豊島将之 Part30at BGAME
豊島将之 Part30 - 暇つぶし2ch700:名無し名人
18/08/07 08:16:08.18 na5eRMrn0.net
>>687
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解説連載解説 読売新聞
[解説スペシャル]将棋界「群雄割拠」時代 AI鍛錬と天才の刺激 若手からベテラン 層厚く
2018年7月21日5時0分
87年以来
 東京都千代田区の都市センターホテルで17日に行われた第89期棋聖戦五番勝負第5局は、後年「将棋のタイトル戦の歴史上、一つの分岐点だった」といわれてもおかしくない勝負だった。
 羽生善治竜王・棋聖(47)が勝てば通算タイトル100期獲得、挑戦者の豊島将之八段(28)が勝てば5度目の挑戦での初タイトル。「羽生時代」が継続するか、「群雄割拠」の時代が来るか。注目を集めた一番は、豊島八段が快勝。八大タイトルが分散した。
 複数タイトル保持者がいなくなったのは、七大タイトル時代の1987年10~11月以来。
なぜ「群雄割拠」になったのか。
 「人工知能(AI)の影響が大きい」と振り飛車の名手・鈴木大介九段(44)は、まず指摘する。
 「将棋ソフトを使った研究が一般的になって、特に若手が力を付けやすい状況が生まれた。ある程度の実力を付けるまでの『高速道路』が整備された」という。
 ただ、その「道路」はどこまでも続いてはいない。「『道』の先は渋滞している」という。かつては5、6人のトップ棋士がタイトルを争ったが、渋滞の中で「若手からベテランまで20~30人の棋士が先頭集団を形成」しているのだ。
 もうひとつ、鈴木九段が指摘するのは「藤井聡太七段の存在」だ。歴代1位の29連勝、史上最年少の公式戦優勝など、その華々しい活躍に「このままでは自分たちの時代が来ない」と危機感を抱いた「関東の若手棋士が奮起した」という。
 象徴的なのは、竜王戦本戦2回戦で藤井七段と対局した増田康宏六段の「▲9五角の絶妙手」=図=だと鈴木九段はいう。
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「角を犠牲にして後手の竜を端に追いやるこの一手から『このくらい良い手を指さないと、藤井七段には勝てない』という増田六段の心の叫びが聞こえてくるようでした」


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