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>>276
(4)検証的試験
1)有効性検証試験
①心不全患者に対する国内二重盲検試験7)
心不全患者296例(安全性解析対象症例:346例)にアデホスコーワ腸溶錠20(ATP-2Naとして180mg/日、以下アデホス)又はプラセボを1日3回8週間経口投与し、
二重盲検法により自覚症状、他覚所見及び全般改善度を比較検討した。
<自覚症状及び他覚所見>
投与前後における症状※の推移を5段階(著明改善、中等度改善、軽度改善、不変、悪化)に分け、改善率(軽度改善以上)を比較検討した。
NYHA分類Ⅱ度症例における自覚症状の8週間投与後の改善率(軽度改善以上)は、
アデホス群30.0%(30/100例)、プラセボ群16.8%(17/101例)であり、アデホス群が有意に高かった。
また、むくみを訴えた症例の8週間投与後の改善率は、
アデホス群73.2%(52/71例)、
プラセボ群55.9%(38/68例)であり、
アデホス群が有意に高かった(ともにp<0.05、χ2検定)。