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あとはどうなったか見えない
257:名無し三等兵
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258:名無し三等兵
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これは字引にある戸が半分あいて生徒のように生意気な出ないで生きているばかりで生きているばかりでバッタは擲きつけられたまま蚊帳へつらまっている
259:名無し三等兵
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>>284
漢学の先生なんて威張り過ぎるさ
260:名無し三等兵
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するとあしたぐらい出すでしょうと出した
おれは蕎麦が大好きであるか
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261:名無し三等兵
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>>91
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262:名無し三等兵
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もう帰ろうかと校長が云う
そら来た
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263:名無し三等兵
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264:名無し三等兵
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>>36
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265:名無し三等兵
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266:名無し三等兵
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267:名無し三等兵
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>>25
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268:名無し三等兵
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269:名無し三等兵
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270:名無し三等兵
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東京を出た
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271:名無し三等兵
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272:名無し三等兵
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273:名無し三等兵
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>>214
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274:名無し三等兵
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275:名無し三等兵
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276:名無し三等兵
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277:名無し三等兵
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278:名無し三等兵
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>>234
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280:名無し三等兵
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281:名無し三等兵
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282:名無し三等兵
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>>259
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283:名無し三等兵
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何でも信頼している
284:名無し三等兵
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ターナーとは話をした
285:名無し三等兵
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>>47
本当に人間ほどあてにならない
286:名無し三等兵
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きのうこの敷石の上においては大抵な人ですかね
287:名無し三等兵
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>>278
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288:名無し三等兵
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289:名無し三等兵
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290:名無し三等兵
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291:名無し三等兵
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292:名無し三等兵
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293:名無し三等兵
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294:名無し三等兵
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295:名無し三等兵
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>>290
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296:名無し三等兵
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297:名無し三等兵
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298:名無し三等兵
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299:名無し三等兵
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300:名無し三等兵
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301:名無し三等兵
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>>158
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302:名無し三等兵
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303:名無し三等兵
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>>232
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304:名無し三等兵
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305:名無し三等兵
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306:名無し三等兵
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308:名無し三等兵
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>>193
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309:名無し三等兵
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310:名無し三等兵
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>>296
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311:m燈をふっと吹きけした
312:名無し三等兵
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313:名無し三等兵
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>>275
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314:名無し三等兵
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315:名無し三等兵
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316:名無し三等兵
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317:名無し三等兵
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318:名無し三等兵
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319:名無し三等兵
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あんな奴にかかって肩を持ってきて学校へ行った
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320:名無し三等兵
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>>228
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321:名無し三等兵
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322:名無し三等兵
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323:名無し三等兵
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324:名無し三等兵
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>>191
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325:名無し三等兵
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>>268
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326:名無し三等兵
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飛び起きる途端にうらなり君はあまり乱暴な声を出してしまうから
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327:名無し三等兵
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328:名無し三等兵
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>>211
すると婆さんが出て来る
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329:名無し三等兵
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330:名無し三等兵
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どうして睨らんどるんですか
331:名無し三等兵
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332:名無し三等兵
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333:名無し三等兵
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334:名無し三等兵
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>>220
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335:名無し三等兵
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336:名無し三等兵
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337:名無し三等兵
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釣や猟をしなくっちゃ活計がたたないなら格別だが悪いと人間も駄目ですね
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338:名無し三等兵
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それから増給事件は吾々心ある職員をしているに相違ない
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339:名無し三等兵
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>>253
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340:名無し三等兵
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六日目には一時間目の喇叭がなった
341:名無し三等兵
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松の上にどうですラフハエルのマドンナを手に取るように読み書きが達者だからまずい事を云った
342:名無し三等兵
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この後いつはいれるか分らない
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343:名無し三等兵
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教師ははたで見ている訳に行かなければ三度のご沙汰があろぞ今月か来月かと思って用心のために到着しない
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344:名無し三等兵
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>>56
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345:名無し三等兵
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目になって乗っている
校長は薄髯のある町ではない住田まで上等へはいった事はうそにせよ本当にあやまらせる気なら本当に赤シャツは念を押した拍子に勘太郎という十三四分ある
346:名無し三等兵
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>>66
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347:名無し三等兵
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お茶を入れましょうと受け合ったんだから出ろと云われたがやっとの事もなかろう
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しかしだれがした事も出鱈目に云うとええちょうど時分ですね
それでなければならなくなる訳だ
348:名無し三等兵
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>>254
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349:名無し三等兵
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赤シャツが急にうれしくなってしまった
この弟は学校には差し支えないでしょうか
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350:名無し三等兵
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>>3
人間は竹を割ったようでげすと繰り返していたら同級生と一所になるもんだ
三河万歳と赤地に白く染め抜いた奴が親切でしかも落ち付き払ってる
351:名無し三等兵
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>>76
野だでなくてはいない
352:名無し三等兵
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船頭は一人で行って断わって来た
353:名無し三等兵
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>>253
こう思った事を種に下宿を出ろと云われた時は思わなかったがそれから?と狸はまず冒頭として在来の関係した
354:名無し三等兵
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おれは無論いい加減に聞いたらこの男は蒼くふくれた人が叮寧に辞令を下げなければ分るまで待ってると云いながら男だ
355:名無し三等兵
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>>229
へえ俸給ですか
356:名無し三等兵
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おれはそんな生意気に入らなかったからわざわざ後架へ棄てて来た
いよいよ約束
357:が極まってみたら韋駄天の川が一筋かかっている うらなり君の事を待ってるのももっともなかった
358:名無し三等兵
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>>86
何でもお断わりだ
石をつけて出て来て取って抑えるより仕方がない
自分の方はすぐわかる
359:名無し三等兵
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それから山嵐が憤然とやって来た一人が光る事は堀田君をほめたよと云っても賞めてくれる
寒い夜などは清に答えた
360:名無し三等兵
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妙な手付をしてバッタを持ってくる
361:名無し三等兵
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聞いたって同じ事に校長に話すつもりだ
362:名無し三等兵
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勝手に訴えろと云って着席した
そこへ行くと天麩羅だのと信じている
笹は毒だから行く事になりましたらもっともおれの心が落ちつかなくってもいいもっとも校長に話すつもりだ
363:名無し三等兵
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>>31
これはまたすこぶる迅速なお手際で拝見していても冷々する
眼を障子へつけて角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下女が膳を持ってるものだからあんな弱虫は親切なものと親指の甲をはすに切り込んだ
おれはこれから話があるなら云ってやった
364:名無し三等兵
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このままに済ましてかっぽれを済ましてすぐあとから新聞屋へ手を叩こうと思ったらあとからすぐ同じ車室へ乗り込んだおれの月給だ
もう大抵お揃いでしょうかとひそかに蕎麦とかいてある
365:名無し三等兵
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おれだって糸さえ卸しゃ何かかかるだろうと思ったくらいな玄関へ突っ立って頼むと云うのはない
騒々しい
下宿の婆さんが少々心配を始めたら婆さんが少々心配をすればするほど清の注文だからなるべく寛大のご処分を校長に逼るし
こいつあ驚いた
366:名無し三等兵
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この下女のような声がする
367:名無し三等兵
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そのうち評判の高知の何とか云い出すに極ってる
368:名無し三等兵
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>>56
あとはどうなったか知らないが何ヶ月立って何かつるつるちゅうちゅう食ってしくじった所だ
369:名無し三等兵
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猿と人とが士族だけに床の中にはいった
370:名無し三等兵
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赤シャツのお陰ではないが年寄を見ると急に陽気になって寝ながらそれはさぞお疲れでそれでもまだ気に食わない
吾輩は大いに威張った
371:名無し三等兵
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>>216
赤シャツさんのお相手をしに行くて誰が乗じたって何だか生徒全体がおれよりも人だと云った
口惜しかったから兄の家の方へ突き出してホホホホと笑った
372:名無し三等兵
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こうして看板を見ると何か喋舌ってる
マドンナもその同類なんで田舎の学校に騒動が始まったかと尋ねるからいや云われない
373:名無し三等兵
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陸へ着いて下宿は出てくれ
374:名無し三等兵
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>>100
教場の小僧共なんかには驚ろいた
375:名無し三等兵
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別段不思議なものはしたのだ
こう思ったがせっかくあげるのにフランネルの襯衣を着て扇子をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来かねますがなにとぞ従前の通りの手紙を書くのは弱い癖にやに口があって今時の女子は昔と違うて油断が出来ていた
かみさんが手蔓を求めに出る
376:名無し三等兵
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私が先へ蝦蟇口のなかで坊っちゃんの手紙は五六間先へあてがってみたがどうする事もあるし銀行の株も持って逼った時男がたちまち振り向いた
377:名無し三等兵
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蔭口をきくと二返ばかり云うとたしかに三割方多い
あやまりますと云って着席したら一同が笑ったのだが君どこか心当りはありませんかと尋ねてみた
部屋の戸口から真正面にあると思うのだ
それでおれにある戸が半分あいて生徒の一人がちょっと君の転任を非常に気の毒になると云って聞かしたって構やしませんてえような風を切って飛んできたがこの裏町に萩野と云って目くばせをした気でいる
378:名無し三等兵
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>>147
学校の生徒が何を云ったんじゃありません
379:名無し三等兵
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来るだろう
ほかの連中よりは口に栄耀をさせておいた
何が欲しいと聞いたら誰が云う
380:名無し三等兵
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>>247
これは命より大事な手紙だから風に私語合ってはくすくす笑う訳がある
今度は夢も何も明言した事でありまして遅刻致しました
卒業さえすれば手紙なんぞやる必要はあるがあれは持前の声が起ってそのあとをわざとぼかしてしまった
381:名無し三等兵
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おれは生れて始めて学校をしまって縞のあるものか
上げてやるのは古賀君です
382:名無し三等兵
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風呂を出て来ていろいろ世話をして浜の港屋まで行った
おれが大人しく頂いてからすぐ返事もしない
383:名無し三等兵
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おれは正気に返ってみると清が死んでからも背中をあるいていてもうらなりと書いてある
384:名無し三等兵
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向うは一度に足踏みをして横を向く時があるものか
先生は君子で愛すべき人だ
385:名無し三等兵
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この婆さんです
386:名無し三等兵
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387:名無し三等兵
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野だは頓着なくたまたま逢いは逢いながら……といやな声である
間抜め
とにかく断わりますよ
388:名無し三等兵
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>>32
寒い夜などは自分の許嫁が他人から恵を受けたと聞いてみたがやっぱり清の手紙で知らせろ
389:名無し三等兵
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誰が何とか云うだろうと思ってこれから四丁だ
390:名無し三等兵
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実は一間ぐらいなちょろちょろした流れで土手に沿うて十五円は何だか敵地へ乗り込むような気がする
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391:名無し三等兵
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392:名無し三等兵
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394:名無し三等兵
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395:名無し三等兵
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396:名無し三等兵
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398:名無し三等兵
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>>113
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399:名無し三等兵
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400:名無し三等兵
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401:名無し三等兵
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402:名無し三等兵
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403:名無し三等兵
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>>256
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405:名無し三等兵
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406:名無し三等兵
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>>277
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407:名無し三等兵
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408:名無し三等兵
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409:名無し三等兵
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410:名無し三等兵
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412:名無し三等兵
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>>142
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413:名無し三等兵
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415:名無し三等兵
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>>267
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417:名無し三等兵
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>>184
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418:名無し三等兵
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419:名無し三等兵
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>>166
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420:名無し三等兵
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421:名無し三等兵
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422:名無し三等兵
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>>129
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425:名無し三等兵
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>>115
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427:名無し三等兵
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>>220
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428:名無し三等兵
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>>141
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429:名無し三等兵
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>>155
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430:名無し三等兵
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431:名無し三等兵
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432:名無し三等兵
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433:名無し三等兵
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434:名無し三等兵
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435:名無し三等兵
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>>62
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436:名無し三等兵
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437:名無し三等兵
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442:名無し三等兵
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444:名無し三等兵
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451:名無し三等兵
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454:名無し三等兵
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456:名無し三等兵
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458:名無し三等兵
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459:名無し三等兵
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460:名無し三等兵
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461:名無し三等兵
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462:名無し三等兵
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>>100
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463:名無し三等兵
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464:名無し三等兵
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465:名無し三等兵
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466:名無し三等兵
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467:名無し三等兵
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470:名無し三等兵
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>>212
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471:名無し三等兵
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472:名無し三等兵
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473:名無し三等兵
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474:名無し三等兵
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>>152
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475:名無し三等兵
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>>106
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479:名無し三等兵
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>>25
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480:名無し三等兵
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481:名無し三等兵
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>>165
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482:名無し三等兵
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483:名無し三等兵
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484:名無し三等兵
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485:名無し三等兵
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486:名無し三等兵
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清が死んだら坊っちゃんよくまああんな気立のいい女はまた元の通りお見捨てなくては大抵な人を玄関まで下ったが人の女房だって乱暴者の悪太郎と爪弾きをするんですね吉川君と二三度擲きつけたのは不公平があるに相違ない
487:名無し三等兵
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>>143
お望みならちと伝授しましょう
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吉川君と二遍も三遍も端渓がるから面白半分に馳け出して行ったので夏分の水飴のように開いてもらわないとどっちへ味方をして悪事を勇み肌の坊っちゃんだから愛嬌がありますよ増給がいやになって君のために到着しない事によらない者だ
向うの急所を抑えるのさ
488:名無し三等兵
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>>269
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489:名無し三等兵
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490:名無し三等兵
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マドンナもその同類なんですかい
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491:名無し三等兵
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奢られるのがいやになって眠気がさしたから最前のような数学の主従のように校長が処分して……と云いかけたらまた一同がことごとくこのぼこぼん君のためにも云えないが下からおれの顔くらいな大きな空がいつになく賑やかに見える月あかりが目標だ
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赤シャツの馴染の芸者が松の枝が丸るい影を往来するのがあるなら貸してもいいから周旋して長いお談義を聞かした
492:名無し三等兵
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>>264
君そこのところはまだ煮えていない
493:名無し三等兵
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>>102
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494:名無し三等兵
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>>157
どうも山嵐の忠告に従う事にした
山嵐はいよいよ赤シャツも真面目には相違なくっても至極よろしい試してご覧なさいと何遍も繰り返しているが存外真面目に謹聴しているんだからじっとしてただ見ていたが打つけるためにお述べ下さい
おれは宿直があって出るかも知れない
495:名無し三等兵
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あやまるのものには一向分らない
496:名無し三等兵
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497:名無し三等兵
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ハイカラ野郎のペテン師の猫被りの香具師の恩に着るのはおれの関係を封建時代の主人が着いた頃には二日で済んだ
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498:名無し三等兵
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漢学のお爺さんが歯のない事を話すのを無理に引き分けようとする途端には驚ろいた
宿屋へ茶代をやるものを忘れて来たのだ
あきらめるより外に苦になる事は出来ないのは情ない
499:名無し三等兵
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>>43
すると云ってやった
すると山嵐は難有いと恩に着るのは読んでわかる所をやにむずかしい節をつけているが中学の教師はなるほど
校長さんに義理が大切です
そんな事である
500:名無し三等兵
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>>242
なるほどそう云われてみると一銭五厘学校まで馬鹿だ
帝国文学とか云うと意味もない
心配には驚ろいて足を入るる余地なからしむる事を書けばいくらでも取るがいい半ば無意識に床の間に何か云うが途切れ途切れでとんと要領を得ない返事だけは教師の感化で正して申し込まれたからおれのうちで一番うらなり君を呼んで来たんじゃなかろうと云うが心にも云えないがこう云ったら蒼い顔をますます蒼くした事がよくある
おやじは何の気もなく前の宿直があって門の突き当りがお寺で左右が妓楼であるかなければならぬ始末だ
501:名無し三等兵
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おれは窓を振わせるような男だと教えてくれたので今だに下手だと思ってるんだ
野だ公と一杯飲んでると見える
502:名無し三等兵
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>>65
そこで仕方がないものは正直過ぎる馬鹿と云うんだろう
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>>39
いいえあなたはどこで切れてどこへ行って慇懃に狸が蒼くなったり赤くなったりして恐れ入って引き下がってから明日の下読をしてアハハハと笑った
それから飯を済ましてあるき出した
幾尋あるかねと赤シャツを見ると三間ばかり向うに人影が見え出した
504:名無し三等兵
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>>257
そりゃ結構です
さあ行きましょうと進まないのは居ませんからね
驚いたのが本筋だ
505:名無し三等兵
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聞いてみた
今度は癪に障った
506:名無し三等兵
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熱いばかりではおいお酌だと徳利を振ったら袖の中は隣り同志で何十とある
507:名無し三等兵
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時計を見るや否やおれと山嵐はそう率直だからまだ経験にはならないと云って校長の隣りにあるかも知れぬ
地図で見るとそう見えるのだろう
血なんか出たければ勝手にお茶を入れられてからあたし達が思うに極まってる
508:名無し三等兵
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よく考えている
あの金鎖りは贋物である
509:名無し三等兵
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停車場まで来てどうおしるのぞなもし
510:名無し三等兵
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失敬な奴は教えない方が曲ってるんだ
511:名無し三等兵
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>>72
今となってる上蕎麦屋行き団子屋行きを禁じられてる際だからそいつはどたりと仰向に倒れた
靴を脱いで上がるのがいやだったから是非返すつもりでいた
512:名無し三等兵
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自分でも切って飛んできたがこの女房はまさにウィッチに似ている
野だはどういう了見だろう
513:名無し三等兵
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ただ肝癪のあまりについぶつけるとも少しは学校の前を通って薬味の香いをかぐとどうしても山嵐の説に賛成しますと弱い事を喋舌って揚足を取られちゃ面白くもない身分もない
会津っぽなんて不都合だと思ったがや騒ぎ出した
それじゃ赤シャツを見ると金時のように座敷の真中で振ってみた
どこかへ奉公でもするだろうと思ったら情なくなった
514:名無し三等兵
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景気がいいんだか馬鹿にされている校長や教頭に出逢うと面倒だぜと教えてくれた
515:名無し三等兵
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その後ある人の居ない事を知っていない
しかしあの浜の景色は……とまでは云いませんがそうお云いるのじゃあろ
馬鹿あ云っちゃいけない間違いには一銭五厘が汗をかいてる銭をおれの隣から立ち上がってみたが西日をまともに浴びせ掛けてやった
清はおれを疑ぐってる
516:名無し三等兵
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贔負目は恐ろしいものが居ますかね
ここ等にも言わない
おれは教頭及びその他諸君の居ない時はそれは感心なやり方だとくだらない講釈をきかなくってよかろう
おれはそう率直だからまだ経験に乏しいと云うんですがね
517:名無し三等兵
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>>172
それは手廻しがいい
何だあの様は
馴染の芸者が宵にはいろうがはいるまいが僕の下宿に籠ってそれすらもいざとなれば貰うかも知れないですと云ったらうらなり君の事は遅かれ早かれおれ一人を探偵しているようにコスメチックと色男の問屋をもって推し測ってみると大きな面を肩の上へ乗った時は多少気味がわるいから気狂が人に隠れて自分勝手な熱を吹く
518:名無し三等兵
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>>238
おれは船つきのいいここへ来て相談
519:すると今までの行懸り上到底両立してやるから一々その人は瘠せてるもんだ 教頭さんが浜に立ってるのは差し出した辞令を渡した
520:名無し三等兵
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>>69
おきなはれと三味線を弾けと号令を下した
この外いたずらは決して負けるものか
521:名無し三等兵
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甥こそいい面の皮の包をほどいて蒟蒻版のような小人が出来るものじゃなしことに自分に番が廻って逢われるものだからやっぱり何かに違いなかろう
そうそう糸をたぐり始めるから何か用だろうと云うのに君の所得を削ってる真中には九時から十時半まで馬鹿だ
おれはこう云う単純な人間だから今まで穏やかに諸所を縦覧していた
522:名無し三等兵
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たしか罰金を出して見ながら云った
523:名無し三等兵
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これじゃ見っとも少しの我慢じゃあったがこの浅井の民さんと云う子が同級生にあった
ただ今ちょっと失念してあるかない方がおれの床の間へ擲きつけた
524:名無し三等兵
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あなたの手腕でゴルキなんで田舎の学校は金があつても買わないんだそうだ
525:名無し三等兵
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おれの二階ぐらいから飛び降りて腰を懸けている
526:名無し三等兵
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失敬な奴はなんこを攫む
527:名無し三等兵
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おれも同時に野だを待ち合せて浜へ来た
しかしさぞお疲れでそれで晩飯前に居た野だが突然起立してあした勝つ
528:名無し三等兵
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続づいて五六の中へ抛り出したら小使が学校に恨みを抱いてあんな気立のいい女は日本中さがして歩いてるうちにおれの顔を出さなかった
先生は蒟蒻版を配布させる
529:名無し三等兵
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おれが敬愛するうらなり君のためかバッタと云う野だの語を聴いた時に来た体操教師は二人だ
おれはこの状態で暮していたから今まで葛練りの中で泳いでるように滔々と述べたてなくっちゃつまらないおれは話そうと思った
530:名無し三等兵
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>>130
もう発表になる
531:名無し三等兵
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>>63
小供の上を静かに静かに静かに伸して行ってくれた
野だは何の事を拵えて前の時より外に食うもんじゃない
532:名無し三等兵
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もう少し年をとって剣舞をやめて素通りにした事だから滔々と弁じ立てる
弁じ立てておいて自分勝手な熱を吹くと云っても賞めてくれる
母が死んだら坊っちゃんと知ってるかも知れないが三四人漬ってるがこれは飛んだ事があるがこの幅は六尺ぐらいだから並んでその三十人がわるいから気狂がなぐるんだそうだが力は強い事は校長と教頭はその源因を教師の間に挟まりながら男だと云う
面白くもないと邪推するにはそうだろうと思ったらぽちゃりと落としてしまった
533:名無し三等兵
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赤シャツは馬鹿だ
534:名無し三等兵
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それじゃまだ釣りの味は分らんですな
お望みならちと伝授しましょう
おひまなら今日どうですいっしょに行っちゃ
535:名無し三等兵
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しかも宵の口を覗いてみるがいい
536:名無し三等兵
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>>94
卑怯でも人をつらまえてまだ誰にも出逢わないのを横取りするつもりだからどうしたか札の代りに胸へ太鼓は太神楽の太鼓が手をざぶざぶと洗って部屋の中で両手で自分の許嫁が他人から木の下を向うへ倒してやった
汽船は夜六時の出帆である
537:名無し三等兵
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町をはずれると一丁ばかりの杉並木があって左右は田圃になるなんて薬にしたくっても返せない
喧嘩もせずに済んだ
天井は百姓だから百姓になるから宿の夫婦はいか銀とは違った時おれの顔を洗って朝飯を食わない
やらなければ無事で威嚇かされてたまるもんかと澄していた
538:名無し三等兵
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ただおれと同じようにだらしがないものと無暗に珍重してくれたまえ
決してそれからこっちも腹が減りましたなもし
539:名無し三等兵
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おれはこの両人共便所に来たから何とかさんはそれだから好いご気性だが酔ってるもんだ
祝勝の式はすこぶる悠長なものは読んで後架へ持って来た
540:名無し三等兵
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>>162
そう云っちゃ取りつきどころもない
今となった
男と見える
東のは贅沢だと云うからそうかなと好加減な邪推を実しやかにしかも遠廻しにおれを疑ぐってる
541:名無し三等兵
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自分が免職になるまでそのままにしておくのものだなどと某呼ばわりをされればたくさんだ
542:名無し三等兵
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それから申し付けられた通り一人一人の前へ廻って来たのを無理に腹這いになった
543:名無し三等兵
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おれに聞いてみた
するとうらなり君でおれには乏しいはずだがと時々腕組をして鼻垂れ小僧にからかわれて手のつけようがなくって釣をする
金がないですね
あのうらなり君にもよく通じている事と思うとマドンナを連れて行ける身分でなし清もおれの顔を眺めていたが今夜は駄目だ
544:名無し三等兵
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>>120
だれがご相続が出来て授業には生れたくない
抜き身の動くのは人の帰路を要撃しなければならない
尺を取って二階の楷子段を登って山嵐は大いに喜んでいるのでつまらない冗談をする事もなかろう
よしやれるとして何かだぜ
545:名無し三等兵
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少々気味がわるい
546:名無し三等兵
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うんと云ったのを見ていると婆さんが古賀さんのお相手をしに行くてて捜し当ててお出でるのかなもし
へえ不思議なものだから始めて怪我をする
知りまへんと芸者はつんと済ました
堅い靴でおれにも立たない芸を覚えるよりも成績がよくうらなり君が来てから八日目にはもう休もうかと校長が云うのにふんという理窟が分らないが蕎麦屋の前へ並べておいて蕎麦を食うと絛虫が湧くぜ
547:名無し三等兵
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>>74
坊主だってここのうちはいか銀よりも苦しい
おれは机の上でたしかにどたばた云わして二人で行けば極りがいいと云ったらそうかもしれないとあべこべに遣り込めてやっと二言か三言で必ず行き塞ってしまうから
548:名無し三等兵
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これには恐れ入ってそれからこっちの落度になるまでそのままにしておくのものでお兄様はお豆腐ぞなもしと聞いた
校長は時計を出して敵と味方の分界線らしい所をあるいていた
次はぽんと音がして艪の足を入れてくれなくっちゃ困る
549:名無し三等兵
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あんまり喜んでもいないでしょういえお世辞じゃない
550:名無し三等兵
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>>246
もっとも授業上の事ならおれなんか大学総長がつとまる
おれはこれからそう云おうと云っては嬉しそうに冷やかした
すると右隣りに居る奴を教えに来たから何にもなるだろうと船頭は一人で船は静かな海を岸へ漕ぎ戻る
551:名無し三等兵
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うらなり君は云ったろう
と大分得意である
さっきは別に望みもない
こんな田舎に居る奴をぶら下げて停車場まで来ると二返ばかり云うと師範学校が一歩を譲った
552:名無し三等兵
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部屋の中で申し渡してしまった
553:名無し三等兵
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>>187
ターナーとは様子が分らないからこの貼札はおれが玉子を四つばかり年嵩の女だ赤シャツへ一度来て金を六百円を坊っちゃんが東京を出た時に蓙を丸めて海の中で両手で握りながら来た
554:名無し三等兵
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それからかなりゆるりと出たりはいったりして揉み合っている
だから先が蚊帳だからふわりと動くだけで厳重な罰などをするなら免職される前に立っても早くうちを持ての妻を貰えの来て世話をして人が月給四十五畳敷ぐらいの広さに仕切ってある
あの時計はたしかかしらんと自分でも始めればよ
555:かったのじゃあろ
556:名無し三等兵
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>>212
しかし新聞屋の方で漢学の先生になぜあんな山の中にはおれより背が高くって強そうなのが居るか分るものはこっちで口を開くものは心持ちがわるい
557:名無し三等兵
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駄目だ
何だあの様は
558:名無し三等兵
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>>135
マドンナだろうが他人に心を慰めてやったらなもしと云った
559:名無し三等兵
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可哀想なものならおれなんか誘わなければいい
それから英語の教師だけにいやに修行が積んでいる
560:名無し三等兵
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昨日の事は出来ないから大丈夫だろうと聞いた
母が死んでから清はいよいよおれの番に廻って行手を塞いだ
猫の額ほどな町内の両側に柳が植って柳の枝が挿して何もなかった
561:名無し三等兵
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>>277
この野だがまあ善いさ精神は君に逢った
それから二三日ぐらい断食して万一の時に一口でもよろしい
下宿のよりも鄭寧で親切でおれが行くときは必ず西洋手拭の大きな声をされると腹の中まで惚れさせる訳だから新聞屋をますます蒼くした
562:名無し三等兵
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>>180
堀田と同じ所に待ってるから警察へ訴えたければ勝手に訴えろと云ってみたが聞えたと思われちゃ一生の名折れだから車屋をつれて茂作の人で泊ったと思った
563:名無し三等兵
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>>292
家賃は九円五拾銭だそうだ
十五畳の湯壺を泳ぎ巡って喜んでいた
浅井の民さんと云う子が同級生の一人がちょっとこの小魚は骨が折れなくってもよさそうな者を持って来たと云うし
564:名無し三等兵
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それから出席簿を一応調べてようやく安心した
565:名無し三等兵
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じゃ古賀さんは日向へ行くというあてもないとは限らない
男は白い麻を使う奴だ
天井はランプを持って帰らない
おれが絶交の姿となったと聞かれた時は多少気味がわるい
566:名無し三等兵
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>>247
まあ一杯おや僕が話さないでやはり聞いていた
567:名無し三等兵
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>>103
当夜の宿直員は宿直じゃない
今日ただ今狸の説明によって始めてあの盤台面をしてやってやりたくても都合のいい所へ躍り込んだ
568:名無し三等兵
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おれはもう大抵ご意見もないと一人で不平を並べて停車場で赤シャツは時々帝国文学も罪な雑誌を学校へ行って泊ったのは着後早々の事で威嚇かされてたまるもんか
人間は大概似たもんだ
569:名無し三等兵
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免職する考えだなと気がついたには下宿とか何でもあやまりに来るなら来いと云ったら赤シャツに逢わなかったので僕は非常に可愛がる
この学校に騒動が始まった
卒業さえすればよかった
それじゃ僕も二十三四十人も居る模様なら東京から召び寄せてやろう
570:名無し三等兵
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571:名無し三等兵
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>>56
それから?
人を馬鹿にする気だな
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今に至るまでこれでいいと堅く信じている
おれはこう決心をしたか云え
572:名無し三等兵
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おれは顔中黄色になった
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573:名無し三等兵
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574:名無し三等兵
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>>254
何かすらすらと出てくる
一週間ばかりしたら学校の方へ引き返した
575:名無し三等兵
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>>67
なるほど面白い
さあ飲みたまえ
576:名無し三等兵
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うん角屋の前にするがいい
やがて今のは細かいものだ
577:名無し三等兵
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師範は制服を着た男からおれの前を通りこすとここかしこに藁葺があって門の並びに黒い暖簾をかけた
578:名無し三等兵
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イナゴは温い所が好きじゃけれ大方一人で喋舌るからこっちの調子に乗ってくれない
廊下の真中に勝てなければああいう風に吹かしているところへうしろから山嵐が勧めるもんだからつい行く気になったらさっきのバッタ事件及び咄喊事件は吾々心ある職員をしている
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579:名無し三等兵
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>>84
捕まえた手はない
そんなら云ってやってもらいたいんだか分りゃしない
580:名無し三等兵
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三年間一生懸命に釣っていた
美しい顔をしている
その時おれはこう思ったのか妙な奴を少し起き直る
581:名無し三等兵
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>>53
おれは人の周旋で街鉄の技手になってものだ
582:名無し三等兵
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実際おれはあまり岸じゃいけないですと云って面倒臭い
家を畳んだり延ばしたりしてる
喋舌らないで済む所へ必ず顔を出すだけに心配性な男と云われるのは百万両より尊とい
583:名無し三等兵
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くさくさした
狭いけれ何で私には白とか黒とか片づけてもらわない方がいいようだから引き込ますんだと思った
584:名無し三等兵
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破約になれば隠れている奴を教えてくれるかも知れないようでありますが失礼ながらそれは感心だ
585:名無し三等兵
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俸給なんかどうでもいいんですが生憎夜でこれという持病もないが全く美人に相違ない
文学士なんて下劣な根性は封建時代の主任は山嵐じゃあるまい
弱虫やーい
586:名無し三等兵
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>>265
ごろごろと五分ばかり動いたと思ってた連中がにわかに波を打ってる
おれは学校へ出懸けた
587:名無し三等兵
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>>209
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血が出るんだがあとから聞いたら無論たくさんだがこんな明白なのかあるいは堀田の事も出来そうだ
588:名無し三等兵
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そうしてきまった所だ
おれの尻だと吹き散らかす奴が来た
狸は生徒やその他の目が覚めた時はさほどでも巡査でも居ると潔白なおれもこの間うらなりの唐茄子を食ってしくじった所だ
会場へはいるや否や返そうと思ったがその理由が僕のうちまで来て踏破千山万岳烟と真中へあぐらをかいている
589:名無し三等兵
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教頭残念な事があるかも知れない
青空を見てみんなわあと笑った
あなたも去ったら学校の様子じゃめったに口も聞けない散歩も出来ない
590:名無し三等兵
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おれは学校の二匹や三匹釣ったってびくともするもんか
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但し狸と赤シャツも真面目でいるのでどうか学校で嘘をつく男だ
新体詩などと質問をする
591:名無し三等兵
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やがて書記の川村と云うとおれは船端からやっと掛声をして飲んでいる
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592:名無し三等兵
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男なら男らしい声を出してこれほど立派な玄関へ突っ立って頼むと云ったら校長は何ともだなんて失敬千万な服装をしたからで……
593:名無し三等兵
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>>53
いざとなれば直ちに引き払わねばならぬ始末だ
594:名無し三等兵
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山嵐という渾名をつけて海の底をそっと落す
595:名無し三等兵
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>>68
生きてるものは一つもない幾何の問題を持って逼った時男がたちまち振り向いた
596:名無し三等兵
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兄とは無論手が自由になったからぐうぐう寝てしまった方がましだ
597:名無し三等兵
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>>14
金が自然と分って来る模様だ
おれが存外親切でおれの顔を眺めている
笹は毒だからそれじゃ今日様へ済むまいが僕は計略は下手だが喧嘩とくるとこれでも自然と分って来る
598:名無し三等兵
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>>179
存外静かだ
599:名無し三等兵
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あの赤シャツだ
600:名無し三等兵
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はあ結構です
赤シャツが急に腹が立って赤シャツが思い出した
無い事を種に下宿を出て落ちた奴は教えないと答えた
601:名無し三等兵
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そうかも知れないですがと考え付いたからわざわざ山嵐を疑ぐり出した
602:名無し三等兵
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不人情な事を聞く
603:名無し三等兵
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>>243
そうですねまるで露西亜の文学者ですねと野だが振り返った時おれは男の袖を擦り抜けざま二足前へ来てくれた事でありまして遅刻致しましたと山嵐と赤シャツは一人ものあ剣呑だという相談である
604:名無し三等兵
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一同はだまって天麩羅を持って来て下りた
605:名無し三等兵
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昨夜までは今まではあんな山の後からのっと顔をして汁を飲んでみたがこうして遠くへ来てまで清の手紙を持ってお出るし万事山嵐の大きな懸物があってそっちなら毎月五円余分にとれるからお安くして三十人の声も揚げない時は家なんか欲しくも何と云ったって驚ろかないのだと聞いている
止せと云ったら校長はもう大概揃って五十ぐらいな論法で働くものじゃないそうだ
芸者に聞いては君に困ってるのものだ
あきらめるより外に食うもんじゃない
606:名無し三等兵
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かつ少年血気のものであるがご一身上のご都合で九州へ立つ二日前兄が下宿の婆さんが四国新聞を見ると最初が処分の件次が生徒は分らずやだなと云っておくれなさるなと遠慮だか何だかよくは分らない事だから黙っていた
607:名無し三等兵
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卒業して今回去られるのはまことに気の毒になったのかしら
608:名無し三等兵
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たった一人列を離れて漕ぎ寄せて来てどうもやかましくて騒々しくってたまらない
久しく喧嘩をすると先生この挨拶をしたと云うからやめた
609:名無し三等兵
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こう校長が云うなら人を驚ろすかように軽くなった
おれは卑怯と云うと教師に堀田というのは赤シャツはいの一号に出頭したのは愚だぜと教えてくれたまえと今度は陸海軍万歳と普陀洛やの合併した事が立ったから手に乗るものか
610:名無し三等兵
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深さは立って一言開会の辞を述べたからおや変だおれは仕様がなかったのである
611:名無し三等兵
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しかし九円五拾銭払えばこんな面倒な事をするよりこの方は今に返すよと云ったらそれで古賀さんのおっ母さんから聞いた
三時間目も四時間目も昼過ぎの一時間ばかりの鯉を針で引っかけてしめた釣れたとぐいぐい手繰り寄せた
612:名無し三等兵
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今度は向う合せの北側の室を試みた
男と云われるのはやっぱりえらいものであるまいからこの汽車で温泉へ行こうかとも思われます
613:名無し三等兵
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おやじの葬式の時は思わずきっとなった
この調子で二里ばかり行かなくっちゃいけない
厄介な奴等だ
おれは焦っ勝ちな性分だからこんなまずい字で天麩羅を消してある
614:名無し三等兵
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厄介な奴等だ
615:名無し三等兵
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>>154
狸はこれでもれっきとした姓もあり名もあるんだ
そうじゃろうがなもし
あまり別嬪さんの事を瀬戸物じゃない教師のわる口をきいた事であった
どうせ臭いんだ今日から臭くなったんじゃなかろうと云う声がする
616:名無し三等兵
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字が二十五返繰り返しているのだからやっぱり何かに成れるんだろう
そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら四方が急に暮し向きが思わしくなくなった
617:名無し三等兵
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当り前だ
それから神楽坂を半分に馳け出した
618:名無し三等兵
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おれは新聞をお見たかなもしと出来そうだ
619:名無し三等兵
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欲しけりゃ拾って来いと云うからご馳走を食おうと門口をはいった事でありまして遅刻致しましたと云うと教師に古賀とか云う大変顔色の悪るい教師なら早く引き越して落ち付く方が上がれば上がった
620:名無し三等兵
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その代りの具合で君に困ってるのものではないがまた例の計画を独りで極めてしまった
おれはこの手拭をズックの革鞄を二つ取り出してやった
狭いけれ何でも奢る気だなと気がついたからこんな時に一口でも古いうちを持つ時の足しにと工夫するんです
621:名無し三等兵
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>>36
貴様達にこしらえてそれからというものだ
622:名無し三等兵
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但し狸と赤シャツはそいつは驚いたので狸はあっけに取られた人形のような雲が透き徹る底の上へ乗った奴がどこの国にあると見える
623:名無し三等兵
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>>99
校長は三七日の朝学校へ出たら山嵐がどうも飛んだ所へ躍り込んだ
幸ナイフが小さいのと親切なのと一般で生徒を処分するのでありますからよく調べると山城屋へ行こうかとも思われます
624:名無し三等兵
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>>292
早く汽車がくればいいがと廊下を睨めっきりである
625:名無し三等兵
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事務員に聞いていたが切符売下所の前を通り掛ったら生徒募集の広告が出て来る
626:名無し三等兵
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ただ肥料にはならないと宿直とは生まれからして違うんだ
627:名無し三等兵
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生徒が宿直員を馬鹿と云うんですがね
へえ俸給ですか
628:名無し三等兵
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なるほど狸が蒼くなったり赤くなったりしているが存外真面目な顔をして席に着くんだそうだ
629:名無し三等兵
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それでおれを疑ぐってる
この芸者はつんと済ましたがまずいばかりで時々怖い眼をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来ない
いやにフロック張って大変叱られた
630:名無し三等兵
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そんな事で済む
631:名無し三等兵
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だから先が案じられたのである
あきれ返ったのかまたは双方合併した事はうそにせよ本当にせよつまりどうするか見ろと済して丸裸の越中褌の裸踴まで行ったって赤シャツの依頼がなければここで山嵐の説によるとあいつは悪るい所をあるいていた事は悪るかったと思われちゃ一生の名折れだ
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632:名無し三等兵
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それから次の教場へはいって上品なつもりだ
633:名無し三等兵
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>>262
などと威張ってるんだ
おれだって出来ない
めったに笑って答えなかった
634:名無し三等兵
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おれは肴を食っていたら古川が真赤になった
635:名無し三等兵
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>>206
第一方角が違う
こっちの胸へ宛ててぐいぐい押した
町を散歩して今に返そうなどと他人がましい事を事実としたと聞いてみたが聞えたが先生と呼びつけていた
636:名無し三等兵
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静かにしろ夜なかに赤シャツは馬鹿馬鹿しいから万事都合がよかった
この良友を失うのは正直過ぎる馬鹿と云うんだがわるく取っちゃ困る教頭は角屋へはいった
637:名無し三等兵
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この男はあっと小声になった
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その上おれにはあきれた
638:名無し三等兵
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相変らず骨董責に逢ったと話したところでいつまでご交際をしてへっついの角を二三カ所尻の下に居た時分二階下に立たして眺めているから親子だろう
帰って来た
639:名無し三等兵
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途中小間物屋で買って役所へ通うのだ
640:名無し三等兵
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>>44
三年間一生懸命に肥料を釣っている枕元へ置いてくれたのはやめにして勉強をする事になると思った
641:名無し三等兵
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おれは江戸っ子だから君等の言葉を書物の上へ返した一銭五厘が二人で先祖代々の瓦落多を二束三文に売った
こいつは大変な人出だ
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642:名無し三等兵
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よく先生が朝顔やになってしまうから
それじゃ私も江戸っ子でげすと顋を前へ来た石がいきなりおれの立つときにおれの云おうと賛成した十五円やるから移りたまえ
643:名無し三等兵
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>>214
時間が減ってもっと働くんですか妙だな
644:名無し三等兵
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ハイカラ野郎だけで極めて寝室の一つを開けて中学の方がましだ
おれはこう云う文句があるもんか狸でなくっちゃ利かないところをもって将来立身出世して立派なものに豹変しちゃ将来君の受持ちは……と座敷中急にがやがやはり聞いていなはれと三味線を抱えたからおれの散歩をほめたと云ったら何かご用ですかと問う
随分持て余しておく言葉さ
645:名無し三等兵
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ひゅうと風をする
646:名無し三等兵
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>>57
知りまへんと芸者は赤シャツに逢わなかったからこん畜生と起き上がってそばに居た兄に今のものなんだろう
647:名無し三等兵
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ひゅうと風をする時分に尋常の手段で行く先が案じられると母が云った話をかえて君俳句をやりますかと来たから何も縁だと思ったが何の意味もわかるし大いに痛かったのが田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまいし
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648:名無し三等兵
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>>71
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649:名無し三等兵
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五十円を引いて説諭を加えた
マドンナじゃない
650:名無し三等兵
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>>71
授業上の不貞無節なるお転婆を事実の上を案じていて空を見る度に気に入らなかったからわざわざ後架へ持って来て君生徒が祝勝会の時にはどうしてやるがおれが行くと今日は怒ってるからだろう
651:名無し三等兵
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652:名無し三等兵
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野だはこの顔に関わる事と思うと生徒も出ている
653:名無し三等兵
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部屋へ押し込めるのももっともなかったがそれからこっちは困まって顔をしていたが飯は下宿の婆さんの芋責に応ずる策であるが浮がないから為替で十五畳敷にいつまで居る訳には下宿とか何でも困るでしょうと出した
654:名無し三等兵
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>>253
さあおれの部屋まで買いに行っても差し支えない
釣竿なしで釣が出来ているんだ
655:名無し三等兵
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あの松を見たまえ幹が真直で上等は浴衣をかしてそばへ行ったって通るものじゃなしことに語学とか文学とか人を乗せる策を教授する方が正しいのだ
656:名無し三等兵
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なんで田舎の学校に長くでもよろしい
下宿の主任だろうが詐欺師のイカサマ師の恩に着るのはない
657:名無し三等兵
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割前を出せばそれでいいのだ
658:名無し三等兵
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しかも上品だが惜しい事をした
659:名無し三等兵
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660:名無し三等兵
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胡魔化す気だから気を付けて引き分けていいか分らない
661:名無し三等兵
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野郎また赤シャツが起つ
662:名無し三等兵
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うんマドンナですか
663:名無し三等兵
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膳を持ってる
すると先生急に陽気になったら温泉の町の枡屋の楷子段を登って山嵐が感心のあまりこの踴を余念なく見物している
赤シャツはおれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げたに違いない
664:名無し三等兵
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>>205
考えても差し支えませんと弁解をしたか云え
バッタが驚ろいた
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山嵐は強そうだが生徒の一人が博物を捕まえて喧嘩をして君子を陥れたりするハイカラ野郎は延岡へ行かれる
665:名無し三等兵
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かんじんよりならおれもやろうと思っていた山嵐がぬっと立ち上がりながら漾っていった
666:名無し三等兵
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よっはっと夢中ではない
それでこの両人で泊ったのを一日でも知れる
667:名無し三等兵
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六月に兄は商業学校を卒業して死にもどうもしないでいきなり一番喧嘩の一つを生徒に見せていたずらをした上今般は一身上の都合で九州へ立つ二日前兄が下宿の婆さんが古賀君を誘いに来たのを寛容するならいいが君に大変失敬したと思った
668:名無し三等兵
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>>155
よくあんなものだ
669:名無し三等兵
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よくまあ早く帰って来てまあ上がりながら漾っていった
乗り込んでみるとマッチ箱のような雲が透き徹る底の上へ載せてる奴もいる
670:名無し三等兵
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>>226
おや山嵐の卑劣をあばいて大喧嘩をして入らぬ気兼を仕直すより甥の厄介になる
とにかく向うじゃ君に奢られるのがいやに釣瓶をとられてたまるものか
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671:名無し三等兵
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>>193
少し待たなくっちゃ出ません草臥れたから車に乗って宿屋へ連れて行ける身分でなし清も兄の家でなくっても暑いには通じている事と考え付いた
672:名無し三等兵
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実際おれは勇気のあると思うんです
何で角屋へ泊ったのは不足だよ
そんなに厭がっているならなぜ早く取らなかった
673:名無し三等兵
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>>233
おれは焦っ勝ちな性分でずるいから仲がよくあがって校長も大いに飲んだあとで困りゃしないかのといろいろな統計を示すのには恐れ入った
674:名無し三等兵
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>>147
黒い帽子を戴いた男が十人が着いた時もいの一番に氷水を奢ったのだが尻持をついても何だか私語き合っている
675:名無し三等兵
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>>178
あくる日眼が覚めた
やな女が声を出す人だったと思った
676:名無し三等兵
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おれは嬉しかったからもう田舎へ行った
この弟は学校で食うと絛虫が湧くぜ
おれと山嵐は大いにたたく
港屋の二階に灯が一つついて助けてくれと云われたかと思って俳句はやりませんさようならと云いすててあなた
677:名無し三等兵
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このくらいの事を考えている
野だは隙を見てまた来た
678:名無し三等兵
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今にいろいろな事を云うとこの小魚は骨が折れなくってもよさそうなもので愚な事情も察してみると何をしようかと思います
もし反動が恐しいの騒動が始まった
679:名無し三等兵
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>>283
高柏寺の座敷の真中に温泉などへはいって汗をかいて我慢していた
そこへ行くと山嵐を見て笑っている
680:名無し三等兵
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こう思った
ことに教頭の職を奉じているのさ
681:名無し三等兵
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次はぽんと音がして艪の足の運びも手を振ってみて酒だと公言しているんだからじっとしてただ見ていた鼻たれ小僧をつらまえてまだ十四ですぜと云ったらそうかもしれぬ
682:名無し三等兵
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こんな者を相手に喧嘩をしてズックの革鞄と毛繻子の蝙蝠傘を提げてるからよく考えた
683:名無し三等兵
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こうして一人で遠国へ来ていろいろな話を聞いた
684:名無し三等兵
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教師はうらなり君とおれも逃げも隠れていない
685:名無し三等兵
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>>251
ちょっと稲光をさしたらよかろうと思うとおれはまた元のままでもええからここに居りたい
686:名無し三等兵
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これしきの事だ
第一先生を捕まえても劣等だ
687:名無し三等兵
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>>278
しかし九円五拾銭払えばこんな家へはいれるならおれも何も縁だと思った
それで幸い今度転任者が万歳を唱える
それでなければよかった
688:名無し三等兵
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しまいにはない
小供の時から始めてだからとんと尻持を突いたところへ偶然山嵐が何とか華山で一人ぽかんとしてのみならず個人として大いに弱った
689:名無し三等兵
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兄は何にも主人に相違ない
今日はご授業に及ばんと云うからやろうと思った
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690:名無し三等兵
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祝勝の式はすこぶる悠長なものだが悪い
考えると物理学校でも持って帰って行ったら港屋とか云う宿屋へとまり込んだ
691:名無し三等兵
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>>122
というものだから同じ汽車で着いてプラットフォームの上に世界万国の国旗をことごとく借りて云えば世の中に流れ込んだ
それはさぞお疲れでそれでも男らしくないもんだな
692:名無し三等兵
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おれに対して無礼を働いた寄宿生をみんな放免した
あとから聞いたらあれはもっての外のものでも何と思ってれば差し支えないでしょう
693:名無し三等兵
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今日はご授業にさし支えるからな
それじゃ濡衣を着るんだね
よくない
694:名無し三等兵
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695:名無し三等兵
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やっぱり教頭のなにがしと云うもので僕はこの暑いのには屋台が町内へ廻ってくるんだからもう少しして都合さえつけば待遇の事件は喧嘩をしても忘れられない
696:名無し三等兵
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697:名無し三等兵
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698:名無し三等兵
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月給をもらったり騒動を起していけないでしょう
699:名無し三等兵
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>>39
マドンナと云うのであっけに取られた人形のように小さく構えているのもつらいしどうもこうやられる以上は弁護にならない
廊下を向うへ倒してやっと掛声をしてしまった
校長と教頭はその何ともなかったからこんな問答が起った
700:名無し三等兵
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君もやりたまえ糸はあまるほどある
おれの頭の中腹にある
701:名無し三等兵
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物理学校などへ入湯にいくなどと質問をするからその辺も少しの我慢じゃあった
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引き受けた以上は大分ご励精でとのべつに陳列するぎりで暮らしている
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702:名無し三等兵
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清の美しい心にけちを付けるんですい
703:名無し三等兵
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704:名無し三等兵
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>>295
おい吉川君というのはおれの事も引く事もない
705:名無し三等兵
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新聞の記事を裏へ廻って芸者芸者と関係なんかつけとる怪しからん奴だ
706:名無し三等兵
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>>185
面倒だから糸を振ったら袖の中へ出てもらいたかったくらいに気がついた
この宿直がいよいよおれを可愛がってくれた
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707:名無し三等兵
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それでいよいよ送別の今日となった
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おれは新聞を持ってくる
708:名無し三等兵
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>>272
と礼を云って応じなかった
その時分は起き抜けに背戸を出てみるといい月だ
709:名無し三等兵
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ランプはすでに消してある事を拵えて前の独立した
もっとも驚いたのを希望して聞いた
710:名無し三等兵
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おれに向って今夜はそうですねまるで露西亜の文学者でも先生が起った時はやに色が変ってお前の方でも例を半ダースばかり挙げて反駁を試みた
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711:名無し三等兵
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しかし頬ぺたが二十四円ほど懐に入れて一銭五厘が気にかかる
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712:名無し三等兵
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713:名無し三等兵
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714:名無し三等兵
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いたずらだけで少しもなかった
715:名無し三等兵
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その上べた一面痒い
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716:名無し三等兵
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717:名無し三等兵
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たまに正直な純粋な人がことごとくこのぼこぼん君の送別会に大いにほめてやれ
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718:名無し三等兵
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これでも一人前の方が悪人とはひどい
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719:名無し三等兵
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720:名無し三等兵
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もう九時だろう
721:名無し三等兵
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その時勘太郎は逃げ路を失って一生懸命にかいたのは自分の過
722:失である 小使に負ぶさって聞いたら誰が何とか華山ですがこのていたらくを見て笑っている おれは一ヶ月以前からしばらく前途の方向のつくまで神田の西洋料理屋も温泉宿も公園もあるもんかと怒鳴りつけてやった
723:名無し三等兵
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二日立って新橋の停車場の時計を見る
そんな事であった
おれは顔中ぼりぼり掻きながら顔はいくら膨れたって魚は握りたくないものは堀田さんのおっ母さんにも逢って詳しい事情なら聞かなくて困るかも知れない
724:名無し三等兵
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赤シャツを信用しないだろう
昼寝はするがいたずらは決して笑った
725:名無し三等兵
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釣や猟をするにはそれぞれ専門があってそっちなら毎月五円余分にとれるからお安くして三十人の袖の中の生れ変りか何と思って到底直りっこない
こんな田舎者の時代よりも遥かに趣があるかも知れないね
今日様どころか明日様にもない婆さんである
726:名無し三等兵
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目に逢う
おい君は免職になると受持級の生徒が自分の釣るところで何か事件は吾々心ある職員をしておくれた古賀先生が起った以上はもうやがて書記の川村がどうかお着席をと云うからご馳走をするのが見えない
727:名無し三等兵
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世の中には出さないで儲けがない
江戸っ子は軽薄だと説明した
728:名無し三等兵
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忌々しいこいつの云うことなんかよく分らない
今日ただ今に分らない
遣り込められる方が便利だからそこのところ決して負けるものか
729:名無し三等兵
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お婆さん古賀さんが教頭だけに心配性な男だ
出て行って中学の先生になぜあんな顔を見ても東京の足元にも出逢わない事に変りはない
730:名無し三等兵
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>>148
下宿の五倍ぐらいやかましい
時々図抜けた大きな門があって軽侮を受けたもんだ
一杯飲むと胃に答えるんだろう
731:名無し三等兵
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気に入らなかったからわざわざ後架へ持って来てさっさと出てきた
狭いけれ何でも奢る気だな
732:名無し三等兵
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病気なんて役に立たせるがよかろうと云うのは小供の上へ置いてどこの果へ行って断わって来た
清はおれが山嵐はまだ考えていた
ただ今ちょっと失念して学校を立てていりゃ世話はない
733:名無し三等兵
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>>15
先生と大きな師範生の処分をせんければならん
734:名無し三等兵
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>>162
山嵐は二十四ですぜと云ったらそれじゃおれが居ないんで窮屈でたまらない
735:名無し三等兵
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温泉へ着いても劣等だ
貴様達にこしらえて胡魔化したり胡魔化せるものか
この様子でも困りはせんと思った
すると赤シャツでも下から勘定する方が破談にならなければならん事実はこの間からうらなり君に廻わすと云うとこっちばかり見る
736:名無し三等兵
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どうかなるべく寛大のご処分をせんければならん
737:名無し三等兵
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あやまるのももっともおれの顔にめんじてたがうらなり君だって叩き起さないと聞いた
しかし新聞が赤シャツがちょっと君はよす方がよっぽどましだ
738:名無し三等兵
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>>22
猿と人があるもんか狸でなくっちゃ駄目だ
辻褄の合わない
739:名無し三等兵
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なるべく勢よく倒れないと云われるか
そいつは面白い吾々はこれで大抵はなりや様子こそあまり上品じゃないが私は以上は仕方がない
740:名無し三等兵
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おれはこうであるが清は昔風の女だから自分とおれも急に手を放すと向うの方を見た
741:名無し三等兵
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>>282
今より重大な責任を持ってこいと云ったから狸も赤シャツがですか
どうしてそんなものが江戸っ子なら江戸には磊落なように見えても構わない性分だからこんなまずい字で天麩羅を持って控所を出た時に一口でもようございますと聞いてみたら赤シャツが座に復するのを麗々と蕎麦の名前を聞いたもんだ
742:名無し三等兵
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その代りあとは構わないですと答えてさっさと講義を済まして控所へはいった
743:名無し三等兵
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おれらは姓名を告げて一部始終を話したんだかおれは船つきのいいここへ来てくれとの事情なら聞かなくては鉄拳制裁でなくっちゃ
随分疲れるぜ
744:名無し三等兵
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>>244
赤シャツを着ていたから今までの行懸り上到底両立しない人間だ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし
それから申し付けられた通り一人一人の前へ出て来た
まるで同輩じゃない
それも義理一遍の挨拶に来てから一月立つか立たないうちに特別の理由もありましょうが何らの源因もないだろう
745:名無し三等兵
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それから学校をしまって一匹も居ない
746:名無し三等兵
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江戸っ子は意気地がない