【ライ麦】サリンジャー総合【グラース】at BOOK
【ライ麦】サリンジャー総合【グラース】 - 暇つぶし2ch269:吾輩は名無しである
13/10/09 08:46:16.21 .net
個人的な受け取り方で言うと、この作品の魅力はホールディンの心の傷に由来
しているのではないかと思う。野崎訳はそれをビタースィートな青春の一ページ
大人になるための通過儀礼、ホールディン君がんばれよみたいな解釈に思われたが
村上訳では、ビタースィートな回復可能な心の傷でむしろ糧になるようなものではなく、
解決不可能な心の闇、ひいてはアメリカの病理としているらしい。
二冊は作品解釈が全く違うらしい。

270:吾輩は名無しである
13/10/17 13:16:12.82 .net
遺作の翻訳は村上春樹ではない方がいいような気がします。
なんにしても早く読みたい。

271:吾輩は名無しである
13/10/21 19:29:07.90 .net
一部で最高峰の翻訳者とまで言われてるのに全然話題にならない柴田サン…

272:吾輩は名無しである
13/10/22 18:36:48.62 .net
サリンジャーの遺作のなかに、ジェーン・ギャラガーに相当する人との
再会なり交流があったらいいと思う。秘密のベールに隠された彼の人生に
幸せがあったと願いたい。

273:吾輩は名無しである
13/10/23 19:03:03.34 .net
書いたとは限るまいよ。

274:吾輩は名無しである
13/10/23 21:22:14.54 .net
柴田元幸の翻訳は最高峰ですが、当人も含めて
周囲が出版を躊躇しているような
空気がうかがえます。
村上春樹の友人だからか?

275:吾輩は名無しである
13/10/29 05:50:59.61 .net
>>224
「兄さん」より「あなた」のほうが適切だと思う。

276:吾輩は名無しである
13/11/14 01:33:10.15 .net
>>269
なんとなくそれは昔から言われてる代表的なライ麦の解釈のひとつと
村上春樹の作品世界の解釈のようでどっかで聞いたような感じなんだが

277:吾輩は名無しである
13/11/14 09:28:12.83 .net
>>276

だから野崎訳と村上訳とではライ麦の作品理解が異なっているということ。
(村上春樹の作品世界の解釈ではなく)

サリンジャーは非常に技巧的で下手をするとさらっと表面を読ませてしまう。
しかしその本質はもっと深く、そのうえかなり直球勝負している。そこに近づく
ために新たな村上訳がでたのは理にかなっていた、と思います。

278:吾輩は名無しである
13/11/18 21:04:42.70 .net
>>228
幼女といっても主人公とは6歳ぐらいしか違わないだろう?ロリコンでもない。

279:吾輩は名無しである
13/11/18 22:46:53.56 .net
フィービー=ジェニー=サリー???
純情に泣ける。

280:吾輩は名無しである
13/12/11 21:43:42.89 .net
>>203



281:吾輩は名無しである
13/12/11 22:43:10.80 .net
日本だと「ライ麦畑でつかまえて」って題名で有名だけど、これは野崎さんの訳で、村上さんはキャッチャー・イン・ザ・ライ、柴田さんはライ麦畑の捕手って訳していることを最近になって知った。

282:吾輩は名無しである
13/12/12 01:08:50.52 .net
野崎さん訳の巻末で、アメリカ版をつかったあるけど、アメリカ版の元の英語のって今も売ってる?

283:吾輩は名無しである
13/12/12 07:00:24.32 .net
「ライ麦畑の捕手」は直球過ぎるというか捻りが無さ過ぎるというか・・・

284:吾輩は名無しである
13/12/12 15:35:17.75 .net
three stories には誰も触れないのか

285:吾輩は名無しである
13/12/12 18:24:28.52 .net
初読で春樹訳を読んだのだがあまり面白いと思わなかった。
もう少し若いときに読むべきだったのかもしれない。
アマゾンレビューでは野崎訳の評判がいいみたいなので今度はそちらで読んでみるよ。

286:吾輩は名無しである
13/12/12 18:26:41.05 .net
ちなみに原文すら読んでないので偉そうですが、
個人的に題名訳は「ライ麦畑のキャッチャー」がしっくりくるのではないかと。

287:吾輩は名無しである
13/12/12 19:29:08.70 .net
サリンジャーの原文はあんまり良くないよねw

288:吾輩は名無しである
13/12/12 21:19:45.20 .net
>>284Three stories は手に入れたけど、人の日記帳盗み見るような心地がしてしまう
野崎さんがライ麦の解説で、「リトルブラウン社のアメリカ版を使った」って言ってたけど、講談社から出てるのはイギリス版?リトルブラウン社のと同じならそっちで買おっかな

289:吾輩は名無しである
13/12/12 23:46:46.50 .net
サリンジャーだけじゃないけど、原文そのものが変な小説って結構ある。
なんで、Retold版みたいなのもある。

290:吾輩は名無しである
13/12/13 00:11:42.45 .net
原文ってどうダメなん?コールフィールドらしく若者言葉で書いてあるんでないの?

291:吾輩は名無しである
13/12/14 17:22:34.48 .net
野崎さんはイギリス版はサリンジャーに無断で改悪されてて駄目だからアメリカ版使ったっていってたよね

292:吾輩は名無しである
13/12/14 21:00:05.73 .net
読み終わった

ホールデンは大人になりきれない少年ではなく
少年の心を捨てきれない大人なんだと思う。

293:吾輩は名無しである
13/12/23 15:53:38.62 .net
少年の心を捨てた大人は、ヒトモドキ。

294:吾輩は名無しである
13/12/23 16:13:07.22 .net
村上春樹は、対談でサリンジャーをマイナーポエトと言っているけれど
小詩人?二流の詩人?、村上春樹のサリンジャーへの評価は高くないということ?

295:吾輩は名無しである
13/12/24 21:28:07.99 .net
これって本物?
URLリンク(www.youtube.com)

296:吾輩は名無しである
13/12/24 21:29:21.43 .net
スマン、間違えた

297:吾輩は名無しである
14/01/20 22:59:22.12 .net
02/28
新潮社 新潮文庫
フラニーとズーイー
J・D・サリンジャー
村上春樹訳

298:吾輩は名無しである
14/02/16 21:25:25.71 .net
フィービーがホールデンに、
「私が彼女になってあげようか」
とか言って欲しかったな

299:吾輩は名無しである
14/02/17 12:17:19.03 .net
>>298
うーん?

300:吾輩は名無しである
14/02/17 13:27:39.47 .net
妹を性の対象として見るラノベ脳

301:吾輩は名無しである
14/02/17 18:13:05.54 .net
>>300
ラノベへの影響はかなりありそう

302:吾輩は名無しである
14/02/18 00:54:25.77 .net
日本人の10さいはムリだけど、
白人の10さいは充分イケる

303:吾輩は名無しである
14/02/20 21:29:00.03 .net
サリンジャーは我が国の宮崎駿と似た性癖の持ち主だからな

304:吾輩は名無しである
14/02/23 01:22:47.69 .net
「ライ麦畑でつかまえて」は
ジョン・レノンを銃殺した犯人と市橋達也が読んでた小説

305:吾輩は名無しである
14/02/23 10:49:17.50 .net
>>304
ジョンを殺したチャップマンは典型的キモオタ

306:吾輩は名無しである
14/02/24 06:24:47.14 .net
清時代の中国にも紅楼夢のキャラ萌とかあったな

307:吾輩は名無しである
14/02/25 03:52:31.59 .net
ライ麦~
インチキ○郎って平気で言うのな
ただ偽悪的で、言えば言うほど、逆に聞こえるのな 
次郎物語もそうだけど、文学としては
聖人君子より、こう言うガキのが断然面白いのな
ただ、翻訳者によって随分かわりそうですね
村上春樹さん訳も、読みたいな

308:吾輩は名無しである
14/02/26 22:09:50.76 .net
村上春樹さんはサリンジャーを低く評価しているし作品理解も浅い。
ディストラーダもアクリーもサリンジャーの投影である、っていうような
作品理解。翻訳としては野崎本とあまり変わりがない。
作品理解としては大きな違いがあるのに。

309:吾輩は名無しである
14/02/28 16:08:21.89 .net
村上訳購入
訳者あとがきが折りたたみで挟み込まれてる文庫なんて初めてだ
全集の月報より厚いってw

310:吾輩は名無しである
14/03/01 21:19:17.27 .net
解説をつけるなっていうサリンジャーの意思に対して、
付録ですからってどうしても春樹をつけて売りたい出版社

きたなすぎるw

311:吾輩は名無しである
14/03/02 00:27:21.89 .net
村上の場合は特に、著者と読者の間にしゃしゃり出てくるんだよ。
ありえない翻訳者。名作の著者を支配しようとしているとんでも翻訳者。

312:吾輩は名無しである
14/03/05 22:57:43.69 .net
うん世の中インチキばかりだね

313:吾輩は名無しである
14/03/06 01:10:49.59 .net
昔、フラニーの方は読めたんだっけどゾーイ(ズーイ?)の方は
退屈で読めなかった。
新訳出たから、改めて読んだけどやっぱりつまんなかった。
第二次大戦後だからか、東洋思想とか禅とキリスト教の対比で
かつイスラム教は一ミリも出てこないで
神について意味のわからない結末(自己完結)で
作者が頭でかっちでだめだなと感じた。
この作品に爆笑の太田が感銘受けたのもうなずける
アホだ

314:吾輩は名無しである
14/03/09 23:33:03.08 .net
そう? 
レヴィナスの神についての理解と共通する部分があるような気がして
最後の最後ですごくスッキリしたよ

315:吾輩は名無しである
14/03/10 00:56:01.48 .net
自分程これ読んでて納得できない人はいないと思う
なぜならテレビばっかみてる癌のじいさん抱えて生活してるからね(笑)
サリンジャーと異常犯罪者みたいなくくりあったけど
自分はそんなの読者が多いからだ、と昔は思ったんだけど
何かやっぱり変だなという感じ

316:吾輩は名無しである
14/03/12 10:37:38.13 .net
>>310
これは新潮社の人が考え出したアイデアで野崎さんが出した頃からやってる

317:吾輩は名無しである
14/03/19 22:24:17.79 .net
フラニーはリア充のメンヘラちゃん。

318:吾輩は名無しである
14/03/26 00:19:10.60 .net
「太ったおばさんがイエス」というのをどういうことなんだろ?
インチキ臭い、あるいは俗物ばかりと感じてる人達は実はイエスのように尊い存在なんだよって意味なのか

319:吾輩は名無しである
14/06/01 20:53:49.49 .net
村上春樹の訳と読み比べて思うことは
私はサリンジャーと同じくらい野崎孝の訳が好きなんだなってことなんだな

320:吾輩は名無しである
14/06/01 21:23:57.05 .net
野崎孝訳は本当に素晴らしいよね
少し時代がかった表現があるとはいえ翻訳の質としては非常に高い
村上春樹訳も悪いとは言わないけどサリンジャーといいフィッツジェラルドといい野崎訳と比べると落ちるなあ

321:吾輩は名無しである
14/07/07 12:44:24.60 .net
グラース家の人たちのイラストを誰か描いてほしいな

322:吾輩は名無しである
14/07/08 19:36:11.07 .net
>>318
イエスは太ったおばさんのような、イエスとは思えないような
姿をしてる、そういう姿に見えるってことかな?
つまり自分を偽ることに慣れて、本当の自分を見失ってる人々には
イエスは太ったおばさんに見える
そして誰でも自分の中にイエス(本当の自分)がいるってことかなあ

323:吾輩は名無しである
14/08/16 08:19:23.72 .net
サリンジャーが身体醜形障害ってのは事実?
シーモアグラース
登場人物でこんなに怖い名前は初めてだ

324:吾輩は名無しである
14/08/16 17:45:58.15 .net
シーモアの足が悪いこととフラニーやゾーイが奇形(フリークス)っていうのは
同じメタファーなんでそ?

325:吾輩は名無しである
14/08/28 22:38:46.48 .net
ライ麦の春樹訳1ページで見限った
春樹訳の方が好きな奴とは友達になれんわ

326:吾輩は名無しである
14/08/29 06:37:48.37 .net
近年の春樹訳は本当にゴミ
文の良し悪しじゃなくて平気で翻訳ミスとかあるし
野崎訳がこんな産廃に前時代の遺物扱いされる日が来るのかと思うと辛い

327:吾輩は名無しである
14/08/29 20:27:29.09 .net
いや野崎訳の方が素晴らしいよ。野崎訳しか読んでないけど。

328:吾輩は名無しである
14/08/29 21:00:17.44 .net
>>326
キャッチャー訳したのだいぶ前だろ

で、翻訳ミスってどこだよ?

329:吾輩は名無しである
14/09/05 09:05:22.20 .net
今頃だが「サリンジャー生涯91年の真実」はとっても面白いぞ
これマジで取材したの?ってくらい細かく昔のこと調べてるし
著者のサリンジャーの各作品に対する評論も乗ってて読み応えあるわ
値段が高いから買うのは無理な人は図書館とかで借りてみるといい

330:吾輩は名無しである
14/10/18 22:45:42.27 .net
バナナフイッシュにうってつけの日

アメリカにいる1%の富裕層って、バナナフイッシュの権化だよな

selfish=バナナフイッシュ

331:吾輩は名無しである
14/12/15 01:55:55.21 .net
フラニーとゾーイーの野崎版って廃刊になってるのな。ありえないでしょ…

332:吾輩は名無しである
14/12/15 09:30:28.30 .net
それで書店で村上訳が野崎訳のナイン・ストーリーズとシーモア序章に挟まれて置いてあったのか
あれ背表紙の色が同じだし、背表紙自体には訳者が書いてないからさも同じ系列であるかのように見えるんだよな
売りたいのはわかるけど下品すぎる

333:吾輩は名無しである
14/12/26 23:24:26.49 .net
サリンジャーって絶対猫好きだよね

334:吾輩は名無しである
15/01/12 11:17:13.70 .net
フラニーの村上訳って評判悪いらしいな。

「ティファニーで朝食を」は、評判良いらしいのに。

335:吾輩は名無しである
15/01/12 11:23:25.18 .net
>>221
それ見る限り、村上のは、直訳じゃなくて、余計な表現(ニュアンス)を付け加えて
自分の文章にしちゃってるね。

他の翻訳家も多かれ少なかれ、そういうことをしているんだろうか?

336:吾輩は名無しである
15/01/14 11:32:13.78 .net
ライ麦読み終わった
学校の話は好きだけど、後半つまんなかった

337:吾輩は名無しである
15/01/15 10:22:29.37 .net
俺がどれだけ頑張っても世界中にある『オマンコシヨウ』をこの世から消し去る事は出来ないんだ!

338:吾輩は名無しである
15/01/31 10:09:46.14 .net
藤沢周の『オレンジ・アンド・タール』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を併読してたらチョットだけエピソードがゴッチャになってしまった
死んだのは友人だっけ弟だっけ?みたいな

339:吾輩は名無しである
15/07/26 09:28:58.01 .net
遺作っていつ出るの?

340:吾輩は名無しである
15/07/28 01:41:59.88 .net
シーモア・グラース、もっと鏡見て、か
私も鏡になりたいよ
自分を偽って生きることに慣れたみんなが
見失ってしまう本当の自分自身を映す鏡に
まあ見てくれる人は非常に少ないだろうけど

341:吾輩は名無しである
15/09/14 02:36:03.01 .net
サリンジャーは、天才って言葉じゃ全然追いつけないほどの才能持ってるよね

342:吾輩は名無しである
15/10/20 15:22:48.67 .net
サリンジャーと東洋思想との諸相
URLリンク(repo.komazawa-u.ac.jp)
禅は勿論のことヒンズー教、仏教、老子、荘子との関わり合いを「ナインズストーリー」の短編“テディ”を分析しながらの論評

343:吾輩は名無しである
15/11/03 19:48:23.35 .net
>>342
しばらく読んでなくて何気なく覗いたスレだったけども、読み応えあって面白い評論だった
サリンジャーの短編に傾倒していた頃をしみじみ思い出した
今の自分にもまだ残ってるわ

344:吾輩は名無しである
15/12/25 23:26:43.08 .net
ライ麦畑にでてくる「カワイソ」ってなに?
かわいそうってこと?

345:吾輩は名無しである
16/01/09 13:18:19.22 .net
本屋でこれを見かけたので、久しぶりにこのスレに来てみたが過疎ってるね。
URLリンク(www.kashiwashobo.co.jp)

346:吾輩は名無しである
16/01/11 21:48:23.79 .net
去年だけでライ麦6回は読んだ
変な中毒性がある

347:吾輩は名無しである
16/01/11 22:01:28.95 .net
野崎訳?村上訳?原書?

348:吾輩は名無しである
16/01/11 22:18:10.59 .net
野崎訳やで

349:吾輩は名無しである
16/01/11 23:01:34.86 .net
ライ麦もフラニーも古くからのファンは野崎訳支持が多くて安心した。
村上訳のおかげで新しい読者は多数増えたんだろうけど。
だいたいフラニーとゾーイを今さら「こんなに面白かったんだ」ってなあ。

350:吾輩は名無しである
16/01/11 23:05:27.66 .net
あと加島祥造さん、謹んでご冥福をお祈りします。
あなたが訳したリング・ラードナー短編集は、おそらくライ麦ファンの多くが読んだことでしょう。

351:吾輩は名無しである
16/01/12 13:04:59.19 .net
フラニーとゾーイの村上訳読んで啞然としたわ
ライ麦といいどうやったらあんなクソみたいな翻訳できるのか信じられん
ストーリーを何一つ理解してない誤訳や、キャラクターの性格をまるで変えてしまうような意訳は勘弁してほしい

352:吾輩は名無しである
16/01/12 22:40:35.35 .net
あれは村上ファン用のアイテムだから

353:吾輩は名無しである
16/01/13 19:17:30.03 .net
>>345
これ面白かったな。
サリンジャー存命中だったら絶対出版されなかっただろうな。
全部で七章くらいだったか、サリンジャーを読んだことがない主人公が四章の終わりでやっと読む。
そのあと続く感想や分析がとてもいい感じ。

354:吾輩は名無しである
16/01/17 11:22:10.51 .net
誰がなんと言っても野崎訳がいい

355:吾輩は名無しである
16/01/23 17:52:36.11 .net
旧訳で「目まぜ」って表現でてきたが、はじめてきいたわ
硬すぎだろw

356:吾輩は名無しである
16/01/31 21:47:43.63 .net
セックスがどうのってホールデンが語ってたのに、そのあと童貞って言ってたんだが、
前のはハッタリなのか?

357:吾輩は名無しである
16/02/09 22:03:36.17 .net
やっぱ旧訳古すぎだわ ていうか当時から古臭くて固かったんじゃねぇのこれ
幼馴染のことを筒井筒とかどんだけじじくせぇんだよw

358:吾輩は名無しである
16/02/11 21:19:32.09 .net
コンプレックスを劣等意識とか書いちゃう旧訳

359:吾輩は名無しである
16/02/11 23:04:19.70 .net
新訳もスイートハニーだし
どう訳しても古臭くなりそう

360:吾輩は名無しである
16/02/11 23:07:55.93 .net
あ、スイートハートか
あと傍点多すぎ

361:吾輩は名無しである
16/02/11 23:14:07.42 .net
そもそもホールデンやゾーイーが生きてるのが現代じゃないんだから、言葉遣いを現代的にする必要ないんだよ

362:吾輩は名無しである
16/02/12 00:52:40.76 .net
太宰治とか今読んでもそんなに古臭くは感じないけどな

363:吾輩は名無しである
16/02/13 01:53:47.73 .net
太宰が若者言葉使ってんの?

364:吾輩は名無しである
16/02/13 02:19:56.80 .net
太宰がどうとか出してくるやつがアホ

365:吾輩は名無しである
16/02/13 11:28:07.35 .net
昔の小説でも固い奴は固いし固くない奴は固くない
旧訳は発売時点で固かったんだよ センスがない

366:吾輩は名無しである
16/02/13 21:19:34.10 .net
いやそんなことないよ
センスがなけりゃこんなに読みつがれない

367:吾輩は名無しである
16/02/14 01:39:31.09 .net
別に絶版にして新訳にするのは出版社の勝手だがフラニーとゾーイーに関してはISBNを変えてないのが許せん

368:吾輩は名無しである
16/02/16 20:03:40.80 .net
>>361
そう、それをしたら「

369:吾輩は名無しである
16/02/16 20:05:20.64 .net
途中で送ってしまった。
>>361
そうだよね、それをしたら〔現代語訳〕って付けなきゃならなくなる。

370:吾輩は名無しである
16/02/23 23:34:42.22 .net
村上版だって古めかしいところはあるな。
フラニーの冒頭の手紙とか。
あれ、わざと古くしてんのかなあ?
よしにしようじゃありませんか、とか昭和初期っぽく。
なのに同じ手紙に、すごおおおく、とかやってるし。

371:吾輩は名無しである
16/02/24 20:56:17.58 .net
ズレてるんだよ

372:吾輩は名無しである
16/02/25 11:21:47.99 .net
じじいだからなぁ
村上春樹好き向けなんだろ

373:吾輩は名無しである
16/02/26 23:32:35.67 .net
ここはどこ?のほうが自然な訳。
私は今どこにいるの?なんてまるで字数稼ぎしてるみたいじゃないか。

374:吾輩は名無しである
16/02/27 17:54:33.96 .net
先生が終盤で長くだべったから、意外とマジメな教訓小説なのか?と
いぶかったが、ホモ展開きてトホホって笑ったw

375:吾輩は名無しである
16/03/04 21:31:58.68 .net
ライ麦読み終わって結構おもしろかったけど、
なんで世界的に評価されて関係ない映画とかでも名前が挙がるのかは理解できなかった
町田康とかもこの手のプチ放浪小説良く書いてるやん
でも妹に夢語るシーンは良かったな タイトルになってなかったら
読み飛ばしちゃうレベルのさり気なさだったが

376:吾輩は名無しである
16/03/05 23:00:25.04 .net
比較に町田康とくるのも春樹訳のせいですかね

377:吾輩は名無しである
16/03/05 23:32:34.78 .net
サスペンスの犯人がよく読んでるけど、カルト的な内容なんかゼロだよな
ベートーベンとライ麦みたいなセットたまに見るけど、明らかにベートーベンじゃないw

378:吾輩は名無しである
16/03/06 18:23:54.67 .net
ホールデンからの影響で
バーではいつも最後にスコッチソーダを飲む
ハイボールとの違いは分からない

379:吾輩は名無しである
16/03/06 23:08:49.11 .net
>>377
カルトは同時代じゃないと生まれないだろ。

380:吾輩は名無しである
16/03/09 11:53:22.16 .net
村上訳のライ麦では「やれやれ」というセリフが2ページに1回くらい出てくるんだけど
野崎訳ではこのあたりどう訳してるんだろう

381:吾輩は名無しである
16/03/09 23:50:08.05 .net
It killed me.のこと?
それなら「参ったね」かな。
これにはまいったね、とか。

382:吾輩は名無しである
16/03/10 00:13:26.74 .net
ライ麦はずいぶん前に読んだけど良かった記憶
妹と雨の中を離れて歩く姿とメリーゴーランド
文句垂れながらも、そんな彼らでもいた方がマシだという終わりだっけ
あまり覚えてない

383:吾輩は名無しである
16/03/10 00:44:28.34 .net
これには僕も参ったね。
中学生の頃読んでたら影響受けまくってた気がする、読まなくてよかった。
どうでも良いことをあの口調でだらだら書いていく文体に絶対影響されてた。

384:吾輩は名無しである
16/03/18 12:15:42.07 .net
「笑い男」読了
世界が分かっていない、9歳の少年になった気がした。おっさんなのに。
最後にナースつれてた女の子は、一体なんだったのか。
ガンみたいな不治の病にでもなったの?
単純に、チーフの子を妊娠中絶?
そもそも、チーフはなんで追いかけないのか?

385:吾輩は名無しである
16/03/21 00:27:34.77 .net
小舟のほとりで、でユダヤ差別が描かれたように、笑い男ではネイティヴアメリカンへの差別が隠されているように見える。
白人のメアリ・ハドソンと団長の恋が成就されなかったのは、二人にはどうしようもできない事情によるものだったんだろう。
だから笑い男も最期は生き延びる術を自ら放棄してしまったのだと思う。

386:吾輩は名無しである
16/04/07 03:48:44.21 .net
福山雅治の演技や楽曲に触れるたび、この人はフラニーの恋人のレーンみたいだなあ、と思ってしまう。

387:吾輩は名無しである
16/04/07 18:07:05.82 .net
彼氏、より男友達、のほうが古い言い方で合ってる気がする

388:吾輩は名無しである
16/04/15 13:06:55.61 .net
       


389:吾輩は名無しである
16/05/05 11:33:14.83 .net
このスレ読んでて柴田元幸さんが20年以上前に
ライ麦畑の一部分を訳していたのを思い出したので、そのまた一部を紹介します。
でもこのスレすでに誰もいなそうですね(笑
とにかく、僕はネクタイとか何も着けずに、五番街をずんずん北へ歩いていった。そのうち急に、すごく変な感じがしてきた。
四つ角に来て、車道に足を踏み出すたびに、絶対に向こう側まで行けないんじゃないかって気になったんだ。
下へ、下へ落ちていって、もう誰にも見えなくなっちゃうんじゃないか、そう思った。
すごく怖かった。ウソみたいに。汗がだらだら出てきた。シャツも、下着もびしょ濡れ。そのうちに、こんなことをはじめた。
四つ角に来るたびに、弟のアリーと話してるふりをするんだ。僕はアリーに言う。
「アリー、僕を消えさないで。アリー、僕を消えさないで。アリー、僕を消えさないで。頼むよアリー」。
そして無事消えずに向こう側までたどり着くたびに、僕はアリーに感謝するんだ。次の角に来ると、また一から同じことが始まる。でも僕は歩きつづけた。.....

390:吾輩は名無しである
16/05/05 13:15:21.77 .net
つづけてくれたまえ

391:吾輩は名無しである
16/05/07 17:48:13.09 .net
Jerome David Salinger (January 1, 1919 – January 27, 2010)
The Catcher in the Rye, 1951
Nine Stories, 1953
Franny and Zooey, 1961
Raise High the Roof Beam, Carpenters, and Seymour: An Introduction Stories , 1963

392:吾輩は名無しである
16/05/07 17:52:22.90 .net
伝記映画公開に合わせて未収録の作品集を出すって話はどうなったんだろう
サリンジャーが遺言で言ってた奴

393:吾輩は名無しである
16/05/08 22:40:02.98 .net
「消えさないで」ってどういう日本語だ

394:吾輩は名無しである
16/05/13 13:55:00.38 .net
男子はみんな、サリンジャー(主にライ麦畑で捕まえて)が、好きだというイメージがある。 と言うのは、私統計。
出会ってきた男子の90パーセントは、サリンジャーが好きで、それらの男子は例に漏れずブランキー、ゆら帝が好きだと言った。
ナインストーリーズを読んでるけど、全然意味わからない。サリンジャー好きの人に言うと、「そこが良い」らしい。。。
やっぱり男子という生き物は不思議だ。 もしかしたら事前知識が必要なのかしら。頑張って読みます
URLリンク(www.thepicta.com)

395:吾輩は名無しである
16/05/14 02:37:38.49 .net
そういう男子が好きなだけだろ?
読んだ事ある人ですら50%もいなそう。

396:ちゅるり
16/05/23 15:45:48.11 .net
サリンジャーの「ライ麦畑」を読んだ人の感想を聞きたいです。
わたしは読書好きの大学一年生(いちおう英文学科です)。

397:吾輩は名無しである
16/05/23 16:37:21.50 .net
高校生のとき定期的に担任との面談があった。
最後に何か達成できたことはある?と聞かれたので
サリンジャーのライ麦を読んだと言ったら、いきなり笑われた。

398:吾輩は名無しである
16/05/23 16:49:04.19 .net
まさにむかつく担任だな

399:ちゅるり
16/05/23 17:13:12.60 .net
いきなり笑うなんて変な先生だね。
でも先生のなかにもきっとサリンジャーの好きな人もいると思うよ。
卒業して教師になったら、サリンジャーを読んだ生徒は褒めてあげたいな。

400:吾輩は名無しである
16/05/23 17:14:24.98 .net
ライ麦畑は全世界で5000万部以上売れてるんだってな。
思春期に読む本って擦り込みが全世界的にあるのかな。

401:ちゅるり
16/05/23 17:31:13.87 .net
サリンジャーの作品て思春期に読むとグッと胸に食いこむ感じなんじゃないかな。
わたしの場合ライ麦畑を最初に読んだのは小学校5年生のときだけど、
そのときの衝撃はハンパなかったもの。
それから何回読んだかわからないくらい繰り返し読んできたけれど、
毎回ホールデンの心の痛みが自分のそれみたく感じられてヒリヒリするのね。

402:吾輩は名無しである
16/05/23 17:41:36.23 .net
ライ麦畑ってさ、ライ麦畑で冒険する話かと思って読んでて、いつまでたってもライ麦畑に行かないうちに終わっちゃった。

403:吾輩は名無しである
16/05/23 19:51:41.18 .net
ライ麦はおっさんになってから読んだけど、まったく意味不明だった。
あれは、若い頃に読まないとダメだ。

404:吾輩は名無しである
16/05/23 23:05:59.14 .net
>>401
きみは男?女?
小学校5年生で読んだきっかけは?親の勧め?先生の勧め?

405:吾輩は名無しである
16/05/23 23:52:13.52 .net
>>397
「達成できたこと」を聞かれて、本を一冊ぽっち読み終えただけのことを言ったら笑うわな。
サリンジャー関係なく。

406:吾輩は名無しである
16/05/24 00:19:41.20 .net
そんなことはない。
一冊でもヘーゲルを読みました、ガロアを読みました。
なら、凄いね~となったさ。
サリンジャーは、あっち系のジャンルだからな。
たぶん、それで笑ったんだよ。

407:吾輩は名無しである
16/05/24 08:55:50.79 .net
大人だな

408:吾輩は名無しである
16/05/24 09:04:07.02 .net
スゲー、珍しくスレが動いてるっ!
学校の先生が「達成できたことは?」と質問するのって
本を読んだとかそういうことじゃなくて、もっと違うことじゃないの?
字もろくに読めない人が本を読めるようになったらすごい達成だけどさ。

409:ちゅるり
16/05/24 13:36:03.36 .net
>>404
いちおう女だけど、なにか?
ライ麦畑を読んだきっかけは仲のいい子からこんあのあるよ、
ってすすめられたからだったと思う。

410:吾輩は名無しである
16/05/24 13:40:57.32 .net
インターステラー
回転する船にドッキングするハラハラドキドキなシーン。
どうせ成功するんでしょ?って退屈だった。

411:吾輩は名無しである
16/05/24 13:41:15.33 .net
誤爆しました

412:吾輩は名無しである
16/05/24 13:43:33.29 .net
ホールデンの苦悩は、女の子とやりたいのにできないというものなのだけど
きみならホールデンの苦悩を解消させてやれると思ったのかい?小学校5年生のときに

413:ちゅるり
16/05/24 13:56:46.33 .net
そうは思わなかったなあ。

414:吾輩は名無しである
16/05/24 14:10:14.84 .net
ぼくの苦悩をきみに解消してほしいのだけど
英米文学は英語で書かれてるので簡単という印象があるせいか、
翻訳の質が悪く、翻訳の質向上に取り組んでもらいたい。
パロールの現場を知らないとエクリチュールが理解できないというのが、
ポストモダン以降の英米文学なんだ。
たとえば、How are you?というのを英語教育では「ごきげんいかが」と教える。
そういう意味はもちろんあるのだが、声のトーンによっては「あんた、頭大丈夫?」の意味になる。
これを理解するには英語の現場に入り込まないとわからない。
イギリスとアメリカの留学を早い時期に勧めたい。
でも、日系企業の駐在員や外交官のように現地の日本村にいてはだめで、
英米人の生活する渦中に入らないと学べない。辛い思いもたくさんすると思うが、
健闘を期待したい。

415:ちゅるり
16/05/24 14:46:59.80 .net
>「あんた、頭大丈夫?」

416:吾輩は名無しである
16/05/24 20:42:21.54 .net
ライ麦は尾崎と似てる。
若い人には鋭く響くが、
年取った人には「なにそれ?」

417:ちゅるり
16/05/25 09:16:42.91 .net
2ちゃんねるではサリンジャーはあんまり人気ないみたいで残念。

418:吾輩は名無しである
16/05/25 09:59:20.66 .net
こんなにいきおいあるのに

419:吾輩は名無しである
16/05/25 14:51:52.75 .net
ナインストーリーズは英文で読むとおもしろい

420:吾輩は名無しである
16/05/25 22:53:14.78 .net
尾崎と似てるか?
尾崎の主人公は大人になったら普通に働いていそうだけど
ホールデンは大人になってもうまくやってなさそうだし、下手すると病気。
初めて読んだ時は思春期の話って印象だったけど
大人になって読み直したら結構印象が違った。

421:吾輩は名無しである
16/07/03 15:34:55.14 .net
>>420
亀レスだが、尾崎はどんなに反抗してても結局社会の歯車に飲み込まれてしまう苦悩を歌ってる。だから尾崎の歌う人物は社会で立派にやっていく運命にある。(この点、失業率が上がって、飲み込まれたくても飲み込まれない現代にはちょっとそぐわないテーマでもある。)
ライ麦はニューヨークにはびこる拝金主義、権威主義を嘲笑ってる。ただ、それらが浸透しきった社会では、独りでそんな主張をしたところで狂人扱いになってしまう。
なので>>411の疑問は正当。

422:吾輩は名無しである
16/07/03 17:43:57.08 .net
ばーにー!さんだーす!

423:吾輩は名無しである
16/08/14 22:47:02.30 .net
>>403
俺30歳だけど、一々すごくわかりすぎるくらいわかるんだけど

424:吾輩は名無しである
16/08/15 08:31:16.84 .net
年齢の問題ではないみたいだ

425:吾輩は名無しである
16/08/15 15:12:21.02 .net
感受性だよ

426:吾輩は名無しである
16/08/16 16:32:11.08 .net
オマンコシヨウ

427:吾輩は名無しである
16/08/16 21:27:36.66 .net
ノー

428:吾輩は名無しである
16/08/17 06:46:44.83 .net
>>423
なんで売春婦を買ったのか教えろ下さい

429:吾輩は名無しである
16/08/21 23:22:11.93 .net
うむ僕の左手の生命線は切れているんだ

430:吾輩は名無しである
16/08/30 18:28:38.19 .net
遺作が出るとかって話がどうなったか知りませんか?

431:吾輩は名無しである
16/10/25 22:16:12.67 TO/erGnN.net
遺稿早く読みたいよ
何で出版されないんだろうね

432:吾輩は名無しである
16/10/27 02:18:27.84 NaKTS5ZR.net
そういえばそんな話あったね。
でも、出るって話と
遺言で50年は出さないって話があったような。

433:吾輩は名無しである
16/10/27 14:49:13.20 4OgRREKS.net
50年w
生きてるかな自分w

434:吾輩は名無しである
16/10/29 10:39:08.00 CZnZLWaD.net
図書館でデイヴィッド・シールズとシェーン・サレルノの本と娘マーガレットの本借りて読んだ。
すごい偏屈がんこジジイって感じで絶対近くにいて欲しくない・・・
ただ戦争の描写が前者の本にはきつくて、こういう事経験すると多少は偏屈になってしまうのかなと同情する面もある。
おっと思ったのが、従軍中ライ麦の最初のほうを書いていたということ。
よれよれの好きでもない先生とか不潔な同級生の描写をしつこいくらい描いていたのは
それがもっとも戦争の現実から遠い平和な情景だったのかなと思った。

435:吾輩は名無しである
16/11/15 00:48:47.94 zyqveTmL.net
戦争とライ麦ってなんか結びつかないね。
NewYorkerに
かつて「エズミに捧ぐ」を映画化しようとした人ががいた
という記事が出ていた。
エズミに捧ぐは戦争の影が感じられる作品だよね。
URLリンク(www.newyorker.com)

436:吾輩は名無しである
16/11/15 08:18:55.93 OLaIQpAS.net
ジョンレノンを殺したマークチャップマンが殺した後に現場でライ麦を読んでたらしいな

437:吾輩は名無しである
16/11/15 08:25:04.09 ZxmNIvjx.net
なつかしい情報だな

438:吾輩は名無しである
16/12/08 07:58:24.98 E3RHqpww.net
んで?新作は出たの?

439:吾輩は名無しである
16/12/08 08:00:37.43 E3RHqpww.net
>>438
出ました、出ました

440:吾輩は名無しである
17/01/08 22:18:35.28 dPnUR5qx.net
新作というかまあ、遺稿はいずれ出すだろうな

441:吾輩は名無しである
17/01/08 22:28:42.17 TOAPlS5K.net
問題はその時自分が生きているかどうか。

442:吾輩は名無しである
17/02/08 17:26:07.38 Yo8Z7yiC.net
URLリンク(plaza.rakuten.co.jp)

443:吾輩は名無しである
17/02/08 17:39:22.44 l3SsgQ2Y.net
ビートたけし「あべぴょん、らめえええええええ!ひぎぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!」

444:吾輩は名無しである
17/02/09 06:35:52.28 E/9+nQXK.net
やれやれ、ここには退屈な奴しかいないな。例えばアリーの死亡年月日を即答できるような奴はいないだろうな。
…いや、でもそれを決めつけるのは慎重にならないといけないな。
ここにいる奴らがこっそりとすっごい口笛吹きかもしれないし。

445:吾輩は名無しである
17/03/24 10:14:34.55 2WKoekpB.net
ライ麦とフラニー読んで良かったけどナインストーリ-ズの良さがあまり分からなかった
言語能力がかなり高い方向けなのかな?

446:吾輩は名無しである
17/03/28 13:36:02.91 K9R/jSBM.net
難しいとは思わないけど
短編は短編の味わい方があるから慣れかも

447:吾輩は名無しである
17/03/28 20:02:38.95 R6RejFjh.net
サリンジャーの作品だと思うんだけど国籍の違う二人の男女(二人とも女?)がそれぞれ相手の母国で会話していく話ってどんなタイトルだっけ

448:吾輩は名無しである
17/03/28 21:19:02.90 R6RejFjh.net
>>447
訂正
母国→母国語

449:吾輩は名無しである
17/03/29 18:31:12.47 WtuL7RjR.net
そんなのあったっけ?

450:吾輩は名無しである
17/04/07 03:49:24.00 +Bp2TSih.net
>>445
ライ麦とフラニーを村上訳で読んだせいだと思われる

451:吾輩は名無しである
17/04/12 17:43:33.33 mDAODdVU.net
>>450
どちらも野崎孝訳で読んだのですが>>446さんの言うように短編の味わい方を知らないのかも
ライ麦の訳は当時の若者言葉を使って訳しているそうなので
個人的には今だとそこまで良いとは思えないのですが
フラニーとゾーイーの訳し方の良さにはびっくりしました
賛否あるそうですが機会があったら春樹訳も比べるために読んでみようかな

452:吾輩は名無しである
17/04/13 13:07:13.81 pVMoDGWq.net
>>451
ではナインストーリーズも新潮文庫の野崎訳ですか。

453:吾輩は名無しである
17/04/13 14:39:32.46 KOhBUgHk.net
小舟のほとりとエズミは誰の訳で読んでも名作だとおもう。
次にコネティカットと笑い男。

454:吾輩は名無しである
17/04/15 00:11:27.14 lzhpB9EE.net
むしろ野崎訳以外の選択肢がないでしょ
あれほど素晴らしい翻訳もなかなかない

455:吾輩は名無しである
17/11/26 22:26:45.07 9QBeF7TV.net
中二病だった時期に読んでたな
今思えばこの本が心の支えになってた気がする

456:吾輩は名無しである
17/12/02 14:35:24.11 an4+WF39.net
野崎訳は言葉は少し古いけど作品世界に引き込まれるから古さを忘れて気にならなくなる

457:吾輩は名無しである
18/01/31 15:19:56.89 uvFn09S2W
>>261
イアン・ハミルトン「サリンジャーをつかまえて」を読むと、
サリンジャーは元々自惚れ屋というか皮肉屋というか、
それに伴いハーバードやイエールに対する学歴コンプレックス、
そして完璧主義者でわがままで怒りやすく、
発表した作品に雑誌編集者や出版社が勝手にタイトルを変えて掲載したり、
滑稽な挿絵や表紙を付けたりして、その度に言い争い、絶縁を繰り返してきた。
自分の芸術を神聖化し、それを食い物にする出版社をことごとく敵対視し、作品の中で大学人、批評家、知識階級を侮辱し、その結果各批評家からも「若者に無知、無関心を推奨するインチキ」と攻撃され、次第に人前から姿を見せなくなる。
そんな批評家たちから自分の世界、芸術を守るためにサリンジャーが見つけたのが「禅」をはじめとする東洋思想。
「自分には、芸術と神と向かい合うという神聖な使命がある」
これにより、自分を取り巻く外世界と完全に決別し、
2メートルの塀の中の質素な家で、1日15時間タイプライターに向かい、
それ以外は座禅を組んでいるという生活をおくる。

ただ、おもしろいのが、サリンジャーの生来の気性が、
禅の精神とは全く真逆だということ。
彼は最期までこだわりを捨てられず、閉じこもり、怒り、争い続けた。
まあ、この伝記読む限り、サリンジャーが人間嫌いになって閉じこもる気持ちもわかる。

458:吾輩は名無しである
18/06/19 20:31:34.36 ymD/H9dp.net
ハプワース16の新約が新潮社から出るみたい

459:吾輩は名無しである
18/06/20 17:04:26.40 U9lxcWhJ.net
これな
URLリンク(www.shinchosha.co.jp)
このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年
J・D・サリンジャー/著 、金原瑞人/訳

460:吾輩は名無しである
18/06/20 20:29:30.85 Z6SIS5bw.net
エズミなんてほんとにいいのにな
ライ麦で人生狂ったやろ
フラニーとゾーイも才能感じるのに現世の大成功に作品の発展を阻まれてるように思った

461:吾輩は名無しである
18/06/21 00:15:59.56 m8wiMilb.net
>>459
読んだこと無い奴が含まれてるのかな?
買ってみようかな、ありがとう!

462:吾輩は名無しである
18/06/21 00:19:08.04 m8wiMilb.net
あ、あと金原さんはサリンジャー合いそうだよね
タイトルにサリンジャーが入ったエッセイ出してたな、そう言えば

463:吾輩は名無しである
18/06/21 18:58:00.82 a2xSzwe/.net
エズミもいいし、小舟のほとりで、なんか最高だな。
柴田さん訳も悪くないんだけど、野崎さん訳を最初に読んだせいで、
最後に親子一緒に走る場面は、個人的に世界一美しい短編ラストだわ。
あと、有名じゃないけど、『ヴャリオーニ兄弟』もめちゃくちゃ良いから、
まだ読んでない人はぜひ。

464:吾輩は名無しである
18/06/22 15:22:54.88 4OfSH+Xr.net
ちょっと違う角度からいうと、
スペイン作家のエンリーケ・ビラ=マタスの『バートルビーと仲間たち』に、
老年時代のサリンジャーが登場する。
そのセリフがもうほんとに「サリンジャー的」だから、
まじでおすすめ。

465:吾輩は名無しである
18/06/22 22:26:53.12 ZA4jjZRN.net
バートルビーってメルヴィルと関係があるのですか?

466:吾輩は名無しである
18/06/22 22:31:08.05 sAeZ23tx.net
>>465
つりかよ!
URLリンク(ja.wikipedia.org)バートルビー

467:吾輩は名無しである
18/06/23 01:18:25.90 /IKMA1qy.net
バートルビーっていうのはメルヴィルの『代書人バートルビー』に出て来る奇妙な人物。
「せずにすめばありがたいのですが」と言って、
何をすることもしない人物。
それにあやかって、筆を折った作家のことをエンリーケ・ビラ=マタスが
「バートルビー」と名付けた。
世の中にそれが蔓延していることを「バートルビー症候群」とも

エンリーケ・ビラ=マタスは、その「バートルビー症候群」の
代表格として、サリンジャーをあげているんだよ。
理由は、サリンジャー好きの皆ならわかるだろ?
長文ごめんな

468:吾輩は名無しである
18/06/30 21:39:33.02 yNY3y4zm.net
新訳読んだ。けっこう衝撃的、というか僕には衝撃的すぎた。

469:吾輩は名無しである
18/10/08 21:59:20.46 220dHJyb.net
3ヶ月以上経っても、俺みたいな「本物のファン」がコメしたら、みんな黙っちゃうのな?
466※のヤツなんか勘違いして「釣りかよ!」なんてコメしちゃう低レベルだし。
なあ、誰か反応してみろよ。
新訳の話題でもいいし、これまでのサリンジャーの見識でもいいけど、どうせお前らにわかだから、
俺みたいな「本物」が出てきたら躊躇しちゃうんだろうな。
ほんと、ここ腐ってるわ。

470:吾輩は名無しである
18/10/11 21:39:45.22 Y16WBMGq.net
>>467
もしかして映画「アメリ」に出てくる小説家のモデルはサリンジャーなんだろうか

471:吾輩は名無しである
18/10/23 02:14:48.81 YiQfD3zC.net
>>469
世界中のこんな落書きが消せやしないなんて、ホント気が滅入っちゃうよな

472:吾輩は名無しである
18/10/23 03:09:54.24 RXcBIqeb.net
バートルビーはアメリカインディアンを表している
作中に新しく制定された法として「インディアン居住限定法」が言及されている
「弁護士」の事務所で、代書人と言う権利を与えられていた人物が権利をはく奪され、居座る
本来、わずかの権利と引き換えに代償を払ったものが、理不尽に権利を剥奪される
そういう無力とサリンジャーは違うね

473:吾輩は名無しである
18/11/08 20:10:59.44 ggwlwdB4.net
サリンジャーの伝記映画楽しみだな
本人が観たら怒りそうだけど

474:吾輩は名無しである
19/01/18 22:30:06.94 PqmT5Z0T.net
>>473
観てきた。なかなか良かった。ライフ畑への印象が大幅に変わった。サリンジャーが戦場でゴミ箱に投げ捨てた、出されなかった未完の物語を誰かが保管してたりしないのかな。

475:吾輩は名無しである
19/01/18 22:30:54.44 PqmT5Z0T.net
ライ麦畑。失礼

476:吾輩は名無しである
19/01/18 22:41:06.93 cbcXfEvy.net
>>474
へえ、ありがと!

477:吾輩は名無しである
19/02/03 22:47:08.01 XWZejJmj.net
サリンジャー未発表原稿、出版へ 
「ライ麦畑でつかまえて」の作家
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

478:吾輩は名無しである
19/02/21 00:06:02.91 vs261X9M.net
でもね、掲示板のいちばんいいところは、なんといってもみんながそこにじっと留まっているということだ。
君はここを何十万回も見に来る。でも>>469はいつだって玄人気取りの恥ずかしいレスをしたばかりだし、>>1>>477は相変わらずニワカ丸出しのレスばかりだ。みんなこれっぽっちも違わないんだ。
ただひとつ違っているのは君だ

479:吾輩は名無しである
19/03/06 21:29:32.95 jw+WT2Xy.net
一つ言っていい?
サリンジャーの小説ってくそつまんないよね?
ゴミじゃね?
 
とか始めるか、、、窓の人が読むまで、、、
時間の問題だろうが、、、

480:吾輩は名無しである
19/03/06 21:30:12.18 jw+WT2Xy.net
バナナフィッシュのオチは端的に言って作家の逃げにすぎないよ
落とす根性が無いんだ
 
だよね?俺にはそうとしか読めなかった

481:吾輩は名無しである
19/03/06 21:33:16.70 jw+WT2Xy.net
>>459
あーそれなあー
イギリスの小説のパクリそのものなんだよ
 
ネタを辿ると元々はクライブバーカーの小説が元なんだけど
それを又パクリしたものがマヨネーズだね
面白かったのはクライブバーカーの方だと思うよ
サリンジャーはセンスが欠落している
クライブの黒いユーモアを削除して写しただけと言ってもいいね

482:吾輩は名無しである
19/03/06 21:35:43.65 jw+WT2Xy.net
>フラニー
フラニーもなぁ、、、パクリなんだよ
結局、アガサの模倣の範疇を全くでないね。
アガサにも探偵ではないシリーズがあったが何故か日本では発売していなかったんだよな
それがなぜか日本ではアガサではなくサリンジャーとして出ていたんだ
詐欺ジャンそれ
 
これで作家様を気取るとか最早、糞にも劣るね

483:吾輩は名無しである
19/03/06 21:38:55.05 jw+WT2Xy.net
>ライ麦
ライムギはよくよく読んでみると、作家が日本人であると分かるように作られている
サリンジャーはそこすら読めていない。
そこんところが既にサリンジャーの低能を表している
それは既に他の作家が仕込んでいたのであり、暴露の意図しかない
それさえも何処だか読み取れないのが、このスレのまともな読者ぶった下劣な品位を表しているわけだね

484:吾輩は名無しである
19/03/06 21:41:17.69 jw+WT2Xy.net
>シーモア
シーモアに至ってはスティーブンキングのパクリだぜ???キャラの名前自体がシーモアだもの
どうやったってフォローできないし、シーモアのパクリ元の日本語版が既に出ているからね
 
サリンジャとかいうごみごときが何をそんなに粋がっているのか全く理解できないよ
  
サリンジャ-が詐欺師であることは一切疑いない
 

485:吾輩は名無しである
19/03/06 21:44:24.35 jw+WT2Xy.net
>ズーイー
同じく、スティーブンキングそのもので当時は日本未発売だった作品だ
キングも呆れただろうよ
 
タイトルはフラニーとズーイーってんだぜ
 
それを二つに分けたのがサリンジャーその人ってわけだ
フラニーそしてズーイーは相互関係にあるのではなく、キングが最初からそういう風に作ったんだよ
 
フラニーとズーイーは図書館にすらあったが連続盗難で姿を消している(なんでかな???)
しかし出版社に頼めば取り寄せてくれるよ

486:吾輩は名無しである
19/03/06 21:46:40.73 jw+WT2Xy.net
もうわかっただろう
サリンジャーは作家ではない
 
詐欺師なんだよ
 
しかも世界規模に広域な奴だ
 
幸いにしてあまりにキングが有名で英語圏では誰も買わない
 
そこで英語圏以外をターゲットにしたって訳だ
こいつ自身には才能などないと思っていいよ
 
サリンジャーってそもそもデリンジャーをサにしただけで意味なんてないしね
 

487:吾輩は名無しである
19/03/06 21:47:46.88 jw+WT2Xy.net
>ナイン・ストーリーズ
パクリ元のタイトルはナインという
同じくスティーブンキングだ
 
そう、サリンジャーとはそういう人間である
 
現実には今も生きている。例えばこのスレに来ているよ

488:吾輩は名無しである
19/03/06 21:50:29.23 jw+WT2Xy.net
>Three stories
パクリ元のタイトルはスリー
文章からして恐らくキングと乏しき人物の著作からそのまんま文をコピーしている
 
既に日本では発売されているが、これも何故か図書館から消え失せた
 
廃本にはなっていないので、実は手には入る
本屋さんで注文しよう!
 
なんでキング名義にしなかったのか分からないけど大変面白いよ

489:吾輩は名無しである
19/03/06 21:53:48.70 jw+WT2Xy.net
297吾輩は名無しである2014/01/20(月) 22:59:22.12
02/28
新潮社 新潮文庫
フラニーとズーイー
J・D・サリンジャー
村上春樹訳


何このレス???
franny and zooeyで調べると面白いことにすべてのサイトが日本語のサイトに
リダイレクトされている件www
 
そうなんだよな、サリンジャーってハッカーなんだよ
 
海外の文ヲタはみーんなキングだろうと踏んでいるし、本人も別に隠していない模様
 

490:吾輩は名無しである
19/03/06 21:56:53.54 jw+WT2Xy.net
>Raise High the Roof Beam, Carpenters, and Seymour: An Introduction Stories
 
これもキングと思しき作品
しかし日本語版は長く出ていなかった
 
やはり日本中の図書館から滅亡した不可思議な作品
 
サリンジャーの努力が忍ばれる
 
どうやったのでしょう???電話で図書館一軒づつ聞いたんだよな???
 
そしてそれがある図書館に行って、すべて廃棄してきたんだ
 
俺はすべて持っているんだなあこれがwww

491:吾輩は名無しである
19/03/06 21:59:01.31 jw+WT2Xy.net
>インターステラー
これも日本未発売の多分、キングの作品
 
まあなんというか、映画になっちまったがはっきりとキング名義なのでどうもこうもねえよなあ
 
映画は出来が悪いが、本は良い。きちんとストーリーを回収できていない
 
しかしながら回収できていない個所が謎そのものである
 
なんとメインストーリーが削除されているからだ!!!
 
誰がやったのかなって疑問に思うよね???
 
俺は知っている

492:吾輩は名無しである
19/03/06 22:02:16.14 jw+WT2Xy.net
>エズミに捧ぐ
edumiはなあ???サリンジャーよ???
日本人の名前じゃないんだよ???
 
ラテン語なんだよそれwww
 
バカですねえーサリンジャーってwww
 
だから翻訳も意味不明になってるが訳者がそもそもサリンジャー本人なのはよく読むと分かる
 
これもキング作品だね
もうわかっただろう
 
キングはこいつまじおもしれえーwwwしか思ってないから通報しなかった
そしてキングのそういう性格を利用して寄生虫のごとく生き残った
それがサリンジャーってばばあなんだよw
 
はい、ワンスモア
サリンジャーはただのばばぁです、作家ですらない、ただの詐欺師だ
 

493:吾輩は名無しである
19/03/06 22:03:35.33 jw+WT2Xy.net
当時は完全に思考停止するほどデブではなかった
答えは一つだよサリンジャー
 
無期懲役だ
 
君は無期懲役だよ
 
だからどこまでも抵抗をするんだ 
 
なあ??? 
 
俺にケンカ売るなんて一億年早いぞ
 

494:吾輩は名無しである
19/03/06 22:05:12.09 jw+WT2Xy.net
作家でも何でもないがおめえよりは文章上手いよ
 
態度だけデカいからみんな勘違いしている
 
こいつは太ったから何もしなくなったんじゃない
 
元から文章なんて全く書けないんだよ
 
ただのデブなんだ
 
不用品。ゴミ。微生物の方がいい仕事をする。
 
そういうことだ
 

495:吾輩は名無しである
19/03/26 15:22:14.38 XNaAcQ2b.net
サリンジャーの息子が父の遺稿を整理中
URLリンク(hon.jp)

496:吾輩は名無しである
19/03/29 23:36:00.43 LiLRSLky.net
クソゲーオブザイヤーのスレ荒らしがサリンジャーだって
軽蔑してる
ただのクソヤローらしい

497:吾輩は名無しである
19/03/31 22:14:16.60 zWapoGdF.net
くそりんじゃー

498:吾輩は名無しである
19/04/01 21:16:19.42 boRqQBDp.net
サリンジャーの息子が父の遺稿を整理中
2019年2月4日 大原ケイ 海外ニュース
 生誕100周年を迎え、まもなく遺稿が日の目を見るとの噂があるJ・D・サリンジャーだが、
英ガーディアン紙が彼の息子であるマット・サリンジャーにインタビューをしている。
 1965年に最後の小説を発表してから後、サリンジャーはどうしていたのか、
書きためたものが読まれる日は来るのか? 2010年の没後、ずっと問われてきた謎に答えが出た。
「父はずっと考えやアイディアを温めていて、運転中にわざわざ車を駐めて書き留め、
独り言ちて笑うこともあった。家でも椅子のそばには必ずノートブックが置かれていた」
「なによりも、それを読みたいと思う人がいたのならいずれ読んでもらう気があったと思います」と語る。
 マット・サリンジャーは1990年にキャプテン・アメリカ役で映画に出たこともある俳優で、
これまで映画や舞台のプロデュースをしていたが、2011年に父の遺稿に手をつけ始めた。
50年近い年月の間に書いた量は膨大だったため整理するのが大変で、まだあと何年もかかりそうだという。
 どんなストーリーがあるのか、詳しいことは明かしていないが、短編にたびたび登場する
おなじみのグラス一家についてのエピソードは他にもあるとか。90年代にサリンジャー宅で
火事があった時に原稿も失われてしまったと思われていたが、2つの金庫に入れられており、無事だったという。
「父は世間嫌いの隠遁者というレッテルを貼られてしまったが、それは物書きにとってプライバシーを
望んでいたというだけで、いわゆる文壇の人たちを家に呼んでポーカーをするようなことに
興味がなかっただけ」という。電話をかけてきて咳ばらいをしながら「すまんな、マット、
もう3日も声を出してなかったのでな」とものまねをする息子には父の面影が濃く残る。
 10月にはニューヨーク図書館でサリンジャー展が予定されているが、展示する原稿や写真、
手紙などを選んでいるところだという。

499:吾輩は名無しである
19/04/01 21:20:01.78 boRqQBDp.net
>生誕100周年を迎え、まもなく遺稿が日の目を見るとの噂があるJ・D・サリンジャーだが、
生年月日がまた変わった
>英ガーディアン紙が彼の息子であるマット・サリンジャーにインタビューをしている。
聞いたこともない俳優だ
>1965年に最後の小説を発表してから後、サリンジャーはどうしていたのか、
>書きためたものが読まれる日は来るのか? 2010年の没後、ずっと問われてきた謎に答えが出た。
だれひとりサリンジャーなんて名前を相手にしていない
>「父はずっと考えやアイディアを温めていて、運転中にわざわざ車を駐めて書き留め、
>独り言ちて笑うこともあった。家でも椅子のそばには必ずノートブックが置かれていた」
>「なによりも、それを読みたいと思う人がいたのならいずれ読んでもらう気があったと思います」と語る。
それはウイリアムシェークスピアの逸話であってお前じゃないよサリンジャー
>マット・サリンジャーは1990年にキャプテン・アメリカ役で映画に出たこともある俳優で、
そんな映画はない。マーブル舐めてんのおまえ
>これまで映画や舞台のプロデュースをしていたが、2011年に父の遺稿に手をつけ始めた。
>50年近い年月の間に書いた量は膨大だったため整理するのが大変で、まだあと何年もかかりそうだという。
バカじゃねえのか今更。たくさんあるならとっくにやっとるわ
>どんなストーリーがあるのか、詳しいことは明かしていないが、短編にたびたび登場する
>おなじみのグラス一家についてのエピソードは他にもあるとか。90年代にサリンジャー宅で
>火事があった時に原稿も失われてしまったと思われていたが、2つの金庫に入れられており、無事だったという。
うん、すでに一つも残されていないと遺族は口にしていたはずだな

500:吾輩は名無しである
19/04/01 21:22:02.58 boRqQBDp.net
>「父は世間嫌いの隠遁者というレッテルを貼られてしまったが、それは物書きにとってプライバシーを
>望んでいたというだけで、いわゆる文壇の人たちを家に呼んでポーカーをするようなことに
>興味がなかっただけ」という。電話をかけてきて咳ばらいをしながら「すまんな、マット、
>もう3日も声を出してなかったのでな」とものまねをする息子には父の面影が濃く残る。
あほ以下だな。これもシェークスピアの逸話だ。
因みにこの逸話は日本語版もあるねw
>10月にはニューヨーク図書館でサリンジャー展が予定されているが、展示する原稿や写真、
>手紙などを選んでいるところだという。
ニューヨークの図書館に展示スペース自体が無い

サリンジャーがまぁた糞みたいな嘘をついています
勝手にこのサイトにウイルスぶち込んで書き足したのでしょう
愚かですね

501:吾輩は名無しである
19/04/03 22:16:51.92 kYhaNJMg.net
サリンジャーって生きてたのか

502:吾輩は名無しである
19/04/05 01:58:22.65 CfHBWiU/.net
糞豚だがな

503:吾輩は名無しである
19/04/08 21:05:41.73 yTSdT+O5.net
マジだ
kotyスレで晒されてる

504:吾輩は名無しである
19/04/10 21:22:13.79 /AOFM18e.net
サリンジャーこと田中(本名)の住所
東京都練馬区江古田5丁目
さていつまで虚勢が持つかな
どんどんいくけど
まああれだ。
 
このスレで終わる訳もない

505:吾輩は名無しである
19/04/10 21:24:54.91 /AOFM18e.net
サリンジャーは田中っていうんだよ
つまらねえ名前
糞だな
糞便

506:吾輩は名無しである
19/04/22 15:21:16.59 ZYqkyn6B.net
このスレとかアマゾンのレビュアーがサリンジャーということ?

507:吾輩は名無しである
19/05/14 20:41:19.56 KTw4y2PD.net
ネット上のサリンジャー情報は暇なばばあ本人がひたすら書いてんだよ
印税は既に完全に引き上げられてるんだが個人出版したりしている
それが笑える
なんでできるかって?未だに実家だからさ
死ぬまで自分の功績だと錯覚したいらしい

508:吾輩は名無しである
19/07/19 21:59:29.32 dmRKjWhJ.net
東京都練馬区江古田5丁目
この続き書いていい?

509:吾輩は名無しである
19/07/25 21:28:26.88 eIxLYaRl.net
>>479-508
なるほどこういうことだよ
ねえ?

510:吾輩は名無しである
19/08/01 22:11:37.43 K15Vc7jK.net
ほとんどスティーブンキングじゃねえかよ

511:吾輩は名無しである
19/08/13 23:23:26.22 uPuelbQL.net
URLリンク(www.bbc.com)
JD Salinger: novels finally to be published as ebooks
2 hours ago
The works of The Catcher in the Rye author JD Salinger are finally being published in ebook format,
nearly 10 years after his death.

URLリンク(www.nytimes.com)
J.D. Salinger, E-Book Holdout, Joins the Digital Revolution

512:吾輩は名無しである
19/08/14 01:13:08.84 PgKULT1V.net
>>511
へえ、大事件じゃないですか!

513:吾輩は名無しである
19/08/18 02:25:24.25 gLykt2GR.net
>>511
邦訳版も電子化してくれるんかな?

514:吾輩は名無しである
19/08/30 03:33:38.48 Fymc5VdH.net
君達天気の子は見た?

515:吾輩は名無しである
19/08/30 06:01:48.10 xy06+E/n.net
見てないよ

516:吾輩は名無しである
19/09/02 02:18:51.50 PBG905LY.net
天気の子の主人公の愛読書がthe catcher in the rye

517:吾輩は名無しである
19/09/02 22:30:25.34 y1J8+une.net
内容は思いっきりライ麦とは違うけどな
愛する誰かが見つかれば世界はバラ色
ホールデンに対する侮辱か、と

518:吾輩は名無しである
19/09/03 00:08:21.35 3tVyChcv.net
>愛する誰かが見つかれば世界はバラ色
あの映画見て本当にそういう話だ思ったらそれこそ頭の中バラ色だわ
本当に見た?

519:吾輩は名無しである
19/09/03 03:17:44.35 CZBvAfzX.net
俺、埼玉のサリンジャーって呼ばれてんだけど、何か質問ある?

520:吾輩は名無しである
19/09/03 12:16:19.56 Kisy+3lb.net
>>518
世界よりも大切な誰かを選ぶ話だろ
ホールデンの葛藤が、ボーイミーツガールで解消されたとでも?

521:吾輩は名無しである
19/09/03 16:53:08.38 3tVyChcv.net
もう、本当に皮相な見方しか出来ないんだなとあきれ返りましたわ
マーク・チャップマンはこういうやつこそ射殺すればよかったんだな

522:吾輩は名無しである
19/09/04 02:00:00.23 ZNLeuRrU.net
>>521
ホールデンは世の中の欺瞞が嫌で、その欺瞞ってのは「恋愛で幸せ」とかも含まれてるわけだ
世界のことより、ただ自分が愛する人が生きていて欲しい、自分と愛する人がいれば大丈夫
こういう考えを、ホールデンはどう思うだろうね

523:吾輩は名無しである
19/09/27 03:18:59.10 x10jNYYk.net
おかげさまでライ麦バカ売れらしいね

524:吾輩は名無しである
19/09/29 14:37:53.49 Ja5/S9ek.net
主人公の行動は完全にホールデンに対するアンチテーゼだからなぁ

525:吾輩は名無しである
19/10/06 00:32:04.99 HLaG6Mpp.net
村上訳では参ったねがやれやれになってるのかよw
ちょっと子供が使う言葉じゃないな

526:吾輩は名無しである
19/10/06 13:38:05.55 XdkS1LRm.net
思春期に読めば味方が変わるとか多くの人が言ってるけど、今16歳で、ホールデンと同じ年齢だけど全く分からなかった
同じように落ちこぼれでテストは赤点ばっかなのになんでだろうな
ただ分からないなりに、なんかムカつく奴だなとか可哀想な奴だとかそんなことは思った
こんな輪郭のない分かりにくい本なのに、普段本を読まないような人からも愛されてるってのがよく分からない
もし10代の頃にこの本を読んだ人がいたら、どんなことを感じたのか教えて欲しい
自分も何かは感じたけど、言葉にできるようなものじゃなかったし、価値観が大きく変わるとかそんなこともない気がする

527:吾輩は名無しである
19/10/06 15:05:55.97 uA2vPD8r.net
恵まれてるんでしょ

528:吾輩は名無しである
19/10/07 22:50:10.15 LySyaKQ1.net
アマゾンのレビューでも若い時に読んでいれば~とか主張してる人が多いけど
こういう人たちは自分が理解できないから、何とか理由付けして落とし前を付けようと適当に考えただけだと思う
だからあまり気にするな

529:吾輩は名無しである
19/10/08 11:21:28.59 a6t8AtZv.net
>世界のことより、ただ自分が愛する人が生きていて欲しい、自分と愛する人がいれば大丈夫
だからお前は皮相な見方しか出来ないと言われてるんだよ・・

530:吾輩は名無しである
19/10/09 03:28:25.26 WrAGANHf.net
>>526
大人にムカついたり大人の言う事をきく同級生にムカついたりしないのか?

531:吾輩は名無しである
19/10/10 22:43:26.05 IWexIzk7.net
>>526
なんかうまく言えないけど、大人が信用できない
なんかうまく言えないけど、そんな大人になりたくない
なんかうまく言えないけど、世の中はほとんど嘘っぱちだと思う
なんかうまく言えないけど、社会の仕組みが汚く感じる
なんかうまく言えないけど、そんな社会に反抗するのも言いなりになるのも違う気がする
なんかうまく言えないけど、それでも素敵なもの、綺麗なままのものはあると信じたい

こんな感じの感情を思春期には抱きがちで、そんな思春期に抱きがちな感情を持つ主人公に触れることで共感したり、既に思春期を過ぎた人が読むことで、思春期の気持ちを思い出して胸が苦しくなったりするのが、ライ麦畑

532:吾輩は名無しである
19/10/14 23:23:25 7tDrnBWS.net
去年ハプワースの新訳が出たみたいだけどどうなの?

533:吾輩は名無しである
19/10/16 13:38:53.29 t4ge1Hsq.net
誰もが共感する本なんて無い

534:吾輩は名無しである
20/03/05 13:02:58.35 bAz5s0HG.net
サリンジャーは病んでると思う。世界が腐食していく感覚というか。

535:吾輩は名無しである
20/03/07 00:25:58 m72txr4N.net
世界恐慌から大戦突入期に青年時代を過ごした若者たちの話だよ
いまこそ読まれるべきだと思うけど
大戦後の好景気に沸いたサリンジャーの時代ではすでにそういう危機意識は希薄で
作中人物であるシーモア・グラースの自殺の原因でもある
人間は愚かで衝動的で、どんなに悲惨な目に遭っても
目先の快楽に耽ってすぐに忘却する
簡単に言うと朝三暮四の奸計に歓喜する猿とそれほど変わらない
猿に囲まれた人間は苦しむだろうね

536:吾輩は名無しである
20/03/16 14:25:52 TOR/dfw/.net
The Last and Best of the Peter Pansが読みたいのだが、発表はまだ?
2020年までには出るとの情報あったのに。

537:吾輩は名無しである
20/04/13 22:16:17 g1lXitVa.net
「おまえ、ほんまにこの話聞きたいんか。けどなあ、どこで生まれたんやとか、子供の頃どんな風やったんやとか、生まれる前に親はどんなことしとったんやとか、そういうしょうもないこと話すのいややで。」
(『ライ麦畑』の関西語訳) 
村上朝日堂

538:吾輩は名無しである
20/05/23 21:55:27 LidJS/y6.net
もう2020年なんだが、未発表作の発売はまだ時間かかるのか?

539:吾輩は名無しである
20/05/23 22:56:24.05 ZFq9WTp2.net
去年の記事では出版準備に入ったけど、量がかなり多くて出版までには何年も時間がかかる、確かそんな話だった

540:吾輩は名無しである
20/07/03 12:10:14.69 Qi78W1dK.net
コロナ禍の今こそサリンジャーの未発表作を出してほしい

541:吾輩は名無しである
20/08/27 19:16:09 sgTssZB7.net
隠遁してから書いてた奴も全部バディーが書いた体でできてんのかな
ハプワースから更にあの方向に進んでたとしたら最早誰にも理解できない代物が出来上がってそう
そして理解できなくてもいいからいつか読みたい

542:吾輩は名無しである
20/09/10 19:34:16.29 LA8sFU3m.net
シーモア、ハプアース路線なら要らんかな・・・

543:吾輩は名無しである
20/09/10 19:47:05.51 x5SWa6cQ.net
シーモア序章?

544:吾輩は名無しである
20/10/17 03:56:49.53 rjvf2je2.net
ライ麦畑でつかまえて読んだ
中学の頃以来だわ小説読んだの
良かった

545:吾輩は名無しである
20/10/18 00:19:13.02 v6rluK4l.net
未だにライ麦畑を超える小説に出会えないんだが
これは思い出補正なのか?
もし超えるとしてもフラニーとズーイくらいしか思いつかない時点で俺は信者なんだろうな

546:吾輩は名無しである
20/10/25 21:57:23.35 0s1CtgTk.net
末期の意味ワカラン作品までうんちく垂れるようになったら信者

547:吾輩は名無しである
20/10/31 13:24:31.95 XjpI3Us9.net
コロナがなかったら何かしらの続報はあったろうになあ

548:吾輩は名無しである
20/11/02 11:36:45.72 Ul53o5fp.net
発表しなくなってからも大工よ~みたいな生き生きした物語は多分書いてないんだろうな
遺稿が全部シーモア序章とかハプワースの流れを汲む作品だったら読むのきついかも

549:吾輩は名無しである
20/11/02 17:57:17.43 +ZDxKo4G.net
エッセイ的な性格のものも混じってるんじゃないかと期待
これ以外にも未刊行の書簡とかけっこうあると聞くし

550:吾輩は名無しである
20/11/10 11:19:31.01 eeCPyQXqU
ライ麦畑でつかまえて、は読んだ。春樹さん訳の方が良いと思う。

551:吾輩は名無しである
20/11/29 23:45:43.67 g92eEa4B.net
後年の作品まで含めて好きだ
面白いかどうかはともかく作者が苦闘してる感じがいいんだ

552:吾輩は名無しである
20/11/30 01:12:36.43 WCVVBocv.net
大工・シーモアを柴田さんあたり新訳してくれないかな
この2編は未だに新潮文庫の古い訳しかないのが残念
あとは荒地出版社から出てた全集も…って流石に無理か
そもそも日本ではなんで全集なんか出せたんだろうか
この前もハプワース出たし、本国以外では意外とその辺緩いのかな

553:吾輩は名無しである
20/11/30 08:26:11.77 OQ5gUIFa.net
>>545
ライ麦だけ読んだけど好きになれなかった
典型的な「『お前たちは心が汚い』と言ってる当人も心が汚い」タイプに見えた

554:吾輩は名無しである
20/11/30 11:25:53.69 x9WdFYtf.net
>>552
今と違って著作権が緩かった時代というのが
やっぱり大きいかと
欧米ならともかく日本までチェックする人が少なかったのだろう
調べたらハプワース、ニューヨーカーのサイトで
会員登録したら読めるっぽい?
URLリンク(www.newyorker.com)

555:吾輩は名無しである
20/11/30 22:12:43.77 qB65b1/J.net
不朽の純文学

556:吾輩は名無しである
20/12/08 21:36:48.35 FrHg74Y7.net
荒地出版社は早いうちからサリンジャーと契約結んでたから出し続けられたんじゃなかったかな
今でもマケプレとかで安く買えるからいいじゃないの
表紙のデザインがイマイチだが

557:吾輩は名無しである
20/12/08 23:48:40.59 mB1HIXuZ.net
翻訳の質もイマイチなんだよな…

558:吾輩は名無しである
21/01/06 17:05:23.65 DVz+9G0x.net
笑い男の文章面白すぎるな
しかも文章が面白い理由も書き手が幼いころに団長からユーモアを教わったからという理由があるのが
二重に説得性があって良い

559:吾輩は名無しである
21/01/16 09:48:35.31 o9gHEAFN.net
久々ゾーイ―を読み返したらゾーイ―とフラニーの会話のあたり全然面白くねえな

560:吾輩は名無しである
21/01/16 10:00:02.41 7xWZY8EU.net
ふとっちょのおばさん

561:吾輩は名無しである
21/01/23 18:48:17.82 lnOppUv9.net
これ面白いわ
URLリンク(ir.lib.hiroshima-u.ac.jp)(Revised)SARIN.pdf

562:吾輩は名無しである
21/01/23 18:52:36.93 9gakYXKQ.net
>>561
こんなん全文読めってのかよ…
でも確かに上手にまとめてそうだね

563:吾輩は名無しである
21/01/26 00:03:48.24 aQHrpU9h.net
読んだら楽しいんだろうがそこまでの熱意はないなあ
そう言えばテディを中心にサリンジャーと東洋思想について書かれた論文がネットに転がってて、それは面白かった

564:吾輩は名無しである
21/03/20 10:28:55.85 7vTzKmQO.net
ライ麦良かったからナインストーリーズも読んだけどあまり面白くなかった…
次はフラニーとゾーイーか
面白いのかな
ちなみに何年も小説は読んで来なかった

565:吾輩は名無しである
21/03/20 10:29:37.50 7vTzKmQO.net
でも笑い男は良かったな
ああいうの他にないかな

566:吾輩は名無しである
21/03/20 15:34:00.78 a4MA6xDr.net
フラニーとゾーイーが一番好み
小説家なんてああいう小説一編書けりゃもういいんじゃなかろか

567:吾輩は名無しである
21/03/21 09:58:20.60 tUZ/EIa1.net
ズーイはサリンジャーの趣味嗜好と大衆的な面白さが共存した実質最後の作品だからなあ
単行本の発売年から勘違いしてしまいがちだけど、大工よ~はズーイの前の作品だし
出版準備中ってかれこれ何年も言われてる遺稿たちは全部ハプワース以降に書かれたものなのかなあ

568:吾輩は名無しである
21/03/22 19:07:58.66 vRbNGBjl.net
みかんは何の象徴なんだ?

569:吾輩は名無しである
21/03/23 00:15:59.82 PpEXom1+.net
途中で作家人生を中断して死まで新作を書くことのなかったサリンジャーの未完の人生を象徴していまつ。w

570:吾輩は名無しである
21/04/01 20:37:58.00 IxA8VTmX.net
サリンジャーってあれだけ詩に傾倒してたんだから、自分で詩を書いたりはしなかったのかな
著作中では、シーモアの書いた詩はミュリエルの意向で紹介できないことになってたが

571:吾輩は名無しである
21/04/05 18:16:56.17 BMPmUIVQ.net
ズーイいいね なんど読んでも発見がある

572:吾輩は名無しである
21/05/01 17:26:02.70 Cyghfbp8.net
コールフィールド家…
フィービーはユーモアのある強い女性になってほしい

573:吾輩は名無しである
21/05/01 18:52:21.34 zOoPuJFP.net
サリンジャーの遺稿発表はまだなのか?
死から10年以上経ってる訳だが

574:吾輩は名無しである
21/05/16 09:28:06.33 gixL9NgZ.net
ゾーイーのエゴを分割にして趣味にしてしまった云々が理解できない どういうこと?

575:吾輩は名無しである
21/05/16 21:17:55.83 SjiycUgX.net
どこかに到達したい、何か立派なことをしたい、興味深い人間になりたい―そんな考えにどうしようもなく嫌悪感を覚えるフラニー
彼女はこれらをエゴと呼び、お金や名声でないにしろ叡智や平穏を求める自分もやはりエゴを持つ利己的な人間なんだとやさぐれていた
兄・ズーイは何がエゴで何がそうでないかは誰にも分からない(最終的に決めるのは神様)と指摘する
重ねてエゴを十把一絡げにするな、世のいやらしさの半分程度は「本物のエゴ」を用いられず生じるものだとも話す
エミリー・ディキンソンの詩作の衝動にもエゴを認め、物的な貪欲さと知的な貪欲さに違いはない、それらを持つ人間は僕ら俗人と同じと言う彼は、そもそもエゴを(少なくとも「本物のエゴ」を)それほど嫌なものだとは思っていないようだ
そして彼は彼の友人のエゴはもうバラバラになり、趣味に変わってしまったと話す
このエゴはズーイの言う「本物のエゴ」で、いやらしいが巨大な欲の結果(例えば会社を興し億万長者になる)にもなれば、詩にもなる、そういう衝動を指していると自分は考える
そして、そんな衝動は友人の中ではもうバラバラになり、ちんまりとした電動工作などで満たされるようなものに成り果ててしまった
というのが自分の解釈です(村上春樹訳参考なので引用語句が一致しないと思われます。ご容赦ください)

576:吾輩は名無しである
21/05/17 15:45:47.05 UVIaDi6u.net
>>575
文章上手いな!
エゴと言うと表面的に表れる、その場のみせかけのようなものと捉えてたけど
もっと広い意味で欲望とか欲求と理解した方が近いんだな

577:吾輩は名無しである
21/05/17 22:27:42.39 vKMef2Pk.net
サリンジャー自身が本物のエゴを貫けていたなら、別に作品を発表し続けていても良かったのではないかと思うけどね
エゴとは関係なく周囲の雑音が煩かったというだけかもしれないが

578:吾輩は名無しである
21/05/18 06:52:00.77 2t4bZrKS.net
>>576
ありがとう
グラース家いいよね もっと読みたかった

579:吾輩は名無しである
21/05/21 22:20:38.27 ckpr/ert.net
映画は中盤ぐらいまでかったるくて見るのを辞めようとかと思ったが、後半は良くなっていった

580:吾輩は名無しである
21/05/22 00:25:51.38 GwQ0h/1n.net
ケネス・スラウェンスキーの伝記よりも良い本ってある?あったら読みたいんだが

581:吾輩は名無しである
21/05/23 12:03:45.61 98cvEZoM.net
「エスキモーとの戦争前夜」好きだなあ
ジニーはフランクリンが少し気に入ったみたいだけど何がよかったんだろ
確かにちょっとかわいいけども

582:吾輩は名無しである
21/08/19 18:03:08.62 3jdFSwpn.net
サリンジャーの遺稿発表はいつになるんだよ
マット・サリンジャー氏は大分のんびり屋さんと見える

583:吾輩は名無しである
21/09/08 13:29:43.65 E8IqnKJb.net
謎解きサリンジャー 
超つまんなかった・・・
末期サリンジャーの思想が全く面白くないのを再確認した

584:吾輩は名無しである
21/09/08 16:00:48.07 suV0POhK.net
>>582
コロナもあるし仕方ないよ
めっちゃたくさんあるらしいから校訂にも当然時間がかかるのもある

585:吾輩は名無しである
21/09/08 19:14:51.12 +wthHHdm.net
緊急出版するほどの遺稿はないってことじゃないの

586:吾輩は名無しである
21/09/10 00:56:15.51 Zvyy3x/d.net
言うて息子さんもいい歳だからな
あんまりのんびりしてるとお蔵入りもあり得なくはないかもしれない

587:吾輩は名無しである
21/09/18 19:39:45.78 Y27NZq8B.net
シーモア序章とハプワース16はまじで読書体力いるな
メモしながらじゃないと最後まで読み切れなかった

588:吾輩は名無しである
21/09/19 17:00:57.43 D7E9cTSV.net
ハプワースってサリンジャー生前最後の発表作というだけで注目しなきゃいけない感じがあるけど、これまで散々聖人化されたシーモアのまだ幼少の未熟な頃を見せることに、どんな意図があったんだろうな
My Salinger Yearによればサリンジャーは晩年にハプワースの単行本化を進めようとしたみたいだし、本人としてはお気に入りなのかもしれないけど

589:吾輩は名無しである
21/09/19 17:36:00.18 iCnR+kju.net
知性主義のどん詰まり

590:吾輩は名無しである
21/09/19 17:52:23.05 ofDJiaa8.net
未熟かなあ…
ウルトラ天才児として書かれてるような…

591:吾輩は名無しである
21/09/19 17:58:36.91 i6LKLDzc.net
天才だからと言って"大人"になったり社会に容易に適応できたりする訳ではないという

592:吾輩は名無しである
21/09/20 01:38:02.42 2t6vTEzK.net
>>590
知能的には確かに天才なんだけど、普通に他人の悪口とか言いまくるあたりは成人後の聖人君子的な扱いを受けてるシーモアと比較すると、かなり幼稚に見えるんだよね
子供だからと言えばそれまでなんだけど、敢えてそれを読者に披露する意味がよく分からない

593:吾輩は名無しである
21/09/23 14:02:56.46 VQfU4OOU.net
超個人的な話をすると、自分はハプワースを読んで「この作品の意味ってなんだろう」「つまり作者は何が言いたいんだ?」って考えたことがない
なぜならこれを読んでいる間、とても幸せで、楽しい気分になれるから
これが書かれた理由なんて、(これ一つでないかもしれないが最大の原動力は)作者自身も楽しくてワクワクしたからだろなとしか思えない
楽しい理由はただ一点、グラース家が好きだから
『あのシーモアが、レスとベシーに向けて書いた手紙!しかも小さい頃のなんて!お宝じゃん!ああ、小さい頃のシーモアてこんなだったんだ、いいなあ!』こんなもん
「ワイズ・チャイルド」のファンみたいなもんなんだね、まさしく
グラース家が出てくる他の作品には一応ストーリーや仕掛けがあって、それだけで面白い(式に来なかった新郎側唯一の親族として新婦の親族に対応する、妹が落ち込んでる理由を解いていく、最終盤にいきなり拳銃が出てくるサスペンス)けど、ハプワースにはまるでそれがない
だから、他は楽しめたのにこれは無理って人がいたらその理由もたぶん分かる
これはグラース家の出てくる話ではなく、グラース家を(批評、文学的にではなく人間的に)好きでないと楽しめない作品になってる
Wikipediaには「サリンジャーは自分が関心のあることだけにとらわれて、それが外の世界に伝わる形にならなくなってしまっている」て評が紹介されてるけどまさにそう、ストーリーてフックを使わないと外の世界は作品に歩み寄ってきてくれない
ただ、たまたま何かうまくいって伝わった場合はすごい喜びを与えてくれる
それを外の世界に伝わるように言えばたぶん「家族団欒の喜び」が一番近いと思う
この作品が持つ意味に何かそれっぽい名前をつけるとしたらそれは「逃避」だろうし、全くそれで結構だと思う
こんな喜び、他ではなかなか得られないのだから

594:吾輩は名無しである
21/09/25 07:08:35.22 4Z4mq9Fe.net
普通にフラニーとズーイーが1番好き

595:吾輩は名無しである
21/09/25 07:32:10.65 f3ojexkW.net
>>593
あなたのように心のこもった感想を書く人がまだいるのを見ると、
文学板もまだ捨てたもんじゃないなと思う。

596:吾輩は名無しである
21/09/25 15:58:57.04 XL6uo2Tp.net
ひたすら気持ち悪い
無理やり好きな物作ろうと思って理由付けしただけだろ

597:吾輩は名無しである
21/09/26 01:42:19.09 7YhtvCC1.net
冒頭でシーモアが家族愛を炸裂してる感じはいいよね
グラスファミリーが好きな読者相手のキャラクター小説と思えば悪くはない
それにシーモアの読みたい本リストはおそらくサリンジャー自身の評価・興味関心に直結してるんだろうから、サリンジャーという人物に興味ある読者にとっても発見は多いと思う
もし万一グラスファミリー自体知らないみたいな人が手に取ってしまったら、ブチ切れてもおかしくはない

598:吾輩は名無しである
21/09/26 22:17:46.95 vKaH/SaV.net
ナインストーリーズ「小舟のほとりで」のユダ公とユダコのくだり本当に鳥肌立つな。
kikeとkiteを日本語にそう訳すの野崎さん本当に異次元の訳者だよな。

599:吾輩は名無しである
21/09/27 15:56:28.88 8PpXUvtC.net
そのラストで名作確定するけど、読み返すとブーブーが使用人の腐りかけた気をほぐしてくとこなんかも見事だよな
サブカル気取りのアホは非人間的に描かれたシーモアの方を好きになるらしいがw

600:吾輩は名無しである
22/03/08 19:28:18.93 HfD9HZdU.net
ナイン・ストーリーズ読んでる。天才。

601:吾輩は名無しである
22/03/11 23:56:37.60 Y7FyFkl2.net
小舟のほとりでよかったな。子どもの時母と二人でだるまさんがころんだしてたら急に悲しい気持ちになって泣き出したこと思い出した。

602:吾輩は名無しである
22/03/16 18:53:49.00 US6kVXvx.net
文学のリテラシーが全くない状態で初めて読んだのがナインストーリーズだったけど、バナナフィッシュは衝撃だったな
エレベーターでキレてる理由や自殺した理由の考察を見るうちにどんどん引き込まれていったのを覚えてる

603:吾輩は名無しである
22/03/17 23:40:33.30 Or4Q8NqC.net
グラース家の子たちって繊細過ぎて傍からだと言動に脈絡がないように見えるね
ホテル・ニューハンプシャーって映画を思い出した

604:吾輩は名無しである
22/03/18 20:12:53.32 4NTqz6bW.net
マット・サリンジャー氏はいつになったら遺稿を世に出してくれるんだ?
世界中のファンが待ってるんだが

605:吾輩は名無しである
22/04/17 21:54:50 nuVEhzsP.net
巨乳漫画の公告は性犯罪助長とか言い出したらライ麦畑でつかまえてもやべーな

606:吾輩は名無しである
22/05/06 21:26:28 s8KKHQ8r.net
俺も待ってる。30年、いや、それ以上。

607:吾輩は名無しである
22/05/07 22:43:11.29 rwCHz/HE.net
>>603
グラース家とアーヴィングの描く家族は全然違うだろ。グラース家は言っちゃえば非定型発達者の一家で、アーヴィングの描く家族は露骨に精神分析学的なモデルじゃないか。

608:吾輩は名無しである
22/05/10 12:00:14.08 RG2jyqUC.net
アメリカではパヨクになるの?

609:吾輩は名無しである
22/07/31 17:28:30.36 I3Gz0ch0.net
またいつのまにか新刊が!
新潮モダン・クラシックス
彼女の思い出/逆さまの森
今なお話題のサリンジャーの煌めく才能。これが最後の「9つの物語(ナイン・ストーリーズ)」! 
若い頃の留学先のウィーンを終戦後に再訪した男が行方を探す美少女、謎の女とともに行方不明になった天才詩人、
少年が見てしまった悲劇の黒人ジャズ歌手。グラース家の物語の無垢、そして『ライ麦畑でつかまえて』の異議申し立て……
サリンジャーが後年描いたエッセンスを湛えながら本国では出版されることのない幻の短篇集!
URLリンク(www.hanmoto.com)

610:吾輩は名無しである
22/08/07 03:03:14.31 1RJ5zbOA.net
「ちくしょう」彼は言った、「まったく、このよにはいいものがたくさんある」

611:吾輩は名無しである
22/08/07 03:03:59.22 1RJ5zbOA.net
まったくね

612:吾輩は名無しである
22/08/07 03:04:13.34 1RJ5zbOA.net
あああああまちg

613:吾輩は名無しである
22/10/26 21:23:55.38 A+0cuha/.net
ライ麦やナイン、フラズイを読んでハマったアメリカの人はそのあとどうしてんのかな
昔の雑誌とかたぶん高いだろうに…「彼女の思い出」とかは図書館で読んでるのかね

614:吾輩は名無しである
22/11/10 17:25:41.70 LeQO2uIt.net
サリンジャーは永遠の青春小説ポジだったのに誰かさんに翻訳されてから冷えた感があるわ
なんかもう読んでる奴いなくね

615:吾輩は名無しである
22/11/10 20:36:11.33 W3AoDey1.net
これから読む人もいるんですよ、おじいちゃん。

616:吾輩は名無しである
23/01/01 00:05:19.95 GYPtlrg0.net
村上訳いいと思うけどな
俺は35年前に読んでるのでジジイだけどw

617:吾輩は名無しである
23/01/01 09:02:17.67 tEAD34/q.net
村上春樹ってサリンジャーとかカポーティやチャンドラーという定番ばっかり訳すのがちょっとな
屋上屋を架すイメージが強い
どうせならデリーロやマッカーシーの未訳本を訳せばいいのに

618:吾輩は名無しである
23/01/01 10:33:17.33 SFpaX7HJ.net
そんな技術ないだろ

619:吾輩は名無しである
23/01/05 01:02:12.81 1UlNY9Cq.net
そう思いたいけど、果たしてそうだろうか

620:青木康善
23/04/27 16:48:41.86 agyeBz5/.net
こいつをバロウズ検索で引き合いに出してところがamazonでありました。何が良いのかわからん。

621:吾輩は名無しである
23/05/18 22:38:16.85 nvjw/kPJ.net
>>617
雑感なんだが、

622:吾輩は名無しである
23/05/18 22:51:27.22 nvjw/kPJ.net
>>617
雑感なんだが、村上が若い頃にカポーティやフィッツジェラルドを称賛して、サリンジャーはつまらないって言ってたのって、村上のテーマである社会対個人ってのが、高度消費社会が壁側の社会であって、そこに迎合出来ない個人が卵なので、サリンジャーって設定や舞台装置からしてそこは全然そぐわなかったからだったのでは。

623:吾輩は名無しである
23/05/18 23:12:02.72 nvjw/kPJ.net
>>622
身も蓋もない話、江藤淳の影響下にある村上がグレートギャツビーやらティファニーで朝食をやらさらば愛しき女よを称賛するのは、それらが失恋小説に託つけた高度消費社会批判モノだからで、要約すると、個人のピュアな恋愛感情みたいなものが消費社会の新しい価値観に敗北者しちゃう、みたいな話である。
なるほど、当時の村上の趣味を鑑みるとこの時点では確かにサリンジャーはつまらないものに見える。
ギャツビーがあの手この手で元カノを取り戻そうとしてる一方、ホールデンって1人でウロウロしながら頭の中でどうでもいいようなこと考えながら、発作的に誰かに電話するだけだから。

624:吾輩は名無しである
23/05/18 23:26:39.23 Qax474rV.net
>>623
ただ思い返してみるだに、じゃあゼロ年代初頭になんで村上が突然、サリンジャーを翻訳し始めたのかって、これは加藤典洋が指摘した、村上の「隠喩から換喩へ」のタイミングと同期していて、具体的にいうと、村上は二人称に制約される語らいから一人称に脱皮したかのような文体にスライドしたのである。
ちょっと面倒な話なんだが死ぬほど大事な話なので頑張って説明しようと思う。当然、結論にはなぜ村上がサリンジャーをある時期から再評価したのかを説明したい。

625:吾輩は名無しである
23/05/19 00:05:17.02 rRyJzFUr.net
>>624
先ず有名な話だが、村上は江藤淳からの強い影響下にある作家である。
江藤の成熟と喪失の内容には触れないが、少なくとも初期の村上のモチーフには敗戦国としての日本に固有の家庭のモデルが採用されていたことは証左に事欠かないだろう。
短編の「飛行機」に源典を持つ、「色彩を持たない~ 」は最も解りやすい例で、これらは優れた「日本の」フェミニズム文学なのだけど、そのような評価が以外と少なくて驚く。
言うまでもないけど、資本主義と社会主義ってどっちも一長一短で、資本主義とは個人の能力や実績を最大限に評価し、その個人に収益を還元するみたいな例のアレで、一方社会主義とは富をとにかく再配分して国家を運営したいってやつで、ネガティブな側面としては公的な給与は地下勢力によって中抜きされがちだからダメなんだよね(あれ?…まぁいいや)。
村上春樹は団塊世代に早稲田の学生だったのでなので、当然学生運動の影響はある。デカンショの圧力もあっただろうけど、でもこの環境で一旦村上青年は同級生が見向きもしないフィッツジェラルドやカポーティに流れていく。
なぜか。
どうも、当時の村上青年は恋をしていたらしい。
恋してるときはしょうがないよね。

626:吾輩は名無しである
23/05/19 00:13:37.00 bY6j/zOF.net
>>625
恋をしている文才のある青年は「パン屋襲撃」みたいな、ただ面白いだけの本を書いていたら、95年、オウムを経験する。

627:吾輩は名無しである
23/05/19 00:18:36.25 bY6j/zOF.net
>>626
村上がこのときを契機に人称を変えたのは、「物語」の管理を改めたからである。
なんでそんなことする必要があったのか?

628:吾輩は名無しである
23/05/19 00:29:24.58 6uHzckP6.net
>>627
「アンダーグラウンド」と「約束された場所で」のあと、村上はなぜかサリンジャーを翻訳しはじめる。
「物語が人を狂わせる」ってテーゼがお昼のワイドショーを賑わせていた時代になぜ村上はサリンジャーを召喚したのか。

629:吾輩は名無しである
23/05/19 01:00:37.67 aqX+Ek00.net
>>626
敢えて省略しているけど、社会運動の最中で、虚偽は定かではないが村上春樹は恋愛のほうが大事だった、と言っているのである。

630:吾輩は名無しである
23/05/19 01:10:11.69 /PXETy2X.net
>>629
社会の激動よりも個人の恋愛感情の方が重い。って価値観は、普通にそのまんまグレードギャッビーやティファニーで朝食をと共通する。
ついでに言うと、包容家族が説明する日本の敗戦史のフェミニズムの一側面から連なる消費者の精神史観ですらある。
繰り返す。
なぜ村上春樹はサリンジャーを翻訳したのか?

631:吾輩は名無しである
23/05/19 01:21:14.85 rBpeVZvw.net
>>630
禅の思想とポストモダニズムが直結するタイミングを村上春樹は多分冷静に見ている。
サリンジャーの作品の特性って、雰囲気で読者を飲み込んじゃうみたいなニューウェーブ的なロマンチシズムもあるんだけど、それとは別に純粋なドラッグ的な効用もあるんだよね。

632:吾輩は名無しである
23/05/19 01:40:16.99 Tz6RYndI.net
>>631
なんにせよ村上春樹はサリンジャーを再解釈するに前後して、ポスト構造主義的なポスト構造主義者に転向したんだけど、下世話な話、この村上の転向っての恋愛至上主義で感情で拗らせてた人がアトミズムに転向するくらいの急カーブである。

633:吾輩は名無しである
23/05/23 00:01:35.87 wHOj9F9T.net
続かねーのかよ!

634:吾輩は名無しである
23/06/04 21:14:37.80 zFdOPNAJ.net
よく分からんけど遺稿の発表はよ
早くしないとファン達もくたばっちまうぞ

635:吾輩は名無しである
23/06/09 19:44:10.82 AXDUKUJE.net
ジャズ・アンビエントから、少しずつ宇宙的な顏を隠しきれなくなっていきます。
なかなかオモシロくないですか?
//youtu.be/f0og1UrDFy0

636:青木康善
23/06/09 21:51:42.43 nn9PzOB7.net
どうも大嫌いだなあサリンジャーは。親父がサンドイッチなんたらを頼んで無いのに買ってきて読んだが。

637:吾輩は名無しである
24/04/03 21:27:08.42 m0zwyVKK.net
NHK総合
NHK 総合 03/21 23:00 完全なる問題作 キャッチャー・イン・ザ・ライ
2024年3月21日
丹沢こりす
ダグラス・ブラッドリー(ベトナム戦争帰還兵):
《帰還してサリンジャーを読み直したとき
そこに書かれたトラウマに気づいた
それは思春期の悩み以上のものだ
主人公のホールデンが妹を
守ろうとする気持ちにそれを感じる
彼は妹の純粋さを守ろうとするんだ
マシュー・サリンジャー(サリンジャーの息子):
《ホールデンとフィービーの関係は
言葉にするのが難しい
でも最終的には妹への愛が彼を
癒やしているんじゃないかな
彼はきっと大丈夫だと思わせてくれる
ケネス・スラウェンスキー(サリンジャー研究者):
《居場所を探してもがくホールデンの物語は
普遍的で時代を超えると思う
でも「キャッチャー」には物語の筋以上に
特別な何かがある
それは指し示すことが不可能なものだ
2024年3月24日

638:吾輩は名無しである
24/04/03 23:05:40.46 oGN4Bdsz.net
『エズメに 愛と穢れをこめて』がすごい
ノルマンディー上陸作戦に参戦し、ドイツの強制収容所に、
地獄を見て病んだサリンジャー自身の体験をもとに、
創作した美少女との交流で癒やされていく主人公を描く作者の魂よ

639:吾輩は名無しである
24/04/30 14:03:18.38 VtkeetCQ.net
AGE

640:吾輩は名無しである
24/05/22 00:35:48.45 hnFlVqzx.net
現代の若者に多く見られる「感情を表すのはダサい」という風潮は、裏を返せば彼らの繊細な心を表していると言えるでしょう。彼らは真心を傷つけられることを恐れていて、その結果として「負ける」ことも恐れているのです。しかし、それは賢明さの欠如ではなく、むしろ臆病さの裏返しと言えるでしょう。彼らは確かなものしか信じることができず、熱意や経験も不足しているのかもしれません。しかし、現代のサリンジャーのようなエスプリのない人間には、彼らのような若者こそが希望と言えるのではないでしょうか。

641:吾輩は名無しである
24/05/24 23:17:43.26 Gpd9yghR.net
>>631
村上って結局、コアな部分がビートルズなんだと思う。

642:吾輩は名無しである
24/05/24 23:25:18.73 Gpd9yghR.net
人格形成期にライ麦畑やナイン・ストーリーズを読んで、よく解説本で書かれてた主人公への同一化、とかではなくサリンジャーの作品のビジュアルイメージみたいなのに強く惹かれたのはワイだけではないと思う。
世代的な問題なのかもしれないが、ライ麦畑に強く恋い焦がれはしたんだけど、別にインヴォルブもされなかったし、誰かを殺したくなったりはしなかったんだけどとにかく、小説内の風景に惹かれた。みたいな人ってたくさんいるはずで、それはサリンジャーが風景描写の巧い作家だからなんだが、

643:吾輩は名無しである
24/05/24 23:31:01.13 Gpd9yghR.net
>>642
一方、ライ麦はまだしもナイン・ストーリーズを読んで、冒頭のバナナフィッシュと最後のテディって、わけのわからない二作に、すごくわかりやすい短編群がサンドイッチになってる構成は、いくらなんでもなんかの意図があることを誰だって感じるはずで、正直謎解きサリンジャーってすごく腑に落ちた。

644:吾輩は名無しである
24/05/24 23:36:44.26 Gpd9yghR.net
>>643
ナイン・ストーリーズの中で、頭のバナナフィッシュと尻尾のテディだけが余りにも難解、てってのは、通して読んだ人ならみんなが思うことで、ワイは恥ずかしながらナイン・ストーリーズって短編集が謎の銃声から始まり、謎の悲鳴で終わる、って構成自体に気が付かなかった。
何百回も読んだはずなのに。

645:吾輩は名無しである
24/05/24 23:49:23.54 Gpd9yghR.net
ナイン・ストーリーズって、なんの理由も示されないままシーモアが拳銃で自殺する場面から始まり、小学生の国語の教科書レベルの自己完結的なわかりやすい短編を挟み、最後にテディの、またしても理由の示されない自殺と、誰かの悲鳴によって終わる。
この構成。
んで、言い逃れできないのが、冒頭の片手のなる音〜って文。
私の好きなサリンジャーってのはそれぞれあっていいと思うが、文学史上においてサリンジャーってニューウェーブの人だったってのは、すでに他界してる人にこういう評価するのもどうかとは思うが、もう、言い逃れしようとがないと思う。

646:吾輩は名無しである
24/05/25 00:05:02.75 386dZYzD.net
>>645
ワイがそうだが、東洋人が好きなサリンジャー的な風景ってのがあって、それってそれこそアメリカの田舎町の背の高いライ麦畑だったり、陰キャ目線で見るクリスマスシーズンのニューヨークの町並みだったりするんだけど、実はサリンジャーの描くアメリカってマイルドヤンキー的というか、オールドアメリカンなそれでホッパーほどの都会ネイティブなものでもない。

647:吾輩は名無しである
24/05/25 00:20:19.08 386dZYzD.net
>>646
禅の本場である東洋のサリンジャーの読者に、なぜかサリンジャーが禅に傾倒していた、って明らかな事実を受け入れられない感性ってのがある気がするのだ。
サリンジャーをアメリカの懐かしい風景として好きだってんなら、別にそれはそれでいいけど、批評の俎上にサリンジャーを正しく置くとすれば、謎解きサリンジャーって決定的な一冊なんだよね。サリンジャーは東洋の禅を意識しているのに、東洋のサリンジャー読者はサリンジャーの描く西洋(アメリカ)の風景に恋い焦がれているので、ニューウェーブ以降の世代はとくに逆輸入に耐えられない、みたいなの、ないか?

648:吾輩は名無しである
24/05/25 23:14:34.45 eQIf31jk.net
>>641
ビートルズが一時期なんとかってヨガだかに嵌ってすぐ嫌になってやめたって話は有名だが、あの時代に西洋人にオリエンタリズムみたいなのが流行ったんだが、その一昔前にオリエンタリズムにガッツリのめり込んじゃってた人の一人がサリンジャーで、サリンジャーにせよビートルズにせよ日本人にとっては逆輸入されたオリエンタリズムみたいなのがある。
これを団塊世代の一人の西洋文学好きの日本人男性の視点に想像のピントを合わせると、村上春樹って現れるべくして現れた作家だと思う。

649:吾輩は名無しである
24/06/13 02:27:44.08 uYmqaKPI.net
活字の学び
2007年09月16日
第12回「翻訳文学のいま」
【角田】 10代で唯一読んだ英米文学が野崎孝さん訳の『ライ麦畑でつかまえて』です。村上さんの新訳を読んで、こ
んなに違うものかと思いました。すごくクールで格好良く思えた主人公の男の子が、弱っちくてちょっと情けない子にな
っていて。自分が大人になったこともありますが。17歳で村上訳を読んだら、もっと違う感想を持ったかもしれない。
【金原】 たしか川上弘美さんが、新訳はモダンな家だが、昔読んだ旧訳は古い自分の家みたいと言ってたけど、それは
あるかな。
金原瑞人
角田光代

650:吾輩は名無しである
24/06/22 17:11:47.54 XLUbsGEx.net
白水Uブックス
ライ麦畑でつかまえて
サリンジャー,J.D.【著】〈Salinger,J.D.〉/野崎 孝【訳】
白水社(1984/05発売)

651:吾輩は名無しである
24/07/05 01:38:16.91 teBRV9lU.net
J・D・サリンジャーの代表作「ライ麦畑でつかまえて」は、思春期の少年ホールデン・コールフィールドの視点から、大人社会への反発と喪失感を描いた青春小説です。この作品は、出版当時から大きな反響を呼び、20世紀のアメリカ文学を代表する作品の一つとなりました。
サリンジャー自身も、ホールデンと同様に思春期に多くの葛藤を経験しました。第二次世界大戦のトラウマや、両親との確執などが、彼の作品に深い影を落としています。
「ライ麦畑でつかまえて」の成功以降、サリンジャーは公の場から姿を消し、隠遁生活を送りました。しかし、その作品群は、現代社会における疎外感やアイデンティティの喪失というテーマを描き続け、多くの読者に共感を与え続けています。
グラース家の人々を描いた短編小説群は、サリンジャーのもう一つの重要な作品群です。これらの作品は、「ライ麦畑でつかまえて」の登場人物であるホールデンの兄シーモアを中心に、グラース家の人々の苦悩と再生を描いています。
サリンジャーの作品は、思春期の葛藤、大人社会への反発、喪失感、そして再生という普遍的なテーマを描きながら、アメリカの20世紀という時代を反映しています。彼の作品は、現代社会においてもなお、多くの人々に共感を与え続け、読み継がれています。

652:吾輩は名無しである
24/07/25 20:42:53.42 0OOgXJyJ.net
杜口
マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』、その人になり
すます偽名と移動の物語は、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』か
ら史実を元にしたスピルバーグの『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャ
ン』まで通ずるアメリカ的自由の精神を体現しているのだと思う。
2024年7月12日

『ライ麦畑でつかまえて』のホールデンは、同時期に書かれた『オン・
ザ・ロード』や『重力の虹』と同様に、社会から逃走したいと願うも上手
くいかない。
それは彼らと対照的にある種の性的不能である事、またJ・D・サリンジャ
ー自身、生まれつき睾丸が一つな事に悩んでいたのと無関係ではないだろ
う。
2024年7月14日

おかや
サリンジャーのフラニーとゾーイーが好きなんだけど、靴なんて誰が見て
るかもわかんないけど、その辺の太っちょおばさまのために僕は靴を磨
く、太っちょのおばさまは誰しもがなり得てそしてそれこそがキリストな
んだみたいな一節があって(超意訳)。推しは宗教であり日々粛々と靴を磨
くために必要です
2024年7月18日


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