24/11/07 19:51:16.73 D8UCBq1/.net
>>953
戦間期の戦車は多くは重装甲だが低速の重戦車(歩兵戦車とも)と軽装甲だが高速の軽戦車(騎兵戦車とも)に分かれていて、前者は敵の対戦車砲その他に耐えられる装甲が必要だったが、砲は敵の火点潰しの榴弾を撃つためなので短砲身低初速で十分だった
後者は速度を優先させたので装甲は薄く重量を軽くするために重い大口径の砲は搭載せず、敵の抵抗に遭遇したら後退または迂回してその撃破は重戦車に任せればよく、遭遇する敵戦車と撃ち負けしない程度の攻撃力と防御力があればよかった
T-34のような装甲と火力双方を強化した戦車の登場自体がイレギュラーなので、戦車砲の大口径化や高初速化が進んだのがその後になっていた
フランスへの侵攻戦で敵戦車の装甲に苦労したドイツ軍はヒトラーの命令で戦車砲の長砲身化は進めていたけど、T-34はその想定を超えていたためにショックを受けることになった
>>952
7.5cm KwK37戦車砲にはGr.38 Hl/A~CのHEAT弾はあったけど、敵のトーチカの撃破や敵戦車と遭遇した時の自衛用で積んでいたとしても少数