島尾敏雄at BOOK島尾敏雄 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト150:吾輩は名無しである 12/02/01 03:41:52.15 .net 島尾敏雄の文体ってほんとうにきれいだよね... 「サンファンアンティグォにて」あたりがかなり読みづらい部類にはいるのかな。 でも美しいけど。。。 島尾敏雄がちゃんとした翻訳で海外で出版されれば、絶対に高く評価されると思う。世界文学だ島尾は。 151:アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 12/02/02 00:40:10.77 .net 死の棘は英語にも仏語にも訳されてるね。 シマオトシオ論を書いてる人もいたし、 日本の戦争文学アンソロジーには短篇も入ってるみたいだけど 種村が編んだような幻想的作品を集めて海外で翻訳してもらいたいな。 152:まぐな 12/02/02 03:00:00.11 .net 島尾敏雄、本腰いれて読んでみるか。どうも世襲的な側面があってそれが気になるのだが。 このスレでも親族の話が大半だ。基本島尾文学とは関係ないと思うが。 153:吾輩は名無しである 12/02/02 15:26:32.51 .net >>152 いやいや、シンゾーさんは凄いひとです。かけがえのない人格です。 まほちゃんは、シンゾーさんが好きだったら、きっとまほちゃんも好きになると思います。 シンゾーさんの文章は、島尾敏雄直系だよ。いつもなげやりなんだけど、 きらっと光る描写があったりして、ほんとうにさすが!ってところがある。 週刊読書人のシンゾーさんインタビューからの引用です。 http://canpan.info/open/news/0000003274/news_detail.html 脇地 文章の感想を申し上げますと、お父さんの文章に響き合うところがあるような気がしました。例えば 「日暮里を遠ざかるなり信号機の無い踏切ばかりで、それらが暗がりの後方へ逃げて行く様子は、まるで 奈落の底へ突き落されていくざんばら頭の侍、井戸の中へ落ちて行く着物姿の女性のような、溺れて行く 人の哀れな目つきが忘れられなくなるような、何とも寂しいものでした。」という比喩の使い方、的確さ、 また重い主題にもかかわらず「軽さ」を意識したような筆致などがそれです。島尾さんの『夢の中での日常 』など、比較的初期の作品の文体につながるものがあると感じます。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch