22/12/03 15:44:26.33 dm1/xzz10.net
ISW論評(要点のみ)
URLリンク(www.understandingwar.org)
ロシアは、欧米の交渉意欲に乗じて、欧米高官が先手を打って譲歩し、
ロシアを交渉のテーブルに着かせざるを得ないという構図を作り出そうとしているのである。
ラブロフ外相は、2月24日の侵攻前にロシア外務省が出した要求と
全く同じことを交渉の基礎として繰り返し、クレムリンのペスコフ報道官は、
さらにロシアのウクライナ領土の併合を認めるよう要求している。
ロシア軍は、ウクライナの防空システムの成功にもかかわらず、
依然としてウクライナのエネルギーインフラに脅威を与えている。
西側の防空システムの追加により、ロシアの戦争推進派は、
ウクライナのインフラに対するロシアの空爆作戦に疑問を投げかけている。
ロシア当局は、ザポリジャー原子力発電所(ZNPP)の非武装化を交渉する条件を整えているが、
ロシアはこの合意を破棄する可能性が高く、ZNPPに対する継続的な
脅威を除去または減少させることはできないだろう。
ウクライナ軍は、クレミナの南西と北西で局地的な前進を行った。
ロシア軍は Bakhmut 地域で最小限の前進を続け、
Avdiivka-Donetsk 市域で攻撃作戦を実施した。
ロシア軍は、ウクライナの攻撃により、ウクライナ南部の後方地域に兵力を
適切に配分・展開することに苦心している可能性がある。
貧弱なロジスティクス、手に負えない動員人員、国内の抗議行動により、
クレムリンは部分的な動員の目標達成を阻み続けている。
ロシアのプーチン大統領は、明白な理由もなく、占領地での
軍事開発プロジェクトを覆い隠そうとし続けている。