22/03/13 05:49:08.26 hkc018gVM.net
ロシア軍は12日、ウクライナの首都キエフに向けて進軍を続ける一方、東部ドニプロ、南部ミコライウなど主要都市へ激しく攻撃した。
全国規模に戦線を拡大し、ウクライナへの圧力を強めようとしている。
米国防総省高官は11日、北東部からキエフに向かう露軍が、中心部から20~30キロの地点まで接近したとの分析を示した。
北西部から進軍する部隊は中心部から15キロ付近でとどまっているものの、後方から援軍が加わる動きがみられるという。
ロシア国防省は12日、キエフ郊外にあるウクライナ軍の無線センターを「高精度の長距離兵器で攻撃し、無力化した」と発表した。
英BBCなどによると、キエフでは12日未明、空襲警報が発令され、大規模な爆発が複数回発生した。
英国防省やウクライナメディアなどによると、12日にはドニプロ、ミコライウのほか、北東部チェルニヒウや東部のハリコフとスムイでも露軍が街を取り囲み、激しい攻撃を続けている。
ロイター通信によると、露軍や親露派武装集団に包囲されている南東部マリウポリでは12日、イスラム教のモスク(礼拝所)が砲撃を受けた。トルコ人ら約80人が避難していたといい、多数の犠牲者が出た可能性がある。
11日に初めて攻撃を受けた西部ルーツィクの軍用飛行場について、地元市長は12日、国営通信に「完全に破壊された。
市民のパニックと恐怖を高めるために攻撃された」と訴えた。
米国防総省高官は西部にも及ぶ攻撃範囲の拡大について「今後、攻撃が続くことの予兆なのかは分からない」と警戒感を示した。
戦線拡大の背景には、主要都市に打撃を与え、首都での決戦を前に降伏を迫ろうとする思惑もありそうだ。
セルゲイ・ショイグ露国防相は11日、1万6000人以上の中東出身の「志願兵」がいると明らかにした。今後、市街戦などに投入される可能性がある。
ウクライナ軍などは11日、ベラルーシの集落を露軍機が空爆したとし、ロシアがウクライナによる攻撃と見せかけ、ベラルーシに派兵させようとする偽装工作だと主張した。米国防総省はこの空爆について「確認できない」としている。
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