18/05/31 06:28:59.92 E4WexUSm0.net
URLリンク(news.livedoor.com)
第四回 将棋界・20代の逆襲
音をあげない。でも力を入れすぎない。常に自然体。 棋士・豊島将之 28歳。2018年5月30日 19時0分
―棋聖戦のタイトル挑戦おめでとうございます。率直に言って忙しいですか?
割と忙しいんですけど、(王将戦七番勝負やA級順位戦の6者プレーオフがあった)3月がすごく忙しかったので。
普通、順位戦は月に1回指すものなんですけどね…。その時を思えばって感じです(笑)。
昨年度を振り返ると、デビューしてから毎年タイトル獲得を目標にやっているので、それが達成できなかったのが残念でした。
でも勝ち負けといった成績、指す将棋の内容は良かったと思っています。
―王将戦七番勝負は豊島さんが第1局をものにして、ファンは「ついに初タイトルがくるか」といった感じでした。
これまでのタイトル戦は、初戦で負けてダメっていうパターンだったので、王将戦は初戦が大事だと思って勝てたので、これまでとは違う感じにはなったと思ったんですけど…。
―タイトルに初めて挑戦されたのが20歳でした。随分と成長した部分もあると思うんですけど、比べてみていかがですか。
全然違いますね。(あの時は)実力不足も実感しましたし、タイトル戦が初めてだったので、たくさんの方に対局の準備をしてもらって指せるのが幸せだなと感じました。
タイトル獲得は、棋士になった時からずっと目標でやっていて。上手くいかないことが多いんですけど、諦めずにやっていくしかないという感じで。今回の棋聖戦も大きなチャンスなので頑張りたいという気持ちもあります。一方で、タイトルというのをあまり意識せず自然体で指していくのも重要だと思っています。
―豊島さんの前に常に立ちはだかってきたのが羽生竜王です。どの辺りが強いと感じますか。
昔からですが、経験とか大局観のところで経験の厚みがすごいので、そこが一番強いと感じますね。やっぱり他の同世代の棋士よりも明らかに特別な雰囲気があります。