24/12/01 01:11:56.63 ScdwTmj0.net
ロシアの衛星国が秘密警察が横行する密告社会というのはどこでも同じ。
たとえばベトナム。
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もともとベトナム南部はフランス色が強く政治的に自由な体制だったので、良いことも悪いことも知ることができました。
ですが、統一政府は違います。
情報統制がされているので、耳に入ってくるのはよいニュースばかりですので、北部は理想的な社会だというイメージを持つようになるのです。
ただ、1954年のジュネーブ協定(1954年7月、米、仏、英、ソ、中が取り決めた協定。ベトナムを北緯17度線で南北に分け独立を認め、統一のための選挙を実施するというもの。実際は統一選挙は行われなかった。)のことを理解していて「共産主義」の実態をわかっている人たちや、早めに気付いた人たちは戦争が終結する前後に出国しました。
真相を知るまでのタイムラグが個人によってまちまちで、出国するタイミングも数年間生活してからという場合があるのです。
今現在も出たいという気持ちをもっている人もいるのです。
戦争が終わって落ち着いた生活が戻ったわけではありません。
新政府は「苦しんでいる南の人々を助ける」と称して兵士を南部に送り込み支配を強めてきます。
元南の政府の関係者や軍人を排除しようとしますので、私の兄も再教育キャンプに行かされました。
キャンプといっても実際は刑務所です。
兵士は一般市民をも監視したり、家屋を差し押さえたり、壊したりもします。
私は当時希望する大学に合格したものの“履歴が悪い”との理由で合格を取り消されました。
その時は本当につらかったです。