24/11/22 07:39:56.46 UkYa1QcZ.net
>>196
5ヵ年計画は農業の集団化なども含めた全体計画だから、もっとマクロに説明した方が本質が捉えやすい
新興国が列強に支配されるのを回避し、肩を並べたいという欲望に基づいて国力を急速に整備するという点では、富国強兵・殖産興業政策と対比するのが適切
目的において上記の共通点はあっても、手法に違いはある
ソ連は工業のみならず農業でも私企業を排除した国営化・集団化を促進
日本は資本主義を採用し、官営から民間財閥への移譲を進め、農業でも地主を温存した
ソ連は宗教を否定したが、日本は天皇の神格化を促進
いずれも強権的に急速な発展を実現させたが、国民に犠牲を強いたのは同じ
政治的経済的に民主主義を凌駕できず、その結果軍事的にも後塵を拝した