21/07/17 10:28:45.53 dqDZ5D/h.net
四つの世代(老年期、中年期、青年期、少年期)の内、最大の権力を持っているのは老人です。
このモデル、年功序列が前提で、最大最強のアライアンスをもってる老人が権力を握るのは必然。
ところが、春夏秋冬の時代のムードを作るのは、幼年期を経て選挙権を持って社会に参加してくる「青年期」です。
青年の世代キャラが季節を作る。
例えば、戦争中に生まれ、戦時の少子化の社会で多感な幼年期を送った「芸術家」世代(コロナ下で他界している老芸能人)が青年期に達した戦後直後の1950年代。
当時の日本は貧しいかったが、凄い数の歌謡曲とそれを歌う歌手が出現した。イギリスはビートルズですが、日本でも美空ひばり以下、特異な「高揚」の春に突入した。
現実無視の理念先行、訓たればかりやってる「預言者」世代(現団塊老人)が青年期に達した1970年代。
社会は喧騒と学生運動と共産主義全盛の「覚醒」の夏に突入した。
社会を全く信用してない、welcome to this crazy timeなわしら「遊牧民」(現中年ネトウヨ)が青年期に達した90年代。社会は「分解」の秋に突入した。
そして、今の明らかに少子化の下で平均教育水準が高く規範意識の高い「英雄」が青年期に達した「今」。
「世界大戦」の「危機」の冬に突入しつつある。
そして、今後、10-20年で「何らかの決着」がついて、また「高揚」の春になる。
ポイントは、自由民主主義。
最大の権力を握っているのは老人ですが、社会参加してくる青年にもきちんと権利を認め、社会参加させる。
それが、フォースターニングのサイクルという社会を発展させるエンジンが回る原動力です。
その意味で、独裁国家で世代交代が進まず習近平独裁体制に陥りつつある支那。
社会構造上、いずれは落伍します。