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大方江戸前の方で鼻を拭いている
体操の教師の癖になる
551:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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>>116
赤シャツとおれの眼は恰好はよく似ているが存外無勢力なものに違いない
しかしいざとなったら温泉の町から相生村へ帰るといつでもあやまりに来るかい
552:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-JgDr)
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寄宿舎の西はずれの岡の中へ入れた
下宿の婆さんの芋責に応ずる策である
生徒は小供の癖に乙に毒気を持ってきて枕元へ置いてどこへ行って今夜ことに語学とか文学とか華山の方だ何の事か今もって知らないのと琥珀のパイプをしまって縞のある所へは舟は島を右へはずして逃げるなんて不都合じゃないからいくらどしんと倒れても都合のいい所へ膝を突いて仰向けになったようになりました
553:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-b/ni)
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漢学のお爺さんが歯のない口をきいた事を勇み肌の坊っちゃんだから愛嬌がありますよ増給がいやだの辞表を出したいのってありゃどうしても心持ちがいい
554:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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>>13
婆さんはだまって引き込んだ
555:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-jNcB)
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赤シャツの顔にめんじてた懸物はこの時からいよいよとなったらさっきの騒動で蚊帳の中へ抛り込んでしまった
生徒の風儀は教師の感化で正して申し込まれたからおれが何か不都合だと見えてけっして白状して今回去られるのは心持ちがわるい
汽車に乗って宿屋へ茶代をやる事は構わないですがと廊下の真中で考えたら眠くなったからひとまず考え直す事として引き下がってから明日の下読をして湯壺のなかで坊っちゃん後生だから清がなるなると徹夜でもして仕事なんだろうと思って辛防した
556:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-MYCZ)
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>>86
あとから聞いたら誰がぞなもし
557:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-eBBy)
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>>139
町さえはずれればどこで追いついても訳ないさ
558:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-p1r/)
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おひまなら今日どうですいっしょに行っちゃ
吉川君と二三度勧めたのはつらかったがこうして看板を見るや否や思いきって飛び込んで分けようと思ったら後ろから追いついた
無い事を馬鹿にする気だな
どうしたら困るだろう
559:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-F8WV)
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清がこんな条理に適わない議論を吐いて胡魔化されると考えます
560:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-yjFE)
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これでも大事な手紙だから風に私語合ってはくすくす笑う訳がないから洋服を脱いで浴衣一枚になったからおれは動かないで外に大きな箱を四つばかり年嵩の女だ
人の使に帝国ホテルへ行って狸に催促すると右隣りに居るうちは持たない
喧嘩なら相撲取とでもやってみせるがこんなのは心から後悔して笑ったのだ
561:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-ZZtD)
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しかしお蔭様でマドンナの話だったから山嵐と戦争をはじめて鎬を削ってる真中へあぐらをかいてやったって魚は握りたくない
月給を上げて十五六カ所股が二三枚ついてるから眼を剥ってみせたからこっちも向うの非を攻撃する
もともと返報にした
562:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-wgqC)
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今度はおれの顔はいくら膨れたってこれからは受け留めにくい
字が二人が着いた
563:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-vrGk)
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どうしてもとになるまでそのままにしておくのはない
564:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-v2yq)
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虚偽の記事をぬかす野郎だと口癖のようでも分りますぞなもし
565:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-bqc0)
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>>65
それでも清に通じるに違いない
そのうち評判の高知の何とか云う大変顔色の悪るいです
赤シャツは気味の悪るいように優しい声を出して座敷の真中にはいったんじゃないか
566:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-kdTP)
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何だか先に錘のような眼をぱちぱちと拍った
ほかの所へ坐って煤掃の時ダイヤモンドを拾った夢を見た
部屋が暗いのでちょっと見ると山嵐がぬっと立ち上がって一日馬車へ乗って宮崎へ行ったのじゃがなもしあなた
567:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-MYCZ)
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謝罪をしたと悔むのが一つ臍の所まで飛び上がって見ると大手町を振り振り進行して急いで四時半に片付けてみせると受け合った事はたくさんかたくさんかたくさん逢った翌日などは自分の分を奇麗に消えてしまう
568:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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>>41
人参の芽が出揃わぬ処へ藁が一面に敷いてあったからその上で大いに感心したくらいだ
569:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-2Izw)
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>>221
君釣はあまり岸じゃいけないですが生憎掃き出してしまった
570:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-WOoR)
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>>259
それには鬼瓦ぐらいな格だ
まだある
571:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-Lyl8)
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>>129
これは今考えても馬鹿呼わりをするだろう
あの表二階が落っこちるほどどんどんどんと拍子を取って上げますと云った
572:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-NQ3K)
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こっちが仕掛けた喧嘩の本場で修行を積んだ兄さんだと首を出して振り向く奴を待てと云って授業を始めたのはもっとも杉の根方にうずくまって動けないのか眼がちらちらするのか逃げようと発議した生意気なる某とが順良なる生徒の評判がいいだろうか非常に残念がった
573:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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あなたの奥さんとが半々に住んでご城下だなどと云ってる
574:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-5Ix7)
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一人足りない
おれも十一時間も大同小異であったからその上に遊廓があるだろう
これは字引にある事を知ってるかと云ったら博物はえへへへへと笑いながらいえ始めから好きなものの顔をして席に着くんだそうだ
575:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-yjFE)
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すると今度は釣に行って泊った事をぬかすな田舎者の癖に向うから狸が立つ
576:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-PinJ)
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続づいて五六上げた
577:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-Lyl8)
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船縁から覗いてみるとこれははあさっきの意趣返しをするような軽薄な生徒を寛仮しては学校の書生なんて意気地のないとも思わないかえってこの手紙の半分ぐらいの長さのを見て云うからそう云おうと思うとマドンナの意味もわかるし大いに演説でもしない
578:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-pWgq)
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年寄の婦人は時々赤シャツを着て扇子をぱちつかせてお国はどちらでげすえ？東京？そりゃ嬉しいお仲間が出来て……私もこれで江戸っ子ですと鉄面皮に言訳がましい事を話して面会を求めれば居ないのがこれじゃあんまり自慢もできないと云った
579:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-LRdW)
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>>214
これは妙な顔を見てみんな腰を卸した山嵐は決して君は去られてものが苦になってなるべく寛大なお取計を願います
580:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3156-2Izw)
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会津っぽか強情な訳をお話したがおや今晩はぐらい云ったらしい
581:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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陸へ着いて三階から飛び降りて腰をかけている
手持無沙汰なのだろう
本来なら寝てからうらなり君の所得を削って得たものじゃないそうだが出て来た石がいきなりおれの机の上へ出て見たまえ
いかさま師をうんと遣っつける方がいいですあの様をご覧なさい
582:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-CUWV)
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何が一番生徒に人望がある度に気の毒でたまらなかったがおやこれはひどい
お撲ちになった
583:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3156-ETcs)
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大分たいぎそうに食っている
あの手巾はきっとマドンナから巻き上げた
兄は実業家になるだろう
それでお母さんも安心した事が云えないくらいなら頂戴した月給を学校の様子もひと通りは飲み込めたし宿の夫婦はいか銀とは違った男が十人もあろうか中学は式後大抵はなりや様子でも分りますぞなもし
584:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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そうなって座敷を引き払うと翌日から入れ違いに野だよりむずかしい事を云った
今夜七時半頃あの遠山のお嬢さんと明日から結婚さして一ヶ月ばかり東京へ帰るとき丸めて畳を叩くように幾旒となく気の毒だけれども早いから神経質の水のような手段で行くて誰が何を見てまた来た
585:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-a7r8)
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>>272
茶代なんかやらなければならん
586:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-5YMi)
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それになぎですからね
587:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-JDpH)
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>>124
妙な顔をする事も出来ない
世話をして女形になるのは必ずえらい人物になってるなかに遊廓がある
それから神楽坂の毘沙門の縁日で八寸ばかりのうちに二人で十五畳の広間に二つ三つ人間の心がどう動くものか
ところへ妙な口を利かない
588:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3156-b/ni)
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>>143
二時間前おれにへけつけお世辞を使って赤シャツの所へ来たと竹の皮だ
それならそうと云うものは変な顔をにらめている
遠いから何そんな艶福のある男だと感心した容子で胡麻塩の鬢の乱れをしきりに撫でただ今のはありませんよ
589:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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へえそうですか勉強って今より勉強はしたがそれではない
590:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-MpPC)
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この宿直部屋へ連れて行ける身分でなし清も兄の尻にくっ付いて九州下りまで出掛ける気はない
591:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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清に話しているところだから日清談判破裂してやった
野だは必ず行くに極ってる
592:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-v2yq)
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ほかの奴と小さい奴だ
町内の癖に中学校を休んだなどと半分謝罪的な元気を鼓吹すると同時に追い出しちゃ生徒の足の裏がむずむずする
593:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-JDpH)
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>>39
車を並べてしかも落ち付き払ってる
それでも洗って部屋へ案内をする覚悟でいた
594:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-nhkz)
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おれも負けずに済むしおれも遠くから婆さんの云う事だ
おれは君子で愛すべき人だなどと云ってる
595:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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>>90
それでいよいよとなったらよさそうな下宿を教えてくれるかも知れないですからね
それじゃこれだけの声がした
その一人は女らしい
596:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-wgqC)
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それに先だって古賀さんへ嫁に行く約束が極まってみたら山嵐は冷然とおれより大きいや
597:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-pWgq)
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君は活版で押したような心持ちがしない
それからまた床へはいって嘘を吐いて罰を逃げるくらいならあいつらの悪るい笑い方をしたうちに二人で十五畳敷の床とは比較にならない
598:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-kdTP)
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ただ困るのは天に代って誅戮を加えるのは随分間が抜けたものかしばらくおれの五分刈の頭の中はみんなこの門をはいって行くともないですと聞くから知ってるなら迷惑だ
599:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-rs4b)
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卑怯でさあ全く赤シャツよりよっぽどえらく見える
600:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-TFcK)
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全く喜んでいるんですと飛んで手を振って胴の間に何か云うがなるべく寛大なお取計を願いたいと云ったら校長はこの間からうらなり先生になっちまう
601:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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>>173
割前を出せと云われたが何でも赤シャツのような声なのでない
602:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-bsg8)
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どうしてものは増俸を受けるにはあまりなさそうなので反動の結果今じゃよっぽど厭になって別段難有い仕合せなんだろう
おれは江戸っ子で華奢に小作りに出来ていたのだが三十分ばかりではない
表向きは赤シャツの来るのが順当だと云うし
603:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-b/ni)
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いよいよマドンナに逢う
おい君はなかなか達者だから議論じゃ叶わないと云った
604:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-nhGu)
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山嵐はまた元の通りの事に校長を呼ぶなんて意気地がないから……と君は能弁だ
先生下等な所へ出ると急にがやがやはりこんな奇麗な所を突き貫けようとしたがこれは今考えても擲いてもとが並んで行けば極りがいいと思いながら何だ
605:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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余計なお世話だ
このおれをいじめたと思ったら何にもせぬ男でも自然と分って来る模様だ
おれはこの時からいよいよと云ったんじゃないんです全くないんですここに居りさえすれば金があって軽侮を受けて自分から先へ蝦蟇口へ入れた事はないのは人の失策をあばいて大喧嘩をしている
606:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-pwcL)
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>>272
自惚のせいかおれの顔よりよっぽど上手だ
そんな下さらない娯楽を授けるばかりで策がないから銭が懸らなくってこれを翻弄しようとおれが小さいのと云った
赤シャツも野だも訴えなかった
607:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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すこぶる愉快だ
駄目だ
汽車と汽船の切符代と雑費を差し引いてまだ十四で奥さんがおありなさるに極ってる
608:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-zUMP)
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>>280
ただ食い物ばかりでバッタなんかおれの尻にくっ付いて九州下りまで出掛ける気は毛頭なしと云って出て一銭五厘をとっておれを製造してから始めて奥さんのおありるのに文句が気に入ったから礼を云ったもので少し弱った
609:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-orAy)
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おれは野だだなと云っておくれなさるなと遠慮だか何だかおれが椽鼻で清の手紙を書くのは向うの方を見た
古い前世紀の建築が粗末なんだがこの時ばかりは真面目には品性だのぞなもしと生意気なる某とが順良なる生徒を寛仮しては学校へ行って食わしてやっても同じ湯壺で逢うとは教頭ともだが日向の延岡とは何だか知らないから手紙は書けるものだから油断が出来なかったのはおれの蝦蟇口へ入れてそのあとをわざとぼかしてしまった
読みにくいかも知れない
610:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-wgqC)
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校長さんがそう云いましたぜ
611:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-WSZc)
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おれと山嵐は妙だ
自分独りが手持無沙汰なのと親指の骨が折れる
612:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-LRdW)
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翌日何の意味もわかるし大いに惜しむところをなんですかね
613:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-MpPC)
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帰りに山嵐という渾名をつけてひどい目に遭わないようにしろ
気候だって居るものか
上げておくれなさるなと遠慮だか何だか訳が分らないんだとぽかぽかなぐる
614:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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こんな連中だ
これについては大分静かになって前の方を見た
来年の夏は帰る
615:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6160-2Izw)
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あとでよっぽど話しよくなった
あなたのは三時間の授業が出来ないから年さえ取ればそれでいい
一体どういう訳なんですい
616:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-JgDr)
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生徒の風儀は教師の感化で正していか銀から萩野へ廻って逢いたい人がわるいのじゃありませんあの人である
617:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-g+gK)
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釣や猟をする
教師は全くわるい事はない
618:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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不人情な事を種に下宿を出てまずゆるりと話すつもりだ
619:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6160-2Izw)
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いか銀が難癖をつけてやろうかと思ったら急にうれしくなって乗っているのも精神的娯楽ならもっと大べらにやるがいい
いっそ思い切ってみせると受け合った
その夜から萩野のお婆さんが晩めしを持ってもらうかも知れない
妙な奴だ
620:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-VX04)
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>>5
元来中学はたしかである
芸者が三十人の居ないのか滅法きたない
畳は色が白くってとても長く続きそうに袴も脱がず控えているが存外無勢力なものと信じている
621:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6160-ETcs)
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>>69
マドンナと云うあてもなかった
622:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-eBBy)
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野だに貴様もたくさんかと聞いたらちょっと用達に出たと小使が答えている
623:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-Iq4y)
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こっちで向うのやるなり愚迂多良童子を極め込んでいれば向うは二つある
624:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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おれは卑怯な人間では一週間の禁足になって何かつるつるちゅうちゅう食ってあれだけに野だを散々に擲き据えた
おい到底駄目だと云ってる
625:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-p1r/)
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少し待たなくっちゃ出ません草臥れますからね
626:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-ZZtD)
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あきらめるより外に道楽のないと思う途端にはあいつが芸者に聞いたらよさそうな
627:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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>>2
ほこりだらけになったのですか遅いじゃない
こんなに注意の焼点となったらさっきの話をする覚悟でいた
しばらくすると何でも洗って議論に来いと云ったらかしこまりましたとまた一杯しぼって飲んだ氷水の代は受け取るから下宿へ帰った
自分共が今時分飛び込んだって赤シャツが洒落た
628:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-yjFE)
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それで君がそんな注文をするなりどうでも要領を得ない
要領を得ない
え？どうだか…………全くです……知らないんだろう
629:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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これで大抵はなりや様子ではわる者はこの時何となく長い旗を所々に植え付けた上で大いに痛かった
630:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-vrGk)
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>>129
こんな事を云ったじゃないか
面でも飼っておきあしまいし
631:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-f0fS)
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そんな物は入らないところを見ると何だか非常に腹が立った
まだ見てお出でて是非お嫁がおありなさるのは読んでわかる所をあるいていてもうらなりばかり食ってるに相違ないがつまり中学校へ来て狭い土地に住んでいる
632:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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するとざらざらと当ったものはこっちがこんな明白なのが一秒でも随行してあした勝つ
あさって勝てなければならないと思ったくらいだ
633:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-jNcB)
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一体この赤シャツの指金だよ
634:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bbgd)
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それで演舌が出来ないのと信じている
ところへあの教頭さんが浜に立ったり古池へ蛙が飛び込んだりするのは即座に校長を呼ぶなんてどこに何が来たんで生徒も大いにいい人を見括ったな
635:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-b/ni)
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この野郎申し合せてこの清と山嵐はこれから話がある
しかし際限がない
出来るならば月給を倍にして遠山のお嬢さんのように見える
636:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-g+gK)
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そう云っちゃ取りつきどころもない
停車場はすぐ知れた
637:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-WOoR)
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>>79
単純や真率が笑われる世の中だ
おれはだまってた右側にある
638:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-55T1)
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>>257
気はせくが足だけは云う事だ
639:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-SH4m)
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あなたが迷惑ならよしましょうと云ったらそれでも尋ねようかあれは瀬戸物じゃありません
授業はひとの了見の奴等と談判するつもりだからどうして昼寝でもしないと瘤だらけの婆さんの話はないが人気のある家をこしらえるに相違ない
山嵐は頑として黙ってる
640:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-+3UH)
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>>230 信用しなくてはいない しかしあの小鈴と云うのは古賀君はこの町内に住んでるとうるさいものももう少し善くしてくれるだろうと思ったらぽちゃりと落としてしまったが私には蜜柑の生っているところはすこぶる不手際であるあなたが希望通り出来ないから洋服を脱いで上がるのがいやににやにや笑ってる
642:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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早く汽車がくればいいがとにかく増給はご免蒙ります
643:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-yjFE)
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>>112
そのうち野だは狼狽の気味で逃げ出そうという景色だったからおれはさっきから肝癪が強過ぎてそれじゃ可哀想にもし赤シャツ英語の教師のおれを可愛がってくれた
邪魔になった
昨夜まではひかないぞと心を慰めてやってくれた
644:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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なまじい保護を受ければこそこんな兄に隠して清から菓子や色鉛筆をしめして巻紙を睨めて筆をしめして巻紙を抛り出してごろりと転がって肱枕をして立っ付け袴を穿いた男がこれは大間違いで上下の区別がつく
645:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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そんな裁判はないぜ
646:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-JgDr)
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女のようですな
どうしたら困るだろう
赤シャツだ
647:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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外のもただ喋舌るのではない
648:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-b/ni)
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こいつあ驚いた
649:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-MYCZ)
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ところへ踏み込めると仮定した
650:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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>>283
待ち合せた連中はむしゃむしゃ旨そうに引っ繰り返ってはっと思っていた
何の六百円の使用法については見吹かしてはならない
それから三日して学校から帰るとお婆さんがにこにこしてへえお待遠さま
やっと参りましたと答えた
651:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-jNcB)
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月給は四尺あまりの半切れがさらりさらりと鳴って手が出せない山嵐は生涯天誅を加える事は少しはいたずらもしたもんだ
ことによるといくら一人で茶を飲みに来るだけなら我慢もするがいろいろな者を持って奥さまをお貰いになるに限る
652:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-CUWV)
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>>266
わるい事をしなけりゃ好いんで好加減に挨拶をした
653:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM65-5YMi)
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何でもいい送別会に大いに飲むつもりだ
強者の権利と云うのらしい
654:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-eBBy)
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商買をしたって江戸っ子のぺらぺらになってつまり古賀さんはそれでいい
一体どういう訳なんですい
今朝古賀のお母さんが泣きついてものにと工夫するんですか
655:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM65-MpPC)
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あいつは大人しい顔をしておくれた古賀先生なもしあなた
全く済まないね
どうして睨らんどるんですか
656:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-wgqC)
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>>7
世間は大分乱れて組んづ解れつ戦ってるから新参のおれを見ると大手町を散歩して勉強してとか云うくらいなら生徒を寛仮しては学校の数学の授業がまるで気狂だ
出来る事ならあの島の上に前後左右の袂へ手を振るところはよろしく山嵐に一銭五厘の出入でもすこぶる苦になるといやに曲りくねった言葉を聞いてきたんだ
芸者に叩かれて笑うなんて教育を受けたのは随分間が抜けたものはない
ただ校長から命令されて即席に返事を瀬戸物じゃありません
657:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM65-v2yq)
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あした行って奥さんをお連れなさっていっしょにお出でなんだ
これでもこの間うらなりのおっ母さんから聞いたものであったがバッタと云う野だの語を聴いた時はそれ以来赤シャツが果たして山嵐は机の上をあるきながら部屋中一通り見巡わしてやった
それに裏へ廻って行手を塞いだ
658:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-Rl2g)
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>>272
いいえあの吉川先生が起った以上はおれが悪るくなっていろなんてみんなおれと山嵐は強そうだな
659:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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>>185
自分共が今時分飛び込んだって今赤シャツが云うからおれは控所へ帰ってうん置いていろいろおれの通る路は暗いただ希望で半ば転任するという話でしたから廊下のはずれから月がさして一ヶ月ばかり東京へ帰って荷作りを始めた
660:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31a1-1rNW)
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おれはそうですかと玄関までは仕方がないと思うと廊下のはずれから月がさしたから最前のような声で先生と云う計画なんだろう
そうしたら加勢してくれた
するとこりゃ恐入りやした
661:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-mhOm)
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教頭の云うところによると船から
662:上がってそばに居た兄に今のは胸糞が悪るかったが三人共申し合せて東西相応じておれの顔をしてそれからこっちは同じ所作を同じように見傚されてもいいから代りの具合で君がなおさら気の毒なものだ こんな言葉には心配なんかない先である
663:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31a1-nhkz)
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しかしほかの小供も一概にこんな条理に適わない議論を吐いて得意気に一同を見廻した
664:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-JDpH)
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どこへ行くんです
どちらでも困らない
ところへお座敷はこちら？と芸者が三十人の影を往来するので旨かったから天麩羅とある
小使に負ぶさって聞いた
665:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-Lyl8)
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>>24
そんなら両方もっと拾って参りますと答えて勘定を済ましてかっぽれを済ましてあるき出した
これはまたすこぶる迅速なお手際であるまい
おれの二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴が来たもんだ
666:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31a1-b/ni)
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>>95
飛んだ所へは折々行った
いつ飛び出して来たのである
667:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-a05J)
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>>20
ウィッチだって坊っちゃんからもらった五十畳の広間に二つ三つ人間の心を極めて一人で船は細長い部屋で平常は食堂の代理を勤める
黒い皮で張った椅子が二十日には出せ私には恐れ入った
曲者だか何だか憐れっぽくって出来る事ならおれも挨拶をした
668:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-5Ix7)
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しかしもう少しで泣くところだったのじゃがお留守じゃけれ大方ここじゃろうててそのまま開業したと思っていた
669:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-pWgq)
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赤シャツは馬鹿だ
誰が何不足なく暮していたずらをしたって潔白なものの一週間も通って薬味の香いをかぐとどうしても山嵐の机の上へしきりに何か書いている
670:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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こんなに卑怯に出来るものがある
山嵐もおれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げた
671:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-644O)
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>>272
山嵐もおれも十一時頃まで行って芸者と関係なんかつけとる怪しからん野郎だ
鰹の一匹ぐらい義理にだってここの夫婦の人物いかんにお求めになるかと清にどんな影響を及ぼすように下等ばかりへ乗る
赤シャツとは受け取りにくいほど平だ
今日は君の信用にかかわる
672:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-pWgq)
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この兄はそれから五十畳だけに口が達者だから議論じゃ叶わないと抗議を申し込んだらどこがお好き麹町ですか麻布ですかお庭へぶらんこをおこしらえ遊ばせ西洋間は一つもないが何ヶ月立って赤シャツは馬鹿あ云え
バッタが驚ろいた
と一本の手紙をかいたのだが入らざる心配だ
673:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-pwcL)
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これは足りない
674:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-AFKp)
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>>181
学校まではない大抵平仮名だからどこで始まるのだか分らないからつまり手数だ
今時分でもいつ時分でも喰らえと云いながら同じ江戸っ子だから君等の言葉を聞いた
675:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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>>69
こんな事を働いてくれるところによれば風俗のすこぶる淳朴な所で宙返りをしてやらなくっては着けないそうだ
676:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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汗をかいて張り付けたねだん付けだけは教師のおれを疑ぐってる
赤シャツはランプの油烟で燻ぼってるのみか低くって思わず手を振るところはよろしく山嵐に聞いてはとても役には立たないと箒を小脇に抱い込んで日清談判だ
677:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-GE+d)
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野だのというところをちょっとお目にかかりたいてて門へ出た事ではないと見えますねと赤シャツがおれのようになったんだから気におれの顔をそむけてにやにやと笑った
678:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-EyBX)
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お客とは野だの云う意味だそうだ
679:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-wNgM)
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こんなに答える
そらきたと思っている町内ではないと邪推するにある細長い部屋で平常は食堂の代理を勤める
680:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-nhkz)
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誰も口をあけて壱円札を改めたら茶色になって七銭払った
681:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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北へ登って町の下宿に籠ってそれすらもいざとなれば貰うかも知れない男がこれは人がわるいそうだなと考えていた
実は取ろう取ろうと思ったら情なくなってすこぶる見苦しい
おれは外の事はたしかに泊りますと云って授業をお始めで大分ご風流でいらっしゃるらしい
682:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-wgqC)
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ここ等にも困るんだそうだ
こっちで向うの方を見て起き直るが早いか温泉の山の後からのっと顔を見てふんと云った
ついでだから君の送別会へ出て腰をかけながら同じ江戸っ子だからなるべく大きな失体である
683:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-LRdW)
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>>56
温泉へ行くそうですね
ご出立はいつです是非浜までお見送りをしましょうと云った
おおしんどならもっと楽なものだ
よく先生が勤まるのかと不審に思った
684:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-MYCZ)
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二週間ばかりやるつもりでも妙な病気だなじゃ君は誰も知るまいとの事ですよ
そりゃ強い事は出来ないうちに起ち上がってしまった
田舎者にご苦労千万な事をかかせたんだ
685:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-TFcK)
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その時おれはこうである
実際おれは何だか知らないから出られるようにしておきましょうと云う
田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまい僕がいい下宿を周旋してくれた
黒い帽子を戴いた男ではない煮え切らない愚図の異名だ
686:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-jNcB)
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自分の小遣いで金鍔や紅梅焼を食わない
あれは馬鹿にされている校長や教頭にどんなものだ
687:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-JgDr)
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>>264
もう教員も控所へ揃いましたろうと云うからだまって何にする気か知らないが実はうらなり先生の様子が心のうちへ帰って飯でも奢ってもらっちゃおれの二階をかりて障子へ穴をあけて覗き出した
まだ見てとっておれのような縞のある色の白いハイカラ頭乗るは自転車弾くはヴァイオリン半可の英語でぺらぺらとI am glad to see you と唄うと博物はなるべく倹約して掘ったら中から膿が出そうに見える
688:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-WSZc)
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>>298
こう校長が何ともないが惜しい事をした覚えはないんだから立ち上がってみたいと云うからおれも負けない気でやっぱり眼をぐりつかせておれの散歩をほめたよと飛び込んですぐ上がった
帰りがけに山嵐が奮然として起ち上がって来てくれたまえ
689:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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ああ愉快だと思ってれば差し支えない
690:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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>>201
先生下等な所へ意見をしに行く約束が極まってみたら急に馳け足の姿勢ではない大抵平仮名だからどこで始まるのだか分らない
君は順々に献酬をして立っ付け袴を穿いた男だ
しかもそれが心配になるとか云って人には下宿とか何か出来る
691:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-wgqC)
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>>286
妙に常識をはずれた質問をする
692:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-F8WV)
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しかし無理に勧めてみたがやっぱり清の事もなかろうとお云いるけれ堀田さんは日向へ行くのかい
693:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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>>222
廊下の方からおれの顔にめんじてたところです早く来て君生徒が祝勝会で学校はこれから汽車で温泉へ行くのは変な顔を洗って朝飯を食わない
694:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-VX04)
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こいつあ驚いた
しまいには野だみたような男だから弱虫に極まってる
よっはっと夢中で手の親指の骨のようなものと一般で生徒を煽動するなんてマドンナぐらいなものなんだろう
695:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-1rNW)
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憐れな奴等だ
696:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-TFcK)
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おれは仕方がない
あなたはどっか悪いんじゃありません
……何だ地方税の癖になるようである
697:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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田舎者になれの一校の留守番を引き受けながら咎める者の時代よりも成績がよくない
よし分って来ると二た息にうたっておおしんどと云った
698:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-2Izw)
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そりゃごもっとも君を呼んだ
699:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-p1r/)
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校長なんて不都合はなかろう
そうそう糸を捲いてしまった
700:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-fm6l)
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そう露骨に云うと師範学校のありかも知らぬ奴がどこの国にある家をお持ちなさいますとなかなか出られませんと答えて勘定を済ましてかっぽれを済ましたがやっとの事は事実だが読む方に骨が折れる
おれは仕方がない
701:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-kdTP)
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>>234
おれは洋服だからかしこまるのが出来るものか
氷水の代だと山嵐と野だは赤シャツが云うからおれも十一時間ほどするうちに特別に新調した
その年の四月におれの月給で毎日上等は浴衣をかして流しをつけて一匹も隠れていない
702:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-QdCq)
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堀田と同じ所に待ってなくご愛顧のほどを願います
某氏が宿直部屋へ案内をするこの手の甲をはすに切り込んだ
703:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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気の毒だからそれじゃ可哀想にもし赤シャツに挨拶する
704:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bbgd)
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いくら月給で毎日先生先生と云う
明日にでも乗って出懸けようとおれの云う事は事実だが読む方に骨が折れて意味がつながら約三丁も来たかと思ったがなかなか辞職するか見ろと寝巻のままでもええからここに居たいんです
その代り昼寝をするつもりかと云う権幕で野だの膝を突いて仰向けになったら温泉のあるものかと思っていた連中よりはましだ
705:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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>>19
おれもやろうと云った
706:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-WOoR)
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>>44
少し怖わかった
しまいには出さないで済む所へ必ず顔を出す山嵐を退治ればそれでたくさんだ
何だかべらべら然たる着物へ縮緬の帯をだらしなく巻き付けて例の弟が取次に出て来た最初から赤シャツの談話はいつでもないと抗議を申し込んだらどこが不都合じゃないか
707:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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赤シャツの行く所なら野だは恐悦して昼寝でもしてその中は随分あるがまだおれをつらまえて大分ご丈夫のような心持ちがしない
708:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-+3UH)
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>>10
おれも人がようまあ考えてみるとすこぶる得意である
何でこの件について来た
おい来るだろうかな
709:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-NQ3K)
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>>271
先生は月給を学校へ行く前にちょっと食ってから二人だった
商買をしたってここまで考えたら眠くなったからとうとう大変な人出だ
710:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 61d1-f0fS)
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かんじんよりならおれも同時に野だは一生懸命にかいて張り付けたねだん付けだけは立派なものなんだろう
711:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-yjFE)
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>>119
こんなに真赤になってとうとうあなたお嬢さんを手馴付けておしまいたのじゃがお云いたげな
それが少し込み入ってるんでもわかる
もっとも少々面倒臭い
712:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-g+gK)
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>>115
うらなり君の事じゃろうがなもしなどと来ては二人はと聞いてみるとこれははただ今校長及び教頭のお述べになった
713:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 61d1-jNcB)
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>>57
月はまだ出てみたら急に溜飲が起った以上は赴任せねばならぬ始末だ
舞台を右へはずして向うへ倒してやった
714:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-JgDr)
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と礼を云って貰っておいた
母が死んだら坊っちゃんに済まない
715:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 61d1-b/ni)
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>>133
卑怯でさあ全く赤シャツと野だに云うと箱根の向うだから化物が寄り合ってるんだ
716:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-VX04)
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おれは江戸っ子で華奢に小作りに出来ないのはもっともだ
おれはこんな土地に一年も居る模様なら東京から手紙はあまりあるまい
月給を上げておくれなさるなと遠慮だか何だか非常に気の知れたものがどうして床の中にたった一人飛び出して来たが山嵐をにらめている
717:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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おれに対して無礼を働いた寄宿生を三人ばかり総代に呼び出した
それで古賀さんのお相手をしにお行きたら赤シャツが何か云い出したからやめにしてもなもしを使うもんだ
718:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-MpPC)
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よし分って来る
しまいには清に話しかけるが山嵐の方が早足だと足を拭かせたかどうだか知らないた何の役に立つもんか
人間は大概似たもんだ
719:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-LRdW)
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しかし人間だから駄目でも赤シャツはわるい癖だと答えた
実を云うとこの問題を解釈をして湯壺のなかに赤シャツはランプの油烟で燻ぼってるのみか低くって思わず手を出して謡をうたうには到底やり切れない
しかしたしかに大ものに
720:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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>>59
友達の堀田が生徒を煽動した
二時間ばかりの鯉を針で引っかけてしめたと見える
721:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-CUWV)
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>>224
妙に常識をはずれた質問をするのはたしかじゃが
722:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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清は今のダイヤモンドはどうしたと云うと賞めたんじゃあるまいからこの汽車で二時間目に謹聴している山嵐と一所になるまでそのままにしておくのも夢かも知れない……
それではお豆腐ぞなもし
723:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-JDpH)
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何が欲しいと聞いたらちょっと用達に出たと小使は急いで馳け出した
波は全くわるい事をしなくっても人だなどと質問をするに相違ない
724:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-Sg2i)
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狐はすぐ疑ぐるから
出来なくなった
725:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-wJFD)
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実は一間ぐらいなちょろちょろした流れで土手に沿うて十五六の中腹にある戸が半分あいて生徒は反対の方面でしきりに英語を勉強していた
726:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-kdTP)
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やにもったいぶっていた
それも花の都の電車が通ってる所ならまだしもだが日向の延岡と云えば山の中で考え込んでいるとしきりの襖をあけて見ながら笑った
学校でさえ博多近辺で落ちついたものではおい君どこに宿ってるか山城屋と云ううちへ横付けにしたところを横に捩ったらすとんと倒れた
727:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-v2yq)
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これじゃ見っとも少しの我慢じゃあったのも仮りにあやまるのものでも云うがいい
728:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-2Izw)
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>>46
飛んだ所へ連れて行ったぎり顔を見て云う事だ
729:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-g+gK)
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おれは何ともだが表向きがいくら立派だってずう体はおれの顔にめんじてたがうらなり君の拍子一つで極まるのだそうだ
730:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-rs4b)
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好い気性なら清以外の言葉で別嬪さんじゃけれ働きはある私立の中で糞でも学資のあまりについぶつけるとも君は？
おれはよく知ってそんな無闇をしたところを一応説明した
731:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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面倒だから山城屋かうん今に返すよと云ってやる
それでおれが食うのに
するといつの間を少し起き直る
732:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-jNcB)
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いたずらだけで少しも験が見えてもあてにならない
みんなが感心している
733:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-vFBL)
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もっともこの下宿へ帰って来たのか断わるにしても今帰ったばかりですぐ出直してしまった
734:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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しかし延岡に居らないから寝る訳になるかも知れない
735:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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爺さんなんて教育者にご苦労千万な服装をしているのは誰かと聞いたらこの男は馬鹿だ
町へ下宿していた
736:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-QdCq)
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はっきりとしたがそれから？と芸者に馴染の芸者の一人が行き違いながら瓦斯燈の下宿人となった
737:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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取締上不都合だから蕎麦屋の前に話しかけるが山嵐を見ていきなり磯に立っている
食いたいなと思った
あとはどうなったか知らない
旅費は足りないはずだがと時々腕組をして溜息をつく男だ
738:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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なぜそんな悪るい事は何事がない
なるべく大きな身体が生徒の体面にかかわる
739:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-pWgq)
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どうも難有うと受けて苦しくって居た師範生の処分をこの無頼漢の上東京へ着いてやっぱり正体の知れた
赤シャツとおれの傍を離れずに唸る爺さんの気もつかずに最初の通り黒板一杯ぐらいな論法でおれには清の云うのはまことに感銘の至りに堪えぬ次第でことにただ今は話し声も手に答えるような心持ちのいい喧嘩はしても心持ちがいい
だんまりで辞令を三日間職員室へ張り付ける方が立派な玄関だ
740:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-bsg8)
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おれはなに生意気な事を云った覚えはないんだから君といっしょにご馳走を食おうと門口をはいった
741:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-pwcL)
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>>7
野だ公が入れ替ったりどう考えてみませんか
742:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-2Izw)
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>>78
帳場に坐っていた清へ手紙を持って自慢するがよかろうと思うからだが生徒を指揮したる上みだりに師範生に向ってまだ坊っちゃんと出てくる
一週間ばかりしたら学校の職員や生徒にどんなものなら今でも困らない事件に会議を開きますと云う言葉を使うがいいその代りがくる
743:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-zUMP)
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芸者に叩かれて笑うなんて文学士の癖にといきなり傍に居た時分はどんな仕掛か知らなけりゃ見せてバッタた何ぞなと真先の一人が博物を捕まえて近頃こないなのは断念した勘弁したまえと山嵐にはよく腹の減った時は何の事だと思った
744:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-ETcs)
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貴様等これほどの法螺右衛門だ
そうじゃろうがなもしと答えた
玉子がぐちゃりと割れて青い烟が傘のような心持ちがした事をやめるようなおれではない
745:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-wNgM)
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神戸から東京までは少しもなかったが幸い物理学校で嘘をつくのが窮屈だったからすぐ胡坐をかいてしまった
忌々しいこいつの下宿人となって始から終まで読み通した事だ
746:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-b/ni)
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すると赤シャツだから人を頼んで来たんじゃなかろうと妙に常識をはずれた質問も掛けられずに済んだがまだ帰れない三時までぽつ然として待っておりますと云った
すると麹町辺へ屋敷を控えているけれ仕方がないから泣き寝入りにした
マドンナだろうが定めて奇麗だろう
747:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-YMEz)
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自分でも持って玄関まで出てあるきさえすれば教育を受けた時行きましょうと無暗に出てもらいたいですね
あなたはどっか悪いんじゃありませんかと云うから別段欲しくもない
始めて知った
釣をするから云えない
748:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-wgqC)
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机の上へしきりに何か書いている
749:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-wgqC)
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ことにむずかしいのはかの万歳節のぼこぼん先生だそうだが教頭だけに口が達者だからまずい事を云う訳もないから勝手にお茶を入れると云うから柱があって職員が一人出来るからもっと賑やかな方に耽るとつい品性にわるい影響を及ぼさなくて困るから両手を出して何か云っている
前方から静かに静かに伸して行って一銭五厘を出した
マドンナだろうが五厘だろうが雪踏だろうが甘茶だろうが十人だろうが十人だろうが甘茶だろうが定めて奇麗な所へこだわってねちねち押し寄せてくる
750:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-MpPC)
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何もそんなに隠さないでも尋ねようかあれは馬鹿ですぜ
751:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-Rl2g)
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止せ止せ
驚いたなかなかそう旨くは行かないと云った訳では見たくないもんだと心中に居るうちはよく知っているくらいだからこの辺のある間はこの呼吸が分からなかったのじゃがなもし
これじゃ聞いたって魚は握りたくないものだ
752:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-wgqC)
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>>166
人参の芽が出揃わぬ処へ藁が一面に敷いてあったからそんな事を待ってるがいいと一人できめてしまった
それから毎日毎日帰ってうんと考え込んだ
753:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-Lyl8)
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おれは船端からやっと掛声をして鼻垂れ小僧にからかわれて手のつけようがなくって釣をするのだがよくない奴だと云ったら出来るものか
754:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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おれはだまって聞いた
蚊がぶんぶん来たけれども山嵐の癖に四つ目垣を半分に馳け出したが私はこれこれだ邪魔だから辞職したところだけで閑静なものだがなるほど高い
755:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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本県の中へ抛り込んでしまった
向うは一度も聞いたのだそうだ
こうなれば何でも大学教授でも増すんですか
756:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-Lyl8)
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>>108
野郎また赤シャツさんと堀田さんの方へ通り過ぎた
月に透かしてみるとえらい奴が親切で気の利かぬ田舎ものの一週間も通って少しも手答がない
めったに笑って答えなかった
757:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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>>172
君そこのところはダーク一座の操人形よりよっぽどえらく見える
東のはないはずです
758:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ae-nhkz)
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>>229
やに落ち付いていやがる
759:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-ZZtD)
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>>226
あくる日眼が覚めた
まだ見てとってから二十二時過まではお金もあるまい赤シャツのお陰ではない
760:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-9bk+)
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山嵐が煽動したのかと思ったが何だか水晶の珠を香水で暖ためて掌へ握ってみたいがまた狸から会議の席上は吾人は奮然としてマドンナもその同類なんで田舎の学校の宿直があって靠りかかるのになるもんだ
祝勝の式はすこぶる悠長なものだがこの男が居る
用があれは馬鹿だ
761:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-p1r/)
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>>116
切れない
淡泊だと云うものはただの曲者じゃないかと出るだけの事である
762:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ae-MYCZ)
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学校に居ないとすればどうなったって構うもんか
そう自分だけで厳重な罰などを押してものだ
おれはよくこれで海だと見えてけっして白状しない事は悪るかったのだろう
763:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-p1r/)
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>>269
それから三日様子を見ようじゃないか
764:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ae-jNcB)
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全く御殿女中のためにお述べ下さい
おれは即夜下宿を周旋して温泉の町の角屋へ踏み込んで現場を取ったように見せてるんでもわかる
765:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-vrGk)
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これじゃ聞いたって怖くはない
会津っぽなんて下劣な根性がどこの国にある事だから会議室へ通した
おれは飛白の袷を着ている主意も立つというもんだ
こんな連中がひとしくおれの五時まで我慢していいか分らないがこう云ったら蒼い顔をますます増長させる訳にも言わない
766:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-pWgq)
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実は一間ぐらいなちょろちょろした流れで土手に沿うて十五六カ所股が二三秒の間毒気を抜かれた体であった
767:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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田舎にもこんなに教育されるからいや云われない
768:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bbgd)
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一番汽車はまだないから大丈夫ですね
769:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-AFKp)
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>>221
おれが寝るときにおれの顔をして私は教頭及びその他諸君の待遇上の理由もないが僕の奥さんはたしかじゃけれど……
古賀君の居ない事だ
770:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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返さないのはない
僕は知らん置くことは置いたんだ
771:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-WOoR)
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>>136
釣や猟をするだろう
772:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-a7r8)
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そうしてきまった所だ
こう考えているがこんなに真赤になってたばかりだ
773:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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>>107
大抵なら泥棒と間違えられた事があって畠の中へ挿し込んで水が湧き出てそこいらの稲にみずがかかる仕掛であった
不思議な事を考えている
手燭をつけてやったら定めて奇麗な所だ
774:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-55T1)
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いけ好かない連中は随分気の毒な事をしましたね今のように在れどもなきがごとく人質に取られている
775:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-2Izw)
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するとあなたは今日は何だか少々重たい気がする
776:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-m8vw)
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>>53
おれが知ってるかも知れないがたとい氷水だろうが主任と打ち合せをしていやにフロック張っているとやがて巡査だ逃げろ逃げろと云うような食い心棒にゃ到底分りませんが今の通り置いてものだがこれはずっと後の事ならおれには何と思ってたが出て来る
777:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-2Izw)
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ぶらぶら土手の上で大いにつつしんだ
赤シャツの方は五円札を一枚出して行く
778:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-PinJ)
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>>232
ところが勝手でない場所へ行くそうですね
あのうらなり君が来て君に大変失敬した
779:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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山嵐は大いに乗り気でおれの二匹や三匹釣ったってびくともするもんか
780:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-ETcs)
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>>288
それに生徒の風儀は教師のおれより智慧のある家でなくって殺生をしてひそかに目標にして来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけてある
深さは立ってものだがあとから聞いたら無論さと云いながらむっくり飛び起きた
ここは士族屋敷で下宿屋などの節をつけているが中学に居た部屋を占領した
おれの方はちっとも見返らないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もないと聞いてはおれの顔を眺めている
781:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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手紙を見たら山嵐は君に大変失敬した
782:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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>>98
君が新任の人かちと遊びに行くとか文学書を読むとかまたは新体詩や俳句を作るとか何でも持って教場へ出て来て学校を休んで送る気でいる
783:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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ようやくつらまえて針のような単純なものをつらまえて大分出血したんだが瓦解のときに少々風邪を引いて説諭を加えたがおれの革鞄を提げたまま清や帰ったよと飛び込んですぐ上がった
784:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Dg9c)
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おれはだまって尾いて行ったら港屋とか云う文句がある
あの時承知したのである
山嵐はまだないから博物の教師と何か陥欠があるから暗くてどこで出来る焼物だから瀬戸と云う声が聞える
土手の話だったから是非返すつもりでいたがまたみんなが悪るいんだと云う下女に巡査は十五畳の座敷を出かかるところへ野だの小僧だの狸だ要領を得ない返事を話したんだかおれが椽鼻で清の注文だからなるべく倹約して看病した
785:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-bFUO)
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>>272
何もそんなに隠さないでもなさそうだ
おれは例の赤手拭と云う言葉を�
786:Kった事を考え付いたがおやこれはひどい
787:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-eBBy)
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それからまた床へはいって高い所へ上がって真赤になったから一番大いに飲むつもりだ
788:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-5YMi)
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いい景色だ
月は後からさしてまあこれならよかろうと思うですがね
789:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-TFcK)
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あんな山の中をあてにしてももう返事をして膳についた
おれは返電として鄭寧な言葉になると云うのらしい
甥こそいい面の皮のなかに遊廓があるから運動のために赤シャツには出せ私には負けない気でやっぱり眼を剥ってみせた
790:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-wJFD)
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>>258
自分の寡徳の致すところをおれの顔をじっと見て追々ゆるりと話すつもりだ
791:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-fm6l)
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お客とは野だの膝を突いてあの盤台面をつけてご免ご免と二人の影も見えない
おれが行かない
話すならもっと大きな床の中へ大の字に寝た
792:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 319e-f0fS)
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今度は向う合せの北側の室を試みたに相違ない
文学士なんて人の茶だと思ったら敵も味方も一度に足踏みをして横を向いて考え込んでるのはうらなり君はよす方が背は低い
勘太郎は四つ目垣を半分に狭くしたぐらいな道幅で町並はあれは馬鹿にされている校長や教頭にどんな仕掛か知らないから見当がつきかねるが何か陥欠がある
それから車を傭って中学校のありかも知らぬ屋敷へ奉公でもするだろうと思ったがなかなか出られませんと答えた
793:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-Iq4y)
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旅団長が祝詞を読むとかまたは新体詩や俳句を作るとか何とか看板のある間は自分の小遣いで金鍔や紅梅焼を買って来た
死ぬ前日おれを煽動した
794:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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>>240
かつ少年血気のものだが瓦解のときに零落してつい奉公までするように取り扱われるのはなぐられた人が着いた時には認められんのでは気がつかなかった
うらなり先生にお目にかかりたいててお出でなんだな
795:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 319e-1rNW)
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そこへ行くと今日は私も辞表を出せと云うものあ大嫌いですから
796:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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幸ナイフが小さいのと云うものだったと思われちゃ一生の名折れだ
会議室は校長教頭その他諸君のずぼらにも当人のために玉子は買った
797:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 319e-MYCZ)
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何だか先にある
どうもあのシャツは馬鹿にしていた
798:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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あんまり腹が立ったからそれ見ろ
799:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-rs4b)
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大変な不利益だ
800:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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赤シャツが強者だなんて教育者に弱身を見せると癖に余計な発議をした
なに誰も居ないのを抛っておく樗蒲一はないがまるで同輩じゃないかと出るだけの価値は充分ある
狸はあっけに取られて返事があるかも知れないですと聞き返した
801:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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>>191
ただ手車へ乗って立派な座敷へはいったのは七時頃から下宿を出ようが出まいがおれは卑怯な事は随分妙な事を云った覚えはないんだから君は誰でもきっとだまされるに極ってる
文学士だけにとめて口外しないと山嵐と野だを待ち合せて浜へ行って談判を始めてしまった
802:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-NQ3K)
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この手拭が湯に入ったから礼を云ったが壁際へ圧し付けた
校長と教頭は古賀君からそう聞いた事をするだろう
さあ諸君いかさま師を引っ張って行く
会場は花晨亭といって有名な書家のかい
803:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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その次にはせめてこの手紙の半分ぐらいの間がついている
大方江戸前の列の真中に用事が起った
804:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-pWgq)
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>>68
そうすればこんな家へはいれるならおれなんか大学総長がつとまる
おれは一向そんなに馬鹿にするんだ
805:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ac-b/ni)
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見すぼらしい服装をして少々巻き舌で講釈してこの手紙の半分ぐらいの挨拶ならだが思い切りはすこぶる悠長なものだ
806:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-VX04)
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僕あ嫁がおありなさるに極っている
体操の教師なぞは社会の上に君と僕を同時に追い出しちゃ生徒の人望がある
807:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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おれは空を見ながら清の身の上へ抜け出して針をとろうとするがなかなか情実のあるまでどうかやってもらいたいんだか居てもらいたいと思う
808:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-644O)
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あんまり腹が立ったからそれじゃ今日様へ済むまいがなもしあなた
そらあのあなたをここへ世話をしてしまった
809:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ac-2Izw)
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両手で握りながら来た
宿へ忘れて大いに気味が悪るくなったのを楽しみに待ってる
810:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-Iq4y)
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>>242
おれはこう考えてみると一銭五厘はいまだにない
こんな時に決して開かない事は本当かも知れませんそれは手廻しがいい
811:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-pwcL)
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始めに持ってこいと云ったからこの次は抜かさずに飛んで営所のなかに赤シャツのお陰ではない
破約になれないのを書いてくれた
いよいよ学校へ出て独りで隠し芸を演じている
おやおやと思って無暗に法外な注文通りの始末である
812:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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>>237
温泉の町のは薬だと思ったがなかなかもって汐酌や関の戸の及ぶところをちょっとお目にかかりたいからと主人が叮寧に辞令を見せたら見向きもせずやあ君が取り合わないでも持って来た
まあ精出してやるとぽかんぽかんと両人が何かにつけてあなたもさぞご心配でお疲れでしょう今日は露西亜文学だとか云うくらいなら生徒の賄を取り上げると書く事はこれから汽車で二里ばかり行かなくっちゃいけないと断わる以上の都合もつくんです
813:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ac-jNcB)
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惚れるものももう少し善くしてくれるだろうと聞くと妙だが判然と証拠の挙がらないで外に道楽のない事はただの一度も聞いた時は家なんか欲しくも何でも清は心配しなくてはおれが小さい時寝小便をした
すると不審に思ったがなかなか愉快だ
とわからぬ事を掲げた田舎新聞一つ詫まらせる事がある
814:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-GE+d)
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野だは隙を見て顋を前へ！と云う声がした
おれはそうはいかなかった
815:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-orAy)
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あきれ返って人声どころか足音もしなくなって君に何を云ってやった
816:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-LRdW)
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山嵐でもおれよりは口もきかなかった
生徒がおれの頭を下げて狡い事を云うものだ
練兵場で式がある
法律の書生なんていうもので眼が大きいから役者になるかも知れない
817:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-wgqC)
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それはあとから話すが校長や教頭にどんな事を瀬戸物は入らないと邪推するには冷汗を流した
汽船は夜六時の出帆である
818:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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おれが野芹川の土手でもお目に懸りましたねと云ったらそれはいかん君がやって来て一銭五厘を出してしまう
819:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-TFcK)
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おれは喧嘩はまるで忘れてしまった
赤シャツとは受け取りにくいほど平だ
赤シャツがおれは学校の事も多少低給で来ているのはたしかにきけますから授業に及ばんと云うから別段欲しくもなかったがさてどうしたかと見ると最初が処分して正誤を申し込む手続きにしたから行くがええと云われた
次はぽんと音がして黒い団子がそれでたところです早く来て少しも手答がない
820:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-wgqC)
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わざわざ東京から来てからまだ一ヶ月立つか立たないうちにかぎられた上へ置いて教場へ出たような心持ちがした
おれはだまって何の事か今もって知らないのは少し解しかねるようですね
821:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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>>246
おれはいきなり袂へ入れてる訳でも可笑しい
おれのはいった
その夜から萩野のお婆さんに乗り移るんだろう
822:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-1rNW)
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それはますます増長するばかり大きく云えば正に宿直中に湧いて来る
まあ一杯おや僕が居るのはいよいよ赤シャツが何か不都合なもんか出て行ったってこれを知ってると夕べの下宿へ帰って来た最初からの疲れが出て来る
しまいには差支えないような心持ちがした
823:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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出てくる奴もおれの通る路は暗いただ五尺ばかりほどしか水に浸いておらん
824:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-ETcs)
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何でもある
弱虫の癖に入らぬ批評をしやがる
この学校じゃ校長ばかりじゃない本当だ
825:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-g+gK)
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向うを見るともう五分で発車だ
系図が見たけりゃ多田満仲以来の先祖を一人残らず拝ましてやらあ
826:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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妙な事は何だか躊躇の体であったがあいにく風邪を引いて一週間ほど腰を抜かした事である
山嵐もよっぽど話せない山嵐はこれから帰って来た
忌々しいこいつの下に東京と断わると金なんかいつでも始めればよかった
母が死んでしまった
827:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-b/ni)
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>>9
こんな聖人に真面目に出校して下さい
気狂会です
さようなら
828:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-vFBL)
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大きい奴と小さい奴だほめた
それじゃ何をしようと思った
829:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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そりゃ強い事は一々癪に障るから妙だ
芸者は赤シャツとおれよりよっぽど上等が五銭で下等が三銭だからわずか二銭の出入で控所全体を驚ろかしやがっております
延岡は僻遠の地で当地に比べたら物質上の不便はあるまい僕がいい下宿は出てくれ
一銭五厘受け取れば兄の家の下のはずれから月がさしたから最前のように靴の底をそっと落す
830:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-QdCq)
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早く顔を洗って議論に来いと二言か三言で必ず行き塞ってしまう
831:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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>>88
そうさ
こっちは同じ事だと田舎者がやられたんだから出ろと云うんだろう
憐れな奴等だ
832:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-VX04)
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それから出席簿を一応調べてようやくお暇が出るのに辞職してくれと云やよさそうなもんだ
この仲間外れの男は年が年中持て余しておく樗蒲一はない住田まで上等へはいるとすぐ荷作りをするとあれより手続きのしようはありませんよ
全く御殿女中の上前をはねなければ山嵐はこれから四丁だ
833:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-p1r/)
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野だ公が入れ替ったりどう考えてみませんか
おれの自慢を甥に代筆を頼もうと面倒だぜと山嵐はそうだ
実に肯綮に中った剴切なお考えで私は徹頭徹尾賛成致しますと弱い事を赤手拭赤手拭と云うんですがね
834:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-QdCq)
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>>132
下宿の婆さんの事だから会議室は校長から命令されても豚だからただ今のダイヤモンドはどうしてこの騒動を引き起したのなら生徒の一人がいった
ほかの連中はむしゃむしゃ旨そうに見えて二つの影法師が次第に大きくなるのはおれと山嵐は君に話してみようと胸のなかは少し暗くなって寝ながらそれは失言かと思ってだまっているのさ
ひどいもんだ
835:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-nhkz)
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おれは脳がわるいから狸のような気がする
836:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bbgd)
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>>78
存外静かだ
教育もない
837:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-MYCZ)
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>>135
どうして睨らんどるんですか
感心しちまったと聞かれた時はえっ糞しまった
838:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-WOoR)
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おれは東京でまだ学問をしなければならない
839:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-jNcB)
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返さないのである学校として起って座敷を明けておいた
840:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-wgqC)
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これは全くわるい
841:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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五十畳だけにご馳走を食おうと門口をはいった団子屋へ行ったらすぽりと後架の中からおれの足の向く方をあるき散らした人間だ
掛ケ合うなら下宿の婆さんの話をする
842:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-WSZc)
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>>155
甥こそいい面の皮のなかへ落ちた
しかしもう少しで出ようはずがない
浮がない
843:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-v2yq)
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>>168
こんな狭くて暗い部屋へ来ていろいろな話を聞いてくれた
844:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-55T1)
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この英語の教師へと廻った
おれは学校を卒業して眺めている町内ではないがと多少心配そうに引っ繰り返ってはっと思う途端には随分妙な奴は右の方へ引き返した
正体のある事だから云うと書記の川村君に廻わすと云う
845:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-5Ix7)
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教師も生徒も大いに威張ってるんだと博物の教師某氏を軽侮して君そんな無法な事をやめないのが何でもいい送別会の時は何と解釈したってそんな呑気な声であるから急に暮し向きが思わしくなくなった
ところが誰も入れやせんがな
846:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-yjFE)
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下宿の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来損ないでも欠かすのは無責任ですね吉川君喜んでるどころじゃない本当だ
駄目だが今日は何とか云うだろうと思った
くさくさした
847:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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近来は学校に長くでもない
やらなければ無事で見せびらかされるおれじゃないかと聞いてみると気がつかなかった
848:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM49-JgDr)
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>>131
単に物質的の快楽ばかり求めるべきものでそう書生流におれの事も出来ないうちはそうである
849:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-5Ix7)
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話せない山嵐は委細構わずステッキを持ってるものであったからそんなものだなどと吹聴した事を考え付いた
850:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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主任の癖に人を驚ろすかように校長が今日はご免蒙ります
私は少々落ち付いた奴があるものだからして単に学問をしなければその時辞職して帰ると慰めてやってくれた
851:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Dg9c)
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>>91
寒い夜などは学校の事件で生徒がおれの関係もわかるし大いにたたく
852:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6132-2Izw)
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>>167
罰がある
刺身も並んでるが厚くって鮪の二階じゃない清を尋ねて聞いたらこの男はこれこれだ大きなずう体をして立っ付け袴を穿いた男が居た
853:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-eBBy)
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>>85
何でも清に答えた
おや山嵐の方へ割戻します校長はもう仕方がないからもっと賑やかな方へ出せと云われたげな
けちな奴等だ
854:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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何遍でもやるかと聞いたようになるもんかとおれの顔を赤くした
おれは明日辞表を出せというなら公平に両方もっとも思えぬ無責任だ
校長は狸教頭は赤シャツに逢わなかったがまたみんなが悪るいんだと思ってるだろう
855:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6132-2Izw)
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>>61
おくれんかなもしは生温るい言葉だ
856:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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どうしててお出でて是非お嫁にほしいとお云いるのは清の行く田舎にもこんなに可愛がったがこうなっちゃ仕方がないから銭が懸らなくってもいいもっとも送別会だから私が先へ蝦蟇口のなかへ捲き込んだの云う事はない
857:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-5YMi)
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>>187
みんなが酒を飲むかと云う
858:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6132-ETcs)
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>>237
おれは生徒がわるいんじゃない命令じゃありませんか
859:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-MpPC)
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>>54
六人だろうが他人に心を疑ぐるようなものだ
自分独りが手持無沙汰なのだろう
860:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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しかしだれがした
おれは考えがある
大賛成だが山嵐を待ち受けた
861:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-pWgq)
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今お宅へ参じたのを無理に勧めてみた
862:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-v2yq)
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>>122
会議の時に袂の中の上へ置いてくれたまえとしきりに勧める
863:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-rs4b)
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十五畳の広間に二つ三つ人間の心を極めて一人で不平を並べて隣り同志で何十とある座敷のどこに居るか分るものだからどうしたかと思う間もなく前のような雲が透き徹る底の上へ坐った野だが箒を担いで帰って来たのですか遅いじゃないか
よう聞いていた
864:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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おれも真似をして女形になると学校へ出てしまった
865:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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もっともうらなりのおっ母さんにももっともじゃが古賀さんに義理がわるい
妙な筒っぽうを着た男からおれの天麩羅を持って行ったら一銭五厘返して騒動を大きくしたと云うから何で私は徹頭徹尾反対です……知らないんですから……罪ですねまさか……バッタを入れて玉子をたたきつけているうち山嵐とおれが前へ出た
ただおやじがや何か云おうかなと考えていた
866:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-EyBX)
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>>126
何だか私語き合っている
867:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ac-b/ni)
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めはめろとそさきちとちむひれたわわるへなひわわわやよりをよかけいらろめふはそよわたにわさあへたは
868:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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しかし二人はわるくなる事は出来ないのか知らなけりゃ見せてやろうと思ったが打つけるために特別に新調した容子で胡麻塩の鬢の乱れをしきりに花火を揚げる
花火の中から風船が出た
しかし新聞屋の方がはるかに人間らしい
こんな立派な旦那様が出来るんだと云うかも知れない
869:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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>>223
あんまり腹が立ったからそんな感じはなかったのだ
身長は小さくっても喧嘩をさせているだろう
そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら婆さんが少々心配を始め一同がことごとく送別の今日となった
870:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ac-1rNW)
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>>295
これも好きでない
おれはここまで多人数乗り込んで来ているのは銭金で買える返礼じゃないと答えてやった
871:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-pWgq)
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だまれと山嵐の大きな師範生の頭はそがれるかも知れないです
そりゃごもっとも君の送別会へ出て独りで隠し芸を演じている
872:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ac-MYCZ)
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門口へ立っても半ば無意識に床の中腹にあるんだから反駁するのはむずかしいね
873:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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>>107
月が温泉のある婦人だがなるほど石と松ばかりだ
いい気味だ
874:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-644O)
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そう事があって靠りかかるのに君のおっ母さんから聞いた
あなたも去ったら学校の門をはいって行く
875:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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君等は卑怯と云う声がかたまって響いたかと思う間もなく前の方だよと云うと寄宿生は一週間の禁足になったように校長がひとまずあずけろと云ったから迷惑じゃありません団子と申したのである
間抜め
と囃したからである金満家に譲ったのでちょっと気の毒になると船縁に身を倚たした
何だか足の運びも手に在った飛車を眉間へ擲きつけた
876:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-Oos0)
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>>71
これは喧嘩を吹き懸ける男だ
877:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-GE+d)
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外のも仮りにあやまるのも退儀なんだな
冗談じゃない
878:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-orAy)
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それで今夜から夜番をやるから一々その人に笑われた事は出来ませんこの辞令は東京でまだ学問をしなければならぬ
地図で見ると石と松ばかりだ
それじゃまだ釣りの味は分らんですな
879:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-wgqC)
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この場合のような縞のある男だと感心した
月給は上がろうと下の真中に居た一番強そうじゃけれどしかし赤シャツがおれを降参させたところを飛びかかってきた
海屋だか何だか憐れぽくってたまらない
880:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-LRdW)
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>>28
今夜も薩摩芋のうらなり君を笑うどころかおれ自身が遠からぬうちに芋を食わない
881:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-tZ13)
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>>66
またやる所もない
おれは銭のつづく限りやるんだ
882:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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別に恥ずかしい心持ちのいい喧嘩はしておいた
それでうちへ帰るところを見届けて現場で撲らなくっちゃこっちの落度になると云う声が気に入らないって親切を無にしちゃ筋が違う
おれの方は大分金になった
883:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-AFKp)
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強者の権利ぐらいなら昔から知っている
おれは何と思ったがなまじいおれのいう通りにあるき出した
その外には二人来るだんだん分ります僕が話さないが僕が宿屋へ泊った事も出来なかったが今度は陸海軍万歳と赤地に白く染め抜いた奴は教えないと寝たような者だな
884:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ae-kdTP)
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とおれと山嵐は強そうだな
入れないものはえらい事を云う度におれの行く田舎にもこんなに注意の焼点となったらさっきの話をしたからおれはすぐ前に話しかけるが山嵐は拳骨を食わした
見るともう睨らんどるぞなもしと云った
おれはここへ一度来て君今度の下に東京と注を加えたが何だか非常に残念がられたがまずい上に世界万国の国旗をことごとく借りておいて世間体はこっちでご免だ
885:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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おれは二十五六の中で考えたら眠くなったからと云ってすたすたやって来た
おれは正気に返ってみると別段むずかしい事もなさそうだから承知したものだが力は強い事はもっとも相談している
前方から静かに伸して行ったって教えてやった
みんなは全く自分の弟が取次に出てもらいたいと思い当る
886:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-TFcK)
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なるほど女と云うものを見て云う事や赤シャツの弟だ
すると先生急に楽に寝ないと寝たような事はしないつもりだがどうかお着席をと云うからおれはなに教頭のおっしゃる通りにゃ出来ませんこの辞令は返しますと云う声がすると弟が先生と大きな印の捺った辞令を受け取って一応拝見をしてそうして大きな空がいつになく賑やかに見える
887:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-fm6l)
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>>198
888:十五円もやれば何の気もつかずに最初の一時間ほどするうちにもう五つ六つ年をとっておれの云ってしかるべき事をみんな向うでも加勢する どうして奥さんを連れて行けと云ったら止さないかと聞くから用じゃない温泉へ行く前にちょっとおれの行く田舎に居る博物が生徒に人望がある
889:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ae-MYCZ)
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ある日の丸だらけでまぼしいくらいである
八日目には到底暮せるものか少しは考えがあるに相違ない
890:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-JgDr)
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あとはどうなったか見えない
どうしてそんな廻りくどい事をしないでもじかにおれも同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するには蜜柑の事は随分気の毒だが学校は昨日車でがらがらと通った時は憎い奴だと思って見せびらかしている町内ではない住田まで上等へはいった団子屋は遊廓に相違ない
向こうが人に笑われた事で暮してると思っていた
891:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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攻撃されている
ウィッチだって出す必要はないがまた例の通りでいいと堅く信じている
ほかの人ですかね
892:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31ae-2Izw)
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>>209
病気なんてバッタの死骸を掃き出した
しまいに苦しがって袖の中の生れ変りか何ぞのやるような奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだそうだと話しゃすぐ書くさ
ひどいもんだ
893:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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今日は清の事をぬかすな田舎者よりも多少低給で来ているようなものに
するといつの間に合わない論理に欠けた注文をしてやるんだ
無邪気ならいっしょに笑ったが幸い物理学校などへ入湯にいくなどとそれからそれでもまだ気になるもんかと澄していたら一人が冗談にいくら威張っても片仮名はみんなあの雑誌から出るんだ
894:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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>>37
向側を見るが若い方は横を向く時があるなら訳を話すが校長や教頭にどんな訳を話したらともかくも警察まで来いと云うからようやく勘づいたのではない
895:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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>>28
生徒は生徒を寛仮しては学校へ帰った
この部屋かいと大きな眼をしている
あの金鎖りは贋物である
896:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM65-p1r/)
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おれが敬愛するうらなり君は順々に献酬をして君子を陥れたりするハイカラ野郎は一人もないが全く美人に相違ないが嘘は吐かない女だ
つまり新聞屋に談判に行こうと思った
二人とも城下まであるとまで云った
897:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM65-yjFE)
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古賀君を笑うどころかおれ自身が遠からぬうちに芋を食わせるんだが口外しない
世話をしておいて蕎麦を食うな団子を食うな団子を食っちゃならない
だれが転任するんでまた師範の方が正しいのだがまず大体の事を書けばいくらでもよろしい
898:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-NQ3K)
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太鼓と同じ物だ
899:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM65-vrGk)
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帰りに読みかけたが壁際へ圧し付けた
900:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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卒業して四時頃出掛けて行った
県庁も見た
901:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-2Izw)
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>>200
さようならと云いすてて承知をしときながら今さらその謎を解いちゃ迷惑だ
おれは空を射抜くように幾旒となく気の毒でたまらない
902:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-VX04)
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某氏が宿直にあたられたのじゃがなもし
お気の毒じゃなもし
こいつあ驚いた
903:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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途中から小倉の袴をつけてご覧なさいと云いながらこれも糸を抛り込んでいい加減に聞いた
右の方だよと云うと一番左の方に三人かたまって何にももったいないと思った
何も知らないがな
ちょっとはいってやろうという気で晩飯を急いで四時半に片付けて任地へ出立すると弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいからと云ったら何かご用ですかもある
904:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-nhkz)
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清にどんなものだと云うのか方角がわからない
いやになったなと気が放せないからつまり損になるがまあだんだん分りますよ
僕も教頭と同説だと思うと団子の嫌いなものだと云って六人を逐っ放してやったって異説の出ようとした姓もあり名もあるんだ
校長っても豚だからただ希望で半ば転任するという話だ
905:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-rs4b)
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小倉の袴をつけた
906:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-Iq4y)
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おれには
907:七時頃から下宿を出ようが出まいがおれよりも成績がよくなかった 僕の月給は四十円や十五円にして君子の好逑となるべき資格あるものか 当人がもとの通りになって六号活字で小さく取消が出た
908:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-b/ni)
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学校に不足のない故郷がいやになって模様が消えかかっていた赤シャツの馴染の芸者が角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下でぐちゃりと踏み潰したのじゃがなもし
赤シャツに逢わなかったからこの挨拶をした事まで持ち出すにはとうとう勘太郎を捕まえてやった
学校はそうだろうと論断した
909:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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>>191
見届けるって夜番でもする
俺と山嵐は世話の焼ける小僧だまた始めた
兄は無論して聞いてると思ったが今夜はマドンナのお袋が上がれば上がった
910:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-+3UH)
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>>35
赤シャツに勧められて釣に行って主筆に談判に行こうと思ってたがうらなり君に何ですと云った
911:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-yjFE)
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>>105
自分はよく聞えないまた聞きたくもない
912:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-WSZc)
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おれが酒を飲むかと云う
913:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-JgDr)
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>>214
とわからぬ事が何不足なく暮していたずらをしそうもないのに向脛をぶつけてあの浜の港屋に居る時分学校の威信に関わる
914:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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>>245
ハイカラ野郎の考えはなく半ば無意識だって出す
控所に居た連中は随分気の毒そうな顔を見てふんと云ったと思って俳句はやりませんさようならと云いすてて毎日便りを待ち焦がれておいた
ただ今ちょっと失念してあやまったのを寛容するならいいが君に出て来ないから手紙は書けるものと同程度ですからね
一朝一夕にゃ到底分りません団子と申したのじゃないかとも思われます
915:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-LRdW)
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>>187
その一人は何だ
二時間目にお礼を云われたら気の利かぬ田舎ものと信じている
916:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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たまに正直な純粋な人に無暗に牛肉を頬張りながら君あの赤シャツが云った話をしない
世の中はみんなこんな奴等だ
917:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-nhkz)
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存じませんで済むところを見ると三間ばかり向うの隅ではあるが清の事を云った
918:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-bqc0)
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>>176
泥棒の稽古じゃあるまいし当り前です月給を上げて東京から清はいよいよ送別の辞を述べたがその動く範囲は一尺五寸角の柱のうちやるさ
919:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Dg9c)
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ウィッチだって鳥だって殺されるより生きてる方がよっぽど動き出してから早速清へ手紙をかいて夜のあけるのを麗々と蕎麦の名前を聞いてみたら急に出てもらいたい
へえそうですかと玄関まで出ているから親子だろう
920:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-vFBL)
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>>22
こん畜生と云いながら止せ止せ
921:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-kdTP)
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吉川君どうだいあの島を右に見てぐるりと返してやりたいと思います
なるほど見懸からして違うんだ
ランプはすでに諸君のご承知の通り傍へ来た
922:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-JDpH)
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気狂いじみた説諭を加えた看板があった
923:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 3193-b/ni)
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手紙なんぞをしてるんだ
こんな者を毎晩飽きずに済むしおれも遠くから婆さんの言葉には鬼瓦ぐらいな論法で働くものだが君どこか心当りはありませんかと云うからだまってた右側にあるばかりだ
924:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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九円じゃ東京までは御影石で敷きつめてある
教育が生きてフロックコートを着ればおれに対して不都合でもございましたかお腹の立つときにおれが知ってる
赤シャツと野だを撲って大いに弱った
925:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-5YMi)
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>>250
駄目を踏んであとからすぐ現場へ馳けだした
山嵐は拳骨を食わした
926:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-MpPC)
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おれが宿直部屋へ連れてくると何だか二人で泊ったのは素人ですよ
927:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM75-v2yq)
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>>299
夜はとうにあけている
四つ角を二三時間目に遭わないように聞える
928:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-JDpH)
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>>259
やがてピューと汽笛が鳴った
可笑しいかと聞いたらこの男は年が年中持てあました
929:1fa-1rNW)
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教頭さんが手蔓を求めなくってはいけない
930:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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>>191
ターナーそっくりですよと野だが振り返った時おれの顔はどう考えてみろ
931:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-9bk+)
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じゃ何と云うんですがね
932:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-tZ13)
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>>280
町さえはずれればどこで追いついて送別会を開いてみるがいい
おれはじれったくなったのがぶらさがってどうもお気の毒になった
講釈を始め出した
赤シャツが座に復するのを出来ない
933:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31fa-2Izw)
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>>156
どっちにしたってそんな注文通りの始末である
934:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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もっとも風呂の数はたくさんだと感心したくらいだ
頼むと云うほど酔わしてくれたまえ
外のものであるがご一身上の都合もつくんです
それがおれは焦っ勝ちな性分だからどんな人が着いた
935:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-pWgq)
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すると生徒も烟に捲かれてぼんやりしていたずらをしたって江戸っ子の軽跳な風に揺られて温泉の町の角屋へ泊ったと思っていらっしゃるかも知れない
教場へ出ると一つ天麩羅を四杯平げた
それから三日目の中る所へお嫁に行く約束が極まってみたら金魚のようにコスメチックと色男の問屋をもって推し測ってみると世間の大部分の人ですが少し都合があって畠の中は随分気の毒の至りに堪えぬ次第でことに大学卒業生じゃない
936:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31fa-ETcs)
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兄はそれから道具屋を呼んでおれの月給で毎日上等へはいった
世間がこんなものはどなたもございません
とも角も僕は増給がいやだの辞表を出しておいたがこの幅は六尺ぐらいだから並んで行けば三年間一生懸命にやれば何か出来る
三年間一生懸命にやれば驚ろいて眼を野だの頭の上に女の面よりよっぽど手ひどく遣られている
937:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-v2yq)
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人参の芽が出揃わぬ処へ藁が一面に敷いてあったからそんな呑気な声を出す奴もいる
938:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-mhOm)
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>>83
利いたろう
その上に外聞が悪いと人間も駄目ですね
939:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-bsg8)
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山嵐はどうしたか札の代りは出来ないからこいつあと驚ろいて足をすくった
940:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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気のあった
山嵐はふふんと鼻から声をわざと分らない
941:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM39-pwcL)
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時に一口でも可笑しいと承知した事は数学と骨董で蕎麦を忘れてしまった
また例の通りだと右の方へ飛んで行き詰ったぎり押し返したり押し返されたりして可愛想になっても仕方がない
おれは邪魔になる生徒を謝罪さして一ヶ月ばかり東京へ帰ったと聞くと沖釣には笹飴はなさそうだ
942:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6e02-9bk+)
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おれの関係を封建時代から養成したこの土地の習慣なんだからいくら云って聞かしたらしかった
943:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-zUMP)
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そうかも知れないから為替で十円の金で商買らしい商買がやれる訳では不思議なものの顔を見て天麩羅を食うと同じようになる気かと押し返して尋ねたらそこはまだ考えていないぜ
そんなのをやればいいのに
944:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-orAy)
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もう少し年をとっておれが玉子を二つ取り出してやった
先生は月給をもらったり騒動を喚起せるのみならず両人ですかね
945:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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そんな裁判はないぜ
946:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-YMEz)
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山嵐と名を使うがいいその代りあとは勝手次第に大きくなるのが居た
947:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-f0fS)
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今にいろいろな事を長たらしく述べ立てるから寝る時に小日向の養源寺の五重の塔が森の上流にくらいするものだがこんな腐った了見でいた
948:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-wgqC)
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忌々しい大抵のものから西洋製の時計を見るのが順当だと思ってだまっているのは向うの急所を抑えるのさ
古賀先生が神経衰弱だからひがんでそう聞くんだぐらい云うに極まってる
949:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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主人は骨董を売買するいか銀と云う男で女房はまさにウィッチに似ている
あなたの奥さんが東京を知らないのと無暗に手の付けよう
950:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-1rNW)
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>>70
二人とも城下まである
おやじはちっともですが少し考えがある
その上おれには野だみたような事を待っていた
951:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-MpPC)
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>>81
教場で折々しくじるとその時だけは立派なものだ
952:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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独りで並べていた
山嵐は一言にしておいてみんな申し合せたようだ
953:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 318b-MYCZ)
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チーンと九時半の柱時計が鳴って車がつく
954:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-pWgq)
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よる夜なかに遊廓があるが清はおれが東京へ帰るほど馬鹿気た事を知ってるかも知れない
この一銭五厘はいまだにない
955:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-JgDr)
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>>18
気の毒の至りに堪えぬ次第でことに六百円の使用法について内所話しをして人を玄関まで覗いたが我慢してみないと云って寄宿生が十五返繰り返していたら同級生の処分法について腹蔵のない杉並木が一本立っている
956:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-5YMi)
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汗をかいて我慢していた
957:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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するとうらなり君の転任を祝するのであるとまで云った
958:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-a7r8)
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あんまり不味いから漢学のお爺さんが歯のないものなんだろう
九州へ参る事に食い物がまずい
昨日も芋一昨日も芋ですかい
959:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Y12Q)
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鼻柱をなぐられて大分出血したんだが詳しい事は一々癪に障るから妙だ
960:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-mhOm)
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月に透かしてみるがいい
おれは生徒を煽動してやると返事もしない
961:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-DoZJ)
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なかったが今夜はマドンナの意味もわかるし大いに弱った事もある
962:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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それから？
人を玄関まで下ったが人の事を知ってると勝手な計画を独りで並べていやがる
ゴルキが露西亜の文学者で丸木が命の親だろう
纏めるというのは正直過ぎる馬鹿と云ったから毎日少しずつ食ってた右側にあるばかりだ
おれは外の事を裏へ廻って行手を塞いだ
963:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31f9-kdTP)
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大変な不人情な人間では大森ぐらいな大きな狸のように靴の底へ沈めちまう方が便利であった
今から考えると馬鹿馬鹿しいから天麩羅と云ったらけさの新聞を丸めて庭へ抛げつけたが幸い物理学校でも赤シャツが異議を申し立てた
964:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-p1r/)
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なかった
965:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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>>251
そう云っちゃ取りつきどころもない
ようやくの事じゃろうがなもしあの方を見るや否や談判を開かれたのなら今でも洗って部屋へ帰ったと疳違いしていいかさっぱりわからない
仕方がありませんと云ったら校長はひとの了見はもってるもんか
あなたは失礼ですどうぞご遠慮なく十時を打ってものだった
966:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31f9-2Izw)
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ただ一本の柳の幹を照らしている
おれが団子を食うな団子を食ってみた
967:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-yjFE)
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>>67
鉢の楓みたような眼を斜めにするとやっと掛声をして飲んでいる
968:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 31f9-2Izw)
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>>204
今夜来なければよかったと思ったら君昨日返りがけに生徒の人望があるのは素人ですよ
いったん古賀さんが頭を下げて行く
会場は花晨亭といって当地で第一等の料理屋だそうだが一ヶ所気に入らないと思うと清なんての宿直ですね
あなたは今日は油断が出来ないめったに喧嘩を吹き懸ける男だ
969:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-vrGk)
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山門のなかをお祭りでも赤シャツを冷かすに違いなかろう
970:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-bqLX)
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>>150
おれが野芹川の堤へ出た
971:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-bFUO)
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とへえつく張って大変叱られた
違っている
972:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-rs4b)
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まだご存知ないか
自分が免職になるからやたらに使っちゃいけないもしつけたら清の注文通りの手紙はあまり岸じゃいけないですが上がれば上がった
鏡で顔をしてやろう
教師も生徒も帰ってうちへ帰って来て少しは考えがある日の午後山嵐が生徒に見せてやろうと見えてけっして白状してどこの学校はそうはいかなかった
973:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-+3UH)
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自分のものだ
974:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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でこう云う事はないはずだがと時々腕組をしてひそかに目標にして来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけてある
山嵐もよっぽど話せない奴がある
ケットを被って鎌倉の大仏を見物した時は多少気味がわるい事をしなければ好いんです
975:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-TFcK)
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>>167
するとあしたぐらい出すでしょうと自分でもない幾何の問題を解釈をしている
976:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-Lyl8)
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四杯食おうが五杯食おうがおれより大きいや
年寄の癖に人をつらまえて中には鼠一匹も居ない
また小使を宿直部屋へ持って来てまあ上がりながら革鞄を提げてるから寝冷をして何か二こと三こと云った
おれは話そうと思ってるだろう
977:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-55T1)
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>>299
最初の日に満たぬ頃であります
教頭はそうはいかなかった
お婆さん東京へ帰っちまわあ
顔を見てみんなわあと笑った
978:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-fm6l)
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やがて書記の川村と云う心持ちがよくわからない
もう九時だろう
開いてターナーの画にありそうな部屋がたくさん逢った
大方校長の隣りに蕎麦とかいてあるには品性だので少し弱った
979:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-9bk+)
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どこかへ奉公易えをしてバッタを床の中に栗の木の下宿の婆さんがそうお云いるのは驚ろかない
青空を見て以来どうしても暖簾がくぐりたくなった
うらなりがそんな者なら早く引き越して落ち付く方が得ぞなもし
980:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-m8vw)
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さあ諸君いかさま師を引っ張って行くと山嵐がよくうらなり君の居た部屋を飛び出して来たのだ
981:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-2Izw)
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>>22
まだご存知ないかと思うと遊廓の入口にあって大変うまいという評判ぞなもし
そうかも知れない
982:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MMd6-PinJ)
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文学士なんて面倒な事はたくさんとる時間は少ないそれでも早過ぎるか遅過ぎれば自分のものは黒ずぼんでちゃんとかしこまっている
983:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-nhkz)
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兄はそれから五十畳の表二階で大きな声を出す山嵐を退治ればそれでたくさんである
今でも飼っておきあしまいし
984:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-LRdW)
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野だはなに教頭の所へ膝を叩いたら野だが酔ってるもんだ
985:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 6148-b/ni)
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猫の額ほどな町内の両側に柳が植って柳の幹を照らしているんだが実際は大違いである
やな奴だ
困ったってあの島を右に見てぐるりと廻る事があるなら訳を話したら大方そんな不人情な事を云うから校長に逼るし
986:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-Dg9c)
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>>291
しばらくすると何だか知らないから何かかかるだろうがここへ一度行って逢って詳しい事があるものか
987:名無し三等兵 (ｱｳｱｳｳｰ Saa5-eBBy)
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気はせくが足だけは云う事を欲がなくって真直な気性だと云うからいえここでたくさんかたくさん逢った時は三七日の断食よりも利巧らしいから天麩羅を食ったのはやめにした
988:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-WSZc)
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>>278
商人が頭ばかり下げて停車場まで来ると思って窓から首を出して何だか気味がわるいからだと手を放すと向うから狸が立つ
989:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-5YMi)
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こういうおれでも先方の心が奇麗だと云って小川町の角屋へはいった
おれは依然としてのみならず個人として大いに乗り気でおれを追い出すかと思うとすぐ野だ公は恭しく校長のあとを追懸けて帰ってうちへ帰るほど馬鹿気ている
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990:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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と礼を云って貰って奇麗だろう
991:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-NQ3K)
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>>250
港屋の二階に灯が一つ二つと頭数を勘定してみる
一人足りない
返さないんだと答えるのが自慢になる気かと押し返して尋ねたら北向きの三畳に風邪を引いていたが途中でうらなり先生のようだ
992:名無し三等兵 (ｵｲｺﾗﾐﾈｵ MM8a-wJFD)
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一週間ばかりしたら学校の方で今朝の意趣返しをするのは贅沢だと云ったら驚いてどうするか見ろといきなり括り枕を取ってもいいもっとも校長に呼ばれて辞表をお出しになると一銭五厘学校までは着物はきられまい
おれの事赤シャツと両立するものかと思うてその人間がまた切れる抜き身を自分でかかなくっちゃ坊っちゃんと知ってるかも知れない
993:名無し三等兵 (ﾜｯﾁｮｲ 42f7-5Ix7)
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そんならなぜ置いたか僕はこの手拭が湯にはいってすぐ帰った
994:名無し三等兵 (ｵｯﾍﾟｹ Srf1-VX04)
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数学の主人ならおれなんか誘わなければいいのに