ヘルマン・ヘッセ part3at BOOK
ヘルマン・ヘッセ part3 - 暇つぶし2ch106:吾輩は名無しである
11/05/15 05:02:20.50 .net
車輪の下は読書感想文とかで薦められてるんじゃないのか

107:吾輩は名無しである
11/05/15 06:31:13.10 .net
18だけど傾倒してるよ

108:吾輩は名無しである
11/05/15 14:28:20.11 .net
サルトル読む奴よりは多そう

109:吾輩は名無しである
11/05/15 18:22:31.81 .net
>>106
高校あたりで?
>>107
ちょwwおま若過ぎw
ヘッセはドイツ出身だけど、こういうヘッセの作品って日本向きなんだろうね
逆に日本の作品がどういう国で広く読まれてるか気になる

110:吾輩は名無しである
11/05/16 12:51:34.69 .net
ヘッセに親近感おぼえる読者は、自殺予備軍が多いから気をつけたほうがいい
でも、その感受性は、高貴で鋭いものがあるので、それは誇りに思ってもよいのだと思う

111:吾輩は名無しである
11/05/16 14:37:57.78 .net
ほー

112:吾輩は名無しである
11/05/16 22:54:42.89 .net
所謂おおかみの自殺者でしょう
多分自覚的な人ばかりだと思う


113:吾輩は名無しである
11/05/16 23:20:20.36 .net
ただ主人公がアウトローってだけだよね

114:吾輩は名無しである
11/05/17 00:11:45.77 .net
は?

115:吾輩は名無しである
11/05/17 01:11:16.13 .net
>>110
単なる厨二病じゃねえかw

116:吾輩は名無しである
11/05/17 07:35:46.58 .net
このスレで厨二病が使われるとは思わなかった
勿論悪い意味で

117:吾輩は名無しである
11/05/17 23:09:01.24 .net
厨二って言葉が、さいきんはガキっぽい

118:吾輩は名無しである
11/05/18 00:31:37.46 .net
語意はそうそう変動せんよ

119:吾輩は名無しである
11/05/18 00:40:48.11 .net
中2というよりは不器用だね

120:吾輩は名無しである
11/05/19 16:03:32.22 .net
デミアンは一気に読めたんだが車輪の下とか字が小さいし読みにくい。
デミアンのような感動あるかね?

121:吾輩は名無しである
11/05/19 19:07:59.93 .net
厨二なら感動するかも、大人なら「♪~校長先生の言うこと聞いとけ、校長先生の言うこと聞いとけ!」

Willst du mir versprechen, dir ordentlich Mühe zu geben?
Nur nicht matt werden, sonst kommt man unters Rat.

規則正しく努力すると約束してくれるかい? 
怠け者にならないことだ、さもないと車輪の下敷きになってしまうぞ


122:吾輩は名無しである
11/05/19 21:56:42.75 .net
中学生ころの読書感想文で読んだときは
本の読み方も何も知らず、
ただ酔っぱらって死んだだけじゃん!と思った。
初めて読んだ文学でした。

123:吾輩は名無しである
11/05/19 22:05:35.13 .net
車輪の下はハンスの年代の真っ只中で読むよりは、回想できる年代になってから
読むと味わい深い。
逆にデミアンは思春期真っ只中の間に読むと痺れる。

124:吾輩は名無しである
11/05/19 22:34:22.93 .net
>>123
デミアンには酔いしれた。あれはヤバいわ。
車輪の下は回想できる年齢だけどまだ精神がそこまで大人になってないから回顧できないわ。
デミアンは高校生~大学生あたりで読むとかなりの麻薬感があるね

125:吾輩は名無しである
11/05/19 23:18:21.53 .net
確かにユーモアはこれっぽっちもないな。好きだけど。
トーマス・マンもくそ真面目だが、ひょっとして頑張ってる?ってとこはある。
ドイツ人気質かね。
今となってみると、ペーター・カーメンチントが懐かしい。
十代このかた読んでないけど、ロマンティックとはあのことかと思う。


126:吾輩は名無しである
11/05/19 23:30:02.84 ?2BP(0).net
知と愛(ナルチス ウント ゴルトムント)はお気に入りだよ!
では!


127:吾輩は名無しである
11/05/20 14:37:39.65 .net
ドイツ人と日本人は相性いいよ
似てる

128:吾輩は名無しである
11/05/20 15:01:58.18 .net
知と愛は芸術家必読だよな
俺は芸術家じゃないけどw

129:吾輩は名無しである
11/05/20 15:10:14.22 .net
へるまん?へっせ!

130:吾輩は名無しである
11/05/20 16:07:02.29 .net
知と愛っ何?

131:吾輩は名無しである
11/05/20 16:57:31.92 .net
>>130
ナルチスとゴルトムントの邦題

132:吾輩は名無しである
11/05/20 17:41:42.40 .net
>>131
それはヘッセの作品?
まだデミアンと車輪の下しか読んでないからなんか読もうかな~
お薦めあるかな
ガラス玉とかどうなの

133:吾輩は名無しである
11/05/20 17:48:50.18 .net
>>132
ヘッセのだよ

ヘッセは発表された順番に読んでいくのが良いかも


134:吾輩は名無しである
11/05/20 18:37:50.24 .net
>>133
わかった。
デミアン、車輪の下以外に読む価値があるとするとなにかね

135:吾輩は名無しである
11/05/20 18:56:51.32 .net
>>134
知と愛かなぁ
たしかヘッセの中で最も小説らしい作品、という評価だったと思うし、万人向けの作品
内容は文句なし

ただ僕の好みなので、あなたに合うかは分からない


136:吾輩は名無しである
11/05/20 21:14:59.63 .net
ガラス玉でしょ

137:吾輩は名無しである
11/05/21 11:01:45.85 .net
steppen wolfは異質という意味で外せないと思う

138:吾輩は名無しである
11/05/21 13:16:09.49 .net
>>112
おおかみってどういう意味?

139:吾輩は名無しである
11/05/22 00:33:26.06 .net
「ヘルマンヘッセ全集」のガラス玉は良くないの?
角川文庫のは古い漢字が使われてて手を出しづらい

140:吾輩は名無しである
11/05/22 19:25:22.74 .net
新潮文庫のは詠みやすかった

141:吾輩は名無しである
11/05/22 23:10:44.05 .net
角川の遊戯は本当に読みにくい。
演戯の方も序章が難解だと感じたけど、遊戯の旧漢字を読んだら高橋訳がいかに読み易かった思い知った。

142:吾輩は名無しである
11/05/23 00:19:52.02 .net
そっか、やっぱ角川買うの止めよう。ただでさえ漢字苦手だし・・

143:吾輩は名無しである
11/05/23 15:10:10.61 .net
高橋健二のが一番読みやすいよ

144:吾輩は名無しである
11/05/23 17:38:36.53 .net
たしか高橋健二の訳って一部ではぼろくそに叩かれてた気がするが、
個人的には硬質な言葉づかいという感じがして、自分は好き

145:吾輩は名無しである
11/05/23 19:43:08.42 .net
俺は好きだよ。
原文でデミアンや車輪の下読むの流石にキツいだろ
まあ俺はこの人の訳好き

146:吾輩は名無しである
11/05/23 21:07:23.36 .net
こいつの『車輪の下』を読んで、あやうく自殺しかけた
家族・友人が支えてくれたおかげで、ウツ入院で済んだけどな
小説が凶器となることを身をもって知ったぜ

147:吾輩は名無しである
11/05/23 22:56:26.40 .net
お前がやばいだけ

148:吾輩は名無しである
11/05/24 01:03:34.28 .net
やばいのはオレか?
やばいのは、深遠に引きずり込んだ挙句に絶望に叩き落すヘッセの文才だ
高校の課題図書にするのは、狂気の沙汰だ



149:吾輩は名無しである
11/05/24 15:38:36.20 .net
「デミアン」で躁状態になった。強力なパワーがあるな。
「デミアン」読んだあとはなんかドーパミンが出まくったな。
小説が凶器になる作家はたまーにいる

150:吾輩は名無しである
11/05/24 18:29:21.66 .net
朝の通学通勤なんかで読んで揺さぶられちゃった日にはもうね

151:吾輩は名無しである
11/05/24 20:01:33.43 .net
>>146
俺は高校の時『人間失格』読んであやうく学校退学か休学するところだったぞ
作者は違うが

152:吾輩は名無しである
11/05/25 13:54:56.10 .net
デミアンはいいかげん、デーミアンに統一すべきだろ
6号戦車をティーゲルと表記し続けるようなもんで今どきハズすぎるわ
結局、健二訳の新潮文庫版が生き残った結果、醜態をさらし続けるハメになってしまった
生きの良い新訳キボンヌ

どうでもいいけど、マジすか学園2でジュリナが愛読してるのも新潮文庫版デミアンだw

153:吾輩は名無しである
11/05/25 19:28:20.19 .net
一応言ってやるよ……

マジすか?!!

154:吾輩は名無しである
11/05/25 21:25:48.96 .net
ウェルテルが直らないくらいだから無理だろうね

155:吾輩は名無しである
11/05/25 21:41:21.68 .net
マジすか学園とか本当に勘弁して欲しい

156:吾輩は名無しである
11/05/26 14:17:32.70 .net
マジだよ
マジに生きなきゃ申し訳ねーだろーが

 byハイデルベルヒのトニオ・クレーゲル

157:吾輩は名無しである
11/05/26 23:44:02.93 .net
はー、俺も小説書いてみたいけど、なんにも思いつかない・・

158:吾輩は名無しである
11/05/31 23:59:34.83 .net
思いつかない苦しみを書け
俺は読みたいぞ

159:吾輩は名無しである
11/06/01 05:20:03.80 .net
ちょっと書き始めたよ
完成するか分かんないけど・・

クヌルプが最後に納得して死すのは
自分自身で満足できるなりの、行動を起こしたからなんだよな
同じ死ぬにしても是非そうありたいものだよ。

クヌルプはアマゾンのレビューも素晴らしいね

160:吾輩は名無しである
11/06/01 22:56:05.44 .net
クヌルプは久しぶりに最後の方を流したけど
行動を起こす起こさんではなく
「何もかもあるべきとおりです」の一言に尽きるように思うが

いや、もう眠いからまた後日読みなおすことにしよう

161:吾輩は名無しである
11/06/02 03:23:55.21 .net
デーミアン読んだ感想
クナウアーに萌えてしまいました
従順に調教してチンポくわえさせたいなあ


162:吾輩は名無しである
11/06/02 17:48:03.16 .net
本当にあの名作での第一の感想がそんなのだったら、ちょっと同情を禁じ得ない人物だな。スレリンク(cat板:459番)

わからんでもないがw
それと、このスレの人間はその手の下ネタは毛嫌いするみたいだから

163:吾輩は名無しである
11/06/02 18:18:23.53 .net
お腹へるまん・屁っせ

164:吾輩は名無しである
11/06/02 20:07:31.44 .net
アマゾンのレビューだとデミアンは満点だ
デミアンと車輪の下はどっちが評価高いんだろうか。。。

一般的(普通の人)には車輪の下の方が知られてるみたいだけどどうなんだろう。


165:吾輩は名無しである
11/06/02 20:39:08.41 .net
全部読んだわけじゃないけど、「物語として見て」
きちんとまとまってるのは車輪だよね

166:吾輩は名無しである
11/06/03 00:18:42.75 .net
「詩人になりたい、でなければ何にもなりたくない」
というところに覚悟を感じる
あと「車輪の下」は正攻法的な小説という感じがした


167:吾輩は名無しである
11/06/03 07:28:08.31 .net
ヘッセたばこ吸いすぎ

168:吾輩は名無しである
11/06/04 20:24:47.00 .net
デーミアンてキチガイじみた小説だな

理解に苦しむ

169:吾輩は名無しである
11/06/05 00:57:12.17 .net
>>168
お前にキョーヨーがねーからだよ、ヘア・アッフェ
ユング心理学やグノーシス主義を知ってればサルにも理解できる
もっともそんなサルはいねーかw

170:吾輩は名無しである
11/06/05 01:04:28.33 .net
知的に高くしかも小説をよく読む人でも、デミアンはさっぱり分からなかったと言っていた人を2人知っている。
そういう小説なんだろうな。
俺とかは高校のときに読んで胸がギュィィィィィィンとなるほど(笑)引き込まれてしまったが。


171:吾輩は名無しである
11/06/05 07:45:45.10 .net
面白い物語ではあるけれど、キチガイじみてるという感想も頷けるよ。

172:吾輩は名無しである
11/06/05 09:14:16.32 .net
経験に依る本でしょうね

173:吾輩は名無しである
11/06/05 10:22:43.09 .net
メンヘラ向け

174:吾輩は名無しである
11/06/05 11:15:06.40 .net
AからZまで理解できる小説なんて読みたくもないが。

それとキチガイ、とまでは行かないにしても
ある程度倒錯した内容でないとつまらんだろう?
論理的にうんちくを得たいなら哲学書がいいよ

175:吾輩は名無しである
11/06/05 15:04:25.39 .net
サルどもは携帯小説でも読んでりゃいいんだよ

176:吾輩は名無しである
11/06/05 15:49:10.84 .net
今やヘッセも携帯で読めるけどな


177:吾輩は名無しである
11/06/05 16:19:55.42 .net

狂 人 以 外 お 断 り

178:吾輩は名無しである
11/06/05 17:00:35.06 .net
地獄は克服出来るってヘッセの散文集らしき本ってどう?


179:吾輩は名無しである
11/06/05 20:56:07.90 .net
あと「わがままこそ最高の美徳」ってのもある
共にヘッセの各作品からの引用で説かれいるが
全部の作品を読んだことない自分にとっても
凄く面白かった
ヘッセいいね!
30過ぎてヘッセにハマってる


180:吾輩は名無しである
11/06/05 21:14:30.30 .net
だなー。ヘッセを読みかえすと郷愁を感じるよな

181:吾輩は名無しである
11/06/06 01:18:07.69 .net
>>178
おれは好きだよ
ヘッセが晩年にむけて、
「おれはもうくだらないものは書かないし、くだらないことはせんのだ」
っていう覚悟みたいなのが伝わってくる
自分の弱さを認めた上で、本当に価値のあることについてやわらかく思索してる感じだ

182:吾輩は名無しである
11/06/06 02:29:29.08 .net
車輪の下やっぱりいいなあ

そして月曜ですなあ

183:吾輩は名無しである
11/06/06 16:56:26.82 .net
「青春を模倣する老年ほど醜いものはない」というヘッセの言葉が好きだ
歳はとっても心は永遠の青春とかほざいている無責任な日本の政官財のジジ・ババどもに聞かせてやりたい。
若作りして恥じさらすより、未熟な青年を導く老賢者を目指すべきだろう。

184:吾輩は名無しである
11/06/07 14:28:00.10 .net
>>183
いま俺が読んでいるキルケゴールタンがそんなことを書いていたよ。
>若い者にも負けず劣らず子供染みた幻想を持っている男や女や老人たちが実に多いのである。しかし人は、幻想には本質的に希望の幻想と追憶の幻想という二つの形態があることを見落としている。青年は希望の幻想を持ち、老人は追憶の幻想を持っている。

さすが詩人ヘッセ。絶望に捕らわれないように、希望を本能的に嫌っていたのかもしれない。

185:吾輩は名無しである
11/06/07 21:37:55.13 .net
>>168
>>170
>>171
[逸話]
>ヘッセの作品は難解であるともされており、「ミッキーマウスは誰もが解るし、ヘルマン・ヘッセは少数しか解らない。
 アルベルト・アインシュタインを解るのはほんの一握りしかいないし、そしてノートン1世を理解する者は一人もいない」というジョークが存在する[1]。

分からない奴は分からなくていい。その人たちは普通の人だから。その人たちはある種幸せな人間なのかも。読む人を選ぶ本だ。

186:吾輩は名無しである
11/06/07 22:24:55.31 .net
そう思っていた時期が僕にもありました

187:吾輩は名無しである
11/06/07 22:34:43.81 .net
デーミアンや荒野の狼みたいな小説に共鳴してしまう精神性はあまり有り難い事ばかりじゃないかもな


188:吾輩は名無しである
11/06/08 13:59:41.19 .net
自分に理解できない本をキチガイじみたとか云う前に、自らの不明を恥じろ
デーミアンで言及されている神、アブラクサスを辿れば
アカデミックな知識と表裏の関係で、欧州の知識人に脈々と受け継がれている
西洋神秘哲学の流れに気づく事ができるし
ヘッセがデーミアンを書く前にユングと頻繁に書簡を交わしている事を知れば
ヘッセがユングを通じて分析心理学の原型論やグノーシス主義等の神秘学の造詣を深め
その後の作風に変化を来した理由がわかる

頭は生きている内に使えよ、サル野郎

自分の理解の範疇を超えた作品を貶す前に、謙虚に自分の不明に気づく事
そこから、
サルからヒトへの道程がはじまる
デーミアンをキチガイじみた小説と貶して終わりでは
サルは生涯サルのままで終わると知れ

189:吾輩は名無しである
11/06/08 14:12:48.36 .net
>>188
「狂人以外お断り」な

190:吾輩は名無しである
11/06/08 16:08:58.94 .net
猿以外お断り

191:吾輩は名無しである
11/06/08 16:11:17.08 .net
>>183
やっぱり茶髪は20代までだよな

192:吾輩は名無しである
11/06/08 16:32:20.55 .net
>>188 お前の書き込みが一番俗物っぽいわww

193:吾輩は名無しである
11/06/08 16:37:16.52 .net
>>サルからヒトへの道程がはじまる
生物学的に間違っているな

194:吾輩は名無しである
11/06/08 17:04:46.88 .net
ヘッセ好きは病んでるのが多い

195:吾輩は名無しである
11/06/08 22:08:33.91 .net
こいつらには余計なお世話だぞ
こいつら全員サル以下の在日なんだからな

196:吾輩は名無しである
11/06/09 10:34:01.83 .net
荒野じゃなくて
狼を題材にした短編が好きだったな
たしか最後に狼が村人達に殺されてしまう話

197:吾輩は名無しである
11/06/10 08:57:30.16 .net
そりで遊んでいて大怪我するのは「春の嵐」か「デミアン」か?

198:吾輩は名無しである
11/06/10 21:23:12.68 .net
春の嵐だよ

199:吾輩は名無しである
11/06/10 22:54:14.07 .net
>>193
まじバカだな、お前
英語でもEvolved monkeysって云うだろ
ただの比喩的表現じゃないか

200:459
11/06/10 23:49:02.72 .net
>デーミアンや荒野の狼みたいな小説に共鳴してしまう精神性はあまり有り難い事ばかりじゃないかもな
具体的にどう「共鳴してしまう精神性」でどう「有り難くない」んですか?

詳しくお願いします

201:吾輩は名無しである
11/06/11 01:48:07.49 .net
デミアンはユングの共時性の影響受けているよね。

202:吾輩は名無しである
11/06/11 02:49:18.04 .net
>>200
もっとクナウアーみたいに聞いて

203:吾輩は名無しである
11/06/11 08:50:50.70 .net
>>199
顔真っ赤にしなくても良いよw

204:吾輩は名無しである
11/06/11 18:09:02.72 .net
ねぇジンクレール、君の言う共鳴してしまう精神性ってどういう事なの?
どんな時にそれを有り難くない事だなんて思うんだい?
君だってオナニーしまくってるブタのくせに何を偉そうにほざいてるのさ!

205:吾輩は名無しである
11/06/12 15:42:03.04 .net
「庭仕事の愉しみ」文庫化されたね

206:吾輩は名無しである
11/06/13 00:42:54.44 .net
>>193
ネット廃人につける薬はないw
クズは相手にするな、沸いてくるから

207:吾輩は名無しである
11/06/13 01:06:38.73 .net
狂った粘着はスルーしとけ

208:吾輩は名無しである
11/06/14 01:28:37.20 .net
>>192DU Schwul(藁

Ich schäme mich für deine Dummheit.

209:吾輩は名無しである
11/06/14 13:14:50.87 .net
>>203
負け犬の遠吠えw

210:吾輩は名無しである
11/06/15 08:32:49.26 .net
君らの周りには生きることに謙虚で誠実で思索的な人間っている?

211:吾輩は名無しである
11/06/15 16:07:57.60 .net
自ら生贄になった雨乞い師親子の話しってどの本に載っていたっけ?

212:吾輩は名無しである
11/06/16 02:36:46.07 .net
生きることに謙虚ってどういう意味?


213:吾輩は名無しである
11/06/16 02:42:46.55 .net
自ら生贄になった雨乞い師親子の話ってどういう意味?

214:吾輩は名無しである
11/06/16 09:29:32.09 .net
>>213
そんな内容の短編を読んだ記憶があるのですが、何に収蔵されていたか思い出せません。

215:吾輩は名無しである
11/06/16 11:01:53.42 .net
ヘッセは菜食主義だったの?

216:吾輩は名無しである
11/06/16 19:29:48.29 .net
ユキチカはストレートでちびちびやるべき

217:吾輩は名無しである
11/06/17 11:41:44.77 .net
>>214
それ知らないけど、すごいヘッセの主題に合う感じで面白そうだな。まだ自分のなかでヘッセの主題の定義付けは済んでもいないが

218:吾輩は名無しである
11/06/18 01:43:18.51 .net
パロアルトからユキチカに引っ越すようなものだろ

219:吾輩は名無しである
11/06/19 00:25:34.57 .net
孤独を理解させ受け入れて自分のものにするのにヘッセは本当に力になってくれた
人に優しくする事は出来ないけど、人を優しく見つめられるようになった

220:吾輩は名無しである
11/06/19 10:54:08.59 .net
彼の全生涯は、自分自身への愛なくしては隣人愛も不可能だということを示す実例、
また自己憎悪は、どぎつい利己主義とまったくおなじものであり、
結局はまったくおなじ恐ろしい孤立と絶望を産み出すものだということを示す実例となりました。

こういう状態からなかなか抜け出せない

221:吾輩は名無しである
11/06/19 12:17:10.17 .net
地獄は克服出来るのです

222:吾輩は名無しである
11/06/19 12:50:34.94 .net
ヘッセに悩み相談の手紙書いて返事もらった人がうらやましい
日本でもまだ大事にヘッセの手紙保管してる人居るかな

223:吾輩は名無しである
11/06/22 13:34:17.48 .net
ヘッセ、T・マン等、青春時代にドイツ文学に親しんだ作家北杜夫の父、
歌人の斎藤茂吉がドイツ留学時代に詠んだ一首をたまたまネットで見つけた

一隊が Hakenkreiz(ハーケンクロイツ)の赤旗を
立てつつゆきぬ この川上に

いち早くナチスに抗議して亡命したヘッセ。
文学は政治に関わるべきではないと主張してナチの席巻を傍観し、
最終的に亡命を余儀なくされたT・マン。

戦前はナチ文学の紹介者、戦中は大政翼賛界文化部長、
戦後はヘッセの翻訳者兼日本ペンクラブ会長として常に勝ち組人生を歩んだ高橋健二。
高橋健二によってヘッセの世界にいざなわれた俺たち。

たまたま見つけた茂吉の歌から色んな感慨が湧いた

224:吾輩は名無しである
11/06/22 15:25:05.45 .net
たまたまソース貼ったりしてくれないのかおrz

225:吾輩は名無しである
11/06/23 10:33:38.35 .net
高橋健二のヘッセの翻訳すきだったのだが
大政翼賛会文化部長の件を知って以来
彼はヘッセの何を理解していたのだろうと疑ってしまう

翻訳が自分にとってよかったのなら
翻訳者の政治的信条なんて関係ないじゃないの
とも思うのだが・・・

226:吾輩は名無しである
11/06/23 13:43:35.42 .net
作家にとって人格と作品の出来不出来は別物。翻訳もおなじと思いたい。


227:吾輩は名無しである
11/06/24 10:17:44.83 .net
日本の作家・芸術家・知識人って
戦時中協力→戦後くるっと転向
みたいな人が多い気がする

作品の強度も違ってくるだろうね

228:吾輩は名無しである
11/06/25 02:55:57.03 .net
大政翼賛界文化部長だったり大日本言論報国会会長(徳富蘇峰)だったり
したところで、現代の目からみてそのこと自体を批判の対象にするのは簡単だが、
ことはそう単純ではない。平和主義者であっても、一旦戦争に突入してしまえば、
戦勝を期して言論活動をするのは許されるし、むしろしかるべきことでさえある。
もちろん私は逆に、戦中に軍部を批判して公職を追われたような学者も偉とする。

私が信頼できないと思うのは、戦後180度主張を変えて時流に乗った人々である。
(たとえば現首相の師匠筋に当たる人などがその一人。)
戦後公職追放などになっても節を曲げなかった人、文芸家でいえばたとえば
徳富蘇峰や保田与重郎のほうを私は信頼する。
吉田秀和も嘱託職員で文部省で戦争協力にあたることをしていたと言われるが、
せめて沈黙してくれていれば良い。批判するつもりはない。





229:吾輩は名無しである
11/06/25 11:45:39.80 .net
難しいからこそ首尾一貫・言行一致が尊ばれるのだろう

ま、考えがころっとかわるのも人間らしいともいえますね

230:吾輩は名無しである
11/06/25 11:51:55.74 .net
へっせーーーーーーーー

231:吾輩は名無しである
11/06/26 01:37:48.94 .net
ナチ文学の翻訳業もヘッセの翻訳業も当時のドイツ文学主流の紹介という事では一貫している
ただ、高橋センセは戦後になってヘッセにからめて平和主義を鼓吹しすぎたのがうざかった
「お前が言うな」とはいわんが、「お前のことばに誠意はあるのかい」とは言える

ただし社会から断罪されるには値しない。それは当時の文人たちの共通認識でもある
大政翼賛会の文化部長を引き受けたのも業界の事情があったからで
いわば火中の栗を拾わされたのが高橋健二
戦後、日本ペンクラブ会長になったのもそのへんの経緯があったから
ナチ文学の紹介も、もちろん思想的共鳴からではない
現在の目で彼を責めるのは容易いが、俺は絶対に責める側には立つ気はないね

P.S.昨日のマジすか学園2の松井珠理奈はヘッセを愛する不良少女の友愛と激情を熱演して喪男&腐女子の紅涙を絞らしめたw

232:吾輩は名無しである
11/06/27 16:35:48.21 .net
「愛されることが幸せだと、誰もが思っている。
しかし、実際のところ、
愛することこそが幸せなんだ。」

ヘルマン・ヘッセ

233:吾輩は名無しである
11/06/27 16:55:23.76 .net
いろいろ恥ずかしい奴

234:吾輩は名無しである
11/06/27 23:06:03.85 .net
陳腐な歌謡曲の歌詞みたいだな

235:吾輩は名無しである
11/06/28 02:42:07.00 .net
加山雄三が歌い出しに語りそうだな

236:吾輩は名無しである
11/06/28 03:23:10.48 .net
ゴルトムントの十分の一でもあやかりたい

237:吾輩は名無しである
11/06/28 11:13:47.25 .net
>>233
>>234
>>235
ばかやろー
秋元康の歌詞だよ

238:吾輩は名無しである
11/06/28 18:19:33.36 .net
「愛されるよりも 愛したいマジで」
カルマジーノフ

239:吾輩は名無しである
11/06/28 20:26:55.52 .net
十何年ぶりにガラス玉読んだが
昔のように入り込めない
年を取るごとに可能性が狭くなり
クネヒトとの違いがより鮮明になり
どこかのすごい人の話を聞いているようで
嫌味ったらしく感じるようになった

240:吾輩は名無しである
11/06/29 00:56:02.74 .net
ゲーテは日記に次のような体験を記している。ドルーゼンハイムの小路を馬に乗って
進んでいたとき馬に乗った自分自身が反対方向からやってきた。その人物は金色をちりばめた
ゲーテの着た覚えのない服を着ていた。それから八年後ふと気づくと同じ小路を馬に乗って
進んでいた。そしてその時彼が着ていたのは八年前に見た服であることに気がついた。

スレチすんまそ

241:吾輩は名無しである
11/06/29 17:31:53.71 .net
サッカーの本田 圭佑もおなじような話していたよ・・・

242:吾輩は名無しである
11/06/30 04:44:08.17 .net
>>233事故れ狂い氏ね
>>233事故れ狂い氏ね
>>233事故れ狂い氏ね
>>233事故れ狂い氏ね

ヘルマン・ヘッセ


243:吾輩は名無しである
11/06/30 08:19:14.76 .net
すげぇw4:44amだw唐質

244:吾輩は名無しである
11/07/03 15:24:41.30 .net

S河の旦那事故死
S河の旦那事故死
S河の旦那事故死

ヘルマン・ヘッセ

245:吾輩は名無しである
11/07/06 11:42:40.08 .net
「愛されることが幸せだと、誰もが思っている。
しかし、実際のところ、
愛することこそが幸せなんだ。」
ヘルマン・ヘッセ

246:吾輩は名無しである
11/07/12 11:45:40.45 .net
「なぜかさっきから空を見ているだけで
 瞳から涙があふれて止まらない
 僕たちがいるこの世界は
 誰かへの愛で満ちている」

ヘルマン・ヘッセ?

247:吾輩は名無しである
11/07/12 22:27:42.17 .net
「失うものに気づいたとき
いても立っても
いられなかった
今すぐ僕に出来るのは
この想いを言葉にすること」

ヘルマン・ヘッセ!

248:吾輩は名無しである
11/07/13 00:38:00.05 .net
悲しみこらえて微笑むよりも
涙枯れるまで泣くほうがいい

ヘルマン・ヘッセ

249:吾輩は名無しである
11/07/13 01:58:52.49 .net
2chポエマーよ ヘッセを騙るのはやめ!

250:吾輩は名無しである
11/07/13 03:56:09.14 .net
「ギロチンに掛けられた人魚の首から上だけが
人間だか人魚だかわからなくなっちゃって
知床の海に身を投げた月の夜だよ。」

ヘルマン・ヘッセ

251:吾輩は名無しである
11/07/13 12:07:18.54 .net
教室の窓から見る秋は いつも不思議に光ってた
北向きの窓のすリガラス ギリシャの海も見えた

思い出せばもう夢の中 午後の陽射しにまどろめば
遠いアコーディオンのすすり泣く 光と影の世界

やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には
教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない

授業をひとりでぬけ出して 空き部屋の窓から空を見た
幾億年もの時の彼方 空翔ける船を見た

思い出せばもう夢の中 一枚の窓のそのむこうに
見しらぬあしたがふるえていた きらめきふるえていた

いくつも街を歩くうちに いつか外の世界は狭くなる
教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない

やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には
教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 夢の行き場がどこにもない

ヘルマン・ヘッセ



252:吾輩は名無しである
11/07/13 13:02:22.76 .net
>>248
ナミカレかよ

253:吾輩は名無しである
11/07/13 13:29:32.19 .net
「僕は見た 狂気によって破壊された僕の世代の最良の精神たちを
裸で夜明けの黒人街を腹立たしい一服の薬を求めてノロノロと歩いていく姿を」
ヘルマン ヘッセ

254:吾輩は名無しである
11/07/14 13:02:09.65 .net
メルヒェンをはじめ、ヘッセには好きな短編が多いなあ。

255:吾輩は名無しである
11/07/18 12:05:15.41 .net
だよなー。
俺もヘッセ読んでから
愛されることよりも、愛することが幸せだ、
って気づいたよ。

256:吾輩は名無しである
11/07/18 13:28:07.89 .net
自分を愛せない人間がどう愛するというのかね

257:吾輩は名無しである
11/07/18 14:14:00.15 .net
女子高生の肉体を
すみからすみまで愛してあげたい

258:吾輩は名無しである
11/07/21 14:46:23.24 .net
>>257体内被曝
>>257一家離散
>>257癌全身転移

 愛の使徒 ヘルマン・ゲーリング


259:吾輩は名無しである
11/07/23 12:06:52.84 .net
そんな殿方には、『車輪の下』の女子学生版『制服の処女』(Christa Winsloe)がおすすめ


260:吾輩は名無しである
11/08/08 12:22:45.72 .net
>>220
ヘッセにはロックンロールの精神があると思う
「詩人以外の何者にもなりたくない」なんて、
自分の美意識に忠実なロックスターみたい
oasisの「I need to be myself」の精神に近いものを感じる
最近の日本の相対的なことをいうのが素晴らしいみたいな風潮からは
ヘッセみたいな人はあんまり出てこないと思う
日本にロックスターがほぼいないと感じるのと同じだね

261:吾輩は名無しである
11/08/08 15:56:05.10 .net
モーツアルト至上主義でジャズでさえ受け入れられないヘッセがロックとか何の冗談だよw
恥ずかしいにもほどがある。

262:吾輩は名無しである
11/08/08 20:53:51.41 .net
音楽のジャンルの話じゃなくて精神の話なんですが?
「自分に正直でいる」姿勢とかそういう話
別にヘッセがロック好んで聞いてたとか、聞いてないとかいう話じゃないからw
そもそもヘッセの時代にロックはまだないだろ(笑)
話がわかんなくて恥ずかしいのはおまえ(笑)
おっさんか?

263:吾輩は名無しである
11/08/08 20:55:42.77 .net
おっさんはらたつ~(笑)

264:吾輩は名無しである
11/08/08 21:24:28.26 .net
これだけは言える!


ハイルナーはロック

265:吾輩は名無しである
11/08/08 21:30:57.01 .net
ヘッセの文学の美しさと同等のロックはない。
ジャズでさえボロクソにディスってるのにそんなヘッセがロックの精神性も音楽も肯定するわけがない。

クラシックしかあの人はだめなの。
そしてヘッセの文学の美しさと同じぐらい美しいのはクラシック。
ヘッセの精神性を理解したければモーツアルト聴いたほうがいい。
ドイツの美しい自然を音楽にしたならモーツアルトになるし、ロックはないわなぁ。

266:吾輩は名無しである
11/08/08 21:39:39.28 .net
まぁ、ヘッセが亡くなった後にロックが生まれたわけだから、
ヘッセがロックを肯定したか、否定したかはわからんよね、実際の話
ヘッセがジャズを否定したからって、ロックを否定したかどうかはわからんしね
というか、ただ俺がヘッセの「詩人以外の何者にもなりたくない」ていう自分に正直でかたくなな姿勢が
ロックの精神に近いと思っただけで
ヘッセ自身がロックの精神を持ってると自認してたとは思ってないし
まぁ、そんなとこだわ


267:吾輩は名無しである
11/08/08 21:52:21.45 .net
ヘッセは永遠のアウトサイダー。


268:吾輩は名無しである
11/08/09 06:32:15.04 .net
ヒッピーにもてはやされてたんだろ?
ロックとの共通点は反体制的で極左アナーキストなところくらいじゃないの?


269:吾輩は名無しである
11/08/09 07:43:04.78 .net
ただヘッセの「詩人以外の何者にもなりたくない」ていう自分に正直でかたくなな姿勢が
ロックの精神に近いと思っただけ

270:吾輩は名無しである
11/08/09 07:55:23.53 .net
→ロックとの共通点は反体制的で極左アナーキストなところくらいじゃないの?

それがどうかはわからんが、そうなら結構共通点あるよねw

271:吾輩は名無しである
11/08/09 08:10:27.69 .net
ジョンレノンっぽさはある
丸っこいメガネかけてるし

272:【 忍法帖【Lv=31,xxxPT】 】
11/08/09 08:22:11.22 .net
ヘッセは全国民的にまわしてまで自分の主張をするけどロッカーがそこまでできるのか。

273:吾輩は名無しである
11/08/10 02:23:26.86 .net
魂で読んでしまう作家。こういう作家たまにいるなー。

274:吾輩は名無しである
11/08/11 13:41:52.24 .net
多摩にそれほど読ませる物書きがいるとはしらなんだ

275:吾輩は名無しである
11/08/13 13:47:09.53 .net
シッダールタ、荒野の狼と感動したので、デミアンを手にしてみたがこれはさっぱりだった

276:吾輩は名無しである
11/08/13 19:30:34.15 .net
デミアンはユングの影響が色濃いよね。

クヌルプやメルヒェンはどうだろうか?
短めの作品でヘッセらしいと思うのだけど。

277:吾輩は名無しである
11/08/13 20:15:05.99 .net
お前ちょっと落ち着けよジンクレール


278:吾輩は名無しである
11/08/14 18:36:17.12 .net
シッダールタが気に入ったのなら
・雨ごい師、・ざんげ聴聞師、・インドの履歴書
の、三つの履歴書は薦められる。

279:吾輩は名無しである
11/08/20 10:32:26.17 .net
少年の日の思い出は最高傑作だと思う。
あの作品は少年の頃を思い出させてくれるから。

異論は認める。

280:吾輩は名無しである
11/08/20 20:29:29.26 .net
デミアンさりげなく日本人が出てくるのがおもしろい
中国人でもなく日本人なのね

281:吾輩は名無しである
11/08/20 21:07:21.78 .net
少年の比の思い出は高橋訳より岡田訳の方が良いのかね?

簡単に手に入るのは岡田訳の方みたいだけど。

282:吾輩は名無しである
11/08/21 10:32:15.87 .net
ヘッセが日本に触れてるようなことって上のデミアン以外にある?

283:流浪のペンギン ◆vnEdybpWUU
11/09/22 19:31:47.52 .net
中国に触れてることのほうが圧倒的に多い

284:吾輩は名無しである
11/09/24 20:07:16.58 .net
カヲルくんがデミアンすぎる

285:吾輩は名無しである
11/09/24 22:34:47.22 .net
デーミアンを漫画化するならジョジョの荒木だな
それかカイジの福本

286:吾輩は名無しである
11/09/27 22:42:54.70 .net
花はみな果実に、朝はみな夕べになろうとし、
移ろい変わり流れゆくもののほかに、永遠なものが地上にあるわけではない。
どんなに美しい夏でさえもいつかは秋の凋落を感じようとする。
葉よ、根気よくだまって辛抱おし、風がおまえを誘惑しようとしても。
おまえのたわむれの遊びのままに逆らわず、静かに成り行きにまかせるがいい、
風がおまえを吹き折るなら、吹かせて家まで運ばせるがいい。


287:流浪のペンギン ◆vnEdybpWUU
11/09/29 15:24:08.08 .net
ヘッセの文体の特徴として、植物や生物じゃないものに語りかけるときの柔らかい口調があるな
そこに読者がヘッセに可愛らしさや優しさ、愛着や抒情性、そしてユーモアを感じさせられる
「石よ!お前は私より強い!」とかどんだけ本人に諧謔の意図があるのかわからないが
ヘッセの作品はどれもユーモアが散りばめられている
そもそもユーモアのない小説なんてろくなものがないし、ユーモアのセンスがない作家は才能がない

288:吾輩は名無しである
11/09/29 21:48:55.93 .net
>>287
私は要するに頭が悪いのだ、みなさんのように内容を深く理解したり覚えていたりできない、
ただ単に文字を数えているようなものだ。
それでも涙を流したり笑ったりチンポを固くしたりして読んでいるのだから、
少しは理解しているのだろう。

ヘッセは『車輪の下』を読んでから次々と読みたくなった、
何故か、人生をまじめに考え悩み苦しむ、心の平安を求めて模索する、自然の中に安らぎを見出す、
これが悩み多い自分に合っていたのであろう。

読書メモより
------------------------------
・すべてのものがどんなに美しく多彩で、光と呼吸がどんなに万物に流れているか、川がどんなに緑に澄んでいるか、屋根がどんなに赤く、山がどんなに青いかに、私は突然気づいた。
・最後の瞬間に目の光がもう消えてしまってから、私は生まれてはじめて母の冷たいしおれた口にキスをした。
すると、その接触の異様な冷たさがからだに伝わって、私は思わずぞっとした。
寝台のふちにこしかけていると、大粒の涙がぽろぽろとしずかにためらいがちに、ほおにあごに手に流れるのを私は感じた。
・いつも数日の孤独な徒歩旅行に出るのだった。
わずかの金一切れのパンをポケットに入れて遠くまで歩き、いく日もひとりぼっちでさるらいに明け暮れ、たびたび野宿することにも慣れた。
・若いブナの木立のふちで、私は枯れたヨモギ草の中にからだを投げ出して、あたたかな日なたで、午後おそくまで眠りこんだ。
目をさますと頭は草原のにおいでいっぱいになり、手足は快くだるかった。神様の大地に長い間寝たあとでしか感じられないだるさだった。
・死は私たちの賢いよい兄弟であってしお時を心得ているのだから安心してそれを待っていればよいのだ、ということを私は突然また悟った
---------------------------------
あぁ、やはりいいなぁ。

「ヘッセの作品はどれもユーモアが散りばめられ...」、私は気づかないでしまった、
『歳月はなんと早く過ぎ去ることだろうと考えた。やがて自分も腰のまがったしょんぼりとした白髪の老人になって、つらい死の床に横たわることだろう。』、
読みなおすには残された時間が...。


289:【 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 】
11/10/01 15:10:00.40 .net
デミアンとか漫画化されてもこまるわ。
あれは文学のままでいい。

290:吾輩は名無しである
11/10/10 00:42:55.58 .net
山田洋次にデミアン映画化して欲しい

291: 忍法帖【Lv=4,xxxP】
11/10/12 00:50:11.77 .net
デミアン、いい小説だよなー

292:吾輩は名無しである
11/10/21 19:09:11.12 .net
確かに!
ようやく理解される時が来た!

293:吾輩は名無しである
11/10/22 00:46:51.24 .net
誕生日に父親からヘッセの全集を頂きました
懐かしい小説から順に読んでおりますが、歳を重ねるとまた違った感性いや、感覚で文字を感じることができますね

デミアンは僕のバイブルです

294:【 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 】
11/10/23 20:45:06.35 .net
デミアン山田洋二じゃだめ。

テレンス・マリックかジム・ジャームッシュみたいに映像を究極まで突き詰めた監督がいいわ。

295:吾輩は名無しである
11/11/02 18:50:24.14 .net
デミアンって誰の訳が一番に読みやすい?

296:吾輩は名無しである
11/11/02 20:17:39.28 .net
高橋さん

297:吾輩は名無しである
11/11/08 10:52:39.66 .net
自分は車輪の下とデミアンを大して評価していなかったんだけど人気作なんだな。

もう一度読み返してみるか。

298:吾輩は名無しである
11/11/10 20:10:33.52 .net
デミアンは厨二臭くてあまり好きじゃない。
どれも大なり小なり、そんな雰囲気を含んでるし良い点でもあるけど、行き過ぎな気がする。

クヌルプとかのほうがよっぽど好き。

299:吾輩は名無しである
11/11/10 20:18:10.00 .net
文学評論で厨二病はねーだろ
2chに感化されすぎ。三島由紀夫を厨二病で片付けるヤツと大差ない

300:吾輩は名無しである
11/11/10 22:00:44.08 .net
別に厨二病って言葉を使っても構わないと思うけど、
使うならちゃんと意味を定義しないとね。

「厨二病」に統一された意味のない今のままじゃ、一見内容について言及しているようであっても
単に「デミアンは好きじゃないわー」っていう呟きと同じくらいの発言でしかない。

301:吾輩は名無しである
11/11/10 22:13:46.45 .net
大半の文学なんて育った環境次第でその価値は大きく左右されるものだからな
イケメンでチヤホヤされて生きてきた人間に若きウェルテルの悩みは理解できないだろうし、明暗や自己の追求を必要としない人にとってデミアンは無価値だろうし

ゲーテ出してすまそ

302:吾輩は名無しである
11/11/11 01:50:33.26 .net
まあ自己実現や内面の葛藤を描いた文学作品はそういうものにとらわれたことのない人間にとっては大概中二病の一言で片付けることもできるよな

303:吾輩は名無しである
11/11/11 20:40:27.61 .net
>>301
もろ中二病まるだしの考え方ですなw

「俺の悩みは誰にもわからない」みたいなwww

304:吾輩は名無しである
11/11/11 22:23:12.33 .net
で、お前のいう中二病っていうのは何のことなんだ?
それは悪いものなのか?

305:吾輩は名無しである
11/11/12 02:14:00.49 .net
>>303
想像力貧困だね
あなたは何の文学を読んでも無意味だろうからこのスレから消えて普通に生きて下さい

306:吾輩は名無しである
11/11/12 02:16:50.68 .net
飢餓に苦しむ人の懊悩を理解できないのと同じで人の苦しみなんて千差万別
煩悶に普遍性なんてあるわけがない
そんな事もわからない人間が荒らすこの文学板は底辺なのかもな
改めて厨二病という言葉の利便性を知りましたよ

307:吾輩は名無しである
11/11/12 08:13:38.21 .net
>>306
飢餓に苦しむことを懊悩なんて言うか?
なんか変だ

308:吾輩は名無しである
11/11/12 08:51:49.89 .net
飢餓に苦しむ境遇にあることを懊悩することはできるだろ。

309:吾輩は名無しである
11/11/12 09:34:54.34 .net
>>307
論外だな

310:吾輩は名無しである
11/11/12 09:45:36.69 .net
餓死はゆっくり死んでいくからな
その間に懊悩といえるような悩みは存在するだろう


311:吾輩は名無しである
11/11/12 12:19:02.51 .net
それってもう飢餓に苦しむことを指してないよね?やっぱり変だ

312:吾輩は名無しである
11/11/12 16:03:48.68 .net
何を言ってるのだろうかこのバカは

313:吾輩は名無しである
11/11/13 17:00:51.76 .net
>>305
文学から関係ないのが「普通に生き」ることなんだってよwww
俺は、お前らとは違う。特別な人間なんだ。俺は悩み苦悩している特別な存在なんだ!

中二病wwwwwwwwwwwww

314:吾輩は名無しである
11/11/14 06:15:27.81 .net
草を生やす事でしか表現出来ない君はひよこ組病かな

315:吾輩は名無しである
11/11/16 21:25:39.72 .net
>>313
理論が飛躍しすぎだろ
まぁここまで馬鹿なヤツがいるとは思わないから釣りだと思うけどね



316:吾輩は名無しである
11/12/08 17:57:38.30 .net
り、りろん

317:吾輩は名無しである
12/01/01 01:07:02.14 .net
ヘッセって日本で言えば誰なの?村上龍か

318:吾輩は名無しである
12/01/01 10:47:26.91 .net
中島義道

319:吾輩は名無しである
12/01/01 14:16:17.50 .net
夏目漱石

320:吾輩は名無しである
12/01/01 15:09:02.09 .net
ヘッセは詩人だし、漱石とかはないだろ。
村上龍なんて問題外。
ぜんぜん違うわ。

321:吾輩は名無しである
12/01/02 10:11:14.37 .net
ヘッセに傾倒した著名人って誰が居る?

322:吾輩は名無しである
12/01/02 10:23:47.92 .net
>>67
パヴェーゼは?


323:吾輩は名無しである
12/01/03 02:19:24.31 .net
ガーディアン紙の「読まずに死んではいけない千冊の小説」に
選ばれているという理由から、「知と愛」を読み始めた。
このおそろしくつまらない邦題はまったく頂けないね。
いかにも、頭で書きました、って感じじゃん。
原題のままで何の不都合があったのか?

324:吾輩は名無しである
12/01/04 13:37:18.60 .net
スウプっていいね

325:吾輩は名無しである
12/01/04 13:45:38.12 .net
ヘッセは内的描写と美しい自然の描写が優れているので、
日本で言えば三島由紀夫が描写能力と言う点ではそれに近いと思う。
ただ日本とドイツという国があまりにも違いすぎるのと、
女大好きなヘッセと仮面の告白を書いてしまう三島では女性観が違いすぎる。
川端さんは女性との距離があまりにも遠い感じ。

そうなると結果は日本でヘッセみたいな作家はいないということになるね。

宮本輝の書いた蛍川と泥の河はやや近いかもしれないが、
宮本さんはそれ以降の作品があまりにもダメすぎると思う。
あと堀辰雄の風たちぬともいいかもしれない。

326:あしか ◆v8vq1qJwvY
12/01/04 19:42:55.09 .net
時計職人って大変そうだね

327:吾輩は名無しである
12/01/05 14:37:51.07 .net
藤村。


328:吾輩は名無しである
12/01/05 14:38:59.93 .net
>>325
おーなんか久しぶりに本読み込んでる人がキタなw

329:まぐな
12/01/05 17:39:02.18 .net
あげ

330:吾輩は名無しである
12/01/05 19:27:32.19 .net
太宰治と三島由紀夫と宮沢賢治を混ぜたらどんな味がするんだ

331:吾輩は名無しである
12/01/06 14:15:58.22 .net
ヘッセもベジタリアンだったの?


332:吾輩は名無しである
12/01/06 15:14:31.20 .net
大酒飲みだったことだけは確か

333:吾輩は名無しである
12/01/06 16:54:53.80 .net
酒煙草大麻ハシシ覚せい剤のドラッグ諸々と女に溺れてた不良のダメ人間ヘッセ
文学や詩はその言い訳
だからこそ愛せます

334:吾輩は名無しである
12/01/07 13:55:43.95 .net
今まで自分はヘッセの思想の方に感ずるものがあるのだと思っていたけど
彼の性質や感受性のようなものに共通するところがあったのだと気付いた



335:吾輩は名無しである
12/01/08 13:29:04.38 .net
ヘッセって大麻やってたの?
ヒッピー思想にも影響与えたのも頷ける
年代的にアシッドは使ってないよな

336:吾輩は名無しである
12/01/08 18:51:08.14 .net
ヘッセは覚せい剤より睡眠薬等のダウナー系薬物の方に依存してたんじゃないか
シャブ食って娼婦とキメセクしたりもしてたんかな


337:吾輩は名無しである
12/01/08 20:09:05.54 .net
ヒッピーならヘッセよりもブローティガンだ。ヘッセの詩的な美しさとかはヒッピーとはかなり違うと思う。

338:吾輩は名無しである
12/01/09 03:09:48.62 .net
名前は小雪の小とケンイチのケンでショーケンだ

339:Kansai どじん
12/01/09 09:50:51.38 .net
イラネ

340:吾輩は名無しである
12/01/10 20:59:29.05 .net
「精神的価値を求める者は肉体労働が向いてる
精神を束縛されないから」
ヘッセの言葉みたいだけど
どの文献からの引用かわかる人いますか?
俺は行員辞めて肉体労働やってます
この言葉に救われた


341:吾輩は名無しである
12/01/12 02:30:16.34 .net
なんか普段来ないこの板にきたら急にヘッセが読みたくなってきた
高校時代好きだったけどもうずっと読んでなかった


342:吾輩は名無しである
12/01/14 00:58:19.81 .net
女学生ならば書生臭い初期作品を好むか知らんが、
傑作の名に値するのはやっぱり、美醜入り混じり死の影の差す
シッダールタ以降の晩年の作品だよな。


343:吾輩は名無しである
12/01/14 08:58:06.20 .net
そんなことはない。

344:吾輩は名無しである
12/01/14 21:56:55.33 .net
「車輪の下」ってよく「ライ麦畑でつかまえて」とか「人間失格」と
比較されるけど、お前ら的にはサリンジャーとか太宰ってどうなの?


345:吾輩は名無しである
12/01/14 22:43:24.03 .net
太宰はなんかあれでしょ、ヘッセの子供のころの精神構造をいい大人が持っていると言う感じで、
なんか勘弁してくれって感じですわな。
タバコ吸って、酒飲んで、浮気して、自殺して、
小説書いて、かわいい奥さんいて何が不満だったんだろうか・・・・



346:吾輩は名無しである
12/01/14 23:51:01.41 .net
太宰は文學界のカートコバーン

347:吾輩は名無しである
12/01/15 08:26:12.90 .net
>>344
どれも多感な思春期の、ある種の性質を持った少年たちの自意識を刺激して、その中の幾人かを自殺にまで至らしめた罪な小説だな


348:吾輩は名無しである
12/01/16 19:44:37.88 .net
>>344
君は?

349:吾輩は名無しである
12/01/17 10:20:41.65 .net
>>348
「アウトサイダー」と「青春のイニシエーション」っていう問題に対する
アプローチの仕方が『車輪』と『人間失格』は文学的というか、内罰的。
『ライ麦』は外罰的っていう印象。日本人のメンタリティ的にヘッセの方が
好かれそうなもんだけど、圧倒的に売れてんのは『ライ麦』なんだよなー。

350:吾輩は名無しである
12/01/17 11:23:09.40 .net
ヘッセと太宰がお互いの作品を読んだらどう思うかね

太宰は小説家ってより芸人って感じ


351:吾輩は名無しである
12/01/17 12:52:44.42 .net
>>348
そういうおめえこそどうなんだよ。


352:吾輩は名無しである
12/01/17 16:54:32.32 .net
ライ麦は近所にハルキ訳しか置いてないから未だに手を出せずにいる

353:吾輩は名無しである
12/01/17 20:12:04.93 .net
春樹は最近の作品はダメだけど翻訳はいいと思うよ。
おれは原著厨だけど

354:吾輩は名無しである
12/01/17 21:02:14.51 .net
>>352
原著が少年の語彙らしい簡単な英語ばかりだからそっちで読んでみたらいい

355:吾輩は名無しである
12/01/17 22:07:09.03 .net
ヘッセの思想の源を知りたいんだけど、何を読めばいいのかな
ヘッセが影響を受けてるのはニーチェ、仏教思想ほかどんなのがある?

というかそもそもニーチェと仏教思想を「決定するのは自己」という点でくくりにしていいのだろうか

356:吾輩は名無しである
12/01/18 00:34:41.95 .net
「知と愛」(ほんとうにひどい邦題だ)読み終わった。
ものすごく面白かったぜ!

なぜ原題通りの「ナルチスとゴルトムント」にしないのか!?

357:吾輩は名無しである
12/01/18 10:25:34.44 .net
ユング派の影響が大きいと思う

358:吾輩は名無しである
12/01/18 12:57:32.80 .net
「ペーター・カーメンチント」がなぜ「郷愁」になったのか

359:吾輩は名無しである
12/01/18 13:21:42.38 .net
ま、題名に登場人物の名前ばかりつけるヘッセのアイデアの無さも大概だけどね。

360:吾輩は名無しである
12/01/18 13:25:07.66 .net
タイトルがインパクトあって内容がないのに比べればいいだろw

チア男子とかたいがいだぜ・・・・・

361:吾輩は名無しである
12/01/18 14:15:43.81 .net
まあ邦題は無視すべし


362:吾輩は名無しである
12/01/18 19:51:14.15 .net
高校時代に読んだ「干草の月」をぼんやり覚えている。
少年の ああいう感覚は大人になると無くなってしまう。

363:吾輩は名無しである
12/01/19 09:15:23.36 .net
もったいぶったお堅い邦題のおかげで素晴らしい物語が
敬遠され続けるとしたら腹立たしいではないか。



364:吾輩は名無しである
12/01/19 09:26:11.27 .net
いや~「ペーター・カーメンチント」と「郷愁」は
とっつきやすさとしてはどっこいどっこいだと思うなぁ

365:吾輩は名無しである
12/01/19 09:57:18.97 .net
知と愛、の話ではあるまいか。


ちなみにアマゾンjpでの新潮文庫に対するレビュー数は;

車輪の下(48)
シッダールタ
デミアン(28)
知と愛(17)
郷愁
くぬるぷ
春の嵐
メルヒェン
荒野の狼(6)


ちなみにアマusではシッダールタへのレビューが300以上。以下
デミアン、荒野の狼、知と愛、ガラス玉演戯が100前後で四つ巴。
その他大勢はみんなちょぼちょぼでした。

366:吾輩は名無しである
12/01/19 14:19:56.05 .net
アメリカのアマゾンはシッダールタの電子書籍がなぜか無料だからレビューが一番多い

367:吾輩は名無しである
12/01/19 18:27:59.73 .net
ヘッセの考え方を理解する上で、どちらにしろシッダールタは
デミアンとともに読むべき最上位に位置する作品だと思う

368:吾輩は名無しである
12/01/19 23:44:43.80 .net
「荒野の狼」と「知と愛」は赤裸々でヘビーでかなり面白かったよ。
日本では初期の道徳的で繊細で清らかで青臭いお話のほうが受けるのか。

369:吾輩は名無しである
12/01/20 00:12:33.57 .net
初期を読むとおそらく、「ヘッセって胸にグサグサ来るけど
こんなもんか」で終わってしまうと思う。
一方後期から入っていくと初期が青すぎてどうも…w

俺はシッダールタから読んじゃったけど、
理想としてはやっぱり刊行順に読んだらより一層の感動を得られたと思うわ

370:吾輩は名無しである
12/01/20 00:25:34.31 .net
「ナルチスとゴルトムント」→「知と愛」
「ペーター・カーメンチント」→「郷愁」
「クヌルプ」→「漂泊の魂」


371:吾輩は名無しである
12/01/20 01:14:39.31 .net
作家らしい作家だ

372:吾輩は名無しである
12/01/20 05:40:01.81 .net
ヘッセってオシャレさんだよね


373:吾輩は名無しである
12/01/20 23:42:00.58 .net
くぬるぽ

374:吾輩は名無しである
12/01/21 00:32:36.62 .net


375:吾輩は名無しである
12/01/21 01:46:09.25 .net
ゲルトルート→春の嵐

376:吾輩は名無しである
12/01/21 02:32:26.90 .net
「車輪の下」が他の作品より有名になった理由は「ハンス・ギーベンラート」では無かったからだな。
ヘッセがちょっとは題名を工夫したかいがあったというものだ。

377:吾輩は名無しである
12/01/21 02:41:00.86 .net
私はプロテスタントだ。
<自由共和党>の主催者だ。検索しなさい。
キリスト教界の発展は先生方に任せるとして、
私は、とにかく日本を安全な国にする為に、本格的な用心棒活動でもしようかな?
・・・と近況。

パウロが<罪人の頭>と表現した以上、それ以上の表現が出来ない。

他人の信じる道を侮辱し、馬鹿だなんだとあざけて勢力拡大をする「カルト」組織はまだまだある。
世界にも沢山ある。
そこで、私は<馬鹿の頭>と言おう。

馬鹿に負けたらどういう事になるか?
身をもって体験してもらおう。

私は主にある皇子なんで、
脳内ホルモンは尽きない。
天然型の麻薬かな?
能天気だよ。いつも。
この国の尚武だよ。

これは<証し>でもなんでもないが・・・確実に仕留める。
こういう方針はどうかな?

378:私だ
12/01/21 02:42:00.91 .net
私はプロテスタントだ。
<自由共和党>の主催者だ。検索しなさい。
キリスト教界の発展は先生方に任せるとして、
私は、とにかく日本を安全な国にする為に、本格的な用心棒活動でもしようかな?
・・・と近況。

パウロが<罪人の頭>と表現した以上、それ以上の表現が出来ない。

他人の信じる道を侮辱し、馬鹿だなんだとあざけて勢力拡大をする「カルト」組織はまだまだある。
世界にも沢山ある。
そこで、私は<馬鹿の頭>と言おう。

馬鹿に負けたらどういう事になるか?
身をもって体験してもらおう。

私は主にある皇子なんで、
脳内ホルモンは尽きない。
天然型の麻薬かな?
能天気だよ。いつも。
この国の尚武だよ。

これは<証し>でもなんでもないが・・・確実に仕留める。
こういう方針はどうかな?

379:吾輩は名無しである
12/01/21 03:25:32.73 .net
>>376
確かに。

380:吾輩は名無しである
12/01/21 08:49:09.10 .net
>376
日本ではまあそうかもしらんが、英米では全然人気ないよ。
タイトルのせいで蟹工船みたいなもんかと思われてるんぢゃ(笑)

381:吾輩は名無しである
12/01/23 09:45:09.04 .net
>>344
ライ麦はよんだことないけど人間失格とは比べられんだろ

382:吾輩は名無しである
12/01/24 04:03:52.33 .net
みなさん高橋訳で読んでるのかな。
彼の訳はどうなんだろう。日本語としては読みやすいけど、時に原文のニュアンスを殺している気がする。
あと誤訳も少しある。

383:吾輩は名無しである
12/01/24 06:17:04.50 .net
誤訳指摘出来るほどドイツ語堪能なら訳書読む必要無いだろ


384:吾輩は名無しである
12/01/24 06:33:13.57 .net
>>383
外国語読めない人の意見だね

385:吾輩は名無しである
12/01/24 09:18:32.17 .net
まともにドイツ文学してるなら、こんなところでしょうもないとこ来ずに、
ドイツ文学学会にでも参加するか、その当たりのサークルにでも行けばいいのにね。
それも出来ないから煽るんですよ。

386:382
12/01/24 10:45:34.37 .net
>>384は私ではないよ。そもそも自分も原書をスラスラ読めるような能力はないし他人のことは言えない。
ただ、原文を読んでて時々高橋訳に疑問がわく事があり、別の人の訳ではうまく訳されていることもしばしばあるなと思って。
例えばある箇所で、ヘッセの原文では文末に「!」が連続して書かれていて、文法上も非常に切迫した文章になってるのに、
高橋訳では「!」をすべて取り去って、サラリとした文章で訳してたりとか。
訳し方の工夫一つで原文のニュアンスが再現出来るのに、やらないのは惜しいよねやっぱり。

387:コアラッコ
12/01/29 05:59:37.23 .net
ポルシェ老人というのがいるんだね。
掟ポルシェっていまどうしているんだろう?

388:吾輩は名無しである
12/01/29 16:47:26.05 .net
変な歌を歌っているのを見たことがある。

389:吾輩は名無しである
12/02/09 09:51:13.47 .net
岩波文庫手塚訳『シッダルタ』読んだ。
この訳は格調があって良かった。草思社の岡田訳も悪くなかったけど、
新潮と併せた3つのなかでは岩波が完璧ではないけど一番気に入った。
光文社新訳はでないのかな?

ついでに72年制作の映画がつべにあったので観てみたんだが、
あっさりしすぎてるように思われた。でも40年前のインドの田舎は美しいねえ。
今でもあんな感じなのだろうか。

390:吾輩は名無しである
12/02/10 02:36:33.65 .net
そういえば、少し前に全集で読み直したら破棄された結末とかいうのがあったな

391:吾輩は名無しである
12/02/10 09:19:57.76 .net
>>390
詳しくお願いします。

392:吾輩は名無しである
12/02/12 18:08:51.02 .net
>>391
ゴーヴィンダが再びシッダールタを訪ねると、もうそこにシッダールタの姿はなく
彼もまた森に去っていったことを若い渡し守に聞かされる
というような内容だったと思う。
詳しくはよくわからないけど、原稿かなんかが残ってて参考程度に訳したという感じだった。
全集は最近の臨川書店のだから、図書館にあればいいんだけど。

393:吾輩は名無しである
12/02/14 00:59:06.88 .net
デミアンとシッダールタはどっちが読みやすい?

394:吾輩は名無しである
12/02/14 01:12:02.49 .net
う~んこれは難しい
どちらも言葉自体は平易だし会話や思索に推進力もあるから、
あとはテーマの描き方との相性だろう。

俺はもともと仏教思想に親しみがあったからシッダールタに大変な共感を覚えたが、
前もってヘッセの思想もしくは仏教思想にある程度の理解がないとしっくり来ないかもしれない。

それに対して、デミアンは物語の骨子、テーマはかなり分かりやすく書いてくれているのに対し
フロイトに影響を受けた夢分析的な描写が多く、簡潔な部分と難解な部分が両極端。

ただ一つ言えるのは、ヘッセはその二冊を読む前に
それ以前の作品を何冊か読んできた方がいいってこと。
デミアンとシッダールタはヘッセが生涯かけて悩んできたことへの解答が書かれているから、
いきなりそんなものを味わってしまうのは実に勿体無い。

395:吾輩は名無しである
12/02/14 01:14:31.67 .net
どうせ読む人は何度も読むんだから何から読んでもいいと思うけどね

396:吾輩は名無しである
12/02/14 12:28:36.50 .net
>>394
ありがとう
車輪の下は読んだけど、ヘッセを知るためにおすすめありますか?

397:吾輩は名無しである
12/02/15 00:02:09.11 .net
初期の作品だったら春の嵐なんか好きだなあ

398:吾輩は名無しである
12/02/15 00:14:08.69 .net
新潮文庫で今も出てるか分からないけど高橋健二訳の詩集が好きだな

399:吾輩は名無しである
12/02/15 11:11:02.30 .net
もう新潮文庫の高橋健二訳ガラス玉って再版されないのかな
なんかの本の解説で「新潮社はあっさりと名作を絶版にしてしまうように思う」みたいな発言があったが、全くその通り。

400:吾輩は名無しである
12/02/15 11:30:19.18 .net
新潮社文庫のガラス玉演戯はコレクターズアイテムになってるね。
一時期欲しかったけど、値段の割に小汚いのばかりだったので熱が冷めた。

たまに、そんなレア本があるのも面白いと思うよ。
どうしても読みたいなら、デジタルデータで販売されてるし、全集でも読めるし。

というか、もっと電子書籍が増えてくれたら嬉しい。

401:吾輩は名無しである
12/02/17 14:05:22.62 .net
ヘッセのヒッピー思想への影響は、アメリカでのヘッセ作品の輸入の仕方を見てみるとぼんやりと見えてく
る。ヘッセはポピュラーな作家である分、各国での受け入れられ方の差が割とでかい。よくもわるくも、研
究者という狭い範囲で読まれてきたわけではないので、誤読が多い。ヒッピー思想が何かなどという問いは
無謀であるが、それでもヒッピー思想を特徴付けてみると、西洋文明への絶望からの東洋的神秘主義への傾
倒、といえると私は思う。そのようなヒッピー思想に重なるのは、シッダールダでありデミアンである。つ
まり後期ヘッセの諸作品。アメリカではこれらの作品を中心にヘッセを輸入した。一方で日本におけるヘッ
セは、思春期の多感さ・青春を描く作家としてのイメージが強い。すると、車輪の下を中心とした前期作品
の輸入が積極的に行われたわけだ。しかし、実際のヘッセはあれもヘッセ、これもヘッセ。
仏教的に見えるヘッセ、ユング的に見えるヘッセ、グノーシス的に見えるヘッセ、わがままなヘッセ、世界市民的なヘッセ。
ヘッセは時代の変化により様々な仮面を、ある時は積極的にある時は嫌々に、身に付ける作家であった。
自我の多元化を作品内外で試みている。そのような多元化を行う理由は、彼の生への執着から
であり、永遠への憧れを動機にしているところがあるように私は感じる。
そしてそれはノヴァーリス的なロマン主義でありながらも、当時対立していたゲーテ的な市民としての思想
を凝視した末の、行為であると私は思う。

402:吾輩は名無しである
12/02/17 14:13:45.72 .net
ヘッセ思想がユング思想の影響を受けたというのは、正確に言えば誤りである。デミアンでユング思想への
積極的アプローチがあるが、それはヘッセが自分の思想とユング思想が近い部分があることに気付き、接近
を試みたということだと思う。つまり、影響を受けているというよりも、似ているという感じ。ヘッセのユ
ング的な部分は、ヘッセがユングを詳しく知らないであろうペーターカーメンチントの序ですでに見受けられる。

403:吾輩は名無しである
12/02/17 14:22:02.05 .net
仏教的なヘッセ、というのも周知のとおり誤りである。
ヘッセは自分の考えに、ラディカルに(悪く言えばいいように)仏教的なものを取り入れた。
ヘッセの根幹は西洋的。変化を受け入れながらも、永遠への信仰がある。

404:吾輩は名無しである
12/02/17 14:37:22.28 .net
仮面でないヘッセ、ヘッセの根幹をどのように探れるだろうか。それはやはり、当然といえば当然だが、独
文学としてヘッセを読むことだろう。心理学や仏教などを、ヘッセの根幹に置く読み方は、私は違和感を感
じる。独文学の一つの伝統に、ビルドゥングスロマンがあり、ヘッセはトーマス・マンとともに、よくこれ
を体現した作家である。そこで問題となるのは、自我と社会の比重であり、内面と外面の接触・摩擦・統合
である。ヘッセの言うところの、ふたつの世界をその理解に置くと、彼の文学の揺れ動き悩む様が作品ごと
に感じられる。内面と外面の対立という土台があってこそ、デミアンは彼の転機となる作品になる。ユング
思想にアプローチをかけたことが、彼の転機であるとするという読みは、表面的。

405:吾輩は名無しである
12/02/17 14:45:06.58 .net
反論はないですけど、「心理学や仏教などを、ヘッセの根幹に置く読み方」
なんてしてる人実際にいます?仮想敵をわざわざ創りだしているように思えますが。

だいたいの人は「内面と外面の対立」を念頭に置いて読むからこそ
デミアンに感銘を受けるし評価されてるんじゃないですかね。
皆がユング思想が根幹だと思って読んでたらもっと人気ないですよ、きっと。

406:吾輩は名無しである
12/02/17 14:53:42.03 .net
それと、ラディカルってどちらかと言えば根幹からの変化に使われる言葉では?

407:吾輩は名無しである
12/02/17 15:10:23.58 .net
仮想敵というか、このスレよんでて仏教やらユングやらに注目しすぎだなって思ったんです。もっと他に着
目すべき点があると感じたのです。あと、ヘッセはアイドル的に扱われることがあって、いわゆる俗っぽい
理解があるじゃあないですか。ヒッピーによるヘッセ理解はヘッセの一面に過ぎないと言えると思うんです
。そういうのを敵対視してるところはあるけど、別に誰の論ってわけじゃないから、自分の言いたいことの
ために、無理矢理敵をつくった感はあります。でも、それでもやはり、ヘッセのイメージに対する誤解は、
他の作家に比べ多いと思うんだ。

408:吾輩は名無しである
12/02/17 18:58:59.67 .net
自分には少なくとも、デミアンについてはユングの影響が無いとは考えられません。
・ユングの心理学クラブ訪問
・ユング派の人による治療
・共時性としか捉えにくいデミアンでの描写


仏教的なものは、当時のヨーロッパに於ける仏教解釈の一端なのかと興味深く感じますが、
ヘッセが全くもって仏教に傾倒していたとは感じられませんね。

409:吾輩は名無しである
12/02/17 19:31:01.32 .net
ヘッセの思想と仏教思想は「こう生きていくべき」って話で
ユング思想はそういうものではない気がする。

ヘッセの思想がユング思想に影響を受けているかに関わらず、
「思想」で同列に語るのは何かおかしい。

410:吾輩は名無しである
12/02/17 19:45:36.42 .net
暗に反戦を語っているのは分かるとして、デミアンに、こう生きるべきという描写があったでしょうか?

共時性を使った描写という事にも同意できませんか?

411:吾輩は名無しである
12/02/17 19:54:46.81 .net
思想と学派の違いってことでは

412:吾輩は名無しである
12/02/17 20:21:35.65 .net
ユングの思想とは精神学的な事象の説明論であって、ここで言われている様な宗教的バックボーンに相当する
思想とは違うもの。

表現手法として影響を受けたか? Yes

思想的交わりがあったか? No

ではないだろうか?

413:吾輩は名無しである
12/02/18 10:35:04.37 .net
ヒッピーには根幹に西洋的な既成の価値観の否定というのがあるけど
ヘッセは決して否定というわけではなくて、ましてやその為の東洋思想でもないと思うんだよね
シッダールタで終わらせてもよかったのに、あの後最終的にガラス玉まで書かなければならなかった
ガラス玉なんてまさに西洋だし、でもそれも回帰というのとは少し違うような気がする

414:吾輩は名無しである
12/02/21 13:08:20.77 .net
文明や科学の発展については否定的発言あるよ
ところでヒッピー思想に影響与えたビート作家群がヘッセについて言及してる文献ってある?

415:吾輩は名無しである
12/02/21 17:23:21.61 .net
あの時代でヒッピーをやってみたかったな

416:吾輩は名無しである
12/02/23 18:03:07.24 .net
あんま小説読まないけど岩波のシッダールタ読みました。
シッダールタは川を渡って雅から俗へ。
そして俗を離れ、中間である川に留まる。途中子どものせいで中間からブレるが結局川に留まったんですな。




417:吾輩は名無しである
12/02/23 19:32:01.38 .net
最強の執着を子供と設定してるのはいいよね。

418:吾輩は名無しである
12/02/23 20:25:20.29 .net
中道ってやつですか?


419:吾輩は名無しである
12/02/23 20:49:38.72 .net
俺あんまり読解力ないし読んだのだいぶ前だけど、思うところがある。

川ってバランス感覚的な中道ではなくて
常に移ろいゆくもの、全てを包括したものの象徴として扱われてたような気がする。

というかヘッセには、中道という感覚はないと思う。
無常を知ることで結果的にそこに至るとしても。

420:吾輩は名無しである
12/02/23 21:06:02.19 .net
川の話しって、メルヒェンの中で川下りする話しと通じるものがないかな?

421:吾輩は名無しである
12/02/23 22:22:14.11 .net
>>419

すまん
俺もそういう解釈だけど、あまりに綺麗な構図になってたもんで、「中間」って言葉を使ってしまった。

422:吾輩は名無しである
12/02/23 22:28:35.62 .net
そうだったのか、いや読み取れなくて申し訳ない

423:吾輩は名無しである
12/02/24 05:33:04.89 .net
いやいや
俺の書き方が完全にそうなってたので申し訳ない

ところでデミアンを読みたいのですが、やはり聖書を読んでいないと楽しめませんか?
キリスト教の話が出てきたらその都度調べるとしても、やはり明らかにそれと分かるものばかりじゃないですよね?聖書っぽい言い回しとか

一応カインとアベルみたいな有名なエピソードはある程度わかりますが…

424:吾輩は名無しである
12/02/25 12:33:57.95 .net
なんでヘッセの著作の中でもガラス玉遊戯だけこんなに手に入りにくいの?
ヘッセ全部の文庫が消え失せるなら分かるけど、
新潮文庫であれだけヘッセの作品がある中ガラス玉遊戯のみ絶版になる理由が分らん。

425:吾輩は名無しである
12/02/25 13:26:07.37 .net
俺も昔から思ってた
何か理由があるのかな

426:吾輩は名無しである
12/02/25 13:47:14.35 .net
売れないからだろ

427:吾輩は名無しである
12/02/25 14:30:09.44 .net
郷愁やクヌルプに比べて?
しかもそれのみ消えるレベルの大差で?

428:吾輩は名無しである
12/02/25 15:10:16.10 .net
難解だからじゃないか?

429:吾輩は名無しである
12/02/25 19:41:28.30 .net
手に入りにくいから、読まれないし
読まれないから、余計に難解に感じられるということもないかな
まあ実際に他の作品と比べて難解ではあるけど

430:吾輩は名無しである
12/02/25 20:42:09.86 .net
>>423
聖書読んでなくても十分楽しめる。原罪、カインとアベルあたりの一般的知識があるならok。
一つ読むなら創世記。引用文などは特にないけどね。

431:吾輩は名無しである
12/03/01 16:13:04.90 .net
ゴビンダが愚鈍すぎて泣けた。

432:吾輩は名無しである
12/03/01 17:18:38.40 .net
クーンがうらやましかった

433:吾輩は名無しである
12/03/05 12:33:31.33 .net
ヘッセの思想が「こう生きていくべき」を示している?
そんな普遍的な解答がないことを彼は自覚しているよ。
だから普遍・永遠に憧れる彼は苦しんだわけだが。

ヘッセは読者と共に悩む者であり、教えるとか、教祖的な作家ではないはず。

434:吾輩は名無しである
12/03/05 12:36:42.83 .net
ハナレメ(笑)

435:(将臣)ワナビ津原ランドール川上弘美ピースジェイコブ舞はHN泥
12/03/05 12:39:28.11 .net
↑匿名自演 低学歴ストーカーはなれ目川上弘美「フチなんてよめない。
ぬのおきだ。おかしいな「ぬのおき」というっても
そのまま苗字に漢字変換されない」
◆精神世界ニュース掲示板
(URLリンク(kamiwaza.bb)<)
ごっつい女プロレスラー能面川上弘美猿いかにもくさそう
↓この左の目をひんむいてる写真とか離れ目 能面 キモオタ
URLリンク(www.mammo.tv)
川上未映子 離れ目能面
URLリンク(farm4.static.flickr.com)
ピースが匿名でイケているといってあおっている木村
能面離れ目である
URLリンク(beebee2see.appspot.com)
平野離れ目能面 キモオタがお
URLリンク(bcnranking.jp)
阿部(和重、龍太郎)、も、津原も能面はなれ目で、
全員「リアルとは全員で将臣クンの一族だと
いいはることだ」といっている。川上弘美組でコミュ障低学歴
何度指摘されても漢字(専門用語、フチ)がよめないヌーヌー詐称してる荒らし。




436:*誇りと正義を示せ!☆たった一人の真性モコ帝国華撃団*モコ☆
12/03/07 06:36:34.44 .net
モコはかなり不器用でバカが付くほど正直な人間と言われてます*
だから、モコは損してばっかりです☆
誰にも負けたくない モコのシュンソクは止まらない!☆
モコがシュンソクをはいて走り出したら
モコと笑顔 つかまえるのさ きっと!*
北尾は今、アドバイザーとして 相撲の世界に戻っているらしい*
プロレスと違って相撲界っていうのは いかに甘いかってことだ☆
あそこはホントにぬるま湯なんだヨ。
モコは すっぴんでもキレイな清純派アイドルに 敵意をむき出し!*
*イヤらしい目でチンポを品定めする恥垢痴女☆モコ*
LOVE is OVER…
愛が終わるのは トテモ悲しいことだけど
それも 前に進むためには 必要なことなのかもしれないネ*
悲しいけれど 終りにしよう  きりがないから
ワケなどないよ ただひとつだけ モコのため ☆
MOCO is OVER…  若いあやまちと
笑って言える 時が来るから 泣くな男だろう
モコの事は早く忘れて  モコはあんたを忘れはしない
誰に抱かれても忘れはしない
きっとモコの最後の恋だと思うから~♪*
ウンコの被害者に対しても、モコは完全に〝知らん顔″☆
裁判においても、モコには、その罪を償おうなんていう誠意は全くない☆
裁判でも終始、「モコの知ったことじゃない*」
と言わんばかりの態度だったという☆  いかにもモコらしい話だ*
やはり、卑しい人間というのは、どんなに よくしてやってもダメだ☆
昨日の花火大会は ウンコのパレード!☆
モコを願う時 募るモコへの想い あふれて 眠れない夜*
誰にも負けたくない  モコがシュンソクをはいて走り出したら
ウンコがあふれ出す!*  ウンコが止まらない!☆
モコの恋は止まらない  まだモコが知らない
この胸の高鳴り  モコと明日 手に入れるのさ きっと!*

437:吾輩は名無しである
12/03/11 16:56:35.08 .net
教祖的作家を教えて
強力な奴を


438:吾輩は名無しである
12/03/12 08:13:32.12 .net
ニーチェ

439:にゃむ
12/03/12 08:41:45.39 .net
……の師のショーペンハウエル

440:吾輩は名無しである
12/03/12 10:16:40.26 .net
マルクス

441:吾輩は名無しである
12/03/12 11:44:14.85 .net
ホイットマン。
詩人だけどヘッセ的なものを持ってると思うよ。

442:吾輩は名無しである
12/03/12 11:47:17.05 .net
マルクスは妄想垂れ流しのSF小説家

443:吾輩は名無しである
12/03/12 12:21:34.94 .net
群像今月号掲載の川上未映子「お花畑自身」は川上弘美「真鶴」のパクリ。
「イン歯ー」「ポカリ」いよいよ妄想ネタも尽きてきたか・・・・

444:吾輩は名無しである
12/03/14 11:04:27.36 .net
ウィルソンの『アウトサイダー』ってヘッセ読んだのかな?
出版年からして可能性あるんだけど、もし読んだのなら反応気になる

445:吾輩は名無しである
12/03/14 12:57:58.40 .net
中島義道のマジョリティーという概念も同一

446:吾輩は名無しである
12/03/14 13:05:52.87 .net
コリン・ウィルソンはヘッセとドスト好きのアンチシェイクスピア。

447:吾輩は名無しである
12/03/14 13:48:47.88 .net
群像今月号掲載の川上未映子「お花畑自身」は川上弘美「真鶴」のパクリ。
「イン歯ー」「ポカリ」いよいよ妄想ネタも尽きてきたか・・・・

448:吾輩は名無しである
12/03/14 20:40:07.05 .net
もう三十年くらい前かな。
ヘッセの全集が出版された。
当時中学生だったから、欲しくても買えなかった。
文庫本を買ってよんだ。


449:吾輩は名無しである
12/03/14 23:29:13.14 .net
>>448
自分も文庫で集めてます。
何度読んでもいいですよね、ヘッセ。

450:コアラッコ
12/03/16 18:43:57.23 .net
ハンス君は息抜きも必要だよ。

451:吾輩は名無しである
12/03/17 10:25:04.45 .net
ハイルナーとキス

452:吾輩は名無しである
12/03/17 11:49:06.56 .net
同時代のドストはともかく、
コリン・ウィルソンがどうやってヘッセ読むんだーw



453:吾輩は名無しである
12/03/17 12:05:33.44 .net
コリン・ウィルソンは1931年生まれだ.
勝手に殺すな。

454:吾輩は名無しである
12/03/24 02:34:06.24 .net
新潮の本は大体読みつくしてしまったんだけど、
草思社から出てる諸々の本はどうかな?
啓蒙本っぽいイメージがあるんだけどどうなんだろう

455:吾輩は名無しである
12/03/24 02:41:57.92 .net
長編ではガラス玉演技だけが未読で残ってる。新潮文庫で読めるのは全部読んだからだが…

456:吾輩は名無しである
12/03/24 06:07:52.82 .net
>>455
「ガラス玉演技」は新潮文庫で出てるでしょ。
品切れ中かもしれないけど。

457:吾輩は名無しである
12/03/26 11:21:17.26 .net
あれ、品切れ中というの?

絶版と言っていいんじゃないかな。

458:吾輩は名無しである
12/03/26 11:48:19.99 .net
いやいや普通に絶版でしょ
もはや新潮でガラス玉読みたいなら古本屋行くしかないよ

459:吾輩は名無しである
12/03/26 12:04:20.26 .net
古本は1万とか2万とか凄い値段ついてたよ。

最近見ないけど

460:吾輩は名無しである
12/03/26 17:18:00.55 .net
新潮文庫のはまだ一度も見たことないな
角川のは何年か前に古本屋でみたけど

461:吾輩は名無しである
12/03/27 10:38:22.20 .net
電子書籍だと新潮と同じ高橋訳が上下巻でそれぞれ700円くらいで買える

462:吾輩は名無しである
12/03/27 10:52:20.66 .net
電子版とブッキング復刻版と角川文庫持ってる。

電子版がいつでも持ち歩けて良い。

463:吾輩は名無しである
12/03/27 15:14:44.46 .net
古本で良いならスーパー源氏で検索すれば新潮全集の端本で1,000円前後で手に入るよ。


464:吾輩は名無しである
12/03/30 00:57:57.77 .net
ヘッセって一元論だな

465:吾輩は名無しである
12/03/30 07:45:55.99 .net
>>464
さよか?
「ナルシスと~」なんかは二項対立から考え始めてるんじゃないの。
まあオチは二つがくっついて一つになる~みたいになっちゃったけどw


…確かに一元論だなwwww

466:吾輩は名無しである
12/03/30 13:30:11.39 .net
いやいや
デミアンの「公認された神の世界」と「黙殺された悪魔の世界」は二元論じゃないか?
荒野の狼だって、(一元論とかいう話からはそれるかもしれんけど)人格は多元的なカオスが構築すると書いているし

467:吾輩は名無しである
12/03/30 15:58:33.18 .net
おれはデミアン読んで印象としてはスピノザっぽいと思ったね
対立を作るってところは2元論っぽいけど結論は一元論

468:吾輩は名無しである
12/03/30 17:28:36.56 .net
デミアン細部忘れた。
ちょっと読みなおしてくるわ。

469:吾輩は名無しである
12/03/31 03:30:23.69 .net
もちろんヘッセは好きな作家なんだけど、ヘッセはものすごく主語が長く(多く)ない?
述語に入ってから最初の主語を忘れてるってこともある

470:吾輩は名無しである
12/04/01 23:27:10.39 .net
高橋訳で郷愁読んでるのだが、ボピーが出てくるシーンが唐突すぎないか?


471:吾輩は名無しである
12/04/02 10:16:34.06 .net
2元論ってどういう意味ですか?

472:吾輩は名無しである
12/04/03 07:43:01.51 .net
「人間は弁証法的に発展する」という現在は忘れられた命題の変奏

473:吾輩は名無しである
12/04/06 13:20:15.20 .net
古本屋で見つけた。
存在すら知らなかったけど短編集みたいだ

URLリンク(beebee2see.appspot.com)


474:吾輩は名無しである
12/04/06 13:55:54.06 .net
>>473
いいな~。Amazonにもないし、読みたい。

475:吾輩は名無しである
12/04/06 14:08:19.33 .net
昭和43年刷で定価100円
古本屋で105円だったよ。

URLリンク(beebee2see.appspot.com)


476:吾輩は名無しである
12/04/09 01:18:24.94 .net
羨ましいなコノヤロウ!

477:吾輩は名無しである
12/04/09 18:28:42.62 .net
シッダルタって仏教の知識ほぼ無しでも理解できるものでしょうか?

478:吾輩は名無しである
12/04/09 19:22:51.04 .net
中途半端に日本的仏教観が有るより素直に読めるのではないでしょうか。


479:吾輩は名無しである
12/04/11 12:29:13.89 .net
ヘッセとかキルケゴールとか精神病患者を褒めてる。
推奨してるようにすら思われる。芸術家は自分が精神病なのを伏せて活動する人と
そうでない人がいるけど、ヘッセは伏せてないか。
荒野の狼は面白い。どこ読んでも面白い。
文明に対して人間が戦争を起こす幻覚の描写とか、そこで、小学生時代の男らしい同級生が出て来る。
あそこは、俺は、ギャグなんじゃないかと思う。まあ、思索が価値がないとこがない感じがする。
読んで、全部の考えが解った訳じゃないが。

480:吾輩は名無しである
12/04/11 12:35:35.60 .net
時間は存在しない。とか言うのが解らないのは素朴な知性だとか、
そんなに頭の良くない知性だとか、ショーペンハウアーが、書いてる。
ヘッセも書いてたと思う。ついでに書くとクリシュナムルティとかヘンリーミラーも。
でも、時間は存在しない。とか言われても俺は解らない。
どういう事なのか。まあ、本で読んで知識で解ったとしても、
自分が、掴めて解った訳でもない。

481:吾輩は名無しである
12/04/11 12:41:19.47 .net
人格が統合したものだとかいうのは、どんな人間でも信じたがる誤りだとか
そんな意味の事を書いてた。一元とか二元とか言う言葉の意味は俺はそんなに解らないが、
人格という物はそういう統一したものでなく、一つの束だとか書いてる。
そう感じだした人間を民衆は病院に入れる。真理の声を聞かされる事が無いように。
一元のものを二元にした時点でその人間はほとんど天才だ。

とかそんな内容の事ヘッセは書いてたと思う。
こんなの日本の精神科医が読んだら何て言うだろうw

統合失調症の兄が自分が統合失調症だと医者に指摘されて自分は統合失調症じゃないと怒ってたのを思い出す。
「ヘッセとかあんな人が統合失調症だった訳が無い」とか兄は言ってた。

482:吾輩は名無しである
12/04/11 12:42:58.13 .net
統合失調症の人間ってのは、幻覚が見えたり、他の人が見えない裸の主婦とか立ってる訳だけど、
何でそういう症状を『分裂症』とか呼んでたのか?

483:吾輩は名無しである
12/04/11 12:43:47.69 .net
多重人格の人間を分裂症とか呼ぶんなら、名称として納得出来なくもないよな。

484:吾輩は名無しである
12/04/11 18:53:45.95 .net
精神って1つ2つと正確に数えられるもんじゃないし、細胞みたいに物理的に分裂する訳もないからね
精神分裂って言葉はいまいちピンとこない

485:吾輩は名無しである
12/04/11 20:39:29.00 .net
むしろ分裂していない精神なんかあるのかな

486:吾輩は名無しである
12/04/11 20:59:37.17 .net
もの凄い極論を言うと、
幼児期に事故で高いところから落ちて以来、高所恐怖症の男がいる、と。
でも、霞が好きだから、春になるとわざわざマンションの屋上なんかに足繁く通う。
他人から見たら「なんであいつ高い所嫌いだって言ってるのに、あんなところに行くんだろう?」と思うよね。
つまり、「高いところを忌避する人格」と「高いところに向かう人格」で分裂。
それが「人格カオス説」みたいなものの本質だと思ってるけど。それが「精神分裂」とか「パラノイア」と同一視できるのかは知らんけど。

書きながら、「高い所は嫌いだけどそれに勝って霞が好きだっただけじゃん」って思ったけどここまで書いたから書き込んじゃえ

487:吾輩は名無しである
12/04/11 21:11:57.03 .net
エソロジーでは葛藤状態を脱するために何らかの転位行動が惹起される。
それは精神分裂とは異なる。

488:吾輩は名無しである
12/04/11 21:35:21.55 .net
精神は宇宙そのもの

489:吾輩は名無しである
12/04/11 23:07:23.53 .net
なんか不在論とか唯心論みたいだなあ、東洋的だ

490:吾輩は名無しである
12/04/12 08:50:04.86 .net
『シッダ―ルタ』読み返してみることにしました。

491:吾輩は名無しである
12/04/12 09:24:30.84 .net
俺はデミアン読み返すことにした

492:吾輩は名無しである
12/04/12 20:10:33.41 .net
幻覚とか幻聴は人間の頭が作り出したもので、
自分の頭の中の声が外側から聞こえるようにまでなったもんで
それがもう一つの人格なのか。でも、裸の主婦がいたからって
それが自分自身の中の人格の中の一つなのかな。
何でああいうのを分裂症とか言うのか。

493:吾輩は名無しである
12/04/12 20:22:37.36 .net
語源の問題か。誰が名づけたのかな。

494:吾輩は名無しである
12/04/12 21:26:57.97 .net
やっぱそれはアニマ(逆だったらアニムス)じゃないかなあ・・・
まるで夢占いの世界だ

495:吾輩は名無しである
12/04/25 17:32:07.61 .net
シッダ―ルタ読了。
内容豊富な宗教的な人格向上小説です。
「シッダ―ルタは使命を受けている。」
他人と比較しない点が印象深い。

496:吾輩は名無しである
12/04/25 19:48:49.73 .net
自分は自分に成る

というテーマは見事だったな、シッダールタ

497:吾輩は名無しである
12/04/25 21:29:31.34 .net
シッダールタはガラス玉演技の中の懺悔聴聞師、インドの履歴書に昇華した


と、思う。

498:吾輩は名無しである
12/04/26 16:11:51.92 .net
市民は放蕩者と聖者の両極端の中間だとかいう描写。
あの三つはこの世界の全ての人間が多分あてはまる。
言ってみればあの説明で世界中の全ての人間をザッと書いたんだろう。
市民か放蕩者か聖者かのどんな人間にせよ、あてはまるんだろう。

ホームレスやニートは市民かと言えば、大体が市民だろう。
無神論者は、聖者と放蕩者の、中間かと言えば、やっぱりそうなんだろう。
牧師は市民だろうし坊主も市民のようだ。
まれに、町内にも、人知れず、坊主や牧師や信仰者より聖者に近い人間が暮らしてたりする。
ヤクザや変態は市民かどうかが気になる。

499:吾輩は名無しである
12/04/26 16:15:54.80 .net
市民は税金払ってたり働いてるかどうかじゃないわけだな。

500:吾輩は名無しである
12/04/26 19:52:40.32 .net
いや、誤爆でないの?

501:吾輩は名無しである
12/04/27 16:20:25.55 .net
>>500
荒野の狼の市民性の説明。

ヤクザも多く市民だろう。
精神病院の患者は?精神病院の患者とかはどのくらいが市民で
どのくらいが市民じゃないだろ

502:吾輩は名無しである
12/04/27 16:21:52.64 .net
市民はいろんな両極端の中間であろうと常にする試み。
犯罪者も多くヘッセのこの説明によれば市民かもな。

503:吾輩は名無しである
12/04/29 16:44:15.26 .net
あれは市民全体の一般法則というより
個人の人物描写だそうな

504:吾輩は名無しである
12/04/29 16:47:02.66 .net
でも、個人の事を書いてると思えない。
個人と言うより全体の事だと思う。

505:吾輩は名無しである
12/04/30 21:06:00.25 .net
市民という言葉は
ヨーロッパの産業社会に登場した中間的富裕層という意味の市民ではない?

506:森ノ内
12/04/30 21:37:47.67 .net
トニオ・クレーゲルに直接関係ないにしても、
市民に対置されるのは、芸術家辺りではないかと想見しています。
価値観が、一般市民とかけ離れていそうだし。^^;


507:吾輩は名無しである
12/05/02 07:57:36.18 .net
↑正解だろうと思います。一票。

508:吾輩は名無しである
12/05/03 05:51:51.08 .net
ラオデキヤにある教会の使いに書き送れ

509:吾輩は名無しである
12/05/26 20:03:22.98 .net
ヘッセ全集持ってる人いる?
ガラス玉演技の巻だけ買おうと思うんだけど・・・

510:吾輩は名無しである
12/05/26 20:34:50.80 .net
>>509
俺もガラス玉欲しいが高い。
文庫にしてくれ~

511:吾輩は名無しである
12/05/27 01:26:58.82 .net
俺は↓スマホに入れて読んだ。
URLリンク(www.gutenberg21.co.jp)

512:吾輩は名無しである
12/06/04 16:52:08.28 .net
ヘッセと文通してた日本人が
広島でヘルマンヘッセ文学館やってるらしいが
行ったことある人いる?
西反田さんって方だけど


513:吾輩は名無しである
12/06/09 04:48:41.52 .net
>>2



514:吾輩は名無しである
12/06/13 12:21:17.87 .net
メルヒェン最高

515:吾輩は名無しである
12/06/17 00:21:12.61 .net

 >つまり、君はそういう奴だったんだな (少年の日の思い出)

516:金神辯天
12/06/18 19:59:22.51 .net
悪夢から目覚めたときの暗澹たる風景。
社会悪必要悪存在悪絶対悪
人間が現実に目覚めたとき
忌まわしいゴミ屑の山
冷血漢の無残な姿
一体野郎達は何がしたいのであろうか?
便所の水は甘いぞ
蛆虫たちは便所の水に群がり
中身のないゴミ屑を漁るだけである

517:吾輩は名無しである
12/06/19 01:50:36.89 .net
>>516
おまえくさいんだよ。

518:吾輩は名無しである
12/06/19 17:08:54.60 .net
ごめんなさい

519:吾輩は名無しである
12/06/24 18:02:18.61 .net
  >ヘルマン・ヘッセ
を仏語読みすると
  >エルマン・エッセー
でよかったでつか?


520:吾輩は名無しである
12/06/28 14:14:03.14 .net
復刊のガラス玉演戯、いつのまにか再発売されてるぜ。

しかし、自分でも持ってるけど四六版で二段書きってのがイマイチ。
そして値段がけっこうする。

521:吾輩は名無しである
12/06/29 14:12:11.94 .net
いつのまにかっていうか、ずいぶん前ですよん

522:吾輩は名無しである
12/06/29 15:18:23.13 .net
そうですか。
自分が手に入れようとしてた頃は、しばらく復刊も売り切れ状態だったので。

523:吾輩は名無しである
12/06/29 19:35:26.35 .net
ヘッセの後期は思弁的になりすぎ
デミアン以降はほぼ全て失敗作
相反する性格の登場人物を用意して対話しながら自己になるっていう
自分探しのために無駄な描写盛り込んだみたいな
車輪の下の頃のような叙情性がもはや無くなった

524:吾輩は名無しである
12/06/30 01:26:44.19 .net
失敗作って表現はおかしい
それは作者だけが使える言葉だ

525:吾輩は名無しである
12/07/02 01:02:19.28 .net
むしろ車輪の下のほうが、好きじゃない
単純に、「学校教育が個の輝きを色あせたものにする」というテーマが
現代のアメリカナイズされた日本において、陳腐で手垢まみれなものになってきてるからかもしれないけど

526:吾輩は名無しである
12/07/02 02:16:16.88 .net
ヘッセは厨二病の星

527:吾輩は名無しである
12/07/02 06:32:44.71 .net
でも後期ヘッセはどうせこういうことが言いたいんだろって直感したことを、本当に登場人物に語らせてヘーゲル弁証法的なつまらなさがある
聖母の泉なんてナルチスとゴルトムントに理性と感性を象徴させたうえで分かりきった対話をさせてて薄ら寒い
前期の小説を読んで感動したあとだからなおさら残念

528:吾輩は名無しである
12/07/02 12:42:15.73 .net
ヘッセは難解と言われるけど、ある性質を持ってる人には一読しただけでスッと入って行けるのかな
分かりきった事とは思わない人には逆に興味をそそられて魅力的に映るかも知れない分かるけど厨二だって一蹴する輩も居るかも知れないしね


529:吾輩は名無しである
12/07/02 22:00:49.44 .net
ヘッセはうつ傾向の人だと一発でハマると思う
特にデミアンやシッダールタは涙がチョチョ切れる

初期の作品は共感してもらえるだけだが、
ヘッセ自身が立ち直った後の作品は強い励ましの言葉が書かれてるからなぁ

>>523>>527の言ってることもよく分かる。
ただ、俺の場合は小説の作りよりもそういった根本思想の方を重視して好き嫌いが決まる。

530:吾輩は名無しである
12/07/02 22:06:36.31 .net
春の嵐なんてさ、初読はいいけど、一度後期を読んじゃうともう読む気がしない。

恋人が友人に盗られる苦悩の描写は、ウェルテルに勝るとも劣らない迫力があるが
一方でそこからの立ち直りに全く説得力がないw
この時点じゃヘッセ自身に明確な解答がないんだな、って透けて見えちゃう。

まぁ車輪の下は最終的に破滅する話だから解答なんてなくても大丈夫だと思うけど。

531:吾輩は名無しである
12/07/02 22:43:14.19 .net
ヘーゲルの弁証法的構成は面白くて精神が高揚するんだよね俺の場合。

ヘッセは初期も後期も好きだし。
まあ春の嵐を再読しようとは余り思わないが、車輪の下は何度も読み返してるし、
デミアンはもっと読み返してる。クヌルプや青春はうるわしのような小品も好きだし、詩も良いし。
ナルチスとゴルトムント、荒野のおおかみは読んでいて高揚するね。
結局ヘッセは一番好きな作家だ。


532:吾輩は名無しである
12/07/03 00:20:34.81 .net
>>531
メルヒェンもいいよね。

533:吾輩は名無しである
12/07/04 00:46:16.17 .net
聖母の泉いま読んでるがゴルトムントが修道院ぬけだしたあたりから面白くなってきた
クルチウスが全体がロマン主義とリアリズムの融合したドイツ中世の驚嘆すべき多彩な姿である。果実のようににおうばかりで瑕ひとつない。と書いてるだけある

534:吾輩は名無しである
12/07/06 18:32:11.54 .net
ヘッセすごくわかりやすいと思うが、何で難解とか言うのかわからないんだけど・・・・・

535:吾輩は名無しである
12/07/08 14:36:46.58 .net
シッダルタ、デミアン、荒野の狼を読んだ、かつてのヨーロッパ人の感想なんじゃね?

うっすら仏教かじってて、中二病を体験し、ラリパッパ世界の存在も認識している
現代日本人には難解なところはなにもないけど。

536:吾輩は名無しである
12/07/09 01:34:27.31 .net
東洋思想的なところあるからね、ヘッセ
だから日本人にしっくりくるのかも

537:吾輩は名無しである
12/07/09 01:45:14.52 .net
デミアンはドラえもんを読むようにスラスラ読めた


538:吾輩は名無しである
12/07/09 09:08:01.96 .net
ドラえもん・・・読むものだったのか?w

539:吾輩は名無しである
12/07/09 10:33:42.96 .net
実は俺もジンクレールの少年時代はのび太を思い浮かべてたw
フランツ・クローマーはジャイアンな

540:吾輩は名無しである
12/07/16 01:49:31.36 .net
最後にほうは『銀河鉄道の夜』を思い浮かべてたな
2人の少年がいて、どちらか一方がじんわり消えていく、みたいな

541:吾輩は名無しである
12/07/16 02:14:23.52 .net
デミアンは好きなんだが、なんかデミアンの母親が妙な変容をみせていくところは良く分からなかった覚えが

542:吾輩は名無しである
12/07/16 02:25:09.19 .net
デミアンの母親が、卵とか雛がどうとか言ってくれる台詞は最高

543:吾輩は名無しである
12/07/19 20:23:03.62 .net
ファルドゥムいいね、!

544:吾輩は名無しである
12/07/19 20:38:35.49 .net
藤原新也が著作の中でヘッセの「シッダールタ」を勘違いの極みって皮肉ってたな。

545:吾輩は名無しである
12/07/19 20:53:44.26 .net
まず藤原新也って誰だよ

546:吾輩は名無しである
12/07/19 21:10:55.09 .net
ワイン利きの、なっつったっけ、あーゆーの?
「この料理にはこのワイン」とかって。

オレ、甘い酒って嫌いで飲まないから、どーでもいいけど。

たしかその人だったよね?

547:吾輩は名無しである
12/07/19 21:26:41.00 .net
カイジの人か

548:吾輩は名無しである
12/07/20 10:27:25.40 .net
デミアン読了。う~ん、確かに評価が難しい作品ですね。
構成は面白かったです。

549:吾輩は名無しである
12/07/20 11:20:42.47 .net
>>544
その著書読んでみたい。
何を勘違いだと感じたのだろう。

ヨーロッパの仏教研究者って、仏教国の一般人よりはブッダの思想を理解していたようだし。

550:吾輩は名無しである
12/07/20 15:41:57.37 .net
漫画じゃないのか?

551:吾輩は名無しである
12/07/20 20:14:52.15 .net
そんなこといったら日本の仏教こそ勘違いの極みかと
良いか悪いかはまた別として

552:吾輩は名無しである
12/07/21 14:14:58.84 .net
好き嫌いの差でしかないな
学説に添ってれば誰もが文句なしでそちらを取るとは限らないから
ヘッセが好きなやつは仏教の正しい知識がどうとかよりヘッセがああいう作品を書いたことに共感するんだろ

553:吾輩は名無しである
12/07/21 18:45:51.43 .net
ブッダに会って尚、それとは違う悟りを探そうとするなんて、仏教圏の人間には思いつきにくいのではないか?
と思った。

554:吾輩は名無しである
12/07/21 23:05:30.60 .net
>>546
写真家兼作家だよ。社会派系のね>藤原新也

昔、彼の本を何冊か読んだ記憶がある 「東京漂流」「渋谷」「空から恥が降る」
何となくこう・・・社会や人間の裏側を冷たく描写(写真付き)してるって感じだったかな



555:吾輩は名無しである
12/07/21 23:32:10.76 .net
へえ
なんとなく名前は目にしたことがあったけど、どういう写真を撮っているんだろう
今度本屋で立ち読みしてみるかな

556:☆イッた瞬間に子宮が降りてきて チ○ポを吐き出し 潮を吹くモコ*
12/07/22 20:43:36.17 .net
万国のネトウヨよ! 今すぐ 団結せよ!*
AKB48からHKT48へ移籍した指原莉乃が22日、
タモリが総合司会を務めるフジテレビ系特番『FNS27時間テレビ』内で、
単独ライブ「指原たった1人の残念ライブ」
(会場は東京・台場の合衆国スタジアム)を行った!☆
指原が1人で「会いたかった」を歌う中、
ステージに前田敦子、高橋みなみ、渡辺麻友らAKB48のメンバーが現れ、
「会いたかった、さしこ~」と歌って感動の再会を果たし、
“団結”をアピールした!* 今こそ 団結せよ!☆
バラモン兄弟よ! お前ら!☆
あんな ハゲをバカにしたヘアースタイルをしていたら、
死んで地獄に落ちて 生まれ変わったら 全体ハゲ(真性ハゲ)になって
生まれ変わるぞ!*
モコのキンタマの大きさ=バスケットボール大!*
ズルムケした時期=赤ちゃんの時だ!☆
好みのタイプの女性は 天地真理と渚ゆう子と欧陽菲菲(オーヤンフィフィ)だ!*
エドガーベインズ上院議員様がおっしゃるとおり モコは狂気の沙汰だネ…*
モコには社会的責任を感じ取る神経が完全にマヒしてるんだよネ(*)((Φ))
これからは「ウンコウーマン」の時代だ!*
南無妙法蓮華経南無阿弥陀仏☆
長年にわたって「原子力ムラ」の中心で活動していたヤツらに
これ以上 甘い汁を吸わせるワケにはいかない!*
そんな 弱い心でどうするんヤ!☆  もっと強くなりなさい!*
いっしょに がんばりましょう☆
でも つらかったら ムリしなくてもイイんですよ*
だいじょうぶですよ!☆
CIAの情報戦略の3Sはスポーツ、セックス、スクリーンの三つだ☆
CIAが背後に存在する正力氏が創設した日本テレビ放送網は、
プロレスや野球などのスポーツをテレビ放送網に乗せて、
民衆の関心をスポーツなどに振り向けることに尽力してきた*
プロレスファンとはCIAの情報戦略に
みごとに洗脳された家畜どものことだ!☆

557:吾輩は名無しである
12/08/08 04:26:23.44 .net
ヘッセの後期作品は高校生くらいがあまり勘違いせずに読むのには向いてると言う感じかなw

皮肉じゃなくて、文明批判の割には落としどころがわりと素直、だから今でも愛読されるのだろ
あの時期の欧州の画家作家なんて大戦ショックでだいたい内面に沈潜して変な精神世界に嵌まってるじゃん

558:吾輩は名無しである
12/08/08 12:10:07.40 .net
後期作品第一作目『デミアン』の落としどころって素直?
曖昧じゃないですか?

559:吾輩は名無しである
12/08/13 22:16:24.61 .net
松任谷由美も十代の頃、ヘッセやタゴールを読んでたらしいね。

560:吾輩は名無しである
12/08/26 15:08:34.23 .net
新潮文庫で車輪の下の特別カバーでちゃったな
あれあんま好きじゃないのになー

561:吾輩は名無しである
12/08/27 19:42:07.43 .net
>>560
はげど
ヘッセならあれより他に読ませるべき本があるだろうに

晩年ヘッセも当時は力不足だったから今では満足いかない本みたいなこと言ってるし

562:吾輩は名無しである
12/08/27 20:18:39.64 .net
そうそう。デミアンがちょうどよかったと思うな。

563:吾輩は名無しである
12/09/04 21:04:13.55 .net
皆のヘッセのベスト作品教えてくださいよ

564:吾輩は名無しである
12/09/04 22:13:51.45 .net
1.ガラス玉遊戯
2.デミアン
3.シッダールタ

565:吾輩は名無しである
12/09/10 17:33:28.77 .net
クヌルプは最高のニート

566:吾輩は名無しである
12/09/12 00:26:19.97 .net
>>565
ワロタ
この一文なかなか破壊力あるな

567:吾輩は名無しである
12/09/12 04:18:15.71 .net
読んだ中では車輪の下が一番よかったかな
でももしかしたら聖母の泉がはるかに完成度高いかも
相当分量あるのに2,3週間で一気に読んだし
ヘッセはストーリーの筋が薄くて泉もやはりそうだったが心理、情景描写がすごいわ

568:吾輩は名無しである
12/09/12 08:30:18.25 .net
ヘッセは心情の変化自体がストーリーだからなぁ

569:吾輩は名無しである
12/09/12 16:02:34.96 .net
古書店で角川のガラス玉遊戯見つけたんだけど、564を信じて買っていいのか


570:吾輩は名無しである
12/09/12 19:35:03.19 .net
遊戯は訳が古くて読むの大変だよ。
新潮の演戯でも前半は結構読むの大変だと思うけど。

571:吾輩は名無しである
12/09/12 19:38:29.93 .net
一度、演戯を読んだ後に遊戯も買って再読してみようとしたけど、途中で挫折した。

572:吾輩は名無しである
12/09/12 23:26:07.15 .net
じゃぁちょっと図書館でまず高橋のみて見ます

573:吾輩は名無しである
12/09/13 17:47:53.21 .net
ヘッセ知ろうとデミアン読んだが物足りなかったかも
二項対立の中でもがいてるもの自体は好きだが、トーマス・マン、
ヴォネガット、吉本隆明、高橋源一郎(初期)、草野マサムネ(歌詞)あたりの方が
自分にとってはデミアンよりいいかなと思った
戦争のシーンで主人公が人を見くびっていたのを悟ったと語るシーンあったけど、
まさにそうで、その色が少し強すぎたように思う。いわゆるほんの少し厨二病すぎたという感じ

574:吾輩は名無しである
12/09/13 18:59:12.08 .net
ヘッセを知ろうとデミアンを選んだ処がちょっと間違いだったのではないでしょうか。
デミアン、ステッペンウルフ辺りは少し異質な作品です。

初期のペーターカーチメントやゲルトルート、後期のナルチスとゴルトムントやガラス玉演技辺りも読んでみては?

575:吾輩は名無しである
12/09/14 00:25:16.25 .net
ガラス玉はヘッセが好きじゃないと序文で投げると思う


576:吾輩は名無しである
12/09/14 18:39:34.61 .net
初期~後期である程度ハッキリした変化ってあるの?
個人的には厨二成分は抑え目で(便宜的に厨二って単語使ってるだけなのでそこのツッコミは勘弁)、
深刻だけどもしなやかに潜ろうとしてる耽美ある文体を求めてるんだけどどうでしょう

574さんのレスになかったシッダールタ、クヌルプあたりも気になってる


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