22/01/24 19:28:36.78 jOyooYf50.net
さきほどまで、読売新聞のWeサイトで、竜王就位式を観ていました。最初から、
ほとんど最後まで（７時で中継打ち切り）観たのは初めてのことです。できれば最後まで
中継してほしかったですね。
昨日、王将戦第２局のあと、少し心に余裕ができ、以前、Kindleでダウンロードした
『藤井聡太強さの本質』を読み継ぎました。この本は『将棋世界』の連載記事（2018年8月－2019年12月）を
まとめたもののようで、分析の対象とした時期はやや古いのですが、内容的には。いまでもいろあせていないと
思いました。
ほとんどの記事が非常に興味深かったのですが、あえて一つというなら杉本昌隆8段の記事でしょうか。
このスレッドでも、ときどき否定的に言及されることのある杉本さんですが、本書で杉本さんが分析の対象として
いるのが、東海研究会時代（藤井さん８歳２か月）からの棋譜であることに、何より驚きました。杉本さんがその
時期から３段リーグ最終局（対西山朋佳３段）までの棋譜を使って繰り返して伝えようとしているのが
藤井さんの強さの本質は決してAIによるものではなく、彼の天分と努力によるものだというメッセージです。
藤井さんは、やはり優れた師匠に出会ったというべきでしょう。