15/12/22 21:20:49.59 +XP7KRsw.net
>>73
>>139
ロイヤルティーフリーのビデオコーデック技術。だがしかし、「過去に一度もスムーズに成功したことがない」という厳しい現実も待ち構えている。
かつてMicrosoftはWMV9というビデオコーデック技術を開発して
SMPTEの規格という形で、世に出したことがあった。
当初はロイヤルティーフリー、特許使用料無料を目指していた。
Microsoft Windowsで標準対応(Windows Media Playerで再生可能)であるため、
PCでの再生環境の普及率は高いため、一挙に普及すると思われていた。
だがしかし、Microsoftは、MPEG LAとパテントプールを形成せざるを得ない状況になってしまった。
原因は。いくつかの技術がMPEG-4の基本特許に引っかかってしまう可能性が高かったからである。
GoogleのビデオコーデックWebMもまた、同じような問題が発生した。
ただ、WebMの登場によってH.264の無料動画配信サービス向けには永久無料、
それ以外でもH.264ライセンス料の値下げという
充分すぎる内容の譲歩をMPEG LAから引き出すことに成功しているため、失敗ではない。