19/11/07 12:51:12 tio6B8Q00.net
強い棋士は後手番での勝率が高い
大山が晩年でもA級で戦えたのも後手番の勝率がよかったからだ
1953年10月以降のデータがあるサイトを見ると大山の先手勝率が0.621、後手の勝率が0.624となっている
1986年(63歳)以降はより顕著になっている
これは長い対局を苦にするようになった大山が先手を持つと自分から攻めて自滅することが増えたのが原因だろう
先手番で負け越すようになってからも後手番では67歳までずっと勝ち越していた。
それ以前に後手番で負け越したのは関西会館建設と連盟会長を引き受けた初年度にあたる1977年の一度あるのみだった
先手 後手
1983 0.538 0.575
1984 0.750 0.556
1985 0.654 0.600
1986 0.462 0.588
1987 0.458 0.593
1988 0.353 0.588
1989 0.500 0.542
1990 0.294 0.643
1991 0.571 0.467
1992 1-2 0-2