の邪眼と似ている、と描写される
このサヤ・イ・マンタというのは目だけ出した真っ黒いベール
向こうからは見えるが、こちらからは眼しか見えない
船に乗り込んだデラノ船長は黒人が物も言わず眼だけぎらぎら見つめているさまを黒い頭巾の修道士の一団かと見まがう
バボというのは肉体的にも奴隷の中で矮小で、スペイン語を話せるだけ
奴隷の中にいる王族アチュファルに鎖を巻き付けて奴隷のふりをさせる
巨漢で元セネガル王への隠微な見せしめはセネガルでも奴隷だったバボ以外には理由が見出せない
奴隷たちもまた、神=バボの意図を知ることができず、「黒い修道士たちのように」従う
バボの頭は絞首刑になった後も晒されるわけだけれど、「狡知の巣箱」というその頭は「僧院」をにらみ続け、その僧院にセレノは三か月後に埋葬される
バボはセネガル人なのだけれど、なぜ「インディアンの覗き穴」とされているのか?
ただ黒人名だけでなくて、インディアン根絶作戦(マニフェスト・デスティニー)を遂行しながら、無意識に住み着くインディアンに恐怖するアメリカ人を描いていると思う
ちなみにバボにだまされて、「反乱なんか忘れてしまえ、自然は美しいじゃないか」とセレノを励ますデラノ船長は、フランクリン・「デラノ」・ルーズヴェルト大統領の先祖で、100年後にラルフ・エリスンが「見えない男」を書く

497:吾輩は名無しである
18/03/16 12:56:52.90 kzFTvI8/.net
白鯨を書いた直後のメルヴィルのホーソーンへの手紙
考えうる限り最も邪悪な小説を書くことができました
しかし終わりではありません
クジラよりも大きな怪物、クラーケンがいるのです
そして書かれた「ピエール」
静謐な海面から突然巨大な触手が屹立し、大海原の弧船を深海へ引きずり込む
その暗い触手が主人公を破滅させる様は白人に絡みついて覆いかさばる、黒い髪、サヤ・イ・マンタになぞらえられる
主人公の父が先住民族を強姦して生まれ、主人公を死に至らしめる異母姉イサベルは黒くて暗い髪の「眼だけが光る」密通女となり、大天使ルシファーたる完全無欠のいいなづけルーシーから主人公を寝取る
この女性はバボそのものなのだ
悪魔ではなく、悪夢であり、原罪であり、居座るバートルビーそのもの

498:吾輩は名無しである
18/03/16 13:08:59.01 kzFTvI8/.net
イサベルとは悪王エイハブの妻
孤児イシュマエルを破滅させ、タシュテゴや「アメリカ」を皆殺しにして自死するエイハブ
ただ一人理想的な白人ピエール(石=ペテロ)を砕き、光を陰らせるイサベル
石に覆いかぶさる黒い髪が絡みつくvine(蔦)と表現される
黒さ(dark)は犯罪を覆い隠し、父の犯した罪の隠ぺいを破壊してたどり着く息子と同根であり、息子を破壊しながら愛し、その死に縋りつく
バートルビーの失職は「政府がOfficeを閉鎖したから」であり、その時期に閉鎖されたOfficeはインディアン管理局のみ
インディアンとの果たされなかった契約(Dead Letter)をひたすら筆写し続けていたバートルビーは、ほかの仕事に就くことを拒み続け、別の場所に移動させられることを拒む
「私はそうしたくはないのです」
語られない過去に何を、してきて、裏切られたのか
バボーイサベルーバートルビー

499:吾輩は名無しである
18/03/16 15:41:28.59 yTw89GmI.net
50o

500:吾輩は名無しである
18/03/16 15:51:05.71 yEKRi7f1.net
はい、放置
URLリンク(goo.gl)

501:吾輩は名無しである
18/03/19 23:56:55.39 DL8YO752.net
ハーメル

502:吾輩は名無しである
18/09/06 21:55:59.50 DfBYSW+lc
日本語で読める本格的なメルヴィルの伝記が出版されていない現状は異常だよな。
皆さんはなにかお読みになった?
十中八九、Hershel Parkerが到達点だと思うけど、良いのが他にあれば推薦してくれ。

503:吾輩は名無しである
18/11/06 16:45:53.05 PVUGnM7Aa
こんどこそ読む

504:吾輩は名無しである
18/11/06 20:05:35.85 XMFm4As1N
>>503
がんばれー

505:吾輩は名無しである
18/12/02 18:12:22.31 ezIwR/kh.net
新潮文庫の上巻で挫折した
船に乗るまでは面白く読めたんだが・・・
みんなすごいね

506:吾輩は名無しである
18/12/03 00:23:20.09 ceXv8Thmr
>>505
新潮の白鯨って田中西二郎だよな。
これで遠ざかってしまうのはもったいないから、
訳を変えて読んでみてほしい。
個人的には阿部知二を推すが、読みやすさの点では八木敏雄の人気が高い。
内容的についていけなかったのなら、
「なぜイシュメイルがそのようなことを書かなければならなかったのか」
と考えるだけで「冗長なものを読まされている」という印象は霧散すると思う。

507:吾輩は名無しである
18/12/03 11:32:18.64 F78L5GLC.net
ワクワクしながら読める小説だな

508:吾輩は名無しである
18/12/03 19:43:17.56 OsQsecBQ.net
「ピエール」はハムレットの再解釈版だと思うけどなあ
ハムレットが懐疑の中で運命に抗いつつ行動し、
やがて破滅していく近代人の雛型なら
「ピエール」はその懐疑すら「運命」の中に組み込まれた
装置に過ぎないというもので
挙句の果てにバートルビーのように何もしないことのみを選択して
やはり死んでいくという境地にたどり着く
ここまでいくと殆どカフカの断食芸人のようなものだけど
メルヴィルはカフカの半世紀以上も前にこういう境地にたどり着いている
「ボヴァリー夫人」や「白痴」のようにある種の理想主義への幻滅があったのだろう
理想のみではなく思考自体への懐疑も射程に含んだものだろうから
そんな事をすると小説自体が成立しなくなる地点にまで追い込まれかねない

509:吾輩は名無しである
18/12/07 22:42:01.02 zHWm0nsG.net
とりあえず新潮文庫を再開してみた
1回10ページづつゆっくりと進めていこう

510:吾輩は名無しである
18/12/11 17:01:14.11 rmACJjWtN
>>509
楽しんでけれ

511:吾輩は名無しである
18/12/14 22:02:31.54 E6zi1GpE.net
文庫はどこの出版社のが一番読みやすいですか

512:吾輩は名無しである
18/12/14 23:47:56.80 B7Kr3PD5.net
とりあえず上巻を読了
このペースだと今年中に読み終わるかどうか・・・
だんだん面白くはなってきたが

513:吾輩は名無しである
18/12/15 02:32:08.78 8AO6jGlt.net
岩波文庫の旧訳、阿部知二訳がいいよ

514:吾輩は名無しである
18/12/16 11:52:39.70 cNTOg9zE0
読みやすさでは八木敏雄だろうけど、俺も味わい深い阿部知二訳がすき。

515:吾輩は名無しである
18/12/24 22:53:30.33 hfvSseQ/f
阿部訳がいいのかぁ。
この掲示板来る前に 千石英世版買っちゃった。

516:吾輩は名無しである
18/12/25 15:51:29.60 2kt8M4SJs
>>515
千石訳も名訳と評価されているので何の問題もないよ。
結局のところ、訳が変わっても原文が変わるわけではないのだしね。

517:吾輩は名無しである
18/12/25 15:56:42.50 2kt8M4SJs
Ship and boat diverged;
the cold, damp night breeze blew between;
a screaming gull flew overhead; the two hulls wildly rolled;
we gave three heavy-hearted cheers, and blindly plunged like fate into the lone Atlantic.

——"Moby-Dick" Chapter 22 "MERRY CHRISTMAS"

ピークォド号、出航

518:吾輩は名無しである
19/01/24 20:58:48.80 T1Kya/KqL
URLリンク(duga.jp)

519:吾輩は名無しである
19/02/21 20:10:23.82 jFaKSOFl.net
URLリンク(i.imgur.com)

520:吾輩は名無しである
19/02/22 16:06:01.09 wuGDdorIx
プラスマイナスでいうより面白かった

521:吾輩は名無しである
19/04/02 23:04:46.27 2QBUnwdic
メルヴィルの話がしてえ

522:吾輩は名無しである
19/04/12 18:59:33.05 WInKvMHwD
今年、メルヴィル生誕200周年だけど、アメリカ行く人いる?

523:吾輩は名無しである
19/04/16 17:54:57.06 0zhE7bK0.net
映画白鯨、すごく面白かった
もしかして老人と海ってこれの縮小版なのか
読んでみたくなった

524:吾輩は名無しである
19/08/01 01:26:00.46 9p/g9Lvrn
生誕200周年記念

525:吾輩は名無しである
19/08/01 12:25:38.88 k5sN98yYq
マⅰトレーヤは毎日テレビに現れ、質問に答えるでしょう。

526:吾輩は名無しである
19/08/09 22:33:48.36 Q8Os3n3m.net
ハーメル

527:吾輩は名無しである
19/08/25 13:20:23.47 TIRzPSQiC
完読 おいしゅうございました 岸朝子です

528:吾輩は名無しである
19/09/01 12:19:08.35 YD4uNdlvc
原光の『メルヴィル選集 1 他』ってどんな内容なの? 書誌情報ぜんぜん見当たらないんだけど。

529:吾輩は名無しである
19/09/13 16:48:55.39 dzgJUGRO.net
『白鯨』って、船に詳しくないと読んでて苦しいよね?

530:吾輩は名無しである
19/09/15 16:40:52.18 lvYSOqcfv
>>529
こういうのを探して、保存するか印刷しておくといいよ
URLリンク(ibb.co)

531:吾輩は名無しである
19/09/25 20:21:57.72 9SATUiZh.net
そりゃそうだ。図解つきの訳もあるほどだし。

532:吾輩は名無しである
19/09/28 09:00:28.85 x9yD740XC
今日メルヴィルの命日やで

533:吾輩は名無しである
20/04/13 23:02:14.11 eZputFtZ.net
『マーディ』読書中
途轍もなく面白いわけでなく、かといってとんでもなくつまらないわけでもない
例によって坂下昇のクセの強い訳文に呆れながら読み進められている
坂下訳がイヤにならないのは日本語のリズムが一応あるからだと思われる

534:吾輩は名無しである
20/04/13 23:42:07.91 kMUNMGPO.net
久しぶりにクジラがagaったナ。
やっぱナレーションの問題に突き当たって、19世紀の文学だな
って思うよね。

535:吾輩は名無しである
20/04/29 13:08:33.51 rHM1pBSvv
>>534
>ナレーションの問題に突き当たって、19世紀の文学だな
具体的にどういうこと?
『Moby-Dick』や『Pierre』の構造面だけを見ても、少なくともウルフやジョイスの時代くらいは
軽く先取りする先駆性やと俺は思う。
『Moby-Dick』が一般読者を相手にせず、(『Ulysses』を稀少な「芸術作品」としてプロデュースした)
パウンドによって売り出されていたらどうなっていたやろう、と昨日も空想したとこやわ。
まぁ、そうした有難い提案を全て断るにちがいないのがメルヴィルなのだが…。

536:吾輩は名無しである
20/04/29 13:32:49.64 rHM1pBSvv
メルヴィルの新しい伝記が出るから情報貼っとくで
Herman Melville: A Half-Known Life
[著] John Bryant
URLリンク(www.wiley.com)
400ページで4万円らしいわ(白目)

537:吾輩は名無しである
20/06/15 12:12:58.48 UE/oxbWL.net
岩波のおかげで読み通せられた
新潮のは廃刊にした方がいい

538:吾輩は名無しである
20/06/24 15:37:33.74 R5CJ4iq0M
田中西二郎訳には意外と固定ファンがいるよね。批判よりも褒める声をよく聞くよ。
個人的には原文で言ってないことを言い過ぎている翻訳だとは思うけど。

539:吾輩は名無しである
20/07/03 23:57:47.68 PhkKWH+5Q
日本のTV局の洗脳は宇宙の誰もが認めるNo.1です。

洗脳なので部分全員同一。
1感から記憶、判断力 至るまでその日そのTVです。
開発はTV様のサイコロです。
パラレルワールドは存在しません。

系列である衛星放送様、ラジオ局様、出版社様、スカイツリー様、都庁様に跪きましょう。

540:吾輩は名無しである
20/07/05 01:29:14.75 iXOWn4K26
いい商品ばかりを厳選して紹介しますので、気軽に見て下さい
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このブログから購入するといいことあるかも...

541:吾輩は名無しである
20/07/16 08:08:28.51 daCv+o38.net
>>533
自分はドン・ジャロロが出たあたりが絶望的に詰まらなくて苦痛だった
でも次第に「これは架空の島が舞台だけど現実を風刺してる話なんだ」と気づいたら少しだけ楽しく読めた
しかし作品としては完全な駄作で間違いない
坂下は訳も癖があるが、注釈も自己満足なものが多いと思う
ベロ王の注釈で「モデルはせむしのリチャード」とか書かれてて
自分はリチャード3世を読んだことあったからそれで通じたが
そうじゃなきゃそんな説明じゃ何言ってるのか分かんねえよ

542:515
20/07/24 00:02:32.11 Zufpj0vT.net
>>541
坂下の註釈は読んだところで読解しやすくなるわけではないから一切読まなかったね
メルヴィルの長編はあらかた読んだが、『マーディ』がいちばんチンプンカンプンだった
物語形式の哲学書といっていいが、文学的感銘はなく、読まなくていい類いの奇書だ

543:吾輩は名無しである
20/07/24 11:26:28.10 i92GEYdW.net
『ピエール』は見事な失敗作
『コンフィデンスマン』は意余って力及ばず、
上っ面をなでただけの思わせぶりな凡作
そこへいくと、『レッドバーン』は素直な佳作

544:吾輩は名無しである
20/07/24 20:02:09.88 RAfmo23B.net
>>1
ボーン アイデンティティの
主題歌歌っている方が子孫だとかだったな

545:吾輩は名無しである
20/07/26 20:07:40.86 W/XjpOj9.net
>>542
でもあれを読むとメルヴィル=ゲイ説がよく分かる
最愛のヒロインが消えて必死になって捜索しなくちゃいけないはずなのに
ほぼ最後まで男の尻を追いかけつづけるだけで終わる
ヒロインが消えたことによる苦しみや悲しみはほとんど感じられず
男男男がいろんな島を巡っていろんな男に会う光景を眺めるだけで満足しちゃってる

546:吾輩は名無しである
20/07/26 23:45:27.96 +D9WwkDz.net
『マーディ』の後半はメルヴィルが読み込んだ色んな哲学書を披瀝する内容になっていて、
物語はどこかに忘れてしまった印象だ
リアリズムの観点からすれば、太平洋諸島の島民がどうしてヨーロッパ哲学を知っているのか
という素朴な疑問が生じる
破綻した作品には違いない

547:吾輩は名無しである
20/08/01 08:18:21.11 YatO8dnn.net
自分が読んで理解らなかったものを凡作だとか失敗作だとか呼ぶのはやめようよ。
メルヴィルとはあらゆる能力が違い過ぎるのに、自分の限られた理解力を基準に対象を偉そうに貶しているのは見ていて気分が悪い。
「ぼくはわからなかった」でいいじゃないか。

548:吾輩は名無しである
20/08/01 09:52:45.89 TI1MKEds.net
>>543
3作とも同感だな
鑑賞眼あるね
ちなみに『白鯨』は大傑作だよね?

549:吾輩は名無しである
20/08/01 10:29:26 PDPJY+FE.net
>>543
オレもレッドバーンは佳作だと思う
青春ものって感じで面白かった
家が没落して「世の中が暗く見えた」というメルヴェイルの本音が出てていい

>>547
「ぼくから見ると駄作だった」という権利すらないのか読者には

550:吾輩は名無しである
20/08/01 11:18:36.27 TI1MKEds.net
>>549
524のようなわがまま駄々っ子は軽くスルーしよう

551:吾輩は名無しである
20/08/01 11:32:52.38 YatO8dnn.net
>>549
「ぼくから見ると」なんて書いてないよね。誤魔化すなって。
「は完全な駄作で間違いない」「読まなくていい類いの奇書」「は見事な失敗作」
「は意余って力及ばず」「上っ面をなでただけの思わせぶりな凡作」
偉そうに。
作者に対しても、作品に対しても、何のリスペクトも感じられない。
公然と他者の作品を駄作呼ばわりする前に、理解出来なかったのは自分の力不足かも知れないと一瞬でも逡巡したか?
メルヴィルの最晩年に英国から手紙を送ってきたJames Billsonは、
"I have liked the Mardi best although not feeling quite sure
I have perceived all the meaning of the allegory."
と書いていた。
彼は自分が理解できないからといって対象を馬鹿にしていない。
Billsonは後にウェルギリウスの翻訳者になるほどの教養があったが、これが文学的な態度だと思う。
あなたに対してここまで言っても仕方がないけど、
メルヴィルのキャリアを破滅させたのは、審美的な判断を下せるほどの素養もないのに
気安く作品を馬鹿にするアメリカの一般読者層そのものでもあったから、
そのような物言いを見ると、彼の愛読者として本当にうんざりするんだよ。

552:吾輩は名無しである
20/08/01 11:36:50.44 z19OkEd/.net
おれは>>547に賛成だよ

553:吾輩は名無しである
20/08/01 12:14:19.16 TI1MKEds.net
特定作家の研究者の解説を読むと、その作家へのリスペクトがあるからか、
どの作品にも好意的で、失敗作などないかのようだ
しかし、どんな偉大な作家でもすべて傑作ということはありえない
また、金を払って本を買って読んだ読者は自由に感想を述べてよい資格がある
5ちゃんねるの文学板は気軽に感想を述べ合うにはよい場だと思うね

554:吾輩は名無しである
20/08/01 15:58:29.26 uPndTB2H.net
>>551
俺が書いたのは >>541
「しかし作品としては完全な駄作で間違いない」だけど
これはあくまで俺から見てということであって「お前やお前以外の人間が見てもそう思え」なんて思ってないんだが?
どんな作品の誰の評価だってあくまでそいつの一票であり
他人が従う権利なんてないなんてごくごく当たり前の前提だけどそんなことも分からんか
ていうかお前こそ「マーディを駄作と認める権利」を他人に認めてないだろ
>対象を馬鹿にしていない。
>これが文学的な態度だと思う。
じゃあお前の中では、世の中に馬鹿にできる駄作なんてもんは存在しないんのか?
そうでなくてメルヴィル作品は別というならお前は読者じゃなくてただの信者だよ

555:吾輩は名無しである
20/08/01 17:15:32.65 YatO8dnn.net
お前が無知で何も理解できないのも、単に気に入らないのも、どうでもいいよ。
けれどここには他者がいるよね。それも、メルヴィルの様々な作品を愛読する者たちが集まって来る。
頭で思うのと、他者のいる場で露出するのが違うことくらいわかるかな。
権利権利うるさいけれど、お前たちの恨みがましい物言いは、陳腐な愚痴に過ぎないにしても悪意があり、不快なんだよ。
そしてそれは俺一人の不快感ではなかったよね。こうなるのは当たり前だと思うよ。
ここが「よい場」であると思うのなら、これからはその作品が好きかも知れない他者の存在にも配慮してくれるかな。
パブリックでない場所でなら好きなだけ馬鹿にしてたらいいでしょう。

556:吾輩は名無しである
20/08/01 18:00:48.13 uPndTB2H.net
>>555
無知だの、恨みがましいだの、陳腐だのお前もずいぶん無礼なやつだな
偉そうに配慮だの言える立場かよ
どんなスレだって作者への批判ぐらいあるわ
批判だけしてたらアンチスレ行けも分かるが
とりあえず
「この作品の素晴らしさが理解できないのはそいつが無知だからだ」
この論法ほどタチが悪いものはない
素晴らしいと思うのならその点を説明でもすりゃいいのに

557:竹内未来
20/08/02 01:12:46.95 49XL37v8K
メルヴィルを最近読んだ。
平野啓一郎のスローリーディングのしかたで読むと面白いのよね。

558:吾輩は名無しである
20/08/02 10:27:40.62 BoLitYNS.net
自分が好きな作品を誰かが貶していると腹が立つ
これは経験があるから、よくわかる
しかし読者は読んだ作品を自由に解釈してよい
だから、好きな読者に配慮して批判は書くべきではないと
いうのはやはり違うのではないか
批判があってもそれを甘受する度量が必要だ
絶賛と批判の応酬の方が面白いと思う

559:吾輩は名無しである
20/08/02 12:44:23.10 08n3iIfN.net
マーディは駄目だと思うが
それを言ってファンを不快にさせるつもりはまったくなかった
それについては申し訳ない

560:吾輩は名無しである
20/08/02 15:36:52.50 RoAC7MhQ.net
>>558
批判するなとは言ってないんじゃない?
PierreやMardiを(特に坂下訳で)読んでついていけないのは基本だし
メルヴィルが好きならそれくらいの意見には嫌でも慣れてる
鋭い批判も中身があれば多くのファンは喜んで読むはず
今回のはそれ以前の問題、というのは私も読んでいて感じた
まあ、建設的にいきましょう

561:吾輩は名無しである
20/08/10 16:08:04.23 9R8k7li2.net
Hershel Parker『HERMAN MELVILLE: A Biography』上下巻読み終わった。
半年かかったけど、最高の読書体験だった。

562:吾輩は名無しである
20/08/10 21:53:36.55 DvozCkIb.net
>>561
何が最高だったのか書いてほしい

563:吾輩は名無しである
20/08/10 22:18:37.52 j95obtpm.net
読書体験

564:吾輩は名無しである
20/08/10 22:56:27.14 9R8k7li2.net
>>562
色々ありすぎて簡単には言えないんだけど、上巻の1ページ目から物凄く興奮したよ。
Parkerの師匠筋でもあるLeon Howardによる伝記をすでに一昨年読んでいたから、
メルヴィルの生涯の概観はかなり知っているつもりだったんだけど、きめの細かさが違い過ぎた。
多くの場合、メルヴィルの伝記は父アランの破産とそれによる一家の夜逃げの場面から始まる。
Howardもそうだったから、メルヴィルが11歳の時に一家がオールバニに逃げたことくらいは知っていた。
でもParkerの記述には、母親と他の兄弟は先にオールバニに移っていて、メルヴィルが最後の家財持ち出しを手伝うために父親と二人で残っていたこと、
債権者の目を逃れてハドソン川から夜のうちに船に乗るも、大嵐のために出航できず、一晩中船の中で息を潜めていたこと、
それが『白鯨』でヨナの逸話を執筆する際にフラッシュバックしたであろうこと、父親と二人きりで過ごしたのはそれが最後だったこと、
後年マンハッタンの埠頭を歩くたび、死んだ父親の面影が重なって見えたであろうこと……
といったディテールとコンテクストが書き込まれていて、ああ、あれはそういうことだったのか……とため息をついた。
基本的に、2000ページずっとそうだから、もう常に感動していた。

565:吾輩は名無しである
20/08/10 23:15:26.93 9R8k7li2.net
そしてもちろん、それだけじゃないんだよ。
Parkerは、メルヴィルの特質として現在の風景や事物、出来事を目の前にしながら、それらに異質な
自らの過去、記憶の幻影を重ね合わせ、並置させる精神作用(juxtaposition)があることを強調するのだけれど、
この本を読んでいる間、膨大な伝記の特質上、読者は何度も何度も過去に読んだページに立ち戻り、参照し直すことになる。
それを数千回数万回と繰り返しているうちに、次第に自分の頭の中に、読書の記憶と重なり合って、「メルヴィルの記憶」のインデックスが作られていくのを感じた。
これはjuxtapositionの追体験だった。こんな読書をしたことはほかにない。
他にも凄いことはいっぱいある。
例えばGansevoort。メルヴィルの4歳上の長兄なんだけど、彼についてここまで描き出したメルヴィル伝は他に存在しないと思う。
彼から最後に送られた手紙を読んで、俺は涙が止まらなかった。

566:吾輩は名無しである
20/08/10 23:46:34.87 9R8k7li2.net
Parkerは、伝記的事実を軽視あるいは無視する(ポストモダン系も含む)新批評の流れに異議を唱えて、彼自身
『The Isle of the Cross』の存在を初めとして、これまで多くの一次資料を発見してきた。
この伝記はそうした半世紀に渡る営為の集大成であり、だからこそ桁外れに面白い。
同時代の新聞雑誌記事や親族友人の書簡類はもちろん、メルヴィルのシェイクスピア、ミルトンその他蔵書の欄外書き込み、
比較的近年に発見された"Augusta Papers"(メルヴィルの妹オーガスタが保管していた書類)&c. &c.、
ありとあらゆるソースから描き出されるメルヴィル像が底なしに魅力的で、興味深い。
感想は尽きないのでもうやめますが、本当に読んでよかったです。

567:吾輩は名無しである
20/08/11 00:39:48.12 G4z2i8e4.net
>>566
そう、ごくろうさま

568:吾輩は名無しである
20/08/15 11:26:44.38 oRMlaNJJ.net
詐欺師、国書版も八潮版も売り切れ
そんなに人気あるのか
映画コンフィデンスマンとは関係ないのに

569:吾輩は名無しである
20/08/15 19:18:08.34 yFGcfYOF.net
>>568
というより、初版発行部数がそもそも相当少ないんじゃないかな?
『白鯨』『バートルビー』『ビリー・バッド』『ベニート・セレーノ』辺り以外の作品となると、
日本ではほとんど読者を見込めないもの。

570:吾輩は名無しである
20/08/15 22:40:29.49 oRMlaNJJ.net
他の長編も部数は同じくらい少ないはずだが、売り切れていない
この作品だけ需要があるのは何か理由があるはずだ

571:吾輩は名無しである
20/08/16 01:13:06.74 BRLIsFeO.net
いや『ピエール』はもっと売れてるでしょ、国内でも。
『ポーラX』の帯付きで新装版が出たぐらいだし。

572:吾輩は名無しである
20/08/16 09:18:49.44 TQ/ei6lD.net
鈍いやつだな
ピエールは部数が出ているから、売り切れていない
理由が分からんなら、書き込むな

573:吾輩は名無しである
20/08/16 10:05:14.19 BRLIsFeO.net
なんでまた「鈍い」とかいちいち刺々しいの笑
「この作品(詐欺師)だけ需要がある」「ピエールは部数が出ているから」
だから矛盾してるんだっつーの笑
お前の言う「売り切れ」がAmaの中古とかで手に入らない状態を言うのなら、『信用詐欺師』は7月3日まで3500円で出品されていたし、
逆に現在7200円の『ピエール』は7月29日まで出品者なしだった(現在28806円の新装版も8月4日まで出品者なし)。
これくらいの変化は頻繁に起こるのに、一時点の乏しい情報だけで作品の人気にまで風呂敷広げすぎなんだよ笑

574:吾輩は名無しである
20/08/16 10:23:09 TQ/ei6lD.net
>>573
最初からそう書け、タコ野郎

575:吾輩は名無しである
20/08/16 19:25:01.96 BRLIsFeO.net
お前、ほんと病的だな笑
それはそうと日本の古本屋に八潮の『詐欺師』普通に売られてるから(9900円だったかな?)欲しいのなら買うといいよ。

576:吾輩は名無しである
20/08/16 20:41:27.70 TQ/ei6lD.net
>>575
国書版を昔1800円で手に入れて読み込んでいるから不要だ
さらば、うんこ野郎

577:吾輩は名無しである
20/09/07 05:44:32.26 q7/62vWJ.net
白鯨、変な小説だけど、いい話だよな。

578:吾輩は名無しである
20/09/22 09:57:31.20 iCWLNh3n6
メルヴィル、最強。

579:吾輩は名無しである
20/09/23 01:34:15.01 GDmiW8sJ8
数学は「定義」にかえることが大事!
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大学で本気で学問をしたい人へのアドバイス
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高校生でも雰囲気だけ分かるガロア理論
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580:吾輩は名無しである
20/09/23 09:19:59.57 NAjIJEel.net
けどクィークェグ死ぬのがな、、、

581:吾輩は名無しである
20/09/23 09:42:16.53 CBjNFkZB.net
語り手のイシュメール以外みんな死んじゃう

582:吾輩は名無しである
20/09/23 20:26:53.52 NAjIJEel.net
イシュメールは生き残る。

583:吾輩は名無しである
20/09/24 16:07:25.17 eP+paCwm.net
大塚銀悦とか白鯨とか論語とか、泣く。

584:吾輩は名無しである
20/10/11 16:52:17.16 8kv2TyDp.net
ぼくたちは幽霊のようにさまよい歩く。しかし生きなければ。
The ghost would haunt, nor could be laid.
ハーマン・メルヴィル「クラレル」より

585:吾輩は名無しである
20/10/13 23:16:58.77 wvPMM+mPB
新車購入!!ヒカキン & セイキン 東京ドライブ! 新型レクサス LS500h
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新車のアルファード購入したので車内で誕生日パーティー開催!
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ついにセイキン、新車のランボルギーニを購入!ペーパードライバーヒカキンが運転して大暴走。
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586:吾輩は名無しである
20/10/16 12:18:50.20 F20O1uEW.net
国書刊行会のメルヴィル短編集『乙女たちの地獄』全2巻を持っているが、
読んだ人はいるかな?

587:吾輩は名無しである
20/10/16 14:23:22.96 Fo0C6LoA.net
どうせ古本屋で手にいれたんだろ
汚らしい趣味だな

588:吾輩は名無しである
20/10/16 21:06:06.10 ZlC5LomT.net
地獄というから何かと思えば女工の話なのね
コカイン含有清涼飲料水であるコカ・コーラの誕生は
産業労働と都市化が背景だったというから
あの時代としては地獄だったんだろうね

589:吾輩は名無しである
20/10/16 21:08:10.60 ZlC5LomT.net
とはいえ、コーラの発明はもっと後だったか

590:吾輩は名無しである
20/10/19 16:58:42.86 /fCPKV3Ku
メルヴィルっぽいかな?
⑥ 貴方の気付かない所にも聖霊の働きが
 「解く人と言われている涼一がたまにしか使わない頭を素描し、matrixを習熟し、
パースペクティブにコントロールし、『暗算』して行く。
多少恐れ入れられているので意気を吐き過ぎなのだろうか。
幻滅する時を待ち焦がれていた。
 こんなに役に立つ奴は居ないと各所で重宝されているようだった。
ごみ出しはするし、灰皿の整理もするし、使いっ走りじゃないか!(笑)
 猛暑に近い気温の中職場に行き、ルーティン・ワークを熟す、ニュー・ワールドに行っている奴も居る。
取り残された世界で逆転発想も出来ず、古めかしい世界に取り残された削減を続けている現内閣は廃墟のようで、古城のように覆い被さっていた。
廃絶するように嘔吐し、吐き戻す力で吐瀉物を何とか押さえた、喉元に痺れが走り、電気でも流れたかのように蕁麻疹が起こる。



 
 

591:吾輩は名無しである
20/10/19 16:59:08.22 /fCPKV3Ku
もう持たないと繰り返しては叫び声を上げている若者達に手を差し伸ばさないとならないのに反対に攻撃的になってしまう俺が居た。昔の人のように俺達の時代はもっと厳しかったんだ、という訳でもなく、お節介を焼く人も居ない、世話焼きになれればと理想を変えた。
 「プーで良かったのに、と幼馴染みに言われ、コロナウィルスが終わったら、また会おうよ、と口約束し、反古にならないよう相槌を打ち手を握り合った。
 「遊びたくて遊んでるんじゃなくて、勝手に女が寄って来るのよ」
 「そりゃ、傑作だ」

592:吾輩は名無しである
20/11/10 10:57:03.98 eeCPyQXqU
実際に鯨取りした経験のある作家なんて、メルヴィルだけ。どれだけ凄いか解ったか。僕メルヴィル最強だと思う。

593:吾輩は名無しである
21/02/18 00:12:36.35 DlWi6x6p.net
『イスラエル・ポッター』って、どんな話?

594:吾輩は名無しである
21/02/21 10:26:38.94 0Dgrs4jF.net
ビスマルクとメルヴィルとドストエフスキーはだいたい同時代人かあ

595:吾輩は名無しである
21/05/11 13:19:46.25 i8tUIRIB.net
9.11のことを考えると、なんか白鯨のことを思った

596:吾輩は名無しである
21/05/11 13:31:04.70 6pxkc/Ow.net
意味不明
「復讐」ということかね?

597:吾輩は名無しである
21/05/14 13:29:47.84 RRbfVsDe.net
ガス器具のハーマン

598:565
21/05/15 14:46:10.71 ogSquyhC.net
>596
いや
きちんと言えるかな
アメリカってことだと思う

599:吾輩は名無しである
21/05/27 13:27:53.35 BAiOquvam
ブッシュがエイハブだとか、クソくだらん話が流行ったよね。

600:吾輩は名無しである
21/07/11 08:58:20.80 tE6gi+cz.net
『白鯨』は本当に偉大な小説だ

601:吾輩は名無しである
21/07/11 13:00:33.19 x73KX4Fm.net
なんだこりゃ!という小説らしいねえ
読んでないからしらんが

602:吾輩は名無しである
21/07/21 03:07:41.47 fxQYTUJXX
史上最高の小説である可能性すらあると思ってるよ。

603:吾輩は名無しである
21/08/17 06:41:37.48 +qXWxENe.net
良い話だよー

604:吾輩は名無しである
21/08/17 09:48:49.94 KZ4Xrwu0.net
鯨の蘊蓄小説だからな
やめようぜこういうの評価するのと俺なら思う
でもジョイスやプルーストにしろ解説がないと
まともに読む気がしないようなものが多いから仕方ないか

605:吾輩は名無しである
21/08/17 11:19:04.53 pYnXhJ+h.net
ストーリー2割、クジラの150年以上前のかなり主観の入った(これは言っても仕方ないし、むしろ現代との齟齬が面白い)生態情報8割かな

606:吾輩は名無しである
21/08/17 14:17:05.22 r1RxDtcQ.net
おれらの教養がないだけじゃね

607:吾輩は名無しである
21/08/18 02:53:53.16 7BJOVcCu.net
ほんとに良い話だよ。難しいとは思うけど。
おれ東大の英文中退だけど、
平石貴樹ってアメリカ文学の一番エライ感じの教授、
きちんと読めてたとは思えない。
白い鯨が世界の意味みたいなので、
結局それを倒せなかったっていうのは、
世界に意味があるのかないのか、分からない、
みたいな解説をしてたと記憶してるけど、
それはきちんと読めてないと思う。

608:吾輩は名無しである
21/08/18 09:14:44.73 H9O9p2bI.net
乗組員のスターバックがコーヒーのスターバックスの名前の由来だったとは

609:吾輩は名無しである
21/08/18 09:20:01.46 ukbL5q0F.net
『白鯨』はメルヴィルの長編では最もまともな小説だ
『マーディ』『ピエール』『コンフィデンスマン』なんか恐ろしくけったいな小説だ

610:吾輩は名無しである
21/08/18 09:27:00.76 H9O9p2bI.net
大岡昇平の俘虜記読んでても米兵からモヴィーデイックを借りた云々の話がでてくるから、この小説は伝統的アメリカ文化を象徴する一つのアイテムなんだな。
日本で言うなら・・・

611:吾輩は名無しである
21/08/18 13:21:00.46 ZKigXS6W.net
Kindleのパッケージに印字してあるサンプル文章も白鯨だよな

612:吾輩は名無しである
21/08/18 21:40:27.01 RHlaqteG.net
>>608
これは今更すぎない?日本でも20年前くらいから言われていたような

613:吾輩は名無しである
21/08/18 21:51:58.00 ZKigXS6W.net
>>612
テーマに関連した話なんだから別にいいだろ。
そんなんで揚げ足取るな、みっともない。

614:吾輩は名無しである
21/08/18 21:58:34.75 407rE72z.net
>>613
別にいいんじゃない?
>>608も情報、>>612も追加情報
>>613はただの文句
>>614はその場をまとめて諫めている心優しき人
一番みっともないとしたら君かな

615:吾輩は名無しである
21/08/18 22:05:45.86 ZKigXS6W.net
>>614
つかえない学級委員長おつ

616:吾輩は名無しである
21/08/22 08:59:39.70 tXg4nL8R.net
『白鯨』の良さが分かるなら、文学というものが分かっているといえる
短編では人間の実存を描いた『バートルビー』がすさまじい傑作だ

617:吾輩は名無しである
21/08/22 09:19:19.30 7Rked6ph.net
古臭い宣伝コピーみたい
見ていて恥ずかしい

618:吾輩は名無しである
21/08/22 12:20:37.94 B3GMzmD8.net
>>617
?

619:吾輩は名無しである
21/08/22 12:42:05.55 rfF25tFJ.net
>>618


620:吾輩は名無しである
21/08/23 00:11:07.06 M4qkovU4.net
>>617
w

621:吾輩は名無しである
21/08/23 11:30:34.12 vlC18IFF.net
この良さが分かるなら文学というものが分かっている
人間の実存を描いたすさまじい傑作だ
何にでもあてはまるなw

622:吾輩は名無しである
21/08/23 15:16:10.33 v9MPscVOq
>>607
日本のメルヴィル研究は基本的に低レベルだから期待しない方がいい。
読者は読者で「薀蓄がー」「脱線がー」「ファルスがー」「BLがー」の紋切り型ばかりだしね。

623:吾輩は名無しである
21/08/23 15:22:59.51 26UjZDZI.net
>>621
w

624:吾輩は名無しである
21/08/24 02:43:17.29 k3koVAcM.net
賛同のw多すぎw

625:吾輩は名無しである
21/08/24 02:46:27.64 k3koVAcM.net
>>609
ピエール面白いじゃん

626:吾輩は名無しである
21/08/24 15:19:16.84 46gJxeo+.net
>>624
www

627:吾輩は名無しである
21/08/24 15:45:25.55 H9FkcNlv.net
知恵遅れの「人間の実存を描いたすさまじい傑作だ」おじさん永遠に悔しそうwww

628:吾輩は名無しである
21/08/24 16:01:42.74 qpAzbwWq.net
>>616は無能が小説を読んだところで無意味という具体例やね
1000ページ読んでも3ページしか読まなくても頭の出来はそのまま

629:吾輩は名無しである
21/08/24 16:44:36.84 6BbTvbc+.net
『異邦人』の良さが分かるなら、文学というものが分かっているといえる
短編では人間の実存を描いた『転落』がすさまじい傑作だ
『審判』の良さが分かるなら、文学というものが分かっているといえる
短編では人間の実存を描いた『判決』がすさまじい傑作だ
『嘔吐』の良さが分かるなら、文学というものが分かっているといえる
短編では人間の実存を描いた『壁』がすさまじい傑作だ
『万延元年のフットボール』の良さが分かるなら、文学というものが分かっているといえる
短編では人間の実存を描いた『飼育』がすさまじい傑作だ
コピペかな?

630:吾輩は名無しである
21/08/24 18:27:16.24 dlCrnHMsi
616へのレスは617だけでいいよ
いじったところで何も面白くないし、寄ってたかってしつこすぎる

631:吾輩は名無しである
21/08/24 17:47:11.91 i761CiX7.net
世界にはメルヴィルのような人物もいれば
コピペ並のことしか言えない知能の持ち主もいる
不公平やのう

632:吾輩は名無しである
21/08/24 21:52:44.78 fHze8Sz0.net
哀しいほど必死に立て続けに書き込んでいるのが一匹いるな
まあ、がんばれよw

633:吾輩は名無しである
21/08/25 04:07:22.68 d7PGQu6W.net
w連発してたコピペ脳君、必死で恥ずかしいよねw

634:吾輩は名無しである
21/08/25 04:17:04.58 d7PGQu6W.net
大学中退しているバカとかコピペ脳しかいないあたり、メルヴィルって池沼のコンプをくすぐる作家なのかもねw

635:吾輩は名無しである
21/08/25 14:15:19.87 q2pjQ7jsd
>>634
お前も相当キモいで。スレから消えてくれや。

636:吾輩は名無しである
21/08/25 18:05:09.34 4tMhfmDm.net
結局誰の訳がbetterですか?

637:吾輩は名無しである
21/08/25 20:58:07.05 9KYUEazG.net
訳より挿絵の多さで岩波を推す

638:吾輩は名無しである
21/08/25 23:00:35.95 nbayzQGJ.net
国書刊行会のメルヴィル全集を推す

639:吾輩は名無しである
21/08/26 00:26:25.22 V+qP5A2GC
田中、八木、千石なども手元にあるけれど、
原文を精読した上でそれに最も肉薄していると感じるのが、阿部知二訳。
『Moby-Dick』は、受験勉強の延長線では理解出来ない種類の作品であり、
世界的にその名訳とされる翻訳は、イタリア語訳のパヴェーゼ、フランス語訳のジオノなど、
学者でなく詩人や作家によってなされたものが多い。
そうした点から見ても、阿部訳は他の日本語訳とは異質だと思う。

640:吾輩は名無しである
21/09/03 07:40:52.95 UZkSL/7rp
平野啓一郎は重度発達障害者❗❗❗❗❗本当のこと。京都大学じゃねえ

641:吾輩は名無しである
21/09/03 07:48:43.10 UZkSL/7rp
大江健三郎は倫理観甘い

642:吾輩は名無しである
21/09/25 05:56:53.02 x5r6ocS8.net
nhk fm オペラファンタスティカにて9/24
ブリテンのビリーバッドを紹介詳しく話が聞けた

643:吾輩は名無しである
21/10/23 05:12:00.81 NO0xn0ZI.net
大学を中退した云々って、まえに書いたりしたけど、
バートルビー、いま読んだら、かなりわかると思うんだよ。
変な感じで株取引とかやって、ウンザリした後で、
バートルビー読むと、いい話だって思えるんじゃないかって。


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