18/09/29 23:06:05.35 7f4FcXhl0.net
1950(昭和25)年07月06日 第01期九段戦 大山康晴 27歳 2-0 板谷四郎 37歳
1951(昭和26)年07月22日 第02期九段戦 大山康晴 28歳 3-0 南口繁一 32歳
1952(昭和27)年12月30日 第03期九段戦 塚田正夫 38歳 3-2 大山康晴 29歳
1953(昭和28)年11月28日 第04期九段戦 塚田正夫 39歳 3-0 花村元司 36歳
1954(昭和29)年11月28日 第05期九段戦 塚田正夫 40歳 3-0 松田茂役 33歳
1956(昭和31)年03月26日 第06期九段戦 塚田正夫 41歳 3-2 花村元司 38歳
この第1期から第6期まで6回の九段戦は、名人が参加していないタイトル戦です
全棋士参加のタイトル戦ではない
九段戦が終了したあとに、九段と、名人が戦う「名人九段戦」で真の頂点が決まったわけですね
名人が参加していない九段戦の九段をタイトル獲得とするのはちょっと微妙な面があるので
名人が参加して完結する「名人九段戦」の勝者を、真の九段戦の勝者とみなして考える手はあると思います
名人九段戦結果
1950年度 第01期九段大山 3-1 第09期名人木村
1951年度 第02期九段大山 3-2 第10期名人木村
1952年度 第03期九段塚田 2-0 前名人木村 (第3期九段戦 塚田八段3-2大山九段・第11期名人)(九段の大山が名人を獲得したため)
1953年度 第12期名人大山 3-0 第04期九段塚田
1954年度 第05期九段塚田 3-2 第13期名人大山
1955年度 第14期名人大山 3-0 第06期九段塚田
1952年度のみ、少しややこしいですね 九段位を持った大山が木村名人を破り「大山名人九段」となる
名人は本来九段戦に出場できないですが、九段を持ったまま名人となった大山は特別に九段防衛戦に出て塚田に負けます
名人九段戦の相手で一度倒した大山名人ではなく木村前名人が登板して塚田に負けます
九段タイトルは記録上 大山 大山 塚田 塚田 塚田 塚田 ということになりますが
名人も参加したと考える名人九段戦の結果で見ると、
真の意味の九段タイトルは 大山 大山 塚田 大山 塚田 大山 と変遷したことに
大山九段十段は14期ではなく、プラス2期で「16期」というのが実態に近いと思われます