23/07/04 06:16:31.98 JgfTO4FW.net
羽生側が1972年生まれの屋敷以降1986年までの15年間に出生した中からA級棋士が10名しか出ていないのは驚きだ
そのあとは、1987年生まれの広瀬以降、1993年生まれの斎藤慎太郎まで7年間で9棋士がA級棋士になっている
年齢順
広瀬、佐藤天彦、中村太地
稲葉、糸谷、豊島
菅井、永瀬、斎藤
*大橋がA級棋士になれれば10棋士だが30代でのA級昇級例は過去例と照らし合わせると1期だけで終わることが多い
ところで、1994年以降に生まれた棋士でA級棋士になっているのは2002年生まれの藤井聡太のほかには佐々木勇気だけである
現役棋士でA級棋士になれそうなのは年齢を考慮すると多くない
近藤誠也、増田康宏、斎藤明日斗、服部慎一郎、高田明浩、伊藤巧、藤本渚(2005年生まれ)の7棋士だ
仮に藤本渚より年齢が上でまだ奨励会の人からはA級棋士が出てこないとしたら、藤井聡太と佐々木勇気を加えた9棋士だけが12年間でのA級棋士ということになる
あるいは中村太地が35歳でA級棋士になれたのだから他の棋士でも望みがあるかもしれない
佐々木大地はその筆頭格で遅まきながらA級10期の棋士になったとしても驚きはない
12年間でA級棋士が10棋士というのは10年で10棋士がA級棋士という標準からすると普通だから今の若手棋士が昔より強くなっているわけではない
将棋人口500万人ということに鑑みれば至極当然のことであろう
A級棋士が若返っているのは羽生世代のあとに谷間があったのが原因であって普遍的な現象というわけではない
もし、A級棋士の低年齢化が恒常化するようならそれは年々若手棋士のほうが強くなっているからではなく、傑出した才能がある棋士が輩出されなくなったからで、棋士レベルの低下を意味するであろう