藤井聡太≧大山康晴>>中原誠> 木村義雄>羽生善治at BGAME
藤井聡太≧大山康晴>>中原誠> 木村義雄>羽生善治 - 暇つぶし2ch724:名無し名人
23/06/27 15:23:13.89 ehyNurr8.net
例をあげると1725年の四代大橋宗与との対局での終盤の▲35桂から▲43銀の寄せを大山は絶賛している
将棋世界の企画でこの局面を見せられた羽生森内佐藤は受けの手ばかり読んで、宗看の手を読めなかった
この局面をAIに解析させると▲59桂とこちらから桂を打つのがよく、評価値は先手600ぐらいとなる
宗看が指した▲35桂は候補の5番手にもあがってこない
というのもAIは▲35桂は△77歩成▲同桂△76歩で評価値マイナス600をつけるからだ
ところが、実際に△76歩まで進んでいたら先手は凄い手を用意していた
その手順は▲43桂不成△同金として▲22銀!!
これはタダの銀だが取ると11手詰め、△32玉は25手詰め、△42玉は37手詰め
しかし、一番難解な△41玉は詰まない
詰まないが▲32銀!が先手必勝だと大山はいう
同玉は31手詰め、△42玉は29手詰め、
△52玉は▲43銀不成とし、同玉は27手詰め、△63玉は21手詰め、△62玉は23手詰め、△53玉は33手詰め
したがって、△61玉だが、▲52金△72玉▲61角から強引に後手の飛車を取り63飛~66飛成と角を取ってしまい先手必勝となる
戻って、▲32銀!に△41玉でも詰まないが▲73角で先手必勝だ
実戦は▲35桂に△42金▲43銀△77歩成▲同桂△76歩と進んだが、以下▲32銀成△同金▲53角△42銀▲43銀で先手必勝
以下宗看は△52金の受けに▲23桂成らずからの15手詰めで勝っている
強い棋士の棋譜は強い棋士が検討しないとその凄さがわからないということが納得させられる棋譜だった
▲35桂はAIでも指摘できないほど読みの入った最善手で大山はこうした変化をつぶさに読んで35桂を絶賛しているので、三代伊藤宗看の終盤力も凄いが、大山の終盤力も凄い
そして、この棋譜をAIで解析できない時代に拾い上げて称賛した大山の慧眼はさすがというほかない


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