22/12/19 22:05:37.41 j5R+W5aa.net
EUのエネルギー担当閣僚は本日ブリュッセルで会合を開き、ガス料金の上限設定に合意することを試みる。2回の緊急会合にもかかわらず、数カ月にわたる議論が合意に至らなかったためだ。
ロイター通信によると、閣僚たちはEUの回転議長国であるチェコ共和国によって提案された新しい妥協案を検討しているという。
この草案では、オランダのガスハブであるTTF（Title Transfer Facility）の前月契約の価格が3日間メガワット時当たり180ユーロ（157ポンド）を超えた場合に上限が発動されることになっている。
同通信が見た草案の数字は、先月欧州委員会が提案した275ユーロ/MWhよりはるかに低く、ベルギー、ポーランド、ギリシャなど12カ国が高すぎると却下していたものである。上限設定賛成派は、国民のエネルギー料金をつり上げ、記録的な高インフレを引き起こしている高いガス料金に対処するため、上限は200ユーロ／MWh以下でなければならないとしている。
しかし、ドイツ、オランダ、オーストリアは、欧州のエネルギー市場を混乱させ、必要なガス貨物をEUから他の地域へと流出させる恐れがあるとして、上限設定に反対している。
ガーディアン紙