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>>279
5)神経伝達効率化作用(カエル in vitro)22)
ウシガエルの交感神経節細胞に対するATPの作用について、細胞内電極法及び膜電位固定法により検討した。
その結果、ATPはシナプス下膜のアセチルコリン受容体感受性を増すと同時に、シナプス後膜の興奮性を亢進して活動電位の伝達を促進した。
また、節前線維終末からの伝達物質放出率を減少させて伝達を抑制した。
これらの作用により、ATPは神経伝達物質の伝達効果を高めながらその消費を抑え、神経伝達の効率化をはかるものと考えられた。