19/02/08 00:07:34.32 x0nM4Yzz0.net
>>18
正直、Z1Rがどういう音楽を作ろうとしてるのか分からんのだけど、
B&Wの800シリーズの低音の情感やリズムの深さにはZ1Rが一番近く思える。
あくまで漸近してるってだけで、B&Wみたいに、何かわからないけど
長く聞いてると、この曲がどうしてこういう風に歌われなければならないか
音楽として何をやろうとしてるのか分かってくる……
そんな気の所為がしてくる雰囲気は、Z1Rにはなさそうかもしれない。
MASTER1なんかは、俺の耳の物理的な構造だと、原音系の中でも
超低音だけではなく音域全般で身体性の現れ方が異なり、
原音系の中でも尖った解釈を施してるよう思える。
HD800Sなんかは、リスニング系と言われるようだけど、
俺はこのヘッドホンは、ラウドなCDを特に変える気もしてる。
ラウドなCDは、音楽ファン的にはゴミクズ扱いされてて、
素人からしてもBruno MarsやDaft Punkの音楽の豊かな感じはわかる?し
個人的にはBeckの『Morning Phase』はこれらより分かりやすく
「録音として施された音」を収録してると思えるけど、
ヘッドホンでそこまで差が出るタイプの音にはあまり思えない。
どうして"Morning Phase"が録音の音で、Foo Fightersの"Concrete & Gold"が
「録音の音」でないかは、ジャンルとしての文脈を切り離せないからかもしれない。
ADX5000は、これもよく分からず、一番すごそうな風格はあるんだけど、
オーテク自体は、原音系の持つ身体性を、人の身体から離して構造化してるよう
思えて、これもそうなのか、そこはちょっと分からん。
ただ、これらの分類は、ハウジングによる低音の操作が
結局は時間差として現れてて、その結果、音楽デザインのコンセプトの差として
感じ取られてるって可能性はかなりある。