16/08/16 16:32:21.23 bTly3KmW0.net
今、ウッドコーンスピーカーは家庭用だけでなく音楽制作の現場でも良く使われています。
そうなった経緯をおしえていただけますか?
高田
普段レコーディグするときは、エンジニアの方はニアフィールドモニターを持ってくることが多いんです。
しかし、それで音楽を制作したとしても、お客様はそんな環境では聴けません。そのため長い間、民生機で試聴できる良いスピーカーはないかと様々なメーカーの機材で試してきました。
たまたま、まだ試作段階のウッドコーンスピーカーを聴いて、“これは今まで聴いた事のない音がする”と思ったのがきっかけです。
今村
その後、ビクタースタジオの様々なエンジニアの方がウッドコーンで聴いて、いろいろな意見を出してくれました。
とにかく多くの意見が出たのでひとつの方向性を決めるのは本当に大変でした。ようやく安定したところで、まずはビクターのスタジオに入れました。
高田
スタジオにウッドコーンを導入して最初に気付いて気にいてくれたのはミュージシャンの方で、「ちょっとこっちのスピーカーで聴かせてくれない?」ということがとても多かっんです。
また、ビクタースタジオには外部のエンジニアの方も来られるので、そういう方にも使っていただいたところとても評判が良く、クチコミでよそのスタジオにもウッドコーンが置かれるようになりました。
僕自身としてもウッドコーンで確認して“良い”と思える音ならば、他のスピーカーで聴いても音が崩れたりしないと思っています。このようなバランスの良さが、多くのスタジオマンに評価されたのだと思います。
URLリンク(www3.jvckenwood.com)