17/08/09 22:03:31.70 iNA3qQcJ0.net
>>574
スピーカーはユニットサイズの大きさによって得意・不得意な再生周波数帯域がある
大きくなるほど低い周波数まで再生出来るが、逆に高い周波数は再生出来なくなる
URLリンク(emotion-jp.com)
2Wayなら高域はツイーターユニット、中低域はウーファーユニットが担当
URLリンク(pioneer-audiovisual.com)
例えばWharfedale Diamond 220なら(2.5cmと13cmの2Way、クロスオーバー2.2kHz)
URLリンク(www.wharfedale.co.uk)
25mmツィーターが2.2kHz以上、13cmウーファーが2.2kHz以下を担当する
URLリンク(www.phileweb.com)
これでこんな感じで再生される(右上がDiamond 220、左上がサブウーファーのD10)
URLリンク(www.soundandvision.com)
グラフから分かるようにDiamond 220だけでは低い周波数は全く再生出来ないか
小さい音量でしか再生出来ないため、音源に入ってる音をちゃんと聞くためには
重低音に特化したサブウーファーが必要、D10のスペック(25cm密閉型、35~150Hz[±3dB])
この場合Diamond 220の再生音量は99Hzが-3dB、76Hzが-6dBとなるため
上記のツイーターとウーファーを2.2kHzで繋いだと同様な方法を使う
100HzでDiamond 220の低音をカットし、100Hz以下をサブウーファーに再生してもらう
この周波数がSWとのクロスオーバー周波数、これで37Hzが-3dB、34Hzが-6dBの音量で再生可能
サブウーファーとは、スピーカーのウーファーユニットでは十分に再生出来ない
低い周波数を担当させるもので、一般的に80Hzや120Hz以下を担当する
よく「サブウーファー」を「ウーファー」と書く人がいるけどそれは間違い
URLリンク(homecinema.up.seesaa.net)
こういう小型スピーカー(8cm)と小型SW(20cm)の場合はこんな感じになる
(133Hzが-3dB、112Hzが-6dB、SWは38Hzが-3dB、36Hzが-6dB)
URLリンク(www.soundandvision.com)
URLリンク(www.soundandvision.com)
サウンドバーの場合はこんな感じになる
Sony HT-ST7(398Hzが-3dB、190Hzが-6dB、SWは48Hzが-3dB、41Hzが-6dB)
URLリンク(www.soundandvision.com)
Sony HT-ST5(230Hzが-3dB、211Hzが-6dB、SWは65Hzが-3dB、57Hzが-6dB)
URLリンク(www.soundandvision.com)
楽器や歌声の周波数(通常会話での声は歌声より周波数が低い)
URLリンク(www.geocities.jp)
映画のLFE周波数(0.1ch部分)
URLリンク(i.imgur.com)
YAS-107の場合、フロントが160Hz~23kHz、内蔵SW(7.5cm×2)が60Hz~160Hzの仕様なので
60Hz以下はほとんど聞えないため、60Hz以下を外部SWに担当させる事となる
なおYAS-207は、フロントが180Hz~23kHz、付属SW(16cm×2?)が40Hz~180Hzの仕様
この付属SWの高めの周波数における音質が今回の原因なのかな?
再生時のEQを調整するとか、これを使わず別のSWを使えば解決するだろうけど