24/11/21 18:48:59.39 0zEH8sFJ.net
>>192
霊夢 「理想の戦車ってどういう戦車だと思う?」
魔理沙 「コスパ重視で主砲や装甲はどうでもいい奴だな、戦いは数だぜ霊夢」
魔理沙 「機動性最重視だな長距離に耐えられるよう燃料は多く積みたい主砲や装甲はどうでもいいんだぜ」
霊夢 「じゃあ実際に魔理沙が戦車に乗って最前線に行けと言われたらどんな戦車がいい?」
魔理沙 「当然装甲で固めて絶対やられないようにするぜ、主砲も当たれば必殺の威力が欲しいぜ」
魔理沙 「機動力?航続力?そんなもん何の役にもたたねーよ豚にでも食わせておけ、だぜ」
実は、消費者の意見を聞くことでモノが売れた時代は、もうとっくに終わっているのです。「あなたがいま、欲しいものは何ですか?」?そんな質問をしても、売るのに役立つ回答は返ってこない。そのように考えるべきです。
有名なエピソードがあります。日本マクドナルドの社長が原田泳幸氏だった頃のお話です。マクドナルドについてのアンケートやインタビューをすると、利用客からは、必ずと言っていいほど
「ヘルシーなメニューが少ないので導入してほしい」「サラダを入れてほしい」という声が寄せられたといいます。
そこで、その意見を参考にして「サラダマック」を新メニューとして導入しました。しかし、あれだけ要望されていたはずなのに、支持は得られずじまい。あえなく終売となってしまいました。
一方、その後に発売された肉の量がたっぷりの「クォーターパウンダー」や「メガマック」は、ヘルシーとは正反対の商品であるにも関わらず大ヒット。ブームを巻き起こしました。
消費者の声を聞いて作った商品は受け入れられず、その声とは真逆とも言える特徴を持った商品が大ヒットする。消費者の声をそのまま受け入れてもヒットは作れない、ということを物語るエピソードです。
外から見ていれば「ふむふむ」とうなずけるようなことも、いざ自分が当事者だったら、と想像してみてください。「消費者の声」に従ってヘルシーなメニューを作った可能性は、あなたにも十分にあるのです。